- !SYSTEM
- カノエが入室しました
- カノエ
- マイクテストマイクテスト
- !SYSTEM
- あおちよが入室しました
- あおちよ
- てすてす
- カノエ
- きたか
- あおちよ
- きましたよ
- カノエ
- それじゃあ軽く描写する…かな?
- ひさしぶりすぎてキャラをわすれてそう
- あおちよ
- わかりみ
- 毎度ありがとうございます!?
-
-
-
- カノエ
- あんまりピンとくる音楽がでてこないな…
- #
- ある日の昼下がり。嵐が過ぎ去ったイルスファールの空は、ようやく穏やかさを取り戻していた。
- あおちよ
- さがしてみてる
- #
- 数日前まで、厚い雲が空を覆い、風が激しく吹き荒れていたのが噓のようだ。
- 空はからりと晴れあがり、抜けるような青に染まっている。
- 市場を歩いてみれば、通りのあちこちから賑やかな声と、作業の音が聞こえてくる。
- 久方ぶりに開かれた市には、多くの品々が並び、活気が戻った一方で、街の端々にはまだ嵐の名残が残っていた。道の端に積み重なった枯れ葉や泥、風で飛ばされた木片が散らばり、壁や屋根に損傷を負った家もあるようだった。
- カノエ
- こんなとこで!?
- あおちよ
- くさ
- カノエ
- 描写がね
- こんなところでいいかなと…
- あおちよ
- なんとかならぁ!
- 最近ワイルドアームズのBGMを聞いていたAOTY「いかんいかん荒野に寄り過ぎる!」
FF14の曲をチラ見するAOTY「漆黒のヴィランズの色が強すぎる!!」
- こまりました
- 街の人々
- 「そっちだ! もっとしっかり支えてくれ!」
- #
- 向こうの屋根の上で、職人が声を張り上げ、仲間たちに指示を飛ばしている。
- この程度の傷では、イルスファールは決してへこたれない。どれほど苦難が街を襲おうとも、この地の人々は、そのたびに力強く立ち上がってきた。
- 活気にあふれるその光景は、イルスファールという街そのものが、どん欲に傷を癒そうとしているようだった。
- カノエ
- もうちょっと描写をくわえた
- 動いていいですよ!
- あおちよ
- BGMみつからんかった…
- カノエ
- なくてもヨシ!
- ジュディッタ
- 様子見ついでに立ち寄ると、未だ嵐の爪痕が残っているようだった。それらをなんとなしに視界に入れ歩を進めていく。人の営みは絶えず、賑わっていた。
- あおちよ
- なんか買い物っていったけど
- 何を買うか何も考えてなかった
- どうしたらいいんだこれ!?
- でずっと止まってた
- カノエ
- 好きにきめてもろて…
- あおちよ
- う~ん
- #
- ジュディッタが市場を歩けば、あちこちから店子たちの威勢のいい呼び込みが絶え間なく飛び込んでくる。
- 街の人々
- 「お嬢さん、うちの果物はどうだい? 今朝採れたばかりだよ!」
- 「ウチのはどれも新鮮だよ、見ていかないか?」
- 「遠く砂漠から届いた珍しい宝物の数々だ! そこの冒険者さん、興味はないかい?」
- カノエ
- 次の冒険の資材でもいいし、特に用事はないがぶらついているでもいいし…
- あおちよ
- なるほど
- カノエ
- 思いつかなかったら替えの下着にしときましょう
- うそです
- あおちよ
- ???
