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- リーガンが入室しました
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- オルティナが入室しました
- オルティナ
- (ヒーロー着地
- リーガン
- 星の標でいいよな
- オルティナ
- いいわよ
- リーガン
- じゃあ適当にナレーション入れるか
- よろしくお願いします
- オルティナ
- おねがい
- よろしくお願いします。
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- BGMを変更 by リーガン
- ラストスタンド100%
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- リアン地方 イルスファール王国 星の標
- ここは国内でも有数の冒険者ギルド支店としてその名を輝かしいものとしている
- 数多くの冒険者を取り揃え、高い依頼達成率を誇り、国の内外組織・個人を問わず依頼が舞い込んでくる
- とは言うものの、朝を過ぎてしまえばゆったりとした時間が流れる場所でもある
- 仕事にあぶれてオフを決め込むなら、店の中より外のものが殆だろう
- 店内は閑散としていた
- リーガン
- そんな中、テーブル席の一つで本を広げるのは、褐色の肌に銀色の髪の少年だ
- ラフな格好をしており ゆったりとした時間がゆるく少年から集中力を削いでいく
- コーヒーを片手に読書を決め込んでいるらしい
- リーガン
- というところかな
- オルティナ
- ドアベルを鳴らしつつ、ふらりと少女が店内へやってくる。
- 普段通りの人目を惹きつける美貌と、悪い意味で目を惹く露出の多い上に動きやすさを優先した格好をした少女は、
- 緩く店内を見回すと知った顔を見つけて 悪戯心を働かせて 気配と足音を殺しつつリーガンの背後に回ろうとする
- リーガン
- 異常感知と隠密で対抗でいいか?
- オルティナ
- それでもいいし、気付いてもいいわよ ベルは鳴らしているし
- リーガン
- 眠気があるからその辺りは多分聞こえてないな
- よいせ
- 2D6 → 7[5,2] +5 = 12
- 12
- オルティナ
- その割にはしっかりしてるじゃない
- 2D6 → 8[5,3] +8 = 16
- リーガン
- じゃ、回り込まれたな
- リーガン
- 「………」 集中力が削がれているのは自覚しつつも 目元を揉むことで読書を続けようとする
- オルティナ
- 読書を進める少年の背後に猫のように素早く回り込むと、やはり音もなく背後から首に緩く抱き着き
- ぎゅう、と少年の首と肩に柔らかな感触を覚えさせつつ、横から本を覗き込む。
「……何を読んでるの、これ」
- リーガン
- 「……ぅおっ!?」 がたん、っと椅子を浮かせかけて
- なんとか後ろに倒さないようにバランスをとって
- オルティナ
- 意図して甘く囁かずとも耳に溶け込むほどに甘い声色で囁くと、少年の反応にひょいと身体を離して
- リーガン
- 「………、お前な……」
- オルティナ
- 「あは。……大袈裟なの、珍しいわ」
- リーガン
- 眠気が吹き飛んだのか 機嫌が悪そうに睨みつけて
- 「……普通に声かけろ」
- 向かいの席を勧めて
- オルティナ
- そんな様子も面白そうに眺めると、指摘はどこ吹く風で聞き流す。
「そっちじゃ読めないじゃない」
- リーガン
- 「……」 息をついて 「じゃあ隣に来い」
- オルティナ
- 言われるよりも早く椅子を動かし
- ちょんと座ると覗き込む
- リーガン
- 内容はリアン地方についての本だった 文化史みたいなものですね
- オルティナ
- 「……」 2秒で飽きが来たようす
- リーガン
- 「……」 興味失せるのが早いな とは思いつつも
- 「なあ」
- 「丁度いいから、少し話さないか」
