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幕間

20240103_0

!SYSTEM
アイビスが入室しました
!SYSTEM
パスが入室しました
パス
(着弾
どんな具合がいいんだっけ
アイビス
登録ロールするくらいの試運転だよ
じゃあちょっと付き合って貰おう よろしくお願いします
パス
とりあえず様子を見つつ入って行くよ 
先入りでも良いので合わせよう
よろしくお願いします。
 
 
 
 
 
 
 
リアン地方イルスファール王国 星の標
ここは国内でも有数の冒険者ギルド支店としてその名を輝かしいものとしている
数多くの冒険者を揃え、高い依頼達成率を誇り、国の内外、組織個人を問わず依頼が舞い込んでくる
今は午後の穏やかな時間帯、駆け込み待ちで待機している冒険者や休暇を過ごしているものがぽつりぽつりと居る程度だ
そんなところに青い大きな帽子、背には弓 手元にはリュートを抱えたエルフの少女が入店してくる
白い衣服に赤いスカートにブーツと言う出で立ちで カウンターのガルバがその姿を認める
ガルバ
「……悪いが詩人の売り込みなら間に合っている」 うるさいの結構いるんだ
アイビス
「えー、入って早々それはないんじゃありません?」 困った様子で口にすると笑って 「ちゃんと冒険者登録もしますって」
ガルバ
「…そうか、まあ今の時間なら好きにしてくれ」
登録用紙をすっと渡して
アイビス
「えーと……」 かりかり、かりかり
たんたん、と階段を降りて来る音がする。
アイビス
「これでよし、と」 「それじゃあよろしくー」
ガルバ
「うむ」 記載内容を確認する 「……アイビスだな、お前をこの店の冒険者として認める」
足音は軽く小さい。小柄なもののそれは一定の間隔を丁寧に守って響いてくる。
ガルバ
「己の名と店の名に恥じぬ活躍を期待する」
アイビス
「はいはーい、それじゃあ早速営業営業」
ガルバ
やれやれ、と肩をすくめて
アイビス
「……」 耳がピクピクと動いて 「おやおや」 寝坊かな?と階段の方を見つめて
上階から降りて来るのは、黒いフリルドレスにヘッドドレスを付けた少女だった。
背中まで伸びる白髪を揺らしており、黒い白目の中に朱を浮かべている少女は、一見して人目を悪い意味で引く種族である事は見て取れる。
パス
「お部屋の確認が済みました。今後は利用させて貰いますね」 手すりに触れながら降りて来ると、少女はガルバに声をかけた。
アイビス
椅子の1つを引きずると 暖炉の前で陣取って
ガルバ
「そうか、おつかれさん」
パス
アイビスがやってくる少し前に店を訪れ、登録を済ませた少女は部屋に諸々の荷物――というにはほとんど荷物はなかったが、それを置いてきた所だった。
「この街の地図が欲しいんですが」 薄い唇から吐き出されるよく通る声がガルバに向けられつつ、先程感じた視線の主を探して店内を見回した。
ガルバ
「見るだけなら貸してやる」
そ、と地図を差し出して
パス
「ではそれで」 どうもありがとうございます。
「あと、名の知れた武器職人か、知れていなくとも質のいい職人をご存知でしたら教えてください」
!SYSTEM
BGMを変更 by アイビス
Le thé de l'après-midi100%
ガルバ
「武具職人か……うちで登録している奴は何人かいるし、世話になってる武具屋はある」
かりかり、と名前と番地を示したものを差し出してくれる
アイビス
黒目の少女に物怖じせずに 明るい笑みを浮かべて手をふる
ぽろん、ぽろん、と調子を確認するように弾いて
パス
「ありがとうございます。流石に素手のままでお仕事は出来ませんからね」 準備しなきゃー。
「……」 ふむ。物怖じしない知己を作っておくのは大事な事だ。手を振られると、胸元で小さく手を振り返した。
アイビス
「さて、と」
