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相刻のネクサス chapter 3 幕間

20240205_0

!SYSTEM
KGMが入室しました
!SYSTEM
アニトラが入室しました
KGM
よろしくおねがいします
アニトラ
ふええ
よろしくお願いします
KGM
場所とかイメージありますかねえ
アニトラ
ちょっとまってね
割りとどこでもおかしくないのかも
人がまばらになっているところでも
KGM
どこがいいかなぁ
アニトラ
例の待機位置的な場所には戻っていかなそうな気もしてる
KGM
いくつか候補をあげるので選んで!
庭園の隠れたベンチ 図書館の隅っこ 夜間は使用されていない教室 中庭の小さな池の側
アニトラ
<◯><◯>
教室はえっちですね…
そのへんふらついて行きそうなところはベンチや池の側かなぁ
図書館って祭りやってるけど一応空いてるもんかな
KGM
やるなら空いているということになる(?
まあベンチや池あたりが通りかかりやすそうではある
アニトラ
じゃあフィオリも行けそうなところで…
KGM
じゃあ中庭の小さな池のそばにある隠れたベンチで…
アニトラ
隠れたベンチ、使用されていない教室 そこになにもないはずがなく……
KGM
アニトラさんがそこで休んでるところに通りかかる感じでいいかね
アニトラ
りょ~です
ふぁい!
 
 
 
 
KGM
軽く描写するんじゃ
アニトラ
りょっぴ
KGM
夜は更け、月は高い位置にあるが、その日のロージアン魔法学校はいまだ歓声と喧噪に包まれていた。
まるで生徒たちから忘れられたように、そんな祭りの賑わいとは、対照的な場所もあった。
そこは校舎の合間にある中庭の、小さな泉だった。
月明かりが水面を照らし、泉の周りに植えられた花々がほのかに香り立っている。
周りからひっそりと隠れるように佇む古いベンチに座れば、祭りの喧噪を遠くに聞きながら、風が木々の葉をそっと揺らす音を楽しむこともできる。
KGM
こんな感じでどうか
アニトラ
おkどす
アニトラ
その古めかしいベンチには既に先客が一人居た。浅く腰を掛け、膝に脱力した腕を乗せ、項垂れるように前屈みでいる。
目の前の景色は池の水面だ。そこにはゆらゆらと揺れる月明かりの帯。揺れているのは自分の視界のせいか、緩やかな風に揺れる水面のせいか……。
花たちの仄かな匂いや穏やかな風は、確かに酔いを覚ますには良い助けとなっている。ただ、未だ抜ける気配がない。まだ時間を要しそうだ。
KGM
これははいっていいやつ!?
アニトラ
あっあっいいです
KGM
ふぁい
フィオリ
―――……」 丁度そのころ、ひとり夜道を歩く少女がひとり。
アニトラ
「………」 一体、あの飲み物はなんだったのだろう。風邪でも体調が悪いでもないのに続く熱と、ぼやける視界……
フィオリ
仲間たちと共に楽しい時間を過ごしていたが、少しずつ解散していって、ふと気がつくと、フィオリは一人になっていた。おそらく、他の仲間たちはそれぞれ好きなように夜を楽しんでいるのだろう。
そんなわけで、フィオリは自分でも、一人で校内を散策してみることにした。
長い間、この学校にいながら、こうして寮祭を満喫するのは、実は初めてのことのような気がしていた。一人でのんびり歩いてみるのも、なかなか良いものだ。
特に、どこに向かおうというわけではない。ただ、足の向くままに歩いて――
――そういえば、こんな場所もあったっけ。
そこは校舎の合間にある中庭の、小さな泉だった。
月明かりが水面を照らし、泉の周りに植えられた花々がほのかに香り立っている。
ふだんはほとんど気に留めないような場所だ。
フィオリとて、やはりどこか、祭りに心が浮き立っていたのだろう。ふだんは気に留めないような場所に吸い寄せられたようにたどり着いたことが、少し面白いような気がして、泉のほうへと近づいていく。
