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雪は残火に融ける 幕間Ⅰ

20250103_0

!SYSTEM
GMが入室しました
!SYSTEM
ルリが入室しました
GM
おいでませ
ルリ
時間作ってくれてありがとうね
どういうタイミングになりそうかしら
GM
概ね暇してたから大丈夫
宿に戻って小休止したりちょろっと街に出たところで
徘徊老人と化したおじさんと出会う感じになりそう
ルリ
おっけーおっけー じゃあその線で行きましょうか
GM
じゃあそんな感じで描写し🐁
ルリ
よろしくお願いしますー
GM
よろしくお願いします
 
 
GM
シンダリア地方の北部に位置する雪に閉ざされた街ニヴルヘイム。
アザルゲイルの依頼を請けてその街を訪れた冒険者一行は、街の代表者であるビューレイストと面会する。
彼は冒険者たちのことを歓迎するつもりのようで、君たちに街の現状を含めた様々な話をし、また滞在許可証を発行してくれた。
一度宿に戻って荷物を置いた後、一行は休む者、街の様子を見て回る者に分かれ、夕食までの間それぞれ自由に行動することにした。
GM
こういう場所があればいきたいっていうところはある?
ルリ
そうね、工房とかあれば 余所者が見せては貰えないだろうけど
遠目に見ようとするかしらね
GM
おけぽん
GM
ルリが向かったのは、工房などが並ぶ一角。魔動機文明時代の遺産が多く残り、それに頼って生活しているこの街では、自然とそれに関する施設も多くなる。
鍛冶屋においても、魔動機師の技能を有する者がその技術を用いて剣を打つというのがザラのようで、店構えも普段イルスファールの街で見るものとは異なっていた。
そんな町並みを興味深そうに眺めながら歩くも、流石に一見の観光客を招き入れてくれるところはなく、
遠巻きに眺めて歩いていたところ、建物の壁に背を預けてタバコをふかす強面の男の姿を見つけるのだった。
GM
そんな感じで自由にどぞぽん
ルリ
「………」 あれはプレス機とか言うやつだろうか、皆金槌を持っていないけれど、製造品が上がってくるのは不思議な光景だった 「あれで具合分かるのかしら……」 その点が桃色の髪の少女の疑問点だった
「………」 ふぅむ、と視線をずらしていけば 知らない街に知った顔 「お、無事だったわね。おじさん」
よ、と声をかけて
GM
人の熱気、という点では他の鍛冶工房に劣るだろう。しかし、魔動機の発する熱が君の知る工房街とは違う熱気を作り出している。
ファルマー
「あん? 他の奴らはどうしたんだ」
よっと掛け声ひとつ。壁から背を離し、片手をポケットに突っ込んだまま歩いてきた。
ルリ
「拠点貰ったからそこで休憩したりそれぞれ街を眺めたりよ」 
ファルマー
「へぇ、本当に歓迎してもらえたとはな。ああは言ってたとはいえ、爺さんと一緒に居たことはまだ伝わってそうなもんだが」
ルリ
「そっちは?」 と話題を振って 歩きましょ、と促す
ファルマー
「おじさんも観光だよ。口うるさい奴は爺さんに押し付けられたんでね」
ルリ
「そりゃまた。アイが良いように使われるとはね」 苦笑して
ファルマー
「そんなに意外か? あいつは元々わかりやすくて素直な奴だぜ~」
ルリ
「嫌なことは嫌って言えるタイプだと思ってたわよ」
ファルマー
タバコが短くなってくれば、ポケットから取り出した容れ物を開いて、そこに押し付けて火を消した。
「そりゃ違いない。でもまぁ、仕事に真面目な奴でもあるからな」
ルリ
「まあ、安全のためにって感じでしょ」 下がそういう状況なのかもな、と察して
「こっちも色々と聞けたわ。総督さんからね」
ファルマー
「俺も地下で大人しくしてろって言われたんだけどな。隙を見て逃げ出してきたわけだ」
「へぇ、面白い話はあったか」
ルリ
「後で睨まれても仕方ないわね」 笑って 「面白いかどうかは置くとして、」
ファルマー
アデルフィア抑える奴がいるから大丈夫だろ。いやあ、あいつを連れてきたのは正解だったなぁ」
ルリ
「たぬきばっかりかよって感じよ」やれやれと 「この街の状況、上と下の軋轢の原因、それから総督さんの思惑、ヘルの事情、そういうのが聞けたわ」
「やなやつって言われない?」 困ったように笑って
ファルマー
「さもありなん。宝物が眠ってる場所には、欲が集まってくるもんだ」
「総督ってのが語ることがすべて真実とは限らないが、まあいい参考にはなりそうだな」
ルリ
「うん。物事を見るにしても片方から見たら影になってもう片方が見えないのは道理だもの」
