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- GMが入室しました
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- ルリが入室しました
- GM
- みょい
- ルリ
- みょい
- 相手はヴェルテリアで
- GM
- ヴェルナーの腕を治してやったヴェルテリアがきゅーけいしてるとこでいいか
- ルリ
- うん
- GM
- OK
- じゃあ多少落ち着いたあとのアザルゲイルの家でやろう
- よろしくおねがいします
- ルリ
- よろしくお願いします!
-
-
- GM
- 〈ダインスレイヴ〉によって操られた地上軍との戦いから一夜明け、冒険者たちは夕方のヘルからの招待までの間自由に過ごすことになった。
- 解散してからしばらく、そろそろ一段落ついたころだろうと、ヴェルテリアの様子を見るために居間へと戻る。
- そこには既にヴェルナーの腕の治療を終えた彼女の姿があって、アングルシから持ってきていたお手製の紅茶を優雅に嗜んでいるところだった。
- ルリ
- あたしは
- 工房借りてるから
- 家にいるんじゃないかしら
- <武器研いでる
- GM
- そうかもしれない
- 工房の位置あんまり考えてなかったけどまあ隣接はしてるだろうしね
- ちょっとかえるからまってちょ
- ルリ
- はーい
- GM
- というところで!
- ルリ
- はーい
- ルリ
- ヨエルの武器を両手に抱え、ホルダーに収めたクロードの手斧を、肩から下げて
- 顔を出したのは桃色の髪の少女で 「ヴェルテリア」 寛いでる魔女に声を掛ける
- GM
- 後でに返す時にそれぞれ最終話中前衛の武器威力+5していいよって言っておいていいよ(?)
- ルリ
- まじ???
- あたしすごーい
- GM
- すごいぜ
- 一時的イグニダイト!!1
- ルリ
- きっとアザルゲイルの工房がすごいのね
- ヴェルテリア
- 「――ん」 声が聞こえればカップに口をつけたまま顔をあげた。 「作業は終わったの」
- GM
- 工房も技術もすごい
- ルリ
- 「うん」
- 「万全にしといた」 丁重な様子で大テーブルの上にヨエルの武器を置いて その近くにクロードの手斧をホルダーごと置く
- 「ちょっと待ってね、渡すものがあるから」
- ヴェルテリア
- 「そう。じゃあ――」 周りに何か指示を出そうとしたが、ここには自分の人形がいないことを思い出すと、腰をあげて自分の手で紅茶を注いだ。 「一服していけば」
- 「約束のもの?」
- ルリ
- 「ありがと」 破顔してそう答えると 「取ってくるだけだから直ぐだし、待ってて」
- 「うん」
- ヴェルテリア
- 「はいはい」
- ルリ
- たったった、と工房へ戻ると文字通り直ぐに戻ってきて
- ミスリルで造られた大剣……ルリが使っていた己の最高傑作と言う触れ込みのもの 銘を〈尽くを祓うもの改〉といった
- 「出発前にね、渡して置こうと思って」
- ヴェルテリア
- 椅子に座ったまま、それを眺めて。 「これから決戦に行くんじゃなかったの」
- ルリ
- 「うん。でも、あたしにはこれがあるから」 柄だけの剣を撫でて
- 「それに、」
- 「なにかの手違いで砕けたり失われたりするかもしれないでしょ。そうなる前にね」
- カップを持ち上げると、ヴェルテリアの隣に来て 「隣良い?」
- ヴェルテリア
- 「その時はその時でしょ」 言いつつ、大剣に手を伸ばす。 「重……」
- 「どうぞ。好きにして」
- ルリ
- 「そりゃー、大剣だし」
- 「ありがと」 隣に座って
- ヴェルテリア
- 「ふむ――」 どうにか自分の目の前まで引きずると、テーブルに乗せたまま色々な角度からそれを眺める。
- 「ま、悪い出来じゃなさそうね」
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- BGMを変更 by GM
- 余熱100%