「……?」 おや、先客が……
――って…… アニトラさん?」
アニトラ
人気のない場所へいってあんなことこんなことするカップルを見かけてしまうフィオリ SR
KGM
ありそうだから困る
アニトラ
祭りの喧騒は完全に遠くの環境音だ。この周りはせいぜい木々が揺れる音しか耳に聞こえない。そこに一人分の足音が加わったことに気づいたのは、声をかけられる直前だった。
前屈みから起き上がる前に、一息挟む。ゆっくりと身体を起こして、それからフィオリを見た。
フィオリ
そういえば、アニトラはしばらく前から姿が見えなかった。こんなところに居たのか、とフィオリは意外に思いつつ
「休憩中ですか?」
少し笑ってベンチに歩み寄る。
アニトラ
まだ酒が抜けきっていない、赤みを差した頬のままだった。見ようによってはそれは寒さがあってと思われるが……
「ああ、フィオリさん……でしたか」 遅れたリアクション、いつもより幾分かゆったりとした口調。吐息には度の強い酒を飲んだと思われるようなアルコール臭があり……
フィオリ
「……?」 暗がりにあってよく見えないが――
光明アレステル』 フィオリは小さく呪文を唱えて、魔法の明かりをつくった。光の玉は空中に浮遊し、ベンチの周りをふんわりと照らす。
風邪――? 明かりによってあらわになったアニトラの顔の赤みに、最初はそんなことを思い、近寄って彼女の額に手を当てる。
火照った熱を感じたが、それが風邪から来るものでないことは、そうして近づけばすぐに分かった。
「……もしかして、酔ってます? だいぶ」 
アニトラ
「……ああ、すみません。その通り、です」 ひんやりとした手の感触が気持ちいい。触れられながらどこかそう思いながら、控えめに笑みを返した。
フィオリ
アニトラは種族柄、子供のように小さいが、れっきとした大人の女性だ。年齢だけではなく、その振る舞いも。
だから、 「……珍しいですね、アニトラさんがそんなに飲むの」 そのまま手をあてながら、ちょっと意外そうに言った。
アニトラ
図書館以外全部その可能性あるから、第六感が自然とえっちな場所をとらえている……
KGM
アニトラさん??
アニトラ
いえこれはフィオリさんがってはなしがですね(ろくろ
KGM
えっちだっていうヒトがえっちなんですよ
アニトラ
フィオリは事実じゃないか!!
アニトラ
面映ゆいのか、そのまま伏し目がちになる。 「その……思わぬ事情が、ありまして」
フィオリ
「……事情?」 身を起こし、少し首をかしげて
「……。横、座ってもいいですか?」
アニトラ
「ええ。お構いなく、どうぞ」
フィオリ
わざわざ尋ねるところが、この少女らしいと言えば少女らしい。
アニトラ
「……トゥエルヴさんと、競技場へ、行っていたんです。箒に乗って、ボールをやり取りする……」 あれはなんと言ったか。しかしこの説明をすればまあ、大体は伝わるであろうと、競技についてはそこで切った
「見ている内に、お互い、喉が乾きました。そこでトゥエルヴさんが、購買を見かけたので、買いに行って……下さいまして」
フィオリ
アニトラの隣に座りながら、頷いて続きを促す。そういえば以前、興味を示していたなと思い出しながら
「? はあ」 まあ喉くらいは乾くだろう。何も不思議なことではない
アニトラ
考える少しの間、 「確かに……葡萄と、魔法の粉を混ぜたもの……と、聞いたのですが」
「同じものを飲んだはず、でしたが……魔法の粉によって、違ったのでしょうね、もしかしたら」
「あるいは……お酒に、魔法の粉を混ぜたもの、だったのか。それから、ずっと……です」
KGM
元のログを読んでいるんだけど
アニトラ
はい
KGM
葡萄と、魔法の粉を混ぜたジュース、と思っているけど、全く別の普通に強い酒を飲んでしまったって感じであってる??
