- !SYSTEM
- んごが入室しました
- !SYSTEM
- ルリが入室しました
- !SYSTEM
- イルヤンカが入室しました
- んご
- おるやんか!?
- イルヤンカ
- 真っ赤だと目にいたいからこの辺かなあ
- イルヤンカ
- このへん
- んご
- まだいける
- !SYSTEM
- ルカが入室しました
- イルヤンカ
- 2色くらい決めとけばいいね
- ルリ
- そうね。だいたい目の色か髪の色にしてるわ
- んご
- んぱぱーと始めちゃいます!導入えいやーします!
- んご
-
-
-
- 此処は王都イルスファールの冒険者ギルド・星の標。
- ルリ
- よろろーん
- んご
- 数々の依頼を成功させ続け、中には英雄級の冒険者を擁した、冒険者ギルドとして王都においても指折りの名店である。
- 朝は最盛、夜は活況なこの店が、唯一息が抜ける時間帯。昼下がりの店にはまばらにしか人はいない。
- ルカ
- よろしくお願いします。
- んご
- そんな中訪れた一人の少年に、豪腕のガルバは頭を悩ませていた。
- ガルバ
- 「――本当に、それでいいのか?もう少し……ないのか?他に……」
- んご
- お わ り
- ルカ
- ざっくりあれからどれくらい経った?(ろくろを回す
- んご
- じゃあ…
- ルリ
- そうね
- ルカ
- 多分もう女子会(?)は終えている筈だ
- んご
- このくらい経った!(日)
- 10D6 → 31[5,4,2,5,2,1,2,2,3,5] +7 = 38
- ルリ
- そうわね
- んご
- 色々間違えました
- ルカ
- だいぶ経ってて草
- んご
- 1週間後です!
- ルリ
- だいぶ経ってて草
- イルヤンカ
- まあ状況的に
- だいぶ経ってないとおかしい気がする
- んご
- (週)
- 1D3 → 2
- イルヤンカ
- >体調よくなって、友好蛮族の印をもらって、冒険者の扉をたたく
- ルリ
- それはそうだねぇ
- んご
- 2週間後でどう!?
- ルカ
- 体調は奇蹟でそう長くは掛からなかろうがまあすぐっていうのは違う
- イルヤンカ
- 一か月でもいいYO
- んご
- じゃあ38日後(妙に具体的)
- イルヤンカ
- 28日後....
- ルリ
- 友好蛮族の証を取るのは割りと大変そうではあるからね
- ほい
- ルカ
- 我々は既に☆3になっていた
- んご
- は、はやすぎる……
- イルヤンカ
- スピード出世ですね
- ルカ
- 多分アシストチケットが20枚くらい入れられてる
- イルヤンカ
- バジ・バジ夫みたいな登録名だったんだろうか>ガルバ
- ルリ
- バジ・バジ太かもしれない
- 青い猫耳型美少女がそばに
- 少年
- カウンター越しにガルバと相対しているのは、まだ子供の幼さを残した顔立ちに、痩身の体、そして両手に奇妙な穴を穿たれた少年だ。
- ルカ
- 「ふぅ……」 からんと扉のベルを鳴らして、小さく息を吐きながら大剣を背負った少女が店内へやってくる。
- ルカ
- 【✔:まだ慣れてない】
[×:もう慣れた]
- !SYSTEM
- リアレイラが入室しました
- んご
- バジ・バジ郎って名前で登録しないかと今打診しているところだ
- リアレイラ
- ふう
- イルヤンカ
- 「………」 そんな様子を、自分のことのようにどきどきとかたずをのんで見守っているのは、頭から角をはやしたウィークリングの少女だ。
- ルリ
- 「ふぃー・・・いい汗かいたー」 中庭へ続く扉が開いて
- ルカ
- 「……」 そーっと、背にかけた大剣が扉にぶつからない様に扉をくぐって店内に戻って来る。
空き地で武器を振るえると聞いて、そこで午前の鍛錬を終えて来た所だ。
- ルリ
- タオルを肩にかけながら 桃色の髪の少女が入ってくる
- イルヤンカ
- 「あっ。お疲れ様です……」
- イルヤンカ
- これはいっしょにイチャイチャしてきたな…?
- ルリ
- 「あ、ヤンカ、ルカ。やっほー」
- リアレイラ
- ウィーク・リング
- ルカ
- フロレイラじゃん
- んご
- うまぴょいしてきたんですね?
- ルリ
- ルカは外から
- あたしは中庭から
- だから多分違うわね
- ルカ
- 流石にグレートソードを中庭でぶん回してたら
- リアレイラ
- うまぴょゐうまぴょゐ
- ルカ
- ガルバがシュバってくる
- んご
- 噂を立たせないようにそうやって上手く隠したんだ
- リアレイラ
- 私はなんだろう、ヤンカと共に見守る組かな
- ルカ
- そうではないが仮にそうでも隠すようなキャラではないから(?)
- イルヤンカ
- 「どうも……。お久しぶりです」 なぜかひそひそ声で返し、何かを訴えるようにガルバと少年の方へ目をやる。
- ルリ
- 黒いインナーに 桃色のジャケットだが 下は今日は黒いショートパンツだ
- ルカ
- もうおりゅ?>リアレイラ
- リアレイラ
- おりゅ
- ルリ
- 「ん、何してるの?」
- リアレイラ
- さて、イルヤンカと共に少年の登録の様子を見守る……というよりは観察するものはもう一人
- ルリ
- 「なんだ、長耳もいるじゃない」
- ルカ
- 「こんにちは、ルリさん、イルヤンカさん、リアレイラさん。……確かに、何か落ち着かない様子ですが」
イルヤンカがそわそわしていたのは、入って来る時にも見えていた。
- イルヤンカ
- 「いや、その。話せば長く……はならないですね」 「あの子に覚えはありませんか。ほら、先日の事件で救助された……」
- ルリ
- 「あ、ガルバ、レモン水頂戴」
- ガルバ
- 「……も、もう一度確認するぞ?これはこの店の品位にも関わる事でだな。まあそういう名前の奴がいないわけでもないんだが――本当にいいんだな?」 と念を押している
- ルカ
- ふたりの方へと歩を進めて行きつつ、イルヤンカが示した人物に視線を向ける。
- リアレイラ
- 三角帽を被っているおかげでとても長身に見えるエルフの娘だ。全体的に白い。
- イルヤンカ
- ほんとうに名前絡みのようだった
- ルリ
- 「何よ……って、あのときのオークションの子」
- ルカ
- 「ああ、……ステージにいた彼、ですか?」 あの時彼と呼んだけれど、彼女なのか彼なのか解らないな。
- リアレイラ
- 「貴方たちもいたのか。見ての通り、彼の登録に付き添っている」
- ガルバ
- 「ん、ああ、ルリか。少し待っていてくれ、用意しよう。――少し此処を離れるから、もう一度よく考えてみてくれ」 そう少年に断ってから、厨房へ
- ルカ
- 「登録……?」
- イルヤンカ
- 「……あのう、ガルバさん。何か問題があったんでしょうか……」 見るに見かねて、おそるおそるとガルバに問う
- ルリ
- 「男の子なの……っていうか登録?」
- ルカ
- というかさっきの名誉人族の首輪取得期間の話があるなら
- リアレイラ
- 「あれから彼の出自や資質について調査が行われたらしい」
- ルカ
- お名前はもう決まって/つけられてるのでは……?
