泡沫のプロヴィデンス 幕間XIX
20231107_0
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- アコナイトが入室しました
- アコナイト
- アコナイト
種族:人間 性別:男 年齢:不詳
ランク:大剣 信仰:なし 穢れ:0
技能:ファイター9/セージ5/エンハンサー5/アルケミスト4/レンジャー3/マギテック1
能力値:器用18[3]/敏捷30+2[5]/筋力26[4]/生命25[4]/知力13+1[2]/精神14[2]
HP:69/69 MP:19/19 防護:3
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- リアレイラが入室しました
- アコナイト
- ママッー
- リアレイラ
- リアレイラ
種族:エルフ 性別:女 年齢:32
ランク:大剣 信仰:“賢神”キルヒア 穢れ:0
技能:ソーサラー8/コンジャラー8/セージ3/アルケミスト1
能力値:器用19[3]/敏捷21[3]/筋力5[0]/生命16[2]/知力33+1[5]/精神33[5]
HP:42/42 MP:83/83 防護:2
- リアレイラ
- また顔を変えて…
- アコナイト
- 怪人百面相
- まあいちばんこれがしっくりきたから;;
- リアレイラ(本体)は
- 宿にいそうかな?
- リアレイラ
- ロゼットにゃんの寝ている施設内に居る
- アコナイト
- 聖所かー
- リアレイラ
- そちらに別の部屋を取って貰って、専ら人形で落ちてない観測所の様子を見る日々
- アコナイト
- なるほど
- リアレイラ
- ほぼ無意味であることを確信する為に……
- アコナイト
- じゃあ、ウィスカの話聞いたその足で、リアレイラに話に聞きに行くのがいいか
- 小僧とかずっといそう
- リアレイラ
- そうよ
- アコナイト
- どうシチュ作るか悩みなう(そこがきまれば、何とでもいける
- リアレイラ
- リモートドールの説明を読んでみた限り、術者は動けない、視覚聴覚が働かないとあるので
- 逆に言うと、触覚(痛覚)とか嗅覚は行けそうな感じあるな
- アコナイト
- なるほどで
- つまり触られたら起きる ?
- リアレイラ
- おそらく
- アコナイト
- 今考えてるのは
- リアレイラ本体がいる場所に、クヴァレがいない間に話して、さっと消えるか
- リアレイラ
- あ、触られてるな、揺すられてる?これは起きろってことかくらいは分かりそう
- アコナイト
- 自室にもどって、牛くんいじいじしたら、たまたま反応したか
- どっちがやりやすいかな
- リアレイラ
- 以前ならともかく、今は観測所2つに端末があるから前ほどMPの無駄遣いができにゃい・・
- 1時間MP9(ブラロ)も食うので
- アコナイト
- OK.一室にいる本体に会いに行こう。
- リアレイラ
- 小僧だって四六時中居ることは無いさ……(たぶん
- こないだの汚染の後の事を考えると過保護になってそうではあるがまぁ
- アコナイト
- うむ…
- では、描写やります。
- リアレイラ
- やったぁ
-
-
- 黄昏の首魁と思しき存在の襲撃があったことで、冒険者たちは1度街に戻る。そこで被害にあったロゼットがルキナであったこと。黄昏から流された記憶のこと。神意の眼の話などを聞き──1日後に、スクレータの足跡を追うという方針を立てた。
- アコナイト
- 一応聖書か確認してくる
- しばしまたれよ
- うむ、大丈夫だ
- 冒険者の1人アコナイトは、レムリアの実質的なリーダーでもあるウィスカと“相談事”をしてから、聖所を去ろうとする。だが、ふと何かを思ったか。君はとある一室へ向かう。
- それは、ロゼットの看病及び、観測所の監視のためにリアレイラが一室借りている場所だ。その場所は分かれる時に確認したから知っている。アコナイトはその場所へ向かうと──
- リアレイラ
- レアルタの部屋があるから聖所なんだっけ
- アコナイト
- 執務室とかもあるっぽい
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- 終わらぬ盛典100%
