泡沫のプロヴィデンス 幕間XXI
20231121_0
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- アコナイトが入室しました
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- セイラが入室しました
- セイラ
- こんばんは
- アコナイト
- hoi
- 描写どうする?
- セイラ
- 多分休憩中の一幕な気がする。なんかテキトウにやっていいならやるし任せた方がいいなら任せる所存
- アコナイト
- BGM用意するから
- やってくれると助かるるる
- セイラ
- OK
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- レムリア島をめぐる依頼の最中、異界の知識に汚染された世界樹と謎の女に対抗する手がかりを得るため、一行はスクレータの足取りを追う。
- 記憶を取り戻し始めた少女ルキナの導きにより、冒険者一行はギアカ山脈へと向かう。
- 道中、謎の魔動機の欠片を見つけつつ…ついにスクレータにつながる手がかりがある遺跡の入り口を発見する。
- 遺跡に入る前に一行は険しい山道を登ってきたこともあり、また、陽が暮れ、夜が訪れることもあり、一時休息をとることとなった。
- これはそのうちの一幕である。
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- 竜の旅路100%
- アコナイト
- 「──」ウィスカや、リアレイラのレムリアとの交信がひと段落終えた後。先の議論で物議を醸すことになった原因そのものである男、アコナイトは、1人。いつもの座席に座って、何かを考え込んでいた。
- 腕をくみ、まるで寝ているかのようだが──起きている彼は、これまでのことを整理しているらしい。
- 「──」
- そして、気が付いたかのように目を覚ますと──ノートに何かを書き連ねる。ノートの内容は細かな文字だらけだ。項目ごとに整理されているわけではない。第三者から見れば、文字の羅列にしか思えないだろう。
- 休憩所からやや離れた──静かな場所で。思考しては何かを書く。ということを繰り返している。
- その静寂を破るかのように、ぱきり、と枝がかすかに折れる音が響く。
- アコナイト
- その音に反応するか──と思いきや、別にアクションを示すことなく、思考を続けている。
- セイラ
- 「ここにいたのね」音はわざと立てた。少しは反応くらいしなさいよ、無警戒すぎない?とは思いつつ
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- セイラ
- 両手にはマグカップがある。一つは自分のであろうが、もう一つは…。
- アコナイト
- セイラの声に目を開け「──緊急事態でもあったか? あるいは質問か? 雑談に参加しろという、要件なら承りかねるが」
- セイラ
- 「二番目よ…確認って言った方が近いわ」布をしき、近くの適当な切株の上に座り、隣にマグカップを置いた
- 「これ、いる?ただのハーブティーよ」
- アコナイト
- 「ふむ。飲み物なら不要だが、さしずめ、君の気遣いというものでそれを淹れてきてくれたのだろう。クヴァレからならハーブティではなく、紅茶や、ホットミルクをもってくるだろうからな」
- 「であれば、後で頂いておこう。そこに置いておいてくれたらいい」
- セイラ
- 素直にもう一つのマグカップを置き
- アコナイト
- 「では、質問。あるいは確認したいことを聞こう」
- セイラ
- そして切り替えるように口を開いた。
- 「貴方が今考えてるこの先の対応について確認したいわ」
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- ロジック~真実への道すじ100%
- アコナイト
- 「そのことについては整理中だ。特にエイレイテュイアとレムリアの人間の関係は、今回のカギとなるだろう。今回、俺が残ってでもそれを観測したかったのは、それが理由の一つでもあった。だからこの先の対応については、俺も具体的な案はない」
- 「だが、君が聞きたいことは、そういった世界の真実に関する事柄ではないだろう」
- 「具体的にどの対応についての所見を聞きたいか、聞かせてもらおう」
- セイラ
- 「一番ありえそうなところから聞くわ。仮にあの謎の女が襲撃してきた場合の対応ととれる対策について、貴方の所見を聞きたいわ」