- ルリ
- 「ふぅん」
- リアレイラ
- 「結果として、彼には稀有な資質が備わっていることが判明した」
- ルリ
- 「稀有?」
- ルカ
- 「いえ、あの時に彼、と呼んでいたのでそのまま……」 男女どっちかは確かめてみないとなんとも。
- イルヤンカ
- 最初はほとんど正視できなかったガルバの顔も、一か月も経てば、ご機嫌をうかがえるくらいにはなっていた。
- ルカ
- 「資質というと?」
- ルリ
- 「いや、長耳も彼って言ってたからさー」
- リアレイラ
- 「奇蹟だ」
- んご
- 多分3つある候補の中から登録はしている…多分!
- ルリ
- 「ああ、神聖魔法が使えたんだ」
- 「早いと思ったわ」
- んご
- あとはまじで冒険者登録するんか?という問いも含まれてるんだ
- ルカ
- 「成程……」 ちらと様子を伺って。
- ルリ
- 「許可降りたってことは一剣よね」 ニ剣じゃこうはいくまい
- ルカ
- 「そこまで伺っているのですか?」 どの神のものなのか。>リアレイラ
- イルヤンカ
- 「わたしは、せっかく保護されたんだから、もう少し落ち着いてみてはとは思ったんですけどね……」>リアレイラたち
- ガルバ
- 「……ん、まあ……登録名をどうするべきかと悩んでいてな。性格な年齢は分からないそうだが、その辺も含めて念入りに確認を取っているところだ……」 >イルヤンカ
- リアレイラ
- 「聖光の発現すら可能な階位だという。遊ばせるには惜しい才だ」
- ルリ
- 「神殿にいれば食いっぱぐれはしないだろうしねー」
- ガルバ
- 「ほら、お待たせ」 とレモン入りの水をルリへ
- ルリ
- 「いただきまーす」 銀貨を弾いて渡して
- ルカ
- 「自分の意志なのであれば、止める事は無いかと思いますが……」 でもなんだか喋りそうな様子でもなさそうなのだよなあ。
- リアレイラ
- 「逆だ、イルヤンカ」
- イルヤンカ
- 「登録名……?」
- ルリ
- 「……」 ごくごく 「名前?なにか問題があるやつなわけ?」
- 少年
- ルカの懸念通り、彼は頭上で交わされている会話に耳を傾けるのみで、じっと大人しくしている。
- リアレイラ
- 「貴方がそうであるように、冒険者という立場を得ることは貴方たちにとってある種の証明になるだろう」
- ルカ
- 「……どの様な名前なのですか?」 問題のある様な、って。
- ルリ
- 「そもそも冒険者になることが身分登録みたいなもんなんだから参照先なんて探したって仕方ないだろうし……」
- リアレイラ
- 塵、芥、糞、虫とかでいい?>登録名候補
- ガルバ
- 「名誉蛮族の証を取得した時にはジネという名前で登録したとのことだ。だからここでも同じ名前で登録するか、問題あるなら別の呼び名でも構わないとな」
- ルカ
- うーんこれは問題
- んご
- 品位に関わる!
- ルカ
- そんな名前で名誉人族扱いするんじゃねえ!
- イルヤンカ
- 「それは…… そうですけど。わたしの場合、数年はかかりましたからね……」 「人族の社会に慣れたり、文字や言葉を学んだり、……まあ、他にも、色々」 少し昔を思い出して、あとは言葉を濁した
- ルリ
- 「ジネってどういう意味なの?」 悪い意味だから困ってそうだ
- リアレイラ
- 「不要物、だそうだ」
- ルリ
- 「はぁ?」
- 「ばっかじゃないの。担当した人もなんでそれで受理したわけ?」
- ルカ
- 「そんな名前で登録させたのですか」 眉がきゅっと顰められた。
- ルリ
- <名誉人族の証
- リアレイラ
- 「長らくそう呼ばれて来たからそう答えたのだろう」
- ルリ
- 「いやそういう問題じゃねえから」
- イルヤンカ
- 「い、意味が分かってなかったんじゃないですかね……」
- リアレイラ
- 「彼にとってはそれが自分を示す単語だった」
- リアレイラ
- 自分を示すtango
- ルリ
- 「いや、汎用蛮族語が分からんやつを置くんじゃないわよ」
- ガルバ
- 「他に名前がないんだと。彼らも頭を悩ませた挙句の選択だろう」
- ルリ
- 「どうなってんのよこの国。リリオだってそれくらいの采配はしっかりやるわよ」
- ルカ
- 「頭を悩ませた挙句、不要物という名前を通した側に問題があるでしょう」
- ルリ
- 「いや、神殿でもその辺り代わりの名前つけるわよ……」
- イルヤンカ
- 「知りませんよ~~わたしに言われても~~」
- リアレイラ
- 「この国の官僚システムもどうやら完成はされきっていないらしい」
- ルリ
- 「100年経ってんでしょ」
- ルカ
- 「全く……。けれど、ここで言っても仕方ありませんね」 イルヤンカにも小さくごめんねと手を挙げて。
- ルリ
- 「ありえないわ。しかもひとりの王様ずっと統治してんだから」
- リアレイラ
- 「おそらく、最初の聞き取りの段階で仮称としたものがそのまま受理されてしまったのだろう」
- ガルバ
- 「まあ、蛮族をそうして国民として認め始めたのも、最近のことだしな……一先ず他所は他所、うちはうちだ」
- ルリ
- 「最近って言うほど最近じゃないでしょ」
- イルヤンカ
- 「……ええと…… ほ、他の名前はないのかな」>少年
- ルカ
- 「この国の出来事ですよ」 >他所は他所!
- ルリ
- 「じゃなかったら蛮族の客将なんて配置できるはずないもの」 むかつくわー
- ルカ
- 「会話は問題なさそう、なのですよね?」 イルヤンカが声を掛けに行けば、彼? 彼女? の様子を改めて見る。
- ルリ
- 「わざとじゃないでしょうね……まったくもう」
- イルヤンカ
- 「ごめんね。その名前だと、まわりの人が呼びづらいみたいで。……ほかに呼んでもいい名前があったなら、教えて欲しいな……なんて……」>少年
- ルリ
- 「で、」
- 「ガルバもそれで通そうとしてんのね?」
- 若干呆れの混ざった声音で半目で睨む
- ルカ
- 「いえ、困っている、との事でしたから。止めようとしていたんじゃ……?」
- ガルバ
- おれじゃない!
