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- コーデックスが入室しました
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- ディスノミアが入室しました
- ディスノミア
- おまたせしました。
- コーデックス
- いえ、問題ありません
- 体調が優れなくなったらすぐに言って下さい。急ぐ話でもありません
- ディスノミア
- ええ、そのときは伝えます。
- コーデックス
- ではシチュエーションを決めましょう
- ばったり会う、訪ねていく(どちらかが)な気はしますが おそらく前者が適当です
- ディスノミア
- そうですね。
- コーデックス
- 特に希望がなければ、場所を選定しましょう 星の標、図書館、それか街中です
- ディスノミア
- 図書館にはそんなにいかなそうなので星の標か町中の何処かでしょうか
- コーデックス
- では街中にしましょう。ディスノミアが気に入っているカフェなどがあればそこを通りかかりますので
- ディスノミア
- それならそうですね。マギテック協会とライフォス神殿の間辺りにそういう店をつくりましょう
- コーデックス
- 了解です。ありがとうございます。では描写します
- ディスノミア
- よろしくお願いします。
- コーデックス
- よろしくお願いします
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- リアン地方 イルスファール王国 王都イルスファール
- 一国の王都というだけあって、治安はよく。出歩きなども普通に行える。 王城前広場などでは露天が常にあり、新年を祝うためにかなりの盛り上がりを見せている
- そこから少し外れれば、高級商店などが並び、そして壁を隔てて個人の店舗兼家屋などが並んでいく
- ライフォス神殿とマギテック協会までの道のりは、駅が併設されている事もあり、参拝客などもあるため、通り出ている店はかなり店の質が上がる
- 黒い帽子に黒いドレス、黒い手袋、足元にはタイツとブーツを身に着けて 肩掛け鞄を下げた少女型ルーンフォークが 通りを歩いている
- 藍色の髪に金色の瞳。ルーンフォークらしく整った顔立ちの少女は ガラス玉の瞳を進行方向に向けている
- ディスノミア
- そんな少女の歩く脇には、1軒のカフェがある。
- おしゃれなオープンテラスが特徴的な店舗のようだが、時期もあってか人が多いのは店内で、テラス席には人はまばらだ。
- そのひとつに、濃い亜麻色の髪を緩く吹く風になびかせながら優雅に紅茶を楽しむ女性の姿があった。
- コーデックス
- 「………、」 てくてくと歩調はゆっくりと 客引きに遭えばそれを1つずつ断りを入れて
- ふと、視界に見知った相手の姿が映る
- 「こんにちは、ディスノミア」
- ディスノミア
- 「――あら」
- カップを片手に顔をあげる。 「御機嫌よう、コーデックス。珍しい所で会いますね」
- コーデックス
- 「この通りは王都中央からビッグボックスに至るための最短経路です。人通りも多く、治安的にも最も安全なルートと言えます」
- 「ただ、貴方と此処でお会いするのは初めてです。そうした意味合いでなら、珍しい、という表現は適切です」
- 「珍しいところで会いました」
- ディスノミア
- 「私も此処には何度か来ていますから、そういう事情なら今まで会っていてもおかしくはなかったのでしょうけど」
- 「ところで、何か急ぎの用事がありましたか?」
- コーデックス
- 「当機の管理は主に塔なので、王都の北側で行動することが多く、」
- 「ビッグボックスへは技術協力のために赴くことが多いです」
- 「そのため、この道に遭遇──、否定。急ぎの用事はありません」
- 回答を切り上げて、質問に対する回答を行った
- ディスノミア
- 「てっきり基本的にはマギテック協会の預かりかと思っていました」
- コーデックス
- 「次のスケジュールまで、おおよそ3時間の間があります」
- ディスノミア
- 「では、折角出会ったのです」 にこりと笑って対面の席を手で示した。 「いかがですか? 奢りますよ」
