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泡沫のプロヴィデンス 幕間Ⅸ

20231016_0

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アコナイトが入室しました
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リアレイラが入室しました
リアレイラ
うむ
アコナイト
うむ
うしくん歩いてくる感じ?
あ、描写は殺るね
リアレイラ
歩きだね
やったあ
アコナイト
OK
とりあえず、奥には皆そろってからだとおもうので
入り口付近でなんかよんでます
 
 
庭の実験施設跡といわれる場所を探索する冒険者たち。その途中で水の奥に続く場所を発見する。様々な機転を働かせ──君たちはその通路を抜け──。
次なる資料が置かれている場所にたどり着いていた。
とはいえ、水中で行動したこともあり。服を乾かすことや、休息を兼ねて殆どの面子は小部屋で休憩していた。
一方で、アコナイトは安全が確認できる範囲内で先に進み──独自の調査を行っている最中であった。
 
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BGMを変更 by アコナイト
追憶の地にて安眠を100%
アコナイト
「──ふむ」と、ある程度までのラインは決めているのであろう。先が見えない奥には進まず、床を叩いたり、壁の様子を眺めたりしていた。
あたりには服が吊るしてある。どうやら先に進むといいながら、皆が来ない場所でちゃっかりと着替えていたようだ。
アコナイト
適当にいろいろしてるのでおすきなタイミングでどうぞ
アコナイト
「(やはりこの時点では大した情報はないか)」一旦立ち止まり腕をくむ
???
そんな探索の途中、小部屋へと続く通路から妙な気配が近付いてくる。
アコナイト
仕方ない。少し思考する時間を取るとしよう。と、いつも持ち歩ている折り畳み式の椅子を取り出そうとしたところで──
その気配に気づく
???
生身とも靴とも違うごく僅かな足音、どれだけ歩幅が狭いのか妙に忙しない歩調
近づいて来ているのに一向に姿が見えないと思えば、視線を下に向けて見ると手のひらに載せられる程度の大きさの牛を模したぬいぐるみが2足でヨチヨチと歩いていた
アコナイト
その姿を認めて──椅子に座った。そしてこう声をかける。
「君か。てっきりクヴァレあたりに捕まっていると思ったが──、何か問題でもあったか?」
牛くん
足を交互に素早く動かすが、ヨチヨチヨチヨチという歩みは遅遅としていて、なかなか近づいてこない
アコナイト
「……」
「視界が高くなるぞ」と、牛くんに近づき、つまみあげた
牛くん
「貴方と二人で話がしたいと思った」牛のぬいぐるみから女の声が発せられた。旅の仲間、魔導師リアレイラのものだ
アコナイト
「ああ。きみのこれまでの所感と考察は俺も気になるところだった。どうせ、彼らはまだあちらで和気藹々としているのだろう」
牛くん
「うん、やはりこの体は長距離移動には向かない」
アコナイト
といいつつ、元の場所まで戻り
「おそらく、この先に行けば遺跡を脱出するまではお互いに仮説を言い合う時間もない。この時間のうちにまとめようか」
といいつつ、ゆっくり牛くんを地面に置いた。
牛くん
「概ね同意見であろうとは思うが、そろそろ交換をしておくべきと思った次第だ」
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アコナイト
「ああ。先ほどの資料からわかったこともある。ちょうど良い頃合いだろう」
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諭示裁定の刻100%
アコナイト
少し思考するポーズを見せ──。「そうだな……。俺の仮説が一通りまとまっているのは“庭”の目的についてだが。そちらはどうだ?」
牛くん