- おれじゃないぞ
- 少年
- イルヤンカの問いに、口を開いてもいいと判断して、視線を下に向けたまま薄く口を開いた 「ラディ、もしくは89番と呼ばれておりました。お嬢様」
- イルヤンカ
- 「おぜうさま」
- リアレイラ
- 書き換えるんだ、事実を
- ルカ
- 発言した名前の方をクリックすれば
- 発言者も書き換える王の力を得られるぞ
- イルヤンカ
- 「……は、はじめてそんな風に呼ばれました…… じゃなくて」
- んご
- えっ
- そうなの
- ルカ
- 「……ちなみに、ラディ、の方は?」 ちらり。>リアレイラ
- ルカ
- ウン
- ルリ
- 「で、ラディってどういう意味なわけ?」
- リアレイラ
- 「89番か。随分と在庫を抱えていたものだ」
- んご
- ほ、ほんとだぁ
- ルリ
- そうだよ
- ルカ
- んごの王の力が……
- んご
- また新しい魔術を習得してしまった……(ホグワーツ並み感
- イルヤンカ
- 「ラディ」 「……特定のものを示す言葉というより、……共通語で言うと、『何か』……ですかね」
- ルカ
- 黙れマグル
- ルリ
- 「つまるところ、」
- んご
- レヴィオーソ!!
- リアレイラ
- 「何者でもない、という意味になるのだろう」
- ルリ
- 「あれ、とかそれ、って意味ね」
- ルカ
- 「……名前というには、やはり不適切ですね」
- 大剣を外すと、手近な壁にそれを立てかけて。
- ルリ
- 「で、ガルバはどうしたいのよ」
- んご
- みしっ…
- ルカ
- 【✔:めごっ】
[×:みしっ,そっ]
- あっ
- ルリ
- ちゃんとウェポンラックにかけてこい
- <壁じゃなくて
- リアレイラ
- 「とある地方では幼名として、敢えて忌むべきもの、卑小なものの名をつけて、幼児が健康に育ち切ることを願う風習があるという」
- ルカ
- そんなものが。>ラック
- リアレイラ
- 「そういう意味では選択肢として……」
- ルリ
- 「あほか、冒険者登録したら成人扱いだっての」
- リアレイラ
- 「ふむ」
- ルカ
- 「未成年が冒険者登録など出来ませんよ」
- ガルバ
- 「念押しの確認を取っていたところだ。こういう名前で登録すると、店の品位もそうなんだが……何より彼が変な目で見られるだろうしな」
- ルリ
- 「この子もそうだけど、」
- んご
- か、壁がぁ!
- ルリ
- 「受理したガルバをあたしはどうかと思うわね」
- ルカ
- 「ですが、不要物、“なにか”、番号、その3つ以外に彼が希望していないのですよね?」
- イルヤンカ
- 「……希望するという発想すら浮かばないんですよ。分かります」
- ルリ
- 「しかもそんな意味の名前を呼び続けなきゃいけないんでしょ。嫌よ普通に」
- リアレイラ
- 「そうなのか? どう見ても幼児のようにしか見えない人間も居たようだが……」
- ルカ
- 「……」 むぅ。イルヤンカの言葉に困った様に小さく口にした。
- ルリ
- 「じゃあつけてやるしかないじゃない」
- イルヤンカ
- 「できれば、彼の希望は叶えた形がよいとは思いますけど、ね……」>ルカ
- ガルバ
- 「何か案でもあるのか?」 バジ・バジ郎?
- ルカ
- 「名前を私達が考えて登録させる、以外にはありませんけれど……彼が望んで決める事が出来ないとなると、難しいですね」
- ルリ
- 「名前ってね、そいつがそいつである証なの。いらないものだとかあれとかそれとかであたしは呼びたくないわ」
- イルヤンカ
- 「そういえば…… ねえ。あなたは、どんな神様の声を聴いたの?」>少年
- ルリ
- 「案ねぇ……」 見た目は?
- 少年
- 問われれば口を開いた 「月神シーン様のお声でございます」 視線は変わらず下を向いている >イルヤンカ
- リアレイラ
- 「名前の重要性、こだわりという点は理解できる。ただ、事故の認識の問題でもある。当人の希望を尊重したい」
- イルヤンカ
- 「……シーンさまは、あなたに何て?」
- ルカ
- 「イルヤンカさんが希望する事が出来るようになった様に、彼もいつかできる様になるまで用いる二つ名を選んで頂く、というのは如何でしょう」
- ルリ
- 「二つ名か。いいわね」
- 少年
- 腰まである金色の長髪、右目は隠されているものの、左目は宝石のようなアメジスト色をしています。端正な顔つきをしていて、血筋としてはやっぱバジリスクなんだなぁという印象>ルリ
- ルカ
- 「外見からの判断になってしまいそうですが」 ルリに頷きつつ、件の彼に視線を向けて。
- んご
- バジリスクは見た目お綺麗なやつらが多いって何処かで見た気がするけど気のせいかもしれない…
- ルリ
- 間違ってないわよ
- 上位蛮族はだいたい美形だから
- んご
- ヨシ!
- イルヤンカ
- あのような苦境にあって、月神は、彼になにを囁いたのだろうか
- ルカたちの会話に同意を見せながら、少年の答えを辛抱強く待った
- リアレイラ
- 「君は奴らの元から解放されてどう思った。待遇と主人が変わっただけか?」>少年
- 少年
- 「……」 言語化することに苦心している様子だった。人族の言葉は、最近覚えたてなのだ>イルヤンカ
- イルヤンカ
- 『こっちの言葉でもいいのよ』 汎用蛮族語
- 少年
- 「――……」 聞き馴染みのある言葉に、ぴくりと肩が揺れて恐る恐る視線を上げた。
- ルリ
- 「んー、そうねぇ………」
- ルカ
- 「……」 ふむ。イルヤンカが彼らの言葉を用いたのを見て、彼の様子を改めて眺めて。
- 「もしも彼が気に入ってくれた時は、そのまま名前としても不格好でない名を贈りたいものですよね」 考えている様子のルリに。
- イルヤンカ
- 同類よ怖くないよー と、両手の指で角を触った
- 少年
- 『月明かりを辿れ、と。行く先々の者たちに安らぎを、とも』 しかし目を合わせては過分だろうと、すぐに視線を下ろした>イルヤンカ
- イルヤンカ
- 『―――そう。月神さまは、あなたにそう仰ったんだね』
- ルリ
- 「なんていったの?」
- イルヤンカ
- そのことばを、仲間たちに伝えた。リアレイラなどは翻訳は要らないだろうが
- リアレイラ
- 実は汎用蛮族語がまだわからない私だ(ドン
- イルヤンカ
- 草
- リアレイラ
- ケミ1とって、魔動機文明語を振り返る予定だけどね!
