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払暁のメメント・モリ 幕間Ⅱ

20251103_0

!SYSTEM
GMが入室しました
!SYSTEM
ムジカが入室しました
GM
貴様は……んご!?
ムジカ
不正解です
GM
じゃあなに?
ムジカ
私はドクター兼管理人
GM
うそやね
ムジカ
エンドフィールドたのしみ~
GM
プラチナが茅野愛衣のボイスで出るならやるよ
ムジカ
なさそう
!SYSTEM
ネフェリアが入室しました
GM
声が絶対戻らないからやれない
ネフェリア
こんばんは
GM
こんばんは
ネフェリア
どんな感じだっけ シンボル作りからの?
GM
状況的に飯食った後かな
そうらしい
ムジカ
シンボル作りくらいしか考えてなかったナ…
GM
つくれ・・・
シンボル造りには1時間相手をずっと見てなきゃいけないし
飯の後だな……
ムジカ
交流したいといっていたのでシンボル作りながら雑談とかですかね
GM
うむ
ネフェリア
ほい
GM
じゃあそんな感じで始めてまいりましょう
よろしくお願いします
ネフェリア
よろしくおねがいします
ムジカ
よろしくおねがいしまあじ
 
 
ネフェリア
そういえばそういうのあったな…>1時間
GM
古龍の褥の奥地にある大地の里にて、長であるツァグらに事情を話し、また彼らが抱えた事情についても共有してもらった一行は、次の行動としてひとまず里の現状を打破するための協力を申し出る。
準備をしてウィータの用意した昼食を取った後、お腹を落ち着かながらの出発前の小休止を取ることにした。
ヘルメシアを見送り、各々好きに過ごす中……君たちは食器を片付けた後、広間へと集まっていた。
ウィータ
「……ええと、確か森羅魔法に必要なシンボルを作るのでしたっけ」
座布団の上にちょこんと座ったウィータは、二人のドルイドを前に小さく首を傾げた。
ムジカ
「ああ。今後も必要になるだろうし、作っておこうと思って。他の仲間の分は作ってあるしな」 そう言って、作りかけの宿り木とナイフを鞄から取り出した。
ネフェリア
「精霊との強いつながりを作るためには、その人本人と縁を結ぶ、トーテムの像が必要なんですよ」 彼らの傍らにちょこんと座り
ウィータ
「今までの旅はずっとひとりでしたし、ご存知の通り私は森羅魔法には縁がないのであまり詳しくは存じ上げないのですが……」
ムジカ
なんか詳しく作り方とかって書いてあったっけ
ウィータ
「成る程。通常の発動体とは異なるものが必要なのですね」
ムジカ
見つめてると宿り木が勝手に形作るとか…
GM
門ストラスロアくんが知ってるかも
ムジカ
ちょっとみてきましゅ
ネフェリア
「はい。それがなくとも、ある程度の術は使うことができるのですが……」
「強力な精霊の力を借りるためには、彼らとのつながりがどうしても必要なんです」
ムジカ
1時間対面状態ってことくらいか
ウィータ
「森羅魔法に明るくない者にでもそこまでの力を貸して貰えるだなんて、精霊たちは寛容なのですね」
ムジカ
枝剪定とかもするっぽかった
GM
盆栽
ワンドロ盆栽
ムジカ
「……森羅導師が、対象者と精霊との繋がりの媒体になる…そんなイメージだな」
「………ただ、作るにあたって時間がかなりかかる作業だし――…」 視線をあからさまにウィータから外した 「……私は、その」
ウィータ
「それにしても……」 二人の顔をそれぞれ見た後、顔を赤らめて俯く。 「作製している間ずっとこの状態というのは、少し気恥ずかしいですね」
ネフェリア
「今後のことを考えると、きっと必要になると思うんです。ね、ムジカ」
エルフの肩を叩き、言い淀む彼を促した
ムジカ
「あ、ああ。そうだ。うん、絶対に必要」 >ネフェリア
「……わ、私が作ってる間、ネフェリアと話でもしていてくれ。そっちの方が、私も落ち着いて作業に集中できるから…」
ネフェリア
「ツァグと聖獣の在り方には驚きましたが、同時に納得もしました。それだけ、えにしというものは大事なのです」
ウィータ
