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霞蛇剣刃譚:幕間

20251123_0

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ユウサクが入室しました
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タブ「処理用」を追加しました。by ユウサク
!SYSTEM
イータが入室しました
イータ
こんばんは
ユウサク
イータ
悩める15歳青春真っ只中青少年です
!SYSTEM
ミシェラが入室しました
ユウサク
ミシェラ
頃合いを見てお茶かトンカツをお出しする係
イータ
カツドン!?
ユウサク
雇われメイド
ミシェラ
必要な人材と評価されることに飢えている
ユウサク
よしまあ
新緑亭スタートで描写だけはするので、終わったらイータに投げよう
よろしくね
 
 
イータ
よろしくお願いします
ミシェラ
よろしくお願いします
:location_on:└〈春霞〉:新緑亭
:location_on:└〈春霞〉:新緑亭
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背景を変更 by ユウサク
無題
イータ
椅子が立派
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BGMを変更 by ユウサク
まどろみの探偵社100%
漂流の末、たどり着いた異境の地、シュンカ。どことも知れぬ大地での滞留は、にわかに終わりの気配を見せていた。
とはいえ、今はイルスファール側、あるいは、シュンカ側からの連絡を待つしかない状態で
君たちはその間、ある程度自由に過ごしているところだった。
さて──そんなシュンカでの暮らしが始まって初日のことであった。
 
ユウサク
ではいいわよ
イータ
個旅の異邦人の一人、イータ・テーモ青年は異国の観光を楽しむ…というにはほど遠い表情を浮かべ、魔動機術の資料と向き合っていた。
端々に独特な言語表現はあれど、基本的な内容はイルスファールの魔動機術と変わらないものである。内容自体はイータ青年でもかろうじて理解はできる。彼が抱えている問題、悩みはそこではなかった。
「やっぱ、ないよなぁ…」
ユウサク
そんな中、裏から出てくるのはこの新緑亭の店主のユウサクであった。一通り店内を見渡した後、何かをぼやくイータに気づき……
「何か悩んでいるように聞こえたけど……探し物でも?」と、声をかけてきた。
イータ
「えっ…あっ…ユウサクさん、こんにちは」
「えぇと…魔動機術のことでちょっと調べてて…あの魔神の銃弾、物を巨大化させるってあったから、魔動機術の形状変更とかそういう系統のがベースになってるのかとか…」
好奇心、というには、歯切れが悪い返答であった。
ユウサク
「うん。こんにちは。皆なんだかんだ、それなりに過ごしてるし、ミシェラちゃんは今いろいろとお手伝いしてくれてるけれども、どうにも君はうかない顔をしているように見えてね」
「──まあ、聞いてる話だけだと【メディカルキット】の応用か、それをベースにした何かなのかもしれないけど……」
ユウサク
ああ
ごめんついかする君はうかないかおをしているだ
ユウサク
といいつつ、そこらに座り……
イータ
「あ、いや、その、そんなに、たいしたことじゃない…ことなんで…」そう、こんな悩み、普通の、しっかりした魔術師であれば、たいしたことじゃないのだろう。
ユウサク
「チョコレートいるかい?」と、小さなチョコ一つイータの前に置いて
イータ
声音には遠慮がある。
「あ、ありがとうございます」
目の前の人は、コロモいわく、元軍部のエリートだった人だ。そんな人からすれば、余計に、自分が抱えてる悩みなど、大したことがないと思う。
ユウサク
「まあ、少なくとも君のその疑問に対する答えは、解析を待つか、あるいは、情報があるとしても、一般の閲覧ができないエリアの書庫にあるかくらいだろうね……」と、チョコ食いながら
イータ
「そもそも推定流されてきた遺跡なんで、全く俺たちの知らない別の技術が組み込まれてるのも、考えてはいます」
ユウサク
「それこそ魔界のあれそれとかもあるかもしれないしね」
イータ
「………ただ、あれは魔動機術です、それは、断言できます」その言葉を出した瞬間、どこか苦し気なものが浮かんだ。
ユウサク
「ふう……」とチョコ食いながら「ああ、甘いものはいい──」
イータ
甘いもの、か。いつぞや小さな少女とパンケーキを食べたことを思い出した。
ユウサク
「……別に魔動機術であっても、奈落魔法であっても、操霊魔法であっても、召異魔法であっても、未知の力であることは変わりないんじゃないのかい?」
「それとも──魔動機術であることに何か問題があるのかい? いや、問題だらけなんだけど、それはまあ置いておいてさ」
と、いいながら、チョコ(2個目)をくった。
イータ
「あー…その………」少し悩むそぶりを見せたが
「単に、俺が、気にしちゃってるだけ、で…俺も、全然駆け出しですけど魔動機師です、魔動機術含めて、魔法ってものがどういう歴史をたどってきたかも、知ってます」
「現代の倫理観で言えばアウトなことも、昔は平気であったのも、理解はしてるんですけど…」
ユウサク
ぽつぽつしゃべりはじめた、イータの言葉に耳を傾ける
イータ
「魔動機術はそもそも、魔法文明時代の魔術が使える貴族、エリート層の支配で起こった悲劇を繰り返さないために、大衆のために作られたのが発端です」
「…なのに、そりゃ当時は当たり前だったのかもしれないけど、変な使われ方してて」
ユウサク
「変な使われ方……か」
イータ
「俺が勝手に思ってるだけなんですけど、悲しいっていうのもありますし」
「…魔動機師として、未知への探求って意味では完全に否定もできなくて」
ユウサク
「でも許せない気持ちがあるんだろうね。モヤモヤしている──と」
と、息をついてから
頭をかいて──
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サイゾウが入室しました
ユウサク
さいあんどぞうだ
サイゾウ
よいしょ
まあしばらくは様子見じゃ
ユウサク
「まあ、一介の宿屋の主人が、客にこういうことを聞くのはどうかという疑問はあるんだけれども──」
ユウサク
ユウサク
「じゃあ、君にとっての正しい魔動機術の定義って何だい?」
イータ
「すいません…」いきなりぽっと出の、しかも異邦人に言われてもこんなことを言われても、困るだけだろう。そうは思いつつも尋ねられ
ユウサク
ちなみにミシェラは今
とんかつをつくっている
イータ
「大衆のためのもの。俺自身は…大事なものを、人を守るためのもの。戦うための魔法もありますけど」
ユウサク
ユウサク
「なるほどねぇ……」
イータ
「誰かを傷つけるだけのもの、とか、苦しめるためのもの、なのは違うって、そう、思って…ます…」
目の前の大人からしたら青臭いことこの上ないだろう。
恥ずかしくなってきたのか、後半の声音は小さい。
ユウサク
「確かに魔動機術が広まったことにおいて、文明のレベルは上がった。というより別の進化は遂げただろうけど──」
「便利だと思って使われている魔法が、それがほかのだれかの苦しめていることなんてある」
「ガンなんてものが生まれたから、重戦士の死亡率は増えた」
「一方で、ガンがあったからこそ、成し遂げた任務もたくさんあるだろうね」
「文化だってそうだ。サウンドレコーダーがあるからこそ、ありのままの音は届けられるようになった」
ミシェラ
じゅわあああサクサク
ユウサク
「一方で、もしかしたらその場でしか聞けない価値。あるいは口伝という文化は、それこそアルメナスの時代では今よりもずっと失われていたところもあるかもしれない」
イータ
「…世界は一気に狭くなった」そう評されているのも知っている。
ユウサク
「それこそ、割を食った魔術師ウィザードもいるだろうし、さらなる進化を遂げた人もいるだろうね」
イータ
カツドン!
