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泡沫のプロヴィデンス Episode:Lucina 幕間

20241008_0

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アコナイトが入室しました
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リアレイラが入室しました
リアレイラ
うむ
アコナイト
うむ
BGMなどを用意してくる
宿でなんかおりそう
リアレイラ
海の見えるリムサロミンサの立体歩道めいたシャレオツスポットでもいい
アコナイト
なるほどね
まあこいつ、思考深めるためにおりそうではあるか
リアレイラ
せっかくの情報共有デート
アコナイト
きゃっきゃっ
リアレイラ
おといれ
アコナイト
うむ
もどってきたらやるか
リアレイラ
録音おといれ完了
アコナイト
うむ
リアレイラ
よろしくお願いします
アコナイト
では、描写などは私がやりましょう
リアレイラ
やったぜ
 
 

:location_on:〈追憶の水都:オケアノス〉:某所

 
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BGMを変更 by アコナイト
知恵の巻貝 ~オールド・シャーレアン:夜~100%
ルキナが偶然――恐らく誰かの意図でだが――手にしたエイレイテュイアの遺品らしきもの。その解析のためにパンデモニウムを訪れた君たちは、ゼロスたちの手引によってエイレイテュイアの記憶世界と思しき場所を訪れた一行。
出発は翌早朝……ということで、それぞれが準備や“探り”を行っているのが現状であった。
そんな中、かの理屈者は1人になれそうなカフェを見つけ、珈琲を頼んだ上で、何やら思考をしているようだった。
アコナイト
「──」〈パンデモニウム〉の資料と、自身のノートを見比べながら、珈琲を一杯口に含む。
ある程度の考察はしてはいたものの、とあるイレギュラーが発生したことで、一度仮説を立てなおす必要があった。
ディスノミア。噂だけは聞いていた女性。〈パンデモニウム〉の犠牲者。そして、この世界の権力者──であろう人物。
だが、彼女の身分などはさして問題ではない。問題は……
と、思考を巡らせていた。
アコナイト
という感じでだらだらしてるので
適当なタイミングでどぞ
リアレイラ
――失礼、同席構わないだろうか」 そんな男に涼やかな響きをした女の声がかかる。
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BGMを削除 by アコナイト
アコナイト
「君か。彼女たちと市場調査に出かけていたものだと思っていたが」
と、ちらと視線を向ける。
リアレイラ
相席の同意を求めるその声は、しかし、着席と同時に放たれたもので、男が顔を上げれば、その女は当然のよう二席についていた。
アコナイト
「なるほど、一通りの“推測”はついたか」と、当然のように座った彼女を認めつつ「マスター。珈琲を一つ」と、一応?彼なりの気遣いも見えた。
リアレイラ
銀の髪に白い肌、白を基調とした魔女装束に身を包んだ美貌のエルフは、白の中で異彩を放つ青い瞳を男に向けた。
「あのイレギュラーディスノミアとの接見は済んだ。結論から言えば灰寄りの白だと考える」
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喝采を、幕が下りる時だ!100%
リアレイラ
余人が耳を欹てていたとしても意味の通らない会話。おそらく仲間内でも幾人かは疑問符を浮かべるであろう。
アコナイト
「ああ。君の着眼点もそこで安心したよ」と、頷きを返した「そして、君の意見に同意しよう」
リアレイラ
アレ舞台装置かきわりの一つだという推測を裏付けるかのような兆しが見られた」
アコナイト
「ふむ、君の意見を聞きたいところだが……共通認識として、前提を確認しておこう」