ファルマー
「よく言われる」 にや、とあくどい笑みを返して。
ルリ
「嫌われない程度にしなさいよ」 やれやれね
ファルマー
「そういう意味じゃ、お前さんたちはいい機会を得たわけだ。地下に行けば、爺さんからも話が聞けるだろう」
ルリ
「うん。それから」
「爺さん以外からもね、聞けそう。というか勝手に言ってくるやつ、出てくるでしょ」
ファルマー
「嫌われてもいいんだよ。ビジネスで繋がってる間はな」
ルリ
「そんなんだから振られるのよ」 やれやれ
ファルマー
「あー……」 地下の様子を思い出したのか、空を見上げて白い息を吐いた。 「ざっと見ただけでも、ぼやいてるのは聞こえてきたからな」
「はは、痛いところを突くねえ」
ルリ
「でしょうね」 頷いて 「爺さんが外に博打に出ないといけない状況ってそういう事でしょ」
「ま、良いのよ。後はそうね、あんたに聞いておきたいことがあるんだけど、」
ファルマー
「俺としちゃ、総督ってのが強硬手段に出なかったのが少しばかり不思議なくらいだ。地下の人間と繋がってるなんて分かったら、放っておくような状況じゃなさそうだったが――
「……あん?」
ルリ
「だからたぬきばっかりって言ってんでしょうが」 半目になって
「〈澱の魔剣〉って聞き覚えある?」
ファルマー
「一匹くらい馬鹿なたぬきが混ざってると手っ取り早くて助かるんだがなぁ」
ルリ
人通りが十分にないことを確認してからフレーズを出した
ファルマー
「〈澱の魔剣〉――……あー」
「昔、そんなような名前を聞いたことはあった気がするな」
ルリ
「知ってるなら話が早いわね。総督が思ってるのはそれがいざこざの問題じゃないかって話になってるわ」
「それで地上は探し終えた、ってね」
ファルマー
「由来やら、詳しい話は知らねえけどな」
ルリ
「あんたも見たでしょ、襲ってきた連中の纏ってた黒い靄」
ファルマー
「ああ。爺さんと連中には見えてなかったみたいだが」
ルリ
「あいつらが受けていた命令は捕縛だった」
「シュネーが言ってることが正しければね」
「でも殺しに来ていたのは、あれが原因なんじゃないかってね」
ファルマー
「精神操作、ってわけか。だとすると、厄介な魔剣だなぁ」
ルリ
「だからまあ、その辺り。目的同士がかち合って」
「やなことになりそう、ってね」
「爺さん達は目的のものを向こうも探してきてると勘違いして、向こうもそれを勘違いして、殺し合い、とかにならないといいなって思うんだけど」
ファルマー
「あー、やだやだ。おじさんはゆっくりと観光と発掘を楽しみたいのに、今回も面倒に巻き込まれちまいそうだ」
ルリ
「現状三つ巴になりかねないから、そこが危ない橋って感じよ」
「発掘ねぇ、あんたが探してるのはなんなの?」
ファルマー
「三つ巴になるかどうかはともかくとして、争いは避けられねえだろうなぁ」 新しいタバコを咥えて日を付けて。
ルリ
「爺さんと同じものじゃないはずよね」
ファルマー
「別に具体的に探してるもんがあるわけじゃあない。単純に、此処に眠る遺産のすべてとそれを取り巻くロマンに興味があるだけだ」
ルリ
街の様子を見つめつつ 言葉を紡いで
「見つけるだけでいいんだ?」 ファルマーを見上げて
ファルマー
「それ以上に何かを望んでるように見えるか?」 両手を腰に当ててルリを見下ろした。うーん、うさんくさい。
ルリ
「まーぶっちゃけるとわかんないのよ」
ファルマー
「一番のたぬきは俺かもしれねえ、ってか」
ルリ
「おじさんからは、何かを言ってないやつの喋り方の気配を感じるから」 んー、と考えて
「だから目的がわかれば、ある程度予想が立てられそうだった。だから隠さず聞いただけ」
ファルマー
「そりゃ歳のせいだ。歳を取ると、何事にも慎重になっちまうんだよ」
ルリ
「それを言われるとどうにもね」 苦笑して
ファルマー
「今回に関しては、さっき言った通りの認識で問題ねえよ。そりゃおこぼれを貰えるんだったら喜んで貰って帰るけどな」
ルリ
「分かったわ。信用しておく」
「どうもね、この状況的に。味方の線引をしっかりしておかないと後々大変そうな気がして」
ファルマー
「〈大魔動核〉に〈澱の魔剣〉、〈大破局〉を経てもなお多くの魔動機と技術が残る隔絶された街――これにロマンを感じなけりゃ男じゃねえ」
ルリ
「あたしとしては、殴って解決出来るものならぶん殴るんだけど、そうじゃなさそうだしね」
ファルマー
「誰を信用して誰を疑うか、その見極めが必要なのはまあそうだろう。だから、馬鹿なたぬきがいれば早いってわけだ」
