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幕間

20230618_0

!SYSTEM
が入室しました
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なえが入室しました
なえ
態々名前隠す必要、あるのかい?って思う
ぐおお おまたせいたした
まあ……ないな……>必要
それじゃぬるっとゆるっとはじめます
なえ
はーい



 
――王都イルスファール、冒険者ギルド支店〈星の標〉。
リアン地方内外に名を知られるその宿では、今日も今朝から多くの冒険者が依頼書を受け取って旅立って行った。
この日もその例に盛れず、争奪戦などと揶揄される依頼の取り合いも無事に終了し
時刻は昼を過ぎた頃で、窓の外では連日降り続いていた雨も止み、晴れ間も広がってきている。
 
店内は静かなもので、客足もそう多くない。
まばらに入っている客達はそれぞれ思い思いに時間を過ごしていて、
カウンターには店主のガルバと、その向かいの椅子についている少女がひとり。
ジャケットをだらしなく着崩して肩を出し、その下にはボディラインの出るノースリーブのインナーを纏い
丈の短いスカートと、ヒールのついたブーツを履き 傍らには1対の長剣が立てかけられている。
歳の頃は成人した直後かその手前かと言った程度で、足元まで伸びる白と青の髪は、やはりだらしなく伸ばされたままになっている。
なえ
さて、どうするかな
オルティナ
オルティナと名乗る彼女の手元にはギルドから持って行くように手渡された書類と、ガルバから差し出された冒険者登録の用紙がある。
なえ
雨が降ってるのに仕事もないのに来る男かどうか
依頼を見るついでに飯を食いに来た(もしくは逆)とか何か軽い仕事を請けていたか
オルティナ
頬杖をついて、渡された羽ペンを細い指で力強く握り、登録用紙にゆっくりと記している最中だ。
ガルバ
「……お前な」 それを見ながら、ガルバは困った様に声を漏らす。
なえ
争奪戦も終わってしまったと言われたから余計に来る理由がね んー・・・
ガルバ
そう、少女の文字はあまりに汚いのだ。
なんというか、字の汚い子どもでももう幾分かマシだろうと思える様な、そんな体たらく。
なえ
リーガンじゃなくてもいいかい
お好きなキャラで良いけど、都合悪いなら別に書き換えるでもよいよ
(さしてこっちには問題にならない部分なので
なえ
リーガンはそもそも星の標住まいでもないからやっぱりくる理由がない
じゃあちょっと雨のところを変えてもらって
オルティナ
「なあに?」 蒼い瞳でガルバを見上げ、興味津々、と言った様子で見上げる。
ガルバ
「字がだな」
これでよいかな
なえ
うん
リーガン
ドアベルが軽く鳴って 人が中に入ってくる
オルティナ
「字?」 間違えたかしら。
リーガン
黒いシャツに白いズボン、革靴にシルバーのネックレスや指輪、腕輪をいくつか
ガルバ
「それでは読み辛いんだ、もう少ししっかりと書け」 肩を竦めつつ、ドアベルの音に扉を見遣り。
リーガン
そして白い縁の眼鏡をかけている、褐色の肌に青い瞳の男性だ
オルティナ
「しっかり……?」 つまりこうか、と力を込めれば、インクを付けた羽ペンが悲鳴をあげる。
ガルバ
「力を込めろという訳じゃない」 弁償させるぞ
リーガン
片手には文庫本サイズの本を一冊 カウンターまで歩いてくると
「アイスコーヒー」と ガルバに言う
ガルバ
「おう。……キャロライン、頼む」
リーガン
席の1つを引いて 着席すると本を置いて 「今日も暑いな、空気が珍しく湿ってる」
キャロライン
「はーい、ただいまー」 ぱたぱたとカウンターへと入り、ぱたぱたと戻って来て、アイスコーヒーの入ったグラスとその傍らにミルク等々を置いて。
おまたせしましたー、と声をかけると、キャロラインはまた自分の仕事に戻って行った。
リーガン
「ありがとう」 と目を細めて微笑んで
オルティナ
