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幕間

20230408_1

!SYSTEM
ヘルレデルックが入室しました
!SYSTEM
ルーチェが入室しました
ルーチェ
うむ
ヘルレデルック
ひさしぶりのよっちゃん
ルーチェ
おひさしぶりよ
ヘルレデルック
ほししべいがいに場所想像つく???
ルーチェ
なにか希望のシチュエーションとか…… ありますか!
冒険者の日常の一幕をロールプレイするのに魅力的なシチュエーションをAIくんに考えてもらいました
シチュエーション1:魔法の材料探し
冒険者たちが魔法の薬を作るために、レアな材料を探し求めています。彼らは密林や洞窟、果ては砂漠まで足を運び、困難な試練を乗り越えながら、友情と助け合いの重要性を再確認していく。

シチュエーション2:秘密の宝の地図
冒険者たちが手に入れた古びた地図には、伝説の宝物が隠された場所が記されています。彼らは地図の手がかりに従って、罠やモンスターが待ち受けるダンジョンを探検しながら、宝物を見つけ出そうと奮闘します。

シチュエーション3:街の祭り
街で開催される大きな祭りに参加する冒険者たち。彼らはゲームや屋台を楽しんだり、衣装を着て舞踏会に参加したりします。その中で、互いの過去や夢について語り合い、より深い絆を築いていく。

シチュエーション4:敵対勢力との交渉
冒険者たちは突如、敵対勢力と対峙することになります。しかし、戦闘を避けるために、彼らは知恵と説得力を駆使して交渉に挑みます。その過程で、相手にも理解し合える部分があることに気付き、新たな友情が芽生えることも。

シチュエーション5:夜のキャンプファイア
冒険の途中、冒険者たちは夜のキャンプファイアで休憩します。そこで彼らは互いの冒険譚を語り合い、お互いの経験を共有します。また、未来の冒険に向けての意気込みや、互いに助け合う誓いを交わす場面も。
ヘルレデルック
AIくん……(キュン
??????
すごい具体的草
ルーチェ
4はまあナシとして
ヘルレデルック
52134って感じだな 街以外でもおもろだよねって思った次第で
ルーチェ
OK
じゃあ5な感じで描写します
ヘルレデルック
ありがっぴ
ルーチェ
夜が訪れ、星空が美しく広がる下、森の中の小さな開けた場所に、こじんまりとしたキャンプがあった。
レプラカーンの銃士ヘルレデルックと、フィーの妖精剣士ルーチェは、ちょっとした依頼のために、ユスの森へと足を踏み入れていた。
依頼主は魔術師ギルド。魔法の薬に使う、貴重な薬草を採取してくるというものだ。
実力のある冒険者たちはみんな出払っていて、たまたま自由に動けるふたりが引き受けることになった。ふだんなら戦いから探索、癒しに至るまで、ふたりだけで完結できるという点も手伝った。
そんなわけで――
「薪、このくらいあれば足りるかしら?」
ヘルレデルック
「そーだな、俺の分も合わせれば出立までには問題ないだろ」
ルーチェ
小柄な娘が、拾い集めてきた枯れ木を抱えて、ふわふわとキャンプに戻ってくる。ふわふわというのは比喩表現でもなんでもなくて、実際に、その身体は地面からわずかに浮いているのだ。そのせいで足音もしない
長いピンクブロンドの髪が、月明りを受けてきらきらと輝いている。
ヘルレデルックが組んでいた焚き火のそばに枯れ木を落とし
ヘルレデルック
冒険者御用達の迅速の火縄壷を用意。焚き火の根元に慣れた手付きで火を灯した。
火は緩やかに広がり、ぱちぱちと音を立て始めた。
手違いで消えてもなのでしばし様子を見ていたが、大丈夫そうだと判断するなり懐から煙草をさっと取り出し、端の方から火を拝借した。
ルーチェ
「もうお腹ぺこぺこー!」 焚き火のそばに転がしてきた石の上にちょこんと腰を下ろし、 「さっさとご飯にしましょ」
ヘルレデルック
「ふー、一息……ああはいはい、ちょっとまってな」
煙草で幾度となく呼吸を繰り返す。煙は吐く度に外へと向けて。