ユウサク
「で。イータさんが言ったように。傷つけるためのものではないとはいうけど、戦うということは、誰かを傷つけるためのもの。それこそ、暴走していた青鷺にも、親や子供がいたかもしれない」
「もちろんそれは、対処したのは間違いではないだろう。僕らにとっては。でも、君は魔動機術によって、それを殺した。そのうえで、聞くけれども、正しい魔動機術とは何だろうね?」
イータ
返答に詰まった。
ユウサク
詰まるのは予想通りだったようで、ふうと息をついて
「まあ、これは歳を食いすぎた中年の戯言なんだけど──」
イータ
ユウサクの言っていることは、理解できる。魔法を使うとは、綺麗ごとを並べたとしても、綺麗ごとだけではないし、綺麗ごとで済ませてはいけない。
ユウサク
「どんな魔法も、どんな剣術も、どんな知識も、どんな文化も──それは力でしかないんだよ」
と、いいつつ天井を向いて
「そして、力の使い方なんていうのは」
イータ
こくり、と頷いた。
ユウサク
「誰かにとって正しいということは。誰かにとっては毒なんだよね。同様に、誰かにとっての苦しみは──誰かにとっての恩寵なのかもしれない」
「神々の力なんてそうだろう?血浴み神二バセプスなんて、まさしくそれを体現しているしね」
「だから結局──僕はこう思うんだよね」
ミシェラ
https://sw.tale.blue/tmp/wannya/KC8By3.png
かつ丼一丁!
イータ
カツドンが和菓子になった
ユウサク
力の使い方の正しさを定義できるのは自分自身だって。そして、自分自身がその正しさに恥じない力の使い方をすればいい
ユウサク
やったあ
ユウサク
「それが誰かを納得させるものであれば……、自然と人はついてくる」
イータ
「恥じない、力の使い方…」
ユウサク
「とおもうんだけど──ま、これはシュンカ人的な考えかもしれないからね。適当に流しておいてよ」
ミシェラ
これを背景にするとサブウインドウのあたりに表示されるのかな…
ユウサク
やってみてもいいぜ
ミシェラ
もう少し様子を見てためしてみよう
ユウサク
「それにそれをするためには、やはり結局学び続ける精神が必要で──、まあ、僕みたいな半端者には到達できなかった領域さ」
イータ
「………え?」
「あ、いや、その、コロモさんから、少し貴方の事を聞いていて、その…もともと、軍部で活躍してたすごい人だって…」
ユウサク
「コロちゃんさあ──いや、まあ、仕事してた時もあったよ?」
と、そのイータの言葉にため息ついて
「まあ、御覧のとおり、今は退役して、その時のお金で、静かに店を経営しながら過ごしてるただの中年ロートルさ」
「なんかいろいろな人はくるけどねえ……、僕は静かに宿の経営と、余生を過ごしたいのにさ」
「……ああ、チョコなくなっちゃったか」と、手元みて
イータ
「…さっき言ってたことを借りるなら、それは、えっと、貴方がやってきたことが半端とかじゃなくてすごいことで…ユウサクさんを慕ってるんだと、思います」
「本当に中途半端な人だったら、人はついてこな…い…し………」
ユウサク
「どうだろうねえ。叩けば鳴る玩具感覚なのかもしれないよ」
イータ
「………すいません、出過ぎたことを言いました」
ユウサク
「気にしなくていいさ。ただまあ──正しいとか正しくないとか」
「そういった二元論だけで生きてると、かえって視野が狭くなるということは伝えておくよ」
イータ
何言ってんだ俺、元とはいえ、軍人に。
ユウサク
「灰色の中にこそ、真実があるだろうし。灰色だからこそ人間なんだと──」
「ああ、ごめんね。やっぱ歳だな……君みたいな若者と話すとつい説教くさくなっちゃう」
ユウサク
そろそろ茶菓子を呼ぶか
イータ
「い、いえ!俺がもともと勝手に始めたことですし…………ありがとうございます」
ミシェラ
イイズェ
イータ
ついでにサイゾウちゃんもおいでよ
ユウサク
「お礼は言われることはしてないし──ああ、そうだ。ミシェラちゃんの教えたあれもそろそろできそうかな」
サイゾウ
いいずぇ
と、その時、トン、トン、と扉をノックする音が
ユウサク
「彼女、物覚えよくてねえ……」と、立ち上がり、調理場に行こうとしたときだ
「はいはいー……開けるね」
!SYSTEM
背景を変更 by ミシェラ
無題
ユウサク
きたわね
ユウサク
「お──」
イータ
「…俺はそんなに優秀じゃないから、今みたいに悩むとは思うんですけど、でも、もっと、ユウサクさんみたいに、考えられるようには…なりたい、です」
「あ、ミシェラさん」
ユウサク
「僕なんかよりも、もっとすごい人と話しなよ。その方が絶対にためになるしね」
イータ
「え、なにそれ綺麗」盆の上に載っている菓子を見て思わず
ユウサク
「……おお、上手く出来ているじゃない」
ミシェラ
「失礼します。ご店主マスター、それにイータさんこちらにいらっしゃいましたか」 お盆に茶と菓子らしきものを乗せて現れたのは少女型ルーンフォーク
ユウサク
「ちょうど、お茶とお菓子が切れてね。せっかくだし、イータさんにも食べてもらったらどうだい?」
ミシェラ
「レシピと絵を参考に“ネリキリ”を作ってみました。ご検分をお願いします」
ユウサク
「……はいはい。あと1人くらい食べれそうな量はあるけど……」
イータ
「あと一人…クーネルさんとか、エルネスタさんとか、あとたぶん、サイゾウさんも好きそう」
ユウサク
「とりあえず好評なら、皆が来た時のために量産しておこうか」といいつつ一つまみ
ミシェラ
餅米を原料にしたこの菓子は、味わいはシンプルだが細工が容易く、茶の場に彩りを添えるものだ。
イータ
アンゼルムはどうなんだろう?菓子とか好き…?好きなのかな
「すげえ…なんかぱっと見食べ物とは思えな…あ、いや、ダメな意味じゃなくて!」
ミシェラ
「この地方のお茶菓子だそうです。作り方をご教示いただきました」とイータに
ユウサク
一つつまんでから「さすがの手の器用さだ。料理を始めた僕のときよりもずっと丁寧で、比率も良い」
といいつつ、一口含み。うなずき
ミシェラ
「塗料は食品由来のものだそうです、食べても問題はない筈です……おそらく」
サイゾウ
青色一号が入っている
ミシェラ
サイゾウに造形を監修してもらったことにするか…
サイゾウ
インスタントフードによくある、〇〇シェフ監修の味付けみたいな
ユウサク
いいね
ユウサク
「ちょうど、餡の量も良い感じだ。まるで、この味を知っていたかのような感じ──」
「いいんじゃないかな」
イータ
「綺麗でなんか食べるのもったいないくらいだなって…」
ユウサク
と、ミシェラに言って「といっても花の形のサンプルは少ししか渡してないはずだけど……よくここまで作れたね」
ミシェラ
「……味や造形に関してはレシピや絵だけでは再現性に確証が持てませんでしたので、サイゾウさんに監修をいただきました……いかがでしょうか」
ユウサク
「ああ。彼女か。ヒサメさんと同じ場所出身なら、そういった花の細工にも詳しそうだ」納得した
イータ
「え、サイゾウさんが?」
ユウサク
「というわりには、サイゾウさんは……?」
イータ
「それなら、せっかく作ったんだ、サイゾウさんにも食べてもらった方がいいんじゃないかな」
ユウサク
「ああ。味、形、合格だよ。帰ってきたメンバーにも食べさせてあげてよ。材料はまだまだあるしね」
イータ
「今街に出てると思うからもしかしたら帰ってくるかも…」
サイゾウ
……は、へ…」 丁度呼ばれたタイミングで、暖簾を片手で持ち上げながら入ってくる。
イータ
「あ」
ミシェラ
「サイゾウさんでしたら――」ふ、戸口の方に目を向け
イータ
「サイゾウさん、おかえりなさい。今ちょうど、ミシェラさんがサイゾウさんから教えてもらったお菓子を作ってくれて」
サイゾウ
………あ…っ、あの、何か………」 また拙者、何かしちゃいました?
