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泡沫のプロヴィデンス 幕間Ⅲ

20231011_0

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アコナイトが入室しました
!SYSTEM
GMが入室しました
GM
☆ミ
アコナイト
☆ミ
BGMはフォンテーヌのを用意した
導入どうしよう
GM
導入ミ!?
アコナイト
導入ミ!?
GM
【✔:おれがやる】 [×:辻ミ]
おれがやる
アコナイト
やったあ
GM
ろぜにゃんと適当に街を歩いていればいいか
アコナイト
うむ
GM
なんか目的地ある?
アコナイト
街の構造知りたいだけだから、ぶらぶら一周してるかんじ
GM
おけぽよ
アコナイト
図書館だけはかくにんしてぇ~って感じかな
 
 
GM
レストランでの会談の後、この日はそれぞれ自由行動となる。
明日からは早速世界樹の病を癒やすための方法を探るための調査が開始される。あまり無理をするわけにはいかないが、アコナイトとロゼットの両名は、街のまだ調べられていない場所を重点的に回ることにした。
最終的にはこの街の図書館へ行くことにしているが、その途中で、二人はある程度見て回る。
ウィスカたちの話の通り、この街には大人の姿は見えない。といっても、年齢的には15を越えて人間で言えば成人している者は多い。
それらが様々な魔法設備を上手く使いながら、この街の生活を回しているようだ。
ロゼット
「ここは、不思議な場所ですね。イルスファールとは大きく違います」
アコナイト
「──おそらくそういった方面でディアキリスティスの方が精通しているのだろう。オケアノスの雰囲気に似ていると発言してたからな」
「もっとも、俺はオケアノスについては名称だけしか知らないが」
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BGMを変更 by アコナイト
星灯りに染まる街100%
ロゼット
「魔法文明時代の都市、ですか。遺物や“庭”の介入、レアルタの神の力による恩恵があるとはいえ、ここまでのものが簡単に復旧出来るのでしょうか」
GM
ア!
これはじんましんが出てくるフォンテーヌの夜!!1
アコナイト
これが軌跡と似てるやつだろう(狙った
GM
そうだぞ
アコナイト
「街についての仮説はまだ分からないところがおおい。実際にこうして歩いているのも君が思う疑問について何かわかることがあれば──と思ったのだが」
「ふむ」
と、少し思考し「今の所有効な仮説はない。有効利用できる設備はありそうだが」と、絶え間なく流れていく水を見ながら言った
ロゼット
「疑問――というほどのものではありませんが、話の中に違和感や既視感のようなものを感じることはありました」
「話とは打って変わって、この街の景色にはそういったものは感じませんが……」
「ただ、匂いや雰囲気は悪くない、とは思います」 都市にしては比較的自然の匂いがあるので。
アコナイト
「ふむ──やはり。君は今回の案件において、俺たちとこの現状を繋ぐ“鍵”であることは間違いないようだ」
「その悪くない感覚というのは非常に重要なものだろう」
ロゼット
「私がどの程度関わりがあるのかは分かりませんが、“庭”が関与していたのならば、私の知識が役立つことはある、とは思います」
アコナイト
「──ああ。そうだな」
何だかんだで目的地である図書館が近づきつつあることを思いつつ
「良い機会だ。君の所感や知識を借りたいことがある。少し質問をしてもいいだろうか」
と、立ち止まりロゼットを見つめる
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BGMを削除 by アコナイト
ロゼット
「何でしょう」 こちらもぴたと足を止めて、アコナイトを見上げた。
アコナイト
「──正直に言えば。まだ俺たちとこの現状のズレ。解決の糸口。ルキナとユノの関係。君のデジャヴと、推測は立つが論理に結び付かないことが多い。だが……」
