相刻のネクサス chapter 4 幕間2
20240229_0
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- イーサンが入室しました
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- トゥエルヴが入室しました
- イーサン
- こんばんは弟よ
- トゥエルヴ
- ンチャ!
- ちょっと脳みそが
- 疲れてる…
- 仕事なんて嫌いだ
- イーサン
- どんなシチュエーションにしましょうかね
- トゥエルヴ
- どうしようかなぁ
- キャンプした夜はアニトラと話したのでそれ以降の
- ルスルルルアンの街で準備してる時とか
- か…?
- イーサン
- 買いだしとかはどうなんでしょうね…?
- 普通に見張りの時とかでもいいかなとかは思ってました。次回スタートがまだわからないので…。
- トゥエルヴ
- 次回はもう静寂の谷に出発する地点からっぽい気はするな。ルスルリアンで準備して大丈夫って言ってたので
- イーサン
- それならば問題なさそうです
- トゥエルヴ
- 何か考えてたシチュとかあったりする!?
- イーサン
- いいえ、特にはないです
- トゥエルヴ
- じゃあそんな感じでやるか…
- イーサン
- よろしくお願いいたします。
- トゥエルヴ
- 前回のCCから導入だけはコピってしまおう
- トゥエルヴ
-
-
-
- イーサン
- こぴ
- トゥエルヴ
- 冒険者たちの心に深い傷を与えた、刻剣ネクサスを巡る事件。
消えた少女を救うべく動き出した冒険茶たちだったが、その局面は依頼の枠を超えて、世界の命運を左右するような規模へと発展していた。
未だ数々の不安や疑念を残したまま、次なる戦場へ臨む為、準備を整える一行。それは漸く訪れた、一時の休息でもあった――。
リリの導きにより"静寂の谷"へと向かう事になった冒険者一行。ネクサスを求めてアヴァール王国へと赴いた時と比べれば、行先はそう遠くはない。しかし、目的地はギアカ山脈のいずこかにあると言われれば、準備を怠るわけにもいかなかった。
- トゥエルヴ
- あ、ちょいまってね
- イーサン
- まちち
- トゥエルヴ
- まじでルスルリアンでも大丈夫だよなって思ってDMチェックしてました。大丈夫そうだったヨシ!
- トゥエルヴ
- "神霊の大樹"から離れ、物資補給の為にルスルリアン王国に立ち寄る。エルフやメリアから構成されるこの国では、王都イルスファールでは見ないような珍しい物品も多く取り扱われていた。
- トゥエルヴ
- こんなとこで
- イーサン
- OK
- 一緒にじゃあ買い出ししましょうか…
- トゥエルヴ
- ンム
- トゥエルヴ
- 立ち並ぶ商店に寄って、食糧や道具を調達する二つの人影。一つは黒く、一つは白い。そんな正反対の二人が、緑豊かな目抜き通りを肩を並べて歩いていた。
- 「………」 事前に必要なものを書き記したメモを、歩きながらちら、と確認した。
- イーサン
- 書き留めたメモを見ながら無駄なく買い物を済ませている。時折ふらふらとしている同行者から目を放さないように。
- メモに書かれているのは主に食料品などの消耗品等であろう。
- 隣にいるのはあいも変わらず生真面目な横顔の青年である。
- トゥエルヴ
- ふわふわと黒い長髪が、歩行に合わせて揺れている。メモを確認しながら歩いてもその歩調に迷いがないのは、かつて王都で両目を隠しながら暮らしていた経験が活きているのだろうか。
- イーサン
- 荷物として重くないものは別の仲間が担当している。自分達の担当は買えばそれなりの重さがあるソレである。
- イーサン
- 隣の少年については、日頃ふわふわしている様子ではあるが、確かな技術や経験があるのは認めている。
- このように買い出しを行うなどいつぶりだろうか。あの魔域の時以来か。
- あの時も色々とあったが…今回のことは、少年も堪えたのは自分もよくわかっている。
- 旅の目的ができたためだろうか…一時期よりはましにはなってはいるものの
- 傷の深さを考えると、まだまだ様子見が必要であると思う。
- トゥエルヴ
- 「……あとは、道具屋で魔香水と、薬草くらいかな。そっちは?」 自身が手にしたメモで、残ったものはその二つのみとなった。声色は存外普段通り、落ち着いたものとなっている。
- イーサン
- 「こちらはランタンの油と保存食が少し」
- トゥエルヴ
- 「ん。……じゃあそこの道具屋で揃いそうだね」 と視線を上げて、進行方向先にある一軒の店を見やった。店の入り口には、道具屋を表すアイコンが掘られた看板が提げられていた。
- イーサン
- 互いに買うべきものはあと少しである。
- 「ああ、思ったより早く揃えられそうだ」少年の言葉には頷いた。
- トゥエルヴ
- 一瞬、青年を伺うような視線が送られたが、すぐに逸らして店へと真っすぐ向かっていく。軽やかなドアベルを鳴らしながら扉を押し開いて、屋内へと足を踏み入れた。
- イーサン
- 別段問題はないので後に続く。
- トゥエルヴ
- "いらっしゃい"と客の入店に、店主が短く挨拶をする。そんな店主に、少年は頷き一つ見せるだけで、すぐさま品物の物色を始めた 「……これと、……」
- イーサン
- とはいえ、あまり他国家に長居はしたくないところである。………種族のことを考えると。
- トゥエルヴ
- 街中で急に異貌するイーサン
- イーサン
- しません!
