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- エルミニオが入室しました
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- コーデックスが入室しました
- コーデックス
- お待たせしました
- エルミニオ
- 気にせず
- とりあえずざっくり書き出そう
- よろしくお願いします。
- コーデックス
- よろしくお願いします
- ――王都イルスファール、冒険者ギルド支店〈星の標〉。
- この日も変わらず、舞い込んできた依頼を冒険者らが受注し、彼らを店員達が送り出していっていた。
- 争奪戦とも揶揄されるそれが落ち着き、店の中も静かになった昼下がりの事だ。
-
- エルミニオ
- 「…………」 頬杖をつきながら、眼前の少女――コーデックスが大量に名前候補を書き連ねているノートを覗いていたが、
- これなんかはどうだ、ああこっちでも……などと、いくつか候補を上げていたものの、うまくそれを定める事が出来ずにいた所で息を抜いて少女を見遣った。
- 「一旦、休憩すっか。考え過ぎてぐるぐるしてきた」
- コーデックス
- 傍らには黒いコート 本人は黒のブラウスに黒のスカート黒の手袋に黒の靴という出で立ちの少女は 金色の瞳を対面の少年に向けると頷いた
- 「了解です。エルミニオ」
- エルミニオ
- 名を呼ばれた少年の服装は普段の鎧姿ではなく、少しよれた私服だ。この時期には少し寒そうだが、どうやら宿からそう出る事もないので問題にはならないようだ。
- 「にしても……流石に、一旦増やすのは止めた方がいいんじゃないか? ただでさえ絞れないんだしな」
- コーデックス
- 「現在3356語になります」
- エルミニオ
- 「そん中から使うのは?」 くすくす笑いながら、邪魔にならない位置にメニューを差し出して。
- コーデックス
- 「6語です」
- 「当機を含めると7語になります」
- エルミニオ
- 「そんだけあると、1人当たり……あーと」 あーでこーで。
- 「単純計算でも480くらい? の候補から探せるぜ」 たぶん。
- コーデックス
- 「1語あたりの当選確率は0.2%になります」
- エルミニオ
- 「さーすがに少ねえ。もうちょっと、候補から絞ってこうぜ」 「何にする?」
- 差し出したメニューを自分も見つつ、顎で示して。
- コーデックス
- 「ではホットココアを」 「飲み物メニューも豊富です」
- エルミニオ
- ホットココアと自分のトーストと珈琲とを注文して。 「あー……あとどんくらいだ?」
- >制覇率
- コーデックス
- 30D6 → 109[2,6,5,6,6,4,1,6,5,6,2,5,5,6,2,1,3,3,2,6,4,1,1,3,2,1,2,2,5,6] +38 = 147
- おっと失敗です
- 1D30 → 6[6] +38 = 44
- 「残り473になります」
- エルミニオ
- 「そんなに数あんのかなぁ……」 ガルバに騙されてねえ?
