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Interlude

20250220_0

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オーアが入室しました
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オーアが入室しました
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ハンスが入室しました
ハンス
エルフ好きではない方のハンスです
オーア
エルフ好き+ハンス(PLけだま)で脳裏に浮かべたとあるキャラがいるのは言うまでもないことですね
ハンス
実は名前色も同じなんで本当にやめて欲しいんだよね。 >とあるキャラ
オーア
そうだっけ……w
ハンス
記憶が確かならそう……
オーア
とりあえずどうしよう 状況描写任せておいても?
(わりといつものことだけど)
ハンス
じゃあどうなるか(長くなるか短くなるかどんな内容になるのか)まったくわからないけどよろしくおねがいしますしよう。
適当に描写していく。
オーア
よろしくおねがいします
ハンス
まあ長引きそうなら今日はここまでとかにしてもいい。自由とはそういうこと。
 
 あらゆるものが“流れて”くる“混沌の坩堝”ケルディオン大陸。
 ただ、そうした“漂流物”にも“波”がある。それが物であれ者であれ魔物であれ。
 ――“波”が荒れ狂う、“混沌の時化”が発生した日にはもう大変。考えられない魔物や脅威が都市や村の近く、街道上に急に湧き出す。

 そんな“混沌の時化”の影響の一つが、このヴァンスの街を襲っていた。
 なんと固定化した“異界の門”が近郊へと流れ着き、魔神を文字通り溢れさせていたのだ。
 その解決にあたったのが〈星の標〉の抱える5人の冒険者であり、軍部の誇る精鋭部隊たちであり、魔神たちから人々を守った兵士たちだった。
 その立役者として公表もされた冒険者たちは、当然その中でも大きく注目を集めることとなった。
 
門の消滅を確認した翌日には彼らの活躍を歌い上げ、そして兵士たちや町の人々を慰安する為の宴が開かれた。
死者も出ていた大事件だったが、だからこそそれ以上に救われた多くの人々の気持ちを落ち込んだままにすまいと開かれたものであった。
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BGMを変更 by ハンス
無題25%
 
 魔法剣士の少年は宴の始まりから白い少女と一緒に回ってはいたが、その内に声が掛かると白い少女を気にかけながら、「少し行ってくる」と言うと掛けられた声の方へと向かっていった。
 その様子を見ていれば、ヴァンスの有力者や軍のお偉いさんだろう人々に声を掛けられ、どうぞ一杯と酒杯を進められていく様子が目に入ることだろう。
 自身の与えられている冒険者としての立ち位置ランクにもそれなりの自覚を持とうとしている少年は、そういった勧めもその一環だと考えているらしい。
 新しい顔が寄ってきて酒を進められれば、戸惑いを見せながらも勧められるままに口を付けていっているようだ。
ハンス
こんな辺りでどうだろうか。どっかの建物ってよりは広場とか通りとかでやってるイメージにしてみた。
オーア
把握。
ハンス
他の面子もめいめいに回ったり捕まったりしてるに違いない。
オーア
―――………」 白い少女は、離れたところからそんな様子を横目に伺っていた。
 手元にはこちらも勧められた杯が一つ―――少女の見た目を思えば、本来飲酒を見咎められてもおかしくないものだが、なにぶん無礼講の場となるとそういう意識は薄れるものだ。
 とはいえ男児ほど――今まさにそこで行われているように、際限なく注がれるわけでもない。勧めてきた相手などと程々に会話を交わし、お酒にはちびちびと口をつける程度で済ませながら、少年の様子を気にかけていた。
ハンス
 最初のうちこそ、白い少女のいる方を気にして視線を時折送っていたが、連鎖していく紹介の流れとその都度勧められる酒杯によって余裕が減っていき、遠目にも若干ふらふら、ふわふわとした様子になっていくのが横目にも伺えたことだろう。
オーア
 ―――記憶にある中では、彼はああまでも酒を注がれて飲むようなことはなかった筈である。はたして潰れずにいられるものだろうか……と、思っていたが、案の定と言うべきか、視線の先の少年はみるみる挙動が怪しくなっていく。
 とはいえ、そこらの路地で酔い潰れるというわけでもない。ましてや宴の主賓にも近いものだ。それほど心配するものでもない、とは思うのだが。
ハンス
 声を掛けられて顔が繋がれ、会話を交わしながら酒を勧められて。それも彼が与えられている宝剣の――今回の一件を鑑みれば、その昇格もありうるか――ランク故だろう。今のうちに顔を売っておこうと思う者もそれなりにあり、その数だけ盃が交わされていくのだ。