- ルリ
- 「調整してみてわかったけど、やっぱり造り手として、腕前が違いすぎてさ」 「貴方の凄さが全然見えてこなくて」
- 「そう、ありがと」 ふふ、と笑って
- ヴェルテリア
- 「私は鍛冶師じゃないから、ベクトルは違うでしょうけど――ま、背中も見えないくらいって分かっただけでも十分な成果なんじゃない?」
- ルリ
- 「でも、目標の一人にはしたい……と思ってる、あたしは魔法なんてそう沢山使えないけど、造り手としてね」
- 「それはそうね、一生かかっても埋まらない差かもしれない」
- 頷いて紅茶を一口飲んで 「でも、」
- 「それで前に進まないって選択をする理由にはならないし、」
- 「なにかの偶然かもしれないけど、貴方に会えたっていう事を無駄にしたくないなって思うわ」
- ヴェルテリア
- 「最終的に何処へ辿り着けるのか、なんて誰にも分かることじゃない。まあ、私くらいの天才なら未来の予測くらいは立てられるけど、それだって100%正確なわけじゃないわ」
- ルリ
- 「そりゃホッとした」 笑って
- 「貴方も人間だものね、ヴェルテリア」 と 顔を見て笑って
- ヴェルテリア
- 「天才と凡人の大きな違いのひとつって何か分かる?」
- ルリ
- 「んー……なんだろうな」
- 考える表情をして 「諦めたかどうか?」
- ヴェルテリア
- 「……んー、少し聞き方が悪かったかな」
- 「遠からずってところね」
- 「私は天才だし、世の中にごまんといる凡人とはまったく違うと思ってるけど」
- 「誰にでも天才になれる可能性はあると思ってるんだよね」
- 「正確に言えば、人間なんてものは最初はみんな天才だと思ってる」
- 「それなのにどうして、世の中は凡人で溢れかえってるのか」
- 「――皆、何処かで満足しちゃうからだよ」
- ルリ
- 「…………、」 ふふ、と笑って
- 「まあ、そういう部分は絶対にある」 「でも他にも理由はあると思うわ」
- ヴェルテリア
- 「他の理由って?」
- ルリ
- 「どこかで満足してしまうっていうのはそう、それが、自分の夢だったり目標だったり以外にも起こり得て」
- 「子どもが出来たり、好きな相手が出来たり、」「まさしく人並みってやつを見つけられるからだと思うわ」
- 「あたしは、凡人だったり、天才だったりは分からない、あたしは多分、天才じゃないから」
- 「でも、それでもヴェルテリアの凄さはわかるし……それを辿り着くまで突き詰めなかった人たちも素敵だと思う」
- 「だって、そうでしょ」 カップをソーサーに戻して
- 「自分の夢や目標を、諦めることが出来るようなものが手に入ったんだから」
- と、笑って
- ヴェルテリア
- 「は。小娘のくせに随分分かったこと言うのね」
- ルリ
- 「……うーん、偉そうだった?ごめんね」
- ヴェルテリア
- 「いや」
- 「私は天才と凡人を区別してはいるけど、差別はしてないの」
- 「世界は天才だけじゃだめ。そういう凡百の人間たちがいて、はじめてまともに成立するものだって知ってるから」
- ルリ
- 「……うん」
- ヴェルテリア
- 「だからあなたは好きにすればいい」
- 「満足するまで鍛冶師としての腕を磨き続けてもいいし、それに満足せず、人の領域を越えて神の域にまで足を踏み入れてもいいし、」
- 「人並みの幸せを手に入れて、鍛冶道具を置いてもいい」
- ルリ
- 「……うん、でも」
- 「一つだけ決めてることがあるわ」
- ヴェルテリア
- 「……」 紅茶に口をつけて、横目でルリを見た。
- ルリ
- 「貴方がそうしてくれたように、あたしも誰かに残せるものを作るって」
- 「それが、貴方やアザルから受け取ったバトンだと思うから」
- ヴェルテリア
- 「まるで私を過去の人間かのように言うのは減点だけど、」
- ルリ
- 「実際、先達なんだから仕方ないじゃない」 困ったように言って
- ヴェルテリア
- 「普通人間っていうのは、そうやって繋いでいくものなのは間違ってない。定命の存在はそういう宿命なりにどうにかやっていくしかないんだよ」