「“庭”の目的について。そして“レアルタ”の正体に関する仮説は一つ完成した」
「だが、その仮説の優位性を示すためにも君の反応を聞きたいといったところだ」
「そのためにも、俺の仮説をまずは聞いてほしい」
ロゼット
「随分と早いですね。まだ我々は、あの4人から話を聞いただけに過ぎません」
「はい」
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BGMを変更 by アコナイト
諭示裁定の刻100%
アコナイト
「勿論、これからの展開で変化しうる可能性もあるが。可能性の一つとして“庭”の構成員であった君に提示しておこう」
と、頷いた
「まず“庭”の目的についてだが──。先ほどの話で国盗り合戦のことがあったことを覚えているか?」
ロゼット
「ええ、たとえとしてそのような言葉を使っていましたね」
アコナイト
「ああ。そして、同時にウィスカは“仕上げ”として黄昏を呼び出したと発言していた。それに対し、殆どのもの。最初はジュディッタだったか。仕上げでも何でもないと発言したはずだが……」
「おそらくそれが真実なのだろう」
「結論をいおう。おそらく、今の状態は仕上げでも何でもなく“実験の途中”であると俺は想定している」
といって、遠くに見える世界樹を見た
ロゼット
「ふむ――
「段階としては、“仕上げ”のつもりだったのかもしれません。ですが、ウィスカの言ったように彼らは黄昏の魔物たちを制御出来ず、実験半ばにして計画は頓挫した」
「そういう意味では、まだ途中と表現することに異はありません」
「そして、関係者が一人でも残っていたのならば、その者が計画を引き継いでいる、という可能性も否めません」
アコナイト
「ああ。“制御できなかった”ということが失敗の原因と思うのが普通だろう。君の発言は道理を得ている。だが──」
「俺の思う途中は実はそれではない。“レアルタの誕生”それも計画の一部ではないかと考えているんだ」
ロゼット
「レアルタ……つまりは神の誕生が、ですか」
アコナイト
「ああ」頷き
「そこでレアルタの正体の仮説──について話したいが。そこで少し君に“庭”について尋ねたいことが出てくる」
ロゼット
「確かに、私たちが聞いた彼女の力が事実なのであれば、実験の成果としては上々なものですが」
「はい、どうぞ」
アコナイト
「“庭”という組織は、そういった信仰の対象を作ること。畏れ多いが神を造ろうとする計画。そういった思想を持つという話を聞いたことはあるか?」
「あの組織は一枚岩ではないのは知っている。派閥次第では知らないことも当然だろう。君の所感で構わない」
ロゼット
「あなたの言った通り、“庭”には数多の派閥があり、それぞれ目的や得意とする手法が異なります」
「その中には、薬物による洗脳を利用し、ひとつの宗教を作り出すという実験を行っていた者たちもいたと聞いたことがあります」
アコナイト
「──なるほど、ひとつの宗教か」ロゼットの話を聞きながら。ふむと頷く。
ロゼット
「それが最終目標かどうかはともかく、信仰対象――つまりは“神”を作り出すことに興味を持っていた一派が居る可能性は否定できません」
アコナイト
「ああ。その答えで十分だ。礼を述べよう」
ロゼット
「それに、“庭”の中には異界の存在である魔神やそれに類する存在を崇める“黒の教団”という組織と関わりを持つ者もいます」
アコナイト
「──“黒の教団”……話だけは聞いたことはあるが……」
ロゼット
「私も深く関わったことはありません」
アコナイト
「その組織については盲点だった。一つの考察材料として認識しておこう」
「とはいえ、それはおそらくこの仕事を終えてからの宿題となるだろう。君にこの質問を尋ねてよかった」深く頷いた
ロゼット
「ええ。そちらまで深く関わっていた場合、問題の解決はより困難になるでしょう」
アコナイト
「ああ──さて、君から十分な答えをもらった以上。俺の“レアルタ”についての仮説を提示しよう」ロゼットの困難については同意を示しながら、こちらの話題に切り換える。