- コーデックス
- 「当機の扱いは微妙なところがあり、魔術師ギルド長、及びマギテック協会支部長間の合意は取れていますが、」
- 「そのひとつ下の上流に位置する者たちの間で、度々口論が生じるようです」
- 「了解です。当機も、貴方に伺いたいことがあります」
- 進行方向を変えて ディスノミアの対面の席にくると 「失礼します」 と短く言って 小さく腰掛けた
- ディスノミア
- 「私に尋ねたいこと、ですか。彼女たちの名前の選定についてとか?」
- 言いつつ、メニューをコーデックスへと差し出した。
- コーデックス
- 「それもあります」
- 「では、ホットコーヒーを」
- ディスノミア
- 「遠慮せずにケーキも頼んで良いのですよ? 私ももうひとつ注文しようかと思っていたところですし」
- コーデックス
- 「では、こちらのショートケーキというものを」 メニューの一番上に名前を連ねるそれを指さして
- ディスノミア
- 「わかりました」 手をあげて店内から店員を呼び寄せると、ホットコーヒーにショートケーキ、レアチーズケーキを追加で頼んだ。
- 「それで」 両肘をテーブルに乗せて。 「何が聞きたいのです?」
- コーデックス
- 「当機は現在、」 淡々と少女は切り出して 「名前の収集を止められています」
- 「3360語もあり、24語のピックアップもあるため、これ以上の収集の必要性を認めない、という意見から、そう判断しました」
- ディスノミア
- 「それだけあれば候補を選ぶのにはとりあえず困らないでしょうからね」
- コーデックス
- 「ですが、エリュの自爆コード送信後から、名前の収集を行いたいと、非合理的な欲求が生じています」
- コーデックス
- エリュかも
- ディスノミア
- エリュでした
- ディスノミア
- 「ふぅん……?」
- コーデックス
- 「エリュにはもう名前は必要ありません。一任するという依頼も履行先が消失している以上、意味はありません」
- 「そのため、当機が名前を集める必要もありません」
- ディスノミア
- 「そうですね。既に死した者に名を付けることに合理的な意味はないかもしれません」
- コーデックス
- 「必要もなく、意味もないことに時間を割くのは無駄と呼ばれる行為です。エルミニオには、それを否定されましたが」
- ディスノミア
- 「合理性のみを追い求めるのであれば、貴女の言う通り無駄でしょうね」
- コーデックス
- 「肯定」
- ディスノミア
- 「それで、貴女が聞きたいこととは?」
- コーデックス
- 「それが生じる理由について、なにかご存知ないかと思いました」
- ディスノミア
- 「別に大きな理由があるわけではありません」
- コーデックス
- 「入力を求めます」
- ディスノミア
- 「無駄を求めてしまうのは、人の性です。貴女にもそういった人間性が芽生えているというだけのことでしょう」
- コーデックス
- 「動作不良ということでしょうか」
- ディスノミア
- 「むしろ、正しく動作しているからこそでしょう」
- 「間違っている、合理的でないと分かっている判断も時に下してしまうのが人です。先程挙がったエルミニオが好例なのでは?」
- コーデックス
- 「………、」 言葉を失うように口を閉ざして
-
- 店員が会話の邪魔にならないように さり気なくケーキと飲み物を置いていった
- ディスノミア
- ひらひらと店員に笑顔で手を振って。
- 運ばれてきたケーキをフォークで切って、口へと運んだ。
- コーデックス
- 「当機の役割を全うする上で、そうしたものは必要なのでしょうか」
- 置かれたケーキに目を落としながら そう口を開く
- ディスノミア
- 「貴女の役割というものが何を指しているかにもよりますが、恐らく必要ではないでしょうね」
- コーデックス
- 「スモールボックスを調査する鍵、様々な情報を提供するツール、それが当機の役割です」
- ディスノミア
- 「その役割を求めるだけであれば、不要と断言出来ます」
- コーデックス
- 「情報の開示の手掛かりを探す過程で、様々なものを取り込み過ぎたようです」
- ディスノミア