アニトラ
本人たちは正体わかってなくて、
酒に魔法の粉を混ぜたものなのか、
単純にただのつえ~酒だったのか
ちょっとわかってないかんじです
KGM
おっけーです
アニトラ
度が強めの一杯! つってるから
フィオリ
「ま、魔法の粉……?」 ちょっと、なにかヤバいもの混ぜ込んでないでしょうね
アニトラ
実際ただの酒だったかも……
アニトラ
「詳しいことは、わかりませんが……そのようなものを……ご存知では……?」 なかった……? 伺うように、熱で潤む目がフィオリを見上げた。
フィオリ
「………」 フィオリは考え込む。ということは、競技場近くの出店のはずだ。売り場を突き止めて、教師に報告したほうがいいだろうか。毎年数件はあるのだ。寮祭にかこつけて、やりすぎる手合いが。
そして教師に報告そんなまねをするような野暮なやつが、生徒たちから煙たい目で見られていることなどフィオリには関係ないのであった。
「流石に、からだに不味いようなものを混ぜるような馬鹿はいないと信じたいけど……――
「………」 潤む目に見つめられて、同性ながらどきっとする
アニトラ
時折物憂げに、長い吐息を挟む。ああそうだ、これは言っておかないと、と付け足すように口を開き、 「トゥエルヴさんは……平気でしたよ」
フィオリ
(……ちょっと、何をどきっとしてるのよ……)
「え? そ、そうですか」 トゥエルヴは何も感じなかったと――? 「……生意気」
アニトラ
「わたしのとは……違う味だったみたい、でしたので……ええ」
「わたしのを少し、口に含みましたら……呻きましたから」
フィオリ
「……。お酒の話ですか」
「それじゃ、トゥエルヴのポカね……。まったく、アニトラさんに何を飲ませてるのよ」
アニトラ
「……やはり、お酒だった、のでしょうか」
フィオリ
「……まあ、それは」 お酒の甘い匂いが思いっきり漂ってきますし……。
「大丈夫ですか? 水、もらってきます?」
アニトラ
匂いについて、自覚を持てないのであった。身体や感覚の変化は、確かに違うと感じていた。自信がなさそうに、自分の手首を撫でた。
「……」 そういえば、水を飲もうとしていたことを忘れていた。些細なことが頭から抜けてしまうとは…… フィオリの言葉を受けて暫し瞬いた後、
「ご足労頂く、のも。それに、そういうところ……近くに、ありました?」
フィオリ
「ええ。少し歩いたところですけど」
「水を生み出す魔法が使えればよかったんですけど、真語でも操霊でも、そうした魔法は習っていないんですよね……」
そういうのは妖精魔法が得意とする分野だ。しかし、この世のどこかには存在するかもしれないとフィオリは思う。遺失した魔法や、一部の地方にのみ伝わる小魔法の数々の中には、そうした魔法があるかもしれない
アニトラ
「その、二つの魔法が、広く普及していた時代、でしたら……。似た魔法は、あったかもしれませんね」
――……」 逡巡の間。なんだか悩ましい吐息が挟まる。
「お願いしても……いいですか? フィオリさん」
フィオリ
「ええ。なにせ、『くずかごに投げたゴミが必ず入る魔法』や『眉毛がただ伸び続ける魔法』なんていうのが実在しますからね」
「どんな魔法があっても、不思議じゃありません」 くすくすと笑う。
アニトラ
同じように、くすくすと小さく含み笑いを返した。
フィオリ
「……前者は意外と便利ですけど」
KGM
フィオリ、使えます。
フィオリ
「はい、もちろん。それじゃ、ちょっと行ってもらってきます。……水のほかに欲しいものあります?」
アニトラ
意外と散らからずに済む(部屋が乱雑になっていないとは言っていない
アニトラ
「重宝、していますか」 頼りにすることもあるのかなと、小さく想像する。 「ありがとう、ございます。他には…………」 他に……。
月明かりに照らされるフィオリを暫し見つめてから、 「……フィオリさんが、居て下さいましたら、今はそれで」 大丈夫ですと。
フィオリ
―――………」
いつものアニトラではないのは分かる。しかし、それにしてもどうしてこんなに危うく見えるのか。
お酒の力って怖い……。 「……行ってきますね……」
そそくさと席を立ち、中庭を出て、喧噪の中に戻る。ちょっと出てみれば、まだまだ出店は運営中で、選ぶくらいの余裕はあった。
アニトラ
「…………」 今、何か違うことを答えただろうか。それはとにかく了承した様子なので、緩やかな頷きを返してその背を見送った。
フィオリ
列に並び、自分の番が来たところで、飲み物を頼む。ただの水は生憎取り扱いがなく、冷水に柑橘類の果汁を絞ったものしか見つからなかった、まあ仕方あるまい。
