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相刻のネクサス chapter 4 幕間1

20240226_1

!SYSTEM
トゥエルヴが入室しました
トゥエルヴ
握手券をお持ちの方~~~~!!
!SYSTEM
アニトラが入室しました
アニトラ
はーーーーーーーい!!!!
握手券一枚 握手して糸冬
トゥエルヴ
最後尾へお並びくださーーーーい!!!!!
はやい
アニトラ
最後尾すぐそこだった
トゥエルヴ
待ち0人
お誘いしてなんなのですが
アニトラ
はい
トゥエルヴ
シチュエーションはあんまり考えてねぇです!!
アニトラ
わかるです
トゥエルヴ
DEATH
アニトラ
え~と
ルスルリアンで買い物ができます~
とりあえずあの後は寝る感じで~
見張りなりなんなりやってからお買い物してからの出立だからそれまでの間の話で……
トゥエルヴ
その二択ですわよね
アニトラ
そうそう
トゥエルヴ
こういう場所でなら落ち着いて話せるわ!!!っていうのあったりしゅる!?
アニトラ
そうだなぁ人気が無い方がよいとおもうので
トゥエルヴ
じゃあキャンプの時…かな?
アニトラ
そうだなぁ歩きながら~とかで、話せられるかどうかを考えてしまうので
キャンプの時かなあと
おもた
ルスルリアンのがいい??
トゥエルヴ
キャンプの時ででぇじょぶだ!
アニトラ
買い物してたらまた日が経つ気がしたんだけどどうなんだろう(わからない
トゥエルヴ
るするりあんの森、意外と広い
(MAPを見つつ
アニトラ
そう
かのぴーーーー!!!!
あっ卓でてる
トゥエルヴ
でもまあ最低でも1日くらいは経っちゃいそう、よね!!!!
アニトラ
そんな気がしとる
トゥエルヴ
じゃあやっぱりキャンプの時ですね。リリから話を聞いたあとの寝る前くらいの
にゅあんすで
いかが!?
アニトラ
にゅあんすでヨシ!!!
よいとおもいます
トゥエルヴ
ヨシ!!!!!
アニトラ
失礼しまんた
トゥエルヴ
どうしたのきゅうに
アニトラ
あばばばば
トゥエルヴ
どうした!!11
賞味期限切れてた?
アニトラ
今日使った豆腐ちょっときれてた
トゥエルヴ
ちょっとくらいなら
アニトラ
火に通すからヨシ!!!!
トゥエルヴ
大丈夫だな!!!!がはは!!!!
アニトラ
がはは
トゥエルヴ
火を通せば冷凍庫に3年コールドスリープしてた肉も食える(食えない
アニトラ
そういうのは勇気でない
トゥエルヴ
ぼくもさすがにたべない
キャンプの時でいいとして
どうやって話まで持ち込もうかなとすごい悩みつつ
もうあとはなるように、なれーーーっ!!
アニトラ
ワッ……
トゥエルヴ
一応なんですが
導入はこっちでやるけれども、先に登場しておきたいって希望はありますか!?
アニトラ
多分息が楽になる薬草はこのタイミングに渡されてるかな……ホーリー・クレイドルは即お寝になるわけだし……
トゥエルヴ
アニトラから12に話しかけるかな~?と聞かれるとちょっと微妙そうだった
アニトラ
あっうっ
トゥエルヴ
あ、薬草は確か
ホーリークレイドルした直後においたんに渡したので、寝てる間に使われていたかもしれないし使われてないかもしれないどうだ!?
アニトラ
なるほどね
寝てる間OK! すらすらーとログが流れてったんで
これどうなってんだろなーって思いながら見てた
トゥエルヴ
そうね、あのへんはねすらすらだったね
アニトラ
で話しかけるかどうか~はー
そうだね微妙そうだね……話しかけようかーいややめとこの気持ちの方が強いわ
トゥエルヴ
ですよね!!!
じゃあ先に登場してもろうて、こっちから接近する形で
どう!?!?!?!?
アニトラ
いいよ!!!?!?
トゥエルヴ
ではそういうことで!!!!!!!
ちょもも、と軽く導入はいたしやす(((( ´◔ ω◔`))))
アニトラ
(((( ´◔ ω◔`))))ほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおwwwwwwwwwwww
トゥエルヴ
( ´◔ ω◔`)ほあようごァいまーしゅ!
トゥエルヴ
 
 
 
アニトラ
((o( ´◔ ω◔`)o))あっあたちゅ かちゅぜちゅわるいンしゅ いまのま ほあようごァいまーしゅって いいたかったンしゅ!
