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幕間:同じ空の下で

20260224_0

!SYSTEM
エルネスタが入室しました
!SYSTEM
アンゼルムが入室しました
アンゼルム
はあはあ
エルネスタ
よろしくお願いします
場所とかシチュエーションとかイメージはある??
アンゼルム
そうだなぁ
んーと
話してもいいと思う時、と考えると
エルネスタ
うん
アンゼルムの身の上話的なのだと、やつが話しそうな場面である必要がありそうなのよな
アンゼルム
そうそう
慣れ親しんだ場所や、他に人が居ない状況だったりするのかな
エルネスタ
慣れ親しんだ場所かあ
イルスファールでなんかそういう場所ありますか
いつぞやの屋根の上みたいなのでもいいかもしれないが
アンゼルム
ほししべ、借りた部屋、お互い慣れた森(手合わせした場所みたいな
それでもいいのかも
<屋根の上
エルネスタ
話しがあるって呼び出す感じ? それとも何となくそういう感じになるのかな
どっちでもOKだけどそれえで導入をかえようかと
アンゼルム
ん~~どうしようかな
どっちでもおかしくないからな、珍しいのは前者か
エルネスタ
おk
珍しいのはそう
アンゼルム
ドキドキする話(間違いではない
改めて、でもいいのかも じゃあ前者にするか
エルネスタ
ほししべの屋根の上…… でいい? のか?!
アンゼルム
いいよ!!
エルネスタ
OK あとはー 後から入りたいか最初から居たいか
これだけ決めたら描写するます
アンゼルム
最初からにしよかな
エルネスタ
じゃあエルネスタが後から来るかんじね
では描写するで~~~~
アンゼルム
よろしくおねがいします
 
 
 
夜空の下―― 冒険者ギルド〈星の標〉の屋根は、昼のあいだに溜めこんだぬくもりをとうに手放して、ひんやりとしていた。
それでも、ひと月前とは明らかに違う。触れたときに感じる冷たさにも、頬を撫でる夜風にももう刺すような厳しさはない。季節は、ゆっくりと移ろっている。
眼下の街からは、人々のざわめきや、石畳を叩く馬車の車輪、店の扉から漏れる笑い声、それらが混ざり合って、ざわめきとして響いている。
軒先に吊るされた魔動灯や、家々から漏れる明かりなど、それら無数の明かりのおかげで、街はまるで地上の星座のように輝いていた。半面、見上げる夜空はどこか寂しく、闇を抱いている。星を冠するギルドの屋根から、星がほとんど見えないというのは、どこか皮肉な話かもしれない。
そんな屋根の端に、ひとつの影があった。
エルネスタ
という感じかしら
アンゼルム
おけい
アンゼルム
片膝を抱き、無数の明かりに照らされる地上をぼんやりと見下ろしている。
エルネスタ
何か打ってる?
アンゼルム
人々の営み雑音は聞き流し。やがて飽きたのか、何も映らない夜空を見上げた。
アンゼルム
ってないです
といれ……
エルネスタ
おk
アンゼルム
もどり
エルネスタ
少年は、はたしてどれくらいそうしていただろうか。
少年の背後、屋根の下のほうから、かすかな物音が聞こえた。
「っ、と……よい、しょ……」
やがて、屋根の縁からぬっと金色の頭が現れた。
「っと…… ふぅー」
少女だった。乱れた金髪を夜風になぶられながら、瓦の縁に腕をかけ、ずりずりと身体を引き上げている。少年のシルエットを認識すると、ペースをあげて登り切った
「ほんとに居た。――まったく、なんでこんなところに呼びつけるかなぁ」 声色には、どちらかというと面白がるような響きがある。めずらしく置き手紙など見つけたと思ったら、指定された場所はここだ
エルネスタ
おかえり
アンゼルム
屋根の上で靴を鳴らされたその時、背後に振り向いて笑みを向けた。地上側の優しい光が、ぼんやりと少年を照らす。
エルネスタ
エルネスタ。少年の冒険仲間であり、森育ちの少女。
夜風に金髪をなびかせ、身軽に傾斜を歩いて、アンゼルムのそばまでやってくる。
――へぇ」 小さく、弾んだ声。