- トゥエルヴ
- ^v^
- イーサン
- 同じように必要な物を必要な量だけ調達する。
- その時保存食の棚でふと目に入ったのは…ビスケットである。
- トゥエルヴ
- 「……」 物色をしていた少年がふと、陳列棚に並んでいた何某かを見止めて、動きを止めた。ゆっくりと瞬きが繰り返され、小さなをそれを手に取る。
- イーサン
- 「………」一瞬視線が止まったものの、無言でそれも加えた。
- イーサン
- ビスケット…フィオちゃんが持ってた…
- トゥエルヴ
- ウワァ!懐かしい
- 初めてのキャラセの時のやーつね
- イーサン
- キャンプ…マシュマロを挟んだビスケット…こんがりたきびであぶり…
- トゥエルヴ
- 「おじさん、これ」 腕の中に収めた物品を店主のいるカウンターへと並べて、会計を済ませればそれらをぽいぽいとカバンの中に収めていく。
- イーサン
- こちらも同じく会計を済ませ
- 「終わったか?」
- トゥエルヴ
- 収め終えれば、あとは青年の買い物を待つばかりとなる。カウンターの前で青年を振り返り、その挙動を眺めた。
- 「ん」
- イーサン
- 「ならば戻るか」
- トゥエルヴ
- 「そうだね。そろそろ他の皆も戻ってるだろうし」 鞄を抱えなおすと店を出るべく足を踏み出した。
- イーサン
- 今までのことを考えると、まだレイヴェンやソフィアの傍にいた方が少年のためであろう。アニトラとは仲直りが出来た様子はあったが…。
- トゥエルヴ
- 店を出て、ルスルリアンでとった宿に向かおうとした足は、不意にその場で止まった。
- イーサン
- …………しかしながらやけに素直である。
- トゥエルヴ
- 「これ、あげる」 鞄には入れず、ずっと手の中に収めていたものをイーサンへと差し出した。
- イーサン
- おそらくフィオリエナを助けることに主軸をおいていて他の事に気が回らな…………
- そのせいで一瞬反応が遅れた。
- 差し出された物に視線を向ける。
- トゥエルヴ
- 片手の一掴み分の何か。指の間から零れる色とりどりの個包装。
- イーサン
- いつぞやミートパイを一つもらったことはあるがあの時はあの時でむくれた子どものような表情で今は違う。
- トゥエルヴ
- 「ほら」 手を出しなよ、と自分の手をずずいと更に近づける。
- イーサン
- 「………ありがとう」若干声音に困惑が入るのは許してほしい。
- 手を出して、それらを受け取った。
- 「(アニトラが同じようなことをしていて真似たくなったか…?)」
- イーサン
- もう視点が
- お姉ちゃんの真似したくなったのか?弟
- なんだが…
- トゥエルヴ
- ぱらぱらと少年の手から零れるのは、形の違う飴玉が複数。ころころと丸い飴から、取っ手のついた飴、個包装に丁寧に包まれたビー玉のような飴に、小さなステッキの形をした縞々の飴。
- トゥエルヴ
- アニトラからも飴を貰ってたんだっけか!?
