このログにはBGMが含まれています。
音量設定をONにしますか?
(後からでもメニューから設定変更できます)

雪は残火に融ける 幕間Ⅷ

20250405_1

!SYSTEM
ルリが入室しました
!SYSTEM
ルビィが入室しました
ルビィ
シチュエーションは適当に合わせられると思うのでお任せいたす
ルリ
おっけー
まあゆっくり話せる場所がいいわよね買い出しの帰りとかにでもする?
ルビィ
いいですよぉ
ルリ
じゃ、ナレ入れていくわよ
よろしくお願いします
ルビィ
よろしくおねがいします
 
 
 
 
 
 
 
《水晶宮》での話し合いから1日。アングルシ妃国の首都は少なくなった雪のおかげもあってか、人々の動きが活発だった
人々の動きが活発である以上、物流もそれに比例するもので、ルリの買い出しに誘われたルビィは、かなり難儀することになる
ルビィ
もう妃国じゃないんだ……国家元首が巫女じゃなくなったから……
ルリ
まあでもワールド的には妃国だし・・・?
ルビィ
そろそろ記述書き換えをするべきか
まあいったんおいとこう
ルリ
それから結局巫女が慰留してるわけだから
国が整うまでは国号を変えることはないと思うかな
 
消耗品でもなければ、彼女の興味を引く武器などでもない
もう一つの強い興味を持つもの―――ギンヌンガなどでは手に入らなかった上等な酒である
それに目移りし試飲をせがみ、あれやこれやしているうちに午前が終わってしまい ランチタイムを過ぎて昼下がり
ルリ
彼女が出した結論はこうだった 「――よし、候補は絞れた」 深い頷き
ルビィ
「ま、まだ決まらないんですか?」 まじです?
ルリ
「こういうのはね、発作的に買うと後悔するから1日寝てから実行に移すのよ」
「それでも覚えてるならやっぱり欲しいし、寝て忘れる程度ならその程度ってこと」
「それより――悪かったわね、思ったより品揃え良くて……」 目が泳ぐ
ルビィ
「そういうものですかぁ……」 それはそうとして酒屋の主人さん困ってなかったかなぁ
ルリ
目一杯付き合わせたことに対する負い目はある様子で
「どこかでお茶しましょ。奢るから」
ルビィ
溜息をつきながら「わかりました。それと私の買い物にも付き合ってくださいね」
ルリ
「勿論、荷物持ちはやらせてもらうわ」 「…ごめんね」 もう一度謝って
ルビィ
「それでチャラということで! なので謝罪はそこでおしまいということで」
ルリ
「分かったわ……それじゃ、とりあえず一息付きましょ」
気を取り直すように言って 先導する様に歩き出す
ルリ
オープンテラスはたぶん、ないよなぁ
<国柄というかこれまでの気候的に
ルビィ
お国柄的に……ね
ルリ
「なにか気になるものある?」
振り返ってそう伺う
ルビィ
「そうですねえ、とりあえず日持ちする食料は買っておきたいところです。それと調味料もですね」
 