ロゼット
「お聞きします」
アコナイト
「さて、前提としてだが。今までの状況。ウィスカたちの証言から。“レアルタ”のみが世界樹から現れる黄昏に対する有効打をもっている。このことについてだが──」
「なぜ“レアルタ”がそのような力を持っているのだと思う?」
ロゼット
――それらが、同質であるから。現状では、そう考えるのが最も合理的です」
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BGMを削除 by アコナイト
アコナイト
「ああ。君もやはりそう思うか。俺も同意見だ」深く頷いた
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BGMを変更 by アコナイト
演繹と演繹法100%
ロゼット
「毒に対する薬も、原料が同じであるように。毒を以て毒を制すという言葉にも示されているように」
アコナイト
「ああ“レアルタ”自体あるいは世界樹の一種だからこそ──可能な所業だと言えよう。黄昏であることも否定はできないが。おそらくは前者だと思われる」
ロゼット
「レアルタも、黄昏も、突如空から現れたという点も共通しています。同じ存在ではないにせよ、何処か似通った性質を持っているのだと思われます」
「当然、ウィスカたちもその可能性には気付いているのでしょうけど……」
アコナイト
「ああ。その可能性は切り捨てるべきではないだろう」
「だが──ここで一つ。先ほどの“庭”の質問をしたことに繋がってくる」
ロゼット
「というと?」
アコナイト
「世界樹という存在は──彼女たちにとっての信仰のシンボルだとしよう」
「そして当然、世界樹というものは非常に強い力を持っている」
「そして──その信仰を極限まで高めるにはどうするか……。簡単な話だ。それらに親しんでいる人間を極限まで追い込めばいい」
ロゼット
「世界樹が、ウィスカたちの願いに答えた結果がレアルタだ、と?」
アコナイト
「ああ。だが、願いに答えたという美談では終わらないのが今回の事件だ」
ロゼット
「現在もまだ、病が世界樹を侵し続けていますからね」
アコナイト
「ここで先ほどの仕上げの話がでてくる。黄昏を出現させることにより、世界樹の病が発言した。だが、仮に世界樹がこの時に力を凝縮して──いわば、黄昏という禁忌の影響を受けずに一部を切り離したと考えれば……」
ロゼット
「……その場合、願いに答えたというよりも、緊急避難ですね」
アコナイト
「ああ。そしてその緊急避難が──計画の一部だとしたらどうだろうか」
「先ほども聞いた“神”の誕生。“庭”あるいは先ほど出た“教団”にそのような計画があるとしたら──一つの仮説として現状が成り立ってくるのではないか、と俺は考えている」
「実際の所“レアルタ”は力はあるが“神”として定義するのは不足なところがおおいだろう。力の上でも、精神的なうえでも。だが、現状、黄昏との対峙の中で、この街の人々の信仰を集めつつある」
ロゼット
「はい。神らしい力を持っているのは事実にせよ、それ以外の点は通常の人間とあまり大きく変わらないように見受けられます」
アコナイト
「ああ。だからこそこの世界樹との病との対立の中で──彼女が本当の“神”と変わらぬ力を手に入れた時」
「“庭”あるいは“教団”だったか。は目的を完遂させることができる。世界樹を“神”あるいは“神子”として降臨させることができる──というのが俺の仮説だ」
「無論。反論は受け付ける。だからこそ“庭”の所属であった君の意見が聞きたかったんだ」
ロゼット
「現状の情報では、その仮説を否定する大きな要素は見つけられません」
「……ただ、私たちが聞いた声や、突如現れたこの島、島から抜け出したというスクレータという男……」
「懸念、というよりも疑問は尽きません」
アコナイト
「ああ。そこが問題なんだ」
大きく頷いた
ロゼット
「私たちの介入も、“庭”の計画の一部というのも考え難いです」