ふたり分を受け取り、戻っていく途中で―― ふと、アニトラも旅の終わりに開放的になっているのかもしれない、と思う。そうでなければ、いくらトゥエルヴがポカをしたとて、あんなにベロベロになることはあるまい。少なくともフィオリがイメージするアニトラは、そういうことはしない。
「……そうね」 であれば、息抜きをするのは良い事だ、と少女は思った。アニトラには散々世話になっているし、その恩返しというわけではないが、自分がしっかりフォローしよう、うん。
――と、そこまで思考が巡ったところで、フィオリはアニトラの所へ戻ってきた。
アニトラ
月明かりの帯が揺らぐ水面に、数々の魔法の光が時々混じる。二つの光で出来た葉の影が水面に落とされる。小さな絵画がそこに出来ているようであった。
フィオリ
「……アニトラさん、お待たせ」
眠っていやしないかと、少し控えめな声で
アニトラ
待っている間、その光景に目を惹かれて静かに見つめていた。フィオリが最初に声をかけた時よりは反応早く、その声に顔を上げて、首を横に振って慎ましく笑んだ。
フィオリ
「味ついちゃってますけど、これでも飲んでください」
アニトラに飲み物をわたし、再びその傍らに腰を下ろした。
アニトラ
「いえ。ありがとう……フィオリさん」 ようやく喉に通すもので落ち着くことが出来るだろうか。無意識に安堵が混じる。
フィオリ
「……何か、考え事でもしてました?」
じっとどこかを見つめていたようだった横顔を思い出し、優しく問うた
アニトラ
「大したことは、何も……」 ただ、考え事と聞いてから、それにつられて取り留めのない思い出が心に浮かんだ。
「……ねえ、フィオリさん」 それで、口からぽつりと溢れだした。
フィオリ
「………」 ちびりと一口唇を湿らせ、どこかに思いを馳せているアニトラの横顔を盗み見ていると
アニトラ
「冒険や、旅を始めるのに……人それぞれ、理由がありましたね。フィオリさんも、レイヴェンさんも。トゥエルヴさんも、イーサンさんも。わたしも、そうです」
フィオリ
ふいに、名を呼ばれた。 「?」 なんですか、と仕草で返して
――……」
「ええ」 旅を始める理由。そして、旅を続ける理由
静かに、アニトラの言葉の先を待つ。
アニトラ
「それに対し、貫徹することも、良いことです。冒険の果て、目標が達成することも」
「横道に逸れても。その過程で、道に迷っても。失うことがあっても。意義を見出せなくなっても」
フィオリ
「……」
アニトラ
「やめるのも、はじめるのも、本来は自由なんです。ただ違うのは、環境です」
フィオリ
この小さな先達が、すすんでこうした事を言うことは、珍しいように思う。それだけに、その言葉を聞き逃すまいとアニトラの横顔を見つめる
アニトラ
「それは、周囲状況だけでなく、人との繋がり。独りで、気丈にやり抜くのも、それは力です。しかし……頼れる物事が、一つでも多い状況、というのは……確かな心の支えになるものです」
「頼れ、という……話ではありません。わたしは多分、そのことを……ここに来て、知らずの内に学んだことだと、思っています」
フィオリ
「……アニトラさんにとっての、今の。旅を――冒険者を続ける理由は、繋がりそれですか?」
ここよりずっと東方―― オルトラントの地で、ずっと以前に、アニトラの旅のきっかけを聞いた。
アニトラ
「……どう、なのでしょう。漠然と〈星の標〉の冒険者として、旅を続ける中で、もしかしたら……含まれているかも、しれません」
フィオリ
自分がそうであるように、アニトラもまた、変わったのだろうか。
「……そうですね」
「旅の目的は…… 生きる目的は、別にひとつじゃなくていいんですよね」
アニトラ
「そうです。必ずなければならないわけでは、ありませんから」
フィオリ
「わたしも、ロージアンここしか知らなかった頃から随分変われた気がします」
「いつのまにか、自分の居場所だと思える土地が、ひとが、増えて……」
――。アニトラさんも、そうなんですか?」
自分の紡いだことばに、先ほどのアニトラのことばが重なって、ふと、小さな先達に問うた
アニトラ
「ええ。わたしも、あの家族なかが世界の全てでした。そのために生きて、戦い抜くつもりでした。……私達のことは忘れて、自由に生きて欲しいと、願われるまではね」 受け取った飲み物を両手に、確かに語る。
フィオリ
―――……」
日頃表に出さないことを口にするのは、酔いのせいもあるのかもしれない。それでも。
KGM
途中であれだけど時間だいじょうぶかしら……
アニトラ
やれる!!!1
KGM
わがった
アニトラ
うってる!?
