- !SYSTEM
- イーサンが入室しました
- !SYSTEM
- KGMが入室しました
- イーサン
- こんにちは。お時間いただきありがとうございます
- KGM
- よろしくお願いしますー
- イーサン
- シチュエーションとしてはラウンジでこうちょっと話をする感じで考えております。
- 誰でも入ってこれる感じで考えておりますので参加はご自由にです>天井
- よろしくお願いいたします。
- !SYSTEM
- トゥエルヴが入室しました
- トゥエルヴ
- シュ
- KGM
- シュシュシュ
- じゃあ軽く描写しましょうかね
- !SYSTEM
- ソフィアが入室しました
- イーサン
- ありがとうございます!
- ソフィア
- とりあえず入っておくだけは入っておくのよ
- イーサン
- ありがとう、ありがとう、ありがとう
- KGM
- 時系列的には遺跡からかえってきて、宴をした後……かな
- トゥエルヴ
- ソフィア!?
- KGM
- 昼がいい夜がいい
- イーサン
- 後…くらいですね。アヴァールの宿屋あたりで考えてました
- 夜で考えてました!
-
-
-
- KGM
- ケルディオン大陸北部シンダリア地方、アヴァール王国。
- イルスファールから遠き地にて、冒険者たちは魔術師の少女フィオリと共に、魔剣の在処を探る旅をした。
- 様々な出会いを経て、地の底に眠る古代遺跡にて、冒険者たちはついに刻の魔剣を回収することに成功する。
- しかし、ロージアンから魔剣を持ち出した当人である、フィオリの父――アルドリック・ウル・シールは、誰に看取られることもなくすでに故人となっていた。
- 当初の目的を果たした一行はアヴァール王国に帰還し、協力してくれたドワーフのアナグラと共にささやかな宴を開いた。
- 宴は深夜まで続いた。
- その翌日―― アヴァール王国最後の一日を、冒険者たちは思い思いに時を過ごす。
-
-
-
- KGM
- 静謐な朝と、活気の昼を越えて、ふたたび夜がやってきた。
- 冒険者にとっては、この地で過ごす最後の夜だ。
- この宿を根城にしてから、もうずいぶんになる。
- すっかり使い慣れたラウンジでは、暖炉の炎がぱちぱちと、いつもと変わらず燃えている。
- KGM
- とそんなかんじでお待たせ!
- イーサン
- ありがとうございます!
- 書類作成のためにフィオちゃんをお呼びした感じでいいでしょうか…
- KGM
- (どういう書類だっけ)
- イーサン
- (イルスファールとか学園への報告のための書類とかって考えてました…)
- ソフィア
- ネクサス!(報告書類)
- KGM
- ロージアンへの報告書ならレイラとフィオリが作ってると思うから、イルスファール向けがいいかな
- イーサン
- ネクサス!(いえすざっつらいと!)
- 了解です。ありがとうございます。
- KGM
- というか魔術団の人たちはそういうことのためにもいる
- イーサン
- 魔術団…優秀
- KGM
- 雑務をやってくれる人がいてこそ現場の人間は働けるのだ
- ソフィア
- それをしなかったら一体何のためにいるのかわからなくなってしまうだろ
- ってトゥエルヴがいってました
- KGM
- 備品の発注とかもしてくれる(?
- トゥエルヴ
- ??
- イーサン
- 優秀!
- では、えー、お手数ですがイルスファール報告書類作成のために依頼人であるふぃおちゃんの意見も聞きたくラウンジに来てもらった感じでよいでしょうか…か…
- フィオリ
- 「――ふむ…… ここの表記は、こうしたほうが分かりやすいかもしれませんね」 考えるときのクセで、ペンを指でもてあそびながら、草案をチェックするフィオリ
- イーサン
- ありがとうございます!
- KGM
- ここの数字、領収書とあっていませんよ
- イーサン
- それはトゥエルヴ
- ソフィア
- 掛け算すら出来ない男 トゥエルヴ
- トゥエルヴ
- 最近引数が出来るようになりました
- ソフィア
- すごーい
- イーサン
- 「なるほど…」フィオリの意見を取り入れながら、指摘をされた点を素直に取り入れ、修正点をまとめていく。
- トゥエルヴ
- へへ…
- !SYSTEM
- BGMを変更 by イーサン
- 優しい暖炉の火80%
- フィオリ
- この探索は、ずいぶんと長旅になった。いつもは簡易なものでも済む〈星の標〉への報告書も、なかなかの大作になった。――というよりこれは、イーサンの性格によるものという事もあるかもしれないけれど。
- イーサン
- イルスファールへの報告のための書類を作成していたが、依頼人であるフィオリの意向…ロージアンの視点からも確認をしていたところであった。
- KGM
- い、い…… いんすう
- ソフィア
- ぶんかい
- 因数分解ができるようになったトゥエルヴ
- イーサン
- 真面目で堅物な性格がよくあらわれていると感じるかもしれない。
- KGM
- 怒りも悲しみも因数分解してやるわ!!(どういうこと?
- トゥエルヴ
- かしこい……
- イーサン
- 尚いつもであればここまではしないものであるが…他国が関わっている状況であるため、報告書の中身を慎重に選ぶ必要があると判断した。
- KGM
- ロージアンの――スタニスラス学長へ提出する書類もあるのだが、そちらはレイラを中心に、より専門的なレポートとして仕上げられるだろう。フィオリは今回は依頼人の立場でもあるし、あとは誰が適任かというとイーサンになるのは自然であった。
- イーサン
- おいたんやあにとらさんやそふぃあも作れますが性格上適任なのは兄なのはそうです…トゥエルヴ君?まあ…彼は…うん…
- トゥエルヴ
- やんのかてめぇ!
- ソフィア
- フィオリを持ち上げる報告書ならいくらでもtね
- フィオリ
- 「でも、気になったのはそのくらいです。ガルバさんに提出する文書としては充分…… というか、充分すぎるくらいじゃないですか?」
- イーサン
- 「無論、内容に不足はないように記載した。ただ…今回は常と違い、ロージアンやアヴァール…他国の機関が関わっていることもある。中身を確認してほしかった」
- フィオリ
- 「あ、でもライフォス神殿の方にも報告する必要があるのかな……。実は言うと、イーサンさんやトゥエルヴが、どういった雇用形態で仕事をしているのか、あまりイメージできていないんですけど」 特にトゥエルヴに聞くのは憚れるし……
- 「几帳面ですね」 ちょっと笑って
- イーサン
- 「そのあたりは心配はない。今回は神殿を通しての依頼ではなく、冒険者として受けたものだ。行った活動を報告はするが…ここまで詳細なものである必要はない」
- 「雇用形態…神殿内の立場でいえば、神官戦士という立場にあたる」
- フィオリ
- であればやはり、この記述で充分だろう、とフィオリはうなずく。
- イーサン
- 「以前共に行った依頼のように…主には蛮族や第二の剣の神が関わる事件の対応…あとは他の神殿も同様だが、治安維持のための巡回、孤児院の運営とその補助…主にはそんなところか」特に他の神殿の神官戦士と大きく変わりはない職務内容である。
- フィオリ
- 「一般の神官とちがい、戦う力を併せ持ち、仕える神の教義や価値観をあまねく地に示すこと――ですね」 教科書通りの定義
- イーサン
- 「相手にしている者が者だ…職務上、武力行使が必要になる場合もある」それはある意味冒険者と同じでもあるし、以前の依頼でフィオリも目にしていることである。
- そういえば…トゥエルヴはあのこと…神殿での仕事を免除されている件についてフィオリには伝えているのだろうか…?
