このログにはBGMが含まれています。
音量設定をONにしますか?
(後からでもメニューから設定変更できます)

泡沫のプロヴィデンス 幕間XIII

20231025_1

!SYSTEM
GMが入室しました
GM
ニュ
!SYSTEM
セイラが入室しました
セイラ
ニョ
GM
ニョニュ!?
セイラ
ニャー
GM
かすらーんとわんわんするでOK?
セイラ
聞きたいことはなんかこう、庭時代のなんやかんやとかレアルタが降臨したときのなんやかんやとか
神意がどんなのか体感するために手合わせとかなんやかんやとか
だいたいふわっとこんな
感じ(おのれエンターキー
GM
にょ。
じゃあこっちも始めていきましょう
よろしくお願いします。
セイラ
よろしくお願いいたします
 
 
GM
“庭”の実験施設の調査を終えた一行は、レムリアの街へと戻って来ていた。
街の様子に特に変わりはなく、帰ってきたその足でウィスカたちへの報告を済ませようと思ったが、彼女は少し体調を崩し気味で部屋に篭っているとのことで、君たちもその日は休息に充てることにした。
それぞれが自由行動を取る中、セイラはウィスカの事を教えてくれたカスラーンにそのまま声を掛け、彼への質問をぶつけることにしてみる。
彼はそれを快諾し、街にある小さな公園の日当たりのいいベンチへとセイラを案内した。
カスラーン
――うん、今日は天気は悪くねえな」 とはいっても、北の空は相変わらず黄昏色なのだが。
セイラ
案内されるままについていき、ベンチに座る。
カスラーン
「悪いな。本当ならすぐにでもウィスカに報告をしたかっただろうに」
セイラ
「かまわないわ。彼女が担ってる役割を考えれば…あなた達の負担が大きいことは理解してる」
おそらく防衛の要を担うカスラーン及び指揮官としてあるウィスカが体調を崩すというのも理解できる。
カスラーン
「あいつは元々身体が強い方でもない。そのくせやたら働くから、偶にこうなっちまうんだよな。俺たちも注意はしてるんだが……」
セイラ
「責任感が強いのね」あるいはレアルタに対する負い目もあるのだろうか。彼女はレアルタがどういうモノか理解している。
カスラーン
「昔っからな」 それに頼りっきりになってる俺たちは不甲斐ない、と頭をかいた。 「ま、明日にはけろっとしてるさ」
セイラ
「私達がいない間、街の方は大丈夫だったの?」
カスラーン
「ああ。街の周辺に魔物は現れはしたが、大きな襲撃は無かった」
セイラ
「そう…それならよかった」
カスラーン
「そっちはどうだった――って、明日まとめて聞いた方が手間は少ねえな」
セイラ
街への襲撃は懸念していた点ではある。
「収穫はあったわ。詳細は明日になるけど…庭がどんな目的と理論で実験を行っていたか…手がかりは得られた」
カスラーン
「そうか。……ま、連中のことはよく知ってる。なんとなくは想像がつくな」
セイラ
「いくつかの集団に分けて争いをさせた…だったわね。実験の時に何か言っていたの?」
カスラーン
「詳しいことは知らねえけど、連中はやけに競争に拘ってたからな。生き残りに何かさせるつもりだったのは推測出来るさ」
セイラ
「競争ね…その時に貴方達に味方をしてくれたのが、スクレータ…あなたから見て、どんな人だったの?」
カスラーン
「スクレータか……。最初は、あいつも他の庭の連中と変わらない印象だった――っつーか、俺たちにそこまで見る余裕はなかったな」
「けど、いつからか、他の連中とは明らかに俺たちに対する態度が変わっていって、他の“庭”の連中に隠れてウィスカと頻繁に話をするようになった」
セイラ
「それは貴方達が優勢だったから、とかではなく?」
カスラーン
「そういう感じじゃなかったと思うぜ。出来れば他の連中も助けたかった、って何度も言ってたのを聞いた」
セイラ
「(やっぱり中心にいるのはウィスカ…か)」心の中で呟き
「(そうなると…世界樹の事もあの剣の事もウィスカは知ってる…?)」
カスラーン
「どうしたんだよ、そんなに難しい顔して考え込んで」
!SYSTEM
んごが入室しました
んご
スッ
GM
んご!?