ユウサク
「お疲れ様。良いセンスだよ」と、サイゾウに
「ミシェラさんのお菓子作りを手伝ってくれたんだね。二人ともはじめてとは思えない出来だよ」
「ああ……」
「こういったのどかなやり取りができればいいのになあ……」
イータ
「えっと、確か、ネリキリ…?っていうお菓子」
ミシェラ
「サイゾウさん、先ほどはご協力をいただきありがとうございました。お陰様でわたしでもある程度は形にすることができました」
黒猫
「にゃあお……」といつの間にかいた、猫もユウサクと同じようにため息をもらす
イータ
「え…?それどういう…」
サイゾウ
「……せんす…。あ、練り切り……の事でございまするね……。そ、それはあの、ほとんどミシェラ殿が作っていて……拙者はほとんど、見ているだけしか……」 もごもご
ミシェラ
もともと、この地方の特有の料理を文化として持ち帰るために様々な料理を試していて、その一環として、通常の料理よりは保存性の高めな菓子作りに手を出したのだ。
ユウサク
「こちらの話だから気にしないで……」
「でも、結果はこうして出来上がっている。二人の成果だと思うけどね」
サイゾウ
……お、お役に立てたのなら、よ、よよ、良かった……です…」 >ミシェラ
ミシェラ
「いいえ、わたしはこの花の形状や色合いには無頓着でした。わたしにはあまり必要のない知識でしたので」
イータ
「再現しちゃうミシェラさんの技術ももちろんだけど、設計とかも大事なんだ」
「そう!魔動機ってどうしても実用性に偏る!わかる!」
ユウサク
「ほかにも気になるなら、味楽小路にいくといいよ。デザインのセンスが磨かれるさ」
イータ
「しかもあれもつけたいこれもつけたいってなって結果的に違うものになっちゃったりとか!」妙に生々しい
ユウサク
「シュンカのお菓子はデザインにもこだわるからねえ。芸術の一つさ。シュラでもそうかい」
「おおう──元気になったね。イータさん」
イータ
「エッ…あ…すいません………」スン
ミシェラ
「はい、まず実用的で効率的であることを重視していました。時間は有限です、わたしにはあと50年弱しかありません」気負った風ではなく、種族的な寿命についてサラリと
ユウサク
「そのテンション。ヒオリちゃんと、合いそうだなあ……」
サイゾウ
「……は、はいぃ…。シュラにも、食べるのが勿体ないと思えるような、綺麗な甘味が多く……」
ユウサク
「実用的なのは重要さ。ウチでは、まめなるものともいうんだけどね」
イータ
「まめなるもの…」
ユウサク
「やはりシュラとウチとは共通する部分は多そうだ」とうなずき
「ただ、雅なるものからは、人の心をつかむようなものも生まれる」
「浪漫ともいうけど」
「だからって、歯車飛ばすのが浪漫だと僕は思えないんだけどねえ…!」こぶし握りしめ
サイゾウ
「………」 ミシェラの作った菓子が褒められれば、自分事のように嬉しく感じる。イータやユウサクの賞賛にほっこりと笑んでいたが 「……え、ご、五十年…?」
「………」 魔動機の浪漫についてはさっぱり共感できなかった。男の世界というやつだろうか……。
ユウサク
「ルーンフォークの──まあ、言い方を選ばないのであれば一般的な稼働年数というやつだね」
イータ
「ナニソレコワイ」<歯車飛ばす
ミシェラ
「ルーンフォークの稼働年数は約50年とされています。わたしは製造から1年目ですので、残り50年弱しかありません」
サイゾウ
――…そ、そんなに、短いのでございまするか…?その、るうんふおく……というものの寿命は……」
イータ
「確かに魔動機術や錬金術の中には、武器とか道具を生成するものもあるけれど…」歯車って何???
ミシェラ
「学習と訓練にあてる時間としては心許ないものがありますが、人間の健康寿命と比較するとそう悲観したものではないのかもしれません」
サイゾウ
「……そう、でございまするか……」 表情が曖昧な笑みを象ったまま、視線を落とした。
ユウサク
「あー……シュラではルーンフォークはあまりいないのかい?」
イータ
「歯車飛ばすのは一般的なのとは違うからね!?」>歯車に困惑しているサイゾウ
ユウサク
「うん、そこは否定しておくね」歯車飛ばすのは浪漫
イータ
サイゾウちゃん
メリア短命知ったら倒れない?大丈夫?
ミシェラ
50年しか、は割とツッコミどころではある
(単にミシェラが人生RTAしてるだけ)
サイゾウ
「……せ、拙者が浅学で世間の事に疎いのもございまするが、少なくとも、拙者の故郷にはいなかったと記憶しておりまする…」
イータ
「いない…?」
ユウサク
シュラでは少なおかもしれない
ニンジャロボ!?
RTA草
サイゾウ
シュラ全体を見ればいるかもしれないが、シュラの片田舎である故郷にはいなかったで突き通すぜ
ユウサク
いいんじゃない
ミシェラ
「魔域の中の国家とのことですが、魔動機文明から遠い時期があったのでしょうか」
ユウサク
「そちらもそちらでいろいろ文化がありそうだ」
イータ
確かに、シュラはもともと魔域…こちらとは違う歴史を歩んでいる、と考えれば、こちらの文明では当たり前の事がない、というのも考えられる。
サイゾウ
「……は、はい。ですので、その…るうんふおく、については……ほとんど……」 知識がありませぬ。ちら、と横にいるミシェラを見下ろして
ミシェラ
やーいやーい、お前の田舎、買い物できるところジャスコしかない
サイゾウ
ジャスコがあればなんでも揃う!!!
ユウサク
「まあ、僕が説明するよりも君たちが説明する方がいいかもね」
「何せ、君らの本来はイルスファールだしね。まあ、おおよその内容は変わらないだろうけど」
ミシェラ
「わたしのようなルーンフォークはジェネレーターという大型の魔動機によって生産されます」
サイゾウ
「……る、るうんふおくの寿命は、全て50年程度なのでございまするか?れ、例外、とか……は……」
イータ
「知りたいなら全然教えるよ」
イータ
ルルブ程度の知識は…<るんふぉ
サイゾウ
ちょっといやらしいです
イータ
どうしよう、ミシェラの生い立ちしったら
魔動機師=極悪非道集団になっちゃう
ミシェラ
「人の毛髪や組織片などをジェネレーターに投入し、そこから培養されますので体の多くは人間と同じように血や肉で出来ています」
ユウサク
ミシェラの発言にうなずきつつ
サイゾウ
ゆるせねえ、こんな悲しき存在を作り出す奇術師めらに天誅を
ユウサク
ちなみに
ヤグルマにニンジャロボはいる
イータ
大丈夫、イータ青年もその魔動機師にあったら何やってんだおまえぇ!って殴ると思う
ミシェラ
「過去には稼働限界の長い個体や、休眠状態にすることで長期間運用する事例もあったようですが、わたしの稼働年数はおそらく通常個体と同様です」
サイゾウ
………ば、培養…」 全く想像ができない。頭の中で養殖ハマグリが浮かんだ。
ユウサク
「まあ、ウチとそちらでは知識の齟齬があるかもだけど」
「50年は安定して生活できるけど、その後は突然の機能停止がありうる状態になる──という認識かな、僕らは」
ミシェラ
「わたしは“ビッグボックス”内のある研究チームが、発掘されたジェネレーターを使用して製造しました」
ユウサク
「逆を言えば、生まれた時点である程度の知識や能力を備えているから、僕らでいう幼少期をスキップしているともいえるけどね……」
!SYSTEM
アンゼルムが入室しました
アンゼルム
すぐ入れないんだけどとりあえず入ったやつ
ユウサク
アンゼだ
イータ
和菓子食べよう!