- ジュディッタ
- 特に当てもなく歩いている最中、ふと思い出す。いつかクヴァレを見かけたのはこの辺だったか……。生憎、その時にあった店は今日は無いようだ。
- 喉を潤し小腹を満たそうと、たまたま耳に入った店の前へと歩んでいく。謳い文句の通り、どれも瑞々しく美味しそうな彩りをしている。
- #
- 店主は自慢げに並べられた果物を指し、手に取ってみるよう促す。
- 甘い香りがほのかに漂い、ジュディッタの食欲をそそった。
- カノエ
- ジュディッタが次のアクションをしたら、登場させますわい
- あおちよ
- へい
- ジュディッタ
- リンゴを手にした後プラムが目について、 「ああ……これも久しく食べていないね」
- #
- と―― 少し離れた所で、「おおっ」と言うような、何やら人々のざわめきが立つのが聞こえた。
- ジュディッタ
- ではその2つを買おうかとしたところで、様子の変わった声を耳にしてそちらへ意識が行き、顔を向けた。
- #
- ジュディッタが反射的にそちらの方へ目をやると、あたりで修繕作業を行っている男たちの目が一点に集まっているのだった。
- あおちよ
- たわわに実った……いえ……
- #
- その視線の先には、たしかに目を引く光景がある。
- 赤毛の少女が、大の大人でも苦労しそうな何本もの大きな木材を両肩に担ぎ、ひょいひょいと運んでいるのだ。
- イルヤンカ
- 「ぃよいしょー!」
- ごく普通の体格の少女だが、その動きからは明らかに常人離れした力を感じさせる。
- 赤毛の少女の頭には、大きな一対の角があり、彼女がただの人間ではないことを示していた。
- 「はいはい、通ります、通りますよー!」
- ジュディッタ
- 「んん……」 見紛うことなくイルヤンカの風貌だ。自分の知る彼女ならまあ、そのぐらい持っても平気そうではあるが、なんとまあ精が出ること……
- 視線を店先に戻し、買おうとしていた果物をそれぞれ2個ずつ手に取る 「ではこれらを」
- イルヤンカ
- 復旧作業の最初こそ数奇の目を浴びた彼女だが、いつの間にか場に馴染んでいた。なにせ、ひとりで男数人分の力仕事をこなすのだ。この場での有用さは言うまでもない。
- 街の人々
- 「嬢ちゃん、こっちも頼むー!」「この梁を一緒に支えてくれー!」
- イルヤンカ
- 「はっ、はぁい。喜んで!」
- 少女は、周囲の声に応じて顔を上げ、少しはにかみながらも元気よく返事をした。
- ジュディッタ
- イルヤンカの誰かの役に立ちたい、という気持ちは、長く一緒に居た時にもよく感じていた。
- 店番
- 「お姉さん、お目が高い。今日のは特に甘くて美味しいよ。それじゃ、すぐに包むからね」
- あおちよ
- 修正はいった
- 店番
- 店番は手際よく果物を包み、ジュディッタに手渡す。毎度、またよろしく、と愛嬌を振りまくことも忘れない。
- あおちよ
- 大事なこと忘れてた 普段仮面をしているからって描写を怠っていた
- ぼけてるだけかも はい
- まあいいかしてて…
- ジュディッタ
- 「ありがとう」 口元に笑みを浮かべ、柔らかい声音で短く一言。仮面をつけていてもわかりやすく感謝を伝えた後、包みを受け取って、店を後にした。
- カノエ
- いいとおもう
- ジュディッタ
- あのままイルヤンカを放っておけば、彼女はこれからずっと働き通しになるかもしれない。一度声をかけておこうかと、位置を辿って足早に進んでいく。
- しばし歩いて、折よく視線の先に赤毛の少女が視界に入ったその瞬間に、 「イルヤンカ!」
- イルヤンカ
- そのときは、ひとかかえもある石材を運ぶ途中だった。みるからに重そうなそれを抱えたイルヤンカは、よく知った声に足を止め、
- 「! ジュディッタさん!」
- 「わぁ、おひさしぶりです!」
- 荷物を抱えたまま、さして苦でもなさそうに、久々の再会に喜びの声をあげた。
- ジュディッタ
- 「ああ、久しぶり。たまたま見かけたから声をかけたんだが……」
- 「まだ手伝い始めたばかりかな? 一段落したら、休憩しないかい」
- イルヤンカ
- ジュディッタの提案に、分かりやすく喜色を浮かべ、しかし、自分が決めていいものだろうかと迷いが生まれ、 「う、あ、えっと……」 きょろきょろと辺りに視線が彷徨う。と、
- 街の人々
- 「よーっし、ここが済んだら、休憩にしようや!」
- イルヤンカ