「ねえ、おんなじ街なのに、ぜんぜん違って見えるね」 ちょっと目線が上がっただけなのに、と
アンゼルム
(筆の遅さがまずいな、という顔をしているPL)
エルネスタ
ゆっくりこい
アンゼルム
「視点を引けば別の顔が見える、みたいな?」 小さく笑って
エルネスタ
すこし笑って、 「そんな感じ」 さっきまであの中にいたのだ。少しばかり、不思議な感じ
と、屋根の上から眼下を見下ろして―― 「っ」 と顔をひっこめた。
「危ない、下のひとと目が合いそうになっちゃった」
見つかったら怒られちゃうもんね、と小さく舌を出す。
アンゼルム
「ふふ、近くで見たくなる気持ちもわからないではないよ」
そうは言いつつ、自分は既に飽きてしまっていたが……
咳払いをするわけでもなく、ほんの少しだけエルネスタの顔を見てから、
「ようこそネスカ、来てくれてありがとう。気の利いたものは用意してないよ」 座りながら、焼き菓子をエルネスタの手に押し付けた。
エルネスタ
押しつけられたそれを反射的に受け取ってから、手のひらの上の焼き菓子を見下ろした。包んだ油紙の隙間から、ほんのり甘い匂いがする。
――言うわりに、ちゃんといいものあるじゃん」
アンゼルム
「そう? もっと大きい方が好きそうだとは思ったけど」
エルネスタ
「♪」 と上機嫌に、焼き菓子を口の中に―― 放り込もうとして、
「……はれ?」 ふと、意識がどこか遠くへ引っ張られる。屋根の上。頬を撫でる風。隣に彼がいて、手のひらに食べ物のぬくもり、
「そういえば―― あのときシュンカでも、こんな事をしてたような」 ふふ、と面白そうに笑った
エルネスタ
しゃっくりがとまらねえぜ
飲み物を用意する!
アンゼルム
「あの時は朝だったね。焼き芋と比べたら……ほら」 小さいでしょう
エルネスタ
「いろいろありましたなぁ……」 しみじみ。
いろいろ、で済ませるには、いろいろなことがありすぎた。
焼き菓子をひと口かじった。さくり、と小気味の良い音。
もぐもぐと咀嚼しながら、
――で?」 あっけらかんとした声だった。
「何か用があったんでしょ。……アンゼがわざわざこんなところに呼び出すなんて、珍しい」
焼き菓子のふたくち目を頬張りながら、エルネスタは答えを急かさず、視線だけを向けて、静かに待っている
エルネスタ
まだ続くときは続く感じに書いてくれれば
アンゼルム
ほい
エルネスタ
のんびりやりましょう
アンゼルム
「色々……そうだね。色々あって乗り越えて、お互い冒険者が板についてきたし、っていうタイミングだから」 うん、と頷いて
アンゼルム
のんびり
エルネスタ
どうしました
アンゼルム
本当にごめんと今更ながら謝罪しておこう……今日は本当に遅いようです
エルネスタ
そういうこともある
なんかやりづらいことがあったら言ってね
アンゼルム
「そろそろ、話さずにいるのも……なんていうんだろうな。不思議と不誠実に思えてきてね」
エルネスタ
「………」 どうしたんだろう、ほんとうに珍しい。こんなに改まって、なんて。
ま、まさか―― いやいや、そんな。
「へ、へぇ……? あ、改まって、なにかなー」
アンゼルム
それでも言いにくいのを誤魔化すように宙に少し目を泳がせて、 「つまるところ、身の上話でも、と」
「君のことは大分、明かしてくれているよね。隠す必要もないからだろうけど……」 簡単な生い立ち、旅する目的、だとか。
エルネスタ
―――」 アンゼルムと旅をするようになって、それなりの月日が経つ。けれどこの少年は、自分のことをほとんど話さなかった。
最初のうちは、エルネスタも興味津々だったのだ。どこで生まれたの、家族はいるの、なんで冒険者になったの――焚き火を挟んで問いかけるたびに、なにかと理由をつけて話題をすり替えられた。何度目かにはぐらかされた後、エルネスタはそれ以上踏み込むのをやめたのだった。
―――それが、今。
「ごっくん」 エルネスタはゆっくりと焼き菓子を飲み込んだ。そして、少しだけ姿勢を正した。
エルネスタ
ひっく
アンゼルム
しゃっくりさん!?