- アコナイト
- 「──」その扉をノックする。おそらく、本人か、その世話役を自ら申し出ているクヴァレが応答するだろう。彼がいたとしても、用事には支障はない。その返答を待つ。
- リアレイラ
- これは起きてる方が面倒が無くていいな
- アコナイト
- かも
- リアレイラ
- 「――うん? クヴァレか? 今日はもう良いと言った筈だが……」 中から澄んだ声色の返答が返ってくる。どうやら独りらしい。
- 「いや、違うな。あなたか? 空いている。入ってくれ」
- アコナイト
- 「ああ──鋭いな」と、返事を聞けば遠慮なく入ってくる、
- リアレイラ
- 「ああ、あなたの方だったか」まるで誰が来たのか分かっているとでも言いたげな応答だったが他にも候補がいたらしい。
- アコナイト
- 「君が目を覚めていて助かった。クヴァレもよかったが。最悪、人形に意識を移している状態なら……起こす過程が必要だったからな」
- 「なるほど。君も随分頼られているようだ」と、いいつつ。いつもの椅子を取り出して、遠慮なくリアレイラの前に座った。
- リアレイラ
- 「三択だ。此処に居る私をわざわざ訪ねて来る物好きは、第一にクヴァレだが、彼ならティーセットを運ぶ音がする。あとは、あなたかセイラだろう。後の二人は私が忙しいだろうからと遠慮していると思われる」
- アコナイト
- 「なるほど。だが、確かに、セイラは君によってかなり影響を受けているようだ」
- 「もともと、自分の世界に当てはめ事象を整理することが彼女の癖だったのだろうが。そこに論理的思考が芽生え始めている」
- 「君の考え方に影響されたのだろう」
- リアレイラ
- 「私の? 買いかぶりだろう。私は言葉の羅列を聞かせただけだ。拾い上げて自分なりに編纂しているのは彼女自身の才覚あってこそ」
- アコナイト
- 「確かに。彼女自身は教育を受けていないだけで──実際のところ堅実で勤勉な学者のようにその一つ一つを丁寧に処理する才能がある」
- リアレイラ
- 「然るべき教育を施せば、私やあなたよりも余程優秀で成功する学者になっただろう。
知っての通り、成功する学者という者は人付き合いに堪能で政治力があるからな」
- アコナイト
- 「その意見に賛同しよう。彼女は否定するだろうが──非常に他者に気を遣う性質をもっているからな」
- 「さて、本題はそれではない。君に少し相談があってきた」
- と、相談という珍しい言葉を取り出した。
- リアレイラ
- 「ふむ。相談か……いや、そうだな。あなたのことだ、私の行っているこの観測が空振りになることは予想の範疇内だろう」
- アコナイト
- 「それは、君からみても同じさ。俺が行っている憶測もあくまで可能性に過ぎない」
- リアレイラ
- 「少なくとも今の段階では、私達は敵に認知も認識もされていない可能性が高いと見ている」
- アコナイト
- 「実験の中途であるというところは今でも変わらないが。確かに、俺たちは敵には認知、認識されていない可能性は考えられよう。──ロゼットという存在を除いてな」
- 「神意の眼を持つ以上、おそらく奴らと共鳴的な反応を起こす確率は非常に高い。事象からもある程度は実証されている──だからこそ、ウィスカに黄昏の首魁はロゼットのもとに出現するだろう。という話を先ほどしてきたところだ」
- リアレイラ
- 「うん、彼女が神意の眼という特異点を持っていた、という前提なら、私達の行く先で起こった様々な干渉にも得心が行く」
- アコナイト
- 「ああ。既に皆の場でも述べたが、ディアキリスティスがエイレイテュイアを以前から感じていたという現象にも説明がつく」
- リアレイラ
- 「パンデモニウムに彼女を連れて行った時点で、この事態に至るのも必然だったのかもしれない」
- アコナイト
- 「俺もその意見に賛成しよう。だが──。今回相談したい案件は全く別の角度からによるものでね」
- 「とはいえ、せっかくの機会だ。君の現状の所感があれば、聞いておきたい」
- お先にどうぞ、した。
- 「──クヴァレもいればよかったんだが。いや、彼を過剰に不安にさせてしまうのはマイナスか……」とか、考えつつリアレイラの返答を待つ。
- リアレイラ