- アコナイト
- 「赤い女の件か。確かに俺たちが──直近で対応しなければならない問題になる可能性が高い問題だ」
- セイラ
- 「あの襲撃の時よりも戦力自体はあるとはいえ…相手の実力は未知数」
- アコナイト
- 「よくわかっているじゃないか。故に対処法はない」
- 「そもそも、対処法を考え付くレベルならば、俺たちで討伐できるような存在だろう。唯一、奴の不意を打てるとすれば──出立前にウィスカらに提示した案だったが。やや提案が早急だったようだ。内心、俺もどこかで焦りが生まれていたのかもしれない。おかげで、頭を冷やすことができた」
- セイラ
- 「しいていえばユノは逃がしたいくらいね…」逃がせる状況ならばという前提であるものの、仮に襲撃があった場合、一番危険なのは彼女だ
- アコナイト
- 「君の注目はそこか。まあ何に観点を置くかは感性と直感次第だ。別に追及するつもりはない」
- セイラ
- 「全部を疑ってるって人に言ったの貴方じゃない…」
- アコナイト
- 「先ほどの発言はユノを信頼しているようにみえたが──まあ、それは一旦いい」
- 「ふむ。では赤い女の件が出た。君がいまどのように考えているか──少し議論でもしてみようか」
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- 対決~モデラート 2009100%
- セイラ
- 「議論ね…言っておくけど、リアレイラみたいに頭の回転は速くないわよ」
- アコナイト
- 「問題ない。君の直感を尋ねてみたいだけだ」
- セイラ
- あの純学者と知能を比べられたらたまったものではない。
- アコナイト
- 「では、質問だ。赤い女が現れるタイミング。君はいつだと思う?」
- セイラ
- 「いつでも」
- 「可能性を絞るなら」
- 「ロゼットの中にある眼が覚醒、あるいは、何らかの変化を見せた時」
- 「遺跡にあるスクレータが遺した手がかりを見つけた直後」
- 「ロゼットだけが狙いではないとすると、レアルタあるいはウィスカに何らかの変化があった時」
- 「これくらいよ、思いつくのは」
- アコナイト
- 「なるほど。大まかにいえば、それらの可能性が考えられるだろう。俺の見解と大体一致している」
- 「だが、今、俺は──遺跡にあるスクレータが遺した手がかりを見つけた直後、ではないかと踏んで考察しているところだった。むろん、あの女がここまで飛び越えてやってくるということを前提にしなければならないが」
- セイラ
- 「世界樹がどこまで枝を伸ばしているか、あるいは…」
- 「ここにあるものが奈落の剣につながっているものなら、ありえるわね」
- アコナイト
- 「そして、それはまず第一に。君が先ほどの述べた『ロゼットの中にある眼が覚醒、あるいは、何らかの変化を見せた時』のタイミングも内包することになる」
- 「──ここで、俺からの意見だ。ロゼットが徐々に記憶を取り戻していく様子──。少し不自然だと思わないか?」
- セイラ
- 「………前も言ったけど、ここまでの流れについても、気持ち悪いのは変わってないわ」
- 「関連した場所や人物との接触で記憶を取り戻すのはいいのだけど、どうにも、都合がよすぎるわ」
- アコナイト
- 「ああ。おそらく手のひらで泳がされているのだろう。俺もその感覚はもっているし。これはおそらくスクレータの計画か、あるいは、庭の計画なのだろう」
- 「スクレータの計画の場合は、それが俺たち取って不都合が都合がよいかはわかりかねるが」
- 「さて──、記憶を取り戻すことだが……遺跡に近づくにつれ、徐々に彼女の記憶が鮮明となっているように俺は思える」
- 「おそらく、遺跡内部に入れば、その様子も顕著にみられるだろう」
- セイラ
- 「でしょうね…スクレータについては、ウィスカ達やロゼットの話を聞いたり、あの手記を見る限り庭の一員であったとはいえ、善人より…なんでしょうけど」
- 「…………なんでユノに中途半端にロゼットの事について伝えたのか」
- アコナイト
- 「さて、それはまだ判断しかねる。この後出てくる情報に期待しよう」
- 「では、ここで質問だ。なぜ、彼女の記憶が遺跡に近づくにつれ、鮮明になるか。君は意見はあるか?」
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- 対決~2009 アレグロ100%
- セイラ
- 「遺跡に隠されている手がかりが、眼と共鳴している、あるいは、つながっているから?」
