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泡沫のプロヴィデンス 幕間XXIV

20231225_1

!SYSTEM
GMが入室しました
!SYSTEM
クヴァレが入室しました
GM
みょい
!SYSTEM
イルヤンカが入室しました
クヴァレ
ミョミョミョ
イルヤンカ
ミョ
GM
みょみょみょ
とりあえずGMは様子見のためにいるので
何か質問があれば聞いてください
クヴァレ
ろぜ…っと!?
GM
ろぜ……っと!ほしい?
ほしいなら追加する
クヴァレ
まじ?
GM
そういう時もある
クヴァレ
ちょっとほしみはあるかもしれない
GM
ほししべ!?
!SYSTEM
ジュディッタが入室しました
クヴァレ
べ!?
ジュディッタ
あべっぼあwせbたおいせ
GM
あおちよ!?
クヴァレ
ボボボボッボボボボッ
ジュディッタ
どんちき└(^ω^)┐♫┌(^ω^)┘♫どんちき
GM
どんちき└(^ω^)┐♫┌(^ω^)┘♫どんちき
クヴァレ
どんちき└(^ω^)┐♫┌(^ω^)┘♫どんちき
GM
タイミング的には観測所付近を抜け出した直後くらいがいいかな?
イルヤンカ
私はそれでOK!
クヴァレ
ファイッ
ジュディッタ
余暇です!
よかです!
GM
余暇!?
クヴァレ
余暇ほしい!?
ほしい
ジュディッタ
ほしい
GM
ほしい
じゃあそんなところからやりましょう。
ジュディッタ
よろしくお願いします
GM
よろしくお願いします。
クヴァレ
ます!
イルヤンカ
よろしくお願いします
 
 
GM
観測所に開いた大穴の地下に広がっていた遺跡。その奥は、世界樹の根へと繋がっていた。
以前見つけたスクレータの手記を手掛かりに、〈純水の剣〉の力を用いて根から世界樹の病を癒やすための君たちの作戦はひとまず上手くいったと言って良い成果を得られた。
ただしそれはあくまで、世界樹の病に関してのみの話だ。
病が癒える兆しが見えると同時に起こった予期せぬ事態。危機感を覚えたのか、それ以外の理由があるのか、“黄昏”は突如として君たちの前に溢れ出し、その退路を塞いだ。
その窮地をどう切り抜けるか思考を巡らせても、最善の答えは出て来ない。
ならば――と、次善の策を真っ先に実行に移したのは、アナムとカスラーンだった。
彼らを世界樹の根元へと残し、君たちはただひたすらにレムリアへと向けて走る。
息が切れても足は休めず、振り返っても決して足は止めず、
駆け続け、ようやくその歩を緩めたのは、遺跡を抜けて、その上に広がる観測所を過ぎ、追手の気配が完全に無くなった頃だった。
GM
歩きながらでも、ほんの小休止でも
どちらでもやりやすい方で大丈夫です。
クヴァレ
ありがてぇ
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
解かれた絆100%
GM
最初に描写をした者がそれを決める……!