- オルティナ
- ぺちゃ、と机に突っ伏しながら周囲を眺めていたが、小さく反応してそのまま返答する。
「なぁに」
- リーガン
- 「お前は」 本を閉じて オルティナを見る
- オルティナ
- 視線はぼうっと、窓の向こうへ
- リーガン
- 「浮いてる。それは分かるか?」
- 「……」 ふぅ、と息をついて
- オルティナ
- 「……?」 「地面についてるわ」
- リーガン
- 「そういう意味じゃない」
- 「こっち、見れるか?」
- オルティナ
- もぞ、と身体が揺れると振り向いてリーガンを見遣る。長い髪がさらさらと流れ、布面積の少ない服から見える豊かな身体が向けられる。
- リーガン
- 「お前は、レオたちと一緒にここにつれてきた」
- 「その後、放っておいたのは、俺には関係ないことだと思ったからだ、そのうち馴染んでくれるだろうな、という甘い見込みもあった」
- オルティナ
- ぽけー、という擬音が似合いそうな表情で見上げつつ、静かに話を聞く
- リーガン
- 「ただ……暫く経つが、お前はお前のままだった」
- 「……」 目元を揉んで 「友達はいるか?」
- オルティナ
- 「ともだち……」
- 「名前を知っていて仕事をした相手、で良いならたくさんいるけれど」 沢山(当社比)。
- リーガン
- 「……お前に親身になってくれるやつは」
- オルティナ
- 「しんみ、って?」
- リーガン
- 「お前のことを考えてくれるやつは、ってことだ」
- オルティナ
- 「……一緒に仕事をしていたら、考えてくれるんじゃないかしら?」
- 「それは私だけで決められるものじゃない、と思うわ」
- リーガン
- 「仕事中はそうだろうな」
- 「仕事の外でってことだ」
- オルティナ
- 「……」 ぽわぽわぽわ
- 「いないんじゃないかしら。仕事じゃないとき、誰かとはいないもの」
- リーガン
- 「……そうか…」
- 息をついて
- 「あのな、」
- オルティナ
- 「あ、でも抱いていて気持ち良い子ならいたわね」 カーディナルは良い身体でした。
- 「あれも仕事中だけれど……」
- リーガン
- 「…そうかい」
- 「……お前になにかあった時に」
- 「味方になってくれるやつが一人でも多い方が良いって話なんだ」
- オルティナ
- 「うん。……それで」
- 「どうしたらいいの?」 頭上に?が浮かぶ。
- リーガン
- 「そしてそれを増やすためには、よく関わって相手に興味を持つこと、そして相手の気持ちを重んじることだ」
- 「お前、さっきみたいに相手が嫌がりそうなことを平気でやってないか?」
- オルティナ
- 「…………」
- 「やってないわ」 けろっ
- リーガン
- 「絶対やるなとは言わないが」
- 「それは仲良くなってからするもんだ」
- やってるんだな、と決めつけるように少年は続けた
- オルティナ
- 『むぅ』 ぐる。
- 特に少女も否定はしなかった。でもカーディナルは嫌がってなかっ…………たかしら?
- 「難しい事を云うのね。仲良くなる、って何かしら」
- リーガン
- 「お前は相手に興味を持ってないだろ」
- 「相手の反応が楽しいだけに見える」
- 「だから極論、さっきのあれは俺じゃなくてもやったと思う」
- オルティナ
- 唇に指を当てて、
- 「そうね。でも、相手の反応が見たいからするのはいけないこと?」
- リーガン
- 「悪いことじゃない、ただ相手にも選ぶ権利があるよな?」
- 「お前がそういうやつだから、もう近づかないってことはあり得るわけだ」
- 「それはどう思う」
- オルティナ
- 「……」 んー。
- 「逃がさない……??」
- リーガン
- 「それが問題だ……狩りをやってるつもりか?」
- 「ここは人間の街で、お前はまだ人間じゃなくて獣なんだよ」
- 「だから、……気にかけてる」
- 真剣に、少女を見つめて
- オルティナ
- 「……」 軽口を返そうとしたが、視線に小さく唸って。
- リーガン
- 「……お前がもし、」
