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- ソフィーが入室しました
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- トゥエルヴが入室しました
- ソフィー
- こんばんは 親愛なるお友達
- トゥエルヴ
- ばんばんわ~
- ソフィー
- お時間いただきありがとうございます。
- トゥエルヴ
- いえいえこちらこそ
- ソフィーとは久しぶりや
- ソフィー
- つたないですが描写していきましょう。夏のキャンプ再び
- よろしくお願いいたします。
- トゥエルヴ
- わくわく
- よろしくお願いしみゃす
-
-
-
- 冒険者の国イルスファール王国。国内でも上位の冒険者が所属する冒険者の宿星の標。
- 日々多くの依頼がそこに舞い込み、数多くの冒険者が仕事に駆り出されている。
- とはいえ、冒険者が常日頃年中無休で冒険をしていることもなく、彼らにも休息は存在している。
- これはそんな冒険者の休息の一幕である。
-
-
-
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- 夏の終着駅70%
- ソフィー
- 「こんにちは、親愛なるお友達」
- この日、星の標に所属する冒険者トゥエルヴは君の友人であるタビット族の少女、ソフィーに声をかけられた。
- しばらく外つ国で大きな仕事に携わっていたこともあり、顔を見たのは久しぶりであった。
- トゥエルヴ
- 「やあ、ソフィー」 最近の日課となりつつあった、中庭でのガーデニングの最中だった。
- ソフィー
- 星の標の中庭の一角を借りてる感じです?
- 神殿でも問題なしです!
- トゥエルヴ
- 鉢植えで世話をしてるんだけど、たまに中庭に持ってきて雑草取りとか日光浴とかさせてる感じですね
- 室内で世話は部屋の中を汚しちゃうから、わざわざ中庭に鉢植え持ってきてお世話してる感じ…
- ソフィー
- 「精が出ますわね」かわいらしい鉢植えと、せっせと世話をしている様子を見て微笑む。
- 果たしてどのような花を咲かせるのだろうか。
- トゥエルヴ
- 断じて疚しい事をしているわけではないのだが、出来るならサプライズがいい。そう考えていた少年は、鉢植えを背後に隠すようにした 「……まあね」
- 「…そんなことより、最近ソフィー見かけなかったけど、忙しかった?」 ぎこちないが、なんとか話題を逸らす
- ソフィー
- 心優しい友人である。きっと、丹精込めて育て、綺麗な花を咲かせることだろうと思いつつ
- ソフィー
- 某兄「こころやさしい…?」
- トゥエルヴ
- 優しいかどうかはさておき、純粋ではあるな…
- ソフィー
- 「ええ。近頃は村に収穫のお手伝いに行っておりましたの」
- このタビット族の少女が冒険者の副業としてどこかしこに顔を出し、せっせと手伝いをしているのはトゥエルヴも心当たりがあるだろう。
- トゥエルヴ
- 「……そう」 相変わらずのソフィーの日常を聞いて、胸の内が温まる感覚。
- ソフィー
- 「ふふ、よろしければ近々おでかけいたしませんか?たくさんいただきものがありまして」
- トゥエルヴ
- 「いいの…? ソフィーがいいなら、行く。絶対行くよ」 忙しかったのは少年も同様だ。暫く心がかき乱されるような出来事が多かったせいか、ソフィーとの日常がそれまで以上に尊く感じた。
- ソフィー
- 「ありがとうございます」ふんわりとした微笑みは少年にとって変わらない優しいソレである。
- トゥエルヴ
- 「……」 ソフィーの笑みに、おっとりと目を細める。
- ソフィー
- 場面転換よいでしょうか(小声
- トゥエルヴ
- いいよいいよ
- こうしていつものように、タビット族の少女と人間の少年は約束を取り付け、ちょっとした夏休みに入るのであった。
-
-
-
- ソフィー
- ちなみにキャンプであるのは伝えてると思います(小声
- トゥエルヴ
- リョ!