リアレイラ
「勿論だとも」
アコナイト
「ああ。まず、今回のこの再現された世界の攻略は非常にシンプルなもの。エイレイテュイアの記憶を追体験し、その果ての事象を観察する」
「それで、今回の案件、それ自体は解決する」
「加えて、彼女エイレイテュイアの様子に、皆は驚いていたが──君がずっと述べていたように、これもまた彼女一側面にすぎない」
「結論からいえば、俺たちが戦った彼女エイレイテュイアと、あの彼女エイレイテュイアはやはり思考回路的にも同じ存在で間違いがない。偏りがあるか、ないか、それだけのこと」
リアレイラ
「同意する。これは台本のある物語だが、彼女ウィスカのような監督は此処にはいない」
アコナイト
「ああ」
と、リアレイラの言葉に頷き
リアレイラ
「ああ、我々は彼女エイレイテュイアという存在を、研究者としての彼女と、ユノとしての分体でしか知らない」
「ここでの彼女は……そう、セイラに似た人間性を見せているが、それらも含めて彼女だというだけの事だ」
アコナイト
「同意する。お互いの前提に狂いはないようだ」
リアレイラ
「この物語の中で獲得していく経験が、やがて、ユノを作り、研究者エイレイテュイアを作る」
「うん、この物語は彼女が辿る道筋を、間近で観測させる為のものだと推測される」
アコナイト
「ああ。角度はどうであれば、そのような展開を辿るのはほとんど間違いないだろう」
リアレイラ
彼女ディスノミアの不自然極まりない介入は、我々が余りにも不審であり、物語の軌道に乗せるのに不適切だった為だろう」
アコナイト
「そして、彼女の秘めた研究心が〈剣〉によって、抑えきれぬ狂気となり、かのレムリア計画につながる過程を描いていく。遅れてやってきたプロローグといったものだろうな」
リアレイラ
「そして、彼女ディスノミアは軌道修正用の装置であるが故に、これ以上の介入を許可されていない」
アコナイト
「ふむ。続けてほしい」と、既に話題は彼女ディスノミアにうつった、彼女の推論を促す
リアレイラ
「彼女には高い戦闘能力があり、皇族とは思えない奔放な性質と好色な性癖を持ち合わせている」
「ああした人間は好んだものには大いに肩入れしたくなる傾向にあり、事実、そのように考えていた節が見られたのだが」
「会見の途中にそういう方向へ話が進みかけた時点で、彼女に通信が入り、この街を離れることになった」
「丁度、彼女エイレイテュイアが我々を同行させる為の後ろ盾を望んだ時のように」
アコナイト
「あくまで最低限の役割を果たした上で、用済みとなったわけだな」
リアレイラ
「ああ、私はそう判断した」
アコナイト
「ふむ、それも面白い現象だ。必要な役割が済めば退場すればよいところを──、君たちと会話を楽しむ“猶予”はあった」
リアレイラ
「今後、彼女の直接的な協力を得ることは無いだろう。そして、情報に関しても一定以上は引き出せまい」
「そう、それが彼女のイレギュラーたる所以だ。貴方もそこには着目していただろう」
アコナイト
「同意しよう。あくまでこれは彼女エイレイテュイアの物語だ」
アコナイト
こいつら
別に
彼女彼女彼女だけの代名詞でも
どれか伝わりそうなのきもい
リアレイラ
そうだぞ
アコナイト
「ああ。故に俺は彼女ディスノミアが介入できた理由についての仮説を、考えていたところだ」
「おそらく、その元を辿ることが、この事件を解決した後の展開に関わってくるだろうと思ってな」
リアレイラ
「ふむ、直接彼女と接見して私が得た印象を語る前に聞かせて貰おう」
アコナイト
「ああ。灰よりの白と定義づけた理由も含めて、後で聞くとしよう」
「では──」
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諭示裁定の刻100%
アコナイト
CCの曲リターンズ
リアレイラ
油脂最低カーディナル
アコナイト
「俺は〈パンデモニウム〉という施設が巨大な再生装置であると考えている」
リアレイラ
――ほう」
アコナイト
