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- イータが入室しました
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- ngoが入室しました
- イータ
- こんばんはー
- ngo
- Hi
- イータ
- お付き合い感謝です。よろしくお願いいたします。
- ngo
- よろしくササビーム
-
-
-
- ngo
- こちらこそお時間ありがたやで
- イルスファール王国。数多くの優秀な冒険者が集うこの国であるが、冒険者にも休息は存在する。
これはそのうちの一幕である。
- !SYSTEM
- BGMを変更 by イータ
- 常盤の風70%
- イルスファール王国、冒険者の宿、星の標に所属する冒険者の少女ファイ。
依頼の時ともなれば、彼女の勇猛な兄弟であるドラゴンと共に活躍する癒し手である。
今日は彼女にとって休日である。興味の赴くままに商業街を歩いていた少女の目にある看板が留まる。
- 看板
- 『ふわふわパンケーキフェア開催中!』というかわいらしい文字とともに、美味しそうなパンケーキの山のイラストが描かれていた。
- イータ
- https://i.pinimg.com/736x/8b/40/7a/8b407a6c0452233fd96b1337c1d1c0c8.jpg
- 参考画像
- ngo
- デッッッッッッッッッッッッッッッッッ
- 看板
- 色鮮やかな果物と真っ白なクリームで彩られたパンケーキの塔がそこにあった。
- イータ
- お待たせしました、ロールどうぞ。カモネギは適当に登場します…
- ngo
- はあい
- ファイ
- 「…………」 茫洋とした瞳で、目に留まったポスターを見上げる。
- パンケーキというものをまず知らない。食べた記憶を失っているだけかもしれないが、どういった食べ物かが今の少女には分からないのだ。
- しかし 「ふわふわ」 という文字列には興味をそそられるものがある。
- それに果物と生クリームが添えられているのなら、甘味の類に違いない。この子供の姿を利用して、上手く試食でもできないものだろうか。邪な思考が頭を過る 「………」
- 看板
- イラストを見る限りでは、その食べ物はとても柔らかそうだ。かかっている黄金色の蜜は蜂蜜かメープルシロップだろうか。
- 少女、ファイの脳裏にある意味子どもらしいとも言えるずるさが過ったその時である。
- 前方から
いかにもお人よしそうな鴨葱見知った顔の冒険者が歩いてきた。
- イータ
- 「ん?あれ…ファイ?」
- ファイ
- 「ん………」 名を呼ばれた気がして、ゆったりと視線を声の主に向ける。
- 少女が視線を向ければ…いつぞや依頼を共にした冒険者、イータ青年の姿が見える。
- イータ
- 「(まさか迷子…?じゃないよなぁ…)」
- ファイ
- 「………」 確か名前は 「……イータ」 だったはずだ。リルドラケンと違って、人間は顔が皆同じに見えるせいで、顔と名前をリンクさせて覚えるのが難しい。
- イータ
- 若干ぼんやりしていて危なっかしいものの、彼女も冒険者であるのは知っている。
- 「あってるあってる」
- ファイ
- 「こんにちは。何してるの」
- イータ
- 「ああ、ちょっと物資の買い出し」見れば小さな袋を持っていた。
- ファイ
- 「ふぅん、そう」
- 「………」 そのまま関心を失くして、青年から視線を外す。そうしてもう一度、ポスターを見上げた。
- イータ
- 視線がファイがみているポスター…看板へ。
- ファイ
- 眠たそうな瞳は、そのポスターから離れない。
- イータ
- 「オゥ」見るからに甘そう。てか何段あるんだ…?
- 「もしかして、食べたいのか?コレ」
- 段数はともかくとして、見た目は確かに女性子どもが好きそうなパンケーキである。
- ファイ
- 「分からない。多分、食べた事がないから、少し気になっただけ」
- イータ
- 「気になったなら食べてみたらいいんじゃないか?」まあ、財布やお腹の具合と相談ではあるが…。特にファイは小柄だ。この量であるならば入らな………実は入るのか………?
- あの身体のどこに入るんだってくらい食べてる人もいたしなぁ…めっちゃ美人だったから、よく覚えている。
- ファイ
- 「………。そうだね」
- 百聞は一見に如かずだ。食べてみればいい。そう思考を切り替えて 「これ、何処?」 ポスターの下部に描かれていたフェアが開催されている通りを指差す。
- イータ
- 「入ったことはないけど、店なら見たことがあるから、よかったら案内するよ」
- どうせ用事は終わって今日は暇である。
- ngo
- ごめんちょっと今
- 心臓止まるかと思った
- イータ
- えっ?!