パス
「ありがとうございます。当たってみますね」 どーもでした。>ガルバ
ガルバ
「ああ、まともなものが手に入ると良いな」
パス
「この街の職人に期待ですね」 薄く笑んで、とことこ歩いて視線を向けて来ていた少女の方へ。
「ごきげんよう」 
アイビス
――、其の者、白き騎士、今は遥か遠き地より来る、新たなる同盟者の住処となる"蛮都"カストレの解放者」
ぽろんぽろん、と弾きながら 少女の挨拶にはウィンクして
パス
声をかけた所で丁度始まってしまった。会釈しながら、彼女の傍の席に浅く腰掛けた。
アイビス
――、輝く白き鎧に白き剣、少女のあどけなさを持つ顔を凛々しく黄金色の髪を靡かせる」
「ただ、その藤色の瞳は騎士としての矜持で輝き、弱気を助け、邪悪を砕く」
――其の者、黒き騎士、遥か南、蛮族犇めく場所より来る、獅子の姫」
「黒き鎧に黒き剣、その剣閃は多くを切り、己が為に敵を討ち、それが結果多くの人々を救う」
――イルスファールが誇る一揃いの剣と盾ワンセット、その勲は多くあり、少女達は多くを救った」
「其を手にするものは誰ぞ――ちゃんちゃん」
「ご静聴ありがとうー」
と、1人だけの観客に微笑んで
パス
胸元で小さく拍手をすると、人形の様に整った顔立ちの少女は薄く微笑んだ。
「今のうたは、この国の方のものなのですね」 確かイルスファールってここの名前だったよね?
アイビス
「ええそうよ、ちょっと有名所の詩ね」
「ちょうどこのお店の冒険者なの」
パス
「なるほど。こちらに“流れて”きたばかりなので存じ上げませんでしたが……良い詩でしたね」 ちぱちぱ。
アイビス
「いやーはは、ありがとうー」
照れたように笑って 「私はアイビス。よろしくね可愛い貴方」
パス
「聴き取り易い声は魅力ですね」 うむ。
「私は平和パスと。宜しくお願いします、アイビスさん」
「この目でよく人からは避けられるのですが、」 事実王都の人間もそういう反応が多かったし。 「驚かれないのですね」
アイビス
「パスちゃん。変わったお名前ね?」
「まあびっくりはするけれど、それ以上に可愛いもの」
パス
「どこかの言葉で、平和を意味する言葉らしいですよ」 どこのかは知らない、というニュアンスで。
アイビス
「ああ、じゃあこうね」 ふふ、と笑って Vサインを作る
パス
「光栄です。アイビスさんはもこちらの冒険者になるのでしょうか」
「そのようです」 ぴーす。
アイビス
「【ピース】、平和を意味する特殊神聖魔法」
「それを意味するものだものね」
「うん、ついさっき登録したの」
「英雄譚を探したくてねー」
「さっきみたいな大きなお話もいいけど、それ以外のお話を作りたくって」
金色の髪をいじって リュートの調子を整えるように爪弾く
パス
「神官様の奇跡と同じ名を表わすのは、少しプレッシャーですが」 くすくす笑った。
アイビス
「じゃあ自分で名乗る名前を作っちゃえばいいのよ、もっと可愛い響きの名前とか」
「私のも名乗りの名前だもの」 ぽろろん
パス
「吟遊詩人、というものでしたか?」 そういうことがしたい人は。>英雄譚をさがしたい!
アイビス
「そうね、吟遊詩人って言って良いかも」
パス
「ふむ。……ふむ」 なるほどたしかに。そういう自由も、今の自分にはあるんだった。
アイビス
「どうかした?」
考え込んでしまった少女を少し覗き込むように見て
パス
「名前の事を考えていました」 覗き込まれても特段気にしていない様に見つめ返した。
「今までは主にお仕えしていて、そういった事を考えた事もなかったので……」
アイビス
「じゃあパスちゃんって名前は、ご主人さまが付けてくれた名前なんだ?」
パス
「恐らくは。気付いた事にはそう呼ばれておりましたし、両親の顔も知りません」
「ただ、私はこちらに“流れて”しまっていて、」 人差し指を伸ばしー
「主のもとへ帰れず」 中指を伸ばしー
