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- ジルイが入室しました
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- ムジカが入室しました
- ジルイ
- きたか
- ムジカ
- はふはふ
- きました
- ジルイ
- ポポポポポポ
- んじゃ、準備よければ
- 殺ろうか…♤
- ムジカ
- いいずぇ……♧
- ジルイ
- ちょいまってね
- ほんぺから
- 回収してくる
- (BGM
- ムジカ
- 全然だいじょぶゆっくりしてきて!
- ジルイ
- うし
- いけた
- では描写からします
- ムジカ
- はやすぎる
-
-
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- 背景を変更 by ジルイ
- 大地の里
- ムジカ
- 背景までちゃんと持ってきてる
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- BGMを変更 by ジルイ
- 風の通り道100%
- ムジカ
- ほんへ始まったな…
- "古龍の褥"の奥地、大地の聖獣ガザル・デルが棲むという聖域の傍で、君たちは多数の霊死した魔物たちとそれを操る女性と遭遇、そのあと、一旦里に撤退する。
- ツァグの様子は、灯火の扱い。また村の人々の思い、そしてガルが考えていたことなど……
- ムジカやネフェリア、ウィータの尽力もあり、ガルが冒険者たちを見極めるための依頼を課した。
- それは、彼の霊死化してしまった父親を“倒す”こと。加えて、周辺の遺跡も調査した方がいいのではないかと仲間内では上がっていた。
- さて
- 出発前、パーティの1人であるジルイは1人に外に出ていた。彼自身、体を少し動かしておきたかったのもあるが……事前に、ムジカに話があるから落ち着いたら来てくれと声をかけていたのであった。
- ジルイ
- 「──」ふうと、息をつく。多少は動きやすい状況になったと思い、出てしまった息であった。
- ジルイ
- では、このあたりから
- すきなタイミングで
- きな
- ジルイ
- ムジカを待ちながら思考する。これから対峙するであろうガルとヌドゥの“父親”というべき存在だ。人間で霊死した存在と戦うのは初めてとなる。
- ムジカ
- 「――…ーい! おいってば……! は、はや……っ」 パーティーの中から一人足早に抜けていったジルイ。彼を追いかけてきたエルフの青年だったが、思いの外早い歩調についていけず、追いついた頃には息が上がっていた。杖を支えにして、呼吸を整える。
- ジルイ
- 手首を回しながら、思考する。基本的にいつものように戦うのは、現状を考えれば避けた方がいいだろう。思うことに関しては拳に乗せる方がよさそうだ。それに、元人間であるならば……どうなることやら……と思っていたが。
- 「おお──えらく早かったじゃねえか。もうちょいと時間がかかるもんだと思っちゃあいたが」
- と、呼んでいた青年の声が聞こえると、思考を中断し、彼に向き直る。
- ムジカ
- 「……ば、馬鹿に……ぜぇ、するなよ……っ。はあ……こ、これでも冒険者になってから……げほ、体力はついてきた方で…」
- ジルイ
- 「ほらよ──とりあえず、息落ち着けておきな」と、まだ手をつけていない水を渡して。
- ムジカ
- 「……ん」 上半身を傾けたままの姿勢で、ひったくるように水袋を手にした。
- ジルイ
- 「今からこれ以上に体力使うんだ。変なところで気張らんようにな──まっ、お前さんは十分にもう仕事を果たしてはいるんだが」
- ムジカ
- 一息に水を飲んでいき 「……はぁぁぁ…」 生き返る~…。
- 「本番は、」 口の端から零れた水滴を袖で拭って 「これからだろ。分かってるさ」
- 「……それで、私に何か用事があったんだろう? なんだったんだ…?」 それでなくとも、最近のジルイは様子がおかしい。注意深く目の前の青年を観察した。
- ジルイ