エルネスタ
しゃっくりさんがとまらねえ
アンゼルム
30分くらい経ったかな……
エルネスタ
(打ってないです
アンゼルム
無線がきれてましたかなぴ
アンゼルム
眼下に広がる街並みを焚き火代わりに、それを通して口を開く。
エルネスタ
それはかなぴー
アンゼルム
「俺はね……どこで生まれたか、知らないんだ。オルトラント地方のどこかで、師匠にあたる人物に拾われた。それが始まりなんだと思う」
エルネスタ
「……うん」
その光を瞳に映し、そっと少年の横顔を見つめている。
アンゼルム
「物心がつく頃には、厳しい修行がお待ちかね。気がつけばご同輩が居た。それが身近な人の集まりだったから、強いていえばそれが家族にあたったのかもね」
エルネスタ
エルネスタは少し考えてから、自分の額のあたりを指先でとん、と示した。 「アンゼと同じような――ひとたち?」 
アンゼルム
「半々、くらいかな。正確には覚えてないけど、全員がそうではなかったような……」 人間も居たよねえ、と視線は過去を見る。
「修行をすることが普通だったから、厳しいとは思っても、そんな日常にあまり疑問は抱かなかった。身体を動かしたり、何かを的にしたりすること自体は、嫌いじゃないしね」
エルネスタ
「そうなんだ……」 嫌いじゃない、というのはそうなのだろう。彼が技や身のこなしを披露するとき、どこか楽しんでいるような節もあるし。
気になるのは、つまるところ、どんな集団で、何のための修行だったのか。そして、そこからどうして離れているのか――。けれど、急かさない。アンゼルムが自分から語りはじめたのだ。
「アンゼの技は、そこで身につけたものなんだね」 鮮やかな手練の技
アンゼルム
「そういうこと。修行の賜物です」 おかげさまで食い扶持に困らずに済んだ。
エルネスタ
「アンゼがそう言うくらいなんだから、さぞ厳しい修行だったんだろうね」
(あのひとも厳しかったけど……) たぶん厳しさの種類が違うような気がする
アンゼルム
「前にした置き去りの話は全然誇張じゃないよ~」 あはは。
「疑問が生まれたのは、どの時点だったんだろうな。小さなきっかけが積み重なったのかな」
「修行の目的なんて、考えたことがなかったから……」
エルネスタ
「……傭兵団とか……そういうもの、だったのかな」 何となく、後ろ暗い想像が頭をよぎらないわけではないが、それよりも順当な想像を言葉にしつつ、
「きっかけ?」
アンゼルム
「最近見なくなった奴がいる、とかね」
エルネスタ
「アンゼの仲間が、だよね。ええと…… 厳しい修行に我慢できなくなって、逃げ出した――とか」
アンゼルム
「そう、……仲間、うーん、仲間」 あまりしっくりこないようだが、とりあえず頷いている。
エルネスタ
「………」 違うんだ、と。膝を抱えて、少年の言葉の続きを待つ
アンゼルム
「そういう奴もいたかもね。俺は修行で死んだと思ってたよ」
エルネスタ
「お、穏やかじゃないね……」
アンゼルム
「ある時、夜更けに俺を含めた数人が師匠に連れられた。何をするのだろうと思えば、闇夜に紛れて人の暗殺だったよ」
「人の殺し方というのは、それまで教わったことが無かったんだけど……随分な実地訓練だったな」
エルネスタ
―――、」 言葉を失う。目を見開いて、少年を見つめた。
アンゼルム
「仲間の反応も、少なからず動揺はあったようだけど……まあ、一旦は生きるためだからね。そういうことから逃れようもなかった」
未だ何も瞬かない、暗い夜空を見上げる。
「それを境に、修業の成果を示すのは、人が相手なことが多くなっていった。一体何が目的だったのかは、それではっきりしたね」
エルネスタ
「アンゼ……」 エルネスタとて、人を傷つけたことがないとは言わない。剣の時代だ。冒険者として旅をしていれば、刃を向けなければならない相手はあらわれる。
けれど、それとこれとでは性質が違う。旅の中で何度も見てきた――離れたところから、音もなく、一投のもとに相手を沈める。いつも頼りにしているその技巧が、なんとなく、すとんとつながってしまった。
アンゼルム
懐からもう一つの焼き菓子を取り出して、一口食んだ。
「……とまあ、人の足を引っ張るような集団にいたわけだ。じゃあなんで、俺がそこから出てきたのか……出てこようと思ったのか。出てこれたのか、て話ね」
エルネスタ
「う、うん……」 声は、少し掠れていた。
不思議なことに、怖いとは思わなかった。誰も知らない、夜の秘密を知ってしまったような別の感情。
アンゼルム
「……やめとく?」 口元に微かな笑み。
エルネスタ
――ありがとね」 考えるより先に、口から出ていて、 「あ、いや――途中でお礼言うのも変か。うん、変だね。ごめん、続けて」
金の髪のひと房に触って、 「……聞いてるから」
エルネスタ
聞いてるのですが これは分割したほうがいいか…!?
