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依頼品の受け渡し、それとちょっとの悩み事

20240905_0

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ルリが入室しました
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アマルガムが入室しました
アマルガム
ヌッ
ルリ
ヌッ
アマルガム
問題ございません。
ルリ
よーし、じゃあナレーション入れて行っちゃおう
アマルガム
ドラゴンぶんなぐって帰ってきてしばらくぐらいの感
ルリ
よろしくお願いします
アマルガム
ハーイ
ルリ
それくらいの感 まあ仕事あったりするからちょっとかかった感じくらい
 
 
 
 
 
 
 
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BGMを変更 by ルリ
プロメテウスの溶鉱炉100%
 
リアン地方王都イルスファール北東部。ここはグレンダール神殿を中心に工房街が広がっている
主にドワーフたちを中心に組合が結成され、数多くの職人が親方の下で働いている
見習いアプレンティス達の品を品評する職人ジャーニーマンを見つめながら、工房街を川沿いに歩けば
最近になって店を構えることを許された職人の店が見えてくる
簡素な"ノシュテット工房"の看板が下げられてる店の軒先には、無骨なショートソード、投げ斧などが並んでいた
金床を叩く音がするのは、店の中で桃色の髪をした少女が、鍛冶槌を炉の前で振り下ろしているからだ
ルリ
そんな状況です。任意のタイミングで入ってきてちょーだい
アマルガム
入店すればよいのね
ルリ
うん
アマルガム
簡単なメモが書かれた小さな紙きれを手に、赤がとても印象的なジャケットを身に纏う角付きの女が一人、無造作に店へと入店する。
「もし。誰かいるのはわかっているのにこう言うのもおかしい話だが――誰かいるだろうか」 と、大声でもないがよく通る声を店内に響かせた
ルリ
作業用だろうか、ゴーグルを外しながら、つなぎ姿の少女は顔を上げて 「っと、ごめんごめん、時間だったわね」
刃を冷やしたのだろうか、水から煙が上がる音がして
アマルガム
「ああ、いたか。……間の悪い時に来ただろうか?」 間違っていなかったと、メモ書きを懐に収め声のもとへ歩み寄る
ルリ
「いや、ちょっと作業が乗っちゃって」
つなぎをするりと上だけ脱ぐと 黒いタンクトップ姿になって
アマルガム
「君らしい。何なら少し待とうか。時間は空けてあるから、特段急ぎはしない」
ルリ
煤で汚れた顔を水辺で洗って汗を拭くと 「待ってたわ、ようこそあたしの店に」
「いいのよ。丁度終わったところだしね」
アマルガム
「それならいいんだが……そうか。君の店か」 壁に寄りかかり、腕を組んで店内を見回す
ルリ
にっと笑うと
「狭いし湿気が多いからあんまりいい立地じゃないんだけど」 タオルで水気を取りながら アムの近くまで来て
「店を構えさせて貰えただけ儲けものね」
アマルガム
「儲けものにしてはちゃんとした様相だったぞ。しかし引退後の職として冒険者では聞かない話ではないが……君はこんな店をもっても冒険者を続けるのか?」
ルリ
店の中は、様々な道具が整えられていて、小綺麗に見える。商品となるバトルアクスやロングソードなども内側に並べられていて
彼女が使うのであろうミスリルの大剣は一番目立つところに掛けられていた
「まあね。まだまだ学ぶべきことが多いし」 ただ彼女の性格にしては店内は整いすぎているような印象もある
「こいつの課題をクリアするには私が見込んだ使い手が見つかるまでは私が振るって試すしか無いわ」
と、今もベルトで吊っている、柄だけの剣を叩いて見せて
アマルガム
「中々厄介な命題を担いだものだな。ともすれば、いつまでも続く道のりだろうに」
ルリ
「アムは、親方の仕事って見たことがある?」 そんな言葉に苦笑して問う
アマルガム
「うん? いや、ないな。まるっきりないと言わないが、片目に見かけた程度だろうな」
ルリ
「"貴方の最高の一振りを見せてください"って言ってごらんなさい」
「決まって返ってくるのは、"そいつは次の一振りだから見せられない"、よ」
アマルガム