「ええ。どうなるかはまだ分かりませんが、先日交戦した霊獣もかなりのものでした。それ以上の相手と戦う可能性も高い……それを考えれば、手は尽くしておかないと」
「そ、そうですか? 作業の邪魔になってしまうようなら、私は黙っていますが……」
ムジカ
「そうそう、そういう事。……もう、先日のように下手は打たない為にも」
ウィータ
「ツァグ様とガザル・デルも、ある意味では森羅導師と精霊と似た関係なのでしょうか……」
ムジカ
「い、いいから…!ずっと見つめ合ってるだけなんて、お互い居心地悪いだろ……」 うぎぎ
――それじゃあ、始めるから」 そう言って、一度瞼を下ろして深呼吸する。息を止めて、目を開き、手元の宿り木に意識を集中させた。
ウィータ
「それは……はい」 対面していると意識すると余計に気になってしまう。 「こほん……昨日は、私も油断してしまっていました。あのようなことがもうないように努めます」
ネフェリア
「………」 ムジカとウィータのやり取りに、くすりと笑って
ウィータ
「……」 作業が始まると、膝の上に手を置いて緊張した面持ちで黙り込む。
しばらくして……
ネフェリア
「……あれは、仕方のないことです。わたし達の全員の目と耳を欺く相手なのですから」
「謝るのは、わたし達こそ…… あんなこと、もう二度とさせません」
ウィータ
ネフェリアから掛けられた声に、ほっと息をつく。話すといってもいざと考えるとなかなかそれらしい話題は見つからないものだ。
その後、すぐに表情を引き締めて。
「いいえ、結果的に私は助けられたのですから」
「ですが……あの時に受けた攻撃から感じた妙な力は、一体なんだったのでしょう」
ムジカ
さりさり、とネフェリアが転寝していた頃と同じ音調で、宿り木の枝を削いでいく。時折枝の樹皮を指先で撫でた。その枝がウィータにとって必要なのか、そうでないのかを感覚を頼りに判断する。
ウィータ
「…………」 作業の合間に様子をちらりと見て、視線が合うとおかしなところはないだろうかと自分の髪の毛を指先で整えつつ……。
ネフェリア
「……ウィータの身体に残っていたのは、何者かの魔力…… マクスウェルの見立てでは、真語魔法によるもの、ということでしたね」
ウィータ
「ええ。受けたのは真語魔法に間違いなかったと思います。ですが、ただのそれではない力も感じました」
「それが霊死に繋がるものなのかどうなのかは分かりませんが……」
ネフェリア
「真語魔法の中には、幻を扱うものもあります。ただ、ネフェリアが知っている術は、攻撃を仕掛けてなお、姿を隠し続けられるほど、便利なものではなかったはずですが……」
ムジカ
「……」 一度作業に集中すると、他事に気を払う余裕はなくなるのか、ウィータと視線が合っても逸らす事はせず、じぃっと勿忘草色の瞳で見つめ返した。ゆらゆらと、虹彩を縁取る金の輪が揺らぐ。
ネフェリア
楽しい話ではないが、置いておけることでもない。 「……思い返してみて、何か気になることはありますか?」
ウィータ
「超遠距離から攻撃を仕掛けられた、という可能性もあります。樹海の中で対象を視認するのは難しいとはいえ、私たちは大立ち回りをした直後で居所は丸わかりだったでしょうし……」
ムジカと視線が合えば、真顔でいるのもなんだか違う気がして、うっすらと微笑みを返して
「……うーん、そうですね」 それから、顎に手を当ててその時のことを思い出し始める。
「説明が難しいのですが、ここではない何処か――……たとえば、そうですね。奈落へと叩き落されるようなそんな違和感があった気がします」
ムジカ
――…」 ふと、作業の手がぴたりと止まる。
ネフェリア
「遠くから仕掛けられるとなると、対応は難しいですね……。時機があまりにも狙いすましています。その何者かは、ネフェリアたちのことを、ずっと見ていたのでしょう」
「落ちていく感覚……」
ウィータ
「ええ、それは間違いないと思います」
「ステュクスについては、軽くお話したくらいでしたね」
「魔法文明時代の末期、混沌の氾濫に巻き込まれて崩壊したアトランティス帝国とステュクスを含むその周辺都市の一部は、それぞれ個別の“奈落の魔域”へと街ごと避難させられたのです」