- ngo
- くっそ怖い画像でてきてびびった
- イータ
- い、いったい何が…
- ngo
- あのあれです
- たまにWindowsが勝手に、この日を振り返るみたいなテーマでディスクに保存されてる写真を表示したりするじゃん……?
- イータ
- 窓君…
- ngo
- 見覚えのないめちゃ怖い画像出てきてひっくり返るかと思った……こわすぎ……Twitterにはるから見てこれこんなん出てきたらびびるって!!!
- ファイ
- 「……ほんと?」
- 「じゃあ、案内して」
- イータ
- 「了解」
- しばし商業街を歩き、イータ青年はファイをその店まで案内する。到着した店の前には先ほどの看板と同じ看板が置いてあった。
- イータ
- https://pbs.twimg.com/media/GKZdSXYa4AEjl89.jpg
- ホラーを癒す参考画像です
- ngo
- あら~~~~
- かわよ…
- 宣伝のためか、外には売り子らしいかわいらしい少女も立っていた。
- 売り子さん
- 「いらっしゃいませー。ただいまパンケーキフェア開催中です!2名様以上ですと、割引やおまけもありますよー」
- ファイ
- 「おまけ……?」 こてん、と首を傾げる。
- 売り子さん
- 「飲み物とクッキーがおまけでついてきまーす」どうですか?
- ファイ
- 「……くっきー…」
- 「………」 でも、あのパンケーキもそれなりの量があったわけだし、さすがにおまけとはいえクッキーまでは入らなそうだ。
- イータ
- 「あ、じゃあ、俺も一緒に入っていいか?」気になってそうな反応に、そうファイに問いかけた
- ファイ
- 「イータも食べたいの?」 意外だね、と言いたそうな表情。
- イータ
- 「…まあ、うん」何か誤解を受けてそうな気配がしたが、甘い物でもそれなりに入る。姉達に連れまわされたから…から…。
- ファイ
- 「……そう。なら付き合ってあげるね」 おや?
- 「二名様で」 右手でチョキを作って、売り子に注文する。
- イータ
- 「………ありがとう」うん、まあ、ささいな誤解である。このままにしておこう。
- 売り子さん
- 「はーい。ありがとうございまーす。ではご案内しますねー」
- ファイ
- 「うん」 素直に頷いて、売り子に続いて入店した。からんころん
- かわいらしい売り子さんに案内され、2人は席につく。
- 売り子さん
- 「ご注文がお決まりになりましたらこちらのベルをどうぞー」
- 内装はかわいらしいの一言である。店内のところどころにくまやうさぎなど、ファンシーな動物をかたどった絵等がかざってある。
- ファイ
- ちょこんと椅子に座ると、メニューを広げる。しばし眺めてから、イータに聞くことすらせず、テーブルに置かれたベルをからんと鳴らした。
- イータ
- 「とりあえず、気になった物あったらたのんでい………はやっ!?」
- え?もう見たの?え?
- 売り子さん
- 「お待たせいたしました、ご注文をどうぞ」
- ファイ
- 「パンケーキ一つください。それと、ストロベリーマンゴーフラペチーノ」 ささっと自分の分の注文を済ませると、ほら、イータの番だよ、と言いたげな視線が青年に向けられた。
- イータ
- 「俺まだ見てな………あー、えっと、じゃあ、あ、フェアの奴…?にコーヒーで」
- 売り子さん
- 「ご注文ありがとうございます!おまけのクッキーもおもちしますね」
- 「がんばってください!」ん?
- ファイ
- 「……?」 何か応援されることが…?
- イータ
- 「(あれ?もしかして、フェアの奴…注文しなくても問題なかった?クッキー…?)」
- 2人が内心首を傾げ…しばらく待つと…
- ファイ
- 疑問を残しつつも、給仕が去ればメニューをぱたりと閉じ、両手を膝の上に乗せ、待ちの姿勢を取った。
- イータ
- 「………?」
- イータ
- ファイの奴
https://pbs.twimg.com/media/GKZdSXYa4AEjl89.jpg
- ngo
- うさぎさん
- イータ
- ファイに運ばれてきたのは2段のパンケーキである。かわいらしい果物とうさぎをかたどった砂糖菓子がのっている。ふわふわである。
- ファイ
- 「…………」 相変わらずの変化のない静かな瞳と表情で、運ばれてきたパンケーキを見下ろした。
- イータ
- イータの奴
- 見本
https://www.nisshin-seifun-welna.com/index/recipe/detail/recipe_file/file/n-075_l.jpg?_size=3
- ngo
- ちょっとサイズが
- 控えめになりましたね?