本人としては本当に「少し」のつもりだったのだろうが、中々その「少し」は途切れずに続いていた。
オーア
 顔を売りたい、そういった魂胆の者もいるのだろうが――あの様子では、彼がどこまで覚えていられることだろう。もっとも、売る側もさほど期待してのことでもないかもしれないが。
 こちらといえば、ランクもあって彼ほど冒険者として勇名があるわけでもない――ある面ではいささか知れ渡っている名ではあるが――ため、そのあたりは気楽なものだった。
兵士らしき青年
――オーアちゃん?」
 そんなところに、掛かった声があった。振り向けばそこにはあちこちに包帯を巻いた青年の姿がある。風貌からして、今回の件に参加した兵士のひとりというところだろう。
 しかし、呼びかけは今回の立役者に対するものというよりも個人的な知り合いに対するものに近しい。少女が覚えているかは定かではないが、どうやら顔見知りであるようで。
「話には聞いてたけれど、本当に冒険者で――それも、こんな案件に関わるような腕前だったんだね」
 それを裏付けるように、半信半疑だったという様子で言葉を続けた。そうしながらも人の流れを遮らない様に一歩踏み込むと白い少女の隣へと並び。
オーア
 と――
「……あら? あなたは……」
 記憶を探る。鎧姿に覚えはないが、面立ちと声には覚えがある。
 ――己の中で、自然と、わずかにが切り替わる。
「ふふっ、そう。ほんとうにそうなのよ。驚いた?」
 いたずらっぽい笑みを浮かべ、青年に言葉を返す。
青年
「そりゃあもう。だって……ねぇ?」
 驚いたかと問われれば、もちろんと頷いて。言葉を濁しながら、少女の姿を見下ろした。いささかばかり、いろいろな意味で公言し難いとは感じているのだろう。
オーア
 しぃ、と人差し指を口元に立てた後、くすりと笑う。
 ――無邪気そうで、それでいてどこか蠱惑的な、矛盾した魅力のある少女おんなの顔。
青年
 窘められたと感じたか、一瞬虚を疲れた様子を見せた後に頭を掻いて見せて。
オーア
「ふふ。あんまりランクは高くないから、確かに半信半疑に思っても仕方ないわよね」
青年
「こんなところで会えたのも何かの縁だろうし、もしもよかったらこの後――
 気を取り直したように頭を振りながら、そんな風に“誘い”を切り出そうとしたところ。
女達
 先程まで、少女が目を向けていた方向から華やかな声が上がった。
オーア
 顔は青年に向けたまま、視線だけそちらのほうへ一瞬、向ける。
女達
 目を向ければ、ヴァンスを稼ぎ場にしている娼婦たちだろう。少年に顔を売ろうとする誰かが連れてきたのか、目にも艶やかな女達がいつの間にか現れていた。
「こんな日だもの、お代なんて――気持ちで十分よ、ね?」「ええ、ええ気にしないで」「あなた達も、ね。労わせてほしいの」
オーア
―――――
 が、崩れかける。
女達
 口々に色のある声を出しながら、その場に居合わせる有権者たちにしなだれかかって行く。もちろん、その対象には今回の事件の立役者である少年も例外ではない。
青年
――
 青年はと言えば、何やら少々バツの悪そうな顔を浮かべている――が。その様子に、白い少女は気が付くだろうか。
オーア
 普段なら。青年のそういった様子も見透かして、そのうえで何らかの振る舞いをしたに違いない。いたずらっぽく嗜めるか。あるいは、気づかないふりをしていてあげるか。
 だが。
 そのときの白い少女は。そんな青年の表情に本当に気が付かなかった
ハンス
「ええっと、その。そういうのは……」
 そして当の少年は完全に困り果てた様子で眉根を寄せていた。これは受け入れるべきなのか、否か。酒精に鈍った頭では判断が付け切れずに、返事を濁していることしか出来ないようだ。
 周囲はと言えば、そういう遊びも経験の内だとか、彼にはそんなのは釈迦に説法だろうとか楽しげに囃し立てている。
青年
先走りすぎなんだよなぁ」 人にこんなの頼んでおいて、と小さく。ほんとうに小さく不満を漏らして。
オーア
―――」 立ち上がって、すれ違うように青年に耳打ちする。
「ごめんなさい? あまり外で誘いを受けると、女将さんに叱られてしまうの」
青年
――で、どうかな?」
 気を取り直したように、少女の意識をこちらに引き戻そうと声を――
オーア
 だからまた今度、お店に来てね。
 そう言い残して―――どこか足早に、その場を歩き去る。
青年
「あ……うん、まあ、そうだよね」
 はは、と乾いた笑みを浮かべるとそう返すことしか出来なかった。
――はぁ」
 噂と違うと風聞に文句をつけるべきか、それともこちらの話が纏まる前に動きを見せた女達に責任を求めるべきか。どちらにしても、うまく行かなかったことに違いはなく。歩き去る少女の背を溜息混じりに見送るのだった。
オーア
――――――
 足早に。急ぎ足に。だんだんと駆けるように。そこへ向かっていく。
 ――自分でも。なにをそんなに急いでいるのか、わからないが。ほんとうに?