- フィオリ
- 「……イーサンさんは、トゥエルヴと一緒に仕事をすることもあるんですか?」
- トゥエルヴ
- えらいのでつたえた
- イーサン
- 「俺とトゥエルヴでは立場は違うが…共に仕事をすることはある」
- KGM
- えらい!
- ソフィア
- えらくない
- フィオリ
- 「それは…… 例えばさっきの話にあったような?」
- イーサン
- 「ああ。俺もトゥエルヴも戦うことができる者だからな」
- トゥエルヴのことが気になるのだろうか。確かにあいつに聞いても…………。
- イーサン
- 心の中で言葉を濁した兄。
- フィオリ
- その口ぶりには、以前見聞きした、原理主義的な極端な排斥活動に関わっているような気配はない。もっとも、イーサンとてナイトメアであるし、そうではないと思ってはいたが、その確認をできてフィオリは少し安堵した。
- イーサン
- 「トゥエルヴのことが気になるのか?」
- トゥエルヴ
- にごしきれてないぞ
- KGM
- 透明だ
- イーサン
- だって君に職務の事聞いても
- ね?ほら…ね?
- フィオリ
- 「え」
- トゥエルヴ
- 真面目に答えてくれるかもしれないじゃん!
- イーサン
- 確かに以前の依頼や少し前は危うさもあったが…最近はなりをひそめてきたはず…。
- しかしながら危なっかしさはあるのは否定できないところである。
- フィオリ
- 「――そう、そうですね」 お見通しのようなので、半ば開き直ることにした。 「最近はそういうところを目にはしませんが、仕事のことで、塞ぎこんでいる時期があったように思うので、」
- 「冒険者としてではない彼の様子を、イーサンさんならご存じかと思ってお聞きしました」
- トゥエルヴ
- 新社会人になった息子について話し合う父母に見えてきてもうだめ
- KGM
- わたしがママよ
- トゥエルヴ
- ママァ…
- イーサン
- 冒険者としてではない彼の様子
ふてくされてどこかに行く、ちょうちょを追いかけ始める、神殿の中庭で女の子と密会していたと噂が流される
- トゥエルヴ
- ろくでもねぇ!
- イーサン
- 書類提出の期限を守らなくて事務方に追いかけまわされる
- イーサン
- 「気にかけてくれてありがとう。冒険者としてではないトゥエルヴの様子…か」
- 「トゥエルヴは冒険者になるまで神殿で育ったのもあり、ライフォスへの信仰心が厚い。職務に対しては真摯に取り組んでいる」
- KGM
- 神の声が聞けないのかわいそう
- トゥエルヴ
- (唇を噛み切る
- イーサン
- 「その反面…視野が狭くなるところがあり、また、精神面も同年の者と比べるとまだ幼いところもある」
- フィオリ
- 「……彼がどういった職務を果たしてきたか、それなりに知ってはいるんです。それに対して誇りを持っていることも」
- イーサン
- 「ゆえに彼の保護者である司祭様は、彼に広い世界を見て欲しいと考え、彼に冒険者としての活動をすすめた」
- トゥエルヴ
- せめて後見人って言いなさい
- イーサン
- だってママじゃん…
- 君マザコンだし…
- フィオリ
- 「……けれど、トゥエルヴは最初に会った頃から変わって…… 変わろうとしてくれて、」 「変わろうとしたために、それまでの彼を支えていたものとぶつかりあって、それがトゥエルヴを傷つけているんじゃないかって、ずっと気になっていました」
- 「そうですか。司祭様が…… 広い世界を、と」
- 考えてみれば当たり前だが、自分の知らぬところにも彼を案じている人間がいるということに少し安堵した。
- トゥエルヴ
- あにとぅらさんと一緒に入ろうと思ってたけどそろそろ入るか…フィオリパパの話の時間だ!
- KGM
- いいぜ
- イーサン
- 「確かに、世界は優しいところばかりじゃない。今までのトゥエルヴにとって受け入れがたいものもあり、悩み葛藤もするし…フィオリが言うように、傷つくこともある」
- 『……知らなきゃ、良かった……身近な人を殺されたら、こんなにぐちゃぐちゃになるなんて……僕、今まで――』そう言っていた少年の言葉が頭をよぎった
- KGM
- はやく入りなさい。ちゃんと肩まで浸かるのよ!
- トゥエルヴ
- もーー!今はいろうとしてたの!!!ママがそういうから入る気なくなっちゃった!!!
- イーサン
- 「だが、俺は…トゥエルヴなら、答えを出し進んでいけると信じている」
- KGM
- もーー! トッくんはまたそういう屁理屈言って! ママ知りませんよ!
- フィオリ
- アニトラたち、友人たちと、無邪気に笑いあう少年の姿が脳裏に浮かぶ。
- 「―――はい」
- イーサン
- 「フィオリ、君に対しても俺はそう思っている」
- フィオリ
- 「……わたし、ですか?」
- イーサン
- 「君については精神面も成熟し思考もでき、能力も極めて高い人物だととらえている」
- !SYSTEM
- アニトラが入室しました
- トゥエルヴ
- アニトラ!?
- アニトラ
- 入る気なくなっちゃった!!!!!
- トゥエルヴ
- 一緒にはいろ❤
- アニトラ
- うそです
- ( ・∀・)イイ!!よ
- トゥエルヴ
- ヨシ!!!
- フィオリ
- 「………」 そう面と向かって言われると流石に面はゆいですね……
- イーサン
- 「反面、一人でどうにかできてしまうがゆえに、一人で背負ってしまうのではないかという危うさを感じることがある」
- KGM
- ∀・)
- トゥエルヴ
- 例によって、寝る前の運動から帰ってきた感じで、いいか!?
- KGM
- いやらしい!!
- アニトラ
- いいよ(いみしん
- トゥエルヴ
- いやらしい!!!
- フィオリ
- 「そんなことは―― 無いですよ。現に、こうやって皆さんに力をお借りしているでしょう」
- トゥエルヴ
- そんな時、外扉が開かれる。外の冷たい夜風とともに、二人――小柄なものと背の高いもの――の人影が宿の玄関口へと姿を現す。
- フードを被った背の高い方は、一度玄関口でふるふると頭を振るって、積もり始めていた雪を軽く払った。そうしてからフードを降ろすと、柔らかく長い黒髪がさらさらと肩にかかる。
仄かに赤くなった頬が露わになり、寒暖差で潤んだ瞳がラウンジから漏れる光を追いかけた 「……? 話し声が聞こえる」 そんなことをぽつり零して、自身の頭数個分は下にいる小柄な方へと視線を投げた。
- イーサン
- 「…そうか。俺の杞憂ならばいい」
- フィオリ
- 「………」
- アニトラ
- なんか自分の名前一覧みたら
- アニトラ二人いて勝手にわろてた
- なんでいるんや二人!!!