クヴァレ
最初にそれを手にしたものが、王者――ざわ…
ジュディッタ
略しておざわ
クヴァレ
おざわざわ
イルヤンカ
「ナプキンを取れる者」とは万人から「尊敬」されていなくてはいけないッ
じゃあトボトボと
ジュディッタ
急にイルヤンカの画風がかわっちゃった
とぼやんか
イルヤンカ
「ぜ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
クヴァレ
――……っ、は…ァ」 息も絶え絶え。足の骨から熱を持つような感覚さえも通り越し、痛覚が朧気になるほど走った。がらん、と大きな音を立てて、両腕に抱えてきた杖を取りこぼす。
イルヤンカ
全身が泥のように重い。心臓が張り裂けそうだ。それでも無我夢中で駆けてきて――
GM
レアルタは歩いてこそいるものの、先程から一言も発する気配がない。表情から、今声を掛けても意味を無さないことは見て取れるだろう。
イルヤンカ
クヴァレの杖が地面に落ちる音が、からからんと響き渡る。
クヴァレ
「……はぁ……は、」 静かな瞳――感情が削ぎ落されてしまったかのような昏い瞳で、足元に転がる杖を見下ろしている。
ルキナ
表情の変化に乏しい少女も、この時ばかりは肩を大きく上下させて、速く、煩く鳴り響く脈を少しでも落ち着けようと呼吸を繰り返していた。
イルヤンカ
ぷっつりと気持ちの糸が切れたら、どうにか足を前に運び続けるのも、もう限界だった。
ジュディッタ
「はっ、は、……っく……」 戦い方の都合上、守りながら長く戦うことはそう慣れてはいなかった。いつも以上に息を切らし、しかし足は前へ。
――……」 近くで乾いた音。誰の……ああ、誰かの杖だと、音がする方へ顔が向いた。
クヴァレ
――…、」 ふ、と最後に息を鋭く吐く。杖を拾い上げようとして、一度躊躇った。結局そのままそれを震える手で拾い上げると、肩越しに走ってきた道を振り返る。
ジュディッタ
目元を隠した仮面から表情の詳細は見えないが、差はあれど、疲労の色は皆と同じようだった。
イルヤンカ
立ち尽くすクヴァレと、とぼとぼと歩くレアルタが視界にはある。膝に手をつきながら、息を整えると、クヴァレが振り向いた。それにつられて、ゆっくりと背後を振り返る。
クヴァレ
続くレアルタ、ロゼット……パーティーの面々の事も視界に入っているのに、いつものように声をかけることも、体調を尋ねることもできないでいた。
ジュディッタ
荒い呼吸を続けながら、自分がその杖を取りに行く前に、彼自身がそれを手に取るのを見ていた。
イルヤンカ
“黄昏”が今にも追いかけてきそうな気がして、ずっと後ろを見ることができなかった。前に歩く力が尽きて、観念したように振り返った先は――
皮肉なことに、平時そのものだった。
GM
背後には“黄昏”の影はひとつもない。あの女も、他の魔物も。
それどころか、視界の先に聳える世界樹は確かにその本来の色を取り戻しつつさえある。
クヴァレ
皮肉にさえ感じるその美しい景色に、きゅっと下唇を噛んだ 「……――失わせるわけには、いかないのだと……」 誰にでもなく呟く。瞳と同じ、どんよりと暗い声。
ジュディッタ
クヴァレの視線先を追う中でイルヤンカも居た。二人共、黄昏の色が引いた樹を見ているようだ。
GM
前を行く他の面々も流石にペースを落としている。彼らの一部は、君たちの様子を窺いながら周辺警戒と小休止の準備を始めているようだった。
クヴァレ
「一緒に、帰るのだと……そう、お約束したのに――……」 「また、間違えてしまった」
イルヤンカ
張っていた糸が切れて、イルヤンカはその場に膝をついたかと思うと、座り込んでしまった。
ジュディッタ
「……」 反対側に位置する、残りの仲間を見やる。歩を進めているようだったらどうにか歩かせないと……
そう思っている矢先に、杖とは違う音……人の崩折れる音を聞いて、顔が瞬時にそちらへと向いた。
ディアキリスティス
ジュディッタの視線に気がついたのか、走り続けて白い肌をすっかりと赤く上気させたディアキリスティスが後ろを振り向いて首を横に振った。
ジュディッタ
誰が――イルヤンカか。そちらへ駆け寄りながら、そう認識した。
クヴァレ
およ子ーッ
GM
およ子!?