- 「人間として振る舞いたいなら、俺はそれを手伝ってやる」
- オルティナ
- 「リーガンは、……」 アウトプットに時間をかけた返答をすべく口を開いたが、続いた言葉にそれを閉じて。
- 「どうして? お金なんてないわよ」
- リーガン
- 「なんでそこで即物的なんだお前は」 半眼になって
- オルティナ
- 「だって、街の人間は口を開けばすぐにお金」
- リーガン
- 「そりゃそうだ。なんで興味もない相手に無償でサービスしてやらなきゃならねえんだ」
- 「対価があるから、相手に従うし要求に応える。それが金の仕組みなんだ」
- 「で、金がないって言ったな」
- オルティナ
- 『それは覚えたわよ』 ぐーるる
- 「ええ」
- リーガン
- 「それはどうでもいいんだ」
- オルティナ
- 「じゃあ、なに?」
- リーガン
- 「本当なら他のやつが面倒見てたと思うけど、それがなかったからな」
- 「俺はお前を助けた。なら生きていく方法を教えなきゃならん。なにもしないんじゃあただ場所を移しただけで放りだしたことと変わらん」
- 「だからそこに、負い目があるとするなら」
- 「俺がお前に支払わないといけないことなんだよ、オルティナ」
- オルティナ
- 「……」 きょとん、として
- リーガン
- 「無論、お前にも選ぶ権利がある」 「窮屈で嫌だとか、口喧しいから嫌だとか、そういうのがあるなら俺は止める」
- オルティナ
- 「変なことを言うのね。それなら、その支払いはリーガンだけでするべきものではない、と思うけれど」
- リーガン
- 「他のやつがやってると思ったら誰も触ってないからだよ」
- 息をついて
- 「だから俺がやろうとしてる。それだけの話だ」
- オルティナ
- 「人任せはいけないのよ」 しらないの。
- リーガン
- 「人任せの結果が今のお前だ」
- オルティナ
- 身体を起こして頬杖を突くと、長し目でリーガンを見遣る。
- 「べつに、なんでもいいわ。イヤになったら離れるだけだもの」
- 「知っているでしょ? 逃げるのは得意なのよ、それなりに」 捕まっていたことは忘れたものとする。
- リーガン
- 「じゃあ困ったら声かけに来い」 「それまではこれまで通りだ」
- オルティナ
- 「……」 「困……る……?」
- リーガン
- 「誰かに嫌われたり、拒まれて問題が起きたり、そういうのだ」
- 「最後の頼る先になってやるよ」
- オルティナ
- 「……そう。最後の、ね。覚えておくわ」
- リーガン
- 「……、」 息をついて 「俺が言いたかったのはそれだけだ」
- オルティナ
- 「じゃあ」 思いついたように声を漏らして。 「私もリーガンの最後の頼る先になってあげるわ」
- 「必要なことがあったら、殺してあげる」
- リーガン
- 「俺はいいよ。そういうのは間に合ってるというか作りたくないんだ」
- オルティナ
- 「そ。イヤならいいわ」
- リーガン
- 「ただ、そうだな。頼ると言うか」
- オルティナ
- 眠そうに笑うと、再びテーブルに身体を預けて。
- リーガン
- 「友達にならなってやるよ」
- オルティナ
- 「私、それが一番あやふやでわからないわ」
- 「友達って何なのかしら」
- リーガン
- 「頼る先で、さっきみたいな悪戯をしても大丈夫な相手で、」
- 「困った時に助けてくれる相手のことだな」
- 「後は一緒に飯食ったり、出かけたりする間柄だ」
- オルティナ
- 「あら。あんなに可愛く驚いてたのに、大丈夫でいいの?」
- リーガン
- 「まあ頻度は下げろ、特に仕事の装備してる時に背後取られたらそのまま組み敷きかねん」
- オルティナ
- 「そんな簡単に捕まらないわよ。試してみる?」
- リーガン
- 「距離とかあるだろうが…これから逃げますって相手を追いかけてどうする」
- オルティナ
- 「また悪戯をしてあげましょうか」 無邪気に楽しんでいる表情を浮かべながら見上げ
- リーガン
- 「じゃあその時に捕まえてみるよ」
- オルティナ