んご
ぐろ!?
仕事がようやっと一段落したのでとりあえず入っておく試み
セイラ
「スクレータは世界樹について鍵を握る人物…だから、どんな人だったのかを考えてたのよ」
GM
なんてやつだ
んご
俺は、強い!
セイラ
「貴方達の話を聞く限りだと…元々庭にいて、良心の呵責に耐え切れなくて貴方達に力を貸した…かしらね」
カスラーン
「つっても、ただのおっさんだぜ? お前さんが想像してるような、世界の秘密の鍵を握るーなんて感じの風貌じゃない」
「ああ」
セイラ
普通のおっさんだった
セイラ
「ただのおっさんね…そのおっさんのおかげで、こっちとしては、ユノの娘さん…ルキナの手がかりが得られたわけだけど」
「貴方はルキナと面識があるの?」
カスラーン
「……ま、ルキナは俺たちの仲間だったんだしな。あいつと肩を並べて戦ったことも何度もあるし、毎日のように一緒に飯を食ってたぜ」
セイラ
「彼女も神意を得ていたのかしら…」
カスラーン
「そりゃここに居て、生き残ってた以上は、な」
セイラ
「………そういえば、ウィスカが初めてロゼットを見た時、知り合いに似てるって言ってたけど、もしかして…ロゼットはルキナに似てるの?」
カスラーン
「ん……あー、まあ、似てるな。っつっても、“庭”の薬を投与されると、結構あんな風になるやつも多いから、似てる奴は結構多いんだけど」
セイラ
やはり
にわだった
カスラーン
「ただ、ルキナはもう少し表情が豊かだったし、あそこまで物静かじゃなかった」
セイラ
おのれ庭の量産体制
GM
ゆるせねえよたんご……
んご
くくく、これで無機質っこが作りたい放題だぜ
GM
えっちガールが造りたい放題だぜ
セイラ
「表情豊かね…」表情豊かなロゼット…………
「………確かに今の状態からだと想像できないわね」
カスラーン
「だろ。まるで別人だ」
セイラ
「こっちにいるといいんだけど…彼女達の行方…行き先って言ったらいいのかしら、それについては残念ながら手掛かりなしよ」
カスラーン
「外に出て、平和に過ごしてくれてりゃそれが一番なんだけどな。ま、根気強く探していけば必ず手掛かりは見つかるさ」
セイラ
「それならそれで、ユノも安心するでしょうね…ルキナは母親については貴方達に言ってなかったの?」
カスラーン
「連れてこられた奴の中にゃ、親のことをあんまり覚えてない、語りたがらない奴も多いからなぁ」 うーん、と腕を組んで唸る。
セイラ
薬で記憶が飛んでいたか、あるいは、庭に弱みとしての情報を必要以上に与えないために口をつぐんでいたか…
カスラーン
「だから悪いけど、あんまりあいつの親のことは知らねえんだ」
セイラ
「ルキナの事を考えると、多かれ少なかれ、望んで来たわけじゃないワケアリでしょうしね」
カスラーン
「はは、此処に望んで連れて来られた奴なんていねえって」
セイラ
「あんまり思い出したくもない期間のことでしょうし、わかる範囲で構わないわ」
カスラーン
「おっと誤解を与えちまったか」 両手を上げてお手上げのポーズ。 「それについて、俺から語れることはない」
セイラ
「個人の事情まで、深く聞く気はこっちもないわ」必要なければ
「あと気になってるのは神意のことね」
カスラーン
「お前さんが知りたがるような有益な情報は知らない、ってことさ」
「神意? ルキナのか?」
セイラ
「ルキナのもそうだし…貴方やウィスカやアナムのもね」
「洞窟に行く前にレアルタが加護をくれたから、それとどう違うのか…少し気になってるだけよ」
カスラーン
「俺のは言うまでもなく、武術に特化したもんだ。でけえ武器を自在に振り回して、敵をなぎ倒す。そのための力だな」
セイラ
つまり…ブレス、Ⅱ!?