アンゼルム
わかる~
エルネスタ
つぎいつごろならできそうでしょう
アンゼルム
終わらせちゃいたい気分は大分ある あるが
とりあえず次の日以降って感じ 土曜夜は✕
エルネスタ
平日だからこのまま続行はちょっとむずかしい
アンゼルム
おけ~
気にせず打ってるかもしれないけど続きは今度で大丈夫なので
エルネスタ
りょうかい
卓もやりたいなあ
アンゼルム
お付き合い感謝 ごめんな……
いきなさいしんじくん
エルネスタ
一旦おつかれさま
アンゼルム
おつかれさま~またよろしく
あれから打ってることなどなかった
ウィ~~~~~~!!
パーティのはじまりだぜ
エルネスタ
ほい
やらしくおねがいします
アンゼルム
ねっとり照らし
エルネスタ
アンゼルムのターンからだぜ!
アンゼルム
よろしくおねがいします
ウィ~~~~~~!!
アンゼルム
何に対してか、明かしたことについてだろうか。薄っすらと予想しながらも小さく頷いた。
穏やかであれど寒さ残る風が、互いの髪を撫でる。
「さっきの、初めての暗殺しごとの時。標的の中に、自分と同じ年くらいの子供がいた。明らかに戦い方を知らずに育った子供だ」
「そんな奴、当然自分の身近には居なかったからね。なんだか別の動物でも見ているような、それでいて自分たちと近いような、妙な気分だった」
エルネスタ
「……そんな子供まで、どうして?」 「アンゼに聞いてもしょうがないのかもしれないけど」
アンゼルム
「さあね……依頼者の要望でしかないと思う」
膝下で少し俯いて、衣服が口元を隠す。
エルネスタ
「………」 森を出て、良いものと同じくらい、ひとの悪意を感じることも増えたが――それにしても。
「ごめん……」 息をついて、切り替えを試みる 「それは、アンゼが何歳いくつくらいのこと?」
アンゼルム
金色の目元が、街の灯りを微かに返す。
「ん……切り良いタイミングだから、と言っていたし……とおかな」
エルネスタ
「十歳……か」 そのころ自分は何をしていただろうか
――じゃあ、相手の子も」 十歳前後だったと。そんな子を標的にするとは、なんということだろうか
アンゼルム
「詳しくは知らない、けど。背丈とか雰囲気を見た限りは。」
「だから、まじまじと見ちゃってさ。俺は手が止まってたんだ」
エルネスタ
――……」 アンゼルムの表情を盗み見る。
アンゼルム
悲しさや怒りといった感情が張り付いていることはなく、瞳は過去を思い起こして、諦めに近いため息を一つしている。
エルネスタ
「目が合ったの? その子と」
アンゼルム
「そうだね、遅れて向こうも気づいて、目が離せないみたいだった」
「依頼の最中だし、途中で気付いた師匠にそれを咎められた。俺もその子供も我に返って、子供あいつは逃げようと走った」
エルネスタ
「……うん」 ただ頷くことしかできない
アンゼルム
自分の両手の指の腹を緩くすり合わせて、
「俺はその背にナイフを投げた」
「それが、出ようと思った出来事きっかけだね」
エルネスタ
―――………」 エルネスタは、唇を引き結んだ。
責める気はなかった。刃を握らせ、投げろと命じた誰かがいて、従うほかなかったひとりの少年がいて―― そしてそれは過去の話だ。頭ではわかっている。けれど、
逃げようとした子供の背中に、ナイフが刺さる。頭の中で像を結ぶその絵に、胸の奥がちりちりとする。
その先どうなったのか。聞いてはいけない気がして、聞かなければならない気もして――何か言いかけて、やめて、もう一度開いて、また閉じた。
アンゼルム
視線だけ寄越して、その様子を見ていた。口元が隠れたまま、
「依頼は成功で終わったよ。……他に、詳しい内容を聞きたいのかな」
エルネスタ
「………」 膝を抱えるようにして座り直しながら
「ううん……どうかな。あんまり、聞かない方がいいかもしれない。あたし」 膝頭に顎を乗せて、眼下の街並みの明かりをぼんやりと眺める
「全部聞いたら、冷静でいられないと思うから。あたしの性格だと」 半ば言い訳だ。自分がアンゼルムを同じ目で見られなくなりそうで怖い
「それよりさ」