- 「いや、先に聞かせて貰いたい。観測所巡りは退屈で、取り留めのない仮説ばかりが浮き上がってしょうがない。だというのに書き留める手がなくてな……」
- アコナイト
- 「なるほど。では、お言葉に甘えて」
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- 隠れし深奧を求めて100%
- アコナイト
- 「では、君のウィザードとしての知見から聞きたい。異なる人物「A」と「B」がいたとしよう。この2人が……実は同一の存在であると証明する手段について何か案があるかを尋ねたくてね」
- リアレイラ
- 「ほう……?」
- アコナイト
- 「順を追って話そう。これは、いきなり結論から述べて納得してもらえるような話ではない」
- 「本日、ジュディッタと話してきた。彼女は俺が想像する以上に“奈落の剣”という存在について熟知していた。おそらく彼女の事だ。皆の前でその情報をしかりと共有してくれるだろう。──これについては、君自身の耳で聞いて、思考を巡らせる方がいいはずだ」
- リアレイラ
- 「なるほど、実体験に基づく経験談を持っているのか……それは非常に興味深い」
- アコナイト
- 「ああ。だが、その話の中に、このようなところがあってね。先に共有しておきたい。俺の先ほどの相談に繋がってくる話だ」
- リアレイラ
- 「そうか、知識や経験を共有し、同時に存在し、高め合う……だったか」
- 「そこに同一で異なる「A」と「B」が繋がるというわけか」
- アコナイト
- 「ああ。広義的な解釈をすればそうなる」といいつつ、ジュディッタの言葉を引用する
- 記憶の中のジュディッタ
- 「“進化”というのは、僕たちの認識するその言葉の定義と変わらないとみていたようだった。種が滅びぬために適応すること……混沌、終末、黄昏――世界のあらゆる終わりに備え、“進化”を果たさねばならない」
- 「世界を導き……故に我々も叡智を結集し、“進化”を模索している。心も、人も、捨てた覚えはなく……遥か遠き地の同志たちが《神子》を造り出し、進化を目指したように」
- 「私たちも異なる方法で《神子》を造り出し、この身を捧げ、“進化”を果たす……」
「〈奈落の剣〉は全て繋がり、“進化”への道を創り出す――過去、現在、未来……我々の手には、すべての叡智が集う」
- アコナイト
- 「おそらく皆の前で彼女は再び語ってくれるだろう。これは、イルヤンカもクヴァレもセイラも──もちろん、ディアキリスティスもロゼットも……。そしてレアルタも。知るべき内容だ」
- ここで、いったん切って、リアレイラの解釈を待つ。
- リアレイラ
- 「私が考えるに、それらが完全に同一である事はあり得ない。
人の記憶、性格、性質、経験、知識、そういったものは魂と肉体の双方に宿るものだ」
- アコナイト
- でかかった
- リアレイラ
- まちがった
- アコナイト
- 「ああ。だが──ここで、注目してほしい言葉は別にある。……《神子》という言葉に一度考えてみてほしい」
- リアレイラの所感には、自分もそうだと頷きつつ、その上で、《神子》の言葉を示した。
- リアレイラ
- 「同じ魂が分かたれた状態で別々の肉体に宿るとされている例はある。双子などに代表されるものだ。
完全に引き継ぐことが出来るとすれば、転生の奇蹟だが……ふむ、《神子》、か」
- アコナイト
- 「やはり君ならそこにたどり着くと思っていた」転生の奇蹟に頷いた。
- リアレイラ
- 「素となる魂を分割し、専用の空の器を用意すれば効率的ではあるな……転生の奇蹟の唯一の欠点は記憶の継承だ」
- 「新しい人生で得た記憶は、前世の記憶を呼び起こすにあたって障害であり、ノイズである」
- アコナイト
- 「ああ─だが、記憶の継承がされないことを利用して……自らの“新しい現実”として定義することもできるだろう」
- 「さて、少し別の話をしたい。俺は先ほど、ウィスカと話をしてきた。やはり彼女は味方であろうが──仮にそうではなかったとしても手ごわい人物だったよ」
- リアレイラ
- 「この環境で皆を生き残らせているのだから、容易くは無かろうな」
- アコナイト
- 「ああ。だが会話の中で──非常に面白い返答をしてくれてね」