GM
2!?
セイラ
「身体強化に五感強化…高位の神の奇跡に似たような神聖魔法があるけど…」
カスラーン
「ルキナのも似たようなもんだったけど、あいつのはもっとこう、クレバーな戦い方っつーの?」
「敵の動き、弱点を見抜くのに長けた眼を持ってるみたいな感じだ」
セイラ
「それだけ聞くと第三の神…キルヒア神に近いわね…」ふむ…
セイラ
うぃーくぽいんと
カスラーン
「ま、俺等が受けてる神意自体がキルヒアに関係するものかもしれねえしな」
セイラ
「アナムもそうなの?」
セイラ
駄女神については知識ないからなぁ…
カスラーン
「ああ。アナムも神意を受けて魔法の才能が開花したんだぜ」
セイラ
「具体的にどの程度の階梯かまでは聞いてないけれど、リアレイラとの話から、真語魔法は使える…のは知ってるわ」
カスラーン
「リアレイラの腕前をよく知らねえけど、アナムもなかなかのもんだぜ。あいつの前じゃ言わねーけど、あいつの魔法に助けられたことも何度もある」
セイラ
「…レアルタ様との様子から、何でも言い合う仲だと思ってたわ」<あいつの前じゃいわねー
カスラーン
「遠慮はしないぜ? けど礼は言わねー!」 調子に乗るからな。
セイラ
「貴方レアルタ様にも遠慮がないものね…」
セイラ
サイレント敬意修正
セイラ
「あなたにとってレアルタ様ってどんな存在なの?」
カスラーン
「んあ……そりゃまあ、うーん…………」
「手のかかる妹……?」
セイラ
本人が聞いたら不敬だぞ!と言うのだろうなと思いつつ
「言葉とか一般常識の教育はウィスカが行ったんでしょうけど、貴方も彼女に何か教えたの?」
カスラーン
「俺が教えたこと、か」 ベンチに深く背を預け、頭の後ろに手を回して空を見上げた。 「食い物はさっさと食わないと他の奴に取られる。世界は弱肉強食だ、とか」
セイラ
「…厳しさ担当、ってことね」
カスラーン
「いや、厳しいのは俺よりアナムの方だぜ」
「あいつ、ツッコミに遠慮がないからな。なんでもかんでもずばずば言いやがる」
セイラ
「…想像がつくわ」うちのPTで例えるならあの嫌味男とクヴァレのようなものだろう
カスラーン
「ま、口では色々言っても、あいつもレアルタのことは気に入ってるんだろうけどな」
セイラ
「嫌いだったら逆に何も言わないわね」
カスラーン
「確かに」
「ん? 待てよ、だったらアナムの奴、実は俺のこと嫌ってないのか……?」
セイラ
すまん、アナム…
GM
「いやきらいだけど」
セイラ
「それは本人に聞いてみないとなんとも言えないわね。タイプからして正反対なのは見ててわかるわ」
カスラーン
「そうなんだよ。あいつは昔から馬が合わねえ……! 二言目には俺のことを馬鹿扱いだ……!」
セイラ
確かに根っからの魔法使いであり思考するアナムと武闘派のカスラーンではそうだろうなとは思いつつ
ちょっとカスラーンの気持ちもわかってしまう
カスラーン
「けど、あいつの言ってることは正論っつーか理に適ってることが多いのも事実だからな……」
「くそ、俺にもこう頭がすげえよくなる神意とか下りてくればよかったのに」
セイラ
「ある程度補う努力くらいはしてもいいとは思うけれど、適材適所って言葉もあるから、貴方は貴方の長所を伸ばせばいいんじゃない?」
カスラーン
「まあ、今から必死で勉強しても余計に馬鹿にされるだけなのは見えてるな」 うんうん。
セイラ
もしかしてカスラーン君…ちょろい…?