大通りは店先の看板だけが頼りで 雪で埋もれないように扉の上にかけられていて細い軸のものから逆に雪が積もっても困らないほど太い梁のようなものに下げられているものまで様々で
ルリ
「日持ちする食料っていうと、この辺りじゃ困らない気がするわね」
「塩気が強いやつがいいなぁ」 酒に合うし
ルビィ
「そうですねえ、流石にイルスファールのような品揃えはないと思いますが、かといって今のニヴルヘイムでお買い物というわけにもいきませんから」
今のうちに買い込んでおかねば。ふんす。
ルリ
「そりゃそうだ」 苦笑して
「買い物先にする?お茶先にする?」
ルビィ
「時間も時間ですから、先にお腹になにか入れてしまいましょう」
ルリ
「よしきた。じゃああそこにしましょ」 適当な看板を指差して
恐らく喫茶店か料理店 酒場のようなジョッキは描かれてないことは確かだ
ルビィ
「わかりました」 追って看板を見て頷く。
ルリ
扉を開いて入れば 内部は昼過ぎということもあって人は多くなく
感じの良いウェイトレスが二人がけのテーブルに案内してくれる メニューはそれほど多くはないが土地のものから一般的なものまでいくつかあった
ウェイトレス
ランチタイムは終わっちゃったので、申し訳ございませんー と一言添えられて、ランチ用のメニューがそっと除かれていった
ルビィ
無念――
ルリ
「さーてと、どうしようかしらね……」
ルビィ
「折角ですし御当地っぽいものをいただきましょう」
ルリ
どういう傾向があるんです?(料理って
ルビィ
やはり北国っぽいものではないか(フワっとした認識)
ルリ
となるとガレマール料理的な(世情に配慮した表現
ルビィ
ボルシチ的なものとか……
ルリ
ボルシチはウがつく方の料理なんですよ
ルビィ
はい
ルリ
(一つ前の括りだと一緒なんだけど
んじゃそれで行こう
名前どうする?14だとエンペラースープだったけど
ルビィ
ビーツとミートの煮込みスープ、とか……
ルリ
そうしよっか
ルビィ
(極力平易な表現にした)
ルリ
「んじゃこのビーツとミートの煮込みスープ、でどうよ」
挿絵を指差して
ルビィ
「ほほう。あったまりそうでいいですね。それにしましょう」
ルリ
呼び鈴を振って
ウェイトレス
はーい
ルリ
「このビーツとミートの煮込みスープ二つ、付け合せのパンも頂戴。それから、温かい飲み物は……」
ウェイトレス
「紅茶がございます。それから付け合せにジャムとか如何でしょう。ストロベリーからブルーベリー、アプリコット等もありますよ」 ここですここ
ルリ
「え、パンにぬるの?」
ウェイトレス
「いえ、紅茶に混ぜたりそのまま少し口に含んだりして楽しむものです」
「勿論パンにも合いますが」
ルリ
「………」 どうするよ って顔でルビィを見る
ルビィ
「じゃあアプリコットでお願いします」 いってみた。
ルリ
「じゃあストロベリーで…」
ウェイトレス
「はーい。お待ちください」
ルリ
「砂糖は分かるけど混ぜるか普通……」 行き過ぎてから小さく口にして
ルビィ
「ふふ、よその土地ってそういうのが面白いですよね」
「まさかこんな経緯でこんな遠くに来ることになるとは思いもしませんでしたが」
ルリ
「まあ、そうね……いつかは回ってみようと思ってたけど、」 「思ったよりも、早かった」
ルビィ
「おや」 「お店を構えられているというので、そのまま王都にどっしり腰を降ろすおつもりなのかと思っていました」
ルリ
「あたしは、誰もがその一振りを見たらあたしの作品って分かるような魔剣が打ちたくて」
「そのためには、ただ金槌振るってるだけじゃだめなんだと思ってさ」
「ケルディオンから出られないなら、ケルディオンを見て回りたい。そう思ってる」
ルビィ
「なるほど……」 魔剣を打つ。実際、極みに至った鍛冶の打つ武器は、魔法使いの手も借りずに自然と魔力が宿るという。彼女は、その上で更に、己の名と剣を知らしめたいのだろう。
遠大だが、「すごいですね。素敵な夢だと思います」
ルリ
「ありがと」 ふふ、と笑って 「ルビィにはそういう目標、ないの?」
ルビィ
「私の、ですか? うーん……」 と腕を組み首を傾げ。
「あまりそういった大きな目標は持って生きてこなかったので……」
ルリ
「……ふぅん」 小さく口にして
ルビィ
「あえていうなら、そうですね」
「少しでも、堂々と生きていく、そういう道を選んでいく、というのが、私の人生の目標でしょうか」
ルリ
「良いじゃない」 に、と笑って
「背筋伸ばして生きていくってことなんだからね」
ルビィ
「お天道さまはいつでも見ているので」 ふふ。