- イーサン
- いや、単に弟が兄にこういうのをあげたことがないから
- どしたん?っていうお気持ち
- イーサン
- そういえばあの祭りの夜も同じように飴を大量に買ってたなこいつ…と思い出しつつ
- トゥエルヴ
- ミートパイの再来かもしれねぇ
- イーサン
- 「なぜこれを俺に?」
- トゥエルヴ
- 「好きなの?」 問いには問いが返ってきた。
- イーサン
- 「いや、特には…」あの祭りの夜にあげたのを覚えていたのだろうか…?
- トゥエルヴ
- 「……なんだ」 そうだったんだ。
- イーサン
- 「むしろ甘い物が好きなのはお前の方だろう」
- トゥエルヴ
- 静かな瞳は、店の前の目抜き通りを行き交う人々を見つめている――ようで、その実何も見ていないのだろう。考えに耽っている様子で、じっとしている 「………」
- イーサン
- 平素は無駄に張り合って威嚇してくるのだが…よほどフィオリのことがこたえているのだろうか…?
- イーサン
- お兄ちゃん視点だともうこれポメラニアンがきゃんきゃんしてるじゃん…
- 普段は吠えてくるのにおとなしい…
- みたいな…
- トゥエルヴ
- 「そうだけど……。お前、レイラにも飴を上げてたし、祭りの夜も飴を持ってたし。好きなんだと思ってた」
- トゥエルヴ
- 君のポメラニアンは少し大人になったんだ
- イーサン
- 本当か…?
- トゥエルヴ
- ポメラニアンから柴犬くらいになった
- イーサン
- 「レイラ嬢の時は手近にあった食べ物で甘みを持つ者を食べると少しは落ち着くだろうと思ったからだ」
- トゥエルヴ
- 「普通、好きでもないのに手近に飴なんて持ってないよ」
- イーサン
- 「祭りの時は、ちょうど手近にあったものでお前の膨らんだ頬をつつけそうなのがそれだったから手に取っていた」あの長い棒つき飴である
- 「だからあの後…………」つい余計なことを口走りそうになり
- トゥエルヴ
- 「あの後、何」
- イーサン
- アレはただの…自己満足にすぎないことである。
- 「…いや、なんでもない」
- トゥエルヴ
- 「……言いたくない事なら、別にいいけど」
- イーサン
- 「………」隠すことでもないと言えばない
- 「…………アレなら少しは口に入れても問題がないと思って、ドアの前に置いただけだ」
- トゥエルヴ
- 「………」 隣の青年が、言うべきか言うまいかを悩んでいたのを、珍しく辛抱強く待っていた。
- 「…………………」
- 「…………?」
- ドアの前、なんかあったっけ………。記憶を探る。恐らくはあの晩の事を言っている、というのは分かるのだが。
- 部屋に戻ってから、アニトラに無体を働いて、ずっとベッドに横たわっていた。朝気が付くと、廊下から話し声が聞こえてきて、フィオリの名を耳にして起き上がって……そのままソフィアに連れていかれた。ドアの前を確認するタイミングなど、ないに等しかったのだ。
- イーサン
- 多分アニトラが
- 部屋の中においてる
- 飴ちゃん袋…
- トゥエルヴ
- うむ
- 水は飲んだんだけど
- 飴ちゃんに気付く余裕が……なかった……
- イーサン
- 「…………気づかなかったのならそれはそれで問題ない」もとよりわずかな手慰みになればいいくらいの気持ちである。
- トゥエルヴ
- 「…………」 微妙な空気が流れる。
- イーサン
- 「あの時は皆余裕がなかったからな…無理もない話だ」
- 自分も含めて。自分については…今も、迷っている。
- トゥエルヴ
- 「……もっと分かりやすく置けばよかったのに」 そうすれば、いくら余裕がなかったとはいえ気付いただろうに。
- イーサン
- ソフィアやフィオリの言葉で少し冷静にはなれたが…どこかでまだ、迷っているのはある。
- トゥエルヴ
- 「………」 何かを思考しているらしい青年を、じっと横目で見つめてから視線を外した。
- 「今、何を考えてんの」
- イーサン
- 「皆各々考える時間も必要だろう。だから置くだけにとどめた」
- 「今…か。色々気にしていることはある」
- 「ネクサスの事も、フィオリの事も…それが終わった後の事も」
- トゥエルヴ
- 「……」 催促はない。青年から話すのをじっと待っている。
- イーサン