- アコナイト
- 「それに関しては俺と同意見のようだ。俺もそう考えている」
- セイラ
- 「もちろん、単にロゼットが遺跡に訪れたことがあって、記憶が刺激されているから…っていう単純な見方もあるでしょうけど」
- アコナイト
- 「ああ、真実とはそういった単純な答えであることも多い。そうなってしまったときは、そう考えるしかない」
- 「さて──。ここで質問だ。スクレータの隠したものの場所は……果たして“黄昏”を呼び起こした庭側の人間にバレていたか……。君はどう思う?」
- アコナイト
- 隠したものの場所だわ
- セイラ
- 「バレていたと思うわ」
- 「でなければ私達で見つけられるわけがない」
- アコナイト
- 「君の意見はよくわかる。しかし、そこは俺とは意見は食い違うようだ。俺は逆にバレていなかったのではないかと考える」
- セイラ
- 「最も、ここは現実とは違う…から、根拠としては薄いわ」
- アコナイト
- 「理由は単純だ。わかっていれば──さっさと回収すればいい。ロゼットと共鳴させるにしても……その隠したものを所持したまま、ロゼットに接近すれば済む話だろう」
- セイラ
- 「知っていてわざと実験とやらのために見逃したんじゃなくて?」
- アコナイト
- 「そう。その可能性はあるだろう。──ここで可能性がある推論として2つのものが成り立つ」
- 「一つはロゼットが『痛み』を感じるためのプロセスとして、時間をかけるために見逃した。その『痛み』が神意の眼発現の条件になりえるからだ。現に、ユノが殺されるという拒絶。彼女を助けたいという心の叫びから、神意の眼が発現した」
- セイラ
- ハーブティーをひと口のみ、黙って聞く。
- アコナイト
- 「もちろん、ここではスクレータの言動が不可解になる。別の可能性があって『痛みを』といったか。あるいは、スクレータの流れも庭の大計画に組み込まれていたかだ。これに関しては彼の足跡を追う以外真実を知ることができないだろう」
- 「そして、二つ目は。黄昏側の庭が──、スクレータが隠したものの正体を知らなかった場合だ。その場合、あの赤い女とロゼットの接触にも意味が出てくる。彼女の神意の眼との共鳴反応を起こすこと。そして、実際に彼女が貫かれたことで、あの赤い女と、ロゼットのつながりはより深まったと俺は推測する」
- 「故に。ロゼット、および、俺たちは発信機のような役割になっている」
- セイラ
- 「…それが本当なら、自分達で彼女の感情を殺しておいて、感情の発露を待つなんて、都合のいい話ね」吐き捨てるように一つ目の推論についてはそう感想を述べた
- アコナイト
- 「ロゼットを中心に遺跡までの道のり示し、その隠したものの、在り処まで誘導させ──そして、それが近づいたタイミングで“回収”する」
- セイラ
- 「元々彼女の中にある眼は世界樹の知識の集合体…それなら、あの女が世界樹と関わってるなら、つながりを持っていてもおかしくはないわ」
- アコナイト
- 「これが、今の俺たちの行動に対する俺の所見だ」セイラに頷きながら
- 「ここまでで何か質問がなければ、君の質問である『仮にあの謎の女が襲撃してきた場合の対応ととれる対策について、貴方の所見』について答えよう」
- セイラ
- 「進めて問題ないわ」
- アコナイト
- 「では」
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- トリック&ギミック100%
- アコナイト
- 「さて、この推測を前提にするならば──いずれにせよ、襲撃のタイミングは一つに絞られる」
- 「君が述べた『遺跡にあるスクレータが遺した手がかりを見つけた直後』が最も妥当といえるだろう」
- 「一つ目の考察からいうならば、その“何か”の前で、あの赤い女が出現し。道中でも述べたように、赤い女が俺たちを襲撃し、蹂躙すればいい」
- 「そうすれば、ロゼットの『痛み』が強く呼応し、神意の眼発現のきっかけとなるだろう。もっとも、それがどういった効果をもたらすかは予測はつかないが。俺たちに都合の良いことばかりが起こるとは考えない方が無難だ」
- 「二つ目の観点から攻めるのならば、より単純だ。『遺跡にあるスクレータが遺した手がかりを見つけた』瞬間に俺たちの発信機としての役割は完遂する。ついでに、先ほどの『痛み』に関する処理を行えば、一石二鳥だ」
- 「以上のことから──『遺跡にあるスクレータが遺した手がかりを見つけた直後』あるいは、その手がかりを回収し、この遺跡から脱出した直後。が、赤い女が出現するタイミングといえるだろう。俺たちのもとにやってくるという前提ならば、な」