- 「おお、言うようになったじゃねえか。啖呵切ってから、ついでにいえばメーティスとちょっと話したんだろ? その辺りから、お前さん良い感じになってるぜ」
- 「っと──そうだった。次の動きもある。手短に伝えるぜ」
- ムジカ
- 「……いい感じって…。曖昧な表現だな……。まあ悪い気はしないけど」
- 「…動き? というと……ああ、これからの戦闘に備えてってことか」
- ジルイ
- 「単刀直入に言えば、少し戦い方を変える。いつもみてえに、お相手さんと真剣勝負するよりも──しばらくは、まあ、戦闘での自分の仕事をこなそうと思ってる」
- 「つうわけでまあ、なんだ。スムーズにお前さんに、補助のタイミングを伝えたいわけよ」
- 「いつもみてえに、馬鹿みてえに声を出さねえでな」
- ムジカ
- 「ふむ」 呼吸も段々と落ち着いてきた。姿勢を戻して、ジルイを見つめながら腕を組んだ。細い指先が白い顎先に添えられる。
- ジルイ
- 「そんでだ──。俺が把握している限り、お前さんの得意な補助は……。精霊の羽と、ブラッディーペタルだったか? それ由来の回復補助。ほんでもって、蟹と蛇くらいか。これであってるかい?」
- ムジカ
- 「戦闘でのアンタの仕事、というと……搦手としてのか。確かに、アンタは直接攻撃をするよりは、そちらの方が得意だものな」
- ジルイ
- 「おいおい、そんなに搦手特化にみえるかよ。単純な殴り合いも嫌いじゃねえんだがよ」
- といいつつ、フッと笑って
- 「まあ、兄貴と、メーティスのド派手さみてたら、そう言われても仕方ねえわな」と笑って。
- ムジカ
- 「というよりは――」
- ジルイ
- うん?とムジカの言葉の続きを待つ。
- ムジカ
- 「アンタが与えられた武器も、そういう方面に特化した能力を持っている気がしてな。私はアンタ達みたいな武人じゃないから、感覚的な話になってしまうが…」
- ジルイ
- 「──俺ができることの延長線上にあるって感じだわな。自分の手足みたいな感覚で使えるから……今でも気味が悪いのは確かだぜ?」
- ムジカ
- 「気味が悪いのは、私とて同じだ。今だこの武器に関する情報は何も見いだせていないままだからな…」
- ジルイ
- 「それを知るためにおそらく長え旅を続けねえと行けないんだろうな」
- ムジカ
- 「そうだな……長い付き合いになるんだ。アンタの言うように、私達もこの武器に合わせて戦略を考える必要がありそうだ」
- 「それで……えーと、私が扱える精霊は――」
- ジルイ
- 「まあでも、確かだ。元々、相手の隙を作ったり、相手の防護を崩したりすることは得意だが……、お前さんの言う通り、その役割にしばらくは徹していた方が良さそうだな」
- 「普段もな」
- 「おう、改めて教えてくれや」精霊
- ジルイ
- るるぶを開くムジカ(SSR)
- ムジカ
- なんかこう!
- 精霊をかっこいい名前で呼びたい!
- ジルイ
- じゃあ、次の卓までに
- 使うやつ全部考えようね♡
- ムジカ
- おもむろに外套をまくって、右腕を晒した。外気に晒された右腕には、トライバルタトゥーがいくつも刻まれている。それらを指先でなぞりながら 「風の精霊による翼の加護、治癒の樹の加護、巨大甲殻に、ディノス……それと、ああそうだ」
- ムジカ
- くっ
- もっと素敵な名前をかんがえておきます
- ジルイ
- 「おお──、あの血の名前ついてる花の加護の……更に上位も使えるようになったのかい」
- ジルイ
- まあリビングツリーをお披露目されてないから知らない男
- ムジカ
- 「拳撃熊の精霊も、最近呼び出せるようになったぞ」 ふふん、と腕を組んで胸を張る。
- ムジカ
- りびんぐつりーはLv10からだからあと1足りない現実
- ジルイ
- かなしいなあ
- ジルイ
- 「ほう──。ということは更に戦略性が増すかもしれねえな。その辺り、ブランシュとメーティス、そんでもってウィータとも打ち合わせしておけよ」
- ムジカ
- 「じょ、上位種は……追々……」 もごもご
- ジルイ
- 「言われても俺は分からねえさ、気にすんな」ワハハ
- ムジカ
- 「そうだな。いざとなればどんな精霊でも扱って見せる彼らだが、事前に話しておくに越したことはないな」 そうしよう