- トゥエルヴ
- ついに分身の術を…
- フィオリ
- イーサンの言わんとしている事は、痛いところをついていた。自覚があるだけに、少し意地の悪い返答をしてしまった。
- イーサン
- こういうとき、レイヴェンならば気の利いた言葉のひとつやふたつも言えるのだろうが…と内心でため息をついた。
- アニトラ
- 魔剣を一本ずつもててお得だね~
- フィオリ
- そのことに気が引けるも、いったん口にした言葉は取り消しようもない。何となく、ふたりの間に微妙な沈黙が流れる
- トゥエルヴ
- アニトラが二人いることで、コーダも二匹に
- アニトラ
- 玄関に入る前、雪を粗方落としてから入っていく。残る雪を玄関口で軽く落としつつ、トゥエルヴが落としたものと一緒に出来るだけ外へとやった。
- イーサン
- 「………白状しよう。正直に言えば君の事が気になっている」
- トゥエルヴ
- や、やたてぃ…
- ふ、不倫現場!?
- KGM
- ど、どうしよう告白に聴こえる
- トゥエルヴ
- お父さん許しません
- アニトラ
- 雨に降られたほどではないが、髪は全体的に落ち着きを見せ、人間とは違う証でもある尖った耳の先が出ていた。
- イーサン
- 父君や今回の件…フィオリにとっては大きな出来事である。それに対して、フィオリは…全く傷ついていないと言えば否であるが、大丈夫だろうか、と気になっている。
- フィオリ
- 「………」 フィオリは顔を上げ、イーサンを見た。
- トゥエルヴ
- あ、ごめん…。アニトラの気遣いに気付くと、そう一言言って。それからラウンジの方へと顔を覗かせようとした直前、イーサンの言葉が耳に入った 「……!」
- イーサン
- 「レイヴェンであれば気の利いた言葉の一つでも言えるのだろうが…」
- アニトラ
- 頬と同じくらい、あるいはそれ以上に赤みを差した耳先、玄関口に用意してあるタオルを手に取り水気を拭いて
- フィオリ
- 「……ありがとうございます。そのお気持ちだけでも嬉しいです」
- アニトラ
- お気になさらず、ともう一枚のタオルをトゥエルヴへと差し出す。そうしてからどなたかいらっしゃるのかと、トゥエルヴが反応していた先へと視線を映した。
- イーサン
- 「………父君の件だ。君にとっては長年追いかけてきた事であり…今回の結末について、全く想定していなかったものではない、とは承知している」
- アニトラ
- 不倫現場草
- KGM
- イルヤンカと違うのでフィオリは勘違いしない。できた女だ
- トゥエルヴ
- アニトラの視界の先で硬直していたが、それも数舜の事だった。アニトラがタオルを差し出してくれている事もこの時は気付けず、フードを降ろした外套を着たままラウンジに突貫した。
- イーサン
- 「…ただ、君にとって、すぐに受け入れられるものではないのではないかとも、そうとらえている」
- トゥエルヴ
- フィオリは出来た女でも、僕は出来た男じゃなかった
- フィオリ
- 「……ええ」
- トゥエルヴ
- 「何してんの?」 意図的に、イーサンとフィオリの間に割って入るようにして、テーブルの上を覗き込んだ。声色は努めて平静だが、外気を纏ったままの外套はそのまま。
- イーサン
- 言葉を続けようとしたところに、トゥエルヴが来た。
- フィオリ
- 「! トゥエルヴ……」
- アニトラ
- 「あっ」 拭き終わっていないのと、急いで中へと入っていったトゥエルヴに驚く。タオルは渡されなかった…… 一体何を見たか、聞いたのだろう。
- イーサン
- 「フィオリに報告書について意見をもらっていた」
- トゥエルヴ
- 長いサイドヘアがぱらぱらと報告書へと落ちる。まだぬぐい切れてなかった雪が水滴となって、ぽたぽたと報告書へと落ちた 「ふぅん」
- アニトラ
- 足を早め、遅れてラウンジへと入った。
- イーサン
- 「風邪をひく、先にそれを乾かしてこい」
- 致し方ないが書き直しである。
- フィオリ
- 「………」 怒っている……? 感情の揺れが分かる程度には、時間を共有してきた>トゥエルヴ
- しかしその原因が何なのかまでは分からなかった。 「――あ。アニトラさん。お帰りなさい」
- アニトラ
- 「一体どうしましたか――あ、フィオリさん、イーサンさん……お疲れ様です」 視線の先に人物と、その手元にある書類を見て把握する。仕事の邪魔をしてしまったかと軽く頭を下げた。
- トゥエルヴ
- 「………」 イーサンの諫言を聞いても、その場を動こうとはせず。代わりに眉根が僅かに顰められた。
- フィオリ
- 何かあったのだろうか―― 答えを請うようにアニトラを見る。
- イーサン
- 随分と機嫌が悪そうだが…外で何かあったのか? アニトラにも視線が向けられる
- KGM
- ふたりから見られている
- トゥエルヴ
- 瞳はじっと報告書に注がれてはいるものの、文字を追っているわけではないのが、瞳の動きからも明白だった。表情だっていつも通り。ただ、頑なにそこを動こうとしないだけで。
- アニトラ
- 「トゥエルヴさん、風邪をひいてしまいますよ……」 イーサンさんを見てるけど一体どうしたのだろう……机に置いた手に被せるようにタオルを押し付けつつ。
- トゥエルヴ
- 「!」 手に被せられた暖かいタオルに、はっと我に返る。
- イーサン
- 「そしてそのままだと報告書が更に書き直しになる、内容が気になるのならば後で修正したものを見せよう」>トゥエルヴ
- アニトラ
- 「……」 わずかながら眉が不安そうに下がって、二人から視線を受けるとふるふると小さく首を横に振った。
- >フィオリ、イーサン
- トゥエルヴ
- 「……」 被せられたタオルを手に取って、ようやく姿勢を正した 「ごめん」 これは勿論アニトラへ向けられた謝罪だ。
- フィオリ
- 「……本当にどうしたの? トゥエルヴ」
- トゥエルヴ
- 呼ばれて、フィオリを見下ろす。つぶさに彼女の表情を読み取るような視線 「……」
- フィオリ
- 「……父の、」
- イーサン
- 不倫では誓ってありません。心配です。
- 不倫なら不倫でいったいどことどこの間に…
- トゥエルヴ
- (# `꒳´ )
- アニトラ
- 「いえ」 使っていたタオルを自分の両方にかけて、もう一枚持ってきていたタオルを手に持った。そのまま慣れた様子で広げると、トゥエルヴの後ろの方をタオルで拭き始めた。
- トゥエルヴ
- ままぁ…
- フィオリ
- トゥエルヴの表情に、気圧されるようなものを感じつつ
- 「……父のこともあって、イーサンさんが心配してくれて―― いま、そういう話をしていた所よ」
- イーサン
- 「…アニトラ、ありがとう」
- トゥエルヴ
- 「………」 腹の底で沸々と沸いていた静かな怒りはしかし、アニトラの甲斐甲斐しい世話によって毒気が抜かれて、子供らしい癇癪へと変わった。ぷくっと片頬を膨らませる。
- アニトラ
- 頭まわりは拭いてるけど後ろはよく濡れたままのことが多いから!?