トゥエルヴ
 冒険者たちの心に深い傷を与えた、刻剣ネクサスを巡る事件。
消えた少女を救うべく動き出した冒険茶たちだったが、その局面は依頼の枠を超えて、世界の命運を左右するような規模へと発展していた。
未だ数々の不安や疑念を残したまま、次なる戦場へ臨む為、準備を整える一行。それは漸く訪れた、一時の休息でもあった――
トゥエルヴ
実はちょっと用意してました
用意した分お わ り
アニトラ
早すぎIQ3奥かよっておもってました
ありがとう❤
奥草
億です
これ続き打ってる!?
トゥエルヴ
悩んでました!!!場所の指定とか
ある!?
アニトラ
よかったきいて いや無いんだけど~キャンプしてて見張りやってる時がタイミングにはなるのかなーとぼんやり思ってはいた
見張り以外のタイミングあるかな……
トゥエルヴ
OK!
見張りにしよ見張り
アニトラ
見張り見張り
トゥエルヴ

リリの導きを得て進むべき道を見出した頃には、すっかり陽は沈んでおり、その日は残すところ床に就くだけとなった。
各々思う所はあるようで、疲れに身を任せてすぐに寝入る者もいれば、見張りの為に周囲の警邏に向かう者もいたし、不安で眠れないまま暇を飽かす者もいただろう。
トゥエルヴ
あ、ちょっとまってね
なんだっけな大樹の名前…
アニトラ
なんだっけ……(痴呆
静寂の谷は覚えてる
トゥエルヴ
しじみのたに
神霊の大樹でした
アニトラ
^p^
リリがトゥルルって!!!
トゥエルヴ
そうは言っても、"神霊の大樹"と仰々しい名が付くだけあり、周囲に危険な気配はなく森は静けさで満ちていた。
木々を見上げれば、枝葉の間からは星の瞬きが見え、耳をすませば遠くの虫の声さえも聞こえてくる。
トゥエルヴ
おわ!?
おわ!
アニトラ
り!!
トゥエルヴ
おまたせしやした
アニトラ
毎度のことながらすまないねぇ……
トゥエルヴ
何言ってんだい…言いっこなしだろ…
アニトラ
トゥンク
トゥエルヴ
なあ、ばあさんや…
アニトラ
ばあさん……(トゥンク
トゥエルヴ
何にでもときめいちゃうお年頃
アニトラ
それ、動悸です
トゥエルヴ
不整脈!?
アニトラ
見張りをすると申し出た内の少女一人が今、騎獣のツァンナと共に周囲の警らにあたっている。理由は複数あり(これは伝えていないが)、少々落ち着かないのと、先んじて休息を取ったからと、もうしばらく時間を空けてからの方が睡眠に入れる……ということで、だ。
跨りながら、夜空を見上げる。星々が今も静かに瞬いている。
枝を取りに神霊の大樹へ登っていった際、手を伸ばしたソフィアの姿を思い返す。
……だから多分、騎獣たちの星座はあの辺りかな……と、探して、目処を立てて、暫しそれを見ていた。
アニトラ
いつでも大丈V
トゥエルヴ
V!
トゥエルヴ
余りに平穏で清閑な森の中だった。多少の油断を許してしまうほどに。
――ぱきり。数馬身離れた後方から、落ちた枝を踏みしめる音が聞こえてくる。
ツァンナ
耳をピクリとさせた。けれどそれ以上に警戒を見せなかった。
トゥエルヴ
コーダ…じゃない!?
アニトラ
コーダでもいいけど!!
トゥエルヴ
ツァンナGOGOGO!