「それがどうきっかけになったのか―― そのあとキミの中で何が変わったのか。……出ようって思ったって言ったでしょ。その気持ちのほうを、もっと聞かせてほしい」
アンゼルム
「そうかもね。気持ちの良い話じゃないし、大抵、許せない類の話だろうから……それ自体は終いにするよ」
エルネスタ
これこれこういう風にやっちまったぜ!ってところまでは聞かないほうがいいかもって意ね(いちおう
アンゼルム
うん
エルネスタ
「……ごめん。自分でも、ずるいって思うんだけど」
今度はまっすぐに少年を見た。
アンゼルム
「難しいこと聞くよね、ネスカは……。違和感を覚えた時点で、変化だと思っているんだ。後になってから、おかしかったことを理解したよ」
エルネスタ
「自分がしていたこと…… させられていたことを?」>おかしかった
アンゼルム
「そう。その集団から離れてから、教わったことさ」
エルネスタ
―――、」 ほかに、アンゼのように気づく子はいなかったのだろうか。
「それが……十歳の頃、……だよね」 「そこから離れて――抜け出せたの……? ひとりで」
暗殺を生業とする集団から、子供がひとりで抜け出すということが、どれほどのことか。
アンゼルム
「まさか。同じ理由かは知らないけど、何度か依頼があった後に抜け出した奴がいた」
「すぐに追手が差し向けられて、抹殺されたよ」
エルネスタ
「………」 言葉を失う
アンゼルム
「……俺は本当に、偶然だった」
エルネスタ
偶然、とは―― 少年の言葉の真意を知るために、続きを待つ
アンゼルム
手元で指を緩く弄くりながら、
「何年か経って……四、五年前かな。ある冒険者一人を標的にする暗殺しごとの依頼があった。師匠を含めない複数人ですることになった」
エルネスタ
「冒険者……」 たったひとりを、複数人で?
アンゼルム
含んでないにょ!
エルネスタ
あごめん
エルネスタ
「……もしかして、めちゃくちゃに強い人だった?」 中にはそんなひとがいることを、エルネスタはもう知っている
アンゼルム
「その時は不幸にも」 小さく肩を竦めて、困ったような笑みを零して首肯した。
エルネスタ
その笑みにつられて、少女も少しだけ笑えた。 「それで、それで?」
アンゼルム
「結果は返り討ち。俺はなんとか隙や時間を稼ごうとしたけど、怪我を負わされて動けなくなった。そうこうしている間に、他は皆逃げていったよ」
エルネスタ
ひゃー、と歓声のような、感嘆のような声を出した。 「たったひとりで、かぁ」
アンゼルム
「死ぬんだな、と直感した。逃げようとか、一矢報いようとか、抵抗する気も湧かなかった」
「諦めてその時を待ったけど、なんか、強く叩かれてね」
エルネスタ
くす、と思わず笑ってしまってから、 「……ごめん。キミの口から、そんな言葉を聞くことがあるとはねー、アンゼ」
アンゼルム
「俺も言おうと思うことがくるなんて、想像もしなかったよ」
「是非、秘密にしておいてほしい」 小さくおどけて
エルネスタ
「わかってる。ふたりだけの秘密っ」
「それで―― その人は、なんて?」
アンゼルム
「何かべらべら言ってはこなかった。ただ一言、『来い』って。気がついた頃には、俺はどこかの宿に居た。知らずの内に気を失っていたみたいでね」
アンゼルム
強く叩いた(クリティカル!)
エルネスタ
「手当までしてくれたんだ……。一体、どんなひとだったんだろ」
アンゼルム
「一言で言えばおじさんなんだけど……怒られてもう一回叩かれたよ」
エルネスタ
ちょっとお手洗いとか
アンゼルム
いっといれ
エルネスタ
続けてて~
アンゼルム
ウィ~~~~~~!!
アンゼルム
「流石にネスカの探し人っぽくはないと思うんだよねぇ」 自分の頬に指を滑らせる。
「空けている日もあったけど、大体一年くらいは面倒見てもらって」
おじさんそのひとが居た冒険者ギルドに一時的に預かられるとかあって」
「……そんな感じで、出られたわけ。」
エルネスタ
「ど、同一人物だったらびっくりだけど……。四、五年前なら、森に居たと思うし違う――かな、多分」 一年くらいは面倒を見てもらったそうだし。多分
エルネスタ
果たして……
アンゼルム
どうかな!?