レアルタ様と同じでちょろい…?
GM
レアルタ程じゃないが??
セイラ
レアルタ様の威厳が…
GM
威厳しかない
セイラ
「それなら時間と体力があるなら手合わせでもしてくれると助かるわ」
「貴方の動き方を見ておきたいのよ」
カスラーン
「お?」 予想外の言葉に目を大きく開いて。 「へへっ、お前からそんなことを言われるとは思わなかったぜ」
セイラ
「今回は別行動だったけど連携して動く場面も出る可能性も考えると、動きは見ておいた方がいいわ、お互い」
「ぶっつけ本番でできないことはないけどね」
カスラーン
「理由はお堅いが、断る理由はねえな」
セイラ
「そう。貴方この前鍛錬って言ってたなら移動かしらね」
カスラーン
「おう、訓練場があるから、そっちに移動しようぜ。そこなら気兼ねなく出来るだろ」
セイラ
「木人とかあるなら備品壊すかもしれないけど大丈夫かしら…」
カスラーン
「そんなの日常茶飯事だぜ」 怒られるけどな。
セイラ
きゅうごはーん!?
セイラ
「…そう、なら行きましょ。なるべく壊さないように努力はするわ」
セイラ
実際カスラーン君どれくらいのレベルなんだろう(ばなな
カスラーン
「おう。じゃあ付いてきてくれ」 すっくと立ち上がると、こっちだと手招き。
セイラ
クヴァ小僧ー
いけますかー
GM
大体PC陣と同じくらい
セイラ
んごー さんー
んご
がうがう
セイラ
よし、じゃあ拾っていきましょう
セイラ
てくてくとついていく
セイラ
向かう途中で見かけて拾っていいです…?
んご
いいぞ!
セイラ
途中、見覚えのある少年を見かけ
「クヴァレ」と呼びかけて手招き
カスラーン
「んあ? おう、どうしたんだよこんなところで」
クヴァレ
二人して連れ歩く姿を見つけると、恭しく頭を下げた 「お疲れ様でございます、お嬢様、カスラーン様」
カスラーン
「俺は名前なのにセイラはお嬢様なんだな」
セイラ
「………は?」若干低い声
クヴァレ
「………」
「……えぇと、私奴は少々買い出しの方を……お二人は?」
セイラ
「今から手合わせよ。あいてるなら審判お願いしようと思ったんだけど」
カスラーン
「セイラに誘われて、これからちょっと訓練をな」
クヴァレ
「お手合わせを……でございますか」
セイラ
「そう。カスラーンと同行して戦いになった時、連携を取りやすくするためにお願いしたのよ」
クヴァレ
「……なるほど、お手伝いが出来ればとは思うのですが……」 審判なんて滅相もないな
セイラ
「あとはやりすぎるつもりはないけど、応急処置要員?かしらね」
クヴァレ
「それ、でしたら……」 なんとかなるかな… 「私奴は、傍で控えていればよろしいでしょうか?」
カスラーン
「なんなら、お前も一緒に鍛えるか? いざという時の腕力を」
セイラ
既に腕力結構成長してなかった…?
GM
妖怪筋力男!?
クヴァレ
「……お、お言葉ですが、私奴程度の腕力では……」 むりむり!