アニトラ
さっき騎獣のところを修正した
トゥエルヴ
えらちゅぎる…
アニトラ
ツァンナよりもその音に反応をしっかり見せたのは騎手の方だった。そちらへと視線をやった。
トゥエルヴ
音のした方には一見して何もいなかった。隠れている、というよりはお互いが見えない程度の距離を、つかず離れずといった具合で追いかけているのだ。
アニトラ
ツァンナが警戒を示さないとなれば、仲間の内誰かしらではあるはずなのだが…… 立ち止まったまま、しばらくそこを見ている。
消去法でいくとレイヴェンとイーサンはまず除外される。だから多分、残りのいずれか。
トゥエルヴ
気配には害意や敵意はなかった。獣でもないのだろう。周囲の虫の声は、今だ落ち着いた雰囲気を保っている。
アニトラが動かないままでいれば、気配の方も動こうとはしなかった。しかし、数秒あるいは数分そのままでいれば、観念したのは気配の方だった。
控えめな足音――ではあるのだが、着込んだ装備のせいで最初ほど足音は隠しきれていない――を鳴らしながら木々の合間から姿を現したのは、外套を羽織った少年だった。黒い特徴的な長髪に、黒い装束。夜風を遮る為の外套にはフードがついており、それが少年の端正な顔立ちを半分隠している。
半分しか見えない顔には、沈んだ、浮かない表情を浮かべていた。
アニトラ
すぅ、と息を吸って、 「何か……いえ、……どうしましたか?」 と、困ったような声音で声をかける。そんな表情を半ば隠すように現れたトゥエルヴを、どうしたらよいものかと伺って。
トゥエルヴ
「……」 一度薄い唇を開くが、それはすぐに閉じられた。元から俯き気味だった視線が、泳ぐように左右に揺れる。
アニトラ
「……」 あれから周囲に異変は見られない。ツァンナも落ち着いているし、そこは大きな心配をしなくても良さそうか……と内心判断したようで、
「お話を……しますか?」 手綱を持ったままツァンナから降りて、トゥエルヴの方へ近づいて行った。
トゥエルヴ
近付けば、片足が一歩分引いた。が、その足はその場でうろうろと彷徨い、結局は元の場所に落ち着いた。泳ぎ続けていた視線が、近づいてくるアニトラに控えめに向けられる 「……ん」
アニトラ
草と土を踏みしめる小さな足音が、途中で止まる。
「……あまり、近づかないほうがいいですか」
トゥエルヴ
――ちが、」 はっとして顔を上げて、慌てて口をつく 「……そんな事は、なくて」
「……アニトラの方が、嫌なんじゃないかって……思って」 声は尻すぼみになった。
アニトラ
「………」 瞬きの間。それからきまりが悪いように、ツァンナへと視線を逸らす。
トゥエルヴ
「………」 アニトラの視線が逸らされれば、少年の方もまた、視線を降ろした。
アニトラ
「この状況の一因は……まあ……わたしにも、ありますので……」
トゥエルヴ
ぶんぶんと、それまでの控えめな動きが嘘のように首が勢いよく横に振られた。
アニトラ
「ひとまずは話………」 勢いよく顔が横ぶんしたのを見た。
トゥエルヴ
よこぶん
アニトラ
横ぶんぶん。
トゥエルヴ
ヽ(`Д´)ノプンプン
アニトラ
ヽ(`Д´)ノプンプン
トゥエルヴ
「……どうしようも、なかった。誰も」
外套に隠された手の指先が、手持無沙汰にすり合わされる。
「どうしようもなかったんだ」 同じ言葉を繰り返して
アニトラ
「……」 ぽつりと言葉を零したのを聞いて、今度はこちらが言いあぐねるように、唇が何かの言葉を紡ごうとしては止まった。
トゥエルヴ
「どうしようもなかったのに……僕は――
「誰かのせいにしないと、何かにぶつけないと……頭がおかしくなりそうで」
アニトラ
「その件に、ついては…… 今、トゥエルヴさんがそういう風にして、省みれているのなら、それで良いのだと思います」
トゥエルヴ
「………」 ふわりと夜風が優しく舞った。フードの端が顔に被さったのを邪魔に思って、フードを降ろした。
アニトラ
「……ソフィアさんが立ち直ってくれたのが、大きいですね。部屋から無理にでも連れ出してくれて、執務室であんな風に説得してくれて」
トゥエルヴ
――アニトラがいないとダメなんだ」 アニトラの言葉に被せるようにして、大きな声が口をついて出た。
「ソフィアも、レイヴェンも、あいつイーサンも、皆がいないと駄目で。その中にはやっぱり、アニトラがいないと駄目で……」
「だから――……だから、えっと……」
「………全然、脈絡ない。ごめん……」
アニトラ
――……」 トゥエルヴの言葉に口開いていたのを中断し、無意識に、手綱を握る力が強くなっていた。
「……いえ……大丈夫、です。一度寝て、わたしもある程度は……落ち着きを取り戻せたと、思いますので」
トゥエルヴ
やはり彼女は大人だ。一人で整理して、一人で自分を落ちつかせることができる。でもそれが今は、何処か寂しい 「……」
「こんな事、今此処で言うのも変なんだけど――
「アニトラの事、教えて。……欲しい、もっと」
アニトラ
「………」 戸惑いの視線。不安を覚えたように自分の顔を触る時間があったが、やがては控えめに頷いた。
「何をどう、お話したら良いでしょう……。今回のことで、感じたことをお伝えしたら……いいですか?」
トゥエルヴ
「………」 こくり、と伺うような視線で見つめたまま、頷く。
アニトラ
「それとも何か別のことがありまし、たら……」 そこまで言って、自分で何か違和感に気づいたように、その言葉は噤んだ。
トゥエルヴ
「………」 慎重に見つめていただけあって、その些細な違和も目敏く気付いたようだ。