「開花を促し、支柱を立て、苗木を育てて、現在は剪定の最中、というのはどうか」
アコナイト
「同意見だ。この状態も実験の最中であると俺も考えている」
「そして、言うまでもないがレアルタは世界樹の一部から生まれたものなのだろう。そして、先ほどの資料から推察するに──レアルタの誕生は神の創造の計画の一部である」
「これが俺の仮説だが。君の所感を問おう」
牛くん
「信仰による存在の誘導、かつて、私の故郷でも行われたことだが、それをより意図的に舞台作りから行っているのでは、と考えている」
アコナイト
「ああ。彼らの状況を極限まで追い込むこと。それが彼らの言う国盗り合戦なのだろう」
「これが第一段階。そして、今は第二段階に過ぎない」
「ジュディッタが先に述べていた“仕上げでも何でもない”は実に正鵠を射た発言だったと俺は思っていた」
牛くん
「最終目標まではまだ何とも言えないが、レアルタを世界樹から知を引き出す装置にすることが当面の目標としているように思う」
アコナイト
「君の意見に賛同しよう。レアルタも今は成長の段階と考えれば“あの状態”であることにも想像がつく」
牛くん
「うん、彼らは想定外の事故で撤収たのではなく、撤収したと思わせるために事故を起こした可能性がある」
アコナイト
「ああ。計画通りなのだろう。そして──レアルタが力を高め。加えて“人間”と親しくなったところで、次のカードを切る」
牛くん
「想定外の要素があるとすれば、私達くらいのものだろう」
アコナイト
こくりと、頷いた
「だが、俺でもまだ繋がっていない部分がある。この世界についての正体は概ね予想はできたが……」
「なぜパンデモニウムのあの状態が、この世界への鍵を開く原因になったか。まだ完全に繋がっていない」
「その仮説を少し広げるために、これからの資料の捜索と──。エイレイテュイアの人格と、故郷、能力について、ディアキリスティスの考察を聞こうと思っている」
「俺の現状はそんなところだ」
牛くん
「封印されたレムリアが現在どういう形をとっているかに鍵があるように思う」
アコナイト
「ああ。それについては全く想像がついていない」
牛くん
「彼らは星界に関する研究を進めていたと聞く。そして、一説では星界は人が生存できる環境ではないという」
アコナイト
「──」リアレイラ(うしくん)の考察を静かにきく
牛くん
「空間拡張系の魔法の応用、魔動機術ならばマナハウス、ああいった生存する為の場の作成なども、その研究に含まれるのではと推測している」
アコナイト
「確かに“庭”という組織の存在意義を考えれば、君の考察は妥当性がある」
「言ってしまえば“魔域”のような空間を意図的に作り出し、操作することは彼らにとって都合はいいだろう」
牛くん
「予報士殿の話では、魂に関する技術にはさほど特化している訳では無いようだったので、そういった技術を用いて、黄昏の浸食を受けた際に避難していたとしたら?」
アコナイト
「そういった意味合いで“庭”に対して過去の繋がりのある人物が促したとなれば、確かに頷ける話だ」といったところで
「なるほど、シェルターか」
牛くん
「あの場で遭遇した怪物は、自らを守護者と認定していた。ならば、守るべき対象があるはずだ」
アコナイト
「ああ。そして、俺たちが刺激することにより彼らは守護者としての任を果たそうとした」
牛くん
「あの資料にあった結晶体、それが失われたレムリアの現状、あるいその一部では無いかと感じた」
「それを人造の世界樹の核にしたのなら……あの街がレムリアと名付けられていることもうなずける」
アコナイト
「ああ。そして資料にもあったように──〈叡智の統合体〉は地脈を通じ、この世界のマナの流れを知識として吸収させている」
「となれば──俺たちの世界の丸写し。……魔動機文明時代の発想の方がわかりやすいか。“バックアップ”のようなものになっている、今は考えているところだ」牛くんの考察に頷きつつ
牛くん
「仮説と云うにも荒唐無稽な話だがな。そもそも、この世界の説明にならない」
アコナイト
「ああ。俺自身もこのような発言をしていること自体がむず痒い」
牛くん