『うぅん……』 こまった。しっかりとはなんだろう。
ガルバ
「もう少し文字を綺麗に書けと言ってる。形が崩れているのはわかるだろう?」
リーガン
「どうした、カウンターで唸り声をあげて」
とオルティナに声をかけて
「ドラゴン語は唸っているように聞こえる。発音は気をつけるんだな」
オルティナ
『あら』 声をかけられると、するりと椅子を降りて。
幾つか置いてある書類をすべて放ってリーガンの傍までやってくると、体を寄せた。
「おかえりなさい。早かったのね」
リーガン
「書類書いてるんだろ。戻ったのはもっと前だ」 オルティナの額を押して
「おやっさんが困ってる、ちゃっちゃと書いちまえ」
オルティナ
『んぅ』 「いじわるね」 押された額に手を当てて。
「書いたわ。それなのに、もっとしっかり書けって言うのよ」 
リーガン
「そりゃお前、過失は9割お前にあるさ、オルティナ」
ガルバ
「……」 丁度良い奴がいるじゃないか、の顔。
リーガン
困ったように笑って
オルティナ
「ひどいのね。見てもないのに」 む、と頬がむくれた。
リーガン
「此処の登録者は少なくない。皆書類を大なり小なりの頻度で作ってる」
「それを受け取って目を通しているであろうおやっさんが読めないと判断したんだったら9割お前が悪いのさ」
「残りの1割は、」ガルバに目を向けて 「どこが悪いかを指摘しないおやっさんの言葉足らずだな」
ガルバ
「字がな」
「汚いんだ。あまりに」 ほれ、と用紙をリーガンに差し出した。
リーガン
「……こりゃ芸術だな」
ガルバ
そこには、自分と同じペンを用いて書いたものとは到底思えない、蚯蚓がのた打ち回って発狂して死んでしまったようなものが散らばっていた。
オルティナ
本人は素知らぬ顔で、運ばれていたアイスコーヒー……カフェラテを一口。おいしい。
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無題100%
オルティナ
流したと思ったら流してなかった とおもったら
無題になったな。はじめて遭遇した。
ガルバ
「しっかり書け、の他にお前ならどう言ってやる?」
リーガン
「字の練習からしろ、かな」
ガルバ
「そりゃ同感だがな」 
オルティナ
「……わかったわ。代わりにあなたが書いて頂戴な」
「練習は……うん。しておくわ」
リーガン
「何がわかったんだ」 まったく、と
「代筆か。構わんが、」
「対価はどうする」
オルティナ
唇に手を当て、小首を傾げて。
「そうね、――……のみものをひとつ、奢ってあげる」
リーガン
「良いだろう」 羽ペンを受け取って
「名前は」
オルティナ
歳相応……というには幼い、あどけない笑みを浮かべて頷いた。
「オルティナ。それだけでいいわ」
ガルバ
「……」 よし。丸く収まったな。
リーガン
「年齢」
オルティナ
「わかんない」
ガルバ
「……まあ、成人はしていてもおかしくない程度だろうと判断している」 
リーガン
「おいおい」
「代筆は虚偽の記載は出来ない」
「おやっさんが決めてくれ」
ガルバ
「15としておけ。一先ずな」
リーガン
かり、かり
「出来ることは」
オルティナ
「……」 じい。
「剣を振れるわ。あと、せっこう、ってこっちでは言うのよね」
「それもできるわ。追い掛けたり、開けたり」 立てた人差し指をくるくる、と回し。
リーガン
「練技は?それから賦術は」
オルティナ
「つかえるわ。ふじゅつ、はちょっとだけだけれど」
リーガン
チェックを入れていって
オルティナ
「こっちに来てから、親切な人が教えてくれたのよ。危なっかしいから使えるようになれ、って」
リーガン
「出身地、住所、その辺りはまあ飛ばせばいいな」
「そうかい」
ガルバ
「ああ」
リーガン
「財産は、死亡時は店にか」
「で、蘇生はするのか、しないのか」
オルティナ
「贈る所はないから、ここでいいわ。……」 蘇生については小さく首をかしげて。
んぅ、と小さく声を漏らした。何か考えているのかいないのか、よくわからない反応だ。