- 「…あの時に俺が言ったことは嘘じゃない。事実今の俺はフィオリを連れ戻すことを目的としている」ネクサスの事もあるといえばあるが、自分にとって大切なのは友であるフィオリであるのもまた事実である。
- トゥエルヴ
- 「別に、嘘だと疑ってなんていないよ」
- 「お前、意固地なくらい義理堅い部分あるし」
- イーサン
- 「フィオリやソフィアが言った通りだ」
- トゥエルヴ
- 「……?」 言った通り?問うような視線を青年に投げる。
- トゥエルヴ
- あぶねぇ
- なげる、で変換すると╰( ^o^)╮-=ニ=一=三が出てくる
- イーサン
- 「一人で背負い込んでいる、ということだ」
- トゥエルヴ
- 「……自覚してるなら、止めなよ。見抜かれて、心配されてるじゃん」
- イーサン
- 「…皆に心配をかけたくないのは、思う」
- トゥエルヴ
- 「…なら、一人で悩まない事だね。一人で悩んで、一人で抱え込んでるからそう思われるんだ」
- イーサン
- 「そういう意味では、お前の方がよほど素直であると思う」
- イーサン
- 泣いたし…ほら…
- トゥエルヴ
- 「………」 その発言については、突っ込まないでおこう。プライドが許さない…。
- イーサン
- あそこで泣いたのにプライドあったんだ…
- トゥエルヴ
- 掘り返されたら傷付いちゃうだろうがよ!
- イーサン
- 繊細な弟
- トゥエルヴ
- 鞄を抱えなおすと、息を吐いて 「……何を悩んでるの」
- 一人で背負っている事を自覚し、心配をかけたくないという。だが、待っても青年からは悩みを持ちかけてこないと、そう思った。変なところで頑固、妙なところで意地っ張り。
- だからこそ、こちらから手を伸ばさないといけないと――少年はこの時そう確信した。
- イーサン
- 「………今回の仕事が終わった後、神殿の仕事に戻るかどうかを悩んでいる」
- トゥエルヴ
- 「………」 目をゆっくり瞬かせる。ネクサスの話や、フィオリの話――ではなかった。その先の、一見して関係がなさそうな事柄について出されて、虚を突かれた。
- だが、この青年の事だ。考えを拗らせ過ぎて、妙な結びつきが生まれてしまっているのだろう 「……今だって、やってると思ってたけど」 神殿の仕事。
- 一つずつ、紐解いていく必要がある。辛抱強く。今の自分には、そうする必要があるのだと強く自覚する。
- サーティーン
- 「まったくやってないわけではない。………俺の審問官としての本来の役目の方だ」
- トゥエルヴ
- 「本来の役目って?」
- トゥエルヴ
- って聞いてしまったんだけど、決めてあるかな!?!?
- 考えておきますって言ったのにまだ決めてなかった……なんかこう、好きなように、しちゃって!!!
- イーサン
- ライフォス殺しだと思ってましたですしおすし
- トゥエルヴ
- らいふぉすをころすな
- 神殺しのイーサンになっちまう
- まあこの辺はあとで修正きくだろうしなんでもこい
- 修正というか合わせていくというか(ごにょごにょ
- サーティーン
- 「…………やっぱり、ルツィガーニャもお前には話していなかったんだな」
- トゥエルヴ
- 「………」 怒りは、思いの外沸いてこなかった。そういう激しい感情の波を立たせる余裕がないのか、それとも余裕があるからこそ耐えられたのか。それは少年自身にも分からない。
- サーティーン
- 「審問官はまず告発された人物が"穢れ持ち"であるかどうかを調査する。この時、被告人がナイトメア如何に関わらず、第二の剣信奉者あるいは、ライフォスの教えを覆すような危険な自説を持つ者であったならば、"穢れ持ち"と見做され処罰の対象とされる」
- 「だがこれを適用した場合、一つだけ例外が存在する」
- トゥエルヴ
- 「………」 黙したまま、じっと耳を貸した。
- サーティーン
- 「対象がライフォス神の声を聴いていた場合だ」
- トゥエルヴ
- 僅かに目が丸められたが、すぐに平静を取り戻して 「……そんな奴――いるの?」
- サーティーン
- 「無論ただの虚偽かもしれない、だが…それが真実か虚偽か確かめる術はない。あるいは真実であったとしても、神の御心は俺達にはわからない。悪心をもったとしても慈悲を与えているのか、あるいは贖罪の機会を待っているのか」