- 「そういや、エリュ達と捕まえた連中はあの後どうなったんだ? 2人みたく落ち着いたか」
- コーデックス
- 「表示を偽ることは禁じられています」
- 「肯定。現在は手記γ、δと呼称しています」
- エルミニオ
- ⊿ デルタか
- コーデックス
- しまった
- 同型機4人ですね
- 6人って言ってしまった
- エルミニオ
- 併せて喋ってたから
- 歴史改変すっか
- コーデックス
- いや
- 昨日からだから
- だめだね
- エルミニオ
- おん。
- コーデックス
- あの後独自探索の実施で
- もう2機捕まえたことにしよう
- エルミニオ
- 「……考えてみりゃ、これからもまだ増えるかもなんだよな?」
- エルミニオ
- おkおk
- コーデックス
- 「肯定。ビッグボックス及びタワーの拠点構築隊が交戦した結果更に2体の手記を確保」
- エルミニオ
- 「ん。……そういや」 えーと。
- 「エリュ、キュア、ガンマ、デルタ、……でコーを入れて5人の」
- 「そいつら入れて7人、だな」
- コーデックス
- 「手記ε、ζと呼称しています」
- エルミニオ
- 「無事に済んだならいいけど。怪我人はなんとも無しか?」
- コーデックス
- 「否定。軽傷者3名、重症者1名。死者は0名です」
- エルミニオ
- 「そっか。死人が居ねえなら良かったよ」 届けられたトーストと珈琲、ココアをそれぞれの前に並べて。
- 「重症になった奴の治療は?」
- コーデックス
- 「導師クレオが対応しましたので、大事には至っていません」
- 「尚死亡した場合はリザレクションを使用可能であったため、死者にはカウントされていない可能性が高いです」
- エルミニオ
- 「あー……」 頭を掻いて。 「俺が聴いた時は、それも一応死者カウントで頼むわ」
- 「あちっ」 珈琲を口にして、慌てて唇から離した。
- コーデックス
- 「了解です、エルミニオ」
- エルミニオ
- 「にしても名前、名前なー」 名前を考えるのは休憩しようと口にしつつ、頬杖をついたまままた考え込み始める。
- コーデックス
- ホットココアのカップを持ち上げると 機械的に傾ける
- エルミニオ
- 「あれからそれなりに経ってっけど、コーはなんかこう、みたいなのはないのか? 気に入ったもんとか」
- コーデックス
- ココアのカップを置くと 書いていた頁を前に向かってめくって 止める
- 「此処にある23語は、当機へ提案された当機の呼称です」
- エルミニオ
- 「どれどれ」
- コーデックス
- キャンディ、ストロベリー、ショートケーキ、から始まり、
- 最新のものにルナリアとある
- エルミニオ
- 「……」 ふんふん。 「気に入ってるのは?」
- コーデックス
- 「すべてです」
- 「そのため、特定の単語が定まらない場合、古いエルフのしきたりにもある命名をする可能性があります」
- エルミニオ
- 「んー。なるほど、ね……」 連ねられたそれらを見て。 「ならここから振って行ってもいいんじゃ……、エルフのしきたり?」
- コーデックス
- 「つまり当機に提案のあった名前全てを連結させて当機の呼称とするという方法です」
- エルミニオ
- 「つっても……」 キャンディ、ストロベリー、ショートケーキを連結………………
- 「菓子だったり花だったり、色々混ざってるぜ?」
- コーデックス
- 「当機を特定するという目的において、複数の語を組み合わせた呼称と言うのは優れています」
- エルミニオ
- 「……23もあったら、1個にまとめるのも厳しくねえ?」
- コーデックス
- 「繋げることで1つになります、文字数はおおよそ100文字です」
- エルミニオ
- 「なげーよ!」 いねーよそんなやつ!
- 「エルフってそんな長い名前の奴いんのか……?」
- コーデックス
- 「世界で最長の名前は他にもあるため、没個性的と言えば部分的に肯定します」
- エルミニオ
- 「こ、個性的っつうかなあ……」
- コーデックス
- 「いえ、父と母の名前をもらい、己の名字とするというものです」
- 「また、友人の名前をもらい、自らの名前にする風習はグラスランナーなどにも見られます」
- エルミニオ
- 「誰かの名前を貰って来る、か……んー……」
- 「アルファとかベータとか、記号の頭文字を貰って来ても別に嬉しかねえもんな……」
- まあそもそもとして、呼称名にあいつらは困っていないのだと思うけれど。
- コーデックス
- 「嬉しい、嬉しくない、と言うのは重要ですか?」
- エルミニオ
- 「んー……。嬉しいもんと嬉しくないもんとじゃ、受け取った時の気持ちって変わったりしないか?」
- コーデックス
- 「今回の問題点は、同型機の登場による判別の付きづらさに対する問題の解決が最優先事項であるという認識です」
- エルミニオ
- 「一生ものだからな、名前って。どうせなら、喜ばれる方が良いだろ? ……まあ、喜ぶかは別としてもさ」
- コーデックス
- 「……」 ふむ、と考え込んで
- 「確かに、呼称の更新が頻発すると、混乱を招きます」
- 「この1日おきに呼称変更計画は破棄します」 二重線
- エルミニオ
- 「あったのか??」 そんなものが??