女達
「それじゃあ、決まりね。今日はあたしが――
 女たちの中で話が付いたのか、急ぎ足に向かう白い少女の視線の先では豊満な肢体の女が冒険者の青年の体をするりと絡め取ろうとしていて。
ハンス
――ぁ、」
 困ったように周りを見ていた少年は、こちらへ向かってくる少女と目線を合わせて小さく声をあげた。
オーア
「ハンス」
 声を掛ける。彼に。荒げず。でもよく通る声で。それは、いつものようなふわふわとした声とは、どこか違って。―――自分でも、そんな声が出たことに、少し驚いた。
ハンス
「オーア……」
 声を掛けられれば、安心したように名前を呼び返して。
オーア
「……もう、すっかり飲み過ぎてしまっているわ。鼻から耳まで真っ赤っかよ」
女達
「……」
 あからさまに舌打ちこそされないものの、それらしい雰囲気が一瞬走り。中のひとりは、白い少女の背の向こう側へと少し険しい視線を送ったりなどもして。
ハンス
「うん、でも、折角みなが勧めてくれてるんだし、断るのも……って。えっと」
 言い訳のように返事をしながら、自分の置かれている状態を言い訳しないとだめだろうかと遅れ馳せに思い付いたらしく、言葉に迷い。
オーア
「ごめんなさい? 彼、こんなにお酒を飲んだことはたぶんなくて。潰れてしまう前に、休ませてあげたほうがいいわ」
 と、こちらは彼を取り囲む周囲へ向けて。
「ハンス。それで倒れてしまっては、かえってお世話をするひとがたいへんよ?」
 また少年に視線を向けて、むっとした顔で、両手で少年の両頬に触れる。
女達
「あらっ、おじさまったらグラスが空いているわよ」
 するり、と自然な動作でそれまでのことなどなかったかのように少年の側を離れると別の男性の元へと近寄って行き――
周囲
「おお、そうかそうか。迎えも着てしまったようだし、仕方がないか」「まだまだ顔を出したいと言ってた者もいたんだが」
 などと、少女の言葉には曖昧な答えを返していき。
ハンス
「んぅ……うん」
 迷惑だと言われれば少ししゅんとした様子を見せる。呂律は怪しく、足元も不確かな様子が近付けばなおさらに把握できるだろう。
女達
――“鞘”が来ちゃったんじゃあ、しょうがないわねぇ」
 そう、嫌味っぽく口にしたのは女たちの誰だったのか。その言葉を耳にして目線を向けても、誰もそちらを見てはいなかった。
オーア
「そういったところできちんと判断をして、断るべきときには断るのも、きちんとした立場のある冒険者の振る舞いだと思うわ。ね、わかった?」
 言いながら、少年の両方をふにふにと撫ぜて。
―――
 女のその言葉は、流石に耳に届いたが、反応はせず。
 妖精語で何事か呟くと、少年の持つカップに、酒の代わりに水を満たして。
「はい、これを飲んで。わたしは解毒はしてあげられないけれど、少し楽になると思うわ」
ハンス
「……うん」
 少女の言葉にはすん、と気落ちした様子を見せて。実際にどこからどこまでを受け入れるべきなのか、判断を付けられなかったのは事実であるので十分に反省はしているようだ。
 満たされたカップにはちびりと口を付けていき、アルコールを含まない飲料にはほっと落ち着いたように息を吐くのだった。
周囲
「それじゃあ、ハンスくん。我々はこの辺りで失礼させてもらうよ」「君も楽しんでくれたまえよ」「またヴァンスに来た時にはぜひ顔を見せてくれ」
 気が付けばそれぞれに女を侍らせたり片付けを済ませたりして、少女の勧めの通りにこの場の解散といった風情が出来上がっていた。
青年
 遠目に、先程まで少年の側にいた女の一人と口論の様なやりとりをしているのも目に入るかもしれない。
オーア
―――」 それも目にはついたが、もはや関係ないのでさておくことにする。
ハンス
「……あ、はい。きょうは、ありがとうございました」
 掛けられた声に、居住まいを正そうとして正しきれず。それでもできるかぎりちゃんと挨拶を返して。
オーア
 そんな様子にくすりと笑みが漏れつつ、よしよしとハンスの背を撫でる。
「……少し離れたところで、腰を落ち着けたほうがいいわ。ハンス、歩ける?」
ハンス
「あたりまえだよ」
 心外だ、という表情で答えて。見ててご覧とばかり歩き出そうとして―― 「うわっと」 バランスを崩して、転けかけた。
オーア
 あ、と慌てて抱き留めようとする。……身長差もあって、危うく押し倒されかけるところだったので、きちんと抱き留められた、といえるかは微妙だったが。
ハンス
「ごっ、ごめん、だいじょうぶ?!」
 慌てた様子で立ち直ると、少女を潰していなかったことを確かめればほ、と安心したように息を吐いた。
オーア