- 「………どちらにしろ、悪心を持っているとはいえ神の声を聞こえる者を手にかけることはできない、ましてや、穢れを浄化する役目であるお前達にそれをさせることはできない、だからそのために」
- 「十三番はいる。穢れを浄化する者ではなく、穢れを負う者として」
- トゥエルヴ
- 「………」 青年から視線を外すと、再び目の前の通りを見つめた 「……そう…」 自分も知らなかった事実。現状に、実感が沸かない。
- 『貴方の熱心な神への奉仕によって、他の信者の穢れをその身に負っただけ』
- トゥエルヴ
- 何とはなしにいった言葉がこんな風に拾われるとはな……業が深いぜ……
- サーティーン
- 「……ルツィガーニャがここに呼び戻すまで、ずっとそうしてきた。罪人とはいえ、ただ命じられるままに、同胞を手にかけた」
- トゥエルヴ
- 「……だから、"恩人"ってわけね」 随分と前に、青年がそう言っていたことを思い出す。
- 「それで――お前はその仕事、好きなの?」 その問い方は、始めに飴を好物かどうか聞いた時と、同じ調子だった。
- サーティーン
- 「…………好きも嫌いもない。それが自分の役目だ。お前も聖務を好き嫌いで聞かれたら困るだろう」
- いつぞやびぃびぃ泣いてたくせに、とは心の中だけにとどめた。
- トゥエルヴ
- 「――…そうだね。好き嫌いで決められるものじゃない。でも、僕はお前みたいには考えてない」
- 「今まで、誇りを持って殉じてきた。これからだってそうだ。僕は、僕の居場所を守る為に、自分の為に全うしてる」
- 「自分の役目だからって決めつけて、自分を捨ててまでやってるわけじゃない」
- イーサン
- どうしよう
- トゥエルヴ
- どうしたの
- イーサン
- 夕日をバックに殴り合いセカンドシーズンになっちゃいそうだが
- トゥエルヴ
- ??
- 街中ァ!
- イーサン
- ココ他国だからなぁ…
- 大人になろう兄
- トゥエルヴ
- 喧嘩っぱやいイーサン
- イーサン
- 弟が眩しすぎて嫉妬してるのさ
- トゥエルヴ
- 尚、今の弟は例え殴られても殴り返す事はしない模様
- トゥエルヴ
- 「……そんな風に思えるようになったのも、皆のおかげなんだ」
- サーティーン
- 「………そうだな」
- イーサン
- 「だから困っている」
- トゥエルヴ
- 「……困るような事じゃないと思うけど。本当は分かってるんじゃないの。自分がどうしたいかなんて」
- イーサン
- 「お前のその成長については…仲間も、ルツィガーニャもいい傾向だと喜ぶと思う」
- 「…………お前は本当に」顔に手を当てて深々とため息をついた
- トゥエルヴ
- 「………」 なんだよ。と問うような視線。
- イーサン
- 夢見る子どもVS現実を知るオトナ
- トゥエルヴ
- ふう、と細く小さく息を吐く。そうして、行き交う人々を今度こそ視界に入れた 「――もっと教えて。お前の事」
- イーサン
- 「素直というか真直ぐというか…いや美点ではあるんだが…」
- トゥエルヴ
- 「どうしたのか、言えばいい。お前がフィオリの事を、どんな手を尽くしてでも助けようと思うのと同じように――」
- イーサン
- 「俺の…?とはいえだいたいの情報は開示しているぞ」たぶん。聞かれたら応えている…はず。
- トゥエルヴ
- 「周りの人間もお前の事、同じように思ってるよ。きっとね」
- イーサン
- 今の兄の内心
- 「(こいつ拾い食いでもしたか…?)」
- 今までの反動が激しい
- トゥエルヴ
- 「僕がさっき聞いたのは、"サーティーンとしてどうすべきか"だった。僕が聞きたいのは、"イーサンがこれからどうしたいのか"、だ」
- イーサン
- 願うのは罪であった。望みの果てに得た物は罪に対する罰であった。少なくとも今までの青年■■にとってはそうだった。
- トゥエルヴ
- 「他には……そうだな……」 こてん、と首を傾げながら考え込んで 「――好きな食べ物とか……なんだっていいよ。僕は、色んな事が知りたい」
- イーサン
- いろんなことが知りたい<つまり勉強だな
- トゥエルヴ
- 「色んなお前を知って、僕が閉じさせた蓋を開けたい」
- トゥエルヴ
- それはきみのことじゃないからノーカン!