- 「私だって、全員が全員私みたいに理から外れるとか絶対嫌だし」
- ルリ
- 「そりゃあそうでしょうね」 くすくす笑って
- 「でも、小娘風情の評価だから、あれかもしれないけど」
- 「貴方が素敵で偉大な技術者っていうのは、貴方の名前を知ってる人に会ったらそういうつもり」
- ヴェルテリア
- はっと鼻を鳴らして肩を竦めた。 「今更言うまでもないことでしょ。私みたいに天才で美人の人格者なんて、鏡の中くらいにしかいないんだから」
- ルリ
- 「まあそれでいいわ」 ふふ、と笑って
- 「これからさ、」「色々な理由で貴方が出来なかったことをあたし達はやりに行く」
- 「結果、どうなるかはまだわからないけど、」「理から外れてないからやれることだと思ってる」
- 「貴方も人間だと思う、でも」「それでもそれより先に行ってる人だと思うから」
- 「……見ていて。あたし達が開く道を」
- ヴェルテリア
- 「言われなくてもそのつもりだよ」
- 「天才っていうのはね」
- 「優れているけど、万能ってわけじゃない。神と同じなの」
- 「まだこの世界には私が解き明かせていない謎も沢山あるし、私にも出来ないことだってある」
- 「そしてその中には、凡百の人間だからこそ出来ることも、ね」
- ルリ
- 「うん」
- 「聞いてくれて、そして受け取ってくれてありがとうヴェルテリア」
- ヴェルテリア
- 「どういたしまして。ちゃんと見ててあげるから、やりきってきなさい」
- ルリ
- 「任せてよ」 と笑って
- ヴェルテリア
- 「切欠や発端は私たちの時代でも、これはもうあなたたちの時代の話なんだからね」
- ルリ
- 「うん」
- ヴェルテリア
- 「この剣は――そうね。人形にでも使わせようかな」
- 「魔女の里にも、一応戦闘用の機体はいくつか持ってるし」
- ルリ
- 「役立ててくれたら嬉しいわ」
- ヴェルテリア
- 「いつか見に来るといいよ」
- 「待っててあげる」
- ルリ
- 「そうね、絶対行く」
- 「あたしは、少なくともこの大陸を一周するつもりだから」
- ヴェルテリア
- 「ふふ、まあ逆に私がそっちに顔を出しにいくかもしれないけどね」
- ルリ
- 「その時はおもてなしさせてね」
- ヴェルテリア
- 「久しぶりに外を回ってみるのも面白いかも、って思っちゃったし」
- ルリ
- 「友達とか妹分とか、色々紹介したいしさ」
- ヴェルテリア
- 「ええ。盛大にやってくれないとお仕置きだよ」
- ルリ
- 「そりゃあ良いことね」
- 「怖い怖い」
- ヴェルテリア
- 「さて――」 カップを置くと、腕を伸ばして大きく伸び。 「それじゃあ次は、魔航船の修理でも手伝って来ようかな」
- ルリ
- 「うん。ありがとう」
- 「あたしは少し休んでおくわ」
- ヴェルテリア
- 「ああ。この家、あのガキだけになっちゃうから、しばらくここで休んでて」
- ルリ
- 「はーい」
- ヴェルテリア
- 「まだしばらくは寝てるだろうから、二人きりで顔を合わせることはないでしょうけど、合わせたらそれはそれで面白いからいっか」
- ルリ
- 「おい」
- ヴェルテリア
- 「それじゃあね」 立ち上がると、片付けはよろしくと肩越しに手を振ってその場をあとにした。
- ルリ
- 「……ったく」「あれは照れてたのかな…」
- などと一人呟いて
- ルリ
- こんなところかな
- GM
- うむ
- おつおつやで
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- BGMを削除 by GM
- ルリ
- 直前までありがと!
- GM
- できてよかった
- ログは
- ルリ
- 続きは本編で!
- GM
- 2025/06/22_0 や
- あと20分後、シャボンディ諸島で!
- ルリ
- はーい
- 撤退!
- GM
- おつおつ~
- ルリ
- お疲れ様でしたー
- !SYSTEM
- ルリが退室しました