「もちろん、役割は多岐にあたるのだろうが──」
「多数の魂を記録し、それらを再生する役割も一つになっているのではないかと思った」
「そして、今回の彼女エイレイテュイアの記憶も実は〈パンデモニウム〉から零れ落ちた。あるいは、持ち出された記憶の一欠片にしかすぎないのではないかと考えている」
「あるいは、〈パンデモニウム〉とほぼ同様の施設がどこかにあった。どちらにせよ。多数の魂の記録を一つの塊としたような場所があり、今回ロゼットが発見したものは、何らかの理由で持ち出されたものであると、推測している」
「だからこそ再生された彼女ディスノミア、俺たちに対して“好意的”な印象を抱くような流れになった。彼女が助けられた記録についても、ここならば共有できるだろうからな」
「というのが仮説の一つだ」
「結論を言えば、記憶の集合体なるものがどこかに存在していると考えている」
と、一旦切り、リアレイラの反応をうかがう。
リアレイラ
「その仮説に賛同する」
「この場に来る前に〈パンデモニウム〉にて、ゼロス予報官殿ディアキリスティス彼女ディスノミアについて語っていたことは記憶に新しい」
アコナイト
「ああ」
リアレイラ
「既にあの場で同様の事象が行われていたわけだ」
アコナイト
「同意しよう。そして、記憶の欠片も、その時折により様々な形をとるのだろう」
リアレイラ
「それは、記憶、魂というを〈パンデモニウム〉という炉で焚き、居合わせたものに再現世界という香りの中に誘ったという見方が出来る」
アコナイト
「非常にわかりやすいたとえだ。俺もそれに同意する」
リアレイラ
「貴方のいう記憶の集積機能までをあの施設が備えているかは立証しがたいが、彼女ディスノミアは香炉に移った前の香の残り香だ」
アコナイト
「ああ。──あるいは、甘い蜜に誘われる蝶のように彼女ディスノミアの欠片がこの施設のどこかからやってきたのかもしれないな」
リアレイラ
「それが彼女をイレギュラーたらしめている。しかし、この香の主たる香調ノートではない為、残留を許されない」
アコナイト
「ああ。故にこういう形での出現となった」
リアレイラ
「彼女の非常にクセの強い香りだ。もし、強い介入が出来るだけの中身を持っていたら……ふ、」
アコナイト
「先に2つ目の仮説もここで述べておこう。これに関しては、非常にわかりやすい話だ」と、楽し気なリアレイラに
リアレイラ
「そうだな、物珍しい3冊のうちの1冊ひとりくらいは持ち帰られていただろうとも」 同行した2名セイラ、ジュディッタを含めた話だろう
アコナイト
「その点に関してはノーコメントとしておこう」持ち帰られた~、意味は理解しているが
「ディアキリスティスが外からのサポートを行うといっていた。彼女も管理官だ。何らかの形で魂を関与させる手段を持ち合わせている可能性もある」
本気を出せばあの状態の彼女エイレイテュイアの足止めをできるくらいだ。そのくらいの小技を持ち合わせていても不思議ではない」
リアレイラ
「情報収集は別として、中々、愉快な人物だった。好ましい」と続けた。レムリアで過ごした日々で得た変化といえようか。
アコナイト
「そこで、君の表現を借りるならば、重要な場面で彼女ディスノミアの魂の香を炊いた。というところだろう。これが仮説の2つ目だ」
「君の人物観察の手腕は信用している。これからも頼りにさせてもらおう」と、好ましいといった彼女に
リアレイラ
彼女ディアキリスティスの介入については少々懐疑的だ。それが可能であれば、初期段階から同行させる形で登場させる方が効率的だ」
アコナイト
「能力に何かしらの制限があるのかもしれない──が、懐疑的であるということには同意する」
「一つ目の仮説の方が、より可能性が高いと俺も判断しているからな」
リアレイラ
「最も、彼女を香りを加えることで、本来の香りが変質してしまうことを恐れてのことかもしれないが」
「そうであれば、逐次投入してきたということになる。予報官殿はそうした愚は犯すまい」
アコナイト
「ああ。俺もそれに同意しよう」