イルヤンカ
頽れた背中がちいさく震えている。
ジュディッタ
およよ
クヴァレ
「………」 視界の端ですとんと小さくなってしまった影へと、目を向ける。
ジュディッタ
「イルヤンカっ……、……大丈夫か?」 顔の位置を合わせるようにして、跪き、顔色を伺うように見る。
イルヤンカ
「ひっ…… ぐ、……う、うう―――」 呼吸がひきつれる。声を殺して静かに泣く。仲間たちに聞かせたくないという、最後の理性がそうさせた。
ルキナ
「…………」 激しい呼吸の音が途切れたかと思えば、ついで響いてきた啜り泣く声に周辺警戒に当たろうとしていた足が完全に止まった。
クヴァレ
――…」 鼓膜を揺らした小さな泣き声。遠くから、少女をじっと見下ろした。
ジュディッタ
先程、前を行くディアキリスティスが視界に入った。……一度止まるということだろうと把握して。
「………」 自分の担いでいた背負い袋から毛布を取り出し、座り込んでしまったイルヤンカのその腕に一度押し付けてから、側に置いた。手に取られずとも、勝手に取ってくれるように。
イルヤンカ
ジュディッタの掛ける言葉に、まともな答えは返ってこない。大丈夫か、その一言が引き金になったように、ひときわ大きな感情の波が溢れ、顔をくしゃくしゃにした。
ジュディッタ
かけて
か……
クヴァレ
大丈夫か!
のほうだな!
ジュディッタ
かけておくか……(修正の用意
ああwwwww
よかった
GM
そうだぞ
イルヤンカ
声をかけてくれたでしょ! 顔みないでください!
ジュディッタ
すみません! すみません!
クヴァレ
ははは、こやつめ!
悩むAOTY
ジュディッタ
じっと見つめるもんじゃない。立ち上がり振り返ると、足を止めたルキナの姿が見えた。
「ルキナ……僕が、見るよ」 代わろうとして、ルキナへと歩んでいく。
イルヤンカ
――ごめんなさい、ごめんなさい……、また――
ルキナ
「……いいえ」 いつも以上に静かで平坦な声で、 「……大丈夫です。ジュディッタは、彼女たちを」
自分より、彼女の方が今のイルヤンカたちに寄り添ってあげられるだろう。そんな言葉が、言外に含まれていた。
ジュディッタ
「………わかったよ。先は任せた、後で交代しよう」 声音を聞いて、慎重に頷いた。出来るだけ疲労をのせないように、そう返した。>ルキナ
クヴァレ
「………」 聞き覚えのある声色だった。ロゼットの静かすぎる声色に、彼女を振り返る。口をついてでた言葉とは裏腹に、彼女の足が止まったままなのを見て
ルキナ
頷いては見せたが、ルキナはその場を離れる様子を見せない。君たちの傍で、君たちを守るための警戒を続けるようだった。
クヴァレ
ついで、小休止を挟むべく、遠く歩いていくリアレイラの背中を見つける。いつもの自信に溢れた、ピンと伸ばされた背が、今はずっと頼りなく見える。
ジュディッタ
そんなルキナには後ろ手を振って、まずはとイルヤンカの元へと歩み戻っていく。その最中、クヴァレを一瞥しつつ……。
イルヤンカ
ロゼットの方が、レアルタの方が自分よりよほどつらいはずだ。こんな姿は見せてはいけない。――理性ではそう分かっていても、一度切れてしまった感情はどうすることもできなくて、あふれる涙を手の甲で何度も拭った。
クヴァレ
存外、彼は冷静なようだ。そう振舞っているだけかもしれないが……少なくとも、優れた斥候の目をもってしても、彼の中に焦燥感や動揺は見られない。 >ジュディッタ
ジュディッタ
「……」 クヴァレには、もっと気にかけている相手がいるようだ。こちらはひとまず置いといて良さそうだと判断して、視線を外した。
黙ってイルヤンカの側……付かず離れず、イルヤンカの表情が見えない位置に腰を落とした。
クヴァレ