- ほっ。「――だ、そうです! すっ、少しだけ、待っていてもらっても良いですか?」
- ジュディッタ
- 「うん、わかった。その辺で待ってる」
- 作業の導線に立たぬよう移動し、少し離れたところからその様子を見始めた。
- イルヤンカ
- 「よかった。すぐ片付けちゃいますからね!」 答えるや否や、うおりゃああ、と石材を抱えたまま、駆けて行く――。
- カノエ
- 大丈夫になったら時間を飛ばすぜ
- ジュディッタ
- 何かどこかにぶつけやしないかと一瞬不安になるも、まあイルヤンカだから大丈夫なのだろう……と、思い直す光景だった。
- あおちよ
- OKどす
-
-
-
- #
- しばらくの後――
- ひと段落すると、復旧作業に取り組んでいた人々は、ほっと一息ついて休憩に入った。
- 額の汗をぬぐい、木陰で涼みながら、仲間同士で水筒を回し飲みしたり、簡単な食事を摂る者もいる。
- 市場から漂ってくる食べ物の香りに誘われ、屋台へと向かう人も見られた。
- イルヤンカ
- 「お待たせしました、ジュディッタさん」
- そんな中、イルヤンカもまた、ジュディッタの元へと戻ってきた。
- 天気もよく、まだまだ暑い今日この頃だ。上着を脱いで身軽になり、腰に巻くようにしている。
- 以前は、どんな時も決して人前で肌を晒すことが無かったが、少し変わったのだろうか。
- ジュディッタ
- 「お疲れ様、イルヤンカ」 そう返すと、先ほど買った2つの包みを片手に持ち、
- 「空きっ腹には足りないかもしれないが、良かったら食べないか」
- イルヤンカ
- 「わあ、ありがとうございます」 喜び、包みを受け取って
- 「ん、」 甘く瑞々しい香りに気づき、それを吸い込んで、 「んー、いい香り」
- カノエ
- 買ったのはプラムでよかったよネ
- あおちよ
- リンゴとプラム!
- カノエ
- リンラム
- あおちよ
- 合体しとる
- ペンパイナッポーアッポーペン!?(合体させるイルヤンカ
- イルヤンカ
- 「喉が渇いてたから、うれしいです、果物」 いただきます、と言ってから、かぶりつく。
- 赤く、甘酸っぱい香りと味が身体にしみわたり、目が覚めるようだ。
- カノエ
- ジュディヤンカ
- あおちよ
- せめます(?
- その書き方だと…!
- ジュディッタ
- 一度頷き、 「まだ暑さが残っているよね。涼しそうな格好はしているけど、それでも汗ばむだろうし」
- カノエ
- 会うのはイルスファールに戻ってきてから以来ということでいいかな?
- あおちよ
- いいよ~
- イルヤンカ
- 「台風一過、ですしね。こんなに晴れて、ウソみたい」
- 「すっかりご無沙汰しちゃって、ごめんなさい。あれ以来――ですよね。ジュディッタさんは、お元気でしたか?」
- ジュディッタ
- 手渡し終えれば仮面を片手で外し、自分もと包みを剥がしていく。
- 「ふふ、謝ることでもないよ。相変わらずで良かった」
- 「僕も特に問題なく、さ。依頼を挟んだりなんだりしてね」
- イルヤンカ
- 「ぁはは…… はい、お陰様で」
- 「そうなんですね、ご活躍は話に聞いていましたけど、なかなかタイミングがなくて」
- ジュディッタ
- イルヤンカと同じくプラムから先に口にした。酸味に負けない甘さが口いっぱいに広がる。
- イルヤンカ
- 「わたしは、あれ以来しばらく、冒険者としてのお仕事はしていなくて……」
- ジュディッタ
- 美味しさに目元を緩ませながらも、 「ん、そうだったのかい」
- イルヤンカ
- 「あ―― 引退したつもりはないですよ?」
- ジュディッタ
- 「それは良かった。君とはまた一緒に組みたいしね」
- イルヤンカ
- 「何ていうか…… 色んなことがあって、イルスファールに帰ってきて、色んなもののありがたみを、改めて感じたというか」
- 「な、何ていうんでしょう。身の回りの人のために、何かしたいと思って…… 色々、お手伝いみたいなことをして回っていたんです」
- 「そ、そう言っていただけると、嬉しいですね……」
- ジュディッタ
- 「そうして奔走するのは、君らしいな」
- イルヤンカ
- 「……と言っても、わたしに出来るのは力仕事くらいですけどね」 たはは、と笑って
- 「ジュディッタさんは? 最近は、どうしているんですか?」
- ジュディッタ
- 「十分以上の活躍じゃないか。何人分もの力仕事を抱えてやってのけて」 つられて笑って、