- セイラ
- 「ロゼットも面倒な代物を押し付けられたわね…」
- アコナイト
- 「さて、これ以降に関して、俺は今思索を巡らせていた」
- セイラ
- 「こっちに来る確率の方が高いのはわかってるわ。街を仮に落としたいなら、今までもいくらでもタイミングはあったもの」
- アコナイト
- 「例えば、神意の眼が俺たちに有利な効果をもたらせてくれるなら、それはそれで結構だが。それを前提に動くわけにはいかない」
- 「それに、俺は戦いは苦手だ。できれば、リスクが低いまま、あの女をやり過ごしたい」
- 「そこで、奴の出現するタイミングを予測できるならば、何か仕込みができないか、と考えていたところ」
- 「君がやってきた、というわけだ」
- セイラ
- 「そんなおめでたいことばかり考えてないわよ」<有利な結果云々
- アコナイト
- 「冒険譚ではよくありそうな展開だろう?」
- 「だが、俺はそれを前提にするのは好きではない。それに、世界樹や、奴らの計画に、一ミリでも誤差を生ませたい。そこで、何かできないかと考えていたところだ」
- 「結論から言えば、女が出現するタイミングで、世界樹に攻めろといったのはそういった思考の顕れでもあった。だが、あれは時期が早かったようだ。あとで謝ってもいい」
- セイラ
- 「誤差ね…ロゼットがキーになるなら、襲撃の瞬間ロゼットを転移…とかできればいいんだけど」それはそれで後が困るのは承知の上だ
- 「さすがに無策で突っ込んでも意味ないわよ。ひのきの棒で竜に挑むような物よ」
- アコナイト
- 「それは意味がない。ロゼットが後から、俺たちが死んだという事実を知るだけだろう。ロゼットだけを追うような行動は──しないだろうと思いたいところだな」
- 「だが、英雄も。不意の凶刃によって命を落とすこともある。まあ、それは終わった話だ。先の展開を見据えよう」
- セイラ
- 「奴らにとっての予想外って何かしらね…」
- アコナイト
- 「やり方としては2つある。自分自身の記憶を完全に騙すこと。だが、これは14階梯の真語魔法の使い手が必要だ。実用的ではない。もう一つは──情報の処理限界を超えさせることだ」
- セイラ
- 「…街での襲撃の時に、退いた状況を分析して再現するってこと?」
- アコナイト
- 「そういうことではない。世界樹は膨大なデータを蓄えている。そして、おそらくそこから最適な解を演算するような役割を担っているだろう。神意もそういった側面から生まれた、だから個々に最適化した能力を授けているのではないかと俺は考えている」
- 「ウィスカの未来予知も──高度な経験と演算によるものではないかと俺は考えているが、これは少しまだ飛躍している推理だ」
- 「では、その膨大なデータを飽和させ、処理をできなくするか。あるいは、そのデータに──まさしく純水の剣がやっているように。黄昏が望む、絶望や破滅や終焉に不都合なデータや、知識、演算を潜り込ませる」
- セイラ
- 「ウィスカの能力だけとびぬけてるのよね…アナムやカスラーンは潜在能力の発露、でわかるけれど」
- アコナイト
- 「魔動機的な観点でいうならば、バグを送ることができれば、俺たちは土台をひっくり返させることはできるかもしれない」
- セイラ
- 「…純水の剣が元の剣に戻ってればそれもできたわね」今だと不完全な刃である
- アコナイト
- 「したがって、俺たちが“バグ”を作る。その“バグ”足りえる存在が、レアルタ。あるいはロゼットであると、現状考えている。もしスクレータの計画を好意的に解釈するならば、彼もそれをしようとしていたのかもしれない」
- 「以上。おそらく、君の質問にはおおよそ答えることができたと思うが?」
- セイラ
- 「そうね、知りたいことはわかったわ」
- 「貴方が道中妙に余裕がなかったの、コレをずっと考えてたからなのね」
- アコナイト
- 「いや?」
- 「単純に山登りが嫌いだからだが?」
- セイラ
- 「は?」
- 「学者ならフィールドワーク行くわよね…」
- アコナイト
- 「山登りは注意すべきことが多い。もちろん、自然の観察は非常に楽しいが」
- 「それでも山登りほど、いろいろな面倒ごとを抱えることは少なくないだろう」
- 「特に、レアルタのような少し抜けている存在。クヴァレやリアレイラのようなあまり山に登ったことがない存在や、体力に自信がない存在。そもそも、ユノのような一般人を抱えている状況での山登りは意識を張るだろう」