- 坊主が大人になった証拠さ…
- イータ
- 実物
https://www.hapiba.com/wp-hapiba2/wp-content/uploads/2016/11/pancake-tower-07.jpg
- ファイ
- 「……………………」 あれ…?同じパンケーキのはずなのに、あっちの方が豪華だぞ。
- ngo
- 草
- イータ
- 「待って!?」
- ファイ
- 「すごいね。やっぱりイータも男の子なんだ」 男の子って量を食べるっていうものね。一人納得顔。
- 売り子さん
- 「こちらフェアのパンケーキタワーになりまーす」
- イータ
- 「そういう意味だったの!?」
- ファイ
- 「……どういう意味だと思ったの?」
- イータ
- 「いや…こう…フェアって言ってたし…おまけ気になってたみたいだし…?」確かにかわいい売り子さんはかわいい動物クッキーも置いていってくれている。
- メニューを見直せば…
- ファイ
- 「此れはただ、パンケーキが気になっただけだよ」
- 「ただいまパンケーキフェア開催中!フェア限定パンケーキタワーも好評発売中!」
- ファイ
- いそいそとテーブル脇にセットされているフォークとナイフを取り出して、一人で勝手にパンケーキを切り分け食べだした。もくもく。
- 頬いっぱいにパンケーキを詰め込んで 「……注文したのはイータ。頑張って食べてね」
- イータ青年の誤解はおいておいて、ファイがパンケーキを口に運べば…確かにふわふわという名前の通り、まるで雲のように軽く柔らかく程よい甘さが口いっぱいに広がった。
- ファイ
- 表情はいつもと全く変化がない。しかし、パンケーキを頬張る手は止まらず、瞬く間にパンケーキを消化していく。
- イータ
- 「うん…頼んだ以上食べきるよ…」
- 「………美味いか?」
- ファイ
- 「んー………」
- 「……あまい」
- イータ
- 「よかったな、どんな食べ物か知る事ができて」表情は変わらないが、手が止まっていないのならば…少なくとも、悪いものではないんだろう、たぶん。
- ファイ
- 「そうだね」 こくん、と飲み込んで
- 「甘くて、ふわふわしてる。きっと此れは、食べた事がないもの。こんなに優しいものは、一度食べたら忘れられないはずだから」
- イータ
- 「…そっか、よかったな、今日食べれて」
- ファイ
- 「うん。でも」
- イータ
- ファイが喜んでる…喜んでる…?ならよかった。
- ファイ
- 「兄弟にも食べさせてあげたかった。兄弟なら、イータのそのパンケーキなんて一口だし」
- イータ
- 「あー………」
- ファイ
- 「……でも、兄弟は街の中には出せないから、仕方ないね」 もくもく。パンケーキの消化に戻る。
- 「……イータも食べたら?温かい方が美味しいよ」
- イータ
- 「できないことはない、かも?さすがにこんな美味い店と同じ物ってわけにはいかないけど、パンケーキって作れるし…?」
- ファイ
- 「此れは作れない。料理、したことない」
- 「覚えてないだけかもしれないけど」
- イータ
- 「竜は大概の物平気…だったはずだけど、ライダーギルドの人に材料とか問題ないか聞いて、竜出しても問題ない場所も聞いて…材料揃えれば、現地で作れる」
- 「単純なものならそう難しくないし、俺も作ったことあるよ」さすがにプロの料理人ってわけじゃないけどさ。
- 「そうしたいって思ったなら、それは大事にしてもいいんじゃないかな、ファイ」
- ファイ
- 「…ふぅん………」
- 「そこまで言うなら……勉強してみる」
- イータ
- 「竜は賢い生き物で…ファイの兄弟もファイの事大事にしてるから、ファイが作った物、喜ぶんじゃないかな」
- ファイ
- 「…………」 じ、と感情の読み取れない瞳でイータを下から見上げる。
- 「まだ数回しか会った事ないのに、イータはよく分かるね」
- イータ
- 「料理かぁ…キルヒア神殿の図書館なら子どもでも作れるレシピ集とかも置いてそうだし、確かうちの冒険者でミィルズ神殿の料理人見習い?って言ってた女の子もいたからその人をガルバさんに紹介してもらうのも…え?だって、兄弟なんだろ?」
- 「仕事の時も、お互い信頼してる感じだったし…?」
- ファイ
- 「そう、兄弟。でも、此れは一度兄弟を裏切ってる。だから、此れと兄弟たちの間には、信頼だけじゃない結びつきもある」
- イータ
- 裏話
イータ青年は自分ができないできないと言われ続けてきたので、可能な限りできるかどうかを模索する傾向にあります