「あなたはどちらにしたの?」
リーガン
「死んだ後、リザレクションをかけてもらうかどうかだな」
「なんでそこで俺が出てくる」
オルティナ
「気になったから、じゃいけないかしら?」 ね、と身を乗り出して目を覗き込む。
リーガン
また額を押して
オルティナ
んぅ、と声が漏れた。
リーガン
「他人に教えるようなことじゃない」
オルティナ
唇を尖らせながら、両手でカウンターに肘をついて掌の上に顎を載せた。
リーガン
「それで、どっちにする」
オルティナ
「……んー」 唸った後、ふと思いついた様に左手の人差し指と中指をカウンターに触れさせた。
その後、とんとんとん、と交互に指を入れ替えて行く。
人差し指と中指を交互にカウンターに触れさせる度、頭が上下して それがしばらく続いた後、顔を上げて視線をリーガンに向けた。
「するわ」
リーガン
チェックを付けて 「おやっさん、終わりだ」
と提出する
ガルバ
「ン」
受け取った後、読める文字を出される事はもしかしたら恵まれた事だったのかもしれんな、と小さく考えつつ
暫くした後、頷いて 「いいだろう」
オルティナ
何だかちょっと不満そうな顔……はせず、なんだか納得した様子。字は綺麗だったものね。
ガルバ
「では、オルティナ。お前を星の標の冒険者として歓迎する。ギルドからの書類は此方で管理しておこう」 お前に任せてたらどうなるか解らん。真面目に。
オルティナ
「はぁい。……ありがとう、リーガン」
言いつつ、先程と同様に緩く手をリーガンに回し、体を寄せようとする。
リーガン
「懲りないやつだな」 と額をまた押して
オルティナ
「んぅ」 「ひどいわ」
リーガン
「そうやってベタベタすると誤解するやつも出てくる、気をつけるんだな」
オルティナ
「べつにいいわ。嫌だったら、こうするもの」 自分の額をつい、と押した。
リーガン
「なら安心だな」 と汗をかき始めたアイスコーヒーを一口
ガルバ
「部屋の鍵はこれだ。他の話は書類を読んでおけ」 ぱさぱさとオルティナの前に書類と鍵とを置いて行って。
リーガン
「おいおい、おやっさん」
「まともに読めると思えないぞ」
オルティナ
置かれた当人は目もくれず、自分も思い出したようにカフェオレを一口。
ガルバ
「それがな」
オルティナ
「宿の手引き、でしょう?」 
「私、書いたら汚いって言われるけれど、読むのは出来るのよ」 両手でグラスを手にしながら、柔らかく微笑んだ。
リーガン
「それなら結構」
やれやれ、と肩を竦めて見せて
オルティナ
『ふふ』 嬉しそうに声を漏らしながら、こくりとカフェオレを一口。 
リーガン
「それじゃ代筆は終わりだ。後は各々、自分の時間を過ごすとしよう」
本を手に取ると、開いて
オルティナ
「折角会えたんだもの、」 ひょい、と隣の席に腰かけて 「お話しましょう?」
「それとも、私のお話よりも御本が良いかしら」
リーガン
「まあね」 と本の方に目を向けつつ 「本当に距離を詰めがちだな」
オルティナ
「あら、ざんねん」 それでも構わずに、視界に入ろうとしてくる懲りない姿勢を見せる。
リーガン
「強引だな」 と苦笑して
「そういう時は、」
「まず相手が興味を持っているものに対して話題を振ってみる」
「例えば、何の本を読んでいるのか、ってね」
「表紙を見れば、タイトルは分かる。ただ相手の口から聞くのが、会話の第一歩だ」
「そうやって自分の体を寄せるだけじゃ、」
オルティナ
ぱちぽち、と瞳が瞬いて。
「リーガン、あなたは何の御本を読んでいるの?」 即実践。
リーガン
「お前の身体目当ての相手しか興味を引けない」
オルティナ
「ふうん。……難しいものね」 
リーガン
「お前がしているのはそういう宣伝だ。覚えておけよ」
オルティナ
『わかったわ』 くるくる。
リーガン
「唸られてもわからん」
「混ざるのも会話をこなしていけば少なくなる」
オルティナ
「ああ、……ごめんなさい。今のは“わかった”、って言ったのよ」