ユウサク
いいぜぇ
ミシェラ
やったぜ
イータ
こんばんは
アンゼルム
こーひーいれるにょ~
こんばんは
ユウサク
和菓子はいつの間にか消えるかもしれない
見えざる神の手
イータ
いったい犯人は何ネルさんなんだ
サイゾウ
――そ、そんな…」 あんぐりと開けていた口が、きゅっと引き締まった 「……まだ、まだ先の話とはいえ……そ、そのような……」 折角仲良くなった(と一方的に思っている)と思っていたのに。次に脳裏をかすめたのは、知り合いのルーンフォークの少女と楽士の青年の姿だった。
「……いちねん…一歳………は、はぅ……」 目がぐるぐる。自身の備えていた常識の範疇を超えてくる話の連続で、頭から湯気が立ち上った。ぷすぷす
ユウサク
「衝撃的だったみたいだね……。水とってくるよ」
ミシェラ
「はい。わたしはイルスファール王国の優秀な冒険者の方々の因子を素に、汎用性の高い高機能個体として設計、製造されました。わたしの持つ機能・技術・知識は設計時に組み込まれたものが多くあります」
ユウサク
といった矢先、面白い話が聞こえた。
ミシェラ
「……わたしの性能は期待されたスペックには遠く及ばないものですが」
イータ
ミシェラの話から推察するに、その因子提供も無許可でやらかしたんじゃないのかという予想はしている。
ミシェラ
ネリ……キリ
サイゾウ
「……ぁ、ぁぁ…」 脳みそがショートして、ふらふらと立ち眩みを覚える。
ユウサク
「優秀な冒険者。星の標とか精鋭ってことか……なるほどねえ」
「うちのロウガちゃんと、ヒオリちゃんと、コクロウくんを合わせたら……」もやもやもや
うえええって、顔した
ミシェラ
「わたしは期待された水準に満たないですが、因子提供者の方々の名誉の為にも性能と評価を高めたいと思っています」
ユウサク
そこに+α二人を混ぜてしまい、何ともいえない顔になりつつ
ミシェラ
「どうぞ」とサイゾウにお茶を渡し
ユウサク
「といっても、その優秀な人たちの因子だけあったとしても、再現とまでいくと──」
サイゾウ
「………」 ああ、でも。他の長命種から見れば、人間も然程違いはないのだろうか 「…も、申し訳、ございませぬ……。拙者が、物を知らぬばかりに……」 外の世界では常識なのだろうことを、態々説明させてしまって
イータ
こういうところすごいよなぁ、と改めてミシェラを感心する。
「知らないことは、いいんだよ。サイゾウさん」
「知ろうとしてくれたんだから」
ユウサク
「なかなか、茨の道なのかもしれないね。パッチワークをするということは歯車をかけあわせるということだしね」
サイゾウ
………、申し訳ございませぬ…」 お茶を受け取った。口に運ぶ前に、両手で湯呑を包んで、指先を温める。
ユウサク
「とりあえず大きい歯車だけを用意しても、嚙み合わなければ、形にならない……だから、提供されたソレを自分なりに解釈して、回していかなければならない、か」
「ウチでの学びが役に立つといいね」と、ミシェラをみて
ミシェラ
「知識を持っていることと、その知識をどう使うか、どの知識を選ぶかは別問題であることを、わたしは此処に来て初めて実感したように思います」 列車の中で自分の方向性についてイータと話したことを思い出しつつ
サイゾウ
………お気を、遣わせてしまって…」 申し訳ありません。イータの慰めにも、むしろ視線を下げてしまった。
イータ
どうしよう、余計にへこんでしまった。こういうときアキトさんならかっこいいこと言えるんだろうけれど、生憎自分はかっこよくないただの凡人である。
ユウサク
「知識を持っていることと、その知識をどう使うか……ミシェラさんは、すでにそれに気づいているのか」
サイゾウ
――……」 期待された水準に満たない。ミシェラのその言葉に、ぎゅう、と湯呑を持つ手に力が籠った。
ユウサク
「素晴らしいね」と、賛美と、自虐を合わせた感じで
イータ
「…ミシェラさんは、自分にできること、自分のやれることをちゃんと考えて、分析できて、それに向かって努力できるすごい人です」
ミシェラ
「わたしの技術や知識・経験は拙く、不十分ですが、欠けがあっても、掛け合わせれば相応の使い道を見出せると、そのように考えを改めました」
サイゾウ
「……! そ、そうでございまする!ミシェラ殿は、優しくて、強くて、愛らしくて、気遣いも出来て……それで、それで……それだけで、とても素敵な方でございまする……」 イータに続くように
ユウサク
「まさにそれを体現してきたところだしね」
「この茶菓子も、それこそミシェラさんの勤勉さと器用さ」
「それに、サイゾウさんの文化的知識がかけ合わさった生まれたものだしね」
ミシェラ
「それは冒険者がチームで補い合うことと同様なのだと……しかし、やはり個体としての能力は高いに越したことはありません」
サイゾウ
「……っ」 両手を合わせて、ユウサクの言葉にこくこくこく、と力強く頷く。
ミシェラ
「そういう意味で、50年弱という稼働時間には不足と不安を覚えないではありません」
ユウサク
「そうだね。まあでも、化け物は本当に化け物だからね……」
「ただ、ミシェラさんは、自らの能力を高める真髄にすでに気づいている。1年目でそれなら……、僕は応援したいけどね」
イータ
「先のことなんて、誰にもわかんないし、少なくとも俺は」
「ミシェラさんは、なれると思う。進み続けてるから」
ユウサク
「そういう意味で、僕らシュンカの知識が使えるんならぜひ活用してほしいよ」
アンゼルム
ネリ!?
ミシェラ
「これからも努めたいと思います」言葉を尽くして評価してくれた面々に頭を下げ、感謝を示しつつ
イータ
ネリ!?
サイゾウ
「……そ、」 何かを言葉にしかけて、自分の立場で何が言えようか、と思い直す。口を閉ざして床の木目を見つめた。
ユウサク
「さて──まあ」
頭をかいて
ミシェラ
「この地方独自の技術や知識、戦術にも大変興味があります。料理同様、持ち帰りたいところですが」
サイゾウ
アンネリム!?