伺うような表情が、途端に困惑したものに変化する。
アニトラ
小さくふるふると首を横に振った。 「……立ち話もなんです、近くに座りましょう」
トゥエルヴ
こくりと一つ頷くと、その場から颯爽と動いた。周囲の気配を探って、危険がない事を確認。それが終われば落ち着いて腰を下ろせる場所を探して、見つかればぱっぱと土埃を払った。
近くにあった倒木を見つけて、それに腰かけられるように整える。ある程度整え終えれば、ちょいちょい、とアニトラを手招きした。
アニトラ
「……あ……と…… ありがとうございます」 その一連の手早さには見守るしかなかった。それに気が和らいだのか、控えめに笑みを見せた。
「その辺りに適当にでも良かったのですが……失礼します」
手っ取り早く整えられたその場所へ近づき、用意された倒木に行儀良く座り、その近くにツァンナを伏せさせた。
トゥエルヴ
アニトラが座れば、その隣――ではなく対面に腰を下ろした。地面にそのまま座る形となったが、倒木に腰かける小柄なアニトラに対すれば、少年の方がアニトラを少し見上げる程度で、ほぼ水平の目線。先ほどまでは逃げる一方だった少年の瞳は、今はただじっとアニトラを真っすぐ見つめている。
アニトラ
灯りとして持っていた頑丈なランタンを、その真ん中へと置いた。
「少々、取り留めのない言葉を連ねていくかもしれないと、先に断っておきますね……」
トゥエルヴ
「……僕だって、全然まとまってないのに話してた。それなのに、アニトラは分かってくれた」
「だから僕も、アニトラのそのままの言葉が、聞きたい」
アニトラ
「……わかりました、トゥエルヴさん」 一度頷きを返す。
「わたしは……親しいと思っていた人と、衝突することというのは……今までありませんでした」
「関係がうまくいったら、概ねは良好なままでしたから」
トゥエルヴ
「……」 こくり、と頷く 「……アニトラは不用意な対立を好まない……そういう人のように思う」
アニトラ
「ですから……そう、今までは、話し合えば……言葉を交わせば、大丈夫でした」
トゥエルヴ
「………」 逃げようとする瞳を、意思を、叱咤する。今は、アニトラから一瞬でも目をそらしてはいけないのだと、自分を禁じた。
アニトラ
「親しい間柄の中で、言葉ではどうにもならない状況は初めて……いえ、正確には二度目でしょうか……ケースが違いますので、初めて、とします」
トゥエルヴ
「ん……」 彼女の言う一度目とは、なんだろう。それがどうしても気になったが、今は聞き手に徹した。
アニトラ
「……いえ、仲違いではないので、やはりこれは初めてですね。すみません、話を戻します」
手持ち無沙汰か不安故か、手綱を片手で緩く弄る。
トゥエルヴ
ふと、過去に彼女が語った疑似家族という言葉が脳裏を過る。"言葉ではどうにもならない事"、"仲違いではない"。その二つの言葉から、もしかしたらその疑似家族に関することなのかも、と推論を立てた。
アニトラ
「なので……否定をひたすら突きつけられて、反論さえ許さないとされてしまったら……わたしは、どんな風にトゥエルヴさんに接したらいいのか、わからなくなりました」
トゥエルヴ
「……っ」 吐く息が少し震えた。
アニトラ
「否定の中では、わたしですら疑問に思うようなことも言い連ねられました。それは今でも、自分自身に問いかけています」
トゥエルヴ
「……アニトラも、疑問に思うこと?」
アニトラ
「執務室では、発言の多くを撤回して、謝罪を頂きましたけれどね……」 ランタンの灯りに視線を落とした。
トゥエルヴ
――あんなの、謝罪になってないよ。だってアニトラは、傷付いたままだ……」
アニトラ
「……本、当に……」 唇が戦慄いて、言葉が一度途切れる。 「本当に……わたし、」
「わたしは、フィオリさんのこと、大切に……思えていたんですか……?」
トゥエルヴ
「………」 アニトラを見つめていた瞳が、丸く見開かれた。
「………。…どうして、そう思うの?」 優しい声色で問う。
アニトラ
「ただ一度と思っていた、大きな失敗が……何にも活かせていなくて」
「イルスファールへ目指す道の中で浮かんできたような、大きな失意が……なくて」
トゥエルヴ
アニトラを案じるような視線がふと外された。かと思えば、少年は立ち上がっていて、羽織っていた外套を脱ぎ始める。
自分よりも一回りも二回りも小さな体を、まだ体温の残る外套で包んだ。フードを少しだけ被せてから、同じ位置に座り込む。
アニトラ
「その時と、同じ感覚に苛まれない、ということは……そう考えたら……」
外套が自分に覆い被さると、言葉をそこで止めた。
トゥエルヴ
――…今のアニトラを見て……」
「傷ついてないなんて思える人は、いない」
ほっそりとした息を吐くように言葉を紡ぐ 「………心が、竦んでるんだ」
「アニトラ。一つ、聞いてもいいかな」
アニトラ
言葉を一つずつ聞くように耳を傾けて、手綱を腕の内に抱き込んだ。
「……ええ」
トゥエルヴ
「フィオリが消えた後……騒動がある程度落ち着いた後、かな――」 あの夜の事は、ほとんど記憶にない。ただただ荒む心をどうにかしようと藻掻いていたことしか、しっかりと思い出せない。
「あの時、どうして僕のところに来たの?」 責める語調では決してなかった。優しい声色は変わらない。
トゥエルヴ
AOTY「んごくんが気持ちの整理つけたいっていうから、付き合ってやりました」
オス…
アニトラ
いいんだよ!!!!!!!!