セイラ
「そうね、傍にいてくれると安心するわ」
カスラーン
「いつも使うってわけじゃない。けど、どうしても誰かの前に立って守らなきゃいけない時が来ないとは限らないだろ?」
クヴァレ
「…承知いたしました」
「……」 カスラーンの言葉に、一考を始める。むむむ…と口元に手をやって
カスラーン
「そういう時に物を言うのは、やっぱり覚悟と普段からの備えだぜ」
セイラ
クヴァレを前線に立たせるという発想は正直に言おう、なかった。
クヴァレ
「仰られる事は……正しいと存じます。検討させて、いただきます……」
セイラ
私もリアレイラのこと言えないわね…と心の中でため息をついた
カスラーン
「それに、やっぱり男ならそうやって格好つけたいと思わねえか」
クヴァレ
「……」 男なら?そういう発想はなかったな。と目をぱちりと瞬かせた
「そういうもの……なのでしょうか」
カスラーン
「セイラにも聞いてみろよ。どっちの方が男として頼りになるかって」
クヴァレ
「………」 男としてはともかくとして、人として頼りがいのある存在にはなりたい。先日、アナムに相談したばかりだ。ちら、とセイラへと視線を寄こした。
「ご期待に添えず心苦しいのですが、私奴には、お二人のような戦士としての基礎さえも心得ておりません」 もじもじと指を絡ませて 「ですので……もし、お二人のお邪魔にならなければ――で……」
セイラ
「手札は多く持っておいた方がいいのはわかるわ、ただ、付け焼刃で持てあますくらいなら、自分の判断で自分のできることを全うできる、その方が頼れるわね。貴方が言う覚悟っていうものは…前線に立つ者に限らず、必要な物よ」
カスラーン
「ま、そんな小難しいことはとりあえず置いといて。お前が学びたいかどうかを考えればいいぜ」
セイラ
「誘ったのはこっちよ。そこを気にする必要はないわ」
クヴァレ
「……で、では……念の為、杖を持って参ります」
セイラ
「ありがとう」
カスラーン
「ああ。んじゃ俺たちは先に行ってるか」 クヴァレに訓練場の場所を教えておこう
クヴァレ
今は両手が買い出しの荷物で塞がっているのだ。あとで合流する旨を伝えて、少年は一度頭を下げるとその場を去っていった。
んご
プリースト技能しかもっていない小僧、前衛になる
GM
きみなら出来る
んご
まかせてください
見事にデコイとしての役目を全う致します
セイラ
君の役目は
GM
訓練はとりあえず終わった感じでやるのか中身もやるのかどっちなんだ
セイラ
前衛に万が一の事があったとき
逃げれう事だ
逃げる
私は捨て身攻撃をしたときのクヴァ小僧の反応が見たいです(ストレート
んご
ほんへでやれ!!!
GM
むしろ既にやってないか??
んご
そういうご意見もございます
ヒルスプで間に合う範囲なら実は気にしない図太さを持っていた小僧
GM
くゔぁ「あいつ自分でなおったからいいや……」
んご
ヨシ!
セイラ
ヨシ! まあ時間も時間なので終わった体で…
GM
おけ
 
んご
ボコボコにされてるじゃん小僧
GM
――クヴァレが登場する頃には、二人は既に手合わせを始めていて、
セイラ
まあ主目的はカスラーンの戦い方とあわよくば神意を見ることだ…
GM
最初は軽くだったものの、お互いヒートアップしてきたのか、徐々に激しさを増していき、途中からは本気の戦いと見紛う程の迫力だった。
セイラ
やりそう…<ヒートアップ
んご
こっぞ「ヒエェ…」
GM