- ジルイ
- 「お互いに持ってる手札はみせておいていいだろ。そういう旅になるはずさ。そんで、シーサーペントもいたな?」
- ジルイ
- シーサーペント(巨大な姿)「ウス」
- ムジカ
- 「うむ。アンタはその海蛇の加護を、これまで幾度となく乗りこなしてきた。段々加護にも慣れてきたんじゃないか?」
- ムジカ
- お前は高天原にお帰り……
- ジルイ
- バイバイ…
- ジルイ
- ああと、頷いたあと
- ふーむと、唸る
- ムジカ
- 「………? なんだ、どうした」
- ジルイ
- 「しかしなるほど──となると……やっぱり“俺”のタイミングで欲しいのは海蛇だな」
- 「それ以外は、お前さんの頭なら適当なタイミングで加護を授けるだろ。俺以外にもな」
- ムジカ
- 「それは……まあ、期待されるからには応えてみせるさ」
- ジルイ
- 「かっこいいじゃねえか」ふっと笑って
- ムジカ
- 「だが、分かっている通り、海蛇の加護は強力だ。一度の戦闘で一度きりの使用になる」
- ジルイ
- 「おう。それで、お前さんはもう俺の戦い方もある程度分かってるはずだ」
- 「防御を捨てれば、正直、この与えられた武器に頼らんでも相手の防御を崩せることができる。しかも、この武器の能力とは違って──」
- 「元素毒をぶちこむから、長時間持つ」
- 「まあ──気味悪いのは、この武器それ自体にも元素毒を入れるための加工がされてるところなんだがなあ……どこまで俺専用のカスタマイズなんだってわけで」
- ムジカ
- 「……そんな機能まで備わってたのか」 そういえばよく見た事はなかったな 「どれ……」
- ジルイ
- 「ほらよ。ついでに今まで使っていた武器と見比べてな」とパワーリストも外して
- ムジカ
- 「………っ」 うお、重……っ。危うく取り落とすところだった。
- ジルイ
- 「おいおい、そいつは軽い方だぜ?」
- と茶化しつつ
- 「ウルシラの方にはウル・ディ・ガウル秘薬刀術てのがあってな」
- ムジカ
- 「う、うるさいなっ」 頬を赤らめながら、渡された武器の双方を矯めつ眇めつで検分していく 「へぇ……ここに溝が入ってるのか。ここに元素毒を……ふむふむ」
- ジルイ
- 「まあ、俺も直接は行ったことはねえから、学んだ話でしかねえが……」
- ムジカ
- 「名前くらいは聞いた事があったな……。元々は異大陸の技術だったんだろ?」
- ジルイ
- 「殴れば相手の防御を破壊する毒。急所に当たれば毒が更に回る毒。そして──昏睡させるための毒」
- 「それがまあ、こっちでは伝わってきてる。なんでもウル・ディ・ガウルつうのは、古いエルフ語で、秘薬の王って意味らしいぜ」
- 「まあ、詳しい話はキルヒアの図書館でも行って学んでくれや。俺から学ぶよりも全然タメになるはずだぜ」
- ムジカ
- 「……へぇ…、意外とそういう方面にも知識があるんだな。自分が扱う技能だから、そういうものなのか……」
- ジルイ
- 「まー……このパーティではおバカ担当だけどな」
- 「そんで、話を戻すぜ」
- ムジカ
- 「……だ、誰もそんな風に思ってないって。そんな卑下するなよな」 満足した、といわんばかりに、観察し終えた手甲をジルイの手の上にばふっと戻す。
- ジルイ
- 「防御を崩す毒をぶちこむためには、俺は全力で相手をぶん殴らなければならねえ。それこそ、メーティスの超接近格闘術よりも、更に隙を晒す形で相手に踏み込むことになる」
- と、ムジカから受け取りつつ
- ムジカ
- 「ああ」 こくりと頷く。いつも後方から見ててひやひやしているから、なんとなくは分かっていた。
- ジルイ
- 「ちなみに、この脚甲にもはいってるし──」
- 「なんなら、新調して──全く使ってねえ、この武器にも」なんと3つ目の手甲。ミスリルフィンガーを出した。「にも、毒は入れてある。まあ、霊死体相手だと、殆どこいつらは使わねえんだが」
- ムジカ
- 「…あ、扱いには注意しろよな……」 全身毒男……こわい……。
- 「……それにしても、改めて説明されると、結構器用な事をしていたんだな」 今更ながらに感心する。