- 「そうだな、冒険者仕事以外では……。リアレイラが所属する、小さな組織にお邪魔してね」
- イルヤンカ
- 「リアレイラさんの?」
- そういえば、かの怜悧な魔術師とも、ここのところ会っていない。彼女はどうしているのだろうか、興味を惹かれて聞き入る。
- ジュディッタ
- 「代表は彼女の友人なんだが。この間の依頼中に話を聞いて、興味を持ってさ」
- イルヤンカ
- 「どんなお話ですか?」 良ければ聞かせてください、と
- ジュディッタ
- 頷き、何度かプラムにかじりついてから
- 「この大陸って、色んなものが流れ着いてくるだろ。遺跡にしろ、人にしろ」
- イルヤンカ
- こくり、とイルヤンカは頷く。
- イルヤンカにとっては、それは常識だ。ケルディオン大陸独自の、特異な現象であるが、大陸の外のことなど、話しに聞く程度でしか知らない。外では、そうではないらしい、ということしか。
- ジュディッタ
- 「僕もその内の一人でね。何の前触れもなく、突如として一人、この大陸へと、だ」
- カノエ
- 聞いたことあったかな…
- あおちよ
- 多分話してないと思うんだよね……今ちょっとどうだったかと思ったんだけど……
- 元居たところの話を詳しく話したのはレアルタとリアレイラだけだったとは思うんだけど
- あ
- 流されてきた者であるというのは伝えてはいるけど、話の流れで言っただけだから、それについてそうなんですねみたいなリアクションはもらってないくらい!
- https://sw.2-d.jp/game/?mode=logs&log=20231001_0
>「この大陸に流されてきてから、基本的なスタンスは変えていないんだ」 緩く首を横に振った。
- カノエ
- お、ありがとう
- イルヤンカ
- 「――……」 船上でした会話が、脳裏に浮かぶ。もう、ずっと前のことのように思える。
- 「ま……前に、仰っていましたね」 身の上の話だし、あの当時はまだ、遠慮があったこともあって、深くは聞けなかったことだ。
- レムリアから一時帰還した際のやり取り。変貌した世界の中でも、現実を受け入れてただ自分のなすべきことを成すのみと―― あくまで冷静さを崩さなかった、ジュディッタのスタンスには、その経験が関係しているのだろうか。
- ジュディッタ
- 「色々話してさ……そうした漂流者というのは、似たような悩みを持つようでね。大なり小なり、永遠と言っても差し支えのない別離に苦悩するんだ」
- イルヤンカ
- 「……突然、誰も知らない場所に連れていかれて、そこで生きなければいけなくなったら……。無理もないです」
- 自分は、彼女たちのような漂流者ではない。しかし、寄る辺が無いということがどういうことなのかは、自分の経験から想像できる。
- ジュディッタ
- 「組織の代表もその類でね。そうした悩みによる恐怖や不安の中で生きるより、同じ境遇の漂流者を支援する組織を立ち上げることを、リアレイラが提案したらしい」
- イルヤンカ
- 「思い悩むより、行動に移す。リアレイラさんらしいですね」
- 「そこでは、どんなことをしているんですか?」
- ジュディッタ
- 「出来ることと言えば細やかなものではあるんだが――」 と、簡単にその組織の概要をイルヤンカに伝えた。
- あおちよ
- https://sw.tale.blue/p/?user/0Tsumugi/BoL
ここの概要をなんとなく伝えた感じで……
- 地の文そのまま持ってくるかを迷って……
- カノエ
- おけ
- イルヤンカ
- リアレイラ発案の互助組織―― 〈光輝の環〉のことをジュディッタから聞いたイルヤンカは、ひとつひとつに頷き、聞き入って
- カノエ
- 女性しかいない
- あおちよ
- しょうがない
- イルヤンカ
- 「す、素敵な活動だと思います。身寄りのない人が頼れる場所は、いくつあってもいいですし…… 神殿やギルドでは、手の届かない立場の人もいますから」
- 「それに、同じ悩みを持つ人同士だからこそ、分かり合えることもあるでしょうし……」
- ジュディッタ
- 「永遠とも言える……とは言ったが、元々の身内が流されてくる可能性もないわけじゃないらしいというのもあって……」
- イルヤンカ
- 「――それって……」 そんなことが、あり得るのだろうか。そんなめぐりあわせはもはや、何者かの意思が――
- ぶるぶる。何者って、誰だ。まさか、神が悪戯をしているとでも?