「誰の記憶を元にすれば、これほど精緻な複製を生み出せるのか」
アコナイト
「だが、俺が信条としている言葉が一つある」
牛くん
「ふむ」
アコナイト
「全ての不可能を消去して、最後に残ったものが如何に奇妙な事であっても、それが真実となる」
「だからこそ俺は──この荒唐無稽を証明するために、不可能を消去する証拠を今集めている状態だ」
牛くん
「実利的な思考だ、貴方らしい」
アコナイト
「ああ。そして、リアレイラ。君の意見に一つ。参考までに意見をあげられるならば──」
「誰の記憶が単数ではなく。複数だとしたら?」
牛くん
「それは、私達も含めて、か?」
アコナイト
「ああ。マナの流れを記憶として取り込んでいるのならば──可能性としてありえるのではないかと思ってな」
「この指輪が俺たちの力に即応したことにも少しばかり説明がつくが──。とはいえ、あくまで可能性の話だ。まだ俺もこれをメインの主張とするつもりは毛頭ない」
牛くん
「仮説の一つではあるが、この世界はやはり一種の魔域であるならば説明のつく部分もある」
アコナイト
「ああ。頭の片隅に置いておいていいだろう。君であれば、数多の可能性を並行しつつ、それらを比較検討することは難しくないはずだ」
牛くん
「私達、各々が核になっているならば」
「各々にとって妥当な認識の世界を構築出来るのでは無いかと考えた」
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演繹と演繹法100%
牛くん
「各々の間には微妙な認識のズレがあるかもしれない。だが、主観はもとより共有し得ないものだ」
アコナイト
「その通りだ。あくまで生命体は自分の視点でしか、物事を語ることはできない」
牛くん
「大筋で一致しているならば、細かい要素は感じ方の違いで流されてしまうか、或いはそう思うように思考を誘導されているか」
「そも、この私の意識がオリジナルの私なのかという点にも疑念を持っている」
アコナイト
「ほう。既にそこに行きついていたか。流石と言わざるを得ないな」
「……最も巧妙な偽装とは、自分自身の意識を偽装すること」
牛くん
「私の経験と知識を持った者がもう1人居たなら、短期的には私として機能するだろう」
「新たな経験と知識の蓄積により元の私とは離れて行くだろうが、それは途中から展開の分岐した物語と同じだ」
アコナイト
「ああ。今でこそ、前世界の俺たちの意識は残っているが──……いずれ、俺たちは統合されていく。マクロな視点で見れば、既に俺たちは同一の存在だろう」
牛くん
「まぁ、この考えは真実だったとしても、あまり意味をなさないので、突き詰めて考えようとは思わないが」
アコナイト
「こういう哲学的な問いは嫌いではないが──。しかし、まだこの件に関しては推察を進めるには材料が足りないと思っている」
「ああ」と、丁度同じところで落ち着いて
牛くん
「元の世界で私のオリジナルがよろしくやっていようと、この私には無関係だ」
アコナイト
「──」少し考え
「スクレータのこと。ルキナとユノ、そして、ロゼットも無関係ではないだろう。そのあたりの話も今は推察は不可能だ。だが、この意見交流の機会は貴重なものだ」といってから
「では、このことについて聞こう。レムリアという街の歴史について君はどう考える」
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リアレイラが入室しました
リアレイラ
outikaetta
アコナイト
牛から
ミカサになった
アコナイト
「既に共有したように図書館には歴史書や、記録の文書は存在しない。魔法文明から続いている街であるにも関わらずだ」
牛くん
「舞台装置だ。あの街には歴史が無い、実態がない、文化が無い」
リアレイラ
不敬!(殴打
アコナイト
「同意見だ。だが、ここで俺は確認したいことがあってな」
牛くん
「あの街には100人足らずの住人しかいない。にも拘らず、都市機能をああいう形で維持する意義が感じられない」
アコナイト