- イーサン
- 「個人的な話で恥ずかしい話だが…フィオリを心配しているのはその通りだ」
- トゥエルヴ
- 「僕も――僕も心配してたし」 赤く膨らんだ頬をそのままにそう言って、それから慌てて付け足す 「アニトラも心配してたし」
- フィオリ
- 「――……」 いつものトゥエルヴに戻った。何がきっかけだったのかは分からぬままだ
- 「ありがとう」 困ったように笑って
- イーサン
- 「父君の件で、フィオリの様子が気になっていたから、この機会に話をしていた」
- トゥエルヴ
- 「じゃあ僕らも話を聞く権利あるよね」 アニトラに振り向いて
- アニトラ
- お気になさらずとイーサンに控えめな笑みを見せながら、遠慮なく一部肌をあらわにさせて直接拭いて水気をタオルで取っていく。
- 「えっ」 今何の話を!?
- トゥエルヴ
- えっち…
- KGM
- またしても何もしらないアニトラ
- アニトラ
- えっちじゃないよ❤
- トゥエルヴ
- 「フィオリの……父親の話と、心配してるから大丈夫かって話」 だよね、ね?という圧
- アニトラ
- 「……日にちが経って、ある程度落ち着いたかなとは思いますが……」 えっと…… やはりそれでもまだ何か引きずってらっしゃる……? 気になって、フィオリを見やる。
- フィオリ
- 本当に心配をかけてしまっているのだな、と、フィオリは苦笑いした。満足な話ができるか分からないけれど、 「どうぞ、座って」
- イーサン
- 「………」なぜこいつはこんなにムキになっているんだ…?
- トゥエルヴ
- いつもなら感謝の言葉一つくらいは伝えるところだが、この時ばかりはあまり余裕がなかった。アニトラの手をすり抜けるようにして踵を返すと、近くの椅子を二脚引っ張ってきて、これまた態々フィオリとイーサンの間に差し込んだ。
- イーサン
- いやだがこの様子…以前も見たことがある。あれは確か…。
- トゥエルヴ
- 「ん」 ぽんぽん、と用意した椅子の一つをアニトラに叩いて見せる
- アニトラ
- 途中で抜けて行く背中。ある程度は拭けたし、これ以上はいいかと深追いはせず使っていたタオルを手元で畳む。
- フィオリ
- 「……そうですね。さすがにあのときは、感情的になってしまいましたけど、」 あのとき、というのは、父の骸を前にした時のことだ
- 「昨日今日と考えて、父のことに関していえば…… どう受け取っていのか分からない、というのが正直なところかもしれません」
- イーサン
- やっぱりマザコンじゃん…
- トゥエルヴ
- ギュッ
- イーサン
- フィオママとられたくない子どもがいる…
- フィオリ
- 「涙のひとつでも流せれば、いっそ気持ちがすっきりしたのかもしれませんね」
- アニトラ
- 「あ、と……ありがとうございます」 妙な変化に戸惑って目を何度か瞬かせてから、トゥエルヴに頷くと用意された席へと近づいて座った。
- アニトラ
- ギュッ
- トゥエルヴ
- フィオリは僕の玩具なので…
- アニトラ
- いやらしい
- イーサン
- そふぃあー!!
- 兄にとってフィオリは仲間…保護者同志…です。
- フィオリ
- 「以前お話したかもしれませんが、わたしにとっての両親は、遠い記憶の存在で――、」
- トゥエルヴ
- そう思ってたけど告白まがいな事言うからよお!
- イーサン
- 言葉選びを間違えたことに関しましては深くお詫び申し上げます…
- トゥエルヴ
- 意図的では……なかった!?
- アニトラ
- だが正直気になっている(ギュッ
- トゥエルヴ
- キュッ…
- イーサン
- 一般的な観点で魅力的な女性であるのと個人的に男女の感情でとらえているかはまた別でして(ろくろまわし
- トゥエルヴ
- (ろくろをほっぽる
- イーサン
- 少なくともトゥエルヴとは違ってフィオリを玩具扱いなんてしないもん!
- フィオリ
- 「父は禁忌を侵した愚か者で、わたしはその娘というラベルを貼られて育ちました」
- 「面と向かって、ひどい事を言われるようなことは殆どなかったですよ。それでも、何となく腫物扱いされていることがわかってしまうものなんですよね」
- トゥエルヴ
- 「…………」 初めこそ不貞腐れたように、行儀悪く頬杖をついて話を聞いていたものだが、聞こえてくるフィオリの心情を聞いて、段々と表情も落ち着きを見せてくる。
- イーサン
- フィオリエナの話を静かに聞いている。
- のと、先ほどからのトゥエルヴの様子の答えが推測できたものの、フィオリの前で言うのははばかられたのでそれに対しては自分の落ち度もあるため後で話す予定である。
- トゥエルヴ
- ヤッ
- イーサン
- 兄は「あ、こいつまたやきもちやいてるな…でもフィオリの前で言うのはトゥエルヴの名誉にかかわるからあとでこいつだけになったときに行ってやろ…」
- と思っています
- さすがに当人の前で
- お前やきもちやいてるだろなんて
- 言えない…
- フィオリ
- 「いま思うと、反骨心の塊でしたね。父なんて関係ないと言いたかった。学力で、能力で、自分自身を認めてもらうことに必死で…… 誰にも負けたくない一心で勉学に打ち込みました」
- アニトラ
- 堀り……返すのかな(チラッチラッ
- トゥエルヴ
- プルプル…
- フィオリ
- 「父が持ち出した魔法具の回収を買って出たのも、半ば意地のようなものです。父が残した過ちを拭い去れば、彼の影響から解放されるような気がして」
- 「だから…… わたしにとっての父は、そういった存在でした」
- イーサン
- それで学園での様子か…。
- フィオリ
- 「だから、いまさら、あんな言葉を遺されても、どう受け取ったらいいのか。……しかも、わたしに双子の兄妹がいたなんてね」
- トゥエルヴ
- 「――…そういうの、何度か見た事ある」 声色にはまだどこか、不貞腐れたような色は残っているものの、努めて平静でいようというものではあった。
- フィオリ
- 「怒ればいいのか、悲しめばいいのか、……それも分からなくて」
- トゥエルヴ
- 「親しい人が消えた時、人は神殿にくる。でもその時は皆、全然悲しそうじゃないんだ」
- フィオリ
- 「わからない、というのが、いまの答えかもしれません。…… すみません、曖昧な言葉になってしまって」
- アニトラ
- フィオリの話を聞きながら、緩く頷きを返していた。
- トゥエルヴ
- 「普通は悲しいものなんじゃないかって、聞いた事がある。……そうしたらその人、フィオリと同じような事を言ってた。人は他人の死を、すぐには受け止められないって」
- 「――だから、皆神殿でお別れをするんだ。時を見て、人を見て、心を見て」
- イーサン
- 身近な人が亡くなる…それをこの少年もまた、知っている。
- トゥエルヴ
- 「きちんとお別れをすると、急に皆泣き出す。神の御許で、それまで溜めていた気持ちを全部吐き出すんだ」
- フィオリ
- 「………」
- 「――それなら、まだわたしはお別れが出来ていないのかな」
- トゥエルヴ
- 「……多分ね。フィオリの気持ちはまだ、その準備をしてるだけだよ」
- フィオリ
- 自分では、実感がない。どの研究書を紐解いても答えは見つからないだろう
- トゥエルヴ
- 「まあ……いざその時がきてもやっぱり泣けないってこともあるだろうけど。それならそれで悪い事じゃないよ、決して。ただ、別れの言葉は用意しておいてもいいんじゃない?折角時間があるんだし。神様は、その言葉を聞き届けてくれる」
- イーサン
- 父親の死を乗り越えたか弟よ…
- フィオリ
- 「――……」
- アニトラ
- ;;
- トゥエルヴ
- 辻Pのおかげできっちりお別れできたからね…
- トゥエルヴ
- 「――フィオリは、」
- アニトラ
- トゥエルヴが語る死者との別れの話を聞いて、感心と感慨を覚えた。膝の上で、自分の両手を重ね直す。
- トゥエルヴ
- 何度か言葉を選ぶようにして唇を開閉させて 「……フィオリは頑張ってるよ」 だから、少しくらい頑張らなくていい。別れの言葉を考えている時くらいは。
- トゥエルヴ
- アニトラさんも大概母親視点でいらっしゃる!?