アコナイト
「だからこそ今回は“庭”と“レアルタ”に関してのみ仮説を述べたんだ。この島の誕生と、スクレータの中と外での動き。そして聞いた声。これらに関しての関連性は俺もまだ宙を掴むような状態だ」
ロゼット
「そもそも、此処が現実なのか、夢や魔域なのか……不可解なことばかりです」
アコナイト
「そして、君が述べたことを解決しなければ──俺たちは真にこの一件を解決することはできないだろう」
「“レアルタ”の名前は“新しい現実”という意味をもつらしい。それもおそらく偶然ではないと思うが……これに関しては俺の思考が及ばないことを謝罪しよう。先ほどのような仮説は未だに完成していない」
ロゼット
「新しい現実……。名付け親が誰かはわかっていますか?」
アコナイト
「ウィスカと聞いている。──面白いだろう」とロゼットに同意を求めるように。
ロゼット
「ウィスカがレアルタにそんな名を。状況の打開を願って付けたと言われれば、それで納得出来なくはありませんが……」
アコナイト
「ああ。この点に関しては幾らでも仮説が浮かび上がる。だが、それを絞るためにはもう少しこの世界について知らなければならない」
ロゼット
「そうですね。“庭”が此処で何をしたのか、スクレータはどのようにして外に出ることが出来たのか……それが掴めれば良いのですが」
「現状、元の世界とこのレムリア島、両方で情報があるのはスクレータのみです」
アコナイト
「ああ。ルキナ、スクレータ、ユノ──そして。君だ」
ロゼット
「……」 首を横に振って。 「私の感じているものは、勘違いであることも否めません」
アコナイト
ロゼットの言葉に首を一度縦に振り。「ああ。その通りだ。だが同時に。複数の偶然の一致を見逃すこともできない」
「“庭”“懐かしさ”これらのことを考えても、今まで通り君の感覚を頼りにしている」
ロゼット
「……」
「……私は、イルスファールに向かう前は、ルスルリアンの方で庭の“葉”――末端の構成員として使われていたのです」
アコナイト
「──ふむ」
と、ふと語り始めたロゼットに意識を向ける。
ロゼット
「私にはっきり残っている記憶は、その頃のものしかありません。それなりに才能はあったようで、廃棄されることはなかったようですが」
「それでも、“葉”は使い捨てられ、使い潰されるもの。私もいつかそうなるのだと漠然と考えていました」
「それで困ることもないし、そうなるのが自然だ、とも」
「ですが私はある時、私を飼っていた“庭”の構成員から、突如としてイルスファール行きを命じられたのです」
アコナイト
「“星の標”には様々な経由で元“庭”の冒険者も存在していると聞いている──もちろん、あの都市にも“庭”のスパイが各所に存在していても不思議ではないだろう」
「……それで」と、続きを促す
ロゼット
「はい。私も、そういった任務をこなすものだと思ったのですが」
「具体的に下されたのは、そこで『痛みを学びなさい』というものでした」
アコナイト
「なるほど。それで君は『痛みを学ぶこと』に固執していたわけか。──同時に君はその任務の途中でもある、と」
ロゼット
こくりと頷いて。 「ですが、その後その人物からのコンタクトもなく、命令はまだ有効なのか、疑問に思っています」
アコナイト
「……」腕を組み
「普通ならここで、その任務を下した構成員の名前を聞くべきなのだろう。だが──君の現状を考慮して俺から尋ねることはやめておく。君が話すべきだと思ったら話すといい」
ロゼット
「……名前は、覚えていないのです」
アコナイト
「──覚えていない、か」
ロゼット
「当時は私にも薬の影響がそれなりにあったこともありますし、“葉”たちは、基本的に他者に興味を持つことはありません」
「薬によって植え付けられた偏愛を、何者かに向けることはありますが」
アコナイト
「なるほど。愛というものはどのような方向に転換しても恐ろしい力となる。──頷ける話だ」
ロゼット
「今は問題なく皆の名前を記憶していますが、イルスファールに来る前に出会っていた者たちの名前は、一人として浮かんできません」