- リアレイラ
- 「ここで話して構わないのかな、それは」
- アコナイト
- 「おそらく、全ての会話は世界樹に記録されている。完全に秘密を守れるとすれば脳の中だけだ。とはいえ──かいつまんで話した方が良いのも事実」
- 「だから、レアルタに関して彼女が述べた。この二言だけを伝えておく」
- リアレイラ
- 「脳の中、か……それも守れるかな……。聞かせて貰おう」
- アコナイト
- 「君の懸念ももっともだ」と、いいつつ
- 記憶の中のウィスカ
- 「彼女が、私にとっての“新しい現実”――つまりは未来。そうとも捉えられるでしょう?」
「だから私は、既に未来を手にしている」
- アコナイト
- 「……この発言、少し気にかかってな。後で処理しようと思っていたんだが……先に思いついた可能性を吟味したくてね。君を訪ねたというわけだ」
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- アコナイト
- 自らの言葉を発する前に、まずはリアレイラの反応を待つ。
- リアレイラ
- 「それは……レアルタの誕生によって、彼女達の役目は終わっているという懸念だろうか?」
- アコナイト
- 「ああ。その可能性は後で考えようとしていた。レアルタ以外の存在は泡沫の泡に過ぎない。それが証明できるかを、1人で寝る前に思考しようとしていたところだよ」
- 「だが──今から俺は、狂った発想をする。その可能性の検証に意味があるかどうかを……」ここで、改めて同じような言い方をする。「君のウィザードとしての知見から吟味してほしい」
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- サスペンス100%
- アコナイト
- 「ここで、結論を述べよう。俺はウィスカと、レアルタが……同一の存在である可能性を考えた」
- リアレイラ
- 「発想に正気も狂気も無い。事実であれば実証され、妄想であれば埋もれるだけだ」
- 「ロゼットではなく、か」
- アコナイト
- 「ホムンクルスである可能性も当然あるだろう。だが、その過程を述べよう。一見、この世界における《神子》はレアルタだろう。だが──彼女の発言を顧みるに、実は最初の《神子》はウィスカであったのではないかという推測だ」
- こくりと頷く
- リアレイラ
- おぐり!
- アコナイト
- しゅん!
- リアレイラ
- 「"奈落の剣"というものが、知識や魂を分かち合うことが出来るモノだと仮定して」
- 「《神子》として用意されたのは、この島の住人すべてなのでは?」
- アコナイト
- 「俺も最初はそう考えていた。だが──ジュディッタの話を聞く限りでは……それらは礎。《神子》は礎から得たものを吸収する集約装置。土台のように思われる」
- 「あるいは、実験として分かたれたときに、《神子》候補が3~4人いたか、ということくらいか」
- 「《神子》候補をそれぞれの勢力に分割し──国盗り合戦をさせる。というのはありえそうな話だ」
- リアレイラ
- 「レアルタの力、現れた状況も真実であれば彼女は疑いようもなく特別だ。
しかし、ウィスカに関しての特異性は、私の認識ではそこまで感じ取れていない」
- 「ただ、未来予知に近い能力というのは、確かにアナムやカスラーンなどの神意と比べて"らしく"はある」
- アコナイト
- 「ああ。──そこで、君の言った言葉に繋がる。素となる魂を分割し、専用の空の器を用意すれば効率的ではある、と。となれば、空の器に吸収された素体には──」
- 「何が残される?」
- 「ここで、再び、ウィスカの“新しい現実”という言葉を照らし合わせてほしい……。この突飛な発想が証明されれば……思考の土台が大きく狂ってくることになる」
- 「だから、この要素を排除するために。君に相談ごとを持ち掛けた。ということだ」
- リアレイラ
- 「収穫が終わり、熟れたブドウは空の樽へ。果実をもがれた樹だけが残る」
- アコナイト
- 「そして──ウィスカは以前、明らかな体調不良を訴えていた。当然、その時の姿を見ていないが……先ほどの君の話にもつながってくる。レアルタの誕生によって、彼女達……いやウィスカの役目は終わっているということ。そして、ウィスカに残された時間はもう少ないのではないかということだ」