アンゼルム
混ぜるな危険❤
ミシェラ
出目4しかでなくなってしまう
アンゼルム
両手利きを捨てるしかなくなっちまうw
ミシェラ
アルケミドルイドになってダイスを振らない生活に
サイゾウ
「…ミ――」 ぱっと顔を上げてミシェラを見下ろし
ユウサク
少し逡巡したが「その機会があるといいね。聞けば教えてくれると思うし。あとは──まあ、星の標にもいろいろな事情があって、シュンカ出身の剣士さんが1人いるから。彼女からも学べるんじゃないかな……」
サイゾウ
「……み、っみ、ミシェラ殿…ご自身が、知りたい事は……ございませぬか?」 努めて表情を柔らかくしたが、声は切羽詰まったものになってしまった。
イータ
「さっきの、ヒサメさんって人ですか…?」
「あ、違う、その人はシュラ出身か…」
ユウサク
「ヒサメさんはシュラ出身らしいよ。彼女も彼女で、おそらく剣士としては最上級だとおもうけどね。呪い刀を平気でぶん回す剣士なんて──はじめてみたよ」
イータ
「ナニソレコワイ」
ユウサク
「喋る大剣をぶんまわす人ならいるけど……」
ミシェラ
「わたしが知りたいこと、ですか? 今の能力や技術の中で新しい戦術が生み出せないかは常に考えていますが」小首を傾げ、思案を巡らしてからサイゾウに答える
イータ
この前見たあの夜叉姫さんくらいすげえ人なのかな…
サイゾウ
「……??」 民謡の話してる…?>呪いの刀
ユウサク
「カスミちゃんって、人。まあもし話せる機会があれば話すといいよ」
イータ
「ナニソレモコワイ」<喋る大剣
「…………は!?」
ミシェラ
「ですが、今はわたし個人の技術の向上より、帰還時の文化交流に役立てるようにするのが、この地で協力いただいた方々への恩義に報いる方法と考えています」
イータ
「呑花刀酒!?めっちゃ有名人じゃないですか!」
サイゾウ
「…あ、あう…。そ、そういうのは、その………他の方が、ミシェラ殿に期待している事で……、せ、拙者が言っているのは……その…」 >ミシェラ
ユウサク
「呑花……なんて言われてるんだ、カスミちゃん……」
ジト目
「まあ、話がそれたね」
頭をかきかき
サイゾウ
「…ミシェラ殿ご自身がわくわくするような、そんなものがあれば、と……思、って……」 しゅしゅしゅん
ユウサク
「それじゃ、まあ中年ロートルは失礼しようかな」
アンゼルム
「……ん、あれ」 宿屋に帰ってくると、仲間たちの声が聞こえる。何をしているか気になったか、その足で内部を覗きに来た。
ミシェラ
「刀剣による近接戦闘において、多対一、一対一双方で高い性能を発揮する方と伺っています」>呑花刀酒
イータ
あの人ここ出身だったんだ…いや直接は知らないけど、すげえ強くて美人って…
超遠目でエルフの気が強そうな人と話してるの見かけたくらい…
ユウサク
「まあ、器用だしね……」
ミシェラ
「わたしはその方や、サイゾウさん、イータさんのような突破力に欠けますので、そうした火力には憧憬を覚えます」 わくわくとは火力
ユウサク
「やあ、アンゼルムさん。ちょうど、若者同士で話していたところさ。おじさんはちょうど、席をはずそうと思っていてね」
アンゼルム
「や~皆。ユウサクさんもどーも。何かやってる?」 顔を覗かせると、だらしのない笑みを見せて気軽に手を振った。
ユウサク
と、とことこ
イータ
「あ、ユウサクさん、色々、ありがとうございました」話も聞いてくれて
ユウサク
「ちょうど茶菓子を食べていたところだよ。ミシェラさんお手製のね。あ、そうだ」
サイゾウ
「………」 結局戦闘力に繋がってしまった…
イータ
頭を深々と下げた
ユウサク
イータにはうなずきつつ
アンゼルム
「そうなの? 入れ違いだね」
ミシェラ
「この地方の“ネリキリ”という菓子の試作を行いました。よろしければご賞味ください」
ユウサク
「ミシェラさん、ちょっとだけ、図書館に出かけてくるから、少しバイトのお手伝い。お留守番お願いできるかな」
「そう時間はかからないはずだから」
サイゾウ
「……あ、ア、ア、アンゼルム、殿…」 ぺこりとお辞儀をして、邪魔にならないように戸口の脇に寄った。
ユウサク
「そうそう」アンゼにはうなずき
ミシェラ
「レシピを元に、サイゾウさんの監修をいただきましたので、おそらく、それなりの出来にはなっていると思います」
アンゼルム
「ネリキリ……?」 屋台でそういうのは見なかったな。ミシェラの近くにあるそれらがそうかなと見て
ユウサク
ということで
おっさんは
ミシェラ
「はい、承知しました」とユウサクにペコリとお辞儀を返し
ユウサク
クールに去るぜ
アンゼルム
「そんな端に寄らなくってもいいのに」 >サイゾウ
ユウサク
手をひらひらしながら
イータ
「えっと、確か、アンコが使われてて、ユウサクさんもべた褒めしてた」>アンゼルム
ユウサク
出て行った
ユウサク
イータくんが
アンゼルム
ばいばいおっさん
イータ
ありがとうおじさん
ユウサク
調べてほしそうな
イータ
悩める青少年がんばる
ユウサク
顔してたから
図書館いって、金職域みてきてやるよ
禁書
アンゼルム
「お疲れ様でーす」 いってらっしゃーい。
イータ
やったあ!
ミシェラ
「こちらです」 盆の上の菓子を示した。団子のようなそうでないような質感、色鮮やかで花や果物を模した形状をしている
サイゾウ
「…つ、作り方が難しくて……。あまり、市場ではお見掛けできない物、かもしれませぬ……」 >アンゼルム
「……ううっ」 ススス…
アンゼルム
中に入っていくよ。
イータ
「ぱっと見食べ物には見えないくらい綺麗だよな」
アンゼルム
「うん、イータの言う通り、一見飾りっぽいよね」
サイゾウ
…あ、い、いってらっしゃい、ませ……」 >ユウサク
ミシェラ
「米粉を素材として、粘土細工のように加工して造形や彩で目を楽しませるという趣旨の菓子のようです」
アンゼルム
「ふうん……凝ってるんだね。じゃあどれを頂こうかな~」
イータ
「食べるのもったいない気もするけれど…」せっかく作ってくれたのだから、と、一つつまんで
サイゾウ
「…と、とても甘いので、是非、お抹茶とご一緒に……」
イータ
かじった。
「…!うまっ!」
アンゼルム
ひょいとつまんで、選んだのは花。角度を変えて見てから、口の中に放り込んだ。一口サイズ。
イータ
「甘いは甘いんだけど、こっちのお菓子とはちょっと違う甘さというか…」サイゾウさんのおすすめに従い、お抹茶もいただいた。
サイゾウ
「………」 何故かガーンって表情になった>アンゼルム
ミシェラ
「……配合はレシピ通りにしましたので、味自体はおそらく問題ないかと」
イータ
「エッ」なんか作法でもあった???俺やらかした?
アンゼルム
「……んん、なるほど。飴みたいな甘さじゃなくって……なんだろ。確かに何か含んで食べるのが、良さそう。これはこれでいいけどね」
「えっ、一回で食べちゃ駄目だった?」 >サイゾウ
ミシェラ
「触感や風味が再現できていれば幸いです」
サイゾウ
「…………」 困ったような表情。ちいさく、む、と頬が膨らんでいる。
「…こ、こちらへ……っ」 ついつい、とアンゼルムを指先で引っ張る
アンゼルム
「再現はどうかわからないけど、こういうお菓子なんだね。食べ慣れない味だけど、変な味じゃないよ」
「だからうまく作れているんじゃないかな」 と思ったよ!
サイゾウ
窓際の椅子を引いて、アンゼルムに視線を送り着席を促す。
イータ
「エッ、エッ…?」なんでアンゼルムだけ?俺セーフなの?
サイゾウ
「イ、イータ殿も……っ」 反対側の椅子を引いて、こちらも着席を促した。
アンゼルム
「ん、ん?? うん。」 誘導されるがままに引っ張られて、椅子に座った。
イータ
「アッ、ハイ」
ミシェラ
「……?」
サイゾウ
「ミ、ミシェラ殿……、お代わりを…っ」 彼らの前に新しい練り切りを!