「……ああ。つまり、あれは先ほども述べた誰かの記憶を反映したものにすぎない」
「そこで、ようやくエイレイテュイアの存在が浮上してくる。と考えている」
牛くん
「彼女の為人は予報士殿にもう少し詳しく聞く必要があるが」
アコナイト
「ああ。そこが次の論点になってくるだろう。だからこそ、俺は彼女の予約を取っておいたというわけだ」
牛くん
「私は彼女の知るレムリアと比べ、あのレムリアが大きいという点に着目している」
アコナイト
「ふむ──なるほど」
牛くん
「今のレムリアを認識、想像、創造した者は子供のなのではないか?」
アコナイト
「確かにそれは面白い発想だ。俺は思いつかなかった。だが、一理ある」
牛くん
「子供の視点から見た場合、実体以上に大きく認知しているという考えだ」
アコナイト
「ああ」
牛くん
「現在のレムリアのディティールが、予報士殿の知る者と異なる点にも多少の理由付けになる」
アコナイト
「しかし、子供──か」ふむと、思考する
「その点に関しては少し頭に入れて行動するとしよう。俺にとっては新しい着眼点だ」
牛くん
「"庭"という組織では人身売買を行っているそうなので、候補には事欠かないだろうが、やはり、考えるとしたら……」
アコナイト
「ああ。安直にいくならば──彼女は該当するだろう」
牛くん
「ただ、彼女を主体とする理由付けはない。やはり、仮説にすぎない」
アコナイト
「ああ。それに彼女は──この遺跡の事件があるまでウィスカたちと行動していた」
ウィスカたちの言葉を信じるのならば、だがな
「そうだ。一つ君に面白い材料がある。提供しておこう」
「君は──レアルタの名前の意味を……既に聞いたか?」
牛くん
「誰かがウィスカの名付けと言っていたな……新たな現実、だったか」
アコナイト
「ああ。知っているのならば問題ない」
牛くん
「聞き流していたが、確かにあの資料の話も含めて考えると興味深い」
アコナイト
「ウィスカが“新しい現実”“新たな現実”と名付けた。──ああ。面白いだろう?」
「聞き流すのも無理はない。藁へと縋る想いから、新しい可能性への希望として名付けたという流れは納得がいくものだ」
「だが、俺はこの面白さを放置することはできない」
牛くん
「私もレアルタ、ウィスカと街を巡った時に気になる話を聞いた」
アコナイト
「聞かせてもらっても?」
牛くん
「レアルタの誕生から現在に至る、力の増減、性質の変化について訊ねたところ」
「うーん……最初は黄昏を倒せることが目立っていたけど、徐々に水や自然を操ったり、この街の魔法機能を稼働させることが出来るようになったり、出来ることは増えていったよ」
アコナイト
牛くんを見る目つきが鋭くなる。威嚇ではなく、興味津々というものだ。
「──ほう。なるほど」
牛くん
――私はこれを聞いて、彼女の在り方が、ウィスカ達信徒によって方向性を定められている可能性があると思うに至った」
アコナイト
「信仰によって神はその在り方を変える。実に合理的な考えだ」
牛くん
「私の故郷、テラスティア大陸のフェイダン地方にはルーフェリアというエルフの小都市がある」
「その都市は蛮族の脅威に晒され、危機と抑圧の中にあった。そこから300年前に女神が生まれた」
アコナイト
「遍く変わらぬものはない。忍べ、そして備えよ。だったか」
牛くん
「近年、彼女への信仰を意図的に歪めることで、自分達に都合の良い神に性質を変化させようとする試みがあったそうだ」
アコナイト
「なるほど──。そこまでは知らなかった。興味深い話だ」
牛くん
「計画は僅かだが実を結び、彼女の奇蹟を扱う蛮族が現れたと聞く」
「それが私の考える支柱であり剪定だ」 初めの問いかけに対する答えをもう一度口にした
アコナイト
「ああ。非常に頷ける仮説だ。神の創造計画との当然繋がってくる話だろう」
牛くん
「彼女は神としてはも同然だ。本来、神が持つべき柱となる性質がない」
アコナイト
その通りであると、頷く
牛くん
「故に、彼女に性質を与えていくことが、これから起きることだろうと推測する」
アコナイト
「ああ。そのための信仰養分の土台はこれ以上ないくらいに整っているからな」