「恥ずかしいことはできないなって思っていますよ」
ルリ
「太陽から隠し事なんて普通は無理ね」 と笑って返して
ウェイトレス
お待たせしました、と まず紅茶と小皿に取られたジャムを置いて下がっていく
ルビィ
「ええ、そうです、と――
ルリ
「……ついに来てしまったか」
ルビィ
「まあそう身構えずとも」 どれどれ、とまずはジャムを一口、んーあまい。
からの紅茶をくいっと。
ルリ
「………、」 砂糖が合うんだから間違いないはずなんだけど、だけど…
ルビィ
「んん……おお……これはなかなか」
ルリ
「………、行ける感じか」 よしきた
ジャムを掬って口に含んで 一口 「………、」
ルビィ
「ジャムの甘味と紅茶の香りがなかなかのマッチです」
ルリ
「……そりゃ、そうか、合わないもんを出すはずないわよね…」
目を丸くして 頷いた
ルビィ
「これは王都に帰ってからもやってみたいですね。特に寒い日のティータイムなどに……」
ルリ
「こりゃスープも楽しみだわ」 ふふ、と笑って 「そうねー、家守の子にも勧めないと」
ルビィ
「お茶っ葉の種類や淹れ方などにもよるかもしれませんが……」 えい、そのままジャム混ぜちゃお。
ルリ
「まあそれこそ聞いてみたら良いわ」
ルビィ
「他の皆さんにも教えてさしあげないとですね。ヘルさんは知っているかもしれませんが」 んーおいし。
ルリ
「そうね、クロード辺りは驚くか知ってるかしてそうだけど」
ルビィ
「わかります。意外と知っていたりしそうですよね」
ルリ
「ヨエルは美味しかったら美味しいって言うだろうし、」
「アディは味の感想をいうイメージがつかないわね……」
ルビィ
「でも、美味しかったらなんとなく雰囲気に出そうですよ、アデルフィアさんは」
ルリ
「そういうもんかしらねぇ」 苦笑して 「アイはなんとなく知ってそう」
ルビィ
「よし、お茶っ葉とジャムは仕入れておきましょう」 買い物リストに追加!
ルリ
「淹れ方とかも習っておかないとね」
ウェイトレス
続けて 赤い色のスープとパンのバスケットが置かれて
「仕上げでーす」 赤いスープの器の隅に 白いクリームがごそっ、と削ぎ落とされた
ルリ
「…………」 おーう
ルビィ
「ええ。どうにも張り詰めた状況が続いていますし、こういうので少しでも気持ちをほっとしていただかないと――おお」
ウェイトレス
「ごゆっくりー」
ルビィ
「なんと。挿絵で描かれていたあれはクリームでしたか」
ルリ
「湯気とかそういうもんだと思ってたわ……」
ルビィ
「どれどれ、まず一口……」 臆さずクリームごとスープをすくって ぱく。
「!」 ぱぁぁ、とひまわりが咲きました(イメージ)
ルリ
「………、」 あ、美味しいんだ
ルビィ
「なるほど……これはアリですね……」 もうひとくち。んまー。
ルリ
「どれどれ……」 
「……さっぱりしてて美味しい」
「これは確かに……」 もぐもぐ
ルビィ
「うーんなるほどなるほど……シチューなんかに同じように足してみてもいいですね……帰ったら試さなくては……」
ルリ
「楽しみが増えたわね」
ルビィ
「ですね! ……あ、なるほど」
ルリ
「………、なんだか楽しい。久しぶりに」
ルビィ
「ルリさんがよその土地を回ってみたいと言ったのが、体感的にちょっとわかったかもです」
ルリ
「そっか」 ふふ、と笑って
「………、あたしさ」 「ずっと気を張ってたんだなって、今思った」
ルビィ
「……そうですねぇ。ずっと大変でしたし」
ルリ
「……うん」
「こっちに出発する前もさ」
「この仕事が始まる前、武器を渡した子が死んじゃってさ」
「それでわんわん泣いたし、その子の前だから頑張らないと……で、ずーっと来てたから」
ルビィ
「……そうなんですね」 ……武器鍛冶、というのは、確かにそういうことは、あるのだろう。
ルリ
「アザルのことも悲しかったのに、」
「なんかそれどころじゃないって、追いやっちゃって」
「………、離れてからそれがいま来ちゃってるなぁって……」
ルビィ
「わかりますよ。……難しい、ですよね。ひとが亡くなるって」
ルリ
「ちょっと前も友達が目の前で死んで、蘇生してってあってさ……」 「なんも出来ないことっていっぱいあるからさ」
「分かってた。分かってるって割り切ってたんだけど………やっぱりだめだなぁって……」
ルビィ
「簡単に割り切れるひとなんて、そうそう居ないですよ、しかたないです」
ルリ
「………、ごめん。ホッとしたら押し寄せて来ちゃって……」 目元をごしごしと拭って
ルビィ