- 「だから私は、既に未来を手にしている。そう考えると、非常に気にかかってね。だが、当然、現状この可能性は……1%あるかないかというくらいだろう」
- リアレイラ
- 「収穫済みで別個の存在となった今、自由とみるか」
- アコナイト
- こくりと、頷き
- リアレイラ
- 「樽の中のブドウの一粒が、樽全体の総意となり得るか」
- アコナイト
- リアレイラの思考をゆっくりと待つ。
- リアレイラ
- 「……此処で生み出された世界樹や"奈落の剣"というモノの存り様は収集に特化していて、整理や整頓は度外視、非常に混沌としているように思える。故郷の深淵図書館そのものだ」
- アコナイト
- その表現はまさに言いえて妙だ。頷きを見せる。
- リアレイラ
- 「あの世界樹の落とし種達の不出来な精神の在り方からは、それを使った方法で、精緻かつ繊細な魂の収穫や融合が行えるかの、という点は、疑わしいと言わざるを得ない」
- アコナイト
- 「世界樹の落とし種、君らしい表現だ」
- リアレイラ
- 「収穫がどのように行われるのか、私には知識が足りないが、存外、大雑把な方法ではないかと考えている」
- 「身も心も、一切合切を一まとめにする。然るべき後、必要な上澄みだけを抽出する。そんなやり方をしそうな印象を受ける」
- アコナイト
- 「それは同意しよう。──そして既に誰かの掌の上である現状に刃を突き立てられるならば……そこだ」
- リアレイラ
- 「ウィザード的な見地というよりは錬金術的な発想だな、これは」
- 「要するに、蒸留だ」
- アコナイト
- 「ああ。そして、そのような蒸留を行えば──どこかに廃棄孔は必ず存在するだろう」
- 「楽観的な発想をするならば、その廃棄孔に俺たちが求めているモノは存在する」
- リアレイラ
- 「身も種も皮も、まとめて樽に放り込んだブドウは、煮詰められ、滓を除かれ、発酵させ、更に蒸留を経て、ごく一部だけが残る」
- アコナイト
- 「それが──奴らが求めている成果。“進化”だろうな」~身も種も
- リアレイラ
- 「それこそ、まっとうな形で残っているとは思えないが、あるいは、滓として捨てられたものの中に、価値が残されていないとも限らない」
- アコナイト
- 「ああ」
- リアレイラ
- 「ウィスカの望む未来もそこにあると?」
- アコナイト
- 「……いや、ウィスカの望む未来は……。どう転ぶかどうかは分からなくともレアルタが完全に“神”として機能することだろう。それが、滓なのか上澄みなのかは。まだ判断できないところだ」
- 「しかし、異なる人物「A」と「B」が同一であるという検証を手早く行うことができれば──。ウィスカがレアルタにすべてを託した……という芯の部分が証明されると思ってね」
- 「それで、相談したというわけだ」
- 「俺1人ではトランスファーマナポイントをそれぞれから行使してもらうというくらいしか思いつかなくてね。レアルタからは可能だろうが、ウィスカからそれを行わせるには。俺では力不足だ」
- 「もちろん、意味がない検証だと両断するのも歓迎だ」心底そう思っているように述べる。
- リアレイラ
- 「それは、私があの落とし子からマナと共に知識を垣間見てしまった事も念頭に入れた考えだろうか」
- アコナイト
- 「ああ──。君を仲介役とするならば危険度はずっと上がるだろう。それこそ、クヴァレやイルヤンカなどに聞かれれば……真っ先に反対されるだろう」
- 「俺を仲介役にする場合は、それは歓迎だ。実体験ほど、考察に寄与するものはない」
- 「だから俺は、狂った発想だと、先に述べた」
- リアレイラ
- 「マナの総量は精神力の強さに左右されるが、精神や魂そのものではない。仮に、レアルタとウィスカの二人から、私がマナを収奪したとしても、そこに類似点や相違点を見出すことは難しいと思う」
- アコナイト
- 「なるほど──優れた魔法使いである君がそういうのならば、そうなのだろう」
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- リアレイラ