- 魔神語と汎用蛮族語をとるよてい
- ルカ
- 「月明かりを辿る……」
- イルヤンカ
- 「……月神さまは、傷つき、疲れ切った者を決して見捨てず、平等に安らぎの夜をもたらしてくれるといいますから」
- 少年
- リアレイラの問いには、これまた悩んで見せた。しかし問いに応えないのも無礼である。視線を虚空に彷徨わせて 「……どのように振舞えば良いのか、分からなくなりました。お嬢様」
- イルヤンカ
- 「そんな方だから、彼の元に訪れたのかもしれませんね」
- リアレイラ
- 「中々詩的な表現だ。しかし、持たぬ者に与えよとは母神も中々に厳しい」
- イルヤンカ
- 「……それは…… そうですね。行く先々の者たちに安らぎを、か……」
- 「――だから、こうして冒険者に……?」
- ルリ
- 「月明かりを辿る、ね」
- リアレイラ
- 「桶の中に閉じ込められた魚を海に離し、君は君らしくあれ、自由なのだからと説くのは簡単だが無責任でもある」
- 少年
- 「……シーン様のお声にお応えしようと、そういった意図もございます。ですが――」
- イルヤンカ
- 「……ですが……?」
- ルカ
- 「すぐに浮かぶのは月光やその軌跡、道標などでしょうか。……」 整理する様に言葉にしつつ、少年の言葉を待つ。
- リアレイラ
- 「思うに、君にはまだ夜空を移ろい彷徨う月を追いかけるのは荷が重いだろう」
- ルリ
- 「じゃあ簡単じゃない」
- 「月のようにとは行かないけれど、篝火。ファロでどう」
- リアレイラ
- 「如何にもドワーフらしい選択だ」
- 少年
- 「…こちらに身を置かせていただくようになってから、自由にしていいのだと、好きな事をして良いのだと、そう言われてしまいました。それが、私奴には――分かりません」 >イルヤンカ
- ルリ
- 「なによ。験担ぎでいいじゃないの」
- ルカ
- 「ガルバさん、余った紙などございますか」 ペンもかしておじさん。>ガルバ
- 少年
- 「こちらに来れば、やるべき事をお与えくださると思い、参じた次第でございます」 と付け加えて
- ガルバ
- 成り行きを黙って見守っていた彼だったがルカの声に 「ん、おう」 と答えると、余った紙とペンを渡しました。
- ルリ
- 「それは期待しすぎね、あんたも」>少年
- ルカ
- 「ありがとうございます」 両手で受け取って。
- ルリ
- 「やるべきことを与えてくれる場所じゃなくて、やるべきことを選ぶ場所よここは」
- 「これやってこいあれやってこいなら神殿にいたほうがいいわね」
- 「後は軍隊とか。神聖魔法使えるならそう危ない目には遭わないだろうし」
- ルカ
- よくよく見易い文字でファロと綴り、その横に意味である篝火とも綴る。
- イルヤンカ
- ルリのはっきりした物言いに、少年のことをフォローするかと思いきや―― 少しだけ逡巡した後、顔を上げて、 「……そうですね。ただ、やるべき事を与えて欲しいのなら、わたしも、その方がいいと思います」
- 少年
- ルリの言葉に、表情のなかった顔が困ったように歪められた。そして空いた手で片腕を抱きよせるようにした。
- ルリ
- 「女神の声に従うって言っても結局あんたがそうしたい訳じゃないんでしょ」
- リアレイラ
- 「ふむ。私ならば……そうだな、水月とでもしておこう」
- ルリ
- 「それはどういう意味?」
- ルカ
- 「……冒険者になる事は、どなたかから勧められたのですか?」 リアレイラが挙げた言葉も同様に綴って。
- イルヤンカ
- 「でも、彼の気持ちは分かります。諦めること、ただ従うことばかりを教えられていると…… いざ自由になっても、自分がなにをすればいいか分からないんです」
- リアレイラ
- 「鏡花水月という言葉がある。鏡に映った花、水に浮かぶ月。いずれも手の届かない儚い幻のようなものを指す」
- ルリ
- 「エルフらしく回りくどいけど、」
- 「響きは綺麗ね。この子も顔は悪くないし、そっちのが似合うかも」
- ルカ
- 「……」 綴りがあっているだろうかと思案したが、問題はないだろう。
- 少年
- 「……いいえ、お嬢様。神官様に、数ある選択肢をお聞きして――その中の一つを」 >ルカ
- リアレイラ
- 「手に取ることはできない、だが、確かにそこにあるものでもある」
- ルカ
- 「では、貴方はその中から選ぶ事が出来たのですね。……どうして、冒険者を?」
- リアレイラ
- 「なお、水月とはクラゲを意味する古語でもある」
- 少年
- くらげ
- ルリ
- 「クラゲ……ああ、」
- イルヤンカ
- 「くらげ……」
- ルリ
- 「毒あるもんね」
- ルカ
- つらつらと記した後、綴りがあっているかとリアレイラに用紙を差し出した。
- リアレイラ
- なお、クラゲを意味する言語で
- イタリア語では何とメドゥーザっていうんだぜ
- スペイン語ではまんまメドゥサ
- ルカ
- 蛇女の方が浮かぶけどあれはどこの言葉だったっけ
- ルリ
- 語源は一緒だと思うよ
- リアレイラ
- 「ああ、とある地方ではメデゥサとも呼ばれるそうだ」
- ルリ
- 「それはもろに蛮族じゃん」
- 少年
- 「………分かりません」 自身がこの道を選んだ理由になる言葉を探したが、ピンとくるものがなかった。不躾であるかもしれない、怒られるかもと怯えながら 「……なん、となく。これがいいのだと……」 >ルカ
- リアレイラ
- 「そちらを意図しての選別ではない。私は湖面に映る月が好きだ」
- ルリ
- 「ま、良いんだけど、ヤンカとルカはなにか候補ある?」
- リアレイラ
- ルカの差し出した用紙には 水月 クヴァレと記した
- イルヤンカ
- 「えっ……」
- ルカ
- 一緒なのか
- ルリ
- 「湖か。ルーフェリアに行ってみたかったけど行けずじまいね。なんかルスルリアンの方に大きな湖、あるみたいよ」>リアレイラ
- ルカ
- 少年の怯えた様子とは裏腹に、少女は柔らかい、優しい笑みを浮かべながらその言葉を聞いて。
- ルカ
- ヤンカとルリは候補ある?になってるぜ!>ルリ
- ルリ
- さーんくす
- 少年
- 「……」 そういえば彼女らは何故ここまで、自分の事で話し合いを続けてくれているのだろうか。視線は上げられないながらも、困惑しながら足元の木目を見つめた。
- 聞き覚えのある声であることは間違いない。しかし何処で聞いたのかを覚えていない。
- ルカ
- 「いいですね、なんとなく。物事を決める時、直感で決めるのも大事な事です」
- リアレイラ
- ギリシャ語のメデューサからスペインとかでクラゲに割り当てられて可能性はありそう
- ルリ
- 「なんだ。ちゃんと選んでるなら良いじゃない」
- ルカ
- 「解らない事ばかりならば、なんとなくで選ぶのは大事な事です。……勿論、そればかりではいけませんが」
- ルリ
- 「よくある神さまのせいにするやつと同じかと思ったわ」