「それに……簡単に割り切れる、というか。割り切らなくちゃいけないなんて、そんな状況はそれこそ悲しいですし」
「大丈夫ですよ。こうして落ち着ける時くらい、ダメになってたって」
ルリ
「………、」 頷いて、俯いて 肩を震わせて
ルビィ
「無理に割り切る必要なんて、ないんですから」
ルリ
「………ごめん、急に…」
ルビィ
かぶりを振る。「そういうものですから。なんかこう、きちゃいますよね、不意に」
ウェイトレス
少し気にした素振りを見せつつも 声掛けまではいかずに
ルビィ
「だから、いいんです。こんなときくらいは」
ルリ
「…………、ありがとうルビィ」
ルビィ
「ふふ、これでも神官ですから、お気になさらず」
ルリ
「元気で居ないとね。あたしがこんなんじゃ、他の人がびっくりしちゃうし」
赤い目元、雫が通った頬をハンケチで拭ってから 改めて笑って見せて
ルビィ
「ふふ、たまには弱いところを見せるのもアリだと思いますけどね」
ルリ
「……そうかなぁ、そうしたらすごく心配されたから」
ルビィ
「心配してもらうのは、悪いことじゃありませんよ」
「いえ、まあ、危ないことをして心配されるのはあまりよくないかもですが」
「大丈夫じゃないときは、ちゃんと大丈夫じゃないのを知って貰うべきです。仲間なら特に、ですよ」
ルリ
「……難しいところね」
「でも、分かったわ。そうしてみる」
ルビィ
「ええ、そうしてください」
ルリ
「……午前中のことと、今のことと」
「面倒かけっぱなしだから、一つ秘密を教えてあげるわ、ルビィ」
ルビィ
「それはお買い物でチャラということにしたはずですが……」
ルリ
「じゃあ良いけど……」 すん
ルビィ
「ふふ、でもせっかくなので聞いちゃいましょう」
ルリ
「……むぅ」 やられたなーって顔をして 「あたしの名前が短縮形って話はしたでしょ」
「正しい名前、教えてあげる」
ルビィ
「ああ、そういえばそのようなお話でしたね」
ほほう、と。
ルリ
「………ルーリルヒルト・ノシュテットっていうのよ」 名前を発音した時少し照れて
ルビィ
「なんだ。素敵なお名前じゃないですか」
ルリ
「………こう、あれなのよ」
「お姫様みたいで恥ずかしいのよ本当に……」
ルビィ
「恥ずかしがることなんてないと思いますが……えー、だから素敵だと思うんですけど」
「ダメですか? ルーリルヒルトさん」
ルリ
「………、く……やっぱり言わなければよかったかもしれない」
「あーっ、あ”ーっ、やめっ、やめっ」
ルビィ
「仕方ありませんねえ……では変わらずルリさんと」
ルリ
顔を真赤にして自分の頬を挟んで悶えて
「それでよろしく……」
ルビィ
「アイさんもそうですが、良いご本名だと思うんですけどねえ」
ルリ
「実は仲間なのか、って思ってるところはあるんだけど、事情はわからないし違った時にやぶ蛇だから聞けない…」
ルビィ
「私が聞いちゃいましょうか」 フフ。
ルリ
「…………、」 う、う 「握らせちゃだめなあいてに握らせた気がするぅ……」
ルビィ
「なんですかもう。人聞きの悪いことを」
ルリ
「遊んでるか遊んでないかで言えばどっちか答えなさいティダン神官」
ルビィ
「一向に真面目ですよぅ?」
ほんとほんと。
ルリ
「………、」 はー 「わかったわよ」
ルビィ
「わかっていただけたようで何よりです」
ルリ
あ、 「……冷めちゃったわね……、食べたら、買い出しの続きしましょ」
ルビィ
「ええ、そうしましょう。皆さんにも、ちょっとでも良いものを食べて貰わないとですからね」
「食は生きる力ですから」 ふんす。
ルリ
「違いないわね」 ふふ、と笑って
ルリ
ルリから話したいことはこんな感じだけど
ルビィから話したいことはあるかしら
ルビィ
私も大丈夫でーす
あとは買い出し行って帰りました、かな?
ルリ
ではしめていくわね うん
ルビィがこれは・・・!って悩んだりはするのかしらね
<食材選びで
ルビィ
どうだろうw そこは結構パッパと済ませそう
ルリ
おっけー
 
その後、店を出て 首都の大型店を巡って物資を補充したり買い足したりするのだが、ルビィはルリと違って手際よく済ませていき
暗くなる前に帰ることが出来たらしい
ルリ
という感じで
ルビィ
きっと買い出し慣れはしている……
はい
ルリ
お疲れ様でした。GMには後で声かけてログしまってもらいます
ルビィ
おつかれさまでしたー
CCお誘いありがとでした
ルリ
いえいえー、ありがとうございました
ルビィ
撤収!
ルリ
撤退!
!SYSTEM
ルビィが退室しました
!SYSTEM
ルリが退室しました
背景
BGM