- ジュディッタ
- 「知り合いでなくとも、元居た大陸は同じだったという話は聞いたことがある。僕の居た大陸は未だに聞かないが」
- 「だからまあ、その時のために、そうした場を整えておくのもいいかもしれないと思ったんだ」
- 「あってもなくても、ね……」
- イルヤンカ
- 「……ジュディッタさん……」
- ジュディッタ
- 少しの合間、思いを馳せるように目を僅かに細くした。
- イルヤンカ
- 複雑な思いを感じさせるその横顔を見つめてから、あまりじろじろ見てはいけないと視線を外した。人々の往来を眺めるようにしながら、
- 「や、やっぱりすごく素敵な活動だと思います。――たとえ、いまは誰かのためであっても…… 巡り巡って、ジュディッタさんの繋がりにも、きっと届きます。そんな気がします」
- ジュディッタ
- 「そうこう言ったが、結局は誰も流されてこない方が一番いいんだけどね」 軽く冗談を飛ばすように笑ってみせる。
- イルヤンカ
- 「あ、う、えっと……」
- 「――そ、それはそうですね」 あはは――と笑って、頬を掻いて。
- カノエ
- むむむ
- ごめえん、もう一回時間をいただいても……?
- あおちよ
- イイヨ!
- カノエ
- すんません
- あおちよ
- じっくりやってるからしょうがないね ありがとう
- カノエ
- じゃあちょっと日を改めて… また調整させてください
- ジュディッタ
- 「大丈夫、君の気持ちは大体伝わってるつもりだよ」
- あおちよ
- はーい
- ではこのままで撤退~
- イルヤンカ
- 心配しているつもりが、逆に案じられてしまった。気持ちが通じる程に親しくなれたことに、気恥ずかしさ半分、嬉しさ半分で、膝に顔をうずめるように 「……はい……」
- カノエ
- ハイ
- ではまた!
- そして帰還
- あおちよ
- やってまいりました
- カノエ
- おかえり
- このまま流れるように再開でいい?
- それとも一旦シーンを割る?
- あおちよ
- 再開でいいよ!
- カノエ
- ヨシ
- イルヤンカ
- ジュディッタも、リアレイラも、自分のやるべきことを見出してとっくに動き出している――イルヤンカはそう思った。
- イルヤンカは、レムリア島での目まぐるしい冒険の日々を思い返しながら、まるで遠い昔のことのように懐かしさを感じていた。
- 振り返ってみれば、彼女らはいつも迷いなく、自分のすべきことを見つけ出し、目の前の課題に立ち向かっていたように思う。少なくとも、イルヤンカから見た二人の姿はそうだ。
- それに比べて――と、良くないこととは自覚しつつ、つい、自分とジュディッタとを比べてしまうイルヤンカだった。
- 「――すごいなぁ……」
- そんな思いは、ふとしたつぶやきとなって漏れ出た。
- カノエ
- アッ、もう打ってません
- あおちよ
- い、いまうってます
- きょどきょど
- カノエ
- うす
- ジュディッタ
- 何かを思い悩んだり、どこか卑屈だったり、伺っていたり、引っ込み思案である彼女は、今日も今日とて他人を見上げているらしい。
- イルヤンカ
- つい口に出してしまっていることに、イルヤンカは気づいていない。
- ジュディッタ
- 「……隣の芝生はなんとやらだ。僕からしてみたらイルヤンカだって、自分の出来ることで何かしようとあれこれしてたというのを聞いて、人が好いなと……すごいと思っているよ」
- 少し間を置いて、そう返した。
- イルヤンカ
- しまった、と顔に書いてある。言ってた。
- 「す、すみません。なんだか言わせちゃって……」 ふにゃり、と情けなさそうに笑む。
- ジュディッタ
- 「嫌味でなくてさ。……普段言わないだけで、思っていることだよ。イルヤンカ」 緩く首を横に振る。
- イルヤンカ
- 「え、えへへ……」
- 笑みを、少しばかり救われたような色に変えながら、
- ジュディッタ
- かえって恐縮させてしまうだろうか。しかし長旅の中で、それぞれの心の距離は近くなったとは思うし……。そう思いながら、耳先の毛をゆっくりと片手で梳く。