- ソフィア
- ふぃおりはいっぱいがんばったよ!!
- アニトラ
- がんばったよ!!!!!
- トゥエルヴ
- がんばったよソフィア!!!!
- イーサン
- ふぃおりはいっぱいがんばったよ!!
- ソフィア
- きやすめはよしてくれ!!
- アニトラ
- ぜんぶ! ぜんぶ!!
- トゥエルヴ
- イサミィィーーッ!!!!
- フィオリ
- なんだか、 「……トゥエルヴに告解を聞いてもらっているみたい」
- イーサン
- それは気持ち悪いロボだから…
- トゥエルヴ
- 「………僕、これでも一応神官だし…」 忘れてないよね
- イーサン
- そう…弟…一応神官…
- ちょうちょおっかけて、にんじんたべれなくて、すぐふらふらどっかいくけど神官…
- トゥエルヴ
- 前例がないなら俺がなる
- フィオリ
- 少し笑って、 「ごめん。他意はなくて…… そういう考え方もあるんだって、気持ちを拓かれた気がしたから。本当に」
- トゥエルヴ
- 「……そう思うなら、自分をもっと褒めてあげなよ」 ふい、と視線をフィオリから外す
- フィオリ
- 「難しいことを言ってくれるわね……」
- イーサン
- 「…それについては、トゥエルヴと同意見だ」
- 「無論節度は必要であるが…フィオリはもう少し…自分を甘やかしてもいいとは思う」
- アニトラ
- 「……自分を褒めたり許したりと、自己肯定をすることはなかなか難しいですよね」
- フィオリ
- 「甘やか…… うーん」
- 「……アニトラさんなら、どうすればいいと思いますか?」
- イーサン
- 人選チョイスが的確だな…
- 弟:自分を甘やかしている 兄:自分を甘やかしていない アニトラ:的確な中立
- アニトラ
- わからんぞ(?
- トゥエルヴ
- アニトラも結構兄寄りじゃない!?
- なんなら僕以外みんな自分を律しすぎ奴
- アニトラ
- 「こういうことも先程トゥエルヴさんが言ったように、すぐに出来ることではないと思うんです」
- トゥエルヴ
- おいた…おいたんは
- おいたんはこっち寄りか…ヨシ!!!!
- フィオリ
- 人生の先達として、自分よりもちいさな大人に尋ねる。
- イーサン
- ごめんなさい
- ちょっと甥っ子襲来来たので
- すまほにきりかえます
- アニトラ
- いってらっしゃいw
- KGM
- らっしゃい
- トゥエルヴ
- 甥っ子ォ!
- ソフィア
- すまけもの
- アニトラ
- 「特に、長らく気を張って生きてきたのでしょうし……。わたし達に出来ることであれば、分かち、支え合うことではあります」
- !SYSTEM
- イーサンが入室しました
- トゥエルヴ
- 真・イーサン
- ソフィア
- 偽では?
- トゥエルヴ
- 偽
- 鏡像イーサン
- フィオリ
- アニトラに頷き、 「……それであれば、もう充分に、支えて、助けてもらっています」
- アニトラ
- 「急には出来ずとも、徐々に自分を受け入れていくことも出来るのではと。焦らないことが大切だと思います。……とは言えわたしもあまり、人のことを言えた質ではありませんが」
- フィオリ
- 「……この仕事も、剣を無事にロージアンに収めるまでは終わりませんしね。明日発つにしろ、それには、いま少し時間がかかります」
- 「アニトラさんの言うように、うまくできるかは分かりませんが……」
- トゥエルヴ
- 「………」 ふと、視線がアニトラへと注がれた。自分のように、他人からの受け売りの言葉でない。アニトラから出る言葉は、彼女の経験から生まれた言葉なのだと――以前聞いた彼女の境遇が、この時脳裏を過った。
- フィオリ
- 「その時間をかけて、ゆっくり、考えてみようと思います」
- イーサン
- トゥエルヴとアニトラのそれぞれの想いや言葉を聞いて・・・改めて、人の心に寄り添うという点では
- 自分では至らぬとそう感じる。
- イーサン
- すまほなので区切りが変なのはすみません・・・
- トゥエルヴ
- でぇじょぶだ
- ソフィア
- ドラゴンボールでいきかえる
- フィオリ
- 父への気持ちが整理できたとき、自分は笑うのだろうか。泣くのだろうか。いまの少女には、薄いベールの向こう側のように曖昧にしか想像できなかった
- トゥエルヴ
- 「いつか、思い出せるといいね」
- フィオリ
- 「……?」 何を、と少年に目を向ける
- アニトラ
- 「人は一人では生きていけない、という言葉もどこかで耳にしました。完璧に出来る人物など稀有です。それも織り込み済みで、抱えて、一緒に生きていけたら良いと、思いませんか……?」
- KGM
- ただし穢れはふえる
- トゥエルヴ
- ばっちぃ!
- イーサン
- ポゼッションは提案するか悩んでいる
- KGM
- トゥエルヴにばっちぃ扱いされた過去よ
- アニトラ
- な、何ぃ!? ここにあったドラゴンボールは?
- イーサン
- 遺品が手元にあるなら
- わんちゃんお父さんの魂は呼んで話はできる
- NPC頼りだけど・・
- トゥエルヴ
- ばっちぃ扱いしたのももはや遠い過去
- かんげぇぶけぇってばよ
- アニトラ
- あ、もうそう思いますって結論づけてんだからこう言うのもちょっとおかしかったな……
- トゥエルヴ
- おかしくなんてない!!!!!