「人為的に魔域を作り出す力を有していた〈つなぐもの〉と呼ばれる魔剣の力によって」
「……とはいっても、魔域を作り出すというのは本来〈つなぐもの〉に望まれた能力ではなかったそうですが」
「いつしか、それらは〈奈落の剣〉とも呼ばれるようになったようですが、それは今は置いておきましょう」
ムジカ
「…その時の感覚と、似てたってことか……?」
ネフェリア
「ネフェリアたち奈落渡りは、最終的には、自身の魔域を思いのままに作り、操るすべを目指します」
ウィータ
「ええ。あの攻撃を受けた時、それと似た力が作用しているような感覚を覚えました」
「当時、〈つなぐもの〉を作り出した方々がどのような思想、思考を抱いていたのかは分かりませんが、奈落魔法と繋がる部分はあるのかもしれませんね」
ムジカ
「ネフェリアのような奈落の力を扱う奴なら、そういった現象を引き起こす事も不可能じゃない、と……」 ネフェリアの話を耳にして、ぽつりと零す
ネフェリア
「“奈落の魔域”の一種の結界のように使うことは、いくつか例があります。現に、他の大陸では、蛮王が魔域の中に王国を作ったという例もあるそうです」
「しかし、実際にその生き証人の口から聞くと、やはり、その事実は重いですね」
「〈つなぐもの〉…… やはり、〈奈落の剣〉とそれは同一のものなのですね?」
ムジカ
「……でも、そのステュクス絡みだったとすると、ウィータを狙って攻撃した事とも繋がるな…」 ナイフをぽんぽん、と指先にあてながら考え込む。すっかり作業は中断してしまっている。
ウィータ
「私が物心つく頃には、ステュクスは既に魔域の中だったので、聞いた話でしかないのが申し訳ないですが……」
「はい、私はそう聞いています」
ネフェリア
――……」 複雑な形に組まれた指に力がこもる
ムジカ
にんにんでござるか
ウィータ
「ううん……。ステュクスの関係者だとは考え難いですが」
「……ネフェリア様?」
GM
水遁の術
ネフェリア
「いえ……」 ウィータに尋ねたい事は山程ある。赤い瞳が伏せられ、彷徨う
ウィータ
「何か気がかりがあるのでしたら、遠慮なくお聞きください。些細なことでもこれからの役に立つかもしれません」
ムジカ
「……?」 ぱちり、と一度大きく目を瞬かせてネフェリアを見た
ネフェリア
顔を上げ、尋ねたのはウィータの安全に関すること。 「……普通に考えれば、あり得ざることですが」
「その時代から生きている人々を、何の縁か、この短い時間のあいだに、何人も見ていますからね」
「ウィータに関係した人間ではない、というのも、言い切れないのではないでしょうか」
ムジカ
「そ、そうだな……。すっかり慣れてしまったが、先史時代の人間が何人も周りにいるって考えると、とんでもない状況だな……」
ウィータ
「……そうですね。私たちの中だけでもメーティスさ……んに、ヘルメシア様。メーティスさんとアスラ様のお知り合いを含めれば、もう少し増えますし」
「ただ……」
「私は生まれて間もなく、ステュクスに預けられ、物心がつく頃にはステュクスは外と隔たれた魔域の中にありました」
「そして、ステュクスの民たちは私の知る限り、〈大破局〉と同じ時期に皆亡くなってしまっています」
「関係者――となると思いつく相手はいないのが正直なところです」
ネフェリア
「あるいは、ステュクスの外の人間かも……」
ムジカ
「…分からないぞ。あんたは一応王族だったんだろう?実はステュクスはまだ現存していて、生き残りの王族は跡目争いに邪魔だから……とかそういう事もあるかもしれない。人間社会って、そういう権力に踊らされる人間が多いって聞いたぞ」 ナイフをふりふり
ネフェリア
「ウィータの力は、〈奈落の剣〉由来のものなのでしょうか? ネフェリアの目には、そうは視えないのですが……」
ウィータ
ムジカの言葉にはふるふると首を横に振る。 「私は、当時の為政者であるクリュメノス様にお世話になっていただけで、その子ではありませんし、王族というのは語弊があります」
「ステュクスの外の人間――というのは十分にありえます」
「……いえ、少なくとも私のこの力は、〈奈落の剣〉のものではないと思います」