「なるほど」 目に浮かぶような返しに、思わず、という様子で苦笑した
ルリ
あはは、と笑って 「大体の職人ってそういうもんなのよ」
「あたしのはまあ、結構高めのハードルだからあれだけどね」
「この魔剣、やっぱりいくらやっても短い時間でしか刃を展開できなくて、」
「すごく刹那的な刃しか出せない」 腕を組んで 「あたしからすると、武器としては本末転倒なのよ。使い手を置いて刃を喪失する剣っていうのは、」
「だから、」
「あたしが目指すのは決して砕けない刃、になるのかしらね。今のところ一番近いのは、あのミスリルの剣」
「今の目標はあれを過去にすることね」 ふふん、と笑って
アマルガム
「なかなか、取り組み甲斐があって楽しそうな課題だな。私も何か、そういうものがあれば良いのだが――」 まだ生きることだけでも忙しい。どうにもならないものだ。
ルリ
「そうね、楽しい」 ふふ、と笑って 「それこそルカと探してみても良いかもしれないわよ」
アマルガム
「それはそれで良いかもしれないが、彼女は彼女の命題で忙しくしている。それより先ずは隣に立って歩けることが私の目標だな」
ルリ
「あんたも相変わらず固いわねぇ」
アマルガム
「性分だ、慣れてくれ。――しかし、こんなしっかりした店、一人で回せるのか?」
ルリ
困ったように笑って 「楽しむっていうのは目標とは別にあっても困るもんじゃないわ、一緒にやる趣味とか作っても良いと思うしね」
「それねー」
「剣を整備したら、剣技を教えて欲しいから代わりに世話をさせて欲しいっていう奇特な子が来てね」
「片付けとか品出しとか並べたりはその子にしてもらってる」
アマルガム
「妙な縁もあったものだな。というか、剣の整備をしてやったなら鍛冶の弟子入りではないのか」
ルリ
「整備って自分でやろうとすると結構手間だから店に持ち込む人が大半だってば」
「簡単な布ぶきならともかく、刃こぼれし始めてるのは研磨機使うしね」
アマルガム
「適当に振り回していてもなんとかなる斧とは違うものな」 まあ、斧も刃はあるし手入れもいるだろうが
「しかしそうか。君も後輩か弟子かわからないが、上に立つ立場になったか……感慨深いものだな。今度紹介してくれ」
ルリ
「上とかそんな大層なもんじゃないけどね、いい子よ」 苦笑して
「うん、今度時間がある時にでもね」
「さて、身体も冷ましたし、本題に入りましょうか」 店の奥に向かって 「せっかくだから2階で話しましょ」
アマルガム
「分かった。お邪魔させてもらおう」 頷き、壁から背を離す 
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BGMを変更 by ルリ
くつろいでってね100%
ルリ
階段を登れば、生活スペースであろう部屋が見えてくる 南向きの窓が一つあり 中央にテーブルが一つ 長椅子が一つとソファが一つ、簡単な台所があり、小さな食器棚がある 更に奥にある壁の敷居の先は寝室だろうが、少しだけ扉が開いてる他は見えない
「適当に座って、今ものを持ってくるわ」
アマルガム
「ああ、ありがとう」 ぐるりと見まわし、ふむ。と顎に手を当てて考えてから、そっと長椅子に腰を下ろした
ルリ
棚に入れておいたのだろう箱を持ってくると テーブルに置いて
「長く待たせて悪かったわね、これが依頼の品よ」
箱を開いてみせると
中にあるのは、並べられた二振りの刃だ
アマルガム
「長く待つと言ったのは私だ。構いやしない。それに頼むとしたら、君以外には考えられなかった」
ルリ
どちらも鞘の設えが、ここには居ない少女にルリが作ったものと同じで 青と金を基調にした色合いをしていた
「ショートソード、それからダガーね。アムの動作に合わせて微調整はするから違和感はあったら言って頂戴」
アマルガム
「……身に余りそうだな。手に取っても?」
ルリ
「刃には銀を使ってるから霊体にも有効」
「勿論」 ふふ、と笑って 「これでお揃いよ旦那様」
アマルガム
「その呼称には賛否ありそうだが。――失礼」 手を伸ばし、ショートソードを握って軽々と持ち上げる
ルリ
「スティレットとは悩んだんだけど」
アマルガム
「剣には――というか、実のところ武器全般に疎いのだが、とてもいいもののように感じるな」 振り回すわけにはいかないので、かざして刃を見たり上下させて重みを確認してうなずく。
ルリ