- イーサン
- ふぃおりをばっちぃ扱いしたのか・・・
- ソフィア
- おかしいのはトゥエルヴだけだ
- アニトラ
- なんてこと……
- フィオリ
- 「……そうですね。それはきっと、とても素敵なことだろうって、いまは思います」>アニトラ
- ――そして、いつかは自分も、誰かにとってのそういった存在になれるだろうか。
- 「この探究は、魔術を紐解くより難しいですよ」
- アニトラ
- 「人の心は、理屈だけではありませんからね」
- トゥエルヴ
- 「フィオリは遠い過去の記憶って言ってたけど、――本当はあったはずなんでしょ? 両親に愛されたという思い出、双子がいたという記憶」 それらを取り戻せたときこそ、フィオリも自分の気持ちに片を付けられる気がした。
- フィオリ
- 「――……」
- 「……そうね。少し、怖いような気もするけど」 「いつか、その欠片だけでも思い出せたらいいなとは、思う」
- 「今は、そう思う」
- 報告書のなかの一文に、アルドリックの名前を見つけて、そっと指でなぞるようにした。
- トゥエルヴ
- 「……。それにしたって、双子の事を忘れるっていうのもすごいよね。フィオリ、頭がいいんだし、記憶力もいいもんだと思ってた」 やっぱ抜けてるのは生まれた時からか、なんて冗談交じりの声
- フィオリ
- 「そ、それを言われると返す言葉もないけど……」
- イーサン
- 「・・・成功するかはわからないが、今の状況ならば・・・父君と直接話をする手段はある。操霊魔法、第八階位の魔法だ」
- フィオリならば既に思い当たっているだろうが。
- アニトラ
- 「頭の良さだけでどうにかなるものでも……。大きなショックがあった時、正常に覚えていられない可能性もありますし」
- トゥエルヴ
- 「……そういうもんなんだ」 アニトラの言葉に、ふうん、と相槌を打ってから
- イーサンの方へ視線を投げる。
- アニトラ
- 「操霊魔法……そうした魔法もあるとは聞きますが」
- フィオリ
- 「ええ…… 死者の魂がまだ還らず、この世界にとどまっているなら、有効な可能性はありますね」
- 「ただ、あの様子を見る限り、父が死んでから、かなり時間が経っていますから……」
- イーサン
- 「常ならばその通りだ。だが、あの場所の特性も考えると・・・魂もまだとどまっている可能性はあると思う」
- 皮肉なことに、生死が確定したからこそとれる手段となった。
- フィオリ
- 「それはとても残酷な考えですよ、イーサンさん」
- トゥエルヴ
- 「……そう、かも知れないけど――神官としても、操霊魔法を勧めるのもな」 人の御霊を操る魔法として、彼はどうにもその系統の魔法が好きにはなれなかった。
- イーサン
- 「承知している」
- フィオリ
- 「もしあのときまだ魂が迷っていたとしても、お二人の手によって、あのとき送り出して頂いたと、わたしは考えています」
- KGM
- イーサンとレイヴェンのことね
- トゥエルヴ
- ぼくは!?
- アニトラ
- くさ
- アニトラ
- 打算的な考え以外にも彼なりに寄り添おうと、その魔法を話題に出したのだろうか。大きく表情を変えないであろう青年を一瞥する。
- KGM
- こ、こういうのは神聖魔法使える人がやるのかなって…
- トゥエルヴ
- ギュッ
- トゥエルヴ
- 「………」 ま、魔法が使えないだけで、僕だって神官として――もごもごもご…複雑な表情をした。
- トゥエルヴ
- コンプレックスが刺激されていく
- KGM
- ごめんって!!
- フィオリ
- 「――それでも、必要があれば考慮に入れましょう。ロージアンに帰れば可能ですし、それでなくとも、レイラなら扱えるはず」
- イーサン
- 「無論、あの時行った祈りは魂を次の輪廻へと導く祈りだ。・・・ただ」
- 失った人と話せるならば、きちんと話して別れを告げたほうがいい、別れを告げることが許されるなら、とそう言葉にしようとして
- KGM
- 個人的にはD&Dの3つまで質問できる形式のほうがすきです
- アニトラ
- いともたやすく質問を消費し眠りにつく死者
- イーサン
- 「・・・いや、必要はない。個人的な意見だ、不謹慎な発言だった、すまない」
- KGM
- 「もう喋れるのか?」「YES」「違う。俺が質問をいったら答えろ」「YES」「えっ。いまので二つ消費した?」「YES」
- トゥエルヴ
- パパ上ーーッ!!!
- アニトラ
- 糸冬
- フィオリ
- 「……いえ。大丈夫です」 フィオリも淡々と返して 「その方法は、考えていなかったというと嘘になりますから。イーサンさんが提案するのが、少し意外に思っただけで」
- トゥエルヴ
- 「………」 こういう提案は、堅物なイーサンこそ避けるようなものだったはずだ。それなのに、今回はいつもとは違うのか。……相手がフィオリだからだろうか? 「…………………」 また片頬が膨らんだ。
- KGM
- ほっぺたつつきたい
- トゥエルヴ
- ぷくぅ
- アニトラ
- つけ!
- イーサン
- 言葉を切り替えるほんの一瞬、青年が何か痛みを堪えるような表情を浮かべたことに気づくかもしれない。>アニトラ
- KGM
- 4時か…… そろそろ〆に向けますかのう
- トゥエルヴ
- いいでしょう…他に何か話しておくことあったかな…
- ロージアンに帰ってからの事とかちょっと聞いてもいい!?
- KGM
- いいよ
- トゥエルヴ
- 「……そういえば」 膨らんだ片頬を萎ませて
- イーサン
- 「・・・気の迷いと思ってほしい」>フィオリ
- アニトラ
- 普段こそ自制し冷静な彼だが、やはり血の通った人間だと内心思うに止めた。>イーサン
- トゥエルヴ
- 「明日ロージアンに戻って、ネクサスを封印するんだよね?僕らはどこまで手伝えばいいの?」 それとも、ネクサスを渡したら即刻王都に帰投するのだろうか。
- イーサン
- ふぃおちゃんがいなくなってから弟にお前やきもちやくなよみたいなことはいうかもしれない
- トゥエルヴ
- やきもちじゃないもん
- やきもちです
- フィオリ
- 「いえ、謝る必要はありません。大丈夫です」 イーサンの気持ちを宥めるように柔らかく
- 「……そうね」 フィオリは思案げに口元を覆い、 「……スタニスラス学長は、あの剣に強い興味を持っている」
- アニトラ
- 「封印に注力した様子、というわけではなく?」 強い興味と聞いて、少し引っかかった様子で口にした。
- フィオリ
- 「最終的に同じ結論にたどり着くにしても…… あのひとの考えているのは、即時の封印ではなく、まずはその力を研究することでしょう」
- 「ロージアン奥深くに封印され、歴代の学長であろうがどの研究者であろうが、誰も手が出せなかった神秘が手元に帰ってくるわけで」
- イーサン
- 魔術師であれば不思議なことではない。
- 古代の叡智への探求は・・・魔術師の性である。
- フィオリ
- 「そこに何の興味も抱かない、というのは、そちらの方があり得ない。ましてや、あのひとは“革命公”とまで言われるほど、魔術の研究には苛烈で、ときにリスクを取ることも厭わないから」
- トゥエルヴ
- 「……フィオリの父親が書いた事を想えば、すぐに封印するのがいいんだろうけど――まあ、此処は依頼人の意志に従うしかないか……」
- フィオリ
- 「そうね。わたしも、それが一番いいと思う。だから、学長はそれを訴えてみるつもり」
- トゥエルヴ
- 「……」 彼女も学長に従う方針かと思えば、そうではなかった。ちら、と横目でフィオリを見て、何処か安堵した様子で頷いた 「そう」
- フィオリ
- 「レイラは…… それでなくともスタニスラス学長に心酔しているし、あてにはできないから。できれば、学長の方針にたいして保守的な先生を説得して……」 ブツブツ……
- トゥエルヴ
- 「――……」 しばらく、落ち着く暇もなさそうだな。考えに耽る少女を見てそう思うのだった。
- アニトラ
- 「……」 フィオリの言い分を聞き何か考えたようであったが、それ以上言わずにおいた。
- フィオリ
- 「………」
- 「あ、」 はた、と
- トゥエルヴ
- 「それなら、僕も説得手伝うよ。できる事限られてるだろうけど……。……?」
- それに、まだあの学園を探検し切れていないのだ。ソフィアだってもっとあの学園に居たいだろうことは、なんとなく分かる。
- フィオリ
- 「ご、ごめんなさい。うん、依頼としては、剣をロージアンまで持ち帰るところまでだから、皆は――」 イルスファールに戻ってもらって大丈夫、と言いかけたところで
- 「……ほんとに?」 手伝ってくれるの?