ネフェリア
ムジカにすこし苦笑して、 「偏見――とも言えないところが、残念なのですけど」
ウィータ
そう答えてから顔を俯けると、桃色の髪が表情を隠して
「……私の力は、皆様もご存知の通りですが」
「ステュクスを発ってからの数百年の旅の中で、色々なことがありました」
ネフェリア
「……はい」
ウィータ
「とある国では、私は死を司る聖女として扱われ、……戦いで治らぬ傷を負った者や不治の病を患った者たちを神の御許へと送る――という役割を果たしていたこともあります」
「その死を救いだと捉える人もいましたが、そうではない者も数多く存在します」
ネフェリア
――……」
ウィータ
「……与えた救い以上に、私に怨みを抱いている者は多いでしょう」
ムジカ
「……そうか…」
ネフェリア
「それは、このリアンに在る…… または在った国ですか?」
ウィータ
「……リアンではありませんが、ケルディオン大陸にかつて存在していた国です」
ムジカ
「ウィータは、」 ナイフをするりと下ろして
ネフェリア
「ネフェリアたちに言える範疇なら、教えていただいても良いでしょうか」
ムジカ
ナイフの切っ先が床を叩いた感触で、はっと我に返った。すっかり作業が疎かになっている…。ネフェリアの声に頷きながら、自身の言葉は飲み込んで、もう一度宿り木にナイフを滑らせる。
ウィータ
「ナスバラフという小さな国です。何処にあったかも、今では覚えている者もいないでしょう」 顔をあげてネフェリアに小さく返してから、視線をムジカへと移す。
GM
なお覚えておく必要はない国の模様
ムジカ
🍆
GM
ほんとぉ?
ネフェリア
「大丈夫ですよ、ムジカ。言いたいことがあるなら、遠慮しないで良いのです。時間はたっぷりあるのですから」
ムジカ
「い、いや…っ、何でもない……。私の本題はこっちなんだから」 ぱっと頬を赤らめながら、こんこん、とナイフで宿り木を叩く。
ネフェリア
「ナスバラフ……」 ネフェリアにも聞き覚えがなかったのは、単に異郷の者であるから、ではないだろう
ウィータ
「とても不思議な国でした。国というより、小さな街でしかなかったのですが……周囲から浮いていて、国ごとどこかから“流れ”て来たのではないかと思えるような」
ネフェリア
「……もし、仮にそうであったとしても、どうしてあの時、あの場所で……?」 首を傾げてしまう。ウィータは一人旅であっただろうし、ずっと追われていたのなら、それまでにいくらでもチャンスがあったはずだ。そして、何より、このような秘境でなど……。
ウィータ
「しかも、私が辿り着いた時には、既に半ば滅んでいるといってもいい状態で……」
ムジカ
「………」 それにしても、段々と宿り木が歪になってきてしまっている。良くない癖だ。宿り木の形は相手の心の形を象ったものであるべきなのに、自分が勝手にイメージしてしまった相手の心の形になりつつある。唇を3の形にしながら、四苦八苦。
ウィータ
「もしツァグ様たちから聞いた森の侵入者と、私を襲った者が同じであるのなら、侵入者は私たちより前に森に入り込んでいたことになります」
「私を狙ったのは、副次的な理由や目的だったのかもしれません」
「……あ、すみません。こんな話ばかりだと、ムジカ様も気になって作業に集中できませんよね」
ネフェリア
「ムジカ、指先は心を映すと教わらなかったですか? 心に澱をためていては、手先もくるってしまいますよ」
ムジカ
「き、気にしてない。そのまま話してて――…ぐっ…」 半目で呻きながら、こちらの心を鋭く読み取ってくるネフェリアを恨めしそうに見た。
ウィータ
「……では、何か明るい話題にしましょうか」
「あ」
「お二人は、お好きな料理や食べ物はありますか?」
荷物の中からメモ用の白紙の本と筆記具を取り出して。
ネフェリア
「……そうですね。いまの状態で、これ以上考えても…… 心が曇れば、真も幻となる、です。その手がかりを掴むために、ネフェリアたちは捜索にいくんですものね!」
ムジカ
…………魚の香草焼き……
ウィータ
「ええ、あまり先入観を持ってしまってもいけません」