- 「あの知識を垣間見る事になったのは、この指輪の作用と、世界樹の性質、それらが合わさって一時的に回路が通った結果ではないかと推測している」
- アコナイト
- 「回路か」
- リアレイラ
- 「マナというものは、カルディアの欠片とされている。本質的にはこのラクシアに由来する力だ」
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- 終わらぬ盛典100%
- リアレイラ
- 「魔神もこのラクシアに顕現する際はマナを有した仮初の肉体を用いているが、本来の彼らや黄昏が持つソレが同じものなのかどうか」
- アコナイト
- 「それこそ本当の意味で奴らの土台なのならば──俺たちは手も足も出ないだろう」
- 「奴らにとってアウェーな環境だからこそ、俺たちはこちらにやってくる魔神に対応できる」
- リアレイラ
- 「ラーリスの神官や魔神からマナを収奪して、ああいった現象を経験したという話は寡聞にして聞かない」
- アコナイト
- 「なるほど、な」
- リアレイラ
- 「だからこそ、あれは黄昏の持つ性質の一端であり、一時的にその支流に触れた結果ではないかと予想しているわけだ」
- アコナイト
- 「非常に妥当な推論だろう」
- 「……それについて、俺も少し考えようとしていた。先ほどとは別の可能性になるが……このレムリアを中心に構成されたこの世界は……何度も滅亡を経験しているのではないか、と」
- 「そして、その滅亡の一端を君は読み取った」
- リアレイラ
- 「あの落とし子、支流程度だからこそ無事に済んだろうが、仮に本流に触れていたとしたら、私もああなっていたかもしれない」
- アコナイト
- 「ああ。可能性は大いにある」
- 「ふむ。俺も一度帰ってから事象から可能性をもう1度吟味してみよう。一先ず、彼女たち2人の同一性については可能性の一端として、俺の中で留めておく」
- 「君との会話の中で、思考のエッセンスも再び得ることができた」
- リアレイラ
- 「あの記憶は過去に黄昏の浸食とやらで発生した事象とも取れるが、斯く在れかしという未来に起こす光景とも取れる」
- アコナイト
- 「君のいう落とし子の発言を鑑みれば、確かにそうだともいえる」
- 「滅亡は避けられない類の発言だな」
- リアレイラ
- 「このレムリアにおける実験が繰り返されてきたという観点は非常に面白い。似た世界を何度も、いくつも造れるのであれば、並列して実験を行うのが最も効率が良い」
- アコナイト
- 「その観点で“新しい現実”を規定するなら、繰り返された時間の流れに楔を打つことができた。その存在がレアルタ──と、するのも面白い思考の流れだろう」
- リアレイラ
- 「ああ、確かに」
- アコナイト
- 「ここまで言って何だが──、今、俺が仮説を検証していきたい説はそれでな。そのうえで、ウィスカと、レアルタの同一性は……非常にノイズになる」
- 「そこで、君に相談したという狙いもあった」
- 「思考の土台が大きく狂ってくることになると、述べたようにな」
- リアレイラ
- 「仮説の土台など何度でもひっくり返してやればいい。それこそ、脳の中で転がしている間は大きな害はない」
- アコナイト
- 「おや、初めて意見が食い違いそうだ。俺はこう見えて安全主義でね。ベースがしっかりしていた方が考えやすいんだ」と、冗談交じりの発言をした。
- 「だが、脳の中で可能性を転がしているうちは大きな害がないのは事実だ。仮に脳内を見透かされているとしても──見透かしている本人は、観察していて面白いか。あるいは、辟易するかのどちらかだろう」
- リアレイラ
- 「私は何かと思考が飛びやすい。複数の仮説をとりあえず立ち上げてはみるが、芽が出ないものは打ち切るか掘り返して別の種を植える」
- 「どれかが芽吹いて結実すれば良し、といったところだ。時間にはゆとりがあるという意識から生じているものかもしれないな、うん」
- アコナイト
- 「エルフ故か。しかし、その考え方は嫌いではない」
- 「俺は、思考とは行動までに可能なモラトリアムだと考えている。複数の可能性を同時に考えながら──、発生した事象と考察によって、それぞれの可能性に妥当性を見出していくのは得意でね。そして、時間制限までに俺自身の結論を決める」