捨て身の攻撃を得意とするセイラに、巨大な得物を振り回して戦うカスラーン。二人の激しい戦いによって訓練場がところどころ破損したのは言うまでもない。
んご
私奴が入っていける隙がございませんでした
セイラ
これアナムに叱られるぱてぃーんじゃん
備品の予算申請に胃を痛めるアナム…
巨大な得物って…斧っぽい
GM
幾度も仕合を繰り返して、二人の体力が底を尽きかけた頃、ようやく剣戟の音が止んだ。
GM
確か最初に斧持ってたはず
セイラ
ヴォージェなイメージがある
カスラーン
「ふーっ……! いや、すっかり夢中になっちまった」
セイラ
「そうね…ありがとう、動きもだいぶわかったわ」
「神意は使ってたの…?これ」
カスラーン
「こっちこそ、大分お前さんの動きは分かった。いい連携が出来そうだ」
「ま、武器を振り回してる時点で俺にとっちゃ神意を発現してるようなもんだ」
セイラ
「………ウィスカやアナムに叱られたら私からも謝るわ」まわりの惨状に
カスラーン
「クヴァレ、待たせちまって悪かったな」
クヴァレ
「……」 勢い込んで杖を持ってきたはいいものの、こんな光景を見せられては、入っていけるわけもなく…。始終、訓練場の脇からハラハラと二人を見守っていた。
セイラ
鍛錬とはいえ実践に近い動きもした。ぼたぼたと血もたれている。
カスラーン
セイラの心配は一笑に付して 「気にすんなって。日常茶飯事だって言ったろ。呆れられて終わりさ」
クヴァレ
「め、滅相もございません。見ているだけで、緊張してしまいました……」 >カスラーン
「お嬢様、お怪我を……」 セイラにそっと手を伸ばして、治癒魔法をかけてあげよう。きんきらきんに輝けキュアハート
カスラーン
「思ってたよりずっとセイラが強いもんだから、ついついマジになっちまった」
「ま、俺は体力には自信があるから、お前の鍛錬に付き合うのは問題ないぜ」
セイラ
「弱い腕前だったらこの島の依頼を受けることできてないわ」
カスラーン
「そりゃ仰る通り」
セイラ
「ありがとう、クヴァレ」
「………でもお嬢様って、何」ジト目である >クヴァレ
クヴァレ
「お二人とも、どうかお休みになってくださいませ。これ以上は……その……」 周囲の惨状を見渡して。普段からというものの、続けたら怒られてしまいませんか。
「……いえ、その……」 もごもご>セイラ
カスラーン
「何だ、心配してんのか? その必要はないぜ」
セイラ
「さすがにここまでよ。付き合ってくれてありがとう」>カスラーン
カスラーン
「ここまでやったら後はどうなっても一緒だ」
セイラ
「で?私呼び方については貴方に言ったわよね…?」じとー >クヴァレ
クヴァレ
「……」
「は、はい……セイラさ、……」 ん
カスラーン
「なんだなんだ、お前、尻に敷かれてんのか?」
クヴァレ
こう言ってくれているし、もしかしたらあまりない機会かもしれない。セイラの治癒を一通り終えると杖をとって立ち上がり
「……お嬢様方の呼称に関して、ご要望がございまして…」
カスラーン
「呼称ね。そりゃまあ、お嬢様じゃ仲間の割に他人行儀過ぎるもんな」
セイラ
「お嬢様とか様付けされるのガラじゃないし、呼び捨ては無理って言われたからさんづけにしてもらったのよ」
カスラーン
「こいつの性格を考えるといきなり呼び捨ては流石に無理があるだろうなぁ」 笑いながら、タオルで身体を拭き始める。
んご
むきむきむちむちボディを魅せていけ
GM
むちむちぼでー!?