- 約束を取り付け、いつものように待ち合わせをし…いつぞや一緒に向かった時と同じ道を歩く。
- 街道を歩き、森を歩き、山を登る。
- 森の木々の枝葉の隙間から木漏れ日が差し込んでいる。
- いつぞや、フィオリとも一緒に来た時はきのこを一緒に探したことを思い出すかもしれない。
- トゥエルヴ
- あの時と同じ山だ
- 夏が過ぎ秋になれば今は深い緑色の葉が落ち枯葉の布団が出来上がり…秋の山の恵みを育むだろう。
- ソフィー
- 「また今年もお手伝いをいたしまして、そのお礼にと。フィオリさんともお時間が合えばまたご一緒したいですわ」
- ソフィー
- あ、ロールはどうぞ!今は川辺のキャンプ地に向かって歩いてるようなそんなふんわり感で…
- トゥエルヴ
- 「……もうすっかり仲良しだね」 木漏れ日を浴びて大きく背伸びをした 「ん。僕もまた……フィオリとソフィーでお出掛けしたいな」
- トゥエルヴ
- ごめん!打ってたw
- ソフィー
- 「ええ。色々教えていただいてますの」
- トゥエルヴ
- 「いろいろ」
- 自分はいつだってソフィーから教わる立場だったせいか、ソフィーもまた他人から何かを教わるという事がなかなかイメージがつかなかった。彼女にも、知らない事はあったのか。
- ソフィー
- 「今日も教えていただいたことが役に立ちました」ふふ、と微笑んだ。
- トゥエルヴ
- 「どんなことを教わったの?」 上半身を傾けて、ソフィーの顔を覗き込む
- ソフィー
- 「後のお楽しみですわ、親愛なるお友達」にっこり、と。この表情は何かを企む時の顔であることを、長い付き合いである君は察せられるだろう。
- トゥエルヴ
- 「……ん、分かった。じゃあ、楽しみにしてる」 そんな事を言われれば、素直に引いた。これがソフィー以外の人間であれば、子供の癇癪よろしくへそを曲げたり追及したりもしただろう。
- そんな和やかに話しながら歩くと…以前と同じ、川辺にたどり着く。

- トゥエルヴ
- 遠くに
- 送電塔が
- 見えた気がしたけどきっとあれは王都の魔術師ギルドだ
- ソフィー
- そうですな(すっとぼけ
- トゥエルヴ
- やっぱりな(天上天下
- 川の水は澄み切っており、まるで鏡のように周囲の木々や空を写している。
- ソフィー
- 「このあたりにテントを立てましょう」
- トゥエルヴ
- 「うん」 大きな背負い袋をその場に降ろす。冒険者ともなれば、この程度の荷物を背負って登山など造作もなかった。
- ソフィー
- 種族の都合上、力仕事はトゥエルヴの得手である。
- トゥエルヴ
- 小柄なソフィーの分まで働こうと、率先してテントを立てていく。手馴れた所作で、とんてんとんてん…。
- トゥエルヴ
- ふぃおちゃんがいたらテント二つ分立てるかどうかも悩んだものですが
- ソフィーと二人ならテントは1個でいいな…(実家のような安心感
- ソフィー
- だいたいぬいぐるみ扱いでいいと思います
- トゥエルヴ
- もふもふ
- ソフィー
- その傍で石を積み上げ、簡易的な焚き火のスペースを作る。適材適所というものである。
- トゥエルヴ
- 「……よし、と。こんなもんかな」 粗方設営を終えると、額にかいた汗を拭う。
- ソフィー
- 「こちらも終わりましたわ。ありがとうございます」
- 「お腹はすいておりませんか?」
- トゥエルヴ
- 「………」 胸元の服を指で引っかけ、ぱたぱたと扇ぐ。
- ソフィーに言われて、腹部に手をやった。小腹が空いたという程度だろうか 「…少しだけ」
- ソフィー
- 「でしたら頂き物をご用意いたしましょう」と取り出したのは筒のような形状、薄緑色の葉で覆われ、先端に茶色いもじゃもじゃのひげのようなものがついた野菜である。
- ソフィー
- 果たしてこのつたない描写で何かわかるのか…!
- トゥエルヴ
- と
- とうもころ…
- ソフィー
- 12って都会っ子だからとうもろこし
- 見たことなさそう
- さつまいもも知らなかったし…
- トゥエルヴ
- 皮つきはないかもしれないけどどうなんだろう。市場とか行ってるイメージないしな…こいつ私生活どうなってんですかね??
