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幕間 ルカとレイジー

20230329_0

!SYSTEM
レイジーが入室しました
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ルカが入室しました
ルカ
ドゥン
星の標 昼時。つまり星の昼べ
ルカ
おっギャグ回か??
レイジー
ちがいます
依頼を求めていた冒険者は既に旅立つか諦めて帰った頃合いだが、食事の質が良いことでも知られるこの宿では昼時になると冒険者一般人問わずそれなりの人数が昼食を取りにやってくる。
今日の昼は、カウンター、テーブル問わずほぼ満席の状態だ。
レイジー
そんな中、冒険者か一般人か、で見ればまあ常識的には一般人扱いされるであろう幼い見た目の少女が、2人がけのテーブル席で1人で食事を取っている。
ひらひらとした上品な黒い服を纏い、これまたお上品にランチを食べている。保護者がついていてもおかしく無いくらいの年齢に見えるが、そういった者はいない様である。
ルカ
「んん……」 
そんな店内で困り顔をしながら周囲を見回したのは、長い橙の髪にヘーゼルの瞳を持った少女だ。
普段の鎧とは異なり、今日は陽射しが暖かいからと長袖のワンピースを纏っていて、小さなポーチを掛けている。
手には注文したランチセットと、その手首にはどこかからの買い物帰りなのか手提げ袋が揺れている。
レイジー
「ん……」 食事に舌鼓を打ちながらにこにことしていると、困り顔の女性が視界に入った。手に食器を持っているが、席が無いのだろう
ルカ
レイジーが付いている席を見つけていたのだが、彼女の様相からして一人ではないだろうと思って一度視線を外していたのだ。が、やはり店内に開いている席は見受けられない。
聴くだけ聴いて見ようかと、彼女の席にもう一度視線を向けた所で彼女と視線が合った。
ぱっちりとしたヘーゼルの瞳が柔らかく微笑んで、席の方へと歩いて行く。
レイジー
こちらを見たことにも気付き、一旦ナイフとフォークを置いてナプキンで口元を拭う。
ルカ
「すみません、他に席が空いていなくって。もしよろしければ、相席させて頂いても宜しいでしょうか?」 
レイジー
「こんにちはお姉さん。どうぞ座ってくださいな。わたしも声を掛けようと思ったところよ」 見た目通りの、子供らしい高くて甘い声で答える
ルカ
「ありがとうございます。それでは、失礼しますね」 微笑んで応えると、テーブルの上にトレイを、椅子の足元に自分の手提げ袋をちょんと置いた。
「助かりました。普段は先に席を確保してから注文するのですが、ちょっと浮かれていて……」 明るく苦笑しながら、もう一度頭を下げた。
レイジー
「ふふ。今日はなんだか特別に盛況だもの。こんなに埋まっちゃうなんて思わないわ」
ルカ
「ええ、とんとんと埋まって行ってしまって。……と、と」
「自己紹介がまだでしたね。私はルカティシア、と申します。良ければルカとお呼びください」
レイジー
「お姉さんはルカというのね。わたしはレイジーよ」 胸に片手を当てて天使の様に微笑んだ
ルカ
レイジーの名乗りと所作に頬を緩めつつ、頷きを返す。
「レイジーさんも、〈星の標こちら〉の冒険者のひとり、なのでしょうか」 昼食を食べにくる人も少なくはなさそうだけれど。
レイジー
「あら、わかっちゃったのね。だいたいの人は、わたしを見るとただの子供と思うみたいだけれど」 驚かせようと思ったのだけど、と小さく舌を見せた
「そういう質問をしたということは、お姉さんも冒険者よね」
ルカ
「やっぱり。……と言えるほど確信があった訳ではないのですが」 苦笑して。
「外見だけで判断していてはいけませんからね。私だって、年長の方からすればただの小娘ですもの」
「はい。まだまだ駆け出しですが、お仕事は請けさせて頂いています」
レイジー
「駆け出し、というにはそれなりに強そうだなと思ったけれども」
「前に出て戦う人よね。お姉さん」
ルカ
「いえ。まだまだ、魔剣や宝剣級に名を連ねる方々と比べれば駆け出しです」 言外に、その域まで向かうつもりである事を示しつつ、続いた言葉に頷いて応えた。
「ええ、両手剣を扱います」
レイジー
「ふふ、それでは殆どの人が駆け出しになっちゃうわ」 面白そうに瞳を覗き込み 「うん。そんな感じがしたわ。なんだか剣がすごく似合いそうだな、と思ったのよ」
ルカ
「駆け出しであるかそうでないかは、目指す箇所によって変わると思うんです、が……確かに、他に人にもそう押し付けてしまうのは良くありませんね」