- リアレイラ
- 「私は人間社会育ちだが、エルフの父からの影響か、種族的特質か、存外、影響を受けているものだと、最近、とみに感じる」
- アコナイト
- 「余裕のある時間の中で、いずれ芽が出る研究など山ほどある。研究ではないが──君であれば、価値のない絵が、その価値を発現するまでの過程を1度くらい見ることはできるだろう」
- 「さて。君と話していると俺の頭の中身まで話してしまいそうだ。ここまでにしておこう。頭の中身まで、世界樹に記録されるのは避けたいところだ」ふっと、笑みを浮かべて
- リアレイラ
- 「わたしは二度寝、三度寝をして惰眠を貪り、夢の中で思索し、あなたは起きる寸前までのまどろみの中で思索する」
- アコナイト
- 「ああ」
- リアレイラ
- 「あの、まどろみの中で感じる時間が引き伸ばされたかのような感覚を、常日頃からあなたが持ち合わせているのだとすれば、とてもうらやましい」
- アコナイト
- 「そういう風に言われたことははじめてだな。そして、おそらく君以外から聞くことは──なさそうだ」
- 「それなら提案だ。次の黄昏の首魁の出現までに、どこまで思考を練れるか思案すれば……俺と似たような体験はできるだろう。奴と相対すれば死闘を演じる以外他ないだろうからな」
- 「まさしく執行猶予だ」
- リアレイラ
- 「焚きつけてくれる。しかし、面白い」
- 「それにしても、黄昏の首魁か……まだ、言葉を交わしてはいないが、落とし子があのザマだ。知性の優劣はあれども思想の傾向は近いのだろうな……」
- アコナイト
- 「ああ。それは──俺も推測すらできない状態だ。実際に会ってみるしかないだろう」
- 「だが、これはウィスカには伝えたのだがな」
- 「奴は神意の眼に引き付けられる。しかし、神意の眼を奪えるのに奪わなかった。それは、奴らは神意の眼を覚醒させる手段を持っていないのではないか」
- 「だから、俺たちを泳がせて。君の言葉を借りるなら神意の眼を覚醒させた瞬間。最悪の時を見計らい、回収する」
- 「そういった絵を描いているのではないか、とね」
- リアレイラ
- 「知性を以てそれを行っているかは、まだ何とも言い難いな」
- 「育っていない、熟していない、ブドウからワインやブランデーに変化した匂いが無い。それだけを嗅ぎ取っている、あれ自体はゴーレムのような自動的な装置という事もあり得る」
- アコナイト
- 「なるほど。それは面白い仮説だ。俺は、この物語を描いている観察者がいることを前提に思考しているが」
- 「奴らが単なる本能的な反応に準じるとすれば──君の仮説は十分に考えられる」
- リアレイラ
- 「私もだ、近くにいるかは分からないが、黄昏という連中?には意志を感じる」
- 「来るべき災厄、逃れ得ぬ滅び、絶対の真理、進化……あれらが告げるお題目は、何というか、異界の存在にしては地に足がつきに過ぎているとは思わないか?」
- アコナイト
- 「非常に面白い観点だ。だが、俺もそれに同意しよう」
- リアレイラ
- 「まるで、未来に絶望し、救いを求める者が孤独の中で考えるような思想だと感じる」
- アコナイト
- 「……おそらく異界の理に触れた人間が、その狂気さえも取り込み、正しい道しるべとしてそれを疑わず」
- 「未来に絶望し、導き出した結論として歩んでいる」と、リアレイラと似た発想になった
- 「……しかし、成程。救いを求めるか」
- 「良いことを聞いた。覚えておこう」と、何か思いついたように
- 「……」少し考えこみ
- アコナイト
- 無限に話してしまいそうだぜ。そろそろ区切りにもっていくか
- リアレイラ
- 「人間の心に対する理解が、魔神より高いように思えた。素となった個人か団体が居るのだろうと思う」
- アコナイト
- 「君の意見に賛成しよう。そして、それらは絶望を感染させ、今も尚、その感染者を増やし続けている、か」
- 黄昏色に染まる空と、世界樹を見る。
- リアレイラ
- せやーね
- 何度か切り時を提示してくれていただろうに、ついつい…
- アコナイト
- いやいや
- こいつらは、もう
- 話すとこうなるのは
- 仕方ないw
- 僕も時間許すなら無限にやりたかった ?