セイラ
「…まあいいわ、長年の癖だから、すぐ治すのも大変なのは想定してたし。…徐々にでいいわ」>クヴァレ
クヴァレ
「……恐れ入ります…」
セイラ
アコナイトと同じくらい筋肉ついてそう
クヴァレ
「…カスラーン様はお怪我などはございませんでしたか?」
カスラーン
「無傷ってわけにはいかねえけど、頑丈さが取り柄だからな。平気だよ」
クヴァレ
「……」 この程度の傷であれば、治癒の奇蹟は必要ないだろうか。念の為自身の目でもしっかりと損傷具合を確認して、こくりと頷く。
セイラ
「…で、杖、ふるってみたいの?」杖持って立ち上がったのを見て
セイラ
筋力9回のびてた小僧…
クヴァレ
「………」 どうしよう、悩む様子でカスラーンを見上げる。
GM
むきむき小僧……
セイラ
「そこ、人に判断を仰がない」
んご
困ったもんですよ…
カスラーン
いつでも来い、とばかりに傍にあった訓練用の木剣を手に取って防御するように構えた。
んご
フェンサー前衛と並ぶ程度の筋力があるんですねぇ…
セイラ
「ああいう風にしてくれてるんだから、自分がやりたいことくらい、きちんと伝えなさい」
クヴァレ
「……えぇ、と……で、では――僭越ながら……」 暫くおろおろと躊躇っていたが、意を決すると杖を構える……が、やはりプロの戦士から見れば無防備も同然であった。
カスラーン
「まずは好きなように打ち込んできな」
セイラ
優しいお兄ちゃんと厳しいお姉ちゃん
クヴァレ
「……は、はい」 きゅっと杖を両手で握り、うんしょ…と上段に構える 「……っ」 両目をきゅっと瞑って、的外れなところへそれを振り下ろした。
カスラーン
「まずひとつ目。目を瞑ったら当たるもんも当たらなくなる。魔法を使う時に目を閉じたりはしないだろ?」
クヴァレ
「……失礼いたしました…」 目を瞑っている事の自覚がなかった。
カスラーン
「セイラも、思ったことがあったらがんがん言ってやれ」
「さあ、今度は俺を思い切り殴るつもりで打ち込んで来い!」 かもーん!
クヴァレ
「…えいっ」 勿論、カスラーン自身を狙う事はできず…カスラーンの構える木刀めがけて振り下ろした
カスラーン
「おっ」 木剣を高く構えて振り下ろされた杖を受け止めて。 「よし、今度はちゃんと当たったな。思い切り俺を狙ってくれてもよかったんだが」
クヴァレ
「そ、そんな事……」 できようはずもございません…。
杖をすぐに引いて、恐縮する素振りで身を縮こませた。
カスラーン
「心配しなくても、ちゃんと防御出来るさ」
クヴァレ
「……」 その返答に、困惑した表情になって
「……やはり、戦士としての心構えというものが必要なのでしょうね。今はまだ、そのようなものを持てる気が致しません…」 すっと杖を引く。
カスラーン
「戦士としての心構え、ね」
「じゃあ、いつなら持てるんだよ」
クヴァレ
「……今は――」 言葉にすべきかしばし悩んだ末に、ぽつりと 「…他者を殺してしまうくらいなら、私奴の命を差し出したいと願ってしまいます」
カスラーン
「……そりゃ、戦士全員に失礼ってもんだぜ」 がしがしと自分の頭を乱雑に掻いて
クヴァレ
「………申し訳ございません…」
カスラーン
「それじゃまるで、戦士の心構えってのは我が身可愛さに他の奴を殺す覚悟みたいじゃねえか」
クヴァレ
「決してそのようなつもりで申し上げたわけでは…っ」
「皆様、崇高な目的の上で戦っている事は存じております。決して、自己保身の為だけではないと……」
セイラ
「単純に、誰かを傷つけるのが怖い、のはわからなくはないわ。ただ」
カスラーン
「それも違うな。俺は別に崇高な目的なんて持っちゃいねえ」
セイラ
「敵はこんなに優しくないのも事実よ」
「…敵は待ってはくれない、それは貴方もよく知ってるでしょ、クヴァレ」
カスラーン
「じゃあ、聞き方を変えよう。クヴァレ、お前はすぐ隣で仲間が傷つけられそうになってたらどうする?」
クヴァレ
「それは、勿論でございます……」 セイラにそう返してから
「身を挺してでもお守りしたい、です」