- イーサン
- 果たしてこうなることはルツィガーニャは予想していたのだろうか。いたかもしれないが少なくとも自分にとっては否であった。
- 初対面の印象は箱入りでぬくぬく育った甘ったれのクソガキだった。ルツィガーニャは友達になってくれたらと言っていたがいやどう考えても無理だろうと思っていた。
- 予想通り少年は自分を敵視し、威嚇し、反抗した。それが何を経てこうなった。
- トゥエルヴ
- だーれがくそがきじゃ
- イーサン
- 「……わかった。とはいえ、俺もあまり自分の事は考えてこなかったから…俺自身も、探すところから、にはなる」
- トゥエルヴ
- 「ん」 短く頷いて
- イーサン
- 「ただ今わかるのは…コレは、嫌いじゃない」袋にしまった、先ほどトゥエルヴが渡した棒つき飴を一本持って
- トゥエルヴ
- 「……そう」 それを見て、安堵したように息を吐いた。
- イーサン
- なんか魔動機が
- トゥエルヴ
- 「再三言うけど……」
- イーサン
- 感情覚えていく過程になっている気がする…
- トゥエルヴ
- 「ハカセ、ロボ…コレ、スキ…」
- イーサン
- じゃあ最後に爆弾も落とすか…
- トゥエルヴ
- 「一人で背負うなよな――もし今回の事を気に病んで、お前が聖務に戻るかどうか悩んでいるなら、そんな事悩まなくて済む様にしてやるから」
- 視線を巡らせて、真っすぐ青年を見つめた 「お前がイーサンを捨てずに済む未来。僕が、必ずそれを見つける」
- イーサン
- 「…そうか」ふっと少し表情が柔らかくなった
- トゥエルヴ
- 「………」 言ってから、なんだか気恥ずかしくなってきて、足を一歩踏み出した 「…話過ぎたかも。そろそろ戻ろう」
- イーサン
- 「ああ」
- 「(好きな事…事…物………人?)ああ」
- 青年にはある欠点がある。
- 「好きな物…いや、物というのは失礼にあたるな…」
- それは初対面の時からの致命的な欠点である。
- トゥエルヴ
- 「……?」 歩調を緩めて、振り返った。
- イーサン
- 「フィオリは(友人として)好ましく思う」
- トゥエルヴ
- 「…!?」 はちみつ色の目を瞠った
- 「な、なに急に……」
- 「………」 どうせこいつの事だ。友人だからとか、そういう事だろ!一瞬どきっとはしたが、冷静になれば種明かしなんてそんなもの…
- イーサン
- 「いや、先ほど好きな食べ物と聞かれて、他に好きな物事…人がいないか考えた時に」
- トゥエルヴ
- 「なんで……そこでフィオリを選んだの…」 アニトラとかソフィアとかレイヴェンだっていいじゃん…
- トゥエルヴ
- 無自覚スキーの可能性を見出したんですがそこんとこどうなんですか!?
- イーサン
- 結論私は純愛派なのでナイデス
- トゥエルヴ
- 純愛では、ない…?
- イーサン
- 「友人のフィオリが真っ先に浮かんだ」
- イーサン
- そもそも考えてみてくれ弟よ
- トゥエルヴ
- 「………」 ほら、やっぱり。友人って言った。友人って。もごもご。
- イーサン
- 好きな食べ物もない男が
- 好きな女性とか
- あると思うのか?
- トゥエルヴ
- あるとおもいますぼくは
- イーサン
- 告白されれば押されて付き合いはするけどワーホリすぎて別れ話切り出されそうな男だと思わないか?
- トゥエルヴ
- この世界のどんなものも憎くて嫌いだけど、たった一つ自分を救ってくれた少女の事は愛してる、獣のような男。イイじゃないっすか…
- イーサン
- 私は純愛純情派なのでナイデス
- トゥエルヴ
- まあ付き合ってもすぐに別れるはあると思いますね…
- イーサン
- はやくつづき、つづきはやく!!