- リアレイラ
- 「放火と火消しを同時に行うような手口なのでは、などとも思っている」すごい俗なことを云った
- 「あの首魁がもう少し会話能力がある事を願おう。入信したくなるようなお題目を是非聞かせて貰いたい」
- アコナイト
- 「偽善的な自作自演の手法の極みだな」
- リアレイラ
- 「メモを取る用意は出来ているからな」 寝台の脇の文机の置かれているのは彼女の魔剣である白紙の本と羽ペンだ
- アコナイト
- 「ああ。俺も。首魁の頭の中は覗いてみたい。思考生命体の思考と反応を見るのは──俺の生きがいだ」
- といって立ち上がり
- 「今日も有意義な会話ができた。次に考察を言い合うのは、首魁との戦を終えてからだろう」
- 「その時は再び相手をしてもらおう」
- リアレイラ
- 「うん、私も思いがけない着眼を得られた。感謝する」
- アコナイト
- 「それでは──」と言いかけたが
- 「ああ、そうだ。言うまでもないことだが。クヴァレは優秀な神官だが、非常に精神的なパフォーマンスにその能力は左右される。君と、イルヤンカで十分に支えてあげるといい」
- 「俺がフォローしてもいいが……その結末は君には見えるだろう」冗談めかして言って
- ドア付近まで向かっていく
- リアレイラ
- 「私の存在は今や彼にとっては鎧というより枷に近い。むしろ、必要なのは男性の悪い友人ではないかと思っていたところだ」
- 「せっかくだから、あなたから女遊びの一つでもご教示願いたいものだ」 冗談で返す
- リアレイラ
- 悪いが俺は童貞だ、そういった教育を行う事は出来ない。(言いそう
- アコナイト
- 「……まさか、俺が女遊びに通じているとでも? 実験のために一度だけ、高級娼館で行為を経験しただけだ」と、最低最悪の発言をして
- 「そういった教育を行う相手としては不適切だろう。それでは」
- といって、不快に感じることなく、いつものように去っていた。
- リアレイラ
- 「一度か、なるほど、あなたらしい。私は一年試した」
- 「やはりこれも、教育を行うには不適切なのだろうな……ああ、それでは」
- アコナイト
- その発言は聞こえていたのだろう。ふっと、軽く笑う声が聞こえて
- リアレイラのみが部屋に残される。
- アコナイト
- 童貞かどうや悩んだけど
- こいつ、リアレイラと同じく実験してそうなんだよなあ
- リアレイラ
- 性別と種族性の違いで、ああ、だいたいこんな感じねもういいやになった
- アコナイト
- 全く同じなんだよなあ;;
- ああ、だいたいこんな感じねもういいやになった
- リアレイラ
- 出来ちゃったら出来ちゃってでそっちも体験してみるかで、チャラ男センパイと1年暮らしたけど出来なかったからじゃあねサヨナラバイバイした
- アコナイト
- こちらはOK!
- ちゃらおせんぱい!?
- リアレイラ
- 「……少し、出掛けるとするか」 あれこれと世話を焼きに来るクヴァレに置手紙を用意し
- アコナイト
- クヴァレは不安よな……
- リアレイラ動きます
- リアレイラ
- 人形を遠隔操作している時に染み付いたスキップ歩行で部屋を出て行った。
- アコナイト
- wwwwwwwwwwwww
- リアレイラ
- ボーンはメリュジーヌです
- !SYSTEM
- BGMを削除 by アコナイト
- アコナイト
- 最後にもってきやがったw
- というわけでおつあり! 長時間ありがとね。
- リアレイラ
- 指摘されるまで気付かない
- アコナイト
- わかる
- しかもアコナイトは見ても
- リアレイラ
- メッチャシャベッタ、たのしかった!ありがとう!
- アコナイト
- 指摘しない…
- お疲れ!考察大会どうしよう!
- では!