- ルカ
- うんうんと頷きながら、ルリに促されれば小さく思案して。
- ルリ
- 「神様の言葉なんてただの提案でしかないのよ。それを命令って受け取るやつはあたし嫌い」
- リアレイラ
- 「遠い。蛇頭海は凪の海だという。海面の月も悪くはないだろう」>ルリ
- ルリ
- 「そして利用してあんた達みたいなのを排斥するやつはもっと嫌い」
- 少年
- 「………」 肯定されているのが信じられないとばかりに、目を丸くして下を向いた。
- ルリ
- 「冬の海ってやつは大しけらしいからまあ、暖かくなったらね」
- ルカ
- 「……」 後で下を向いてしまうのも直せたらいい、と心中で呟きつつ、はたと浮かんだようにペンを取って。
- リアレイラ
- 「何故、私達が君に親切に振舞うか分からないか」>少年
- ルカ
- ファロ、クヴァレに続けて、レイ、と記した。意味の欄には光、それから数字のゼロを記す。
- イルヤンカ
- 「……………………」 うんうん唸っている
- 少年
- 「…はい、お嬢様」 >リアレイラ
- リアレイラ
- 「至極簡単なことだ。異論はあることだろうが、人に親切にするという事は自分が優しさを備えた人間であることを示してくれる。つまり、気分が良くなる」
- ルリ
- 「異論大有りよ」
- リアレイラ
- 「そうか」
- ルカ
- 「だと思いました」 あはは、と苦笑して。
- 少年
- 「………」 目をぱちくりと瞬かせて、リアレイラの言にはしかし、少し安堵した。
- ルリ
- 「消費してるみたいじゃないの」
- リアレイラ
- 「だが、互助とは決して善意だけで成り立つものではない」
- ルカ
- 「勿論そういった面も、無自覚にあるかもしれませんが。……それだけではないでしょう、リアレイラさん」
- ルリ
- 「あんたも頭固いわねぇ」
- リアレイラ
- 「善性とは鏡なのだ」
- ルリ
- 「あんた、店に来た時案内してもらったでしょ、キャロラインでもガルバでもヴィーネでも他の誰かでも知らないけど、」
- 「案内してもらって登録して冒険者になってる」
- 「それを今度はあたし達が案内する番になってるだけでしょうが」
- 「互助ってのはバトンなだけよ。受け取ったら次に渡す。自分がそれで助かったなら尚更ね」
- イルヤンカ
- 「……未来の仕事仲間ですしね」
- ルリ
- 「だからあんたも死なない程度に頑張って、次の人にバトン渡しなさいよ」>少年
- リアレイラ
- 「流れ者を放置して野盗化されるよりはマシだという経験則から生まれた風習と推測される」
- イルヤンカ
- 「じゃあ、わたしからは……」 ようやく何事か絞り出し、指を一本立てて発表しようとしたところで
- ルカ
- 「リアレイラさん」 こら。
- イルヤンカ
- 「……る、ルカさん。紙を貸してください……」 恥ずかしくなって
- リアレイラ
- 「だが、そこに善性が存在しないとは言わない」
- 少年
- 「………はい、お嬢様」 俯けていた頭を、更に下げて >ルリ
- ルリ
- 「野垂れ死ぬ前にここに辿り着けてよかったわね」
- 「それくすぐったいからやめて」
- >少年
- ルカ
- ふふふ、と笑みを浮かべつつ、紙とペンをイルヤンカに差し出した。
- イルヤンカ
- おお紙よ
- ルカ
- ?
- リアレイラ
- 「まったくだ。前人と案内をしてくれた者達に私は心から感謝している」
- ルリ
- 「あたし見てお嬢様とか抜かすやつは詐欺師かナンパか目玉がついてないかよ」
- リアレイラ
- 「前二者も遠からず目玉を失くすことになりそうだ」 詐欺師とナンパ師だ
- イルヤンカ
- 「………こ、これでいいんでしょうか……」 ひとさまの名前候補を考えるなど、人生はじめての経験だ。
- ルカ
- 小首を傾げながら、彼女が書き込んだ文字を見遣った。
- 少年
- 「………」 では奥様…?いや若すぎる。ご主人様と呼べばいいだろうか…。じっと身動きしないまま悩んだ>ルリ
- ルリ
- 「ルリよ」
- 「ルリって呼びなさい。わかったわね」
- 少年
- 「では、ルリ様と」
- イルヤンカ
- ノイ、と記した。 「新月から…… ほ、ほら、これから彼が輝きを増して、人々を照らしていきますように……って」
- ルリ
- 「名前を呼び捨てにしたくない、とかなら大丈夫」
- 「あたしの名前を短くしてるだけだから」
- 「様いらないっての」
- あーもう、くすぐったい って
- ルカ
- 「あら、新月……ふふ、近い発想でしたね」 微笑みながらイルヤンカに頷いて。
- リアレイラ
- 「私はリア・レイラ。リアであり、レイラでもある。父と母、それぞれから貰った名だ。略さず繋げて両方呼ぶといい」>少年
- 少年
- 「……」 どうしよう…敬称なくして他人を呼んだことがない。絶対怒られる
- ルカ
- 「お手数をかけてしまいますが、彼が読み易いように、何となく訳して頂けますか?」 文字が読めない事はないだろうが、そちらの方が馴染みがあるだろうと。
- 「……あら、短くしているだけだったのですか?」 そーなの?>ルリ
- リアレイラ
- 「君がその方が楽だというなら、様付けでもお嬢様でも構わない」
- ルリ
- 「よろしくヤンカ」
- 少年
- 「はい、リアレイラ様」
- ルリ
- 「本名なんて小っ恥ずかしくて教えられないわよ」
- リアレイラ
- 「よろしい」
- イルヤンカ
- 「わたしも名前で呼んでくれると嬉しいです……。わたしの名前はイルヤンカ。これも、こっちに来てからもらった名前なんですよ」>少年
- ルカ
- 「どうしてまた……」
- ルリ
- 「………、似合わないから良いの。ルリで」
- 目をそらした
- リアレイラ
- 「なんだ、貴方もカイン・ガラ風の名前があったのかと思ったが、略称か」>ルリ
- ルカ
- 渋った様子に頷きを返して、それ以上の追及はしなかった。
- 少年
- 「承知いたしました、イルヤンカ様」
- イルヤンカ
- 「そ、そ、そうなんです。ルカさんのを見て、ふっと浮かんで」>ルカ
- ルリ
- 「言ったでしょ。ドワーフは縮めがちだって」
- 「あたしもそれに漏れてないだけよ」
- ルカ
- 「ですが、光よりはお月様の方が彼には合っていると思います。素敵です、イルヤンカさん」 にっこりと微笑むと、ぱちぱちと小さく拍手した。
- リアレイラ
- 「私の故郷では両親それぞれから短い名を二つ受け取る風習があるんだ」これはフェイダンっ子ではないイルヤンカへの補足だ
- イルヤンカ
- では、少年にも分かりやすいように汎用蛮族語で、それぞれの名前とその意味を伝えてあげよう>少年
- ルカ
- 「私はルカティシア、と申します。呼び易い様に呼んでくださいね」
- 「皆にはルカ、と呼ぶ様にお願いしています」 その方が呼び易かろうと。
- 少年