- 「貴女が考えるべきは、要否ではなく貴女がどうしたいか、でしょうね」
- コーデックス
- 「……どうしたいか」
- 顔を上げてディスノミアを見て 「エルミニオにも言われました。ただ、感情や心と言った内容は、概念的には理解できますが、当機の実感として認識がし辛いものです」
- ディスノミア
- カップを口に運びながら視線を受け止める。 「理解している必要はないのでは?」
- コーデックス
- 「使用方法、操作方法を知らないツールは不安定で危険なものではありませんか?」
- ディスノミア
- 「そうですね。否定はしません。人が非合理的な判断をするのは、大体は心……感情によるものです」
- コーデックス
- 「……、」 フォークを手にとって ショートケーキを先から削るようにして一口切り分けると 口に運ぶ
- ディスノミア
- 「それによって誤った判断を下す者は少なくありませんし、それが思わぬ問題を引き起こしてしまう事もあるでしょう」
- 「さて、ここまで話した上でもう一度考えてみましょう。貴女の抱いた非合理的な欲求は、間違っているものですか?」
- コーデックス
- 「……」 咀嚼し 飲み込む 「それは貴方も同様なのでしょうか、ディスノミア」
- 「……、合理性からすれば外れる欲求であることは明白です」
- ディスノミア
- 「私はどんな判断も自分が納得した上で下していますから。それによって問題が起こったとしても、あまり気にしていませんね」 今の私は参考にもなりませんよ、と笑って首を横に振る。
- 「では、合理的でないことは誤りですか?」
- コーデックス
- 「…………、」暫く止まって 「非常に難しい質問です」
- ディスノミア
- 「ええ。とても意地の悪い質問ですから」
- コーデックス
- 「ケーキはその形状から、バランスよく食べていくことが難しく、何処かでバランスを崩し倒れることがあります」 「ですが、ケーキを食べるという目的を達成する以上、そのルートは個々人の好みや習慣、道徳観、躾などの教育から様々な食され方をします」
- 「目的を達する、という目標を鑑みれば、合理的な手段でなくとも、それが達成されるのであれば、誤りとは言えません」
- 「どうしたいか、というのは」
- 「何処に目標を設定したら良いか、ということですね、ディスノミア」
- ディスノミア
- 「そこまで大層なことではありませんけれどね」
- 「ただ単純に、己の心の赴くままにするのも良いのではないか、というだけです」
- 「少なくとも今回に関しては、」
- 「名を収集しない、彼女たちに名を与えていないということが気掛かりになって、貴女の他の活動の効率が落ちてしまう可能性は否定出来ません」
- コーデックス
- 「…………、」 コーヒーを口にして
- 「肯定」
- ディスノミア
- 「時には、非合理的な事をするのも、結果的に役割を全うするための効率の向上に繋がるということです」
- 「貴女がそれを容易く切り捨てられればそうすればよいでしょうが、一度抱いてしまった以上はそう簡単には捨てられませんから」
- コーデックス
- 「ありがとうございます、ディスノミア」
- ディスノミア
- 「いえ、その問に答えるのは私にとっても悪いことではありませんから」
- コーデックス
- 「そうなのですか?」
- ケーキを再び削ろうとしていた手を止めて 顔を上げる
- ディスノミア
- 「ええ。無機質な子を見ているより、人間味に溢れた子を見ている方が愉しいでしょう?」
- 「喜ぶのも悲しむのも、楽しむのも嘆くのも、感情があってこそのものですから」
- 「貴女やキュアノスたちに感情や人間性が芽生えるのは、私としては歓迎です」
- コーデックス
- 「人間性についての精度向上に努めます」
- ディスノミア
- 「そうしてください。それが良い名付けにも繋がるかもしれませんよ」
- コーデックス
- 「貴方からも、名前の候補を頂いてもよろしいですか」
- 「同型機宛と、当機宛に」
- ディスノミア
- 「同型機はどれだけ数が居るか分かりませんので、さておくとして」 今後も増えるかもしれないし。
- コーデックス
- 「現状5機です」
- ディスノミア