KGM
あごめん打ってない
アニトラさんの続きを待っています
アニトラ
りょ だします
アニトラ
「自由と聞いて、わたしが思い浮かべたのは、イルスファールのことでした。その気風なりは、家族から度々耳にしたことでしたから」
「それを頼りに……紆余曲折ありましたが、辿り着きます。そして、ひとまずの生活のために、資金を稼ぐ必要があります。これが、冒険者を始めた理由です」
フィオリ
「……そうですね。あの国は、どんな者も受け入れてくれる文化のある国ですから」
「それも十分な理由だと思います。腕や才能がある人が、見知らぬ土地で身を立てようと思ったら、ひとつの近道ですから」
アニトラ
「はっきりとしない目的と思いを抱えて、旅を続けました。それは時に危うさを生むことでしょうが、そうせざるを得ませんでした」
「……そうしたわたしが今、この状況にあります。その……ですから……」
フィオリ
ただ、食べるだけなら、比較的危険の少ない仕事を受け続ければいい。実際、そういう稼ぎ方をする冒険者も沢山いる。妖魔狩りだとか、荷物運びだとか。
アニトラは、功名を追うタイプではない。そんな彼女があえて危険な仕事を引き受けるのは、きっと理由があるはずだ。
アニトラ
「わたしも、フィオリさんと同様に、色んな出会いを経て、楽しかったのです。交流を重ねて、良いと思ったのです」 飲み物片手に、片方の手をフィオリの手に重ねるように伸ばした。
フィオリ
「………」 ふいに温もりを感じた。
アニトラの小さな手が、自分の手に重ねられている。少女は飲み物を置くと、そっとその上からもう片方の手を重ねた。
「……ちょっと照れくさいけど、嬉しいです」
「いまのアニトラさんの世界に、その一片に、わたしが居ることが。居させてもらえることが……」
「一緒にいて楽しいと、そう言ってもらえて…… とても嬉しい、って、感じます」
アニトラ
「……ありがとう、ございます」 重なる手を軽く握るように力を入れた。
フィオリ
「……さっき、冒険を続ける理由について、話したじゃないですか」 レイヴェンと一緒にいたときのことだ
アニトラ
「ええ。少し前に」
フィオリ
「肩肘張って…… 義務のために仕事をしてきたつもりでしたけど」
振り返ってみれば、楽しい瞬間はあった。アニトラと同じように、色々な出会いを経て、色々なことを経験して――
「もし、このあと冒険者を続けるなら―― 世界を拡げるために旅をしたいです」
「その世界に、アニトラさんや、みんなが居たら、きっと楽しい」
アニトラ
控えめながらも、感慨深そうに柔らかく笑み見せた。自分も飲み物を脇へ置いて、更に手を重ねてその手を撫でた。
「是非、そうしてみて下さい。きっとその自由が、待ち受けていますから」
フィオリ
「ありがとう、アニトラさん」
これから、どうすればいいか。どう生きていけばいいのか―― 「少し、心が晴れた気がします」
ふ、と微笑んで
――すこしは、酔い…… 落ち着きました?」
アニトラ
「……力になれて、良かったです。胸の内を明かすことが、友の条件だとは思っていませんが…… そのさっきの、フィオリさんの言葉を考えて……」
フィオリ
「条件だなんて」
「わたしはとっくに、アニトラさんの事を気の置けない友人と思っているんですけど?」
違うんですかひどい、なんて、悪戯っぽく戯れるように
アニトラ
「………」 はにかむような、微妙な表情の移り変わりを見せつつ、最終的には微笑んだ。
「ありがとう……フィオリさん」
ちら、と脇に置いた飲み物を見やる。 「……どちらがいいんでしょうね。まだ、と言うべきか」
KGM
そのとき、わあっ、と通りのほうで歓声があがった。どうやら、生徒たちはまだまだ眠るつもりがないらしい。
アニトラ
夜通し祭り倒す生徒たち
フィオリ
どちらが――? まだ、酔っていたい、ということだろうか
「……良かったら、表で少し飲みます?」 「今度は、あやしいやつじゃないのを」
「わたしもたまには――。わたしが飲もうとすると、なぜかみんな止めにかかるんですよ? 全く、失礼だわ。子供じゃあるまいし」
アニトラ
「あ、の、それは……」 言葉が自分の中で交錯した。
KGM
ちょっと時間も深いですのでそろそろ〆に向かおう思っております!