リーガン
「そうだろうとは思ったがね」
オルティナ
「そう。じゃあ、沢山付き合って貰おうかしら」
リーガン
「さて、今読んでいる本だな」
オルティナ
「ええ」 こくり。
リーガン
「付き合ってやれるかは習熟と気分次第だな」
「進歩のないやつを相手にするほど俺も暇じゃない」
「今読んでいるのは、推理小説ってやつだな」
オルティナ
「いいわ。覚えておく」 曖昧に頷き。 「推理小説……、ああ、なぞときね?」
リーガン
「絶海の孤島、屋敷に招かれた書生が主人公だ。そこには10人からの客が居て、館の主と若いメイド、それから若い執事がいる」
「そこに折り悪く嵐が来る、船が流され、閉じ込められるんだが」
「そこで殺人が発生する。1人また1人と死んでいくんだが、犯人は誰だろう、というのを考える話だ」
「前半で描写パート、後半で種明かし。今は読んでるのは前半の終わりかけだな」
「こういう本は、描写パートですべての情報が出し切られる。その中で読者は書生の視点で、犯人を探すんだ」
オルティナ
「ふうん……」 説明を聞きながら、テーブルの上に左手の人差し指を滑らせていく。
何かを記している様な、考えている様な動きを見せながら、とんとん、と指先でカウンターを叩いた。
「なら、もうリーガンには答えは見つかった?」
リーガン
「まだだな」
「情報とは全て確認するまでは材料にしかならない」
「結論を急いでも、そして遅れてもいけない」
「戦いだとそういう判断はすぐに求められる。戦場でもそうだ」
「だからそういう訓練でもあるな」
オルティナ
「……」 そういうものなのか、という思考は続いた言葉に疑問符を浮かべた。
リーガン
眼鏡の位置を直して
オルティナ
闘い慣れている程闘っていた訳ではないけれど、闘いの中で、判断を思考した記憶はあまりない。
動きも判断も、その時の気分……言ってしまえば、流れ任せであったから。
だが目の前の彼はどうやら違うらしい。興味を持ったように、じいっと瞳を見上げた。
リーガン
「近い」 額を押して
オルティナ
「んぅ」
ひどいわ、と目で語った。
リーガン
「ただ、内容に対して触れようとするというのは、間違った判断じゃないな」
オルティナ
『でしょう』 
「……」 「今のは、そうでしょう、って言ったのよ」
リーガン
「俺には唸り声に聞こえる」
オルティナ
「……こまったわ」 
リーガン
「練習するんだな」
「会話は、相手との距離の探り合いだ」
オルティナ
「……リーガンはいつも、難しいことばかり考えているのね」 
リーガン
「お前のやり方じゃあ、額に痕が出来てしまう」
オルティナ
ぷらぷら、と、椅子に座ったまま脚を揺らした。
リーガン
「難しくはないな。自然とそうなっただけだ」
「相手が嫌がる距離、嫌じゃない距離、それを探して行くのが会話だ」
「そして普通は会話の席につくっていうのが最初の関門なんだが」
「お前はクリア出来ている。何故だか分かるか」
オルティナ
「ここより近付いたら、嫌がられてしまうものね」 何となく、感覚的に。それまで押されてきた距離より手前まで進んだ。
リーガン
「結構」
オルティナ
「助けてくれたから、かしら?」
リーガン
「違うな、」本を閉じて 「清潔で顔が良いからだ」
オルティナ
「でしょう」
「私、可愛らしいもの」 ふふ、と蠱惑的な笑みを浮かべた。
リーガン
「もう少し髪は短くするんだな。地面についているのはだらしない」
「結ぶか結い上げるか、どちらかすると良い」
「人は相手の印象だけで興味が増減する」
「清潔感、見た目、そして表情で相手は距離を判断する」
オルティナ
「……」 難しい事ばっかり考えているわね。
リーガン
「入れてもいい距離を定める」
オルティナ
小さな手荷物の中から小さな髪ゴムを取り出すとそれを咥えて
リーガン
「だから、身だしなみやお洒落、それから表情は大事だ」
オルティナ
長く重い長髪を後頭部に一つにまとめると、それをゴムに通してポニーテールにする。
リーガン