「え、ええ。……もう、やっぱりきちんと歩けていないんだから」
 困ったように微笑みを浮かべ。
ハンス
「ご、ごめん……ぜんぜん、へいきだとおもったんだけど」
申し訳無さそうにする様子は、その上背などからは想像した以上に幼い子供のよう。
オーア
「……ほら、頼りないかもしれないけれど、支えにして」
 そう言って、腕を自分の肩に回させる。
ハンス
「うん……ありがと、オーア」
 先の醜態もあり、素直に肩を借りることにしたようだ。と言っても体格差もあることを考えれば頼り切ることもできず、歩き出したとしてもその歩みは牛歩のようとなるだろうか。
オーア
「どういたしまして」
 そういって、喧騒から少し離れたところへ連れていく。
ハンス
――……ふふ、ふ」
オーア
「……? どうしたの、ハンス」
ハンス
 ゆっくりとした歩みが楽しいのか、夜風が火照った顔に気持ちいいのか。いつもの少年以上に、その足取りの不確かのようにふわふわとした様子を見せている。
オーア
「……もう、すっかり出来上がってしまって」
ハンス
「こんなに、お酒のんだこと、なかったから」
 へにゃっと笑いながら、やはりどこか楽しそうにしている。
 どうやら、悪い酔い方をするタイプではなかったらしいことは救いと言えるだろうか。
オーア
「こんなハンス、ウールヴルーンに見せたら、なんて言うか」
ハンス
「うーん…………」
くらいで酔っ払うなんて情けない……とか……?」
オーア
「ウールヴルーンだってそこまでは……でも、どうかしら。ドワーフだものね」
 思えば、あまりお酒の席を共にすることはなかったから、彼女のお酒に対するスタンスというものを知らないかもしれない。
ハンス
「うん、ドワーフだもんね」
 ドワーフに対する風評被害、と呼ぶにはドワーフの酒豪というイメージは浸透しすぎている。
オーア
「どちらにしても、呆れられてしまうことに違いはないかも」
ハンス
「うう……」
 しょげ……。消沈しながらも、ゆっくりとしかし確実に少女の誘導にしたがって、歩き続けている。
オーア
「……ふふ。次に会ったら、今日のことを話しておかなくちゃね」
 そんな様子がちょっとかわいくて、もう少しいじわるなことを言ってみる。
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BGMを変更 by ハンス
無題22%
ハンス
「ふだんからもっと酒を呑まないからだ、って飲み方教えてくれるかも……」
 話しておくと言われたが、友人でもあるドワーフの少女であれば突き放すよりも、そうやって寄り添ってくれそうな気がした。
オーア
「うーん、それはそうかも……じゃあ、そのときはわたしも一緒に」
 
 気付けば喧騒からは少し離れて。それでも、まだ騒ぎは聞こえるし明かりも届いていないという程ではない。
オーア
「……ほら、ハンス」
 この辺りなら呑ませにくるものもいないだろう、と。適当な段差の上に腰を降ろさせる。
 
 よくよく目を凝らしてみれば、そこかしこで仲睦まじい様子で寄り添う男女の姿も散見される。
ハンス
「ん……うん」
 ありがと、と小さくお礼を言いながら段差に腰掛けて、人心地着いた様子でほうっと息を吐いた。肩を借りてはいたが、だからこそ気を使ってしまっていた部分もあったので実際に歩いた距離以上に疲労を感じていたのだ。
オーア
「………」
 あたりの様子そういったことに思い至って居なかった自分に内心で呆れつつ、とはいえ喧騒にわざわざ戻るわけにもいかないので、そのまま自分も隣に腰を下ろす。
「吐き気とかはない? 頭痛とか」
ハンス
 一方の少年は全くその辺りの様子には気付いた様子もなく。それは完全に、未だにふわふわと嬉しそうな笑みを浮かべている酔いの影響によるものだろう。普段なら、もう少し気にしていそうなものだ。
「だいじょうぶ。でも、座ってるとぐらぐらする、かも?」
オーア
「……じゃあ、横になる?」
 ちょんちょん、と自分の膝上を示し。
ハンス
「……ええ?」
 そんな言葉に、赤い顔を更に赤くした。恥ずかしい、という感情は残っているらしい。
オーア
「膝枕。いらない?」
ハンス
「あまりしてもらったこと、ないんだよね」
 リルドラケンの生まれだから、と。人間の風習の膝枕には馴染みがないのだとしどろもどろに伝えた。酔いと恥じらいと、半々だろうか。
オーア
「そうなの? ……あ、そっか。ふふ、だいじょうぶ、わかる、わかる」
ハンス
リルドラケンによる膝枕、ひたすら高くて硬そう。
オーア
うん……
ハンス
「うん……。したい?」
 わかる、という同意に頷いて。勧めてくるということはしてみたいのかな、と想像が繋がってそう首を傾げて尋ねてみた。