ルーチェ
かばんから野営用のおナベを取り出す。 「ウンディーネ」 一声かけると、何もない空中に冷えた空気が集まり、まるで見えない水さしから注いでいるように、ナベの中に水が溜まっていく
ルーチェ
便利なものである
ヘルレデルック
巻紙が半分ほどまで可燃したところで口元から完全に離し、携帯用の吸い殻入れに押し付けて火を消し、しまい込んだ。
ヘルレデルック
妖精魔法結構便利な印象(できることだけを見て
ルーチェ
煙草それ」 どことなく一息ついた風のレプラカーンの様子を見て、 「前から思ってたけど、そんなにいいものなの? 煙がおいしかったりするの?」
ヘルレデルック
「雑に言えばおいしいで落ち着くことになっかね……」
ルーチェ
そう言いながら、焚き火台の上にナベを置く。野営時の食事は簡素になりがちだが、温かいものがあるかないかでは大きな違いである
ヘルレデルック
「ただ、おいしいって理由で吸ってるわけじゃあないぜ」
ルーチェ
「ふーん……」 くんくん、 とてもそんな香りには思えないけど…… と怪訝な顔
ヘルレデルック
「気分転換、気持ちの切り替え、気の紛らわし、ルーチン化、癖……まあこんなもんか」
ルーチェ
「つまり、ギシキみたいなものなのかしら?」
同じく鞄から干し肉を取り出す。スープの具にするのだ。しかし取り出したはいいが、ナイフを探し、見当たらず……(「……あれえ、ここにしまったはずなんだけど……」)
ふと腰の〈女王の紅星ラトラ・ナジュ〉に目を落として……
ヘルレデルック
「大体そんなもん。……あー、うん、まてまて」 視線の先に感づいて手で制しながらルーチェに近づいていく。
ルーチェ
「い、いくらなんでも使わないわよ!?」
ヘルレデルック
「ほんとかぁ……? 熱消毒してるようなもんだしイケるかもとか思わなかったか??」
ルーチェ
「思ってないもん! ……ん! じゃあへルが切ってよね」 と、立ち上がって肉を押し付ける。
日持ちがするよう加工されていた肉のかたまりで、油紙に包まれた状態で保管してある。最近だと、その包み紙にどこの店のものか刻印がされているものも見かける
ヘルレデルック
「はいはいわかりました切らせて頂きやーす」 いつの間にか小型ナイフを取り出し、手元で少し遊ばせて一度刃を火の中へ……と一連の行動をしてから、取り掛かった。
ルーチェ
「そういえば、こうやって旅するのも何だかひさしぶりね」
手慣れた仕草を眺めながら、ふとしたように妖精の娘は言って
ヘルレデルック
気持ち小さめに切りつつ、食べる分だけ切り終えたらそれらは鍋の中へ。残った肉の塊は再び紙で包んだ。
「そうだな、俺も別の依頼してたし、ルーチェとはそうだ」
ルーチェ
塩コショウをぱっぱ。少量の野菜や、その辺で摂ってきたキノコを適当に投げ入れて、ナベの中をひと混ぜ。
ヘルレデルック
「その依頼でもなんかこういう野営はしてないしなー……」
ルーチェ
「あたしは結構してたけどね。西はシラーに、東はルシェンカまで、いったりきたりするコトになったし」
ヘルレデルック
「お、色々足運んでんな。足……羽根……?」 と少し言いながら疑問を持ちつつ、 「こっちはなんだかまたけったいな魔動機文明に足突っ込んでる感じ」
ルーチェ
「そうよ、そういえばそうだったわ。ヘル、どこ探してもいないんだもの。ガルバに聞いても、しばらく出かけてるってことしか分からなかったし」
ヘルレデルック
「ああ多分その依頼と、野暮用とかでタイミング合わなかったんだな」
「俺からしてみてもルーチェ最近見かけないなとは思った」
ルーチェ
「たまたまよね……? あたしに内緒でなにか面白いコトしてるんじゃないでしょうね」
ヘルレデルック
「おいおい、最近の依頼受ける時に一応それとなく探しはしたぞ」 小さく肩を竦めて。
ルーチェ
「むむ……」 探した、という彼のことばに、 「……ホント?」
ちらり、と視線を向けて、おそるおそる確かめるように
ルーチェ
しぜんに上目遣い?