- 「だから、山登りは嫌いだ」
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- 真理への回帰100%
- セイラ
- 単純な好き嫌いであったのは想定外ではあったものの、出発前の出来事に落ち込むかわいげなどあるわけがないことは再確認できた
- アコナイト
- 「意外そうな顔だな。しかし俺にだって、好き嫌いはある」
- セイラ
- 「大勢で議論するより、一人で思考する方が好きなのは察してたわ」
- アコナイト
- 「手間がかかる料理は好みではない。時間がかかるからな。だからこそ、サンドイッチのような手軽さが好みだ」
- 「ああ。それはそうだ」
- 「大多数の議論は、確かに新たな発想が生まれることはあるが」
- セイラ
- そもそもこのドマイペース男、人に気を遣うことも嫌いか苦手か気にしていないかの三択だろうとも思う
- アコナイト
- 「ほとんどの場合、有益な時間はものの5分程度だ。そのほかの時間は──雑談や、確認しなくてもよいことの確認などだろう」
- 「そういった議論はあらかじめ、回覧板やノートなどで共有し、必要事項だけ話し合う」
- 「理想的な会議だと思わないか?」
- セイラ
- 「さっさと済ませるならそうね」
- 「ただ交流やコミュニケーションの場として考えるならそれだと不足するわ」
- アコナイト
- 「だが、こうして1対1の会話は嫌いではない。お互いに考える時間に余裕があるし、切り上げるタイミングも自由だ。それに、生物学的観点からも、一番その人間の様子を観察しやすい」
- 「交流やコミュニケーションの優先度は俺にとっては低い。仲間が生まれる可能性はあるが、それ以上に悩み事を抱えることが多くなる。俺の観察によれば、悩み事のほとんどが人間関係に起因するからな」
- セイラ
- 頭につい先日さんづけがようやくできてきた少年や彼を気に掛けるエルフが浮かんだ
- アコナイト
- 「そんな、悩み事をもらいに交流を積極的に行うのは、俺にとっては合理的ではない。が、俺にとってはだ。君たちは好きに生きるといい。俺のかつての学者仲間は、あえて交流の中心に身を置いていた」
- セイラ
- 「情報交換するなら、多少の交流は必要だからでしょ」
- もっともこの男が雑談するところなど想像がつかない。
- アコナイト
- 「さて、俺は彼女ではないからその答えを示すことはできない」
- 「ところで、質問が終わりなら、俺は再度思考の時間に戻りたい」
- 「ああ、ハーブティはもらっておこう」
- と、遠慮なく、飲み始めた。
- セイラ
- 「………最後に。考えてることがあるなら、リアレイラなりに、共有は事前にしておいた方がいいわよ」
- 「自分が考えてることの正否はおいておくとして、理解者がいるだけで話の進み方も違うわ」
- アコナイト
- 「君から話しておいてくれ。そうなると手間が省ける」
- 「遺跡突入前に“赤い女に備えろ”という事柄については共有するつもりだが」
- セイラ
- 「貴方、人の事も客観視はできるんでしょうけど、自分の考えはあくまで主観、客観性にこだわるなら、自分の鏡として他者は必y…は?そういうのは自分で話なさいよ」
- アコナイト
- 「ああ。そうだ。ディアキリスティスを連れてきたのはおそらく正解だろうと、今考えている」
- 「赤い女は確かに超常の存在かもしれないが──天地の理には抗えないだろう。もっとも、あのジオマンサーの術はその発生範囲を簡単に予測できるものでないが」
- 「君も彼女をどう活かすか、考えておくといい」
- 「あとは俺は司令塔の役割は避けたい。君が俺の作戦に興味をもったなら“親切な君”が共有してくれると非常に助かる」
- 「それでは、また質問があれば」
- と、腕を組んで、瞑想に入った。
- セイラ
- この男…言うだけ言って戻ったわね…
- まあいい、こちらの確認したいことはできた。
- セイラ
- こんなところでせうか
- アコナイト
- うむ
- ぷんぷんしながら去るといい
- セイラ
- しめまーす
- セイラ
- 「………ほんっとに」自分とこの男は真逆である。
- そう思いつつも、その場を立ち去るのであった。
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- アコナイト
- おつーみおん
- セイラ
- ありがとうございました
- おつかれさまでしたー
- 退室しまーす
- !SYSTEM
- セイラが退室しました