- ジルイ
- 「ともかくだ。“俺”のタイミングで欲しいつうのはそういうことだ。相手の防御をぶっ潰すタイミングについては、俺が一番知ってるだろうからな」
- 「それは兄貴にも褒められたな。半分、なんでか知らんが体が知ってるつうことも多いが」
- 「ついでにいうと、ヘルメシアに買ってきてもらったこれもある。錬金術については、結構学んでるんでね」
- と、黒いマテリアルカードを見せて
- ムジカ
- 「相手の防御を打ち崩すということは、ジルイ自身の防御もある程度疎かになる、ということだな」
- ジルイ
- 「そういうこった。だが、一度入れちまえば……後は、この与えられた武器の力を頼ればいいし──」
- 「なんなら、とっつかまえちまえばいい」いつもやってる、絡みつきだ
- 「あー」
- 「そうか、お前さんにはこういえばいいか」
- 「赤い熊だとか、後、でかい鯨くらいなら、俺は丸裸の状態に近くできるぜ」
- と、森羅導師である彼が知ってそうな奴らを出した
- ジルイ
- 毒毒アマラスキャンペ武器絡みつきで
- ムジカ
- ぼ、防護点ーーッ
- ジルイ
- -2-2-3-3-2
- 最大-12できます
- 実はルノアイコスの下半身も0にできます
- ムジカ
- 「体の頑強な相手にこそ、ジルイは天敵になりうると」
- ジルイ
- 「そう。ただ、事前準備として、全力でぶん殴らないといけねえタイミングがあるんで」
- と、少し悪戯な笑み浮かべて
- ムジカ
- 「……なるほどな。しかし、前線の状況は後方からでは捉えきれない事もあるんだ。達人同士の戦いなどは顕著で、一瞬出遅れただけで致命的な大怪我に繋がるというじゃないか。………ああ、だからか。タイミングを合わせたい、つまりは加護を与える合図を事前に決めておきたいんだな」 顎に添えていた手から、顔を上げる。
- ジルイ
- 「それで、お前さんの蛇に頼りたいって訳だ」
- 「おお」
- ムジカ
- すっぽんぽんすっぽんぽん!(CV種﨑
- ジルイ
- 「いやー、嬉しいぜ……。やっぱ兄貴と、お前さん、後、アスラと話してるときは言いたいことがすぐ伝わってマジ助かるわ」
- と、感動したように
- ジルイ
- アーニャ!?
- ジルイ
- 「そう、幾つも決めるとややこしいから……蛇だけでいい。それを決めたくてな」
- ムジカ
- 「ふふん……。いいだろう、無駄を限りなく無くすことは、この先の戦いにおいて重要だ」
- 「――とはいえ……うーん」
- ジルイ
- 「助かるぜ。とはいえ、そう。何がいいかと思ってな」
- ムジカ
- 「私は後方から観察しているだけで事足りるが…ジルイはそんな合図を出す余裕はあるのか……? 戦闘中にも出せる簡易的なジェスチャーがいいけど、他の動作と混同するようなものは避けたいし……」
- 「獣相手ならいざ知らず、知恵のある者相手――」 ふと、脳裏に霊死体の獣を操っていた女が過る
- ジルイ
- 「一応、俺もアイデアは持ってはきちゃあいるが」
- 「何かいいのあるかい?」
- ムジカ
- 「……だと、合図が見破られて逆手に取られてしまう可能性もある」 どこか苦虫をかみつぶしたような顔で続けた。
- ジルイ
- 「あの女よりも、それこそ武闘派の連中のがこういうのは見破ってくる可能性は高けえかもしれねえがな」
- ムジカ
- 「そうだな……」 うぅん、と悩む素振りを見せる
- ジルイ
- 「じゃあ、まずは俺の提案だ」
- 「ちょっとだけ煩くするぜ」と、息を吸い
- ムジカから距離を取り
- ムジカ
- 「うん」 こういう作戦会議のようなものに参加するのは初めてだ。なんだか玄人っぽくてかっこいい。少しわくわくしたような表情で、ジルイを見た。
- ジルイ
- 「ォォォ!」と、震脚。そして、格闘の構えを取った。
- 「ふぅ」
- ジルイ
- https://omocoro.jp/assets/uploads/bros/146/5-12.jpg
- これにしておくか
- ムジカ
- 「……おお…」 ちょっと地面が揺れた気がしたぞ 「…これが気迫ってやつか」
- ムジカ
- ????????????