- KGM
- ファイター+筋力で説得
- トゥエルヴ
- 「え、うん……」
- トゥエルヴ
- 恐喝
- トゥエルヴ
- 「……あ、」 はた、と
- イーサン
- 「・・・君が何かをなしたい時に、力にならない者はいない」それはいつぞや言った言葉でもある
- トゥエルヴ
- 「いや、……あの学園、他にも面白そうな場所あったし、見て回りたいし。ソフィアもあの学校気に入ってるみたいだし、もっと遊びたいだろうし……アニトラやレイヴェンだって……。お前もそうだろ?」
- フィオリ
- 「……ありがとうございます」 いつか聞いた言葉だな、と口元を緩め>イーサン
- アニトラ
- そうですよ、とイーサンに続くようにフィオリに頷きを見せた。
- KGM
- ネクサスの処遇をめぐってクディッチで争う回か…
- トゥエルヴ
- 僕は学園見て回りたいだけだし…もごもご
- イーサン
- 「・・・観光に来たわけではない、が、今言った通りだ」>トゥエルヴ
- トゥエルヴ
- お前がボールな!
- トゥエルヴ
- 「いいじゃん、別に。ついでだよ」 >イーサン
- フィオリ
- 「…………」 ふっ、と肩の力が抜けたように笑って
- 「そうね。たぶん戻る頃には、ちょうど寮祭がある頃だし…… ちょうどいいかも」
- トゥエルヴ
- まじでクィディッチを!?
- トゥエルヴ
- 「寮祭?……おまつり?」
- フィオリ
- 「生徒間の交流を図り、日々の勉学の成果を発表するため…… なんて言われてるけど、要は生徒のガス抜きね」
- アニトラ
- 急遽ドラゴネットを駆り大人気のない行動をするアニトラ
- トゥエルヴ
- クィディッチ荒らしのアニトラという異名が、のちに学園で轟いたとか
- トゥエルヴ
- 「へぇ~……僕らも参加していいの?」
- フィオリ
- 「イルスファールの大祭と比べたらささやかなものだけど…… 外の人間が遊びに来ることなんてめったにないんだから、珍しい体験であることは保証するわ」
- トゥエルヴ
- 途端、わくわくした子供のような表情になって 「説得頑張ろう」 説得中は気兼ねなく祭りを楽しめるな…
- フィオリ
- 「だめって言っても、ウロウロしそうだし……」 ぼそっ
- 少年の様子に苦笑していると、アニトラやイーサンと目があった。
- イーサン
- 「・・・必ず誰か一緒に行動するようにはさせよう」>フィオリ その表情から何かを察し
- アニトラ
- 「気をつけながらも参加させて頂きますね」 何に、どのように、詳細は口にせず小さく笑って言う。
- トゥエルヴ
- きっと色んな出し物があるのだろうな。料理に歌に劇に……魔法の学園なのだから、魔法独特の出し物があるに違いない……わくわく。
- フィオリ
- 少女もつられるように笑って、かるく肩をすくめた。
- KGM
- 他にあるかな? だいじょうぶになったら〆ましょう
- トゥエルヴ
- 大丈夫!
- KGM
- ログはこれになるっていってた 20240128_1
- トゥエルヴ
- ろぐをげっとした
- イーサン
- この書類の書き直しに滞在期間の延長に・・・色々報告書をまたまとめなければ
- KGM
- 電子化されるといいね>書類
- イーサン
- 終わり際にお前やきもちやくならほどほどになって
- トゥエルヴだけに言う感じですかね・・・
- アニトラ
- 電子化したファイルが先祖返りして消えただとぉ!!!??
- トゥエルヴ
- や、やきもちじゃ…
- ファイル君!?!?!?