がっし! ぼっか!
トゥエルヴ
ぎゃふん!
アニトラ
d(^o^)b PERFECT COMMUNICATION
アニトラ
「心配……だったんです。フィオリさんが居なくなって、大きく傷ついている、トゥエルヴさんたちが……」
トゥエルヴ
「……本当に、それだけ? 僕には、こう見えたんだ――
「……アニトラも、傷付いた気持ちをどうにかしたかったんじゃないか。あの時は、余裕がなくてそうは思えなかったんだけど……今、思い返せばそうだったんじゃないかって」
「結局、そんなアニトラを否定して、傷付けて……。ただでさえ竦んでいたアニトラの心に、蓋を閉じさせてしまった」
アニトラ
――……」 そう言われて思い返していって、次第に外套の中で動きを止めた。トゥエルヴの部屋から出た後、自分はフィオリの部屋へと立ち寄ったのだった。ソフィアが居る可能性のことも考えずに。
「……そう、だったのかも、しれません」
「無意識の内にそうした……とは、考えられます」
トゥエルヴ
「……」 アニトラの言葉を聞いて、一度瞼を伏せる。
アニトラ
「あの後、フィオリさんの部屋へ行きましたし。居ないことは重々理解しているのにね……」
トゥエルヴ
「……そう、だったんだ」
「そんな君を見て、誰が平気だと言えるんだろう……」
「アニトラは、自分がしっかりしないといけないと、そう思う事で、僕が閉じさせた蓋を見て見ぬ振りをしてる……」
「本当に、ごめん」
アニトラ
「存在していた証を……目にしたかった、んです。残されたあの鏡の魔剣でなく……」
トゥエルヴ
こくり、とアニトラの言葉に頷く 「――あんなことしておいて、信じてもらえないかもしれない。でも、もう大丈夫だから。だから……」 ゆっくりとアニトラに手を伸ばした。
フードの下の額に、その手を当ててゆっくりと撫でた 「もう閉じ込めないで良いよ」
アニトラ
「……いいんです。常ならない状態である、それを強く自分に言い含めなかったから――」 ふと差し込まれた手に、額に触れられてから気づく。
トゥエルヴ
「……あの時アニトラは、竦みかけていた心に残ってた勇気を振り絞って、僕の心に踏み込んで来ようとしてくれた。今度は僕の番だ――。まだ繋がってる。君が紡いだ"繋がり"は。僕が、必ずそれを証明する」
アニトラ
うってます
トゥエルヴ
ゆっくりどうぞ!!!!!!!