「一先ず、現状俺が持つ仮説はこのくらいだ。むろん、荒唐無稽なものなら幾つかはは考えている。この世界は本当に過去の世界であり、俺たちの介入も、実は歴史の中に“あった”ものかもしれないというものなどな」
「いわゆる、タイムパラドックス的な論理だが。それを話すよりも、君の推察を聞く方がよほど、現状は有意義だろう」
リアレイラ
「私としては、現実世界の彼女ディスノミアこそが、彼女エイレイテュイア遺香彼女ルキナに贈った人物なのでは、という説を挙げよう」
リアレイラ
気がくるってるのか?>彼女三連発、全員別人
アコナイト
くるっているわ(ナヒーダ
リアレイラ
「根拠といえる程のものでは無いが、彼女ディスノミアはそういった酔狂に加担しそうな人物と感じた」
アコナイト
「なるほど。俺も彼女ディスノミアの現実世界での人為は知らないが、君の仮説にはうなずけるところがある」
リアレイラ
「この遺香を創ったのは誰か、という点を考えてみたが」
「研究者としての彼女があのようになる以前に、自ら分けておいたという可能性が高いのではと思う」
アコナイト
「魔動機文明時代の言葉を借りるならば、バックアップといったものか」
リアレイラ
「ルキナの神意の瞳に仕込みを残していたように」
「彼女はおそらく計画を実践する為にああなることを受け入れた」
アコナイト
「ああ」
リアレイラ
「その為に切り捨てた人間性の部分がこの遺香だと推測する。で、あるならば……託す先は必定だ」
アコナイト
「君の仮説に同意しよう。それに、人間性を切り捨てるという行為は……非常に合理的な判断だ」
リアレイラ
「これがスクレータに露見していたならば、善良な彼は娘にその存在を残そうとしただろう」
アコナイト
「あの彼女エイレイテュイアならば、人間性を切り離すだけで、次の段階に進めるのならば喜んで彼女エイレイテュイアだったものを切り離し、彼女エイレイテュアとしての理想を追求しただろう。そこに矛盾はない」
「そして、それこそが本来の彼女エイレイテュイアができる最後の賭けだった。納得がいく話だ」
アコナイト
狂いすぎだろ
リアレイラ
「だが、そうでないのであれば……彼女エイレイテュイアが独りで計画し、事後に誰かに実行させる手筈を残していたのでは、と」
「これは余りにも迂遠な手段だ。切り離した真意を明かしたいのならば、ただ手記などを残せば良い」
「しかし、この世界の中でかつての彼女エイレイテュイアと接見し、その人柄を知ると、得心が行った」
アコナイト
「ああ」
リアレイラ
「彼女はセイラと似て、自身の内面を他者に率直に明かすことを避ける傾向にある」
アコナイト
「そして、研究にせよ、何にせよ、一人でその世界に入り込むことをに安らぎを覚える。あるいは、没頭するような傾向があるだろう」
リアレイラ
「よって、こうした迂遠極まりない手段に出ることもあり得るのでは、と……うん、我ながら不合理な推論だが、そう思った」
アコナイト
「一方で、聞かれたら答えたいという教師のような側面。そして、迷惑をかけたくないと思う側面を持ち合わせているように観察できた」
「いってしまえば、不器用なのだろう」
アコナイト
アコナイトにこれいわれるの
まじはらたつな
リアレイラ
「ああ、彼女も善良な人間だ。自身の行いに人を巻き込むことを恐れている」
アコナイト
「そして、彼女は聡い。自身の行いは危険極まりない研究領域であると熟知している」
リアレイラ
「だからこそ、自身を奮い立て、己ならば諸問題を解析し、解決できると嘯く」
アコナイト
「だからこそ、1人で歩みを続ける」
リアレイラ
「故に、これから致命的な失敗を犯すのだろう」
アコナイト
「同意しよう」
「それに関しては最初にあった時点での反応からも予測できたことだ」
リアレイラ
「それが今の彼女を未来の彼女へと醸造していく。その工程をこれから見届けさせられるのだろうな」
アコナイト
「彼女の専門分野にあたる言葉を並べ、どのような反応をするか、俺が実験してみせただろう?」
リアレイラ
見届けノルマ