- コーデックス
- 「肯定」
- 「現在収集した単語全てを使用しても10年ほどは問題なく計画の遂行が可能です」
- エルミニオ
- 「あー……」 そういう……意味ならまあ……無駄にはなんねーのか……
- 「他の奴らに、どんな名前が良いか聞いてみたりってしたのか?」 そういや。
- コーデックス
- 「主にラーンから、最後のものはベリルからです」
- エルミニオ
- 「ああいや、他の手記達から、だな。これ見せたりとかは?」
- コーデックス
- 「肯定」
- エルミニオ
- 「お」 いいじゃんか。 「何だって?」
- コーデックス
- 「異口同音に、一任する、とのことでした」
- エルミニオ
- 「だよなー」 知ってた。
- 知ってたよ……。額に手を当てた。
- 「んじゃともかく、まずはコーの名前から決めてみるか。1つ決まったら、そこから埋まってくかもしれないしな」
- コーデックス
- 「では単語の収集を再開します」
- エルミニオ
- 「待て待て」
- 「収集は一旦止めてていい。もうそんだけあるだろ?」 ほれ。
- コーデックス
- 「……」 手を止めて
- エルミニオ
- 「で、さっきの気に入ってる一覧があるだろ」
- コーデックス
- 「では3360語で収集を完了します」
- エルミニオ
- 語数の合計に苦笑しつつ、
- 「まずはその中から選んでみようぜ。……あ、収集しに行く事はしなくていいっつったけど、」
- 「これだ、ってくらい気に入ったものがあれば、そん時はそれにしたらいい」
- コーデックス
- 「エルミニオからの提案はないのですか」
- エルミニオ
- 「ん? あぁ、そうだな」
- 「他の連中にあんま変わんねえだろって言われるかもしれねえけど、」 頭を掻いて。
- 「コーデリア、かな。ちらっと調べたんだけど、心とか、心臓って意味があるらしいぜ」
- 「それに、これなら名前がついても、今まで通り“コー”って呼べるだろ?」
- コーデックス
- 「なるほど」 かりかり、と名前を記載して
- 「これで24語になりました。ありがとうございます」
- エルミニオ
- 「増やすなって言った口で増やしちまった」 明るく笑うと、けれど反省していない様子で頭の後ろで手を組んだ。
- コーデックス
- 「問題ありません」
- 「ありがとうございます」
- エルミニオ
- 「ああ」 頷くと、ぐいっと身体を伸ばして。 「――っふう」
- 「頭も使ったし、ぶらっと歩くか? ちょっと冷えるけど、気分転換にはなるぜ」
- コーデックス
- 「了解しました」 ぱたん、とノートを閉じて
- エルミニオ
- 「んじゃ適当に散歩してから帰るか」 席を立って、先に会計を済ませてコーデックスの準備が整うのを待つ。
- コーデックス
- カバンにノートを納めるとコートを羽織って前を閉じる
- 「お待たせしました」
- エルミニオ
- 「ああ。んじゃ行くかー」 ごちそーさま、とガルバに緩く手を振って、そのまま扉を開いて散歩へ出るのであった。
- コーデックス
- わずかにカバンを撫でて
- エルミニオに続くのだった
- コーデックス
- というところでお疲れ様でした
- エルミニオ
- こんな感じで
- お疲れ様でした。ログはえーと
- 2022/12/21_0 どす
- コーデックス
- では撤退します
- お疲れ様でした。お付き合いありがとうございました
- !SYSTEM
- コーデックスが退室しました
- エルミニオ
- お疲れ様でした。またよろしくお願いしまーす