アニトラ
(表現に苦慮
トゥエルヴ
わかる
茶をしばいてるので焦らずどうぞd(^o^)b
アニトラ
「…………」 言葉を失っていて、目を細めながらも、潤んだ瞳でトゥエルヴの顔を見る形になっている。突っぱねることもなく、ただ言葉を受けて、額を撫でられている。泣くところまではいかない。
トゥエルヴ
「……」 それが、今の自分の限界なのだろう。何よりも、まだ何も解決していないのだ。アニトラが本当に自分を曝け出せるようになるには、これからの行動次第。
アニトラも、ソフィアも……レイヴェンも、あいつだってそうだ。自分は皆に、気持ちを閉じ込めさせてしまってる。きゅ、と拳を作った。
アニトラ
「…………怖かった」 小さく、外套の中で呟いた。手を差し入れて居るのなら、それも良く耳に届いているのだろうけど。
トゥエルヴ
「………」 心の中で、しっかりと意思が固まっていくのを実感する。そんな時に、耳に届いた呟きに気付いて、視線を上げた 「……ん」 と頷く。
アニトラ
「悔しくて、悲しかった。……でも、今そういう風に……一度は否定した繋がりことについて言ってくれたのは……とても得難くて、嬉しい……と、思いました」
差し入れた腕を、冷たく湿った手で撫でた。
「……ありがとう、ございます」 恥ずかしさが勝って、笑むのが遅れる。仄かにランタンに照らされている頬は、気恥ずかしさを示すような赤みを判別するのは難しいだろう。
トゥエルヴ
は~~~~かわよ
トゥエルヴ
「……こっちこそ。ありがとう、アニトラ。ずっと耐えていてくれて。君がいるから、僕はちゃんと立っていられるんだ」 最後に一度額を撫でてから、手を引っ込めた。
「フィオリが帰ってきたら、星座の位置教えてあげるね」 アニトラが星空を見上げていたのを、知っている。
アニトラ
d(^o^)bちゃしばき
トゥエルヴ
ジュゾゾd(^o^)b
アニトラ
「……」 撫でられた時に、また少し目が細くなった。
トゥエルヴ
撫でられるのがお好きなアニトラ(意味浅
アニトラ
いみしん
しんじゃない
浅だこれ
トゥエルヴ
浅い、深い!そんなの人の勝手!
アニトラ
本当に撫でられるのが好きなら!?
トゥエルヴ
えっちが代…
今の僕は箸が転んでもえっちって言う
アニトラ
「……戻ってきてからの、お楽しみ、ですね」 穏やかに笑みを見せて、頷きを見せた。
トゥエルヴ
「うん」 しっかりとこちらも頷いて見せた。おっとりと、穏やかに目を細める。
トゥエルヴ
そろそろ帰って〆る、か!?他何かやっておきたいこととか言っておきたいことあったりしゅるかい!?
アニトラ
あ~~~~どうしようかなまずは外套を返すんだけど
トゥエルヴ
とぅえるるくんの体臭がついた外套
アニトラ
フィオリ……しゅまん……
トゥエルヴ
びしょうねんはくさくなんてない!!!1
アニトラ
いやでも寮祭でやったか!!!!
じゃあでえじょうぶだわな!!!!
トゥエルヴ
がはは!!!!
あれはフィオリの外套だったけどね!!!
アニトラ
逆だった
トゥエルヴ
ふぃおりのにおい……うっ
ふぅ
アニトラ
これで次の卓もがんばれる
フィオリの残り香……(気づきの顔
トゥエルヴ
ソフィアの気配を感じた
アニトラ
外套を返すんだけど(必死に思考を戻そうとしている
こ!?
トゥエルヴ
はい!!!!!
戻れエース!!!!
アニトラ
あっよかった思い出したちょっとまってください
トゥエルヴ
ヨシ!!!
アニトラ
「……あの……外套も、ありがとうございました。わたしにはツァンナが居ますけど……トゥエルヴさん、冷えます……」 手綱を腕に通してから、トゥエルヴの外套を両手の中に取って、トゥエルヴへ差し出す。
トゥエルヴ
「……」 ちらっと外套を見下ろしてから 「僕にも、ツァンナはいてくれるよ」 さっき、僕の気配に気付いても警戒しなかった。少しは仲良くなれただろうか、とツァンナを見やって、その毛並みに触れる。
ツァンナ
特別撫でるのが下手でもないトゥエルヴの手をそのまま受け入れている。獣の体温がトゥエルヴの手に伝う。
トゥエルヴ
特別下手でもないが上手でもない!
アニトラ
許容範囲!!!!!!
トゥエルヴ
ツァンナ先生、採点をお願いします
トゥエルヴ
「………」 ツァンナのその様子に、受け入れてもらえたことを実感して、再び表情を穏やかにさせた。
ツァンナ
5段階評価の3
トゥエルヴ
可もなく不可もなく!!!
アニトラ
伸びしろ!!!!
アニトラ
「単に、上着がないと寒いと思ったんですよ」 声音に苦笑の色を見せる。
トゥエルヴ
「でも、確かに冷えてきたかもね。……そろそろ戻ろうか」 立ち上がってから、アニトラの手から外套を受け取った。
アニトラ
「ええ。穏やかな夜ではあるのですが……そうしましょう」
手渡した後に続いて立ち上がり、ランタンを手に取った。
トゥエルヴ
――……」 歩き出そうとして、寸でで止まる。
アニトラ
こうして少なからず気持ちを伝え合えたことで安心を取り戻したら、ふと気になることが浮かんできた。
アニトラ
あっこれどうぞどうぞになるやつだ
トゥエルヴ
お互い言い足りないことがあった
じゃあお先に!!!1
アニトラ
はい!!!