- 「頑張って、挑戦者さん」 くすくす笑って。
- 「ご飯を食べたり出かけたり、はわからないけれど。そういうのはリーガンに任せるわ」 橋の下とかはおすすめよ。
- リーガン
- 「じゃあこれから付き合ってもらうか」
- 立ち上がって
- オルティナ
- 「んう?」
- リーガン
- 「今の季節は暑いからそれでちょうどいいけど」
- 「これからは寒くなっていくからな」
- 「洋服、選んでやるから」
- オルティナ
- 「……動き易くないと嫌よ。もこもこしたの、嫌いなの」
- リーガン
- 「それなら上から羽織るものをそれとは別に用意するんだな」
- 「それならすぐ脱げるだろ」
- ジャケットを示して
- オルティナ
- 「これをちゃんと着たらいいじゃない。だめ?」
- リーガン
- 「足元寒くないか?」
- オルティナ
- 「ときどき?」
- リーガン
- 「だからロング丈のジャケットがあるといいだろ?って話だ」
- 「ジャケットと言うかコートだな」
- オルティナ
- 「……じゃ、全部選んで持ってきてちょうだい」
- 「それでいいわ」
- リーガン
- 「お前のサイズが分からんのに」
- 「目測で選んでこいって?一緒に来いよ」
- オルティナ
- 「……」 しお
- 『もう、』「しかたないわね……」
- リーガン
- 「嫌なら別にいいよ」 こっちも渋面を作って
- オルティナ
- 「嫌ってほどじゃないわ。良いイメージがないだけ」 動きづらかったり……
- 「良いのを見つけてくれるんでしょう」
- リーガン
- 「寒いのと動きにくいのとはどっちが嫌だ?」
- オルティナ
- 「うごきにくいの」
- リーガン
- 「なら足元まで届くものじゃなくて膝までにしたりとか」
- 「その辺りを選べば良い。…相手が好きなものを覚えること」
- 「それが相手に興味を持つコツだ」
- オルティナ
- 小さく頷くと、 「じゃあ、リーガンの好きなものはなに」
- リーガン
- 「本だな」
- 「ただ俺は学がないから魔法文明語の本は読めない、それが少し残念だ」
- オルティナ
- 「ふぅん。何の本?」
- リーガン
- 「色々だ」 会計を済ませて
- 「今はリアンのことを知ろうとしている」
- 「文化とか、歴史とか、風習とかな」
- オルティナ
- 「……きんべんなのね」
- リーガン
- 「勤勉、かはわからんが」
- 「知っておけば生き残れた受け入れられたものが」
- 「知らないから死んだり拒否されることを防ぐのは」
- 「大事なことだ。生きていく上で」
- オルティナ
- 「……いつもだけれど」
- 「リーガンは難しいことばっかり言うわ」 くあ、と欠伸しつつついていく
- リーガン
- 「お前が単純な世界で生きすぎなんだよ」
- 「2秒で飽きやがって」
- オルティナ
- 「2秒がんばったって褒めて欲しいわ」
- 「それで、どこに行くの?」
- リーガン
- 「商業区」
- オルティナ
- 「うるさくて人が多い所ね」
- リーガン
- 「腕の良い仕立て屋がいるんだと」
- オルティナ
- 「じゃ、連れてって」 けろっと元気になって 緩く身体を寄せる
- リーガン
- 「ほら」
- 手を差し出して
- オルティナ
- 差し出された手を緩く取ると、それを胸に抱き込んで
- リーガン
- 「おい……」 目をそらして
- オルティナ
- 「あは」 くすくす笑いながら続いて歩いていく
- リーガン
- こんなところか
- オルティナ
- ――なお、
- 暑いからとその手がぽいと放られたのは、店舗を出て数歩のうちだったという。
- オルティナ
- そうね
- リーガン
- 200Gくらい払っておくから
- 〈防寒着:秋冬兼用コート〉みたいな感じで書いといてくれ
- オルティナ
- あらあら。じゃあありがたく
- リーガン
- 20240923_0 ログはこれだな
- それじゃ、またな
- オルティナ
- ええ、それじゃあね
- おつかれさまでした。
- !SYSTEM
- オルティナが退室しました