ちゃんと顔を見ないで上げてる…おやさしいこと…
GM
てれる
イルヤンカ
みてもいいんだからね?!(PLは
ジュディッタ
///
そんな無粋なことはしないよ///
クヴァレ
今なら鼻水垂らすくらいの酷い顔をしても大丈夫
ジュディッタ
仮面を付けているとはいえ、こちらの表情をいちいち気取られても、という思惑はあった。自分に気を使わせないように。
イルヤンカ
「……カスラーンさんも、……アナムくんも、……笑ってた……」 「ふっ、……ふたりだってっ、怖くてたまらなかったはずなのにっ……」
最後に背中越しに片腕を上げたカスラーンと、その横に立つアナムの背中が脳裏から離れない。
クヴァレ
ゆっくりと、緩慢な瞬きをしながら、再び視線はイルヤンカの方へ。
イルヤンカ
「レアルタさまには、おまえらが必要だって――そんなこと…… いっ、いっしょに居るべきなのは、ふたりの方じゃないですかぁ……」
ジュディッタ
溢れ出てくる言葉を止めることなく、言わせたままにする。慰めの言葉をかけず、ただ黙って宙空を見るようにしている。
イルヤンカ
「残るなら、わたしのほうが残るべきだったのに……」 「わっ、わたし、怖くて…… 生き延びたくて、走ってた……」
ここで死ねば、ふたりの覚悟を無駄にすることになる――なんて。あのとき考えたのは、自分に都合の良い答えにしがみつきたかったからだと今なら分かる。 「……ずるい、ずるい……」 うわ言のように呟きながら、背中を丸めた。
イルヤンカ
おもったより傷がふかかった
ジュディッタ
ふかい
クヴァレ
「………」 蹲るようにして、泣きながら訥々と言葉を紡ぐイルヤンカ。そのすぐ傍らに居て、ともに悲しみを共有するジュディッタ。並ぶその姿に、ある日の光景が思い出される。
GM
傷心やんか
クヴァレ
もっとえぐっていけ
クヴァレ
――…そう、か……」 納得するような声色で、ぽつりと呟く。
イルヤンカ
――……」 頭がズキズキと痛むようだ。ずっ、と洟をすすって、地面に落ちるジュディッタの影に向かって言った。 「……すみ、ません」
ジュディッタ
「謝らなくていいよ。……水分でも口に含んでおくかい」 先程口にした言葉については触れない。
イルヤンカ
「…………」 間をおいて、うなずいた。
ジュディッタ
イルヤンカの側に置いた毛布へと、水袋を放った。液体が袋の中でたわむ音が、毛布越しに発せられた。
クヴァレ
ドタプン
ジュディッタ
水っていけるとおもう????
イルヤンカ
どゆコト??
クヴァレ
ニッチな性癖ですこと!!!
イルヤンカ
のろのろと水袋を手にとって、口に運ぶ。
ジュディッタ
水袋の中にすなおに水入ってても別におかしかないかなってちょっと迷っちゃった
イルヤンカ
水袋は……水を入れるものですね
ジュディッタ
はい
GM
水袋に水以外のなにをいれるってんだ
クヴァレ
補給なかったからもう空かもみたいな!?
ジュディッタ
酒の方がもつから酒が入ってたりするものかと思った
でも疲れてる人にそもそも酒のませねえわ
水です
クヴァレ
なるほどw
酒ならスキットルだろうから多分お水
GM
イルヤンカを酔わせて傷を忘れさせる作戦
ジュディッタ
べらんめぇ!!!!!
水!!!
クヴァレ
飲んで忘れろイルヤンカ!!
イルヤンカ
水は喉を通って、腹の中におちていく。まるでぬるかったが、そのときはどんな甘露よりも美味しかった。
一口飲むと、追われたように二口、三口と飲み下す。溢れたぶんが、顎をつたって服を濡らした。
クヴァレ
隙あらばえっち
ジュディッタ
わかるけどえっち
イルヤンカ
乾いた身体に、水が行き渡っていく感覚すら覚えた。
「……ぷはっ」
イルヤンカ
生きてるって実感を表現したかったの!!