牛くん
「レアルタには、この信仰による染め上げについて話しておいた」
「やや危険な行為だったが、話しておくべきと考えた」
アコナイト
「彼女は単純ではあるが、馬鹿ではない。君の意図するところも理解するだろう」
「うん。君はその立場で推察を続けてほしい。非常に俺も安心した」
「故に、俺の立場も君には伝えておこう。“レアルタ”に関してだが」
牛くん
「仮に"庭"の思惑や実態とかけ離れていたとしても、今後の彼女の成長には必要な視点と思う」
アコナイト
リアレイラの発言に頷き
「支柱と剪定。神の創造計画の一旦であり、レアルタの創造が計画の一部であるという旨は俺も変わらない。が──俺は世界樹が赤く染まった原因について少し気になっていてな」
牛くん
「ああ」
アコナイト
「無論、それは黄昏という存在が起因しているのだが──。そのタイミングでレアルタが発現した」
「そしてレアルタが……世界樹に起因する存在であることは明らかだろう。黄昏との混ぜ物かもしれないが。それは一旦置いておく」
「となれば、黄昏という禁忌の知識に対して──。染まっていない部分を分離させた存在。それがレアルタではないかと俺は考えている」
牛くん
「両者は同質であり、であるからこそ、その力が届くという考えには同感できる」
アコナイト
リアレイラに頷き
牛くん
「私はあの木をユグドラシルの若木というよりは、ノティッドエルムに近い存在ではないかと考えた」
アコナイト
「異界とのつながりを持つ樹木か」
牛くん
「異界、魔神を黄昏に置き換えれば、現状の在り方に酷く合致する」
アコナイト
「なるほど──」
牛くん
「そして、ノティッドエルムが生み出す人に似た人ならざる者、エルムブランチ」
「レアルタ……場合によってはレムリアの住人が世界樹から産まれた存在という仮説だ」
アコナイト
「俺たちが交戦したアレらもエルムブランチと同じようなもの。そして“レアルタ”やややすれば住人もエルムブランチのようなものだと考えるわけか」
「──面白い」
牛くん
「魔域の虚像と違って、こちらは実体だ。制御できるとすれば都合の良い存在だろう」
「黄昏という者が何なのか、どういう性質を持つのかは不明だが、魔神たちの住む魔界とは別の異界、と捉えれば、召異魔法のように干渉・制御する事も不可能ではない……と、考えた者が現れてもおかしくはない」
アコナイト
「ああ。当時の状況は異界への対抗手段を探していた状態だ」
「毒は薬であり、薬は毒であるように、黄昏の力を扱う研究をしていたものが“当時”にいてもおかしくはない」
「……」
牛くん
「黄昏に波長の合ったノティッドエルムの亜種。そういった状態への変化の過程、あるいは、その状態に戻っている過程
「一つの視点として頭に入れておいて欲しい。あの樹を善きものだなどと信じている者は、元より少ないだろうが」
アコナイト
「ああ。君の視点は非常に合理的だ。その道で仮説を進めていってほしい」
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魔の全て100%
牛くん
「"庭"の計画に穴があるとすれば、私達の存在か、黄昏の想定外の動きに他ならないだろう」
アコナイト
「だが──この黄昏の力が正負両方の性質を持つとすれば」
「ああ。君の言う通りだ。そして──なるほど」珍しく少し笑みを見せた。
リアレイラ
これ、あれだな、話を切り上げたくなったら、テレオペレートドールを拡大してなくて時間切れでパタン、だ
アコナイト
そうよ
まあ、多分俺から言うことは次で終わるはずだ
アコナイト
「少し話は変わるが。俺は知的生命体の思考の流れ。そして“感情”というものが持つ想定外の力の動きに関して研究していてな」
牛くん
「どれだけ賢しい連中であろうと、計画が思い通りに行っている時ほど、そのままうまく行くと信じたくなるものだ。大きな失敗とは大体そういう時におこる」
アコナイト
「──魔剣の生成などは“知的生命体”同士の“感情”の集積であると俺は思っている。──となれば……この黄昏という力。思っている以上に面白いものかもしれない」