「本当ですか?」 続いた言葉には嬉しそうに頬が緩み、声量が大きくなった。
であれば、嬉しい事です。大きくした声の後は小さく言って、頭に犬の耳でも生えていそうなほどに喜んでいる様子。
レイジー
「そうね。わたしも目指すところは結構遠いのだけれど」
「ええ、使うなら剣だろうな、と思ったのだけれど、ふふ……嬉しそう。剣が好きなのかしら」
ルカ
「あら、レイジーさんはどちらまで?」 小首を傾げて。
「ええ、ええ。父や母、兄が振るう剣を見て育っていたものですから、剣やそれを扱う人には憧れが……」 
レイジー
「そうなのね。騎士さまの家系なのかしら」 「わたしは、そうね。死んだ後に神様に招かれるくらいまで強くなるのが目標かしら」
ルカ
「……」 浮かれて喋り過ぎてしまった、とちょっと苦笑が深まった。
「ええ、そうなんです」 とはいえ、嘘は吐けないので肯定した。>家系
「……なるほど。それは、私と同じか、それ以上に遠い道を見据えていらっしゃるのですね」 
死後に神に導かれる――彼らの事だから、もしもがあっても彼女を招いてくれるだろうけれど、しかし当人がそれを喜ぶかというと違う、気がする。
レイジー
「ええ、だからまずいっぱい食べて大きくならなくちゃ」 そう朗らかに笑ってお上品に食事を再開するのだった
ルカ
「食事は大事ですね。身体が強くならなければ、意志だけではやっていけませんから」 
こちらもそれに合わせて食事を始めていく。レイジーと同様、テーブルマナーは確りと身についている様子だ。
レイジー
「わたしはちょっと小柄だから、どこまで大きくなれるか分からないけれどね」 にこにこ
ルカ
「身体の成長ばかりは、自分だけで選べるものではないですしね」
「けれど、日々の生活と食事で身体の強さは磨く事が出来ますから。無理のない範囲でちゃんと食べましょうね」
レイジー
「ええ。ありがとうお姉さん。ちゃんと食べていっぱい鍛錬するわ」
「わたしもこれでも前衛なの」
ルカ
「あら……、であれば、そうですね」 彼女の体格を活かすのであれば、短剣や軽量なものだろうか。
「……斧やフレイルなどでしょうか」 或いは、持てる重さを叩き付けられる様なものではないかと考え、レイジーの眼を伺ってみる。
レイジー
「あら、重量級の武器というのは当たってるわね。凄いわ」
「まあちょっと当てられるものじゃないと思うから正解を言ってしまうけれど、大鎌よ」
ルカ
「軽いものか、扱える限りで最も重いものかのどちらかとは思ったんです」 褒められると嬉しそうに頬を緩ませたが、
「大鎌……ですか」 思いもよらぬ返答に、瞳がぱちぱちと瞬いた。
レイジー
「ふふ、ちょっと驚いた?」 いたずらっぽい表情で目を見つめた
ルカ
決して軽くなく、その扱いも他の武器と比較しても難しいものだろうそれを手繰っているのだと言われれば、侮っていた訳ではないが驚きに目を丸めた。
「ええ、とっても」 こくこくと頷く瞳には嘘はない。真剣そのものといった様子で応えた。
レイジー
「確かに扱いが難しいし、素直じゃないひねくれものの武器だけど、使いこなされば結構強いのよ」
ルカ
「いえ、捻くれものだなんて」 左右に首を振ったが、二の句が継げない。否定する言葉が出て来ないのではなく、その扱いに興味が出てしまった。
じっとレイジーを見つつ、彼女がどの様な動きをするのだろうと考え始める。
レイジー
「あら、そんなにじっと見つめられたら照れてしまうわ」
ルカ
「あ、ああ……ごめんなさい」 はっ
レイジー
「照れちゃうのは本当だけど、嫌じゃないから大丈夫」
ルカ
「悪い癖が……」 すみません、と改めて頭を下げて。 「どの様に立ち回るのかと思って、興味が」
レイジー
「いいえ、綺麗な瞳に見つめられるのは悪い気分はしないわよ」 ふふり 「うーん。じゃあ、良かったら後で一緒に手合わせしてみるのはどうかしら?」
「大鎌を持った相手と立ち会うことなんてそうそう無いとは思うけれど、参考にはなるかも知れないわ?」
ルカ
「お上手ですね……」 照れ笑いを浮かべつつ答えて。
「宜しいのですか? 手合わせとはいえ、癒し手の方が付き添ってくださっていると安心なのですが……ある程度の治療であれば私も出来ますので」 薬草の準備等々は必要だけれど。
レイジー
「賦術を使えるから、ちょっとした怪我ならわたしも治せるし、大怪我させたりしたりするほど下手じゃないつもり」
ルカ
「ええ、大きな怪我には繋がらない様には私も致します。ですが、念の為という事で……では、楽しみにしています」 
目に見えて楽しみにしている様子で頷いた。
レイジー
「ふふ。お姉さんは手合わせとかも好きなのね」
ルカ