アコナイト
「なるほど──」と、頷いて
「君がこの話を切り出したということは。ある程度俺を信頼し──その上で単なる同情や、憐憫という感情だけではなく──思考する材料として使ってくれという意味合いだと俺は解釈しよう。実際に検証しなければならないことが多少増えた」
ロゼット
「信頼、同情、憐憫。そういった感情については、私は深く理解はしていません」
「ですが、思考材料として提供したという認識で問題はありません」
アコナイト
「ああ。それで構わない」
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BGMを削除 by アコナイト
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BGMを変更 by アコナイト
小暗がりの炉火100%
アコナイト
「──」じっと、考える仕草をみせ
「一つ可能性を消去しておこうか」
ロゼット
「消去?」
アコナイト
「君は──君に任務を下した人間の声は……覚えているか?」
「何となくでいい」
ロゼット
「自信はありませんが……なんとなくは」
アコナイト
「では、それは──君が……俺たちがこの世界現実に来るときに聞いた声と似ているものだったか?」
ロゼット
「いえ、それはないと思います。私たちが一緒に聞いた声は、女性のものでしたが、私に命令を下した人物は、男性だったはずです」
アコナイト
「なるほど──」
「(可能性はあるが──これは、まだ提示するべきではないな)」
ロゼット
「……何か?」
アコナイト
「……いや。その声について可能な限り思い出しておいてほしい」
ロゼット
「善処します」
アコナイト
「ああ」
「……さて、もう少し歩けば図書館だが。俺の考えを語っておこう」
と、再び歩きはじめた
ロゼット
「その他、“庭”に関する情報を思い出せるようにしておきます」
「はい」
アコナイト
「それはありがたい。俺もこの依頼を完遂できた時には、もう少し勉強しておく」庭とか、その他。といいつつ
ロゼット
「知ってあまり好ましいものではないと思う――というのは、恐らくあなたには問題ではないのでしょうね」
アコナイト
「ああ。“興味がある”その一言だけで十分だ──と、今は言っておこう」
「さて、最初の話に戻るが、君は話の中に違和感や既視感のようなものを感じると、述べていたな」
ロゼット
「ええ、言いました」
アコナイト
「そして、俺もそれには同意しているが──その原因の一端に歴史のチグハグさが起因していると考えている」
ロゼット
「私たちが認識している歴史などの知識に基づく既視感と、それとは異なることへの違和感ですか」
アコナイト
「ああ。──そもそも、おかしいと思わないか。この都市や、この島が魔法文明時代からあるのであれば……歴史的蔵書の一つくらいは図書館に遺されているはずだ」
「むろん、そのような文化形成がされていなかった可能性もあるが……」
「確かに図書館の蔵書は冒険譚など、“レアルタ”が好むものに集中していると彼らは述べていたはずだ」
ロゼット
「はい。遺跡の調査を積極的に行っていないにしても、蔵書が偏りすぎているかと」
アコナイト
「ああ」
「だから俺は本当はこの“島”には歴史などなかったのではないかと俺は今のところ考えている。が、それはまだ仮説としてまだ弱い」
「だが、それが検証されれば……それこそ、この違和感。食い違いに穴をあける一歩になるかもしれない思ってな」
ロゼット
「ディアキリスティスの話と照らし合わせても、そう思うのは不自然ではありません」
アコナイト
「ああ」
「そこで、まずは軽く図書館の蔵書を調べようと思っている。本が借りられれば、俺と、君、リアレイラとディアキリスティスあたりで、ざっと必要な情報は見聞できるだろう」
「クヴァレの知識も借りたいが──彼に今新しい刺激を与えることは相応しくないだろうからな」
ロゼット
「そうなのですか? 彼に本を読ませることに、何か問題があるのでしょうか」