「……なるほど。古龍の褥であれば、良い川魚や香草も手に入るかもしれません。後で里の方々に伺ってみましょう」
ネフェリア
「え? 好きな…… うーん、と。ザクロの実、とか…… 献上されたものをよく頂きました」
「あとは、好物というより、懐かしい味ですが、バラディというパンが好きです」
ウィータ
「献上……ネフェリア様は、身分の高い御方なのですね」
ムジカ
「ばらでぃ?初めて聞いた名前だな。王都にもあるのか?」
ウィータ
「バラディ……。私も聞いたことがありません。ご用意出来れば良いのですが……」
ムジカ
「……なんだ、作ってくれるのか?」 急に好物を聞いたということは
ムジカ
昼食はおいしかったんですか
ウィータ
「はい、機会があれば作らせてください。料理は好きな方ですので……」
GM
おいしかったよ
ムジカ
ちゃんとしたメシウマだった
ムジカ
「…へぇ……」
ネフェリア
「似たものは、こちらにもありますよ。いろんなエイシパンがあるのですが、ネフェリアが好きなのはエイシ・バラディ田舎風のパンといって…… 」
ムジカ
「……じゃあ、後で他の奴らからも好物聞いておかなきゃな」 昼食美味しかったし、喜ぶだろう。彼らも。
ウィータ
「これでもステュクスでは、よく料理をしていたんですよ」
GM
ハラデイ
ムジカ
「えぃ…えいし?ネフェリアの国の言葉?」
ウィータ
「エイシ・バラディ……街に戻ったら情報を集めてみましょう。旅の途中は難しくとも、街に滞在している間であれば用意できる可能性もありますし……」
ネフェリア
「かんたんに言うと、平たく焼いたパンです。イルスファールの食文化は豊かですから、シンプルすぎて拍子抜けされてしまうかも?」 くすりと笑って、懐かしそうだ
ネフェリア
白飯が好きみたいな感じ
かもしれない
GM
白飯はみんなすきだ
ムジカ
「……確かに王都の食事はびっくりするほど種類があったな…」
ウィータ
「でも、故郷の味というのは誰しも大事に思うものではないでしょうか?」
ネフェリア
「はい。ネフェリアの国は、砂漠の多い所なので…… これほど緑豊かな地を巡るのは、色々な意味で刺激的です」
「……そうですね。何もかも、懐かしいです……」
ムジカ
「……うん、そうだな。ネフェリアがどんなものを食べて大人になったのか、そういうのを知るのもまた知識を蓄える事に繋がる――」 なるほど、こういうことか、と。自身が自然と口にしていた言葉で1人納得する。メーティスが言っていたのはこういう事かもしれない。
ウィータ
「砂漠の国……。ケルディオンの北部と中央部に、確か大きな砂漠地帯がありましたね」
ネフェリア
「はい。魚の香草焼きも、ぜっぴんでした」 しっかり聞いていたらしい>ムジカ
ウィータ
「そういえば、メーティス様はとてもたくさんお召し上がりになりましたね」
ムジカ
「……へ、へぇ…」 でも献上品を貰えるようなお偉い人が口にする魚の香草焼きと、自分が知っているそれとは、なんだか格差がありそうだ……。
ウィータ
昼食の様子を思い出すと、くすりと笑う。 「ステュクスにも、同じくらいよく食べる方がいらっしゃいました」
ネフェリア
「サデーニア沙漠ですね。このリアン地方がすっぽりと入ってしまう程の、広大な砂漠地帯です」
ムジカ
「あの細い身体の何処に入るんだって思えるほど、食べてたな……見てるこっちが満腹になった」 >メーティス
ウィータ
「ええ、長く滞在はしませんでしたが、サデーニア砂漠の辺りにも訪れたことはあります」
ネフェリア
「何を気にしているのですか……? ……あ」
ウィータ
「ふふ、作った側からするとあのくらい食べていただけると嬉しいものです」
ムジカ
「砂漠には……行った事がなかったな。砂が一面の大地を覆っている場所……なんだっけ」
ウィータ
「はい、砂の海という表現が似合う場所です」
ムジカ
「砂の海、か……」 視線を天井に向ける。思いつく限りの砂漠の景色を思い浮かべた。
――……私には不向きな場所だな…」 木々が一本もない…。
「……そういえば、ウィータの好物は?あんたも、ステュクスではどういうものを食べてたんだ?」
ウィータ