「元々長柄武器だから格闘戦の距離だったらそっちの方が有効だしね。ただそのレベルならダガーで替えが効くから投げられやすい方にしてみた」
「懐刀としては十分だと思うわ。あんたは銀に困らないしね」
アマルガム
「ずいぶん実用的に考えてくれたんだな。職人にこういうと怒られそうだが、私は使う予定のないお守りにと頼んだつもりだったよ」 小剣を戻し、苦笑して返す
ルリ
「使われないのは惜しいけど、それが一番よ」
「どっちもあんたの不得意な距離での戦闘を想定してるんだからね」
肩を竦めて
「長柄武器で相手を思い切り叩ける距離での戦闘じゃなくて、長柄を振るうには距離が近すぎたり、少し遠間の敵を牽制するのに使うものだしね」
「投げる練習はしておいて損はないわ、あの騎士様はどうせそんな練習はしたこと無いだろうしね」 と笑って
アマルガム
「まったく……良い鍛冶師だな、君は」 言われてダガーを手にとり、器用に手のひらと甲でクルクルと剣を躍らせる
ルリ
「そりゃドワーフ魂持ってる鍛冶師に半端なやつは居ないわよ」 ふふん
アマルガム
「それなら――いや、これは意地の悪い考えだな」 ふ、と気安くなった故に湧いてきたアイディアを、首を振って散らす
「ともかく、良いものを用意してもらった。感謝しかないよ、ルリ」
ルリ
「それはどっちに対しての意地悪なのか気になるじゃない」
と笑って 「ルカが欲しがったらペアデザインなら見繕ってあげるって言っといて旦那様」
アマルガム
「ああ、今度会うときに見せびらかしてみるとしよう」 頷く
ルリ
刃だが、よくよく見ると手元に小さく文字が刻まれていて
アマルガム
「それと、意地の悪いことを言うのは君にだ。命題の糧になるかわからないが、非戦闘用の剣を頼むのも悪くないな――そう思っただけだよ」
ルリ
それはドワーフ語で刻まれてる為か、アムには読めなかった
「残念ね、基本的には観賞用の武器には今のところ興味ないもの」 と笑って
アマルガム
「……む?」 手で躍らせていた剣をきちんと握り、刃を眺めて――苦笑して元の箱へと収めた
ルリ
ドワーフ語が読めるものには、こう刻まれているのが分かる「"己を代えてでも使い手を守るもの"」、銘には違いないが、いささか過保護だろう
アマルガム
「それは残念だ。近頃は忘れていたが、そういえば演舞をなし崩しに学んでいたなと思ってな……今度、別口に演舞用の双剣でも頼むとしよう」
ルリ
「それこそ趣味にしてみたら良いじゃない。踊り子用の剣なんて優美なもんがあたしに作れるかは別としてね」
アマルガム
「見せるやつが堅物なら、見るやつも堅物すぎて何かの儀式に見えそうだな」
ルリ
「洒落になってないわよ」 「それで官憲が騒いできたらどうなることやら」
アマルガム
「それと……これは、君に聞くのは無粋そうだし、勝手に調べておくよ」 それから、剣の腹を優しく撫でて蓋を閉じる
ルリ
「あ、」
アマルガム
「ん?」
ルリ
「くっそ、小さくしたから装飾だと思われると思ったのに……しっかり気が付かれた」 赤くなりつつそっぽ向いて
「まあ、うん。あたしには聞かないで、これ以上赤くなりたくないし」
アマルガム
「なんというか……君も君で不器用だな」 以前にはなかった、驚くほど柔らかい笑みを浮かべてつぶやいた
ルリ
「ばーか」
ふん、と鼻を鳴らして
アマルガム
「否定はしない」
ルリ
「そういうとこよ堅物め」
アマルガム
「芯は柔らかい鋼を入れたいものだな」
ルリ
「………、」 観念したように笑って 「また、みんなで何処かに行きたい、けど」
「………はぁ……」 少し重たいため息をついて
アマルガム
「……どうにも重い溜息だな。朴念仁でよければ聞いてやるぞ」
「大方予想がつかないでは――ないが」
ルリ
「………、」 隣に座ると 「あの子にどう顔を合わせたら良いかちょっとわかんなくて」
アマルガム
「まあそうだろうと思っていた」 苦笑してうなずく
ルリ
「こういうのはあたしらしくないから余計に嫌なんだけど、うじうじしたくないし」
「ただ、なんというか、決まりがすごく悪いのよ……」
アマルガム
「念のために聞くが、君自身には思うところが――ないわけではないだろうが、割り切れてはいるのだろう?」
ルリ
「いやまあ、言い出さなきゃいけないのはあたしなのはそうなんだけど、」
「………、仕事熟してきてるらしくて、反省したかどうか分からなくて、」 拳を作って震わせて