エルネスタ
「でも、そっか…… 良い人に会えたんだね」
キミも、と。
アンゼルム
「運が良かった……のかな」
エルネスタ
「絶対そうだよ。そんな人に会ったのも、出会ったその人が、自分を襲ってきた子供を見捨てずに助ける人だったことも」
「でも…… ふふ、ちょっと納得したよ。はじめてアンゼに会ったときから、タダモノではない感じがしたもん」 「そんな身の上があったうえに、歴戦の冒険者の手ほどきを受けてるなんて…… うん、納得」
アンゼルム
「それは何より。まあ、うん、ごめんね。そういう感じの育ちだったから、今までは言えなかったんだ」
わし、と自分の側頭部を揉んだ。
エルネスタ
――ん」 小さく頷いて
まあ、 「言えないだろねぇ……」 うん
問いかけても、付き合いが長くなっても。何度聞いてもはぐらかされた。それに少しばかりの寂しさを覚えたこともあったけれど
今ならわかる。話せなかったのだ。
エルネスタは風に乱れた金髪を耳にかけて、
「……話してくれて、ありがとね」 さっきも同じ言葉を言った。 「ずっと、この先も、あたしに隠しておくこともできたのにさ」
アンゼルム
やがて大きく息を吐いて自分の膝に脱力してしなだれかかる……
「言っといてなんだけど、多分もう半分くらいは、言って良かったのかなぁって思ってるところはあるよ」
エルネスタ
「……正直、全部すんなり受け止められたかって言ったら—――ぜんぶは、まだ、整理できてないかも」 嘘はつけない。アンゼルムがしてきた事に覚える、ちりちりとした感情も無視はしない
「黙っていたほうが楽だったと思う。聞いたあたしがどう思うかもわからないし」
アンゼルム
「そっか。でもそれはそれでいいんだ」
「信頼出来る人……信頼したい人が出来たら、自分が思うように近づいてみるといいって、聞いたのもあってさ」
エルネスタ
少女は、少年を見つめる。街明かりが、その姿を柔らかく照らし出している
「……そっか」
「それでも話してくれたこと、あたしに話してもいいって、思ってくれたこと」 信頼に足る相手と見てくれていること
「それは、すごく――うれしい。うれしいな」
視界が少し滲むのは、春の風のせいだろう。
アンゼルム
力の抜けた、無防備な笑みを浮かべた。
エルネスタ
そろそろしめる?
アンゼルム
かなあと思っていて、
割りといいふいんきで喋りたいことは終わったぜ~~って感じになってるけど、名をあげたら追手にかかる可能性でてくるかも、みたいな話はここからは
ちとしにくい
エルネスタ
そだね
ここから〆のいい感じの描写をして〆てもいいけど、何かいっておきたいことはあるかな?
アンゼルム
ん~~~
エルネスタ
―――、」 それはアンゼルムが見せてきたどの笑みとも、どこか違っていて、エルネスタは胸を締め付けられるような感覚を覚えた
アンゼルム
「そうだね……案外、嬉しいものなんだね」
アンゼルム
改まって言わなくてもお互い通じているような気がしたので
ここは〆でええか……と……おもいましたが……いかが
エルネスタ
りょうかい
エルネスタ
少し照れくさそうに笑い返して
やがてエルネスタは、ふと空を見上げた。
いつの間にか夜が更け、街の喧騒がひとつ、またひとつと消えていくなかで―― ほとんど何も見えなかったはずのその空に、いくつもの星が瞬いていた。
エルネスタ
みたいなかんじ?!
アンゼルム
いい感じに星でてきた
戻ってもいい???
エルネスタ
ん?
アンゼルム
部屋の中店の中へ……
これで〆だつってんだろ!!1
エルネスタ
このままフェードアウトのつもりだったけど何かあるのなら…
アンゼルム
いい!!!!!です!!!
エルネスタ
ふぁい
アンゼルム
おつかれさまでしたありがとうございました
エルネスタ
おつかれさまでした!!!!
あらたなきょくめんをむかえた
アンゼルム
信頼度あがた
またよろしくね…………
んじゃ!
!SYSTEM
アンゼルムが退室しました
エルネスタ
またよろしく~~
!SYSTEM
エルネスタが退室しました
背景
BGM