「……そうですね。オアシスと呼ばれる泉の周りくらいでしょうか。それでも、この場所に比べれば天と地ほどの差があるでしょうし」
ネフェリア
「……期待させてしまうと申し訳ないのですが、ネフェリアの国はイルスファールほど豊かではありません。王族も、民と同じものを食べていました。イルスファールの市民のほうが、良いものを食べているかもです」
ウィータ
「私ですか?」 ぱちぱちと目を瞬かせて。 「アトランティスは海に面していたので、その近くにあったステュクスでも魚介類を食べることが多かったですね」
ネフェリア
――なので、こちらに来た当初は驚きました!」 ぐっ
ムジカ
「え、そうなの?………というか、ネフェリアは王族だったのか……?」
ウィータ
「魔域の中に移った後も、幸い食には大きな影響がなかったみたいで……」
「砂漠の国となると、イルスファールのように豊かな食生活とはいかないのでしょうね」
ネフェリア
「末席に血を連ねているだけですよ」 否定はしなかった
ムジカ
「そうか、そういえば海の近くの帝国なんだったか…。海魚は、私も口にした事がなかったな」
ネフェリア
「……それに――
ムジカ
「……………」 つまり、自分の目の前にいるこの二人は、どちらも王族の関係者。なんだか急に肩身が狭くなった。
ネフェリア
――それに、いまや滅びゆこうとしている国です」
GM
血を引いてはいないといっているのん!!1
ムジカ
そうだった
ウィータ
「……もしかして、ネフェリア様はその窮状をお救いになるために?」
ネフェリア
顔を上げ、ウィータをまっすぐに見つめる。 「――はい」
ムジカ
「…なんでそんな奴……人が、冒険者なんかに」 ウィータの疑問と被せるように
ウィータ
「冒険者になれば、色々なものを目にして、見聞きする機会も増える。その中に、故郷を救う術を求めていらっしゃるのですね」
「……この旅の中で、その一助となるものでも見つかれば良いのですが」
ムジカ
「…家来とかに任せれば良かったのに。いるんだろ?そういうの……」 話でしか聞いた事はないけど
ネフェリア
――実は、わたしが求めているもののことを、ウィータはよくご存知だと思います」
ムジカ
「………」 ちら、とウィータを見て
ウィータ
「〈奈落の剣〉、でしょうか」
ネフェリア
かぶりを振る、 「ネフェリアをここへ送り出すただそのために、大きな負担を掛けました。そういうわけにはいかないのです」>ムジカ
「はい」 あどけない少女の姿はそこになく、どこか威厳と決意を感じさせる目をして
ムジカ
「……そこまでしてでも、守りたかったんだな。それが故郷に対する愛なのか、王族の責任とやらなのかは私には分からないけど」
ウィータ
「……どのように扱うおつもりなのかは分かりませんが、強大な力であると同時に、やはり危険な力です」
ネフェリア
「もちろん、承知の上です」
「〈奈落の剣〉が持つ力が、ウィータが口にしていた性質を持つものならば……」
ムジカ
「…一種の結界のようにも使える、だったか」 先ほどネフェリア自身が口にしていた言葉を反芻して
ウィータ
「ネフェリア様と出会ってまだ日は浅いですが、あなたが悪しき目的でそれを求めているわけではないことは分かります。時間のある時には、私に伝えられる限りはお教えしましょう」
「ただ、私も剣の本質についてはあまり詳しくはありません」
「……ステュクスの王であったクリュメノス様や側近であったイノ様がご存命だったのならよかったのですが」
ムジカ
「……」 何とも言えない表情で、ネフェリアを見やった。聞くところによれば危険な魔剣でしかないというのに、それを救いの一手と信じて追い求めている。彼女はどういう心境なのだろうか、と。
ネフェリア
「……はい。ネフェリアたちの扱う魔法は、自身の想いと願いを実現する性質を持っています。〈奈落の剣〉の力を借りれば、あるいは世界を書き換えることすらできるかもしれない、と」>ムジカ その力があれば、救えるかもしれないのだ、と
ウィータ
「世界を書き換える……」
ネフェリア
「ありがとうございます、ウィータ。感謝します」
ムジカ