- イーサン
- いい加減やきもちを自覚させたい(ろくろまわし
- トゥエルヴ
- じゃあイーサンとちょっと話していくか…
- フィオリ
- わくわくと想像の翼をはためかせる少年をよそに、おねがいします、と唇のかたちだけで伝えて>アニトラ、イーサン
- 「……それじゃ、わたしはそろそろ部屋に戻りますね。明日は出立予定なので、皆さんもしっかり休んでください」
- イーサン
- 承知した意をこめて頷き
- トゥエルヴ
- 「ん。おやすみ、フィオリ」
- イーサン
- 「時間をもらいありがとう、おやすみ、フィオリ」
- アニトラ
- 「はい、そうします。おやすみなさい、フィオリさん」
- フィオリ
- 席を立って、カーディガンの合わせを寄せると、 「はい。おやすみなさい」 と言って、部屋へ戻っていった。
- トゥエルヴ
- 自分もそろそろ眠ろうと、欠伸を漏らしながら立ち上がる。アニトラとの鍛錬やストレッチの甲斐あって、心地いい疲労感を覚えている。アニトラもそう感じているだろうと、彼女に視線を向ける 「……ふぁ。僕らも休もう」
- イーサン
- 息をついて「アニトラも同席感謝する」
- アニトラ
- 「ええ、もう落ち着きましたしね。出来るだけ遅くならない内に、寝てしまいましょう」
- イーサンにもお礼を言われることでもと小さく首を横に振りつつ笑んだ。
- 「おやすみなさい、トゥエルヴさん、イーサンさん」
- イーサン
- 「俺は・・・もう少しかかる」テーブルの上の水滴で滲んだ羊皮紙を見て
- トゥエルヴ
- 「ん……おやすみ、アニトラ」
- イーサン
- 「おやすみ、アニトラ」
- トゥエルヴ
- 「――…結果的にもう少し依頼が長引くことになったんだし、明日に回せば?」 そんなイーサンをちらっと見て
- イーサン
- 例えるなら
- アニトラ
- では、と小さく頭を下げると席を立ち、二枚のタオルを持ったまま部屋へと戻っていく。
- トゥエルヴ
- 「………」 なんか妙に暑いと思ったら、外套を羽織りっぱなしだった。今更ながらにそれを脱ぐ。
- イーサン
- 「途中経過報告もある。明日からは移動だ、終わらせておいた方がいい」半分はお前の責任だろうが・・・
- イーサン
- レポート完成間際に
- パソコンのコンセント間違えて引っこ抜かれた感じ
- トゥエルヴ
- 「……あ、お礼言ってなかった」 外套を脱いでも、特段寒気は覚えなかった。アニトラが汗や雪の水滴を拭ってくれていたからだ。
- トゥエルヴ
- ねこちゃんがよくやるやつ
- トゥエルヴ
- 「……」 明日起きたら伝えよう、と思い直して 「いつ書いたって一緒だよ。変に意固地だな…」 >イーサン
- イーサン
- 「お前にも言えるだろう、トゥエルヴ。フィオリのことが気になる気持ちがあるのはわかるが短慮な行動は・・・」
- トゥエルヴ
- 「気になるって……別に、気にしてない。僕もアニトラも、父親の事で心配してたってだけ」
- イーサン
- 「ならなぜわざわざここに来た」ここ、と今座っていた場所を示し
- わざわざ間に入る必要もなかっただろうという顔
- トゥエルヴ
- 「……そこが一番、話しやすいから……」 何処となく不機嫌そうにした
- 部屋に向かう足をおもむろに止めて、イーサンに向き直る 「――……お前の方こそ」
- 「フィオリの事気になってるって、どういう事? どうして操霊術の事話したんだよ。お前が一番、ああいうの厳しいはずじゃん」
- イーサン
- 「前者については・・・俺の言葉が足りなかっただけだ。正確にはフィオリの様子が気になっていた、理由はお前やアニトラと同じだ」
- トゥエルヴ
- 「――…同じ」 口を開いて、一度閉じる。言葉を慎重に選び直す時の所作だ 「…同じナイトメアだから、余計に気になってたんじゃないの」 もっとドライなはずだろ、と
- イーサン
- 「俺とは同じ種族だが・・・そこを気にしたことはない」彼女は聡明な女性である。自分とは生い立ちも精神性も・・・ずっと、まともだ。
- 「操霊魔法について提案したのは・・・俺の個人的な気の迷いだ」
- トゥエルヴ
- 「……ふぅん、珍しい」
- KGM
- 後は若い者に任せて離席するぜ……
- イーサン
- すいません!ありがとうございました!
- トゥエルヴ
- イーサンからの返答に、落ち着きを取り戻す。先ほどとは打って変わって、よほど余裕そうにした。
- トゥエルヴ
- おちゅ!!
- イーサン
- 「俺とて迷うこともある」失ったものに対しての考えについては、フィオリやこの少年の方がよほど受け入れられている。
- 失った人はもう戻らないことについて未だに答えも出ず、未練がましく思っているのは自分の方である。
- トゥエルヴ
- 「……。…言っておくけど、心配なんてしてやらないからな。前も言った通り、お前とは友達じゃない」 好敵手なんだ、と。補足は言ってやらないけど。
- イーサン
- 「そこは俺の個人的な話だから問題ないが」
- トゥエルヴ
- 「まあ……話を聞いてほしくなったら、聞いてやらないこともないけどね」 神官だし
- イーサン
- 「お前もやきもちをやくのはほどほどにしておけ」
- トゥエルヴ
- 「………」 ん? 「……え、何それ…」
- イーサン
- 「・・・?お前自覚がなかったのか?」
- トゥエルヴ
- 「……やきもちなんて焼くわけないじゃん。やきもちって、もっと……そういう関係のやつじゃん……」
- イーサン
- 「いつぞやルツィガーニャと俺が話していた時と同じ顔をしていたぞ。言い換えれば」
- 「お前はそれだけ、フィオリのことを大切に思っているということだろう」
- トゥエルヴ
- 「……! ル、ルツィとフィオリは全然違う!」
- 「い、一部は認めてやる。確かにルツィとお前が一緒にいるのは嫌だったけど……フ、フィオリはそういうのじゃない。ちょっと、……なんていうか……」 もごもご
- 「僕だって、一緒に仕事してる仲間なわけで……なのに話し合いに呼ばれないし、二人で報告書とか作ってるし……。アニトラだってレイヴェンだって、ソフィアも仲間外れにされたら同じ気持ちになるよ、絶対」 うん
- 「――……それに」 少しばかり焦っていた様子が、落ち着きを取り戻す 「本当に大切に想ってるなら、もっと大切にするよ……」
- トゥエルヴ
- 悩んでいそうな気配がする
- ぱぱっと切り上げてしまうか!?
- イーサン
- 「・・・自分の気持ちが、全て見通せるものでもないのはわかる」
- 「ただ、なぜ俺とフィオリが話していて不機嫌になり、例えるなら、アニトラとフィオリが話していてもそうならないのかは考えておけ。お前はわかりやすいからな」
- イーサン
- 失礼、反応遅れました
- トゥエルヴ
- いえいえスマヒョだとね…しかたねえ
- アニトラ
- 甥っ子
- トゥエルヴ
- 甥っ子
- トゥエルヴ
- 「……そりゃ、だって……」 アニトラとフィオリは同性の友達だし……イーサンとフィオリは男女の―― 「…………」
- どうして、男女だと駄目なのだ?いや、でも…フィオリがレイヴェンと話をしていたって、別に気にならないはずだ。そういえばなんで、二人が話をしているのを見て、嫌な気分になったんだっけ……
- 「…………」 は、と我に返った。どうしてこんな話をイーサンにしているのだろうか。こいつが変な事を言うからに違いない……と責任転嫁 「……やっぱ、ちょっとお前も変だよ。眠いんじゃないの」
- イーサン
- 「・・・わかった、俺ももう休もう」
- トゥエルヴ
- 「……ん」 不承不承に頷いて 「おやすみ……」
- そう声をかけると、今度こそ振り返ることなく部屋に向かった。
-
-
- こうして夜は静かにふけていく。
- トゥエルヴ
- ふけてった
- 冒険者でもあり・・・一人の少年でもある少年の心にナニカを宿して
- トゥエルヴ
- ナニ♂
- 静かにひっそりと刻は流れるのであった。
- イーサン
- すみません、お付き合い感謝です
- トゥエルヴ
- いえいえ~こちらこそね!
- イーサン
- お疲れ様でした
- トゥエルヴ
- お疲れ様でした!
- イーサン
- アニトラもありがとう、GMさんもごめんなさい、
- ありがとうございました!
- トゥエルヴ
- お祭り楽しみだ~~
- アニトラ
- お( ˘ω˘)スヤァ
- トゥエルヴ
- また遊ぼうね!
- イーサン
- (窓そっとじ
- トゥエルヴ
- ( ˘ω˘)スヤァ
- !SYSTEM
- トゥエルヴが退室しました