- ソフィー
- ガルバの手料理で育ってそう
- あるいは神殿の食堂
- トゥエルヴ
- それまではワインとパンで生きてきた
- トゥエルヴ
- 「……? 何これ……」
- ソフィー
- 「美味しい物ですわ」手慣れた様子で調理していく。
- トゥエルヴ
- 「……ひげ、生えてるけど…」 テンタクルスの乾いたものとかじゃないよね
- ソフィー
- 皮をむき、薄皮からちらりと見える色は黄色?のようである。
- トゥエルヴ
- さすがにその姿ならすぐにピンときた 「……あ、これって…トウモロコシ?」
- ソフィー
- 「ええ。とれたて新鮮なものですわ」
- トゥエルヴ
- 「…へぇ……トウモロコシって、こうなってたんだ」 ソフィーがむいた皮の方を手に取って、まじまじと眺める。
- ソフィー
- 「この外皮の部分が色濃い緑色で…このおひげが褐色でもじゃもじゃしてる方が甘みがあるとうもろこしだそうで」
- 「こういうことを教えていただいてますの」
- トゥエルヴ
- 「じゃあ、これってすごく甘い?」 色濃い緑色で、もじゃもじゃが褐色
- ソフィー
- 「ええ。甘くておいしいです」何せとれたてですからふふ
- トゥエルヴ
- 「……」 ごくり。そう言われれば、皮を剥いた途端に芳醇な香りが……誘われるままに口を開いた。あ~
- ソフィー
- https://www.sirogohan.com/_files/recipe/images/toumorokosi/toumorokosi1660.JPG
- 参考資料です。
- トゥエルヴ
- ああ~~~
- イイ…
- 焼きトウモロコシ食べたくなってきた
- ソフィー
- くくく
- トゥエルヴ
- ゆるせねえよ…
- ソフィー
- かぶり、とかぶりつけば…ゆでたてあつあつで、しゃくっとした触感…そして独特の甘みが口の中に広がるだろう。
- ソフィー
- ※調理の都合上ゆでました
- トゥエルヴ
- 「……っ」 あつ。思い切り噛みつき過ぎた。ぎゅっと両目を瞑ると、生理的な波がが浮かぶ
- 「……」 しかし、ややもすれば口内に広がる甘味に、目が輝く
- ソフィー
- いつぞや食べたさつまいもとはまた違った種類の優しい甘さである。
- 微笑み見守りながら、また何やらこのタビットはごそごそしている。
- トゥエルヴ
- 「……ふごい、ふごいよほふぃー。ほれ、ふごい」
- はくはく、と口が開く度に湯気と一緒に声が上がる。
- ソフィー
- 「このようにシンプルにゆでて食べるのも美味しいですし、他にもスープにしたり、料理の付け合わせになったり、パンの材料になったりもしますわ」
- トゥエルヴ
- 「スープは食べたことあるけど、こんなに甘く感じたことなかった」
- ソフィー
- と言いながらこのタビット、焚き火に網?のようなものを置き…先ほどゆでたとうもろこしを切って網の上においている。
- トゥエルヴ
- ふうふうと息をかけてトウモロコシに齧りついていく 「……」 はふはふ
- ソフィー
- https://image1.shopserve.jp/gyutoro.com/pic-labo/llimg/corn_03.jpg?t=20170720164754
- 調理しているとうもろこしから何やら香ばしいにおいが漂ってくる。
- トゥエルヴ
- 暑い。暑いけど、むしろこの暑さがいい……。はふはふ、もぐもぐ…。
- トゥエルヴ
- ビールが飲みたくなってくる12
- ソフィー
- 新鮮なとうもろこしは夏の風物詩
- トゥエルヴ
- 「折角甘いのに、焼いちゃうの?」
- ソフィー
- 「ええ。これはこれで美味しいんですの」
- どうぞ、と差し出されたソレからはとうもろこしだけではない…何やら香ばしいにおい…
- ソフィー
- 焼きトウモロコシ…しょうゆ…焼く…つまり?
- トゥエルヴ
- 「……?」 素直に受け取る
- トゥエルヴ
- バター醤油もろこし!?