アイビス
「ふんふん、大変だねぇ……」
パス
「主とも離れている状態です」 薬指を伸ばしー
「ので」 「実質的に主から解放されたので、好きに生きる事が出来ると言えます」 
アイビス
「ぷ、」
「あはははっ、良いね、とっても前向きだ」
からからと笑って
パス
「環境としては劣悪でしたので、個人としてはとても快適です」
アイビス
「そっかそっか、苦労したんだねえ」
パス
「このように、見た目だけは整えられていましたが」 髪はさらさら、肌はぴちぴちだ。
アイビス
「うんうん、気にしてたらごめんだけどお人形みたいって思ってた」
パス
「いえ、気にはしていません。気に入ってはいますが」 ぴーす
アイビス
「良かったら自由になったお祝いに名前を贈ってあげようか」
パス
「良いのですか? 名前を付けるというのは、大変な事だと本で読みましたが」 主に恋愛小説で。
アイビス
「自分で決めてもいいけれど」
「誰かに付けてもらった名前の方が良いでしょう?」
「名付け親とか、生まれた時に決めるとかはたしかに大変なことだけど」
「貴方だって大人でしょう?それを使うかは自分で決められるもの」
パス
「では、アイビスさんの気を揉ませないのであれば頂きます」 こくり。
アイビス
「どんなのが良い?」
「好みとか傾向とか、そういうのがなければ私がフィーリングで付けちゃうけれど」
パス
「……そうですね」 んー。
「好みというほどではないのですが、私から感じられた言葉を扱って頂けたらと」
アイビス
「そうねぇ、じゃあ」
メモにさらさらと書き始めて
「イレナ・パス・レッドローズ。とかどうかしら」
パス
「イレナ・パス・レッドローズ……」 反芻して。
アイビス
「イレナって名前は」
パス
「レッドローズは恐らく、瞳の事ですよね。イレナ、とは?」
アイビス
「灰かぶり姫の本当の名前と言われている名前からもらったの」
パス
「灰かぶり姫……シンデレラですね」 
アイビス
灰かぶりシンダー+エラってね」
「貴方の髪も真っ白の灰に思えなくもないけれど、」
「結局あのお話は最後には魔法が解けても幸せになったわ」
「貴方が今後、たとえ主のもとに戻ることになっても」
「幸せでありますように、ってね」
パス
「ある種、」 くすりと微笑んで。 「私の魔法はもう、解けているのかもしれませんね」
アイビス
「そうかも」 くすくす笑って
「どうかしら、気に入ってくれるなら使ってくれて良いし、やっぱりパスが良いならそっちで構わないし」
「好きにして頂戴。トルバドールのアイビスが付けた名前っていうのが今後名誉になるか不名誉になるかは別だけれどね」
パス
「大切に名乗らせて頂きます」 席を立つと、慣れた所作でアイビスに向き直り
「これからはイレナかパス、或いはレッドローズ、とお呼びください」 随分と堂に入った様子の優美なカーテシーをアイビスに送った。
アイビス
「よろしくね」 嬉しそうに頷いて
「いいところのお嬢さんっていうのはそうなんだねぇ」
パス
「名誉であろうと不名誉であろうと、投げかけられる言葉には耳を伏せられますので」 他者から見てどうだろうと構わないと頷いて。
「使用人の様なものです。よくよく教育して頂きました」
アイビス
「アルヴは生きていくためには他人が必要だものね」
「こっちで苦労はしていない?」
パス
「はい。……そういった面では、主人によって用意されていた醜悪で劣悪な環境も利点は極々わずかに存在していたのですが」
「こちらに来てからはまだ日も浅いので、苦労らしい苦労は……随分と親切にしてくださるアイビスさんの様な方がいらっしゃいましたので」 神殿の方に。
アイビス
「そっか、相手がいるなら何よりね」
ふふ、と笑って
パス
「いえ、特定のお相手ではないので今後も探す事にはなると思うのですが、」 
「困った時は頼れと仰って頂いたので」 ウン。
パス