- なに…これは………
- ジルイ
- 「このポーズ取ったら、突っ込んで、間違いなく全力の一撃をぶっこむ」
- ジルイ
- ボロッ……
- ジルイ
- 「この合図ならどうだい?」
- ムジカ
- どすこい!
- ジルイ
- 「それ以外は基本──」と、腰を低くして投げの構えだったり 体を高くしてボクシングの構えだったりと、分かりやすく違いを見せる。
- ムジカ
- 「ふむ……いいじゃないか。これなら後方からでも分かりやすいし、ジルイもその構えからなら全力の一撃を繰り出しやすそうだ」
- ジルイ
- 「よっしゃ──。それじゃ、これで決まりだな」
- ムジカ
- どすこい前進!
- ジルイ
- ツッパリツッパリツッパリ
- ムジカ
- すごい外から
- 猫の怒ったような鳴き声がする
- ジルイ
- それ
- 俺だよ
- ムジカ
- そんなところで何をしているんだ辻いいね!
- ジルイ
- 偏在しているからね
- ムジカ
- 「ああ。念の為、何度か練習しておくか。……ブランシュともしてたんだろ?鍛錬みたいなの」
- ジルイ
- 「あー、そうだな。お前さん気が利くじゃねえか」
- 「まあ、稽古とはいえ、ブランシュにもアスラにもコテンパンにされちまったけどな……」ハハハ
- ムジカ
- 「…私も里の者達から聞いたぞ。到底ウォーミングアップでやるような鍛錬じゃなかったって」
- ジルイ
- 「いやー、熱くなっちまってな」アハハ
- ムジカ
- 「………どうせ、それだけじゃなかったんだろう」
- 「大方、何か煮詰まっていて、その突破口を二人から導き出そうとしていたんじゃないか?」
- ジルイ
- 「あー」と、ムジカの言葉に
- ムジカ
- 「…この里に来てから、何かに悩んでいるようだったからな。気付いていないとでも思ったか……?」
- ジルイ
- 「鍛錬自体は興が乗っちまったからだが──」
- 「まあ、煮詰まってんのは確かだ」
- 腕を組んで
- 「二人にもちょいとは相談したがね」
- ムジカ
- 「……答えは見つかったか?」
- ジルイ
- 「見つからねえな。全く」
- 「この前の依頼みたいな感じが、俺の素にちけえんだが……」
- ムジカ
- 「――……そうか」
- ジルイ
- ネモフィラの件である
- 「どうも、今までの俺の感じじゃあ、今回の件はにっちもさっちもいかなさそうだ」
- 「かといって、俺が声をあげちまいすぎると──、この面々の調和も崩れるような気がしてきてな。それは、アスラとかと話しながら思ったことだが」
- ムジカ
- 「……ネモフィラの事か。確かに、ウィータとネモフィラは、何処か……そうだな、似ている部分がある」
- ジルイ
- 「おう。ただ、似ているが全然違うんだよな。俺は正直、ウィータに恩返しをしてえが」
- 「ウィータとの距離感はつかめてねえ」
- 「お前さんの前だからゲロるが」
- ムジカ
- 「……それなら、一度話してみたらいいんじゃないか?」
- ジルイ
- 「メーティスとも、ネフェリアとも、ヘルメシアとも掴めてねえんだ。こう、掴めてねえというか。これから長い旅のことを考えた場合に、このままじゃなあと思うことはある」
- ムジカ
- 「………」 掴めていない相手、女の子ばっかりだけど本人は気付いているだろうか。
- ジルイ