ルリ
「まー、珍しい物が見えてるのはそうね。そこは感謝してるわ、おじさん」
に、と笑って
「腹の探り合いって得意じゃないのよねぇ」
ファルマー
「だろ? こんな機会でもなきゃ、一生見れなかったと思うぜ」
ルリ
「そういうのは長耳に任せたいところよ」
ファルマー
「嬢ちゃんはとりあえず殴ってから考えるってタイプだろうしなぁ」
「まあエルフはいないが、その辺を考える連中は他にいるし、いいんじゃねえか」
ルリ
「まー、ドワーフの総体としてはそうよ。その方が早いし」
「ただ炎武帝的にはそうじゃないわね」
「殴った結果どうなるか考えてから、殴るのよ」
ファルマー
「結局殴るのは変わらねえんだな」
ルリ
「ドワーフが生命がけになる時はそうする以外ないときだけだしね」
「無闇に突っ込む馬鹿はそうはいないわ。そりゃそうでしょう。それが解決手段ならそうするわ」
「ただ無闇に暴力ってだけじゃないわ、殴るのだって」
「口で済むなら口で済ませるし見せて済むなら技術を見せて黙らせる」
「要は手出しされないようにするために威圧するのが力ってもんよ」
ファルマー
「そりゃ良かった。後先考えずに殴るだけじゃ、あの黒い靄の連中と大差ないだろうからな」
「俺は見ての通り非力なおじさんだから、そういう肉体労働は嬢ちゃんたちに任せる」
ルリ
「そこまでの判断がまあ人間より早いから」
「誤解されるのよ、ドワーフって」
「後人間ほど脆くないし」
ファルマー
「結果が同じならあながち誤解でもないんじゃねえの」
「ま、精神的な意味ではそうだろうな」
ルリ
「………、」 まー そうか そうかも
「ま、いいのよ。それで」
ファルマー
「嬢ちゃんも大分誤解されやすそうなタイプだよなぁ」
ルリ
「まあそれで誤解してくるやつとは付き合わないからそれでいいのよ」
ファルマー
「そりゃあ勿体ないだろ。いざって時に使える駒、もとい仲間は多いに越したことないぜ?」
ルリ
「それに表面的に付き合うのは得意だしね。宴席というか、最初の酒の場もそうだったでしょ?」 と笑って
ファルマー
「嬢ちゃんはそれでよくても、嬢ちゃんの友人はそうは思わねえかも知れねえしなぁ」
ルリ
「いやに説教臭くなったわね。経験談?」 苦笑して
ファルマー
「ああいう所は酒が飲めて話を合わせられりゃどうとでもなるしな」
「おじさんだって偶にはタメになることを言わないとな。威厳を保てなくなっちまう」
ルリ
「威厳ねぇ、やっぱり髭生やしたら?」
ファルマー
「防寒としてもありかもしれねえな。後で付け髭でも買ってくるか」
ルリ
「顎髭とかは似合いそうだしね」
ファルマー
「まあでも今回は爺さんもいるしな……髭じゃ勝てそうにねえしやっぱやめとく」
ルリ
「ま、今後に期待ね」 振り返って 「そんなところかしら。あたしはあっち行くけど、おじさんはどうする?」 と道を指差して
ファルマー
「嬢ちゃんくらい年齢差がある相手に期待されてもなぁ」 苦笑して頭をかく。 「あー、俺は別にちょっと見ておきたいところがあるから、そっちをぶらついてくるわ」
ルリ
「男は髭がなきゃだめなのよ」 指立て 「そう、それじゃまた後で」
ファルマー
「嬢ちゃんの中ではそうなんだろうな」
ルリ
「あたし達の拠点はここだから」 と地図の写しは手渡しておきましょう
ファルマー
「ああ。またな。気をつけろよ――おっと、こりゃありがてえ」
ルリ
「まあ、そりゃ、ドワーフだからね」 ふふん、と笑って 「それじゃ」
ファルマー
片手をポケットに突っ込んだまま、もう片手で手を振った。
ルリ
軽い足取りで 街の散策に戻る
ファルマー
その背中を見送って。
「さぁて、そんじゃ馬鹿なたぬきが現れることに期待しつつ、散策を続けるかね」 呟くと、ルリの走っていった方向とは別の場所へと向かい、歩いていった。
GM
こんなところかもしれない
は、はやすぎる
ルリ
そうね いやー、
やっぱりGMとのCCはすごい速度で終わる…w
GM
スピード感、えぐし
ルリ
まあ長く話す間柄のキャラクターでもないとは思うけど
とりあえず釣り頑張っておじさん
GM
2025/01/03_0 ログナンバーはこれ。2025……?
そういうところはある<間柄
ルリ
せや、で
GM
おじさんはつらない><
ルリ
2025です…
GM
こわい
ともあれまた本編で会おう
次はCC出来る面々が代わるさ……
ルリ
それじゃ撤退するわ またねー
そうね!
お疲れ様!
!SYSTEM
ルリが退室しました
GM
おつみん~
背景
BGM