今回はえっちを表現したい気持ちは
まあ
ジュディッタ
あった
クヴァレ
(じっ
GM
yarasii
イルヤンカ
「あ、ありがとうございます、ジュディッタさん」
ジュディッタ
「いいよ、気にしないで」
イルヤンカ
深くを聞かないでくれるジュディッタの配慮が、いまはありがたかった。
―――」 萎えていた足を起こすように、ゆっくりと立ち上がる。
クヴァレ
ジュディッタが再三注意を払って見ないようにしていたイルヤンカの泣き晴らした顔を、視界に入れてしまった。緩慢な瞬きを一つ交えながら、視線を世界樹へと戻す。
イルヤンカ
ふと目をやると、クヴァレは自分から目を逸らしたようにも見えた。
クヴァレ
(鼻水垂れてた…)
イルヤンカ
少年の視線を追えば、ふたたび世界樹が目に入る。
「……あそこに――
「も、戻れると、思いますか?」
クヴァレ
「……」 誰への問いかが判然とせず、少年は押し黙った。ともすればそれは、自問なのかもしれないが。
ジュディッタ
そう言われれば、近くに居た者としては返さなくてはならないか……と、少しの間を置いてから口を開く。
クヴァレ
どちらにせよ、今自分には、彼女に配慮した答えを返せない気がして、結局唇を引き締めるのだった。
ジュディッタ
「……それは……何の思惑があってのことかな?」 こうしていて、少しは身体が落ち着いてきていた。平時のような口調で、顔を動かさずに答えた。
イルヤンカ
外聞もなく、ごしごしと袖で顔を拭えば、少しはマシになった。それでも様子に余裕はなく、最初に思いついた考えに縋りつくように、
「わっ、わたし…… 聞いたことがあるんです。リアレイラさんなら、蘇りの魔法を使うことができるって」
「ねっ、クヴァレ君、そうだよね」
クヴァレ
――……」 漸く気持ちを立て直し始めた少女に、なんといえばいいのだろうか。
きっと、恐らく。これまでの流れを鑑みるに。最悪の予測が一番、的中する可能性が高い。
故に、イルヤンカの優しさを逆手にとって、少年はただ世界樹を見つめた。答えたくない。彼女は多分、許してくれるだろうから。
ジュディッタ
「……イルヤンカ」 小さく、困惑したような声音で名を返した。
イルヤンカ
「……クヴァレ君?」 それがクヴァレを傷つける可能性まであったことにまで気を回せる程、いまの少女には余裕がない。どうして答えてくれないのか、困惑が声に交じる。
ジュディッタ
「……」 言うしかないか、と一息吐く間を作る。
イルヤンカ
クヴァレが応えてくれないので、 「そ、そうですよ。……どうにかして、ふたりを取り戻す方法を見つけたら、リアレイラさんに頼んで――
「レアルタ様がどう思うかは分からないけど―― ふたりはきっと、蘇生を受け入れてくれると思うんです。だから……」
ジュディッタ
「ティーナのことを思い出してくれ、イルヤンカ」
イルヤンカ
でえじょうぶだリアレイラボールで蘇る!
クヴァレ
シェンローーーーン!!!
GM
7つあつめてきました
イルヤンカ
――……え」
ジュディッタ
ギャルのパンティおくれ!!!!!
クヴァレ
神意の眼を七つ集めると伝説の龍が現れどんな願い事も叶えてくれるという
イルヤンカ
七つも集めるのたいへんそう…
ジュディッタ
「彼女が……彼女たちが戦っていた場所に、何が残っていたか」
「僕たちはそれらを見て……弔いをしたか?」
イルヤンカ
観測所で見た光景を思い出す。ジュディッタと一緒に探索して回ったのだ、忘れるわけがない。
――で、でも、………」 
クヴァレ
――蘇生を行使するには」 しんと静まった声。まるで波一つない湖面、その中にぽつんと浮かぶ月の情景が浮かぶような。
クヴァレ
ここ、進研ゼミでやったところだ!!!
ジュディッタ
お!!!!!
GM
早速活用していくスタイル
クヴァレ
「最低限、脳と脊椎が必要です」
イルヤンカ
復活させる人間と同じカロリーが必要!