- ソフィー
- そうだぞ
- トゥエルヴ
- すんすん、とまず匂いを嗅いでみる 「バター?」
- ソフィー
- 「はい。バターとソイソースをつけましたの」
- トゥエルヴ
- 「ソイソースって確か、豆から作ったソースだっけ。何処かの国で作ってるって聞いたけど…」
- ソフィー
- 「はい。ちなみにポップコーンの味付けにしても美味しい組み合わせですわ」
- トゥエルヴ
- 「え、ポッ……ポップ……あのお菓子の?」
- ソフィー
- 「はい。またそちらもお作りしましょう」
- トゥエルヴ
- 「そっか、そういえばあれもトウモロコシの種が原料だっけ……」
- じゃあ大丈夫だな。あまりにも馴染みのない調味料だったが、ポップコーンは美味しかった。つまりはソイソースも美味しいということ
- ソフィー
- 団子があるならソイソースは絶対にある
- シュラすごい
- トゥエルヴ
- かぷ、と小さな口で渡された焼きトウモロコシにかぶり付く 「…ん、」 ソイソースとバター、それとトウモロコシの果汁が滴り、小さく声を上げる。
- 「!」 かぶり付いたまま、目を輝かせた。
- 焼かれたことで香ばしさがまし、バターの豊潤な香りとともに、口の中にあまじょっぱさが広がる。
- トゥエルヴ
- 「そふぃー、これもすごい美味しいよ!」 夢中で頬張って、すぐにトウモロコシは芯だけになった。
- ソフィー
- 「ミィルズ神殿の食堂で働いている方とお話をした際に美味しいとうもろこしの食べ方を教えてもらいましたの」
- トゥエルヴ
- 「ミィルズ…って、えーと"食福神"……だっけ。食べ物をつかさどる神様」
- ソフィー
- 「ええ。お友達に喜んでもらいたいとご相談したらおすすめされましたの」
- ソフィー
- 某食堂の見習い「とうもろこし?それなら焼いても美味しいよ!」
- トゥエルヴ
- 「……そうなんだ」 "友達"とは呼ばれているものの、他者にも自分の事をそう表現してくれていることに、また胸の内が暖かくなった。
- ソフィー
- 「幸せと食卓は分かち合ってこそ真に美味なり。ミィルズ様の格言ですわ」
- トゥエルヴ
- 「………」 ごくり、と咀嚼していた分を飲み込んで、しばし考えに耽る。
- 「ソフィー、僕……」
- 「その教え、とても良いと思う。最近、僕もそう感じるようになったんだ」
- 「ソフィーの他に、とても良くしてくれる人達がいるんだけど……美味しいものがあったらその人達と分かち合いたいって最近思うんだ」
- 「前まではそんなこと、ソフィーくらいにしか感じなかったのに。僕が食べた美味しいものや面白いもの、その人達にも食べて欲しい。喜ぶ顔が見たい」
- 「これって……その人達が"友達"…だからかな」
- ソフィー
- 「良きご友人に出会えたのですね」ふんわりと、優しく微笑んだ。
- トゥエルヴ
- 「……まあ、いけ好かない奴もいるけどね」
- ソフィー
- こてん、とそれには首をかしげつつ
- ソフィー
- ちょっと夜まで時間とばしていいっすか(小声
- 正確には夕ご飯
- トゥエルヴ
- いいよいいよ
- つかのまの休息と新たな美味しい食材に舌鼓を打ち、その後、山を散策したり、川遊びをしたり…都会とは違う時間を満喫しただろう。
- 気づけばそろそろ日が落ちそうだ。さて今回はどんな夕食を用意したのだろうか。
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- 水面に光る宇宙70%
- トゥエルヴ
- キャッキャ、パシャパシャ

- トゥエルヴ
- あらま~~
- しゅんごい
- 陽が落ち、空が暗くなれば…広がるのは満点の星空である。
- ソフィー
- タビット族の少女は焚き火でなにやら焼き…そして、持参した鍋で何やら揚げていた。
- 楕円形の…パン?のようである。
- 「できましたわ」お熱いのでお気をつけて、と揚げたてを君に渡してくれる。
- トゥエルヴ
- 日中、思う存分川遊びを楽しんだ。森の中を駆け回り、珍しい蝶を追いかけ回し、以前と同じように食材になる山菜を探し回る。普段の運動量に比べれば、さしたる疲労にもならないはずが、今川縁で寝転ぶ少年の身体は、心良い疲労で満たされている。
- 川縁で寝転びながら、満天の星空を見つめていた。何かを思い出すように。そんな時に、ソフィーから声がかかって、腹筋を使って上半身をひょいと持ち上げた。
- 「……パン?」 言われた通り気を付け乍ら差し出されたものを受け取る。
- ソフィー
- 「はい」
- トゥエルヴ
- 「パンって、揚げるものなんだっけ」 焼いてるのは知ってるけど…手元のパンをまじまじと眺める
- ソフィー
- タビット族の少女は相変わらずにこにこと微笑んでいる。
- トゥエルヴ
- 揚げパン食べたくなってきたな…
- 明日買いに行くか…
- ちょっと遠い所にめちゃくちゃ美味しい揚げパン屋があってェ…
- トゥエルヴ
- 「……?」 何も言わない少女に首を傾げたが、自分が口にするのを待っている様子の少女に促されるまま、パンを一口、口に含んだ。
- ソフィー
- https://images.keizai.biz/ikebukuro_keizai/photonews/1471504537_b.jpg
- トゥエルヴ
- カレーパンだぁぁ
- であってる??