ヘルレデルック
オイコラァ
……今身長考えたんだけど
ルーチェ
あんまり差がなかった
ヘルレデルック
しゃがんでなかったら上目になってないきがする
ルーチェ
じゃあ横目でちらちらと
ヘルレデルック
ちらちら
ヘルレデルック
ややその態度に圧されて一瞬言葉を詰まらせながらも、 「ほんとほんと。面子だってラドロにイクシアにカスミ、ここまできたらルーチェがいないの違和感じゃないか?」
「前~の依頼と被ってんだろ、この面子」 ほれ
ルーチェ
――……」 ナベをぐーるぐる
ルーチェ
ちゃかちゃか、ちーん
ヘルレデルック
できました~
ルーチェ
「……ま、まあ……」
ヘルレデルック
ナイフの刃を布で拭き拭きしてしまい込み、その辺に腰を落ち着けてあぐらをかいて座った。
ルーチェ
「今回は…… 仕方ないわね! あたしくらい優秀だと、あちこちから声がかかっちゃうからもう大変なんだから!」
「でも、今度おもしろそうなコトがあったら、ちゃんと声かけてよね! ヘルのコト優先してあげるから、声をかけなかったら許さないんだから」
ヘルレデルック
「言葉通り西へ東へ行ったしな」 にやっと笑みを見せる。
「わーかってるって、はいはい、ありがとさん」
ルーチェ
「そうよ、大変だったんだから」 食器にスープをよそい、ヘルレデルックに差し出してやる
ヘルレデルック
「おっさんきゅー」 出来上がりのスープや~
ルーチェ
「お父さんから貰った絵を守りたいって女の子を連れて、絵を狙ってくるやつらを追い返したり…… 絵がホンモノか確かめるために魔神の血を取ってきたり」
ヘルレデルック
受け取り、そのままゆっくりと口をつけて……むせかける。
「え、絵が本物かを確かめるのに……魔神の血……??」
ルーチェ
自分のスープをかき混ぜ、一口。そーよ、と何でもないことのように頷いて、
ヘルレデルック
「まったくどういう理屈やら……曰くありげな絵画って受け取るわ」
ルーチェ
「作者の名前は…… 確か、エマーソンだったかしら? 大昔の画家でね」
ヘルレデルック
「あ~……なんかで聞いたか……? 有名な絵があるなら見たことぐらいあったかもな」
ルーチェ
「使っている絵具が変わってて、それがホンモノとニセモノを見分ける方法なのよ。絵具に、魔神の血を使った薬をかけると、淡く光り出すの」
「あたしたちとしては、ニセモノの方で良かったんだけどね。なぜって、その娘の親族が、絵を狙って何をしてくるか分からなかったから」 実際にその娘、殺されかかってたし、と
ヘルレデルック
「絵具が変わってるまではいいんだがね、その効果については狙って作っただと話が変わりそうなもんだ。そういうもんを、そういった輩が狙いつけるなんておかしくない話だろ」
「金目的でもそーいうもん目的でも、ろくなもんじゃないな……ま、それも解決に導いたんだろ?」
ルーチェ
「昔のヒトだもの、何を考えたのかは分からないけど…… 案外、本人は、そのほうがきれいだと思ったから、くらいしか考えてないのかも?」 ゲイジュツカってそういうものでしょ
スープをぱくつきながら、
ヘルレデルック
「……まあ、そんな感じであんま本気に考えてなかった説を推したいもんだね」
ルーチェ
ひちほーいちおうね」 「結局、ホントはどっちだろうが関係なく、その絵はニセモノってコトにしたの。あっさりしたものだったわ、鑑定士がニセモノだって言った瞬間、あっさりみんな興味をうしなうんだもの」
ヘルレデルック
「そらまあ本物に用があったわけだろうしな」
「そんで……娘さんの絵は守れたってことで?」
ルーチェ
「絵の美しさはちっとも変ってないのよ? 自分でもその良し悪しも分からないのに、血のつながった親戚を殺そうとしてまで手に入れたがるって、あたしにとってはホントに不思議」
「うん。……まあ、手元に置いていたらまた危ないかもしれないから、全部そのままってわけにはいかなかったけど。でも、その子と絵を守ることはできたと思う」
ヘルレデルック
ずずっと飲み、徐々に食べ進める。 「親族とやらの事情ってもんが見えないからなんともな。俺が想像できることったらまあ、殺そうとするってのも訳ない感じになるんだろうなーって思うわな」
「ふぅん……絵はどこに安置したんだ、それ」
ルーチェ
「結局、イルスファールの美術館に置くことになったんだったかしら。……その娘、将来は冒険者になりたいって言ってたから、そのうち会うことになるかもしれないわ?」
ヘルレデルック
「………」 いいのか。……いいのか? 思うことは結構あるけど、いいか!