ジュディッタ
人体錬成~(ドラ◯もんの声)
イルヤンカ
―――……」
クヴァレ
も、もっていかれた……ッ!
イルヤンカ
「で、でも」
ジュディッタ
「激しい戦いの痕跡は残っていた」
「では、痕跡を残した者は? ……さんざ、探したと思うけどな」
イルヤンカ
「こ、こうは考えられないですか? 観測所あれは“黄昏”が、何かの力でみんなをどこかに隠して……」 言いかけた言葉も、ティーナの最後の記憶に途切れる。
ジュディッタ
意地悪を言っているつもりではないが、それを弁明する気にはなれなかった。
イルヤンカ
「………」
ふたりは分かっている。自分だって、本当はどこかで分かっているのだ。
―――そう、ですか」
クヴァレ
落ち込むイルヤンカを見ていられなくて、逃げるようにして視線を横にずらす。その先に見えたのは、ロゼットの背中だった。
ルキナ
丁度クヴァレが視線を注いだのと時を同じく振り向いた。
イルヤンカ
失われたものは、本来、二度と戻らないと。
ルキナ
「……戻ることの出来ない最も合理的な理由は、他にあります」
クヴァレ
――……」 じっと、彼女を見つめる。
イルヤンカ
「………」 ロゼットの声に、顔をあげて彼女を見た。
ジュディッタ
見ること無く、耳を傾ける。
ルキナ
無機質で光に乏しい瞳に、本人でも気付いていないであろう僅かばかりの潤みを帯びさせて 「あなたがあそこに戻れば、私たちはあなたまで失うことになるかもしれません」
「それは――」 今の状況でひとりでも欠ければ、これ以上戦力を失えば、自分たちは立ち行かなくなる。そういう言葉が出てくるはずだった口の動きが止まって。
「それは……、……嫌です」
クヴァレ
「………」 感情的な言葉だ。僅かに目を見開く。
ルキナ
間を置いて出てきたのは、合理性とは大きく掛け離れた言葉で、口にした後に失言を零してしまったかのように口元に手を当てた。
イルヤンカ
――――わ、」
ルキナ
「……あれ……、おかしいですね……。全然、合理的では……」
イルヤンカ
「わたしだって、嫌ですよう。だっ、誰かがいなくなるのは、もういやですぅぅ~……!」 せっかく止んでいたのに、また泣き出してしまった。
「わたしが死ぬのもっ、誰かが死ぬのもっ、もういやです……!」
子供みたいな泣き方だ。
「ロゼットさぁぁん!」 そのまま駆けて行って、ロゼットに抱き着く。
ルキナ
「…………」 悲痛な泣き声が、何処かで固い錠で閉ざされた扉を叩いたような気がして、胸を押さえる――よりも早く、イルヤンカが飛び込んできた。 「……い、イルヤンカ……?」
イルヤンカ
「ロゼットさぁぁぁん!」 わあーっ、と恥も外聞もなく泣いて、ロゼットの身体を抱きしめた。
ルキナ
困惑した様子でも、彼女を受け止めなければならない――そんな思いに駆られて、抱きついてきたイルヤンカの頭にそっと腕を回した。
ジュディッタ
一連の様子を見守り、数拍置いた後に視界から外す。口をつぐんだまま、イルヤンカの側に置いた毛布と空になった水袋を回収した。
クヴァレ
ロゼットの精神的な成長の兆し。なんと喜ばしい事なのか。嬉しい事のはずなのに――。愕然とした様子で彼女を見て、ゆっくりと俯いた。
……こんな経験でもしなければ、育まれない心というのも難儀なものだと。
ルキナ
「……怪我を負っているわけでも、毒を飲まされたわけでもないのに……」
「胸が苦しい、呼吸が乱れる……。身体の内側を、鈍器で殴られているような、鋭利な刃物で突き刺されているような……」
「思考を巡らせても、まとまらなくて……、これは、どんな異常なのでしょう」
ジュディッタ
「感情は……異常じゃないよ」
ルキナ
「これが……感情?」 僅かにイルヤンカを抱きしめる腕に力が篭もった。
ジュディッタ
荷物を一纏めにして背負うと立ち上がり、それ以上を語ろうとはせず、
クヴァレ