イータ
サイゾウちゃんの和菓子の食べ方講座
アンゼルム
はっじまるよ~
イータ
まず正座から
ミシェラ
「はい、すぐにお持ちいたします」ぱたぱたと台所に向かい
アンゼルム
「……なんだろね」 不思議そうにイータと顔を見合わせる。
ミシェラ
しかし、台所にあった作り置きは既にクーネルの魔手に……
アンゼルム
糸冬
サイゾウ
「……」 ミシェラが席を外したタイミングで、こほん、と小さく咳払い
ユウサク
そうよ
くーねるがおいしくいただいた
イータ
「え、ほら、綺麗なお菓子だから実は作法とか正しい食べ方とかあるんじゃないのか…?」たぶん…
サイゾウ
「よ、よろしいですか?あ、ああ、あれは、ミシェラ殿が丹精込めて時間をかけて作った練り切りなのでございまする……。そ、そうでなくとも練り切りというのは、見た目も味わって楽しむものなのでございまする……っ」
イータ
アンゼルムにそう言って
ミシェラ
今度はお茶が怖い と書かれた謎のメモが
アンゼルム
「あ、ほんとに言った通りだね」 色々口から出たぞ
アンゼルム
まんじゅうこわい
アンゼルム
「見た目も見たけどな……」
サイゾウ
「…ひ、一口で頬張るのは、だ、駄目なのでございまする……っ」 二人の前に、指先よりも小さく細い竹製のカトラリーを置いた
イータ
「ナルホド!」こういう時に反論してはいけない、とイータ青年は骨身にしみていた。
サイゾウ
あの竹製のフォークってなんでいうんだろうね
アンゼルム
「まあ、知らなくて悪かったよ。一口で完成してる料理とかもあるからさ」
アンゼルム
あーなんかあるね
なんだろ
イータ
かしきり
アンゼルム
かしきり
ミシェラ
くろもじ よ
https://www.honjien.co.jp/shopbrand/ct2146/
サイゾウ
「……っ、あっ……い、いえ……あの、悪い、とかでは、なくて…………その、拙者も、知らない事ばかりで、先ほどイータ殿達にご迷惑をかけたばかり故、あまり……偉そうなことは………」 縮んでいく。
アンゼルム
菓子切!
ミシェラ
https://www.wagashi-issho.com/column/01-01/ こっちの方が詳しかった
イータ
「えぇと…本来は、コレで切って、食べる…でいいのかな…?」
ミシェラ
材料の木の名前からきてるので菓子楊枝でいいかもしれねぇ…
サイゾウ
「……た、ただっ、その……じっくりと、味わってほしくて………。ミ、ミシェラ殿も、一所懸命に、作ってられた故………。も、申し訳ございませぬ…拙者の、身勝手で……」
アンゼルム
「この料理の大変さをよく知ってるから、サイゾウも余計にそう思って言うのかな。ごめんね」
イータ
「木でできた、フォーク…?超ちっさいナイフ………?」
アンゼルム
ほへえ
サイゾウ
「……っ」 ぶんぶん、とイータに頷いて、ぶんぶん、とアンゼルムに首を振る 「こ、こちらこそ申し訳ございませぬ……。い、今思えば、なんて強引な……ううっ
イータ
「うん。サイゾウさんの気持ちは伝わってるよ、大丈夫」
サイゾウ
「そ、それは竹で出来た楊枝でございまする……。それで切り分けて、切り分けたものを口に運ぶものでございまする……」
イータ
「俺もアンゼルムも、サイゾウさんが、ミシェラさんやエルネスタさんのこと気にかけて優しい言葉かけてるの知ってるし、大丈夫」
「コレ、で」つまんで「切り分ける」
サイゾウ
「……! い、いえ、むしろ、いつも優しい言葉をかけてくださっているのは、お二人含め、皆様の方で……」
アンゼルム
サイゾウには気にしてないよ首を横にふりつつ、細やかだけど譲らないところもあるんだな、と説明を聞きながら思った。
サイゾウ
いつでももどってきて!
ミシェラ
ぱたぱた、と規則正しい足音と共に、盆に満載のネリキリ(風情が無い)を持って戻ってきた。
サイゾウ
「一口……」 は、先ほどのアンゼルムを見た限り大きい 「…こ、小指の先程の大きさに切り分けてみてくださいまし…。練り切りは、切り分けた時の断層もとても美しいのでございまする……」
イータ
「断層…そこまでは気づかなかったな…花とか綺麗とはおも…って多っ!?」
サイゾウ
「……………」 いっぱい持ってきた。
イータ
すげえ作ったんだな、ミシェラさん…
アンゼルム
「作るの大変なんじゃなかったっけ?? すごいいっぱいあるね」
ミシェラ
「お待たせいたしました。追加をお持ちしました。こちらはサイゾウさんの監修を受ける前の試作品になりますので造形は未熟ですが味は同じ筈です……きっと」
こちらはサイゾウ監修前のプロトタイプで妙にゆるい造形の動物型をしている。 🐶🐱🐮🐭
サイゾウ
「………とても、その、大変……で………あれ………?」 気のせいだったカナ?ぐるぐる目になった。
ユウサク
断層
ダンゾウ!?
イータ
「こっちは動物なんだな…うん、こっちはかわいい感じだ」
アンゼルム
「小指ね……」 こうか。さく。
イータ
「断層…」言われた通り見てみた
サイゾウ
「………」 そそ、と二人の傍に、抹茶を入れた大き目な湯呑を置いた。
アンゼルム
「ぐしゃ、とは崩れないから、こうして見られるんだね。綺麗な地層の断面見てるみたい」 あれも面白いよね。
ミシェラ
「すみません、これは試作段階のものなので先程のものより稚拙だと思います」
イータ
「あ、すごい、言われてみたら外が薄い桃色で中が濃い…あんこかな、で綺麗な層になってる。ケーキ、とはまた違った感じ」
サイゾウ
……ち、地層の…」 独特な表現に、思わず小さな笑いが漏れた。片手で口を隠す。
ミシェラ
早朝CCでエルネスタとアンゼルムが焼きいも食べてたから、芋餡でもいれておこうか……
アンゼルム
「具体的な方法は違うけど、積み重なったのを横からみるのって結構面白かったよ」 特に気にするでもなく、緩く楊枝を手元で振った。
ミシェラ
薩摩芋警察でごわす!
アンゼルム
チェスト!!
イータ
丁寧に、今度は時間をかけて一つ食べきり、お茶を飲む。
サイゾウ
「! は、はい…っ、まるで瓶の中の水に、桃を浮かせたかのような……愛らしい見た目でございまする…」 へへへ>イータ
アンゼルム
「そうかな。俺から見たらそれも創意に溢れてて面白いなって思うよ」 ゆるキャラかわいいよ。>ミシェラ
ミシェラ
「……」作った当人はと云えば、菓子の趣旨は理解しているものの、それを楽しむ情緒の方には理解が疎く。ただ、文句なく食されているので満足なのだ
イータ
「…ちょっともったいない気もするけれど」きつね?のような練りきりを丁寧に切る。
アンゼルム
「そのもったいなさも噛み締めるってことなんじゃない?」
イータ
「あれ?こっちは中身…黄色い…あんこ…?」
サイゾウ
「……せ、拙者、そういうのはあまり見た事がありませぬ…。冒険者を始めてから日が浅い、というのもあって……。アンゼルム殿は、どのような場所を旅して、そのような光景を見たのでございましょうか……?」
イータ
「あんこって茶色い小さい豆でできてるって聞いたけど…」
サイゾウ
発言してから割と突っ込んだ質問をしてしまったと気付いた。適当にかくしかでいいよ!