 普段ならば気を使ってくれてるんだろうと判断したろうが、残念ながら今日の思考はふわふわと浮ついてしまっている。
オーア
―――」 少し、虚を突かれて。「ええと」
ハンス
「ちがった?」
オーア
「う、ううん。えっと、その」
 ――させて、とか。遠慮しておく、とかじゃなくて。“したい?”なんて。こちらの望みを聞かれるなんて思っていなくて。なんだか、こっちがしどろもどろになってしまう。
 したい? わたしは――したい、のだろうか。ハンスに、膝枕を。
ハンス
「……? オーアが、したいなら、して貰ってもいいよ」
 そんな反応にどうしたんだろうと少し不思議そうにしながら、ちょっと恥ずかしいけどとはにかみながら続けて。
オーア
――――――
 あれ。なんだかうまく言葉が出てこない。いつもなら、もっとするりと言葉を返せるだろうに。
ハンス
「いや、だったの?」
 言葉に詰まる様子に、少し不安そうに尋ねて。 「それなら、無理しなくても、だいじょうぶだよ」
オーア
――あ、その。水。水を、もう少し飲んだほうが、良いのかも」
 挙げ句、出たのが、そんな、下手な話題そらし。
「ふらふらする、と。言ったでしょう」
ハンス
「ん、……そっか。そうかも……おさけのんだときは、水を飲んだほうがいいって言うもんね……あれ?」
 そんな話題そらしも疑問に思わず、頷いて。それじゃあ、とまた注いで貰おうかとカップを差し出そうとしたところ――手元になかった。
 いつの間にか、手放してしまっていたらしい。そしてそのことにここまで気が付いていなかったようだ。
オーア
「……あら。ああ、きっと転びかけた時さっき―――
「ええと、じゃあ、もらってきましょうか。少し、待っていて?」
 そう言って、慌ただしく立ち上がり、喧騒の方へと小走りに戻っていく。
ハンス
「あ……」
 離れて行くのがなんとなくさみしくて反射的に手を伸ばしたりした。
オーア
 それに気づかず、そのまま駆けていって。
ハンス
 届かなかった手を所在なげに少しにぎにぎしたあと引き戻して、しゅんとした様子で項垂れた。楽しかった気分が一転して消沈してしまったのも、お酒の影響なのだろう。
オーア
 ハンスから離れて、少し歩みを緩める。
――――――
 おかしいな。なんだか、いつものように振る舞えていない気がする。
 ううん、そもそも。いつも、彼の前で、わたしはどんなふうだったっけ……?
 ……宴の酒気に、じぶんもあてられたのだろうか。そんなわけはない、とわかっている。
 わからない。ほんとうにわからない?
 とにかく、いまは。はやく、杯と水を貰ってハンスのところに戻ろう。
ハンス
「…………」
 ぼうっとした様子で、少し項垂れ気味にひとりで座り込んでるのだ。それこそ、ここが薄暗さのある離れた場所でなければ顔を見た誰かが心配げに声を掛けてきていたかもしれない。
 周囲を見回せば、先ほどまではまったく気づかなかった(気にしてなかった)けれども人気が全くないわけでもなさそうで……。
 その光景が目に入って尚更、オーアが駆けて行った方向を気にするように顔を向けていた。
オーア
 ……ややあって、杯を手に戻る。
「…………ハンス?」
 暗がりにも、なんだか先程より落ち込んだような雰囲気が感じ取れて。心配そうに、声をかける。
ハンス
「……あ」
 そちらに顔を向けてはいたのだが、どうやらぼうっとしていたらしく。声が掛かって、ようやく帰還に気が付いたらしい。
「おかえり、オーア。よかった」
 それまでの落ち込んだ雰囲気をすっかり振り切るとまでは言わないまでも、ふわふわとした笑顔を浮かべて返事を返した。
オーア
「だいじょうぶ? 気持ちが悪くなってしまった?」
 水をこぼさないように駆け寄りつつ。
ハンス
「ううん、そういうんじゃなくて」
オーア
 また、隣にちょこんと座って。
「……じゃあ、どうしたの?」
 はい、お水、と差し出す。
ハンス
「戻ってこなかったら、どうしようって怖くて」
 ありがとう、と受け取りながらそう返事をして、少し考えた後にお水を口にしてはふ、と息を吐いた。まだ酒臭い吐息が隣に腰掛けた少女にも香ったかもしれない。
オーア
―――、」
 そっと、ハンスの頬に手を伸ばし、撫ぜて。
ハンス
 ちびちび、水を口にして落ち着いていこうとして。
 ふと、顔を上げて隣の少女の顔を覗き込み。 「オーア? ……、わ」
オーア
 それは、すこしひやりとした感触を与えるかもしれないが。
ハンス
 どうかした、と尋ねようとしたタイミングで、ちょうど頬に手が伸びてきた。びっくり。
オーア