- ひと口かじれば…中からあふれる複雑なスパイスが織りなす…カレー、そして、カレーの辛さをじゅわっとあふれる卵の黄身がやわらげる
- ソフィー
- くくく
- 半熟卵いりだぞ
- トゥエルヴ
- これは罪ですね…
- トゥエルヴ
- 「……?カレー?……んっ」 卵も入ってる
- 加えてわずかに歯ごたえがある。先ほど食べたとうもろこしと同じ…野菜のソレであるが、普段苦手としている野菜の苦みはカレーのせいか全く感じられない。
- トゥエルヴ
- 揚げたてのパンの熱を、はくはくと開閉する口で冷ましながらもぐもぐと咀嚼する 「パンって、こんなのもあるんだ……」 自分の普段口にする質素なそれとは、まるで別物だ
- ソフィー
- 夏野菜カレー…
- トゥエルヴ
- ピーマンやっ
- ソフィー
- 野菜をみじんぎりにしてたっぷりつっこんでやったぞ
- トゥエルヴ
- ママじゃん
- トゥエルヴ
- 「ソフィーはすごいね。トウモロコシも、パンも、芋やきのこだってそうだけど……同じ食材を使ってるはずなのに、こんなに美味しいものにできちゃうんだ…」
- ソフィー
- 「ふふ、わたくしも教えてもらいましたの」
- トゥエルヴ
- 余りのおいしさに、頬が蕩ける感覚。実際に蕩けるわけでは勿論ないが、その言葉の意味を、この時強く実感した。ほわわ…と顔が緩む。
- 「これも、ミィルズの人に?それとも村の人?」
- パンの大きさは小さめである。その理由は…
- ソフィー
- 「ミィルズ神殿の方だったり、お手つだいをした村の人だったり…ガルバさんにも教えてもらってますわ」
- トゥエルヴ
- 「……ガルバも知ってるんだ」 普段からこのメニューも出してくれればいいのに…
- ソフィー
- 「ええ。もちろん、貴方からも教えてもらっていますわ」
- トゥエルヴ
- 「……え?」 目をぱちぱちと瞬かせる 「僕が?」
- ソフィー
- 「ご自身ではあまりご自覚されていないご様子ですが、ええ、わたくし、たくさんのことを教えてもらっていますの」
- トゥエルヴ
- 「……雪の名前とか…?」
- 「…僕がソフィーに教えてあげられるの、そのくらいしかないよ」
- 「僕、分かってるんだ。というか、最近知った。自分が、何も知らないって事……」
- ソフィー
- 「そういった知識のことだけではありませんわ。例えば…こうしてお友達と見上げる星空がとてもきれいなことや、一緒に食べるご飯が美味しいこと…このイルスファールでお友達と過ごす大切さを教えてくれたのは貴方ですわ、親愛なるお友達」
- トゥエルヴ
- 「ありがとう、ソフィー……でも、それは僕じゃなくても、ソフィーならきっと他の人とでも学べたよ」
- ソフィー
- 「それはありませんわ」
- トゥエルヴ
- 「……そう、かな?」 言い切ったソフィーを、意外そうに見やって
- ソフィー
- 「確かにわたくしは様々な方々と交流を持ち、お友達もおりますわ、でも」
- 「貴方が先ほど、喜びを分かち合いたい方々がいるとおっしゃったのと同じく、わたくしの貴方と出会えて過ごす喜びは、貴方としか作れませんもの」
- トゥエルヴ
- 「ソフィーの中の、僕……。僕が皆と美味しいもの食べたいって感じた事……ソフィーも僕に感じてるって事?」
- ソフィー
- 「ええ、もちろん」
- トゥエルヴ
- 「………」 だから、ソフィーはいつも自分をこうして誘ってくれてるのか。今更ながらにその事に改めて気付いて、視線を星空に戻した。
- ソフィー
- 「例えば…新鮮なとうもろこしは美味しい物…だから貴方にも食べてもらいたかった」
- トゥエルヴ
- なんだろうまるで今生の別れかのような
- ソフィー
- 「楽しい事や嬉しい事を分かち合い、貴方にも喜んでもらえたら、わたくしも嬉しいですわ」
- トゥエルヴ
- イヤジャイヤジャ
- ソフィー
- まさか後日あんなことになろうとは…
- トゥエルヴ
- 今日の夕飯はウサギ鍋よ~
- ソフィー
- ミートパイ…
- トゥエルヴ
- 「そんなの……」 星空から視線を降ろし、隣のソフィーを見やった 「……そんなの、いつだってそうだったよ。ソフィー」
- 「君が行くところに行けるのが、僕は嬉しい。いつだって楽しい。美味しいものをソフィーと一緒に食べるのが、僕にとって――かけがえのない時間なんだ」
- ソフィー
- 優しい日常…
- トゥエルヴ
- 「そっか……ソフィーも、そう思ってくれてたんだ」