「まあ……なんであれ本人がそういうならな」
ルーチェ
よくある個人所有の美術品を貸す形で展示されてるやつだな
ルーチェ
「うへぇ…… あれが、揉めに揉めるって話のイサンソーゾクってやつのなのね……」
ヘルレデルック
「リスクになるもんをよく置こうと思うが、まあそれも芸術なのか……」
ルーチェ
「確か…… ホンモノなら数百万ガメルはするって言ってたけど」
ヘルレデルック
「そりゃ揉めるわ」
ルーチェ
「そっか……」
ヘルレデルック
「大方金目的! あとは魔神の媒体だかなんだかそういうのが好きなやつがついでに寄ってくる! そんなもんだな、俺が想像出来る範疇で言えば」
ルーチェ
「あたしだって、お金が大事なのは分かるわ。街だと何をするのにも必要だし、食べ物も、寝る場所も」 
「でも、そんなに使いきれないほどのお金を手に入れてどうするのかしら。死んじゃったら、あの世には持っていけないのにね」 「ヘルも、お金はいっぱい欲しい?」
ヘルレデルック
用途について頷きながら食器の中身を減らしていく。
「今生に必要なもんがほしいわけさ。死んだあと、自分の意識があるかなんて知りゃしない……そういう意識はなくないんじゃないか?」
「贅を凝らしたもんもあるよな。それに手が届くなら手にしてみたい、手にすればそれ以上のものを手に入れたい……。そんな奴ばっかじゃないだろうけど、まあこう、欲ってもんがな」
ルーチェ
「うーん……」 ルーチェは考え込んだ。数百万ガメルの使い道を考えてみる。30ガメルもあれば一日暮らせるとして―― 数十万年は暮らすことができる! ……いまいち想像できない
「ふーん……」 欲の話になり、かちゃ、とスプーンを置いて。
ふと―― 「じゃあ、ヘルは? そんなに欲しいものってあるの?」
「……っていうか、ヘルがなんでこの稼業シゴトをしているのか、聞いたことってあったかしら?」
ヘルレデルック
「金はあればあるだけやれることはそりゃ増えるし、あるに越したことはないぜ。魔動機関係なら積んだだけいいもん手に入る目はある、そう、基本的に出したもんに対するもんがね」
「……あ~……それはだな」
「まあ……ルーチェのは前に聞いたな。冒険譚集めんのと英雄になるのと」
ちょうどスープも食べ終えるところだった。
「どう話したもんか。とりあえずなんで冒険者してんのか、から適当に話すか」
ルーチェ
「いいわよ。聞いてあげるわ。どうせ夜は長いんだから」
ヘルレデルック
「まあ別に話さなくたって結構どうでもいい話なんだけどな」
と軽い調子でとばす。
ルーチェ
「どうでもいいなんてコトはないわよ。あたし興味あるもの、ヘルの好きなもの、欲しいもの」
ふわりと浮き上がり、そばの倒木に腰かけて足を組む。
ヘルレデルック
「おいおいその割には魔動機は別に~って感じだろ……ま、話す話す」
手近なところに食器を置き、片膝立てながら座り直した。琥珀色の目が焚き火の明かりに照らされる。
「ただの金稼ぎってのは勿論。こういう稼業はなんでも屋の側面もあって微妙な依頼もあるもんだが、ほれ、遺跡があるだろ。俺はそれも目当てなの。“ビッグボックス”に籠もるだけじゃ飽き足らずだ」
「……で、だな……主立つ理由はガルバへの、正確に言えば〈星の標〉への恩返しだ」
ルーチェ
「そうね。こないだのじゃなくても、魔動機むかしの遺跡掘りは、冒険者してるとよく話が来るわ」