アンゼルム
大丈夫w
ミシェラ
「ありがとうございます。花の構造には疎かったので動物型にしてみましたがお気に入りいただければ何よりです」>アンゼルム
「それは甘藷を使用しています」
アンゼルム
「……」 合間に無言で抹茶を飲む。独特だな……。薬茶とも違う……。でも、不思議とこの菓子とは合う。
イータ
「ああ、さつまいも!」
「そっかあ、食材本来の色も活かしてるのか…」
アンゼルム
「色々だよ。丘も森も、山も海も。砂漠はまだかな」 >サイゾウ
サイゾウ
「……ミ、ミシェラ殿も、少し休憩なさってはいかがでしょうか? 味見にいくつか食べただけで、ゆっくりはお食べになっていなかったでしょう?」 はい、と椅子を持ってくる。抹茶もどん!
イータ
「砂漠はこのあたりにはないからなぁ…蛮族領域よりさらに南にはあるとは聞いたことがあるけど…」
「…!うまっ!」さつまいも餡もうめえ!
サイゾウ
「……そんなに、色んな場所へ…」 アンゼルムの言葉に、想像を膨らませる事しかできない。
アンゼルム
「へえ、豆だけじゃなくて芋も使ったりするんだね」 そりゃおいしいだろうな。
イータ
「こういう細やかさとかデザインとかそういうところは…なぁ…」結論、そういうのは自分にはないものだ。
ミシェラ
「蒸し焼きにしたものを裏ごししして餡状にしました。それを固めた菓子も別に載っていました」
イータ
「元が甘めの食材だから、甘いは甘いんだけど、苦手な人でも食べやすいと思う」>アンゼルム
「固めた菓子…あっちでいうスイートポテト?かな」
「あっちのはバター混ぜるけどこっちのはまた違うのかなぁ…」
ミシェラ
「わたしは大丈夫です、皆さんの貴重なご感想があれば――」と縁料してたら、椅子に座らされ、お茶を置かれた
サイゾウ
「……すいいと…」 確か、甘い、という意味だったな。そのまんまだ
アンゼルム
「何も知らないと、そこまで凝ってるのわからないね」 あは。
イータ
たぶん:芋羊羹
ミシェラ
「そちらは水あめなどを混ぜて成型するようです」
アンゼルム
色々やってるんだなー。
ミシェラ
そう
イータ
「俺は料理には詳しくないけど、ミィルズ神殿の食堂で走り回ってる見習いさんが聞いたら目の色変えそうだな…」
星の標の冒険者の人らしくてさーとか言いつつつまんでいる。
アンゼルム
「その分危険も多かったけどね~。サイゾウも冒険者なんだし、色々やってみたら色んなの見られると思うよ」
ミシェラ
「出来るだけイルスファールでも手に入る食材で再現できる料理を覚えたいと思っています」と語りながら、どうぶつ練り切りの額を楊枝でザクリと刺して一口でもぐもぐ
アンゼルム
「……」 ちまちま食べるのもいいけど、気軽に食べたいなぁ。
ミシェラ
本人が一番風情の無い食べ方をする
イータ
「アッ」
サイゾウ
「………」 そういえば、ハオ殿もみいるず神殿に務めていると言っていたっけ。帰ったら食べさせてあげよう…とは思っても、今回も味と見た目を見ただけで、作り方に関しては全然なんも知らない……。
ミシェラ
咀嚼しきって飲み込んだ後にお茶をごくごく。口内調味?余韻?なんですかそれは
イータ
大丈夫
そこ、くわしくって言って数時間捕まえて
後日試作品たべてーって
イータ
「アッ、アッ」
アンゼルム
「ふふっ、本人が自由に食べてる。俺も一個はそうさせてもらお」 芋餡の動物ねりきりを一口。
サイゾウ
「……せ、拙者は…そんなに器用な方ではなく……。きっと、やってみようにも、他の方の負担になってしまいまする……」 自分は言われた通りの事を、言われた通りにやっていた方がいいのだ。
「………ぁぁぁ…」 ふ、風情がない…っ>ミシェラ
ミシェラ
「味、触感は問題ないようです」 犬型の顔を容赦なく両断しながら
イータ
「み、ミシェラさん、間違ってはないんだけど、だけど…」
アンゼルム
「んぐ……」 すごい、真ん中から真っ二つ。
イータ
食べ物だからあってるんだけどさぁ!
怖くてサイゾウさんの方見れない
アンゼルム
芋餡おいしいね~ほくほく。
イータ
「うん、すごく美味しいよ!」これはマジ
ミシェラ
「少し、味わいが単調なようにも思いますが、何かソースなどを用意した方が良いのでしょうか」
イータ
ちゃんと先輩にも意見聞いて持ってくるくらいかな
アンゼルム
「おいしくいただいてまーす」
サイゾウ
「………」 しゅん。でも各々なりの食べ方、楽しみ方というものがあるのだろう。諦めたような表情で、くすり、と小さく笑いが漏れた。
「……そ、そーす…っ」 がぁーん!
イータ
「いや文字通りの意味じゃなくて、たぶん味の変化をつけるためのって意味だと思う!」
ミシェラ
そう言って、もぐもぐしてからお茶を飲み、ぴたり 「……なるほど、お茶の味わいに変化が」
サイゾウ
「……そういえば、王都でのお食事はとても美味ではございましたが……味付けの方は濃いめだった気が致しまする……。外の方は、もう少し味の濃いものの方が……」 いいのかなぁ……しょんもり……
アンゼルム
「負担ねぇ。自分の得意がわかってるなら、あとはお互い様でいいと思うんだけど……」 サイゾウのこれまで見せた性格だと難しいのかな。
イータ
「肉体労働が多いと塩分とか味の濃い目のものにはなりがちかなぁ…エルフの郷土料理は素材を生かしたものが多いって聞いたことはある」
サイゾウ
「…せ、拙者、得意と言えるようなものがなくて……」
ミシェラ
「お茶自体に砂糖やミルクを加えないのは、こういう訳なのでしょうか」 車輪の再発明的に、甘味+緑茶の相性に気付きを得た
イータ
「………え?」
サイゾウ
「ま、抹茶に砂糖やミルクを……?」 なんだその発想は
イータ
「サイゾウさん、めっちゃセンスあると思うよ、なんていうか、芸術の」
サイゾウ
文明開化しちゃったねえ
ミシェラ
この利休に抹茶ラテを作れと……?
アンゼルム
爆発しちゃう?
爆発オチってサイテー!