イルヤンカの泣き声、それに紛れる優し気な、幼げな声色のロゼットの言葉を聞いていられなくなって、世界樹に向き直りながら、試しに片手で耳を塞いでみる。どんなに塞いでも、手の平に開いた穴から音が突き抜けてくる。諦めて、手を降ろした 「………こんなことでもなければ――
イルヤンカ
「かっ、かなっ……しくてっ、 くやっしくて……っ」 泣き声の合間合間に途切れ途切れで、ほとんど言葉になりきれていないような声だったが、きっと意味は伝わっただろう
ジュディッタ
3人から離れていきながら周囲を見回して、何かを探るよう。警戒の交代をそのまま行うつもりのようだ。
クヴァレ
「……取り戻せないというのですか。――こんなのは、あんまりです」
クヴァレ
やっぱこんな世界滅ぼそうと思います
ルキナ
「……はい。これが、悲しい、悔しい……」
イルヤンカ
その世界にはこの子たちもいるが?
ジュディッタ
ルキナ
「……イルヤンカは、今、痛みを感じているのですね」
クヴァレ
石化光線を開発して私がDrStoneになる
GM
上位バジリスクになれば
宝石にできますよ
ジュディッタ
トモダチコレクション
イルヤンカ
そそるぜこれは
クヴァレ
皆宝石にして大事に大事に保管させてくれませんか
イルヤンカ
「……ロゼットさんだって」 少女の背中をさすりながら
ルキナ
「…………」 そして、おそらくは腕の中で泣きじゃくる彼女だけではなくて、自分も。
「……この感情痛みは、一体何のためにあるのでしょう」
イルヤンカ
ヴィランになっちゃう
GM
その前に首輪で死ぬから平気さ
イルヤンカ
「……何の――?」
ジュディッタ
ほししべを保管場所にするんじゃないよ!
クヴァレ
――……」 ルキナの問いに答えられず、やはり遠くの景色を見つめた。ジュディッタが遠ざかっていく足音が聞こえる。
ルキナ
「……だって、」
クヴァレ
ほししべコレクション!
ルキナ
「これは、身体と判断を鈍らせるものです。……スクレータは、何故私にこんなものを学べと……」
クヴァレ
「知らなければ良かったと、思われますか?」
ルキナ
自信なさげに首が横に振られる。 「……わかりません。……少なくとも、役に立つものだとは思えない」
イルヤンカ
ロゼットの問いに答えられず、ひっく、としゃくり上げる。
ルキナ
「思えないのに……、分からないのです」
クヴァレ
「分からない、ですか……では、考えてみてください」
「これから先、もし生き残れたとして――
「貴方様はこの先も、誰かが傷つく度にその痛みを覚えるでしょう。相手が近しい者であればより強く、より激しくなります」
「……ロゼット様はお優しいから、きっと自らが傷つくよりも、誰かが傷つくのを目にする方がずっとお辛いはずです」
――なら、知らなかった方が良かったと、思われませんか?」
ルキナ
「…………、知ることに、合理的な意味は見出だせません」
それはつまり、知らない方が良かったということだ。
クヴァレ
「……」 緩慢に、こくりと頷く 「だから、本当は――知って欲しくなどありませんでした」
「ただ、同時に――
ロゼットから視線を外して、彼女の腕の中にいるイルヤンカへと視線を移す。
「ジュディッタさんのように、イルヤンカ様とその痛みを共有できる方が増えたこと、嬉しくも思います」
ルキナ
「……私がその痛みを知ることで、」
「……イルヤンカの感じている痛みは、和らぐのでしょうか」
クヴァレ
ふるりと首を横に振る 「分かりません。測れるものでは、ありませんから」
イルヤンカ
「………」 ず、と洟をすする。イルヤンカはただロゼットの体温を、心臓の音を感じていた。
クヴァレ
「でも、確実に言える事があるとすれば……一人で痛みに耐える方が、きっとずっと、辛いです」
イルヤンカ
そうしてようやく、ゆっくりと身を離して  「あ……ありがとう、ロゼットさん」
ルキナ