アコナイト
「無論、俺たちくらいの冒険者であればある程度の精神状態は無視してでも有効な情報を見つけるべきであろうが……俺の見立てだが、彼の精神状態は“良い”状態にないように感じている」
「同時に彼は俺たちの戦線を支える鍵でもある。彼には“守り切る”ことを念頭に置いた方がいいとおもっているが──」
ロゼット
「ふむ、強くストレスを感じる出来事でもあったのでしょうか」
アコナイト
「さて、な。どうにも彼は俺が苦手のようだ。そのあたりの対処は君や、彼らに任せよう」
ロゼット
「あなたとクヴァレは性質がひどく異なります。水が合わない、というものでしょうか」
アコナイト
「俺は彼のことは嫌いではないが。おそらく、このように“自身の意見”を求められると、彼は困惑してしまうのだろう」
ロゼット
「いえ、馬が合わない、が適切でしょうか。人同士の関係を表す言葉は不得手です」
「そうですね。彼はあまり自分の考えを表に出しません」
アコナイト
「あえていうのならば、彼からすれば俺は異質の──極端な言い方をすれば魔神のような思考を持つ人間なのだろう」
ロゼット
「それは流石にたとえが大袈裟だとは思いますが」
アコナイト
「ああ、だが。彼はそういう在り方なのだろう。それは彼の持つ魔剣にもよく顕れている
「問題ない、狂人扱いには慣れている」
「だからこそ、彼のパフォーマンスを活かすためには。俺からできるアプローチは先に述べたようなことだと思ってな。精神的に良くないように見える今なら猶更、な」
ロゼット
「あなたは個性的な人物だとは思いますが、言葉は通じますので、狂人というカテゴリではないかと」
アコナイト
「そういってもらえると助かるよ」
ロゼット
「その状態が我々の任務遂行において望ましい状態であるのならば、私からは意見はありません」
アコナイト
「ああ。だが人とは分からないものだ」
ロゼット
「ご存知のように、人の感情の機微には疎いのです」
アコナイト
「俺という刺激ではなく、今回の仲間という刺激によって。彼が照らす“月の色”も変わるかもしれない」
「──それを観察するのは実に興味深い。と俺は思う。君も観察してみるといい」
ロゼット
「はい。痛みを学ぶ切欠になるかもしれませんし、そうしてみます」
アコナイト
「ああ。さて──」
と、少し遠目に見える図書館を見て
ロゼット
「見えてきましたね」
アコナイト
「ああ。これで散歩は終わりだが──君はどうする? 図書館の探索まで手伝ってくれるなら俺も有り難いが」
ロゼット
「図書館の本を読む手伝いをとのことでしたので、お付き合いします」
アコナイト
「では、“猫”の手でも借りるとしよう」
といって、図書館へと歩いていく
ロゼット
「猫? 使い魔でも借りてきているのですか?」
問いかけながら、すたすたと横を歩いていった。
アコナイト
こんなかんじですかね
GM
うむ
おつみん侍
アコナイト
図書館では歴史関係と
レアルタセレクションを見聞した感じで!
GM
うーん歴史関係、ほぼ、なし!w
アコナイト
最後の〆は俺がやっておこう
デスヨネーwww
GM
やったあ、大冒険だあ!(ddk
さて、図書館についた二人は図書館を見聞する。想定通り歴史関係の本は殆ど残さっていなかった。それに関しては二人の意見も一致することだっただろう。
とはいえ、レアルタの趣向を理解するためにも“冒険譚”“英雄譚”をいくつか借り──
長いこの一日の幕を閉じるのであった……
 
 
アコナイト
ふう
おつかれありがとう!
GM
おつかれさんきゅ~~~
アコナイト
がっつりやりました。たのしかったです
ではほんぺであいましょう!
GM
うむ
!SYSTEM
BGMを削除 by アコナイト
GM
今日の考察はきっといつか役に立つ……
アコナイト
やったぜ
GM
それでは諸君、さらばだー!(MRS
アコナイト
鉄舟!
GM
鉄舟
!SYSTEM
GMが退室しました

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