「だいじょうぶ、ハンス。わたし、ここにいるから」
ハンス
「うん。いまは、そうなんだけど。――オーアって、気が付くと、知らないところにいっちゃいそうで」
 そう口にする様子は思い詰めたとか、そういう風ではなく。本当にそう思っている、と口にしただけのような軽さで。
オーア
――そうかな。でも、いまはちゃんといる」
 さら、と。細い指が、少年の銀の髪を撫でる。
ハンス
「いまって……いまって、いつなんだろうね」
 わからないや、とあまりにも輪郭のぼやけた疑問を口にしながら、周囲を見回した。
オーア
 ずいぶんと曖昧な問いかけに、きょとん、として。
「それは。……ちょっと、難しい問いかも」
 困ったように微笑む。
ハンス
 周囲は薄暗く、闇に慣れ始めた目であればあちらこちらに寄り添いあう男女の姿も見受けられるようになる。中には、それこそ大胆なスキンシップを取っているような者たちも混じっていて。
「じゃあ、オーアがいるのも、難しいのかな」
 むう、と困ったような顔を見せる少女の姿に、こちらも難しいことを考えこむような表情を見せる。
 論理は飛躍していて、理論にもなってはいない発言だ。それこそ酔っぱらいのたわごとだと言ってしまえばそれまでだろう。
オーア
「……どうして?」
ハンス
「えーっと……だって。いま、オーアがいて。だけれど、そのオーアがいるいまは、いつだって決められない、から……」
 どうして、と問われればそのように、納得できるようなできないような、あいまいな返答を口にする。
オーア
「……ううん。それじゃあ……」
 そんな、酔っているが故のめちゃくちゃな疑問にも、真面目な様子で考え込み。
「………」
 ハンスの顔に振れていた手を、今度はハンスの手と触れ合わせ。
ハンス
「うん……」
 何か、続けて口にしようとしたが、考え込む様子を見ていったん飲み込んで続きを待つことにして。
オーア
 そのまま、指を絡ませるようにして。
「ねえ、この感触を覚えていて」
ハンス
「……」
オーア
「これ以外にも。わたしとあなたが。わたしいることじゃなくて、わたしいること」
「ちがう織物から伸びた、細い細いふたつのコードが、何度も触れ合って、絡み合っていること」
ハンス
 ううん、と小さく考えるように唸って。
 自分の手に絡むように重なったオーアの手に、自分からも手指を絡め返すようにした。
「じゃあ、こうして絡め返してれば、今だけじゃなくて一緒ってこと?」
 それなら、と。少女の口にした例えの表現に、そう返して。
オーア
―――、うん。望むなら、きっと」
ハンス
「本当に? ずっと、一緒にいてくれる?」
 ある意味で、子供のような純粋な問い掛けを重ねる。ただし、その問いはこどものするもの程に軽い言葉とは言い難い。酔っぱらいのたわごとと、適当に合わせた返事を返すか、それとも――
オーア
「……。わからない」
ハンス
「……」
 返答に、眉尻を落として。
オーア
「でも――
ハンス
「それって……」
 言い掛けて、続きを口に出そうとする少女の様子に一旦、口を閉じて耳を傾けた。
オーア
「……渦巻く大きな波の中で」
「二つの糸の先が、離れ離れになっても」
「二つが編んだものはなくならないし」
「つよく――つよく、望めば」
「また、きっと繋がれるから」
ハンス
――……」
 少女の言葉は、酔いに浮かされた頭にはすっと入ってくるものではなくって。だからゆっくりと咀嚼して、飲み込――
「やだ」 ――まなかった。
オーア
「え」
ハンス
「離れたりしないで、一緒にいれば、そんな風に考えなくたっていいよ」
 ちがう? と顔を見て。ぎゅうと握る手に力を込めた。
「それとも……」
「やっぱり、俺とじゃあ一緒にいたくない? えっちが好きだから?」
 真面目な顔で、なんだかとんでもない質問を飛ばした。
オーア
――――――――――――――――――はぇ」
 ほんとうに。【は】と【え】の中間みたいな声が出た。
「え、えっと……………ハンス?」
 酔ってる?と言おうとしたけれど、うん、実際に酔ってた。それは知ってる。知ってるけれどええと。
ハンス
「だから、そういうことしたことない俺とじゃあ……うん? なに、オーア」
 真面目に言葉を続けようとして、呼びかけられて首を傾げてストップした。
オーア
「えっと、ええと、その…………」
 こまった。なんだか、さっきとはちょっと別のベクトルでこまった。
ハンス
「……?」
 わざわざ呼び掛けたんだから、言いたいことあったんじゃあないのかと、言葉に詰まる様に不思議そうにした。
オーア
「……………」
 こういうとき、わたしはどういう返しをするのだっけ?