トゥエルヴ
「……アニトラ」
アニトラ
「あ、はい。なんでしょう?」
トゥエルヴ
「明日、またいつもみたいに、鍛錬付き合ってくれる?」 気付けばここ数日、彼女との朝稽古をすっぽかしてばかりだった。お互いの気持ちを考えれば、当然ではあったのだが。
アニトラ
「心機一転、ということで……勿論、トゥエルヴさんが良ければ、やりましょうか」
トゥエルヴ
「ん」 満足気に、穏やかに頷いた。見ようによっては、薄い表情の中で微笑んでいるようにも思える、そんな顔で。
トゥエルヴ
こんだけでした!!!
アニトラ
大丈夫!!!!!!
アニトラ
そういえば、そうだったと。一度感覚があくと、やはり遠い日のように感じて、なんだか不思議な気分だ。
「……その、」 その話に続いて、先程ふと浮かんだことをと一度口に出して
トゥエルヴ
今度こそ歩き出そうとして、アニトラの声に再び振り返る 「……?」 振り返って、首を傾げた。
アニトラ
「……他人行儀に思うことって……ありますか?」
トゥエルヴ
「…他人行儀?」 思い当たる節がないのか、視線を彷徨わせながら鸚鵡返し
アニトラ
そう聞きながら、慣れた様子でツァンナに跨った。
「……ふふ」 聞いたのは自分なのに、それでいて小さく笑ってしまう。ここまで親しい仲になって、今更気にすることでもなかったかなと、自分の疑問を杞憂に終わらせつつある。
トゥエルヴ
笑うアニトラに、疑問符がもう一つ頭上に浮かんだ 「………」 視線を彷徨わせ、答えを探る。そのうち、うんうんと唸り出した。
――…」 そうしてふと、過去の会話で自分が出した話題を思い出す。
「ええと……」 その考えが正しいかどうか、今一自信が持てず、迷った様子でアニトラに視線を戻した。
アニトラ
「?」 それじゃあ戻ろう、と動こうとしたところで声を出したトゥエルヴを見た。
トゥエルヴ
「……別に、好きな話し方で――いい、と思う………他人行儀、って感じた事はあんまり……」 ないけど……。
アニトラ
「そうですよね」 最初の返答で、そんな風に思ってないのがわかったのだから。
アニトラ
ちなみに過去の会話っていつぐらいにしたっけ(痴呆
トゥエルヴ
いつだっけなぁ…結構前なんだよなw
アニトラ
序盤の序盤か!?
トゥエルヴ
フィオリが話す時、敬語が取れてる事に気付いたっていうCCをした記憶があるんねやな…その時はアニトラもいたはずだ
アニトラ
あ^~なんかあった ぞ
具体的にどれってでないけど
トゥエルヴ
確か3人で一緒にサーカス行った後、カフェとかでそういう……
話を……
した!!!!!
20230127_2
これですこれ!!!!
丸1年経ってました
アニトラ
ありがてえ
はやい
いちねんが……
トゥエルヴ
うっ
アニトラ
何やってんだ団長で草
トゥエルヴ
なんでこんなタイトルにしたんだ
アニトラ
団長繋がり
“繋がり”!?
やめなやめな
トゥエルヴ
繋がり!?!?!?
此処の会話でも
アニトラが他人行儀ってワード出してるな
アニトラ
一気に忍者と極道みがましてきた
あれ!? まじで
トゥエルヴ
ぴったりこ!!!