- イルヤンカ
- 「ジュディッタさんにそう言ってもらえると、少し自信が持てます」 目の前の、信義厚いレプラカーンの女性は、決して嘘やおためごかしは言わない。
- 「……実は言うと、あの冒険が終わった後、なんだか自分でも結構強くなったんじゃないかなって、ちょっとだけ浮かれてたんです」
- ジュディッタ
- しゃく、と軽い音を立ててリンゴを食み、そう言うイルヤンカの横顔を見る。
- イルヤンカ
- 「自分にも、なにか大きなことができるんじゃないかって、そんな気になって」
- 「でも、イルスファールに帰ってきたら、なにも以前と変わらなくて。当然ですよね。周りがなにか変わったわけじゃないんだから」
- ジュディッタ
- 「……」 何か思うことがあるように、ゆっくりと視線をイルヤンカから中空へと移した。
- イルヤンカ
- 「借りた力を全部返して、皆さんと別れて――ひとりになったら、自分に残ったのはほんのひとしずくだけでした」
- その言葉に、悲嘆の色はない。その口調はどこか、からりとした清々しさと、一抹の寂寥感を感じさせた
- 口元には、笑みすらある。
- 少女の首筋には、身分を示す首輪がいまも光っている。
- ジュディッタ
- 僅かに眉を下げて、 「それで……イルヤンカは、どう思ったのかな」
- イルヤンカ
- 「さっき、ジュディッタさんが言った通りです」
- 「ま、周りが変わることを期待するんじゃなくて、自分が変わらなくちゃって……」
- 「せめて、なにかしようと思って―― 手当たり次第」
- 指折り、 「……荷運び、お店の給仕、どぶさらい、大工仕事のお手伝い……」
- 「あっ、冒険者のお仕事も、たまにはさせてもらってますよ?」
- 「自分がやるべきことが分からないから、せめて、手当たり次第動いてみようって……」
- 「その点、ジュディッタさん達はすごいです。もう次の路を定めていて……」
- カノエ
- ウッ
- 続けて喋っちゃったけど細かく返事してもろっても……大丈夫!
- あおちよ
- 大丈夫か!?
- いや~~考えちゃってね…
- ジュディッタ
- 微かな笑みから、徐々に困り眉になる。
- 「……何が、君を焦らせているのかな」
- 「置いていかれているって……思っているかい?」
- イルヤンカ
- 「あ、焦って…… いるんでしょうか?」
- 「…。……。……そうなのかな。そうなんでしょうね」
- 「何ていうか、うまく言えないんですけど……」
- もごもごと口にしてから、しばらく黙り込んでしまう。
- ジュディッタ
- 唇についた果汁を、小さく出した舌で拭う。
- カノエ
- えっち
- あおちよ
- かのPほどでは///
- イルヤンカ
- イルヤンカの瞳は、どこか遠くを見ている。それはレムリアで過ごした日々であり、あるいは、もっともっと昔、幼い頃の――。
- ジュディッタ
- 「君自身の言葉でいいし、言葉にできない思いのままでもいい。……イルヤンカにも、起因となるような経験があるんだろう」
- イルヤンカ
- 「………」
- こくり、と小さくうなずき、ジュディッタに促されるまま、訥々と語る。
- 「……ウィスカさんや、レアルタ、」
- 「アナム君やカスラーンさん、」
- 「レムリアで出会った皆が、そうですね」
- 「あの島で、命を、存在を懸けて戦った人たちのおかげで、私たちは今もこうして生きているんだなって」
- 彼女は少し考え込むように一息つき、続けた。
- 「それに、もっと昔のことを思えば、」
- 「……腐った匂いのするあそこで、幼いわたしを育ててくれた母親たちも」
- 「みんなの命や、存在の上に、今の私があるんだな……って」
- ジュディッタ
- 「今日という日まで生かされた自分に出来ることを……ずっと探しているのかい」
- イルヤンカ
- 「こ、言葉にしたのは、いまがはじめてです」
- 「でも―― 多分、そうなんだと、思います」
- カノエ
- もっとえっちになっていけ
- なにかうってる?!