――…そりゃ、何か手掛かりを見つけられればいいとは思うけど……。あんまり、思い詰めるなよ?」 さっき指先が白むほどに手を握り締めてたぞ
ネフェリア
「……そうですね。さすがに、どんな魔法でも、時を越えることまでは――」 そこまで口にして、一つの可能性に思い至る。――いや、そんな都合のいいことはあるわけがない
ウィータ
「この旅の中で、他の古代の人間と出会うこともあるかもしれません。彼らならば、〈奈落の剣〉――というよりも、その元となった〈つなぐもの〉について私より詳しくご存知でしょう」
ムジカ
「…ほ、他にもいたら今度こそ私は腰を抜かしそうだ」
ウィータ
「協力していただいている返礼は出来る限りしたいと思いますので、どうか遠慮なく私を頼ってください」
「ご安心ください。その時は私が手を貸して差し上げることができますので」 ふふ、と冗談らしく
ネフェリア
「ネフェリアも同じ気持ちですが、いまはこの運命に感謝しているんですよ」>ムジカ
「……ごめんなさい、ウィータ」
ウィータ
「いいえ、申し訳なく思う必要はありません。……私にとって、こうして共に語らうことができる旅の仲間というのは初めてのものです」
ネフェリア
「ウィータを救けたいと思っていることに、嘘偽りはないのです。でも…… ネフェリアは、それ以上に自分の打算のために、ウィータに近づこうと思ったのも、事実です」
ムジカ
「……!? い、いらないから…っ!」 顔を赤らめてそう叫んだ。冗談とも、本気とも取れないその言葉に、思いの外激しく動揺してしまったのか、ナイフを滑らせる 「……いっ」
ウィータ
「死を与える以外で、その方のお役に立てることが何よりも嬉しいのです」
「……ムジカ様!?」
ムジカ
ぱたぱたと、小さな赤い円が宿り木に落ちた 「……~~っ」 は、はずかしい。
ネフェリア
「ああっ…… 切っちゃいましたか」
ウィータ
身を乗り出して傍に寄ると、癖になっているのか、一瞬の逡巡の上で傷口の近くに手を触れさせた。
ムジカ
そろそろおずかんなので僕は一旦抜けるけど、シンボルの完成はネフェリアに任せるのでどうぞ続けて……
ネフェリア
しゅわー
GM
そろそろ〆るよ
しめしめ
ネフェリア
うむ
ムジカ
ギャース
ウィータ
小さく呪文を唱えると、操霊魔法でその傷口を塞いで
ムジカ
じゃあもうちょいタイミング遅れさせればよかったね、ごめん…ネフェリアの言葉さえぎっちまったよ
GM
ある意味生々しい(?)会話になったよ
ネフェリア
「大丈夫ですか? ムジカ」
ムジカ
??
ウィータ
「……良かった。傷は深くはなかったようですね」
ムジカ
「そ、そこまでしなくていいからっ、というか自分でも治癒できるし……っ」 恥ずかしがりながらも、されるがままに治癒魔法を受けた。
「…だ、大丈夫。ごめん……」 >ネフェリア
ウィータ
「あ、申し訳ありません……つい」
ネフェリア
「ううん、すぐに治る怪我でよかったです」 と、笑って>ムジカ
ムジカ
「いや、えーと……その、……ありがとう……」 >ウィータ
「………」 ネフェリアの笑顔に、どこかばつが悪そうにして 「…やっぱりまだ、修行不足だ」
ウィータ
引いていた手を途中で止めて、目を細めて微笑む。 「はい、どういたしまして」
「そろそろ集中力も途切れて来る頃でしょうし、少しだけ休憩としましょうか」
ムジカ
「………」 ウィータに向けていた瞳を、そっと伏せてそっぽを向いた。ここまで柔らかく対応されては悪態も付けない。
ネフェリア
「そんなに落ち込むことはないです。そのくらいの失敗、誰でもするんですから」
ムジカ
「そう、だな……」 ウィータの提案に頷きながら、ネフェリアに宿り木を差し出す 「――これ」
ウィータ
「また台所をお借りして、お茶を用意して参ります。あるものは自由に使っていいと仰ってくださいましたし」
ネフェリア
「そうですね、ウィータ。賛成です」
「?」 ムジカの差し出した宿り木を見て
ムジカ
「…私はどうも、勝手に相手の心情を推し量って、自分のイメージを押し付けてしまう癖があるようなんだ。――師にも、よく叱られた」
「ネフェリアもシンボルの作り方は知ってるよな?なら、」 ん、と完成間近のシンボルを押し付けた。