「剣を見るのも振るうのも、どちらも大事な鍛錬ですからね。より私の剣を磨くのものですから、それはもう」
レイジー
「わたしも戦うのは大好き。強い人と戦えばもっと強くなれるもの」
ルカ
「そうして神のもとに……でしたね」 頷いて。 「レイジーさんがお仕えしていらっしゃるのは……?」
レイジー
「え?」 意表を突かれた様な表情を見せ、顎に手を当て首を傾げる 「うーん、どの神さま、というのは無いの。神さまはみんな信仰しているから」
ルカ
興味深そうに頷きながら、成程、と相槌を打って。 
レイジー
「すごく強くなれば、向こうからお声がかかると思うから、その時選んでくれた神さまのところに行けばいいのかなって」
ルカ
「ふむ……であれば、レイジーさんの良い経験になれば何よりです」 言葉の割に、してみせるという気概が瞳から発せられている。
レイジー
「ええ、わたしもお姉さんに一目置かれる様に頑張らなくっちゃ」
ルカ
「鎌を扱われているというだけでも、私の中では一目置いています」 他を下げるつもりはないけれど、選んで扱うには技量が必要なものだからという意味で。
レイジー
「ふふ。じゃあ評価を下げない様にしないとね」
ルカ
「私も、精一杯頑張ります」 ゾイ。
レイジー
「ええ、ご飯を食べたらすぐでも、わたしは構わないけれど、どうする?」
ルカ
「準備に少しお時間を頂いてしまうので、そうですね……整い次第、降りてきますね」 お部屋は上にあるので。
「後は、手合わせに使わせて頂く場所ですね……」 どこかいい所、ガルバは知ってるだろうか。
ルカ
走るなガルバ
レイジー
「わたしも武器はここにあるし、すぐにでも大丈夫だけれど」
「うーん、お庭でいいんじゃないかしら」
ルカ
「わかりました、では剣ともしもの時の準備だけしてお庭に向かいますね。剣だけであれば、そうかからないと思うので」
レイジー
「鎧を着てきてもいいのよ?不安なら」
ルカ
「動きに差異が出るか、とは思いますが……、不安かどうかで言えば、無くとも戦えますから」 大丈夫ですよ、とにこにこ。
レイジー
「ふふ。やっぱり腕に自信があるのね。楽しみだわ」
ルカ
「ええ、剣には誇りを載せていますから」 自信はたっぷりだ。
「それでは、ご飯を頂いてから準備を……」
レイジー
「ええ、そうしましょう」
「終わって時間があればお風呂にいったりお買い物したりしましょう?」
ルカ
「ええ、勿論。……レイジーさんはお宿はどちらに?」
レイジー
「わたしは街の南東の方なの。ここからだとちょっと遠いのよね」
ルカ
「では、お風呂やお買い物の後はそちらまでお送りしますね。折角付き合って頂くのですし」
レイジー
「そんなに気を使わなくてもいいのに。わたしだって結構強いんだから」
ルカ
「友人には皆、同じ様にしているんです。性分なので、もしよろしかったら、で」
レイジー
「うん。じゃあ折角だから送ってもらおうかしら」 花街の中連れ歩いたらどういう反応するか見てみたいし、という悪戯心も芽生えた。
レイジー
花街の中にある高そうな宿というかホテルに泊まっています
ルカ
「お任せください」 嬉しそうに微笑み、胸元に手を当てた。
ルカ
ピンポイントに駄目な所で草
(ルカにとって
レイジー
「お姉さんはいい人よね」 そういう訳で食事をもぐもぐとりまして
ルカ
「そう言って頂けると嬉しいです」 食事を終えーの
レイジー
「じゃあ、先にお庭で待っているわね。そんなに急がなくてもいいわ」
ルカ
「……」 きゅっと唇を拭って。 「はい、では準備して参ります」 
急がなくてもいいと言われたものの、何だか上機嫌で足早に準備に向かって行った。
レイジー
かわいい人だなぁ と思いつつにこにこと見送りました
レイジー
ルカさん耐性なし…
まあ、全部が全部いかがわしい場所じゃないから……表通りは飲み屋とかだろうし
ルカ
そういう話は耳年増だからわかるけど体制はない( ˘ω˘ )
レイジー
かわいそう
ルカ
逆にこう、この辺りって確かそういうお店があったな……って1人で自爆するタイプだよ
レイジー
ふふ
聞かれればあのお店は何とか答えてあげるよ
ルカ
羞恥プレイか??
レイジー
そうだよ
さてこんなところにしておく
ルカ
そうだった……
はぁい
お手合わせの結果だけ決めておこう
レイジー
どういう結果に。
ルカ
お互い良い腕持ってる相手だったな~みたいな認識でいいよね(いいよね
レイジー
いいよ(いいよ
ログは2023/03/09_0となります
ルカ
ひゃい じゃあ撤退します
おつかれさまでしたーありがとうー
レイジー
ありがとうございましたー
!SYSTEM
ルカが退室しました
背景
BGM