 なんだか、頭を右へ振られたと思えば次はすごい勢いで左に振られて、みたいな感じで。
「そ」
ハンス
「ちがうの?」
オーア
「そういう、質問は。デリカシーが、ないのではないか、と、思うの」
 絞り出したのは、なんだか、自分でもらしくない気がする、ぎこちなく守りに振った回答だった。
ハンス
 あまりにも短い問い。短すぎて、何に対する問いなのかも定かではない。
「……えっち、好きなんじゃないの?」
 絞り出された問いは、今の少年には場違いが過ぎると感じられたようで。ニュアンスが違うような同じ様な、それでいてきっと問いを口にした当人としては明確に異なると感じているらしいそれを投げ直した。
オーア
「~~~~~~~っ」
 ぎこちない守りは呆気なく粉砕されてしまった。
 ウールヴルーンに助けてほしい。
ハンス
「だって、オーアってそういう、春を売る仕事してて」
「でも、別にお金に困ってるわけじゃあない、はずだし」
「それでもそういう仕事を続けてるってことは、えっちが好きそうなんじゃないのかなって」
 返答がないことで、丁寧にそう思ったのだという理由をつらつらと流していく。酔っているはずなのに理路整然としてしまっているのは、逆に言えば普段から少年がその事を気にして、考えていたからだ――と言えるだろう。
オーア
「……それは、その――
「…………………」
ハンス
「オーア?」
 先ほどと逆に、こちらが名前を呼ぶ形となった。
 その表情には本当に、少女の反応に『どうしたんだろう』という怪訝の様子しか浮かんでいないのだ。
オーア
 答えルートはいくつか用意できる。いくつか。でも。
 それが、口から出てこない。
 構わないはずだ。それらのどれでも、口にしても。でも。
 でも。でも。でも。
 自分の中の何かが、口を塞ごうと必死になっている。
ハンス
 暫く、首を傾げていたが。わざわざ呼び止められたと言っても、言葉を続けないなら大したことじゃあなかったのかな、と。
オーア
「………………」
ハンス
「ええっと……。もしも、オーアが、そういうえっちなことが好きで、たくさんしたいからそういう仕事してて、だからずっとは一緒にいれないって言うなら」
「それなら、俺がそういうことたくさんすれば、一緒にいてくれる? 練習とか、してこないと、だめ?」
 それこそ、さっきのおねえさんみたいな人とかと、練習をしてこないと話にもならないだろうかと不安げなかおをした。
オーア
――――ちがうっ!」
 思わず。出たのは。頭で巡らせていたどんな言葉とも違って。
「ちが、えと………その」
ハンス
「!」
 大きな声に少し、驚いた顔をした。
オーア
「その………、」 触れ合っている手は、わずかに震えていて。
ハンス
「……なにが、ちがうの? わからないから、教えてよ」
 それでも言い淀む様子に、そう声を掛けて。少女がそうしてくれたように、その手に自分の手を重ねて体温を伝えていく。
オーア
―――………」
 重ねられた手に、視線を向け、目を細め。
 息を、吸って、吐いて。
 気持ちを、思考を、落ち着けていく。
「……ハンス。あなたが、そういうことを覚えても、それは、関係がないこと」
ハンス
「俺、オーアのこと、好きだから。なんか勘違いしてるなら、ちゃんと聞きたいんだ」
 わからないままだと、本当にどこかにいっちゃいそうだし、と言って。
 そうなの? と不思議そうな顔をした。
オーア
「うん。そうなの」
「わたしは……わたしはね。自分の願い、というものがないから」 おおうそつき。
「代わりに、みんなのお願いを聞いてあげているの」
「春を売っているのも。冒険者をしているのもそう」
「わたしにできる範囲で、お願いを聞いて、叶えているの」
ハンス
「……なんで?」
オーア
「……さあ、どうしてかしら」
ハンス
「オーアにもわからないんだ」
オーア
「……ええ、そう」
ハンス
「オーアは、そうしたいの?」
「……あ、それもわからないのかな」
 願いじゃないって言ってたし、と。
オーア
「そうね。……ふふ、でもすこし楽しんではいるわ」
「春を売るのも、冒険も」
ハンス
「そうなんだ」
 その言葉に、相槌を打って。その表情は、少しうれしそうなものだった。
オーア
「昔――そう、昔。誰かに言われたもの」
「ハンスには、以前話したことだと思うけれど」
「誰かの為になにかをしたい、と思うなら、まず、自分が幸せでなくてはいけない、って」
ハンス
「うん。……だから、楽しもうとして、楽しんでる?」
オーア
「そう」
ハンス
――……」
 それは、本当に“楽しい”のだろうかと疑問が浮かぶが、答えは出なかった。少年は、少女ではないのだから。
オーア
「……これでは、答えになっていない?」
ハンス
「ううん、わかった」
オーア
「……よかった」
 それは、どことなく安堵の籠もった言葉だった。
ハンス
「わかったから――
 小さく笑いながら、少女の手をぎゅっと握った。
オーア
「っ!」
ハンス
「それなら。俺と、一緒にいてもいいよね」
オーア
―――、えと」
ハンス