ネフェリア
口元に指を当てて、思案するように 「んー……」
「だめです」 にっこり否定した
ムジカ
「……うん、ありがとう。じゃあ後はたの――
「……はぁ!?」
ウィータ
「……えっ」
てっきり了承するものだと思っていたものだから、思わぬ回答に目を丸くした。
ネフェリア
「だめですよ、ムジカ。途中で放り出してはいけないのです。納得できなくとも、最後まで作りきらなければ」
ムジカ
「……い、いや、でもそういうのはもっと別の時に……。今は差し迫ってる状況だし……」
ネフェリア
「絵でも何でも、そのときの自分にできることを精一杯最後までやり切ることで、はじめて成長するのです」
――と、ネフェリアも師から教わりました」 苦笑まじりにちょっぴり舌を出す
「大丈夫です! いっしょに手伝いますから」
そう言いつつ、シンボルはぐいーっと断固押し返す
ムジカ
「………いや、でも…」 ちら、とウィータを見て
ウィータ
「……ふふ、では後少し、ムジカ様にも頑張っていただきましょう」
ムジカ
「…あ、あんたまで……」
ウィータ
「心情を推し量るのは、ムジカ様がお優しいからでしょう。そうして出来たシンボルであれば、私は喜んでいただきます」
ムジカ
「……ぐぐっ」 ぐいーっと簡単に押し返された。あわれな筋力値
ネフェリア
「……それに、いまのイメージでいいではありませんか」
ムジカ
「や……!? さしいって……」 恥ずかしそうに顔を背ける。
ネフェリア
「相手と関わって、また違う面を識ったら…… そのとき、また作り直せばいいのです。何度でも」
GM
なおどのドルイドが作っても同じ形になる模様
ネフェリア
「ほら、ウィータも、ムジカの作ったシンボルじゃないといやと言っています!」
ネフェリア
いいんだよ!
ムジカ
「………」 ネフェリア、ウィータの言葉を受けて、これ以上は完全に言い負かされる、と確信した。
ネフェリア
霊的には違うんだよ!
ウィータ
「そうですね。ムジカ様が作ってくださると仰ったのですから」
ネフェリア
「ほーら」
ムジカ
「…わ、分かった。分かったよ……っ。作ればいいんだろ、最後まで!」
ウィータ
ネフェリアの言葉に乗っかり、ムジカの破れかぶれの答えに微笑むとゆっくりと腰をあげた。 「では私はお茶を用意して参ります。しばらくお時間を頂戴しますね」
GM
心情的には違うんだ
おにぎりは誰が作っても同じでも
えびすさんの汗おにぎりと美少女の汗おにぎりでは違うんだ
どっちも食べたくないな……
ムジカ
「……うん…」 不貞腐れた、とは何処か少し違う。そんな表情で座り直して、もう一度宿り木をよく観察し出した。
ネフェリア
それでよし。ネフェリアは満足げに頷いて、ムジカの隣へと静かに身を寄せた。
ムジカ
おばあちゃんの汗おにぎりはちょっと食べちゃうかも
ネフェリア
「ありがとう、ウィータ」 話を合わせて戯れたことが楽しくて、笑ってしまう
ウィータ
「ええ」 一度振り返り優しげに目を細めると、台所へと向かっていった。
GM
たんごのために僕はこれで〆!!1
ムジカ
スピプー…
ネフェリア
わたしもいいかな
ムジカ
ぼくもだいじぶです
GM
OK
ログは
ムジカ
都合合わせてもらっちゃってすまぬのう
GM
2025/11/03_0 になる予定です
だいじょうぶです。色々な話が出来てHAPPY
ムジカ
HAPPY
GM
そのうち伏線になったりならなかったりしろ
では体質OKです
ネフェリア
そういえば身分云々は仲間内以外には一応ヒミツにしといてとどこかで言わなければ
GM
お疲れ様でした~
ムジカ
たのしみだぜ。では明日に備えて……ねるっぴね……
ひみちゅね
GM
ここにおられるは砂漠の国の王族であらせられるぞ!!1
ムジカ
大々的にばらしていく
ほなおやすみ!!!
お先に失礼します!
またね~
GM
み!!1
ネフェリア
別にバレてもお国的に問題ないが(ないから)めんどくさいことになりかねない的なね
またねー
!SYSTEM
ムジカが退室しました
!SYSTEM
ネフェリアが退室しました
背景
BGM