アニトラ
ほんとや
トゥエルヴ
†繋がっている†
アニトラ
†QED†
うわ~じわじわ思い出くる
トゥエルヴ
ジワァ…
トモダチって感じするって言ってるし
もう一度呼び覚ませ、あの頃の自分
アニトラ
めらめら
トゥエルヴ
「ただ――…まあ……」 再度視線を彷徨わせた
変えようと思ってくれた事に対して 「……少し、嬉しいかもしれない」
アニトラ
「……それでは、出来そうなときにでもしますね。……するね……?」 一度いつもの口調で言い切ったあとに考えて言うも、しっくりこない……いや合ってるはずなんだけども……
トゥエルヴ
あらあら^~
アニトラ
「言っておいてなんですが……なん……」
「……」 目を伏せた。
トゥエルヴ
「……」 そんなアニトラの様子に気付いて 「うん、アニトラ」 おっとりと瞬きをして見せた。優しい声色、暖かいまなざしで少女を見つめる。
アニトラ
「おかしいですね……もう少し、すっと出るだろうと思ったのですが」 ツァンナたち相手と同じ調子ならやれると自分では思っていたのに、そうではなさそうだ。
トゥエルヴ
1年越しの伏線回収感ある
アニトラ
やりましたね~~~~
トゥエルヴ
「いいんだ、焦らなくても。アニトラがそうしたいって自然に思えるようになったら、きっと自然と口に出てくるよ」
「………。それとも、ツァンナみたいに僕もアニトラを乗せてあげれば、慣れるのかな……」 乗ってく…?と寮祭の時にやったように、背中をちょいちょいと示した。
アニトラ
「とにかく、ええ。あまり期待せずに…………えっ」
「の、乗せて頂いた上で、それは……恥ずかしいです……し……」
トゥエルヴ
半分冗談、半分本気。いつもの少年のペースだった。じっとアニトラを見つめる。
アニトラ
「………」 あ、でも身長差あるからそこまで本気には見られないから大丈夫かな……などと逡巡が起こり……
「そう……いう、のは……フィオリさんが、戻って来た時にやっても……よろしいのでは。ええ、彼女に……」 でも本人は嫌がりそうだな……外でそれは……
「というより、そうですよ。あの時はわたしが酔っていましたから、その救護の意味合いでやって頂いたことなのですから……」
アニトラ
適当にフェードアウトしても
よいですよ
トゥエルヴ
助けを求めている
しかたないにゃあ!
アニトラ
んごくんが大丈夫ならいいんですけど!?!?
a few months later
トゥエルヴ
「僕はちょっと、楽しかったんだけどな……」 そんなことを呟きながら、少年とアニトラとツァンナ、二人と一匹が並んで歩いていく。
トゥエルヴ
わかる
区切る!!!って思わないとずっと会話続くパターン
アニトラ
つづくよどこまでも
トゥエルヴ
冗談交じりの親し気な会話が、ただ静かなだけだった森の中に混ざって――やがて木々のざわめきと虫の声に紛れて、消えていった。
トゥエルヴ
おわ!?
アニトラ
「フィオリさんに申し訳が立……ああ、いえ、良かったは、良かったのですが」
アニトラ
二段階結構小さいな 遠ざかってるイメージをつくりたかったやつ
トゥエルヴ
「………?」
トゥエルヴ
君には歴史を変える能力がある!
アニトラ
こうね!
トゥエルヴ
ヨシ!!!!
アニトラ
ヨシ!!!!!!
トゥエルヴ
おわり!!です!!!お疲れさまでした!!!!
アニトラ
ゆっくり楽しんだけど時間は本当にごめんね!!!!!!
トゥエルヴ
気にしないで!!!!!!!
こちらこそお時間ありがとね!!!!!!
アニトラ
おつかれさまでした後々のCCももうしっぽりとやって頂いてもろて
トゥエルヴ
前回も言ったが僕もゆっくりペースな人間なので
アニトラ
いやありがとう~~~仲直りはこっちもしたかったので
トゥエルヴ
本当気にしないで!!!!時間かけた方が色々台詞が思い浮かぶので助かり申す!!!
アニトラ
n回繰り返しそう草 ありがとうね!!!!!
一年前の伏線回収してやったぜ(ドヤ(偶然
トゥエルヴ
💯!!!!!!!!
積み重ねてきたあれやこれが
ここで開花するってのが、いいですね……
アニトラ
仲直りね~~~ちゃんと出来ないと卓終わった後も危険だなって思ってたので本当に良かったです
イイ……
単純にやることやっておいてずっと抱えられないPLもPLなんですが(しおしお
トゥエルヴ
わだかまり全部解消!!!ってわけじゃなかろうが、これで心置きなくって感じや…… SPECIAL THANK YOU!!!
アニトラ
いいんだそれで!!!<全部でなくてヨシ
トゥエルヴ
どちらかというと仲良しこよしの方が僕はちゅき…なので…ありがてぇ
アニトラ
皆とのCCも楽しみにしてるよ(ねっとり
お兄さん///
トゥエルヴ
ギスギス〇だけど◎かどうかは怪しい!!!
がんばるずぇ…
あっ
アニトラ
はい!
トゥエルヴ
ログはこちらね!!!!「20240226_1」
アニトラ
そうだった
トゥエルヴ
ほな…今日は本当にありがとじゃした…
アニトラ
こちらこそ~~~~ありがとうございましたまたよろしく!!
!SYSTEM
アニトラが退室しました
トゥエルヴ
またよろしく!!!!!!!!!!
!SYSTEM
トゥエルヴが退室しました
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