「…………」 魔法や物理的な手段以外に、傷を癒やす方法など自分には到底分からない。鼓動は一定のリズムでその振動を伝えるばかりで、何の意味があるかも分からない。
イルヤンカ
泣くだけ泣いて、心を通わせて、体温を感じて―― 吐く息はまだ涙の気配があったが、
ルキナ
「……はい」 それでも、そこには意味があるのだと考えたかった。信じたいと思った。
クヴァレにか、イルヤンカにか、口から漏れたのは短な肯定の声で、
クヴァレ
「……」 ロゼットの返答に、安堵したような表情を見せる。と同時に、心にもない事を、と自らに毒づく自分がいることも自覚する。
――」 杖を持ち直すと、先に歩き出したジュディッタを追いかけるようにして、無言で歩き出した。
イルヤンカ
その顔には、暮れつつある黄昏の空を見渡すような、哀しさを含みつつも澄みわたった表情が現れつつあった。
クヴァレ
知らないでいて欲しかった~~~痛みなんて碌でもねぇから~~~でも知れて良かったねっていう複雑な乙女心
ジュディッタ
イルヤンカと分かち合えてよかったねぇ~~~~~
イルヤンカ
「……まだ、やれることは、ありますよね」 きっと。
クヴァレ
ジュディッタも分かち合えてたよおおありがとうう~~~~GoodMizubukuro
イルヤンカ
ロゼットも、レアルタもいる。街ではウィスカも待っている。
ルキナ
目の前に浮かび上がった少女の表情に、彼女が僅かでも前を向けたことが伝わってきて、朧気ながらも意味はあるのだということが証明された気がした。
「……はい。やれることも、やらなければならないことも」
イルヤンカ
イルヤンカは頷いて、
少し先で待つ仲間たちの元へ、歩き出した。
クヴァレ
なんかあの言い方だとあれだなと思ったのでなおしておこう
ジュディッタ
アレ
不器用で……ごめん!
イルヤンカ
いやいや
おかげさまで良かったです!
ルキナ
――……まだまだ、検証が必要です、ね」 まるでアコナイトのようなことを言っているなと、小さな苦笑を漏らして。
クヴァレ
ヨシヨシヨシヨシコレデヨシ!
ルキナ
後ろ髪を引かれるように時折世界樹の方角を振り返り、思考を繰り返しながらもゆっくりと歩き出した。
GM
ぼくもヨシ!
!SYSTEM
BGMを削除 by GM
イルヤンカ
ヨシ!
ジュディッタ
ヨシ!
クヴァレ
ここぞとばかりに随所直していくたんご
イルヤンカ
GM
今がチャンスだぞ
収納される前にな……
クヴァレ
消される前がチャンスだ!!!!
GM
じゃあログは一応
明日くらいまでは残しておく!!1
ジュディッタ
クヴァレ
ヒャイ!
GM
お疲れ様だよぉ!
クヴァレ
おちゅんごねえ!!!!!
イルヤンカ
お疲れさまー! 本編も楽しみにしてます
クヴァレ
見守りせんきゅーGM!
ジュディッタ
おつかれさまでした、ありがとうございました
ナイスでございました
GM
ナイスですよジャスミン
イルヤンカ
じゃあ一足先に退出!
クヴァレ
オツミ!
GM
こっからがというかもうちょっと先がすべての回収フェーズなのでまだもうちょっと
お付き合いください;w;
おつみ~~~~
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イルヤンカが退室しました
クヴァレ
がんばるでぃ…
ジュディッタ
もち!!!!!
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クヴァレが退室しました
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GMが退室しました
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ジュディッタが退室しました

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