- 「………」 イルヤンカの説明に、ようやく少女たちが悩んでいた理由が分かった。名前をつけようとしていたのかと。
- イルヤンカ
- 「……そ、そうですかね。自分でもちょっといいアイデアかなって思ったりなんかして……」 調子にノルンカ>ルカ
- ルリ
- ちなみに登録名はしっかり本名で記載してるから
- リアレイラ
- 「両親が離婚しても残るようにな」 酷い由来だ
- ルリ
- ガルバは少なくとも見たことがある
- イルヤンカ
- 「なるほど、素敵なならわしですね……」>リアレイラ きっと愛されて育ったのだろうな……
- 少年
- 昏く淀んだアメジストに、紙に書きだされた4つの名前が写り込む 「……」
- ルリ
- 「結びの言葉が最悪ね」
- ルカ
- ノルヤンカ・・・
- ルカ
- 「ええ、台無しです」
- イルヤンカ
- 「………」
- 少年
- 「……」 はっとしてルカの方へ頭を下げた 「……は、はい、ルカ様」
- リアレイラ
- 「カイン・ガラでは計画性と経済力の無い学生同士の結婚が多くてな。そうなった」
- ルリ
- 「あー、気持ちだけ先行してるタイプ。いたわー」
- ルカ
- 「……ほら、顔を上げてください」
- ルリ
- 「………」 いらぁ
- ルカ
- 「少なくとも、今この場にいる4人は、貴方が言葉を選ばなくとも気を悪くはしませんから」 程度にはよれど。
- イルヤンカ
- 「……勝手になんだか、ごめんね。でも、キミはこれから、新しい世界で生きていく。そこに新しい呼び名があってもいいと思うの」>少年
- 少年
- 「………」 何か無礼な事でもしただろうか、殴られるのでは……?>ルカ
- ルカ
- まだ脅えている様子の少年に苦笑すると、かつかつと足甲を鳴らして彼の方へと歩いて行って。
- ルリ
- 「言葉を選ばなくても気を悪くはしないけど」
- 「態度にはイライラするわねぇ…‥…」
- ルカ
- 彼の視界に入れる様に気を使いながら、そっと彼の両頬に触れる。
- ルリ
- 「もうちょっと姿勢何とかしなさいよ。背が曲がってるやつにろくなやつはいないわよ」
- イルヤンカ
- 「キミがこれまで呼ばれてきた名前は、ここの人たちからするとどうにも呼びづらくて。……キミさえよければ、どうかな。考えてみて、くれませんか」
- リアレイラ
- 「それは概ねいつも通りでは?」いつもイライラ>ルリ
- 少年
- 「……いえ」 謝られることでは、とイルヤンカへ
- ルリ
- 「あたしは穏やかよ。長耳が居ないところでならね」
- イルヤンカ
- きょうからお前はゲレゲレだ
- ルカ
- 指先でつい、と顔を持ち上げさせれば、周囲の面々の顔が目に入る様にさせた。
「お話をする時は、目を見る様にしましょう。……見ただけで怒る者は、ここにはいませんよ」
- リアレイラ
- 「なるほど、今後400年は居座るつもりだ。心安らかにな」
- 少年
- イルヤンカの問いに悩む素振りを見せてから、頬に暖かい感触を覚えて、びくりと震えた 「……っ」
- んご
- ゲレゲレ……いい、名前ですおぜうさま…
- ルリ
- 「あたしが居てそんなに長生きできると思わないことね」
- リアレイラ
- いいや、プックルだ
- ルカ
- 突然パロディモードにするな
- イルヤンカ
- 「―――ぁ………」
- ルカ
- ぶぶ漬を求めて旅立ちし影持つ者 未だ帰らず
- ルリ
- やめろ
- いつかやりたくなるからやめろ
- リアレイラ
- 「誇り高いエルフは脅しには屈しない。エルフの里とやらに行ったこともないが」
- 少年
- 「………」 此処へ来てようやく、彼女たちが何者かを理解した。あの闇市にやってきた奴隷――本性は冒険者だが――だった。
- ルカ
- つきみちゃんが暗記してて
- FPSしながらお互い笑い過ぎて駄目になってた
- ルリ
- 草
- 少年
- 暗闇の中で見た事のある顔触れに、左目を丸くさせて硬直した。
- ルリ
- 「ようやくこっち見たわね」
- に、と笑って
- イルヤンカ
- 金の瞳を瞬かせ、 「………」 ふにゃっと笑った。
- ルカ
- 「……見えますか?」
- リアレイラ
- 「その手の傷を塞ぐことが出来なかったのは痛恨の極みだ」 言うほど、悔しそうには見えない平坦な声と表情を向けた
- ルカ
- 「今あなたがいる場所は、あなたを傷付ける場所ではないんですよ。……ゆっくり、慣れていってくださいね」
- ルリ
- 「あー・・・そういや残ってるわねぇ」
- 少年
- 「……は、はい、ルカ様」 命じられてもいないのに目を逸らすのもいけないことだ。ルカを真っすぐ見つめているが、その瞳に困惑と動揺が色濃くにじんでいる。
- イルヤンカ
- 「古傷だったから、ですかね……」 きっと何度も何度も…
- ルカ
- 「突然触れてしまって、すみませんでした」 ゆっくりと手を放すと、自分が元いた場所へと戻っていく。
- 少年
- 解放されて、気付かれないように安堵の息を吐いた。
- ルリ
- 「なんか鎖とか入れられたらまた拐われそうだから心配ね」
- 少年
- リアレイラとルリの言葉に、少年は右手を、穴を覆うように左手で掴んだ。
- リアレイラ
- 「手袋をしておくといい」私のように
- ルカ
- 「そうですね、気になってしまうなら」
- ルリ
- 「そうね、それが良いかも」
- イルヤンカ
- 「………」 こくこく。
- 少年
- 「……」 てぶくろ。リアレイラの手を見下ろした。
- リアレイラ
- 「共感性、つまり思いやりの強い人間は、傷ついた者、弱った者を見ると不思議とその痛みを自分のもののように痛み、弱るものだ」
- 「君が誰かを支える者であろうとするなら、“可哀想な者”のままで居てはいけない」
- ルリ
- 「ま、痛々しい見た目のヒーラーなんてお断りよね」
- 少年
- 「………」 目を瞬かせると、両手を開いて見下ろした。
- イルヤンカ
- 「わたしも、元は奴隷でした」
- 「……あ、この間のことではなく…… もっと子供の頃の話で……」
- 少年
- なるほど、人はこういうのを見て可哀そうだとか、痛々しいと思うのか… 「………てぶくろ」 買わなきゃ…
- リアレイラ
- 「その傷が劣っている、醜いから隠すのではなく」
- イルヤンカ
- 「首輪も、お揃いです。困ったことがあったら、何でも言ってください。きっと力になれると思います」
- 少年
- まだ直接見る事は憚られたものの、イルヤンカの言葉に少しだけ視線を上げた。
- リアレイラ
- 「他者への気遣いとして身を整えるということになる」
- 少年
- 彼女の首元にある首輪だけを視界に入れて、自身のそれに触れる 「……はい」
- ルリ
- 「身だしなみは大事ね」
- 「浮浪者みたいな格好で動いてたら目立っちゃうもの」
- ルカ
- 服装は普通なんだったっけ
- リアレイラ
- 「首輪は蛮族を区別する為のものだが、差別する為にあるわけでは無い」
- んご
- もち!