「そして反省してなかったら今度こそもうあれだしただわかってないのに反省を促してもから回るし」
「………言っちゃうと会うのが怖いのよ」
アマルガム
「難しい問題だな……発端が言えた話ではないのだが」
「君の望む回答ではないだろうし、私自身彼とは最近会っていない。そのうえでの言葉でも構わないか?」
ルリ
「……」 小さく頷いて
アマルガム
「先ずなにより、言われなくてもわかっているだろうが彼には会いに行くべきだと思う。そこは絶対だ」
「そして、久しぶり。元気にしていたか――そんな会話でいい。なにより顔を合わせ言葉を交わらせるべきだと思う」
ルリ
「………、そうね。その通りだよね」
アマルガム
「恐らくだが、君は彼が見えていないから恐ろしいのだろう」
ルリ
「………、まー、そうね」
アマルガム
「見てみたら案外、なんだそうでもないなとか、或いはそうそう、こんな奴だったと思うのではないかな」
ルリ
「………、」 少女自身の性格を鑑みれば、すぐにでも行きそうなものだが ここまで腰が重たいのは別に理由や事情が存在するのだろう
「なるべく早く、そうするわ」
アマルガム
「それと――これは君には気に入らない話かもしれないが」
「君が彼に憤りを感じた根の部分。それはたぶん、変わりないままなのではないかなと、そういう風に思っているから気が重いんだろう」
ルリ
「………、」
「いい子だと思ったら、とんでもないことをした、………嫌われ役は誰かがやらないとって思った、んだけど、」
「やるべきだったのは、一緒に居てあげることだったのかなぁって」
「そんな気がしてるんだけど、放置したあたしが言える義理じゃないしね。やんなる」
アマルガム
「そうだな。……少なくとも、出自や境遇は加味してやる必要があっただろう。そういう人物なのではなく、そうあるべくして育ったというべき様子だったからな」
ルリ
「まあどうあれ、……、そのままが一番駄目なのはわかってるわ」
アマルガム
「理屈ではないか」
ルリ
「………、感情で考えたら」
「そのままズルズルなりそうだから理屈なのよ」
アマルガム
「……」 苦笑して、ルリの肩を軽くたたく
「共に会いに行くなら供をしよう。斥候よろしく様子を見てきたってかまわない。だが……」
「……だが。そうだな。そうすべきではないと、私は思う」
ルリ
「……ありがと」
アマルガム
「ルリ」 体を正面に向け、短く名を呼ぶ
ルリ
アムの方を見て
アマルガム
「君へ届ける言葉をいろいろ考えた。私が思いつく理屈や、励ましのセリフも練ってみた。しかし――君に贈るものはこれだけだった」
「いいから、さっさと行ってこい」 ぶっきらぼうな言葉で、しかし優しく微笑みもう一度柔らかに肩を叩いた
ルリ
「……、」 ふ、と笑って
「まったくね」
立ち上がって 「やっぱりこうなってる自分が一番キライだし」
「なんとかするわ」
アマルガム
「ああ。誰かに説得されてつかんだ結果なんて君には飾りだけの剣ぐらい意味のないものだろう。なんとかしてこい」
「結果はいくらでも聞いてやるさ」 笑って、同じく立ち上がる
ルリ
「次は店で会えるといいわね」
「その時はまあ、笑い話にできるようにしておくわ」
アマルガム
「別に道端でも構わないぞ。私たちは、どこでだって巡り合える」
「期待して待っていよう」
ルリ
「それもそうね。それじゃ、早速」
「シーン神殿に話聞いてくるわ。どこにいるかってね」
「ありがと、アム」
アマルガム
「礼なら、これで釣りがでるさ」 剣の収まった箱を小脇に抱えて応える
ルリ
「またいつでも作るから言って頂戴」
そう言うと、案内するべく先を歩いて
アマルガム
「了解した。次を考えておこう」 彼女の後を追うように2階を後にする
ルリ
こんなところかしらね
アマルガム
(´・ω・)ノ
おつかれさまでし!
ルリ
お付き合いありがとうー 基本的には銀製ショートソード(1080G)、銀製ダガー(1050G)になるから、会計処理はそちらで済ませておいてくださると…
アマルガム
おっけいであります
ルリ
作ったフレーバーだけを渡す!!!
ではまたお話しましょう。お疲れ様でしたー
アマルガム
おつかれさまでした!
!SYSTEM
アマルガムが退室しました

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