- 「本当に僕は……知らない事がたくさんあるね。こんなに近くにいた君がそんな風に考えてたなんて……知らなかったや」
- ソフィー
- 「…親愛なるお友達、昔の遠い異国のお方は、その昔、「人は自分が無知であることを知っていること」が重要である、と唱えたそうですわ」
- トゥエルヴ
- 「無知であることが? ……それって、良い事なのかな…」
- ソフィー
- 「自分が物を知っていると思い込めば、自分の知っていることが正しいとも思いこんでしまう」
- 「未知のものに対して臆病になってしまう」
- 「自分が知らないことを知っている人は、知らないことを知っているからこそ、一歩踏み出す力があり、知らないことに対して耳を傾けることができる」
- 「だから貴方が知らないことがたくさんあると、そのことを知っていることは…悪い事とは思いませんわ」
- トゥエルヴ
- 「………」 嬉しさと、真っすぐな言葉にむず痒さを覚え、唇がもごもごを動く。
- ソフィー
- 「ちなみに一つお教えいたしますと…実はあのカレーパンには、お野菜がたくさん入ってましたの」ふふ、といたずらっ子のように微笑んだ。
- トゥエルヴ
- 「なら、そう言ってくれるソフィーに恥じないように、これからも――……え?」
- 「ぜ、全然気づかなかった……」
- ソフィー
- 「ほら、これでお野菜を美味しく食べる方法がひとつおわかりになったと思います」
- トゥエルヴ
- 「うっ、そうだけど……ず、ずるい……」
- ソフィー
- 「こんな風に…知らないことは、一緒に知ってゆけばよいと思います、お友達」
- トゥエルヴ
- 「……ん」 おっとりと頷いた。しかし、すぐに茶目っ気を込めて 「…野菜が入ってたことは、知らないでいたほうが幸せだったかもしれないけどね」
- ソフィー
- 「まあ、ふふ。他にも美味しく食べる方法がありますのよ」
- トゥエルヴ
- 「気になるけど…それはまた…別の機会にオネガイ…」 ピーマンやっ
- ソフィー
- これに関してはなんとおまけの後日談もあります
- トゥエルヴ
- ゑっ
- ソフィー
- 一旦キャンプはこんな感じでよろしいでしょうか
- トゥエルヴ
- あ、じゃあ1個だけ
- ソフィー
- OKです
- トゥエルヴ
- 「――…あ、そういえばソフィー。僕、星座作ったんだ」
- ソフィー
- 「星座を?どのような星座ですの?」わくわく、という表情である。
- トゥエルヴ
- 「今は何処にあるかな……」 あれを作ったのは冬の終わり頃だ。今は……まったく違う星空が広がっていて探すのに苦心する。
- 「青い星なんだけど……あ、あれかな」 適当に青い星を指差して 「こんなに星がたくさんあるんだから、一つや二つ、勝手に名前つけちゃってもいいよね。ソフィーの星座も作ろうよ」
- ソフィー
- 「わたくしの星座?ふふ、楽しみですわ」
- どれとどれをつなげましょうか、と星空を一緒に見上げる。
- トゥエルヴ
- 「えーとね、じゃあ――…」 ソフィーと隣並んで川縁に座り、星空を眺めた。
- トゥエルヴ
- OKでぃ
- 赤い星二つを瞳に見立ててソフィー座を作ったに違いない。フェードアウトで大丈夫!
- 夏の満天の星空の下、友人たちは肩を並べ共に語り合う。
- その穏やかで優しい日々は彼らにとって大切で…とても尊いものである。
- この日々が続きますように、と互いに願っていることだろう。
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- BGMを削除 by ソフィー
-
-
-
- トゥエルヴ
- なんか不穏だけど大丈夫か?
- !SYSTEM
- BGMを変更 by ソフィー
- My home80%
- 後日しばらくした星の標にて、少年とタビット族の少女は再び顔を合わせ…今日は星の標にてお茶会となった。
また互いに近況を話しつつ、タビット族の少女はこんな話を少年にした。
- ソフィー
- 「そういえば…親愛なるお友達、ありがとうございました。貴方のアドバイスが役に立ったようですわ」ふふ、と微笑んだ。
- トゥエルヴ
- 「……アドバイス?」 なんかしたっけ?ティーカップを口に運びながら、こてん、と首を傾げた。
- 茶請けに少女の手作りのクッキーをつまみつつ
- ソフィー
- 「ええ。実はあのキャンプの後、ライフォスの神殿で親切にしていただいた神官様から相談を受けまして」
- トゥエルヴ
- 13番さん何してるんです??