「ああ、その通りだ。人間とはもとより傲慢だ」
牛くん
「感情自体が力になるというよりは、感情によって行動のパターンに変化が起こる」
「そこから、本来とは方向性の異なるパフォーマンスが発揮されるというのが、感情のもたらす変化だろう」
アコナイト
「ああ。行動とは思考の執行猶予モラトリアムが来た時に起こす反応の事だ。そして、感情は、その思考に大きな変化を与えるものなのだと俺も思っているのだが……」
「この一点だけは単純な理論だけでは説明できないものだと俺は思っているよ。──だからこそ、面白いのだがな」珍しくリアレイラの発言に、否定とも肯定とも思えない返事をした。
牛くん
「感情そのものというよりは、その感情を以て行動に至る欲求こそがカギではなかろうか」
アコナイト
「強い欲求。欲望は生命体を突き動かすものだ。たいていの場合は君の言葉で説明ができる」
牛くん
「魔剣も神も、そういった欲求の受け皿に他ならないと思う。信仰というものからして、欲求に他ならない」
「私がキルヒアの声を聞くことが出来ないのは、おそらく、本質的に彼に期待をしていないからなのだろう。そう思うとある意味、誇らしい」 珍しくその声音に喜びの感情をのせて
アコナイト
「分かりやすい指標だ。自身の力だけでは足りないとき──そうした欲求は超常的な存在に傾いていく」
「ああ。それに関しては同意するよ。俺も──思考を止めないというキルヒアの考えに反しているこそ。神の声を聞けないのだろう。あの神であれば、行動しているその時でさえも、思考を止めないことを促すだろうからな」
「──うん。お互いに良い意見の交流が出来た。君もそろそろ魔力を休ませるといい。奥の資料室で“答え合わせ”の一部をするとしよう」
牛くん
「ああ」
「すまないが、この身体の回収を頼もう。あの道のりをこの身体で歩くのは面倒だ」
「先程、子供の視点といったのは、この身体で歩いて来た時に思いついた」
アコナイト
「いいだろう。この空間で得られるものは殆どなさそうだ。流石に彼女たちも着替え終わっているだろうからな」
と、ひょいと牛くんをつまんで
牛くん
「世界の見え方がまた面白くなった。だから魔法は好きだ――
アコナイト
「視点を変えれば、その物事の有り様も変わる。真理だな」
アコナイト
そろそろ電源きれちゃいそう
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牛くん
そう言って、牛のぬいぐるみはくたっと力を失くしてただの人形に戻った。
アコナイト
「──さて、なるほど」
「遺跡を出るまでに仮説を更に強固なものにできそうだ。彼女にはどこかで礼をしないといけないな」
と、いいながら、牛くんをつれて皆と合流するのだった。
アコナイト
という感じですかね
リアレイラ
いっぱいしゃべったヽ(^o^)丿
アコナイト
いっぱいしゃべったヽ(^o^)丿
意外と街だと喋る機会なさそうなんだよねお互い
リアレイラ
たぶんこのふたり
アコナイト
うん
リアレイラ
セックスしないと出られない部屋に閉じ込められたら
時間制限ギリギリまで、どう観測してどう評価するのか話し合い
どの行為までは判定の対象になるかとか試し
やることやって出た後、じゃあの、と普通に解散する
アコナイト
そうよ
周りから見ればハァ?だけど
答えは分かり切っている。だからこそ検証してみる絶好の機会だろう?
なんかいって、同意してくれるのリアレイラさんしかいない状態になる
リアレイラ
得難い体験だった、何を思ってあんな仕掛けを作ったのか分からないが、その熱意を評価したい
とか言い出す。
アコナイト
わかる
ともあれ、これで安心して
奥に迎えるぜ
一旦、鉄舟しよう。本編で
また……会おう(アザリク
リアレイラ
今の現状で想定している事は大体だしきった、ヨシ
アコナイト
うむ
リアレイラ
)))
!SYSTEM
リアレイラが退室しました

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