アコナイト
改めて
リアレイラ
「ああ」
アコナイト
「同輩を見つけた時の喜びや、議論を交わしたい熱でもない。彼女が見せたのは拒絶と警戒」
「故に、先ほど君が結論付けた彼女の分析も、あの時点である程度は予測できていた。追加の君の観察があって、それらがより確実性が帯びたものになった。協力、感謝しよう」
リアレイラ
「いや、私も非常に興味深い知見を得た」
アコナイト
「さて、現時点での俺からの議論は尽くされたが。君から何かあれば聞いておこう」
リアレイラ
「ある。予報官殿が魂の気配を読み取ることに長けていることは承知の通りだろう」
アコナイト
「ああ」
リアレイラ
「私はあれが彼女のジオマンサーとしての特性、技能によるものだと考えていた」
「しかし、彼女ディスノミアは我々にいつかあった異邦人と同じ魂の気配を感じたと言った」
アコナイト
「ああ。その発言は覚えている」
リアレイラ
「私はそれがアトランティス人の持つ異能なのか、と尋ねたところ、アトランティス人の中でも魔力に長けた者の中にそうした性質を持つ者が現れるのだという」
アコナイト
「ほう。それは非常に有益な情報だな」
と、鋭い視線を向けた
リアレイラ
――翻って、この時代における絶対なる力、支配の権能ドミニオンの素養を有する者が、アトランティス人には少ないのだそうだ」
アコナイト
「貴族の支配力。レギオンを統率する能力だな」
リアレイラ
「一方的な支配の力とは対極的な、見・聞き・感じとるという、ある意味で人を繋ぐ力」
「彼らが何故、繋ぐものあれを創るに至ったのか……こじつけがましくはあるが、非常に興味にかられた」
アコナイト
「いや、俺も同じような結論に行きつくだろう。非常に興味深い」
「しかし、そうなるとアトランティス人そのものが、生物学的知見から述べれば種族の希少種のようにも考えられるな」
リアレイラ
「方向性は真逆だが黄昏やつらも似た性質を持っているとは思わないか」
「どちらが卵で鶏なのだろうな」
アコナイト
黄昏あれらも双極性を持つものだからな」
「なるほど、どちらが先に生まれたかという視点から考察をするか。鋭い視点だ。俺も仮説に加えておこう」
リアレイラ
「今回の旅路の中で、黄昏かれらとの初期遭遇の場に立ち会えるのでは、と、実は少々期待している」
アコナイト
「ああ。それは非常に面白い」
「俺から視点も共有しておこう」
リアレイラ
「だが、この場にいる我々はおそらく剥き出しの魂として存在している。ここで死ねば深刻な汚染か障害、あるいは死を迎えることになると想定する」
アコナイト
「俺は正や負にせよ。あれらの力の根源は、負から正。正から負の移行時に発生する運動エネルギーの過程で生じるものだと思考している」
「ああ、その通りだ。この場での死は、現実の死の同義だろう。故に、全力で挑まないといけない」と、リアレイラの発言に同意しつつ
リアレイラ
我々が興味本位で観測を最優先させようとした場合の保全はセイラが受け持ってくれるそうだ。持つべきものは信頼できる仲間だな」
リアレイラ
これを聞いたらセイラは憤死する
アコナイト
「ああ、彼女ならば多少の無茶は何とかするだろう」
「俺に過度な期待を向けるのだけはやめてほしい。彼女は俺よりも身体能力がはるかに高いことを自覚するべきだ」
と、セイラのことをいいつつ
「先ほどの話だが。物事は放っておくと乱雑・無秩序・複雑な方向に向かい、自発的に元に戻ることはないように、正から負に至るのは非常に簡単だ。それが、汚染源としての黄昏の姿なのだろう」
「一方で、負から正へ戻すのは難しい。だが、その困難を達成した時こそ、汚染源を浄化できる力を得るのではないかと考えている。同質だから当然ではあるが」
「これが、俺の視点だ」
リアレイラ
「ふむ……正と負の相の転換か……それは運動エネルギーを発生させているというよりは、相転移によって位置エネルギーの落差から生じているともとれるのでは?」
アコナイト
「位置エネルギーの落差という観点でいうのならば、君の解釈が正しい」
リアレイラ