- あおちよ
- うってるけどどこへもっていくべきかこまってるw
- カノエ
- じゃもうひとこと書いてもいい?
- あおちよ
- イイヨ!
- カノエ
- うす
- イルヤンカ
- 形になり切れていなかった思いがあふれ出していく。
- 「わ、わたしは、今まで、自分のことしか考えてなかったなって。オドオドビクビク、足元ばっかり見てて――」
- 「でも、いまは、自分の命も、ただ生きているだけじゃなくて、何かに使わなくちゃいけないんじゃないかって思うんです」
- 「誰かのためとか、何か…… 何か大きな、すばらしいことのために……」
- カノエ
- さんことだった
- あおちよ
- まったくもんだいなし
- ジュディッタ
- 「そうでなければ、生かしてくれた人たちが浮かばれない。報われない。合わす顔もない……と?」
- そこまでイルヤンカは口にしていないが、概ね似たようなことは思っているのではないか。
- イルヤンカ
- イルヤンカは少し考え込むように、目を伏せて答えた。
- 「どう――なんでしょうね…… そこまではっきりと考えていたつもりなかったんですけど」
- 「ただ、何だかそわそわして、落ち着かなくて。いてもたってもいられないような気持ちで」
- 少女は一度言葉を切り、少し考え込むように口をつぐむ。
- 「でも、いまこうして口にしてしまったんだから…… もしかしたら、どこかでそう思っていたのかもしれないですね」
- そう言いながら、苦笑いを浮かべ、少し肩をすくめた。
- ジュディッタ
- 「……」 何度かリンゴを咀嚼して、数度に分けて飲み下す。
- 「根本的な、解決にはならないんだけどさ」
- 「言葉にしたのは今回が初めてだとしても、ずっと抱えてきたものには違いないんだよな」
- イルヤンカ
- ジュディッタの仕草に、手に持ったまま食べかけだった果物を思い出し、しゃくりっ、と食む。
- いつの間にか乾いた喉を、果汁が潤す感覚。
- 「――……」
- こく、とそれを飲み込みながら、控えめに頷いた。
- ジュディッタ
- 「随分な重荷だと思う。背負わされているのか、自ら背負っているのか、その重さはどう課されてきたものか……僕が判断することではない。……でも、」
- 「今のイルヤンカを築き上げてきた様々な人物や事柄は決して、君に傑物であれと、願ってきたものではない……んじゃ、ないかなと」 踏み込んだものの、やや歯切れが悪い。自信の無さがでてはいるものの、次いで、
- 「……ただ、平和な世を生きて欲しかったんじゃないか。そんな風に思ったよ」
- 「君が、君のままで」
- イルヤンカ
- ジュディッタの言葉は、重荷を祝福に変えようというものだった。
- ジュディッタ
- 「……ぼ、僕は別に説教をしたいのではなくてね……」 耳先の毛をくるくると弄る。
- イルヤンカ
- 「………」 その様子を見て、くすっ、と笑みが漏れる。精一杯、言葉を選んでくれているのが伝わってくる。自分のことを案じてくれているのだ。
- 「あ、ありがとう、ジュディッタさん」
- 「ジュディッタさんは、やさしいですね……」
- ジュディッタ
- 「……頭のいい連中のように、言葉が巧みなわけではないんだ」 その笑みをどう捉えたか、ため息交じりに。
- イルヤンカ
- かぶりを振る。実直なジュディッタらしい言葉だ。
- カノエ
- これは
- ジュディッタ
- 「……あまり、後悔したくないんだよ、僕は。友人の痛みをそのまま、放っておくには忍びない」
- カノエ
- ここで答えを出さずに今後のテーマになりそう
- あおちよ
- こんごのてーま
- それも又吉
- イルヤンカ
- 「―――」
- 後悔――したことがあるのだろうか。
- それを問うのは、はばかられた。
- その代わりに―― ジュディッタの言葉が、強く、頭の中で反響していた。
- 君が君のままで、ただ、平和な世を生きて――。
- カノエ
- 奇しくもあらたなプロヴィデンスが…
- ジュディッタ
- 「イルヤンカのそれは……誰かが一緒に、抱えられるものではないけれど。せめて共に居て、何でもない話でもして、安らげないかな……」
- イルヤンカ
- 「あはは…… こうしてジュディッタさんとお話するの、楽しいし、安心しますよ?」
- あおちよ
- 新ゔぃでんす
- カノエ
- 言いたいことを言ったら職人頭が休憩の終わりを告げる
- 気がする
- あおちよ
- かしらァ!