- 「話すねえ──。どちみちこの件が落ち着いてからだろうな……今はゆっくり話している場合じゃねえが」
- ムジカ
- 「…ジルイ」
- ジルイ
- 「お前さん、女が苦手だと思ってる顔してるだろ?」
- と、じろっと
- ムジカ
- 「………………違うのか?」
- ジルイ
- 「それなら、ラベンダーや、ネモフィラとか、キャスリンとかとは話せねえだろ。他にも冒険者の知り合いは幾らかいる。ずっと前は、なかなか、結構な頻度で仕事を行ってた連中もいる」
- 「そいつらは、何となくどうするべきか。どう振る舞えばいいか分かるんだが」
- 「今回に関してはなかなか分からんくてなあ。そんでもって、俺の突っ走るやり方もどうにもパーティの雰囲気にあってないとみた」
- 「その癖、わけわからん未来視と。わけわからん力だ。色々と考えることが多すぎてよ」
- ムジカ
- 「足並みというのは、長くいればいるだけ、自然と合ってくるものだ。だけど」
- 「ネモフィラの時は、彼女自身の残り時間がなかった。だから、私達も多少強引に彼女に合わせる必要があった」
- 「今は、むしろ長い付き合いになるだろうと高を括っているから、及び腰になっている部分もあるんじゃないか?」
- ジルイ
- 「なるほどねえ……」及び腰という視点は新鮮だったようで
- 「あー、なるほどな。ついでにいえば、今までは基本は単発の依頼だったから、割り切っていたところもあんのかもしれねえな」
- と、頭を掻きながら
- ムジカ
- 「そうして油断していると、きっと後悔する。ずっと一緒にいられると思っていたのに……ある日突然、目の前からいなくなってしまうことだってあるんだ」 視線を落とした。
- ジルイ
- 何かを言いかけたが、ムジカの様子に
- ムジカ
- 「……」 しかしすぐに表情を取り繕って 「そうならないように、話せるときに話しておけ。この件が落ち着いたら、なんて言っているうちに、次から次へと厄介ごとが舞い込んでくるぞ」 意地の悪そうな笑顔で、ジルイの肩をぽん、と叩いた。
- ジルイ
- 「……なるほど、そういう考えはなかったぜ」
- 「それは納得したわ。アドバイスとして受け取っておくぜ」
- と、ムジカに叩かれながら
- ムジカ
- 「ふふん、どうだ? 少しは年上っぽいこと言えただろ?」
- 「これでも60年は生きているからな」 腕組どや顔ダブルセット
- ジルイ
- 「女子の前では同じセリフ言わん方がいいぜ? 確実にいじられる」
- ムジカ
- 「………んなっ」
- ジルイ
- 「だが──そうだな」
- ムジカ
- 「……ぐ、…」 簡単に想像できた。くそう。
- 「…まあ確かに、先立つものがないと話しかけづらいというのは分かる。そこでだ」
- 「話しかけやすくする為の情報提供をしてやろう。メーティスやヘルメシアには通用しないかもしれないが、ウィータについてならいい話題がある」
- ジルイ
- 「えらく気遣ってくれるじゃねえか。とはいえ、今までの意見に関しては一理ある。聞かせてくれや」
- ムジカ
- なんか段々テンションが
- 好きな女の子に話しかけにいけよ~おい~ってやってる男子高校生になってきてる
- ジルイ
- 男子高校生みたいなもんだ
- 俺達は
- ムジカ
- 実際そういうとこある
- ジルイ
- 英傑のときもそうだっただろ(?