「恩返し……?」 あまり予想していなかった殊勝な言葉に、目をぱちくりとさせて
ヘルレデルック
「俺が居着いてた家の村がな、駄目な方の信仰にはまっていっちまってね。それに巻き込まれたところ、依頼を受けてきた〈星の標〉の連中に助けられたわけだ」
ルーチェ
「知らなかった……。あなたも最初は、助けられた側だったのね」
ヘルレデルック
「そらそうよ、話したことないしな。割りとありきたりだろ」
こういう依頼ってあるよなーと、掲示板に張り出された依頼書の一部を思い返したりする。
ルーチェ
「じゃあじゃあ、あなたの故郷ってこのあたりにあるの? それに…… もしかして、家族もまだそこに?」
ルーチェ
このあたり=リアン地方のどっか(ひろい
ヘルレデルック
どっかひろいわかる
ヘルレデルック
「んまあ、この地方の話だからな……」
「……まあ、そうだな。そろそろ会いに行く頃合いか」
ルーチェ
「………」 含みのある言葉に、ヘルレデルックの内心をうかがうように髪の間から彼の表情を見つめる
ヘルレデルック
「会うっつうか、挨拶……いや、変に濁してもか」 がしがしと取り直すように雑に自分の長耳を掻く。
ルーチェ
もしかして…… 両親にご挨拶にいこう……ってコト!?
ヘルレデルック
?????
ルーチェ
そしてちょっと頭がいたいので薬をのんできます
ヘルレデルック
「俺の家族はそこの村墓地で眠ってる。ま、そっちは助からなかったわけだ」
ヘルレデルック
おのみ
ルーチェ
「……!」
――そ、そう…… ごめんなさい」
ヘルレデルックは冒険者たちに助けられたのだ。そういう事になっていてもおかしくなかった
彼への興味から尋ねてしまったことに、珍しいくらい素直に謝罪して
ヘルレデルック
「まあ何年も前のこった。そんな気にするない」
「ああ、そうこうしてこっち来た時から吸い始めたな、煙草あれ」 そういやそうだわ、と笑ってみせた。
「まー、村人はそんなこんなで総入れ替えみたいな感じで、今は全然違う奴らが住んでるみたいだな。いい感じに開拓されてるところを潰すのもなんだったんだろ」
ルーチェ
「………」 ヘルレデルックが村へ戻らない理由を、ルーチェなりに想像した。たとえいまは平和といっても、そこにいればつらいことを思い出してしまいそうだ
――それで、『恩返し』?」
ヘルレデルック
「命が助かったからってのもあるし、そっからこっち来てからも助かったわけだしな。世話なったぜ、ほんと」
「だから恩返しだ」
ルーチェ
ルーチェも人里に来て、冒険者として生きるようになって気づいたことだが、この稼業は入れ替わりが激しい
危険だが、一発あてれば、ふつうの仕事では得られない金額の金を稼ぐことも可能だ
そうやって、目的の額の金を稼いでやめていくやつ。道半ばにして自身の限界を知り、消えていくやつ。冒険先から二度と戻らないやつ。
華々しい冒険譚は、ほんの一部。そのことを今のルーチェは知っている。刺激的ながら厳しい稼業だ。だからずっとこの稼業を続けているのは「理由があるやつ」が多い。
そっか、と頷いて、 「まだ、返し切れてないって?」
彼の付き合いは浅くないが、ルーチェはそのどこか義理堅い性格の理由の一端が、分かった気がした。
ヘルレデルック