- 神殿で与えてもらったものを
- きちんと着ています!
- ルカ
- りょっぴ
- リアレイラ
- 「君達が人族の同胞として、理性を以て衝動を抑えるのだという誓いとして在る。少なくとも理念の上ではそういったものであると私は理解している」
- イルヤンカ
- 「………」 あれ、ちょっと耳が痛いぞ……
- 少年
- 改めて自身の身なりを見下ろした。服は流石に頂いた立派なものを着ているし、髪や肌も風呂に入れてもらって今は清潔だ。やはり気になるのは手の穴なのだろう 「……承知いたしました」
- ルリ
- 「で」
- 「決まった?」
- ルカ
- 「……ゆっくりでも良いのですよ」
- リアレイラ
- 「此処に居るヤンカをはじめとして、きっとこの街にいる首輪付き達はみな、ひとかどの人物なのだろう」 なぁ、かあさん
- 少年
- 「……」 数秒の沈黙 「……?」 あ、自分への問いか…? 「………ぇ」 >ルリ
- ルリ
- じ
- 「少なくともあたしがこの場に居合わせた以上、」
- 「ジネとかラディとか89番なんて絶対させないし、」
- 「それで登録させてたら承知しないわよガルバ」
- イルヤンカ
- 「き、気に入らなかったらまた考えますよ……」
- ルカ
- 「ええ。その中だけから選ばないといけない訳ではありませんからね」
- ガルバ
- 「ああ、俺としてもあまり気乗りはしなかったからな」
- 少年
- 「………」 改めて、4つの名が書かれている紙を見下ろした。
- リアレイラ
- 「そう、君が誰を選んでも後の者は涙を飲みつつも、縋ったりせずそっと身を引くだろう。安心していい」
- 少年
- 「………………」 うっ
- ルカ
- 「リアレイラさん」 ごごご……。
- ルリ
- 「そういう所が性格悪いって言ってんのよ、耳むしるわよ」
- イルヤンカ
- 「い、痛いのはやめましょう」
- リアレイラ
- 「というのは、浮気性の男が伴侶を選ぶ時の話だ。今回とは関係ない」
- ルカ
- 「関係の無い事を、余裕の無い人に言うんじゃありません」 もう。
- リアレイラ
- 「少し似ているなと思ったのだ」
- ルリ
- 「この子を取り合ってるわけじゃないでしょ。馬鹿なの」
- まったく・・・
- ルカ
- 「時と場所と相手を考えて、冗談を言ってください……」
- リアレイラ
- 「想像して思ったのだ。選ばれる、というのは面映ゆいものだな、と」
- ルリ
- 「ま、あんたがその気になったら腐るほど寄ってくるわよ。安心しなさい」
- >リアレイラ
- んご
- グラン・ギニョールの見張り2「そうだぞ」
- リアレイラ
- 「では、端から腐っていくことになる」
- 少年
- どれも自分には勿体ない立派な名だ。少し困ったように悩んでいると
- ルリ
- 「言葉の綾だっての」
- ガルバ
- 「名はそのものの人生だ。今決めるこたぁないさ。決まったらまたここに来い」 ガルバが少年にそういって、記入途中の書類をカウンターの奥にしまった。
- イルヤンカ
- ガルバがんごに助け船をだした
- 少年
- 「……はい、旦那様」 助かったとばかりに安堵の息を吐いて、頭を下げた。
- リアレイラ
- これが自助だ
- んご
- ありがとうガルバ
- ルリ
- マッチポンプ
- イルヤンカ
- 「うん、うん。それでいいです。大事なことです。大事なことですからね!」
- ルカ
- 「ええ。……少なくとも、店主様も名前については案じてくださっている様ですし」
- ルリ
- まあコンセプトかもしれないけど、少なくともルリや意味が分かるキャラクターでその呼び方はしたくないから
- ルカ
- 「元の候補の様なものには、なさらないでしょうから」
- ルリ
- そこは考慮してくれると助かるよ
- ルカ
- さっきもちょっと出たけど
- これ通したのか国とガルバはって感じちゃうPCもいるからネ
- んご
- 元々名前考えてもらお(惰性)だったからそこは安心してもろて!
- ルリ
- 「それなら良いわ」
- んご
- 我、他の人に自PCの名前をつけてもらう下りが好き侍と申す(ノイギーアとハイチュンさんを思い出しながら
- ルカ
- ちゅんさんのおっぱいを揉みに来ました
- リアレイラ
- 2人くらい名前をつけた男ラドロ
- んご
- いっぱい揉め…
- ルリ
- コークスをいっぱいくれたハイチュンさん
- イルヤンカ
- 「………」 どうにかいい方向に話が進みそうだ。ほっ、と密かに胸をなでおろす
- んご
- いっぱいあげたきがする!
- ルカ
- ソゥさん元気?ユルスくんの顔見れる?
- ルリ
- 3人くらい名付けてないっけラッド・ロウ
- んご
- 答えろソゥ!