設定を読み返す度に不安定な生き物だよなあと思う
アイビス
「そっかそっか。困ったら私も頼ってくれて構わないわ」
「一晩泊めてくれるならね」
パス
「ありがとうございます。……」 ん? 「〈星の標〉では、部屋の提供もされていると聞きましたが」
アイビス
うん、アルヴはねぇ
アイビス
「私、決まった住所持ってないの」
「声かけて上手く行った時は相手の部屋で泊まって、そうじゃない時は自分で部屋を探して泊まってる」
「だから身の回りのものしか財産ってないのよね」
「まだまだ自活できる程の技量はないからねぇ、なんだかんだいつも綱渡り」 ふふ、と笑って
パス
「不安定な生活ではありませんか? 持たずにあちこちを周る事を良しとしているのでしょうが……」
アイビス
「安定した生活じゃないけど、」
「不安定だから楽しいところはあるわ」
「だから色んなところに行ってるの」
パス
「……」 ふむ。 「成程、少しだけ分かります。私もただ生きるだけであれば、これまでの環境の方が安定はしていましたが」
アイビス
「イルスファールも後3日もしたら出るしね」
パス
「無言で飛び出したストライキ同然の現在は充実して楽しい状況にあります」 ぴーす。
「では、お戻りになられてその日の宿に困られた場合は、こちらの番号まで」 札付きの鍵を見せて。
アイビス
「それも醍醐味よね」 ふふ、と笑って
「うん。その時は吸わせてあげるから泊めてね」
パス
「ギブアンドテイクですね」
「イルスファール……を出て、どちらへ向かわれるのです?」
アイビス
「んー、どっちに行って欲しい?」
パス
「周辺の土地には明るくないので、私に問う場合は」
アイビス
「じゃあ西と東」
パス
適当なものがないかときょろきょろ周囲を見回した後、適当な食器をひとつテーブルに備えられたセットから取り出して
それを立てて 「えい」 ぱっと指を離す
【✔:北】 [×:南,東,西]
「北になってしまいました」 苦笑した。
アイビス
「北かぁ、森だよ?」 困ったように笑って 「とりあえず東に行ってみるわ」
パス
「なるほど。ちなみに、南と東、西には何が?」
アイビス
「南は蛮族領、まあ手前にユディスがあるけれど」
「西にはディニスとミール地方」
「東にはオルトラント地方があるかな」
「北は古龍の褥」
パス
「ふむ。……知らずに南にしなくて良かったです」 いや本当に。
アイビス
「危ないからもっと色々なこと知らないとね」
パス
「では、次はオルトラント地方へと向かわれるのですね。……具体的には、どのような目当てが浮かびますか?」 そっちの方は。
アイビス
「目的は特にないかなー」
パス
「はい、これからこの地方について学んでいきたいと思います。ばりばり。
アイビス
「東に行って気になる物語を仕入れる。そして詩にして、広めるようにして過ごす」
「それだけだよ、色んな場所に行くこと、それ自体が目的かもね」
パス
「なるほど、すべては詩の為にですね」
「では、オルトラント地方で見つけられた詩を期待して、こちらでお待ちしています。出かける事もあるでしょうが」
アイビス
「うん、また聞きに来てくれたら嬉しいな」
パス
こくり、と頷いて。 「今は、他に詩はございますか」
アイビス
「あるある、いっぱいあるよ」
ぽろろん、と奏でて
パス
頷き返すと、興味深そうに耳を傾ける。
アイビス
――其の者、夕日色の髪に、紫水晶の瞳を持つ――
よく通る声が演奏と一緒に詩を形にしていく
アイビス
と言う感じで〆ようかなーって思ってる
パス
はーい
アイビス
お付き合いありがとうー
パス
聞き入ってる描写もしたしこれで良さそうかな
お疲れ様でしたー
このまま保存して貰っちゃおう
アイビス
お疲れ様!また遊ぼうー
はーい

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