- かのPの中の
- 職人魂の代弁者的存在かと一瞬思ったが
- そうだったなと思いました(?
- カノエ
- そんな始まりでした
- あおちよ
- はい おもいだしました(愚か
- ジュディッタ
- 「……そう? それなら……また機会を作って、適当に巡ったりして、過ごそうよ」
- イルヤンカ
- 「はっ、はい! ジュディッタさんが良ければ、いつでも――」
- イルヤンカが喜色を表し、そう言いかけた時だった。
- 職人頭
- 「――おぉーい、そろそろ始めるぞぉ!」
- ジュディッタ
- ぴく、と目に見えて耳の端が一瞬跳ねた。
- #
- 野太い声が響き渡る。カシラの声にどやされ、やれやれと腰を上げていく職人たち。
- イルヤンカ
- ほとんど反射的に、びぃん、と直立し、「はっ、はぁい!」
- 立ち上がって答えてしまってから、はっ、と我に返った。
- ジュディッタ
- 「ま……落ち着いたらでいいよ」 見上げて、柔和に笑みを見せた。
- イルヤンカ
- 「たはは……」 と、少女ははにかむような、困り笑いを浮かべ
- ジュディッタ
- 食い止しになっていたリンゴの残りを食べきり、不可食部は包みに纏め、遅れて立ち上がった。
- イルヤンカ
- 「いっ、いま行きまーーーすっ!」 と、職人ガシラに大声で答えてから、
- ジュディッタに向き直り、ふかぶかと頭を下げた。自分より小柄なレプラカーンの女性が、つむじを見下ろせるくらいにふかぶかと。
- いきおいよく顔をあげて、 「ジュディッタさん、ありがとうございました。おっ、お話できて…… よかったですっ」
- ジュディッタ
- 「じゃあね、イルヤンカ。また会おう」
- 「こちらこそ。うっかりのミスに気を付けてな」 余裕を持った笑みを向けて、緩く手を振る。
- イルヤンカ
- うっ。 「……。はっ、はいっ」
- カノエ
- うっかり振り回した木材でひとをなぎたおしたり…… しません
- あおちよ
- えっなんですか!(振り向き木材薙ぎ払い)
- イルヤンカ
- ウィークリングの少女は、ジュディッタに小さく手を振り返し、たたたっ、と働く人々の中に駆けていった。傷つきまた立ち上がる、街の人々の営みの中へ。
- ジュディッタ
- 忙しない少女の背を見送ったあと、仮面をつけ直し、しばしの間を空けてから何処かへと歩みだしていった。
- カノエ
- 私はヨシです
- あおちよ
- 私もヨシです
- カノエ
- ありがとうございました!!
- あおちよ
- 糸冬の予感!?
- ありがとうございました!
- じっくりお時間取らせてもろてありがとね…
- カノエ
- こちらこそ
- あおちよ
- 言葉……言葉……語彙……っ 毎度です
- カノエ
- よいリブートができました
- ログは20240925_0
- あおちよ
- またよろしくね照れ
- よかったよかった
- ありぴ~
- カノエ
- ログタイトルは幕間~嵐が過ぎた街でとかしとくか
- またよろしくおねがいします~!
- あおちよ
- りょ~~です! おつかれさま~またよろしくお願いしますっ
- !SYSTEM
- あおちよが退室しました