- ファイ
- 「……こんなこと言っても、イータには関係ないね。やっぱりこの話はやめる」
- 「…………」 フォークで残りのパンケーキを刺して、口に運ぶ 「ふわふわ」
- イータ
- 「誰かしらひとつやふたつ事情はあるから、無理には俺も聞かないよ。まあ、しょいこんでしんどくなるくらいなら、何かこう吐き出したほうがいいとは思うけどさ」
- 「…そうだな、ふわふわだ」
- ファイ
- 「それを、今のイータが言うと説得力ないね」 じ、と目の前に積まれたパンケーキを見つめた。
- イータ
- 「エッ」
- ファイ
- 「無理して食べても、良い事ないのに」 ちゃんと気付いていますよ。目を伏せて、最後の一切れを頬張った。
- イータ
- 「まあ、無理してるってほどじゃないよ、姉さん達に散々連れまわされてこういうの慣れてるし…し…」トオイメ
- ファイ
- 「そう。ちょっとくらい手伝ってあげようと思ったけど、それなら手伝いもいらないね」
- イータ
- 「……………」
- 「……………オネガイシマス」
- ファイ
- 「……………」 静かな瞳でイータを見つめて 「……最初からそう言えばいいのに。仕方ないね」
- パンケーキタワーの頂上、何枚かをひょいひょい、と引っ張って自分の皿に乗せた。
- イータ
- 明らかに年下の女の子に正論で指摘されてぐぅの音も出ない。
- あのしっかりしてるラファエラさんならこんなことな………ないか?
- 「あ、クッキーもあるぞ、こっちはさくさくだ」
- ファイ
- 「………ん、ん」 もぐもぐ。
- イータ
- サクサクだね!
- ngo
- この珈琲クッキー、さくさくだね!
- イータ
- まあ…ファイが嬉しそうならいっか。
- ngo
- なにやら綺麗にオチた気が
- する
- イータ
- こんなところですかね。
- ngo
- 何か話したいこととかなければ!
- イータ
- 良い感じの時間でもありますし、よきかとー
- ngo
- こっちもよき~
- イータ
- ではしめますー
- ngo
- うむ
- お疲れ様でした👐
- その後、イータ青年と少女ファイは綺麗にパンケーキを食べ終えた。
- ngo
- ちゃんと締めの描写もしてくれるってわけ
- ファイにとっては初めての経験。ふわふわのパンケーキ、さくさくのクッキー…彼女にとっては未知のものであったが
- 今日の経験は、また一つ彼女の糧となっただろう。
- 後日、パンケーキの作り方を勉強し、下調べの上でファイの兄弟であるドラゴンにふるまう件については、それはまた別の機会に。
- 冒険者の日常は、まだまだ続いていくのであった。
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- BGMを削除 by イータ
- イータ
- お疲れさまでした。
- ngo
- おちゅおちゅ
- イータ
- ファイちゃんとお友達の癒しの助けになれたら幸いです。
- ngo
- 描写ありがとね
- ふぁいのお腹は幸せになってます
- イータ
- 果たしてファイちゃんは上手にパンケーキが作れるのか
- ngo
- んごは急なホラーを味わってからぶるぶるしております
- イータ
- ふわふわぱんけーきの画像を見て癒されるがいい…
- ngo
- ぎえええ
- イータ
- ラファエラさんにもふわふわパンケーキ食べて欲しい
- ngo
- なぜ僕のPCにあんな画像が…おごご
- イータ
- 意外にかわいいもの好きそうなイメージが…
- ngo
- ラファエラさんにはハンバーガーでも食わせておこう
- イータ
- はしたなくかぶりついていけ。口の端っこにソースついてるのを指摘されて理不尽にぷりぷりするといい…
- ngo
- ホワイトソースが口の周りに!えっちですね
- イータ
- では次回もお楽しみに…
- 本日はお付き合いありがとうございましたー
- ngo
- うむ…
- 月曜日やだあ
- イータ
- 気分転換になれば幸いです
- ngo
- こちらこそありがとね~~
- なんか思い返せば久しぶりにまともなRPをした気がする
- 連卓でもまた遊んでください
- では撤退!
- イータ
- 20250622_1 ログは実はこう
- ngo
- おっとわすれてた
- イータ
- ありがとうございましたー
- ngo
- はあい
- ではまた
- !SYSTEM
- ngoが退室しました
- イータ
- おつかれさまでしたー