- リアレイラ
- 3人だったかもしれねぇ
- ルカ
- ソゥんなことは……
- んご
- ビッグダディがよ…
- ルリ
- 「それじゃ、これから汗流しに行ってくるわ。終わったらそのまま工房街いくから、今日はこの辺でね」
- リアレイラ
- 「さて、では問題がひとまず棚上げになったところで、身は空いたわけだ」
- ガルバ
- 「おう、助かった」
- ルカ
- 「ええ、空きましたが……と、またお会いしましょう、ルリさん」
- リアレイラ
- 「イルヤンカ、貴方もまだ時間の余裕はあるか?」
- ガルバ
- 「なんだ、暇なら仕事の一つでも見繕ってやろうか?」>リアレイラ
- ルリ
- 「やーっと普段入れそうな工房が見つかったのよね」
- リアレイラ
- 「結構だ、私は自分ですべきことを見つけた」
- イルヤンカ
- 「え? あ、はい。今日は、このあとは特に予定はないですけど……」
- ルリ
- 「それじゃ、元気でいなさいよ。次会う時には名前決めときなさい」>少年
- 「またね、ルカ、ヤンカ、リアレイラ」
- ルカ
- ひらひらと手を振って、彼女を見送った。
- 少年
- 「………」 ぺこり、とルリに頭を下げる。
- リアレイラ
- 「彼の日用品を見繕う手伝いを頼みたい」>イルヤンカ
- ルリ
- そう言うと ウェポンラックから長剣を取ると帯びて外へ
- んご
- めごっ
- リアレイラ
- ガルバにはこういう事だろう、とでも言いたげな視線を寄越して
- ルリ
- 長剣だって言ってんだろ
- イルヤンカ
- 「あれっ」 もう行っちゃうんですか? 切り替え早く、颯爽と去っていくルリに、呆気にとられながら手を振って、 「はい、また……」
- ガルバ
- ヴァレヴァレだったようだ。肩を竦めて見せた >リアレイラ
- ルカ
- 「……神殿でお世話になっているのでは?」
- ガルバ
- 「手袋も欲しいんだろ?」
- ルカ
- 「冒険者としての道具類であれば解りますが……ああ、そちらもでしたね」 >手袋
- イルヤンカ
- 「生活に必要なものは用意されているでしょうけど、個人的に必要なものは自分で用意しなくちゃいけませんからね」
- リアレイラ
- 「いくつか気になる店があった。私の買い物に付き合ってもらうついででもある」
- ルリ
- それじゃ、この辺りで撤退しておくぜぜぜ
- 窓閉じておくから気になさらず
- んご
- はい、ありがととととございました!
- リアレイラ
- 「どうだろうか、この提案を受け入れるか、否か。君が選ぶといい」>少年ん
- ルカ
- 「では、私もお付き合いします。前に私のお買い物にも付き合って頂きましたし」
- んご
- あとでログ番号はラウンジにはっておくざんす
- ルリ
- そのまま終わったらログしまっちゃって
- ういおー
- おつかれさーま
- また遊ぼう
- んご
- おつさま!また遊んでください!
- イルヤンカ
- おつさま!
- イルヤンカ
- 「………」 やっぱり、呼び名がないと困るなぁ…… という顔で、頬をぽりぽり>少年
- 少年
- 「………」 ついてこいと言われると思っていただけに、最後の一文で声が詰まった。
- イルヤンカ
- まあ、いいか。今日のところは何とか乗り切ろう。うん
- 「これも訓練と思って。自分の希望をつたえる練習です」
- 少年
- 「……ご一緒いたします、リアレイラ様、イルヤンカ様、ルカ様」 ぺこんと頭を下げる
- リアレイラ
- 「いいのか、君が来ないというのであれば。私はとびきり趣味の悪い真っ赤な手袋を用立てて君につけろと強要するかもしれないぞ」
- ルカ
- 「リアレイラさん」 こら。
- 少年
- 「………」 ワッ…
- リアレイラ
- 「よろしい。君の同行を歓迎する」
- ルカ
- 「あなたの冗談は、まだ彼には早いですよ」 驚いているじゃないですか。
- リアレイラ
- 「冗談……?」
- ルカ
- 「……?」 冗談ではない?
- 少年
- 「……」 冗談ではない…?
- リアレイラ
- 「では、行くとしようか。ちなみに真っ赤な手袋を趣味が悪いと称したのは私の趣味の問題で、個人の嗜好を貶める意図はない」
- ルカ
- そこではなく、冗談であったのかそうでなかったのかが気になる所だったが――まあいいだろうと苦笑した。
- イルヤンカ
- 「………ムズムズ」 様扱いはムズムズするけれど、(彼には悪いけれど)何となく気分が良い。そのうち直してもらうとして、いまはこのままで……
- ルカ
- 「部屋に剣を置いてきます。すぐに戻りますね」
- リアレイラ
- 「ひょっとすると君にはそれが似合うかもしれないし、好ましいと思うかもしれない。自由とはそういうことだ」
- んご
- ムズヤンカ
- ルカ
- xxヤンカの汎用性は異常
- リアレイラ
- ✕✕メリ並みの中毒性メリヤンカ
- イルヤンカ
- 「外はまだ寒いから、ちゃんとあたたかくしていきましょうね」 多分神殿で外套かなんかはもらっているだろう
- ルカ
- 悪魔合体やめろ>メリヤンカ
- イルヤンカ
- こんなになっちゃった……
- 少年
- 「…………」 似合うのだろうか。そもそも似合うってどういう…。思考に耽っているとイルヤンカの声が聞こえてこくりと頷いた。
- リアレイラ
- こんなになっちゃったから。もう、ね……
- ルカ
- 大剣を取ると、それを持って上階の借りている部屋へと持って行って 手早くプレートを外して戻ってくるのだった。
- んご
- あはっ あはっ…
- ガルバ
- 「今夜もまた一段と寒くなるらしいからな、気を付けて行ってこい」
- ガルバはそう言って、まだ頼りない背中の少年と、そんな彼を先導していく冒険者たちを見送るのだった。
- んご
- おわ……
- ルカ
- り!
- んご
- おわり!?
- り!
- です!
- リアレイラ
- つ づ く
- んご
- お疲れ様でした、お付き合いありがとうございました!
- イルヤンカ
- うむ
- おつかれさまでしたー
- んご
- 名前4つも出てくるとは思わなくて
- ルカ
- おつかれさまでした
- んご
- 困った(困った
- ルカ
- ゆっくり悩め
- んご
- ログ番号は後程ラウンジにはっておきますね!
- イルヤンカ
- また卓にでたいぜ
- リアレイラ
- これでどの名前を選ぶかで初期好感度が大きく変わってルート選定に影響します
- イルヤンカ
- ありがとー
- んご
- 重ね重ねありがとうございました!
- ルカ
- はーい
- んご
- ルート分岐…
- 奴隷逆戻りルート、英雄ルート、ラスボスルートをご用意
- ルカ
- 退室するかそのまま×綴じでいいか
- んご
- どっちでもええよ!どのみち部屋は10秒後に爆発する
- ルカ
- じゃあこのままでいよう
- リアレイラ
- キャッ
- この世界の終わりを見届けよう
- イルヤンカ
- サービス終了の瞬間までいるMMOプレイヤー
- んご
- カウントダウン開始!3!
- BON!
- ルカ
- 0!