- <屋上
- トゥエルヴ
- トゥエルヴ
- 「――……まあでも、」 ふと、視線を青年から外した
- あれだけルツィに執着していた――少なくとも自分にはそう見えていた――青年が、好きなものを問われてルツィ以外の友人の名を上げた。その事に何処か、安心を覚えた 「………」 まあそれは言わないけど。
- イーサン
- ルツィに執着してたの
- 君じゃんマザコン…
- トゥエルヴ
- 「一応、覚えておいてやるよ……ほら、行くよ」
- トゥエルヴ
- 自分視点での事なのでェ…
- イーサン
- あとルツィは上司…
- イーサン
- 歩きながら
- 「フィオリで思い出した。お前の答えは出たのかトゥエルヴ」
- トゥエルヴ
- 「……答えって?」
- イーサン
- 「フィオリの事、どう思っているのか」
- トゥエルヴ
- 「………まだ、探してるとこだよ。――今はただ、すぐにでも会いたい。それだけ」
- イーサン
- キャー
- トゥエルヴ
- イーサンの黄色い悲鳴
- イーサン
- 「そうか。ちゃんと本人に言うといい」
- イーサン
- これはなかのひとです
- 中の人は純愛推奨委員会…
- どんどんあおはるしていけ弟よ…
- 修羅場はまあ…なんとかなるならがんばれ…
- トゥエルヴ
- 「…忘れてなければね」 ぷい、とつっけんどんに返して
- トゥエルヴ
- そんなもん起きねぇ!
- イーサン
- 「だがくれぐれも先日のようなデリカシーのない発言は…」いつもの小言が始まる気配である
- トゥエルヴ
- 「………」 頭上に黒い渦巻を描きながら、今日この時はその説教も大人しく聞いてやるのだった。
- イーサン
- お疲れさまでした
- トゥエルヴ
- おわた
- イーサン
- ちょっと距離が縮まったかもしれない
- トゥエルヴ
- おつかれさまんさ~~~~!
- イーサン
- 弟がぐいぐいきたから…
- 大丈夫?拾い食いしてない?精神効果魔法受けた?
- トゥエルヴ
- 根は良い子
- イーサン
- な心境の兄でした
- トゥエルヴ
- アニトラさんとの仲直りがでかい
- イーサン
- さすがアニトラさんだ
- 「お前がイーサンを捨てずに済む未来。僕が、必ずそれを見つける」
- トゥエルヴ
- 仲直りCCのおかげで今後のムーヴを確定できたぜ
- イーサン
- これは有言実行に移してもらおうね
- ふふ
- トゥエルヴ
- ^q^
- フィオリを助けられればそれでOK!!!!
- イーサン
- 兄卓が君を待つかもしれない
- トゥエルヴ
- なんてことだ
- イーサン
- 今はフィオチャン
- 俺、フィオチャンを助けたら、弟の還俗手続きするんだ
- トゥエルヴ
- やめろ!
- イーサン
- お付き合いならいけるだろうけど、ほら、こう、将来のこととか考えると…な?
- きちんと司祭様にはご挨拶をするんだぞ、フィオリなら問題ないと思うが…
- トゥエルヴ
- 婚前交渉もだめ!結婚もだめ!カトリックの厳しい界隈をイメージしております
- イーサン
- もういっそ殉職したふりしない?
- トゥエルヴ
- ジナイ
- 多分ログはこれ!!!「20240229_0」
- イーサン
- ソフィアちゃんにお願いするか…
- トゥエルヴ
- それはふりじゃなくて死なのよ
- イーサン
- <殉職
- ちょっと設定チラ見せさせていただいてよかったのと
- 兄と弟の距離が縮まってよかったです
- トゥエルヴ
- なまけ「はよ設定完成させろ」
- オス
- イーサン
- ふぃおちゃん助けに行きましょう
- それはおいおいお話合いで・・・<設定
- トゥエルヴ
- たすけにいこう
- うむ…
- イーサン
- 御時間ありがとうございました。
- トゥエルヴ
- こちらこそね~~~!
- イーサン
- おつかれさまでしたー
- トゥエルヴ
- お疲れ様でした。またほんへであいましょう…
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- トゥエルヴが退室しました