カスラーン
「どうやって守るつもりなんだ?」
クヴァレ
「………」 答えを持っておらず、きゅっと口を閉ざした。自分が間に入れるほどの時間の余裕など、実戦ではないことを身を持って知っている。
カスラーン
「お前が身を挺して仲間を庇って、仲間の代わりにお前が死ぬ」
「その後結局お前が守った仲間も死んじまって、お前は満足出来るのか」
クヴァレ
「い、いえ……」 首を横に振って
カスラーン
「少なくとも俺は、そんなんじゃ死んでも死にきれねえ」
クヴァレ
「…それが、カスラーン様の戦いにおける原動力…のようなものでしょうか」
カスラーン
「仲間が傷つくのが許せねえ、ってのはそう言えるかもな」
クヴァレ
「…その気持ちなら、私奴にも理解できます」
カスラーン
「それを全うするだけの覚悟を普段から持っておかねえと、いざという時に都合よく動けたりはしない」
クヴァレ
「つまり、皆様が傷つく事と、相手を傷つけてでもそれを回避する事を天秤にかけたとき、即座に後者を選び取れるようになれ、と――
カスラーン
「他の可能性を模索するのが悪い、とまでは言わねえけどな。だが、そう都合よく時間や余裕なんてあるもんじゃない」
クヴァレ
「……仰る通りですね」 小さく苦笑して
セイラ
敵は待ってはくれない、それは先ほどセイラも言った通りである。
カスラーン
「その時に後悔しなくて済むような心構えは持っておけ、っつー話だ」
「とまあ、柄にもなく偉そうなこと言っちまったな」
クヴァレ
「……わかり、ました」 こくりと真っすぐ頷いて
「い、いえ!私奴の方こそ、良い生徒ではなく、申し訳ございません」
カスラーン
「おいおい、俺が教える側なんて柄かよ」
クヴァレ
「……ご自身が仰る以上に、そういったお立場が似合うと思うのですが…」
カスラーン
(ヾノ・∀・`)ムリムリ と顔の前で手を振って否定した。
セイラ
「…だいたいカスラーンがいってくれたけど、私から言えることはあとは」
クヴァレ
「……」 ふふ、とカスラーンのその様子に小さく笑って
セイラ
「………貴方、リアレイラがもし自分の命を差し出すからクヴァレは見逃してくれとか言ったら」
「冷静でいられる?」
クヴァレ
その問いに目を見開いて 「……いえ、いえ……そんな事――
セイラ
「もし、仮に、彼女がそう言ったら、あなたどうするの?」
クヴァレ
「……わか、りません。どうすれば良いのか……。私奴にできる事といえば、考えを改めていただくよう、お願い申し上げるしか……」
セイラ
「…それと一緒ってことよ、周りも」
クヴァレ
「……」 慎重にこくりと頷く。カスラーンの先ほどの言葉と、セイラの問いとを繋ぎ合わせていく。他者にそういう選択をさせない為にも、自身が力を付けるしかないのだ。
セイラ
「いい加減、自分の命を軽く扱いすぎるのやめなさい、クヴァレ」
「貴方が命を捧げるなんて言ったら、止める人、多いこと、貴方も気づいてるでしょ」
クヴァレ
――……」 セイラの続く言葉には、返答はない。目を伏せてから視線をカスラーンに戻すと 「……お手を煩わせてしまいますが…もう一合、お願いできますか?」
カスラーン
へへっ、と鼻をかいて笑うと。 「おう、何回でも来やがれ!」
クヴァレ
「……」 快い返答に微かな笑みを返すと、少年は再度杖を構えるのだった。
セイラ
まだ目を背けるか…内心ため息をつきつつ
んご
お時間良い感じっぽいので、私奴はここで締めていただいても大丈夫まんです!
GM
mi
僕も大丈夫
セイラ
カスラーンと話ができたことはクヴァレにとって一つの大きな収穫である。
後は打ち合いを見守るのみであった。
セイラ
OKです
お付き合い感謝です
GM
うむ
おちかれさまでした
また、会おう……
んご
おちちかれさまでした
またな…
セイラ
ありがとうございました0!
んご
お邪魔しました、せんきゅね!!!
!SYSTEM
セイラが退室しました
んご
シュッ
!SYSTEM
んごが退室しました
!SYSTEM
GMが退室しました
背景
BGM