アニトラ
はい!!!!!!
アニトラ
「……かなり、大胆になることを……人から聞きませんか?」
フィオリ
「………」
「……大胆って……どういうことですか?」
アニトラ
「それでも良いのであれば。……どちらにしても、頂いたものは飲みます」 さっき買ってきてくれた飲み物の方を、視線をやる。
フィオリ
「………」 聞きたいような、聞いておかねばならないような、聞きたくないような。
「……あ、あはは……」
アニトラ
「……ツァンナを撫でに行ったり……」 してたよね……
フィオリ
「……そ、それくらいは良くないですか……?」
もっとすごいことを想像していた。ツァンナを撫でにいったくらいなら…… 許容範囲な気がする。大丈夫だ、たぶん。
醜態をさらしたりはしていない。たぶん。
アニトラ
よしじゃあ飲んで終わりにするのなら
アニトラにどんな醜態晒したか
教えて下さいね
KGM
今度ね!!
アニトラ
具体的なことPLがどのへんでなんだったかちょっと今思い出せないから!!!!!
今度
必ずだぞ!!!!!
KGM
フィオリもあんま覚えてないから
この後どんなことがあったか教えるのかとおもった
アニトラ
どんなことあったっけ(痴呆
でもなんか大胆なことやってたきがする
けどそれを今もってこれない
フィオリ
ベンチから立ち上がり、立てます? と、アニトラに手を差し出す。 「それじゃ―― 行きましょうか」
アニトラ
教えるなら教えながら飲む感じに!!?!?
KGM
分からないなら分からないままにしておこう……
アニトラ
PLが忘れちゃってわからないのほぉ
キー
とりあえず出した覚えのある酒癖をかのPが覚えてるならそれを語ったってことにしたいし
わからない方がおいしいならわからないままでいいです
ってかんじです
KGM
そんなにやばいことはしてないと思うヨ ちょっとべろべろになって危うくなるくらいだ
アニトラ
飲み物を手に取りつつ、その手を取ってゆっくり立ち上がった。ありがとうと短く声をかけてから、
アニトラ
ヨシ!
KGM
わたくしもぱっとはおもいだせない…
アニトラ
ぅわたくし…
アニトラ
「……ええ、探しましょう。それとも、目処はついていますか……?」 などと聞きながら、共に歩いていく。
フィオリ
「さっき、表に出たときに、隣の寮がやってる青空バーがあって……」
などと答えながら、ふたりは歩いていく。
KGM
おわり?
アニトラ
でおけです
すみません
このような時間まで…………
KGM
いえいえ お疲れさまでした ありがとう!
アニトラ
おつかれさまでしたおつかれさまでしたおつかれさまでしたぁあ
ごめんみんな! のむの見過ごしたしなんならまたのんだ!!
KGM
ヨシ、また本編でよrしくー
アニトラ
ありがとうございました、またよろしく~
!SYSTEM
アニトラが退室しました
!SYSTEM
KGMが退室しました
背景
BGM