- 少年もクッキーをつまめばいつもとは異なるほんのり優しい甘さが口の中に広がるだろう。
- トゥエルヴ
- 「……? ライフォス神殿の?」 へぇ~と他人事のように相槌を打ち、さくさくとクッキーを咀嚼し飲み込んだ。紅茶によく合う。うまい。
- ソフィー
- 「ええ。いただきものをもらいすぎてしまった時に、荷物をもっていただいたご縁で。それで、そのお方いわく、孤児院の子ども達や…彼の弟さん?のようなお方がお野菜が苦手らしく、どうすればお野菜を食べてもらえるか悩んでいらっしゃったのです」
- 「特にピーマン」
- トゥエルヴ
- 「ふ~ん……まあ、子供ってピーマン苦手だよね」 棚上げ
- ソフィー
- 「どうしても苦みがありますから。困っていらしたので、先日お作りしたカレーパンと他にもいくつかお料理をお教えいたしましたの」
- ソフィー
- https://recipe.r10s.jp/recipe-space/d/strg/ctrl/3/2dd8c999942d567b9d5389c836aef39be50426fd.08.9.3.3.jpg?interpolation=lanczos-none&fit=around|716:716&crop=716:716;*,*
- こういうのですわ
- トゥエルヴ
- 「……」 それなら、いつかは神殿で振舞われる料理も豪華になったりするのだろうか。清貧を重んじているから、たまのご馳走くらいには出てもいいだろう。うん。
- トゥエルヴ
- わお
- なんだろうこれw
- 野菜の……寒天
- ソフィー
- ゼリー寄せですね。
- つるんと食べられて見た目も星型なので子どもも食べやすい
- トゥエルヴ
- ほ~
- トゥエルヴ
- 「そっか、神殿でもあのパンが出たら、きっと皆喜ぶだろうね」 まだ他人事。もぐもぐ。クッキーうまい
- ソフィー
- 「ええ。たまのごちそうにはなるとは…とおっしゃっていましたが、後日お会いできたのでお尋ねしたら、うまくいったようでして」
- 「アドバイス通り、野菜と言わないままにしていたら、子どもたちの好奇心も刺激できたそうで」
- 喜んでもらえたようですわ、と微笑んだ。
- トゥエルヴ
- 「そっか、良かった。ライフォス神殿でそんな事あったなんてなぁ…」 子供達とはよく遊んでいる(同年代目線)が、自分は耳にしていなかった。
- そんな会話の後日である。君が慰問にて孤児院に顔を出した日、子どもたちからこんな話を聞くことができた。
- 子ども
- 「トゥエルヴー!この前すっげえうまいもんが出たんだ!」
- ソフィー
- イメージで呼び捨てです。
- トゥエルヴ
- 多分呼び捨てですね…
- 大人が遊んでくれてるっていうよりも、同じ子供が一緒に遊んでくれてるみたいな目線で見られてるに違いない
- これは返答したほうがいいやつか!?
- それとも描写で完結するのか…
- ソフィー
- あ、ロールどうぞ
- トゥエルヴ
- はあい
- 子ども
- 何だと思う?思う?と子ども達がわらわらと君に話しかけてくる。
- トゥエルヴ
- 「ん?うまいものって?」 こてん、と首を傾げる
- 子ども
- 「カリーパンって名前のすっげえうまいパン!」なんでトゥエルヴいなかったんだよ!と理不尽な言葉も
- トゥエルヴ
- 「ああ~…」 そういえば、先日ソフィーに聞いたな。
- 「それ、僕も知ってるよ。僕の友達がレシピを教えたんだ」 どや
- 子ども
- 「え?」
- 「トゥエルヴあの神官様と喧嘩してなかった?前」
- トゥエルヴ
- 「……え?」
- 「……別に、誰かと喧嘩してた覚えはないけど……」 何やら話に食い違いが発生している気がする。神官というのは、ソフィーがレシピを教えたっていう神官に違いないんだろうけど
- 子ども
- ちげーよ、トゥエルヴがなんか注意されてたんだよー、と横から声が入りつつ
- トゥエルヴ
- 「作ってくれたのって、神殿のシスターじゃないの?」
- 子ども
- 「作ってくれたのはシスターだよ。でもシスターが、あの怒るとすげえ怖い白髪の神官様…あの人が、カリーパン教えてくれたんだって言ってた」
- トゥエルヴ
- 「怒るとすげえ怖い白髪の神官……」 該当者は結構いる。いるけど……自分と口喧嘩しているような奴でそんな見た目の人間は、一人しかいない 「――……まさか…」
- 子ども
- 「トゥエルヴ、あの怖い神官様と友達だったの?」
- トゥエルヴ
- 「え、いや……ち、違うけど……」
- 「子供達に野菜食べさせたいって、何してるんだ。あいつ……」 いつだって書類仕事に翻弄されてるように見えたのに、仕事の傍ら何をしているかと思えば……
- 存外世間は狭い物である。
- トゥエルヴ
- 13番さんの意外な一面を知ってしまった
- 誰が弟みたいなじゃい!