「幾分、マシになったな」
オルティナ
「可愛いでしょう?」
先程よりもぎりぎりのすれすれを狙って近寄った。
リーガン
じ、と見て
「男には好かれるかもな」
視線を外す
オルティナ
「はぐらかされちゃった」 「リーガンから見てどうかを聴いたのだけれど」 
「レオやロゼ、マグマにも聞いてみなきゃ」  
リーガン
「そうすると良い」
「ロゼはともかく、同性から嫌われないように気をつけろ」
オルティナ
「どうして? 悪い事なんて、まだしていないわ」
リーガン
「自分の容姿を自慢するやつは陰口叩かれるもんさ」
オルティナ
「自慢出来ないからするのよ、それは」
「可愛いことよ、それって」
頬杖を突いたまま、うっすらと笑った。
リーガン
「そりゃ良かった。後ろから刺されないように気をつけるんだな」
オルティナ
「だいじょうぶよ。私、強いんだから」 
リーガン
肩を竦めて
オルティナ
「ね、その本の前半部分は、もう終わるんでしょう?」
リーガン
「ああ」
オルティナ
「そうしたら、情報はもう出終わるのよね」
リーガン
「そうなるな」
オルティナ
「答え合わせした時に、合っていたのか教えてちょうだい。次に会う頃には、終わっているでしょう?」
リーガン
「……そうだな。次があれば、教えてやるさ」
オルティナ
「あるわ。あなたもレオもマグマも、ロゼも。……それから、前にいたあのふたりも」
「縁が合ったんだもの。次もあるわ」
リーガン
「命がけの仕事をしていると」
「次、なんてことを考えるのが馬鹿馬鹿しくなってくるもんだ」
「だから、出来る限り、聞きたいことと伝えたいことは先に言っておくように心がけるんだな」
オルティナ
「じゃあ、そうね」
「あなたが読み終わるまで近くにいるわ。それなら、聞き逃さないでしょう?」
リーガン
「……賢いやり方だな」 と苦笑ではない笑みを浮かべて
オルティナ
「ふふ」 「いいわ、もっと褒めて。その方が賢くなれるから」
リーガン
「今日読み切るつもりだ。カウンターだと長居するのもあれだし、テーブル席に移るか」
オルティナ
「あわせてあげる。聞けるまで、あなたの傍に勝手に私がいるだけだもの」
リーガン
「それを俺が許しているんだから」
「勝手じゃないさ」
オルティナ
「こっちも許してくれると嬉しいのだけれど」 すい、とスレスレまで。
リーガン
というと本とアイスコーヒーのグラスを手にして促す
両手が塞がっているから、止められずに
「まったく……」
オルティナ
それを理解すれば目敏く少しの間だけ割り入って
満足した様にくすくすと微笑むと、ふらりと離れて 自分のグラスと、纏められていた書類を手に持つ
「賢くなっちゃった」
リーガン
「あんまり遊ぶと痛い目を見る。気をつけろ」
オルティナ
「こわいのね。覚えておくわ」
リーガン
「俺も男だからな」
というと手近なテーブル席に移る
オルティナ
「でもリーガンだもの」 どういう意味を含んでいるのか、さっぱりと伝わり辛いそれを投げ掛けながら 彼について行く
リーガン
肩を竦めて
本を開く
オルティナ
その正面の席について、本が開かれた後は何を語りかけるでもなくそこにただ腰かけて
時折、ガルバから渡された説明の用紙を読んで見たりして けれどそれもすぐに飽きてしまうので
オルティナはひっそり、左の人差し指をテーブルに滑らせる。
見えないインクで綴られたその文は、少年が手に持っている小説のタイトル。
一先ずは、文字の練習をして待つ事にした様だ――
こんな感じでどうでしょう と思ったけど畳む感じではなかったかな!?
なえ
いや、畳む感じだと思ってたから大丈夫だよん
ほい じゃあとりあえずこちらはこれでOK
なえ
こちらもこれでOKだよ
ではログは「20230618_0」
です!お疲れ様でした~
なえ
よし保存した
お疲れ様でしたー
撤退だ
!SYSTEM
なえが退室しました

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