「みんなの頼みを聞きながら、冒険者をして。春を売る……のは、どうなんだろう……」
 ううん。ちょっと考えてみたけれど、嬉しくはないけどどうしてもと言われたら……わからないやって顔。
「……うん?」
「俺は、“みんな”じゃなかった?」
オーア
――――………」
 一瞬の安堵を吹き飛ばされて。でも、そんな屈託のない表情が―――いとおしくて。
「ハンスは、」
―――ハンスよ。それだけなの」
ハンス
「うん、俺は、俺だけど」
オーア
「……いま言えるのは、それだけ」
ハンス
「だって、俺はオーアが好きだし、一緒にいたいし。それが、俺の“お願い”なら聞いてくれるんじゃない?」
オーア
―――、ぁ」
ハンス
――それに、オーア」
「オーアも、忘れてないでしょ」
「俺は、“魔王”なんだからさ。“聖女”を攫うのは、お家芸なんだよ」
 そんな風に、少し得意げに言った。
オーア
―――ねえ、ハンス」
ハンス
「オーアが、どうしてもそうしたいんだって言うなら考えたけど。願いがないから、そうするって言うなら。攫って、俺のものにしてあげるんだ」
「なに?」
 そう問い返す表情は、思い詰めたものでもなんでもなく。得意げで子どものようですらある。
オーア
「わたしは、“おねがい”をされたら、なんでも聞いてあげる。わたしにできることなら」
「なんでも。だれでも」
「ハンスは。それでも、わたしに、“おねがい”、する?」
ハンス
「……?」
 きょとん、とした。
オーア
「ハンスは。―――ハンスは、」
ハンス
「攫って、俺のものにするって、お願いになるの?」
「あ、そうだ」
「なんでも、聞いて出来ることならしてくれるっていうなら」
それ、やめてよ」
オーア
「え?」
ハンス
「“おねがい”をされたら、何でも聞いて、できることならする、っていうのをやめて」
「“おねがい”をされても、オーアがしたくないことならしないで、したいことをするようにしようよ」
「なんでも聞いてくれるなら、いいよね。オーアのできることだし」
 うん、それがいいと思う。頷いて笑う。
オーア
「それは―――
「え、と」
ハンス
「うん?」
オーア
「でも、わたしは、みんなのおねがいを、聞かないと」
ハンス
「それって、オーアの願いなの?」
「それとも、それも誰かに“おねがい”された?」
オーア
―――――――だめ」
「その、おねがいは、きけない」
――ハンスのおねがいも、きいてあげられない」
ハンス
――ふふ」
「“なんでも”じゃあ、ないじゃん」
オーア
「……………」
ハンス
「でも。俺の、攫うっていうのは……」
「おねがいじゃない……し……」
 ふら、ふら、少し揺れて。
オーア
「ぁ……」
ハンス
 とさり、と横たわった。これでそれなりに緊張を感じていたのか、それとも完全に酔いが回ったのか、それはわからないが。
 結果的に、最初に少女が誘った通りの膝枕の体勢となって。
オーア
「ハンス、あぶな――
ハンス
 すぅすぅと、落ち着いた寝息を立て始めた。
オーア
「………………」
 その寝顔に、 はああ、と、らしくもなく、大きな溜息を吐いて。
「……ごめんね、ハンス」
 そう言って、さらりと少年の髪を撫でて。
「……もうすこし」
「もうすこしだけ、このまま――
ハンス
 その囁きに答えるものはなく、ただ穏やかな寝息を返すのみで。
ハンス
この後ハンスはどうなるんだろう……運べる?
オーア
誰か通りがかった時に人を呼んでもらいました
ハンス
ちゃんと覚えてるだろうから酔いが醒めたらオーア探して話し掛けたりしそうでもあるのが困る
オーア
わたし、あの後酔ってしまったみたいで。よくおぼえていないの。
ハンス
真偽判定を仕掛けても負けそう。
オーア
^^
ハンス
でも俺は酔っても忘れないみたいだったんだ。
オーア
しらふで聞き直せる?
ハンス
すごいこと話しちゃったな……って思うけど流石に同じやりとりはできない気がする。でも
よくおぼえてない、は絶対うそだなって思うから
覚えてなくても覚えてるし、本気だよって言いながら
前より色々誘ったり連れ回すのが露骨に増えそう。かな……。
オーア
なるほどね……
ではそんな感じで
ハンス
審査会のお偉方(しっぶい顔)
オーア
今回はおしまいにしましょう
ハンス
これのせいでとりあえず大剣くらいが認められそうな説ないですか。(
オーア
どのせいで!?
ハンス
魔剣になった奴が連れ回す相手が長剣のままは風聞的にちょっと。のせい
オーア
なる……ほど……?
ハンス
日付は20250220_0になりそう。
オーア
タイトルは……
ハンス
それじゃあ砕くか、平和に終わったね。
オーア
任せよ
平和にとは?
じゃあお掃除はおねがいします
ハンス
Interludeで良い気もする。(?)
オーア
では……
ハンス
1日の終わりに挟まりそうな奴だったじゃん。
オーア
そうだけど!(撤収)
!SYSTEM
オーアが退室しました

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