- 「今後もまた増えそうですから。直接会った時にはともかく、基本的には貴女に任せましょう」
- 「貴女向けとなると……ふむ」
- コーデックス
- 「了解しました」
- ディスノミア
- 「私の国の言葉で可愛らしい響きの語があれば良いのですが――」
- 「そうですねぇ……」 じーっとコーデックスの顔を眺めて。
- コーデックス
- 「………」 じー、と見つめ返して
- ディスノミア
- 「案外難しいものですね。暫定の名であれば、気軽に付けてしまうのですけれど」
- コーデックス
- 「参考までに、ベリルからはルナリア、エルミニオからはコーデリア、ラーンたちからはキャンディ、ケーキ、リボン、等の名前を受け付けています」
- ディスノミア
- 「最後の方はともかく、後は普通ですね」
- 「では、そうですね。私からはスフィリという名を候補に挙げておきましょう」
- コーデックス
- 「どの様な意味のあるフレーズでしょうか」
- ディスノミア
- 「私の故郷の言葉で、鍛冶に使う金槌などを意味する言葉をもじったものです。響きはともかく、意味としてはあまり女の子向きではないかもしれませんが、」
- 「貴女には是非、感情や人間性というものを鍛え上げて行って欲しいものですから」
- コーデックス
- 鞄から手帳を取り出すと 単語の並べられた場所に新たに記載する 「これで25語になりました」
- ディスノミア
- 「どんどん選ぶのが大変になっていきますね」
- コーデックス
- 「肯定。ですが、定めます」
- ディスノミア
- 「ええ、気に入るものを見つけてください」
- コーデックス
- 手帳を大切にしまうと
- ケーキを削って口に運び、コーヒーを口にして を5回繰り返して、最後にいちごを口にする
- 「ありがとうございました。ディスノミア」
- ディスノミア
- 「先程も言った通り、私の利益にもなることです。構いませんよ」
- コーデックス
- 「第二区画最奥の攻略において、貴方の戦闘力と判断力は必要不可欠なものです」
- 「皆様と同様に、貴方にも声をかけようと思いますが、よろしいでしょうか」
- ディスノミア
- 「あちらにも近い内に会おうと伝えてありますしね。同行しますよ」
- コーデックス
- 「ありがとうございます」
- ディスノミア
- 「ええ」 答えてから、チーズケーキの残りをフォークに刺して口に運んだ。
- 「何処かに向かうのならば、送っていきましょうか。どうせ暇していたところです」
- コーデックス
- 「ビッグボックスへ向かう予定です。差し入れを持って、ジャマーの進捗の確認を行おうと思っています」
- ディスノミア
- 「わかりました。技術的には協力出来ませんが、同行するのであれば知っておいて損はなさそうですし、ついていきましょう」
- コーデックス
- 「では、ご同行願います」
- ディスノミア
- 「少し待っていてください」 言うと立ち上がって、手早く代金を支払って戻ってくる。
- 「それではいきましょうか」
- コーデックス
- 「了解です」 立ち上がり 帽子の位置を直す
- 「ごちそうさまでした」
- ディスノミア
- 「良ければまた付き合ってください。一人で飲む御茶も悪くありませんが、可愛らしい女の子と一緒なのはもっと愉しいですから」
- そういって微笑むと、ビッグボックスの方へと歩き始めた。
- コーデックス
- 「当機でよろしければ、都合が付けば何時でも構いません」
- 「また、同席しましょう、ディスノミア」
- ディスノミア
- 「ええ、ぜひ」
- コーデックス
- それに続くように歩きだして
- コーデックス
- というところでどうでしょうか
- ディスノミア
- はい、大丈夫ですよ
- コーデックス
- お疲れ様でした。お付き合いありがとうございました
- ディスノミア
- こちらこそありがとうございました。またやりましょう
- コーデックス
- 了解です。ログは20221228_1 になります
- ディスノミア
- ありがとうございます。
- コーデックス
- では撤退どうぞ お疲れ様でした
- ディスノミア
- それではこれで。お疲れ様でした
- !SYSTEM
- ディスノミアが退室しました