- ムジカ
- わかる~~~
- ジルイ
- 「……てか、改めて思ったんだが。俺は依頼主のこと、全然知らないで、その上で旅に付き合うぜとかぬかしてやがったんだな……」
- 「とんだ、思いやがり野郎だぜ」と、自分で頭を抑えて
- ムジカ
- 「この前ウィータの為にお守りを作ったんだが、その時に"好きな料理"について聞かれたんだ。いつか私達の好きな料理を振舞いたいと言っていた」
- ジルイ
- 「料理、ねえ」
- ムジカ
- 「ウィータはそういう、普遍的な物事に興味があるんだと思う。彼女の境遇を思えば、さもありなんといったところだが」
- ジルイ
- 「なるほど──こりゃ痛いところをつかれたな」
- と、普遍的な出来事について、そういうリアクションを取った
- ムジカ
- 「アンタの言う通りだ。私達は、旅の同行人たるウィータについて、知らない事が多すぎる」
- ジルイ
- ムジカに頷き
- ムジカ
- 「だからこそ、そういう所から知っていくのも大切なんだと思うんだ」
- 「……まあ、これもメーティスの受け売りなんだが」
- ジルイ
- 「──なるほどねえ。受け売りでも自分のものにしていってるんならいいんじゃねえのかい?」
- 「だが、これで確信したぜ。ムジカ。お前さんはメーティスの立ち居振る舞いから得るものが多いのかもしれんな」
- 「後方から見守る役としての知識。そんでもって、関わり合い方。それをどう活かしていくかという幅広い視点。受け売りとはいえ、今のお前、かっこいいぜ」
- ムジカ
- 「そうだな。……それに、彼女自身も不安定な部分があるようにも思える。だからこそ、今度は私達が支えてやらないとな」
- 「……そ、そういう事を真っすぐに言ってくるのが、あんたの悪いところだ!」 ぺちん
- ジルイ
- 「いきなり叩くなっての……」と、軽くあしらわれた
- ムジカ
- 「さて……少しは気晴らしになったか?」
- ジルイ
- 「──後は、ベースをメーティスとウィータに合わせる方がいいかもしれんな。改めて思ったわ」
- 「おう。それに、しばらく静かにすることを続行するのも決めた。到底の間は、拳で語ることにするぜ」
- 「これは、アスラの受け売りだがな」
- 「だが、安心しな。俺の拳は霊死なんぞよりも硬えから、突破するのは任せな。これも、ブランシュの受け売りだが。俺は先陣切って道を作る役割らしいわ」
- 「ほら、受け売りだらけだろ?」と、意趣返しというか、ムジカを安心させるように
- ムジカ
- 「受けた恩は、返してやらないとな」 彼女や彼らに負けてはられないな、と笑い返した。
- 「……よし、それじゃあ休息も十分に取れただろう。早速、さっき言っていた合図の練習だ!」 むん、と杖を構えた。
- ジルイ
- 「よっしゃ、そんじゃ……やっておきますか」
- 「構えから、一気に突っ込むまでやるぜ」
- 「何回か繰り返すから、目で見て慣れてくんな!」
- ムジカ
- 「ああ、どんなでも合わせてやる!」
- ムジカ
- 何十発も打ってMPが切れるムジカUC
- ジルイ
- と、震脚から先程の構えを取り──、なんとスマルティエの風斬り布まで使用して、高速接近をデモンストレーションしてみせる。
- ジルイ
- ふう
- ムジカ
- 「――ちょ……っ、さ、さすがに……!最初から本気出し過ぎだ、馬鹿ぁぁーー!!」
- ムジカ
- こんなとこですかね!?
- ジルイ
- 「どんなにでも合わせてくれるんだろ!?」と、いいながら戻ってきて
- 何度か、それを繰り返すのだった。
- ジルイ
- うむ
- いやー、やってよかった
- ムジカ
- わっほーい
- ジルイ
- 少し気持ちが楽になりました(じるお
- ムジカ
- たのしかた
- やったぜ!
- こっちも男子高校生やれて楽しかった。精神年齢近めの男子ここです
- ジルイ
- お付き合い感謝!ではまたほんぺで!
- そうだぞ
- ムジカ
- うぃ!
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- BGMを削除 by ジルイ
- ムジカ
- またほんぺで!おつかれさまんさ~!
- ジルイ
- サイゾウも女子高生だからね♡
- では
- ムジカ
- そうだぞ!
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