「何しろ見えない代価じゃ程度もわからん、一生かかっても……なんてな。まあ恩返しって名目は俺の気が済むまでなんじゃねえかな」
ルーチェ
「……じゃあ、あたしと付き合ってくれるのも、そういうコトなのかな」 ぼそり、と独りごちて
ヘルレデルック
「……ん? なんだって?」
ルーチェ
「なんでもないわ」 倒木の上で足をぱたぱたとさせて、 「そういうコトなら、このシゴトもばしっと達成しないとね」
「魔法の薬ができないと、困る人が大勢いるもの」
ヘルレデルック
姿勢を崩して、訝しげにルーチェを見る。
「……ま、そら当然。大きなトラブルがなけりゃ、いい調子で終われんだろ」
ルーチェ
「もっちろん。あなたに、あたしがついてるんだもん。そうに決まってるわ!」
ぴょん、と倒木から降りて、小さな体いっぱいに伸びをする。
ヘルレデルック
「頼りにしてんぜルーチェ様」 いよっ超絶優秀妖精騎士!
ルーチェ
「任せて! どんなコトも、まるっと解決してみせるんだから!」
ヘルレデルック
「ああ、誤解なく、俺のためにも言っておくがな」
ルーチェ
そうやって笑うルーチェはいつもの調子で、
ヘルレデルック
「人付き合いは義務じゃねえよ」
ルーチェ
「……何も言ってないわよ!!」 へルレの背中をばっしばっし
ヘルレデルック
「いた、おまえっ、少し加減しろ!!」
ルーチェ
顔を見られたくないという心理もあるかもしれない
ヘルレデルック
「ったく……寝ろ寝ろ!」
ルーチェ
「ふんだ」 変なコト言うからよ、と責任転嫁をして
「……はぁーーーい」
ヘルレデルック
しばらく周り見てっから……と手を振って。
ルーチェ
「ま、明日も早いしね…… 薬草のある辺りには魔物も多いって話だし。日が暮れる前に済ませなきゃだわ」
じゃあ、お先にと寝袋にごそごそと入って
頭だけちょこんと出し
「………」
「……ありがとね、ヘル」
そう言ってから、寝返りを打って丸くなった。
ヘルレデルック
適当にひらひらと手を振って返す。寝息が程なくして経ってから、 「気にすんなっての」 と吐息混じりに呟くのであった。
ルーチェ
こっちはおわりかな
ヘルレデルック
うんそうだな
こっちもおわりだな
あすこしだけ
ルーチェ
薪がはぜる音と、穏やかな風の音、虫の声。
ルーチェ
おっと
ヘルレデルック
しばしその丸まった背中をやや神妙な視線で見ていたが、やがて周囲の音に耳をそばだて銃身を抱いて座り直した。
ヘルレデルック
おわ
ルーチェ
星空が美しく広がる下、森の中の小さな開けた場所に、こじんまりとしたキャンプがあった。
ふたりを抱いて、夜はおだやかに過ぎていく。
ルーチェ
ありがとうごじあました
ヘルレデルック
おつかれさもtkがdmhs
ありがとうございました
ルーチェ
ログはこれになります 20230408_1
ヘルレデルック
ありがとう!!!!!!!!!
久しぶりのルーチェ成分
なによりです
ルーチェ
うむ
ありがとうございました
だいぶ経験値差がついちゃったけど★3ではあるし冒険もしたいね…
ヘルレデルック
そり……
したいね……
ルーチェ
うむ
ヘルレデルック
今度よぶね………‥
ルーチェ
おねがいしやす!!
ヘルレデルック
ログを追加したので撤退、おつかれありがとうね!!!
!SYSTEM
ヘルレデルックが退室しました
ルーチェ
はーい
じゃあ掃除します
お疲れさまー
背景
BGM