イータ
「戦ってる時も、動きが綺麗なんだよな、流麗っていうのかな…」
サイゾウ
「……!? い、いいえいえ…いえっ…!そ、それこそ拙者には無いものでございまする……っ」 力強く否定した
アンゼルム
お、このあたりはイータがよくわかってそうだ。
ミシェラ
「サイゾウさんの造形、配色、服飾のセンスは独創的ですが洗練されたものを感じます」
サイゾウ
「…き……」 綺麗、との言葉に顔を真っ赤に染め上げた。
アンゼルム
「ああ、確かに戦ってる姿はなんかこう、戦舞って言葉が合うよね」
イータ
「出身考えたらイルスファールには馴染みがないからぴんとこないかもしれないけれど…」
サイゾウ
「……せ、拙者のは、その……故郷のものを見様見真似で模しているだけで…拙者独自のものでは、ございませぬ」 >ミシェラ
ミシェラ
「つまり、確立された技術を継承し、再現されているということでは?」
イータ
「新しいものではないのかもしれないけれど、それと何もないっていうのは違うと思う」
アンゼルム
「見様見真似で結構じゃん。見た通りやるのも技術いるよ」
サイゾウ
「………」 アンゼルムの言葉に、きゅ、と唇を引き締めた 「…拙者は、未熟故……お目汚しになっていなければ、よいのですが…」
イータ
「ミシェラさんも、このお菓子とかサイゾウさんがいなかったら作れなかったって言ってたし…」
ミシェラ
「わたしの本来の造形力はこれが限界です」 ゆる🐱
イータ
「正直俺じゃこんなの思いつかないし」
サイゾウ
「…………」 視線を下ろしていたが、ふと顔を上げ 「…あ、あの、ありがとうございまする。拙者、皆様とこうして共に旅が出来て、とても嬉しゅうございまする」
アンゼルム
「戦うことに目を汚すとか、あんまり関係ないよ。前に立ってもらって助かってるしさ」
イータ
「少なくとも、俺は、サイゾウさんには何もないなんて思わない。サイゾウさんは、いいものを、たくさん持ってると思う」
アンゼルム
「ミシェラのこれはかわいいと思うよ」 ゆる動物はどこでも覇権が取れまっせ。
イータ
「これは気を使ってるとかじゃなくて、本当に、そう思う」
サイゾウ
「こうして、優しい言葉ばかり頂いてしまって、心苦しいほどでございまする……とても、拙者には勿体ない……。あ、お、お礼には遠く及びませぬが、何か、付け合わせのものを作って参りまするね」 無理やり話を切ろうと、席を立つ。
イータ
シャイガール
サイゾウ
「甘いものが多いので、何か、汁物などを……少々お待ちくださいまし」 ぺこりとお辞儀をしてから、ぱたぱたと逃げた。
アンゼルム
サイゾウの態度に肩を小さく竦めると、席を立った。
イータ
「あ、ありがとう」
アンゼルム
「俺はいいや。また外行ってくるよ」
ミシェラ
「わたしもこの状況には大きな不安と混乱を抱きましたが、希少な経験の場だと今は思います」
イータ
「ああ、いってらっしゃい」
アンゼルム
「……ああ。そういや君も、なんだかすごい不安そうだったもんね」
ミシェラ
「わたしを製造した方々、因子を提供いただいた方々の名誉のためにも、イルスファール王国で評価をいただく必要がありますので」
ユウサク
シャイガイ!?
高評価チャンネル登録
ミシェラ
「作戦中未帰還、死亡扱いなどになっていたら大変な不名誉を負わせてしまうところでした」
ユウサク
よろしくね!
ミシェラ
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アンゼルム
「ん~まあ、ミシェラなりに持ち直したみたいで、ほっとした。俺はあんまり気の利いたこと言えないから、そのくらいしか言えることはないけど…… うん。頑張って一緒に帰ろうね」
ミシェラ
「お気遣いくださりありがとうございます」
アンゼルム
「じゃ、ね。いってきまーす」 その場にいるイータ、ミシェラに手を振って、外へと再び繰り出していった。
サイゾウ
購読一月\500
イータ
アンゼルムもやっぱり気にかけていたのだ。
手をひらひらふって見送り
ミシェラ
「はい、いってらっしゃいませ」
ミシェラ
週刊ルーンフォーク。創刊号には首(硬質パーツ)つき
アンゼルム
デア◯スティーニ
イータ
ふとゆるっとした動物型のお菓子を見やり
「………女の人って、こういうの好きなのかなぁ」
イータ
イータ青年いわく、女の人が作るうさぎだいたいこう
ミシェラ
「それはビッグボックスの近所のレストランのゴミ捨て場に住み着いている野良猫を参考にしました」
イータ
https://t.pimg.jp/060/454/493/1/60454493.jpg
サイゾウ
なんちゅーもんを参考に
ミシェラ
「いずれ使い魔を作成できるようになるまでに、より精確に再現できるようにしたいと思います」
ミシェラ
メカかぶれしかいない界隈
イータ
俺が作るうさぎメカ、だいたいこう
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQp7HC60bjy5WkbneewW6jMdzXyrr1HBCnI7g&s
ミシェラ
微妙なキモさ
イータ
女の人に好かれるかわいさはないと思っている
イータ
「うん、ミシェラさんの努力家なところはいいところだけど、たぶん与える情報は野良猫だけでいいかなぁ!」
アンゼルム
色んなうさぎ像があってよろしい
ミシェラ
「毛色は再現していたので、その他の具体的な情報を提示したのですが……」
イータ
「毛色…」こんな猫いたのか…
ミシェラ
「ところで、イータさん。調べ物のお邪魔ではありませんでしたか?」机の上の資料に視線を向け
イータ
「えっ?ああ、いや、全然。そもそも、手がかりとか…たぶん簡単には見つからないようなものだし、それに…」
「…他の人の話聞いて、ちょっとだけ、見えもしたから」
ユウサク
うさちゃん
バリエ
ミシェラ
「……なるほど。わたしだけではないのですね」
ミシェラ
かわいいオーリちゃんも兎さんですピョン
イータ
うん、と頷いて。
イータ
おーりちゃんとか出会ったら
健全な青少年の育成に影響が…
とりあえずこんなところなきがする
ミシェラ
うむ
サイゾウ
1回はCCしておきたかったので、ありがたかったぜ
イータ
「俺も、頑張るよ。皆帰れるように」
アンゼルム
やったぜ。
ミシェラ
「はい、わたしも帰還を前提にしつつ、この地方と皆さんから多くを学びたいと思います」
イータ
「あ、これ、すごい美味しいから、エルネスタさんとか、クーネルさんとかにも食べてもらった方がいいかも」
「特にクーネルさん、お菓子好きそうだから、喜ぶと思う」
ミシェラ
「……今のですべてお出ししてしまいました。増産してきます」
イータ
「え、あ、いや、俺こんなに食べれないから大丈夫!」
「なんかうまく保存…日持ちするなら…」
「それにクーネルさん達もたくさんはたべ…たべ…」ないと言い切れないか?クーネルさん、センティアンだし…?
ミシェラ
「レシピの中から良いものを見繕ってみます」
「では、失礼いたします」 何か汁物を作ると言っていたサイゾウの手伝いもしつつ、ウマミとダシの秘密も教えて貰おう
ユウサク
うむ
イータ
「うん、いってらっしゃい」
イータ
うむ
ユウサク
皆お参加ありがとう
ミシェラ
このウマミというものを化学的に抽出して、直接、料理に投入すればいいのでは?(車輪の再発見
ユウサク
えすこ!?
サイゾウ
出来上がったのが、こちらの味の素でございまする
ミシェラ
味の素となづけましょう
ユウサク
大発見だああ
〆はまかせた方が
よさそうわね
イータ
こんなところかな
ミシェラ
勤勉な桃色の髪の少女はパタパタと厨房へ向かった。
ミシェラ
OK
イータ
OK
みなさんお付き合い感謝、感謝…
サイゾウ
こちらこそ機会を作ってくれてさんきゅなんだぜ
アンゼルム
おつかれありがとん
ミシェラ
おつきあいかんしゃなのぜ
イータ
おつかれさまでしたー
皆さんありがとうー
サイゾウ
おちゅう~~
ユウサク
んじゃログはあそこにのこすぜ
!SYSTEM
サイゾウが退室しました
!SYSTEM
イータが退室しました
ミシェラ
あとはクーネルエルネスタともやればフルコンプだどん
!SYSTEM
アンゼルムが退室しました
!SYSTEM
ミシェラが退室しました
!SYSTEM
 が入室しました

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