- ソフィー
- 相談した時の兄「いや…知り合いの神官…上司からは兄弟のようだとは言われているが…そう考えると弟のような…か」
- トゥエルヴ
- ムキー
- 子ども
- 「たぶんそれトゥエルヴもだよ」
- トゥエルヴ
- 「……」
- 子ども
- だってトゥエルヴも野菜食べないじゃーん
- トゥエルヴ
- 「う、うるさいな…。人のこと子供呼ばわりして……だから嫌いなんだっ」 ぶう、と頬を膨らませた。
- 子ども
- 「俺達はちゃんと食べれたぞ」ふふーん
- トゥエルヴ
- 「カレーの中に入ってたから、でしょ。それなら僕だって食べたし」 ぷいぷい
- 子ども
- 「うっそだー。トゥエルヴ食べてないじゃん、カリーパン」
- ピーマン苦いって言ってたじゃんかーかー
- トゥエルヴ
- 「食べた。しかもオリジナルの奴だし」 ふふん
- 「加えて揚げたて」
- 子ども
- 「なにそれ、オリジナルって?」
- 「ずりー!俺達滅多に食べられないのに!」
- むきー!
- トゥエルヴ
- 「レシピを教えてくれた友達の手作りってこと。羨ましいでしょ」
- 「……まあ、それはさておき…」
- 子ども
- 「ふ、ふんだ。トゥエルヴのくせに!俺達はゼリーも食べたんだ!」
- ソフィー
- このどんぐりの背比べです
- トゥエルヴ
- 「ぼ、僕だってそのくらい……。いい?あの白髪の神官、絶対僕達の事見下してるから、見返してやるよ」 いいね
- ソフィー
- 兄「見下してないが????」
- トゥエルヴ
- ばかにしやがって
- 子ども
- 「わかった」
- トゥエルヴ
- 「よし」
- 後日
- トゥエルヴと子どもたちが白髪の神官に何かを仕掛け雷を落とされたかどうかは神のみぞ知る。
- トゥエルヴ
- ピシャーン
- また、その例の白髪の神官がカリーパンが入った袋をトゥエルヴに渡してきた際のトゥエルヴがどのような表情を浮かべたかもまた
- 神のみぞ知る。
- トゥエルヴ
- キュッ
- ソフィー
- 兄「子どもの悪戯はともかく、お前はいい年をして年端もいかぬ子どもと共謀し何をやって」(くどくどくどくどくど
- トゥエルヴ
- アーアーキコエナーイ
- ソフィー
- 子どもたち「(やっぱトゥエルヴが注意されてるじゃん)」
- こんなところでしょうか
- トゥエルヴ
- ですかね!
- ソフィー
- 長いお時間お付き合いありがとうございました。
- トゥエルヴ
- 一杯いろんな一面が見れました
- いえいえ、こちらこそ~~
- 進行とか画像にBGMまで、諸々ありがとうございました
- ソフィー
- いえいえ、少しでも癒し…になれた…のかな…なれたら幸いです
- トゥエルヴ
- おかげでたっぷり癒されたよ…
- ソフィー
- ちゃんと食べれるといいですね…ピーマン…
- トゥエルヴ
- まあ、きっと、ね…!
- そのうち食えるようになるさ…
- ソフィー
- 実はお茶請けのクッキーもにんじんクッキーでした
- トゥエルヴ
- たぶんそういうことなんだろうなと
- おもってました
- ソフィー
- お野菜って言わない方がいいよというアドバイスを
- ちゃんと守った貴方のお友達
- トゥエルヴ
- えらすぎる…
- ソフィー
- お疲れさまでした
- また秋ごろに面白い食材があるので
- 機会があれば。
- トゥエルヴ
- ワッ
- また是非やりましょう
- キャラセが始まったら落ちるところまで落とす為にも
- ソフィー
- ありがとうございました。
- 幸せを積み上げていけ
- トゥエルヴ
- バベルの塔
- またRPしましょう…
- お疲れ様でした!
- ソフィー
- うさぎのミートパイ出すね…
- トゥエルヴ
- やだあああああああ
- そんなんなったらもう一発でメンタルが死んでしまう
- ソフィー
- ふふ
- トゥエルヴ
- それでは
- また…
- おやすみ!
- シュッ
- !SYSTEM
- トゥエルヴが退室しました