「つまり、積極的に運動を起こそうとしての事だけでではなく、正と負の極致にいる時点で既に膨大なエネルギーを有している」
アコナイト
「ああ」
リアレイラ
「そこに相の転移を発生させるのに必要なエネルギーが如何程であるかはデータが足りないが」
彼女ウィスカ黄昏れんちゅうに劣る力で、それを成した」 つまり、レアルタを黄昏から此方側へ切り替えたみせた
アコナイト
「ああ。検証が必要だろう。“奈落の剣”や“繋ぐもの”のケースから考えれば人の“感情”というものが関わっているように思えるが」
「その辺りはお互いに検証を続けていくのがいいだろうな」
リアレイラ
「運動エネルギーのように単純に計測し、比較可能な力ではない別のルールが存在する。私はそのように考える」
アコナイト
「ああ。俺たちはそのルールに気づいていないだけ。それを解き明かしていくのが、俺たちの使命だろう」
リアレイラ
「ふ、……」 アコナイトの言葉に再び笑みを浮かべた
アコナイト
「それが思考し、観察するということだ。この答えはどちらの彼女エイレイテュイアも納得するだろう」リアレイラの笑みに頷いた。
!SYSTEM
BGMを削除 by アコナイト
リアレイラ
その頷きには小さく首を横に振った。

「使命、などと気負かざった言葉を貴方も用いるのだな。白状したらどうだ、私達の趣味だ、と」
アコナイト
「なるほど、確かに誰かのために研究しているわけではないからな」
「すべては自分の知りたいからはじまる」
「君の意見には納得できる。だが、あくまで俺は使命と言おう。なぜならば──」
リアレイラ
「ほう」
アコナイト
「考えない葦は、もはや人間ではないと思っているからな」
リアレイラ
「ふむ。中々に手厳しいことを言う」
アコナイト
「君ならば、こういう言い方をしても問題ないと判断したまでだ」
リアレイラ
「人の一生の中で、純粋な思索に費やすことのできる時間は限られている……それを思えば止む無しか」
アコナイト
「とはいえ、思考にどれだけ割けるかというのは個体差があるだろう」
「俺たちのような人間は思考に大きなリソースを割いている」
リアレイラ
「どうにも、人の世界で暮らしていても私は時間というもの対する考え方が緩いようだ。これも種族特性か」
アコナイト
「その意味では“趣味”と述べるのは全く間違いではない」
「さて、そのあたりの主義主張はここではここではおいておこう。君と話すのはやはり有意義だ」
リアレイラ
「ああ、だが、一点を何を言わせて貰えば――」 コーヒーカップを手に取って
――君と話していると、コーヒーの風味が落ちる」 そう言って、冷めきったコーヒーを啜った。
リアレイラ
此処で切るのが美しいと思う
アコナイト
うむ
ルーセントの話は
また今度にしよう
あれはまた長くなるw
リアレイラ
うん
アコナイト
じゃあ、終わりの描写をするか
 
リアレイラ
今、面白いので名詞をどんどん代名詞に置き換えて行ってる
アコナイト
リアレイラ
ほとんど変えるところが残って無くて笑う
アコナイト
そして
一緒に帰ってなさそうだよなwww
リアレイラ
何故そんな必要が???
アコナイト
素晴らしい
さて、以前と同じように議論を交わした彼ら2人。そのあとは、打って変わって残った珈琲を飲み干し、解散した。
いずれにせよ、この物語は彼女エイレイテュイアという人生記録をめぐる物語だ。
その検証が──再び行われようとしていた。
アコナイト
俺も代名詞に変えて
おえよう
おつあり!たのしかった
リアレイラ
たのしかった! なにいってんだこいつら
アコナイト
デートですね
???
リアレイラ
セイラだけは変えないでおこ
アコナイト
よし
全部かえた
リアレイラ
えらい
アコナイト
では改めて解散するとしよう
おつあり!またほんぺで!
リアレイラ
この物語の趨勢を見極めさせてもらうとしようか
応ッ
アコナイト
さらば!
!SYSTEM
アコナイトが退室しました
!SYSTEM
リアレイラが退室しました

BGMリスト

背景
BGM