- !SYSTEM
- GMが入室しました
- !SYSTEM
- クレハが入室しました
- クレハ
- ぅ
- わたくし
- !SYSTEM
- アーネストが入室しました
- GM
- イスカちゃんがどっちにいくかはダイス!?
- か、今まで地味に同行した回数が少ない人が居る方があればそっちにいかせるか
- 俺たちは自由だ
- アーネスト
- 回数はまんべんなくなんじゃないかなたぶん
- GM
- “真実”?
- アーネスト
- そのフレーズだけ気に言ってて草
- GM
- 使いやすいから辞書登録するか悩んでる
- アーネスト
- “幻想”じゃねえよな……?も頼む
- GM
- 汎用性は下がりそう
- アーネスト
- まあ真実?に勝てるものは
- そうない
- !SYSTEM
- ロニが入室しました
- ロニ
- 夜はねこと一緒
- GM
- 確かにイスカちゃん意外とまんべんなく分かれてそう……
- アーネスト
- 前半一緒多かったけど後半は少なかった記憶
- GM
- 全編ではご一緒されてるから
- そんなもん
- 前編
- <追憶入ってから
- アーネスト
- そうそう
- だから多分まんべんない
- GM
- まんべんない牛沢
- アーネスト
- マンモルトによろしく
- GM
- やはりダイスに縋るしかないというのか、俺たちは
- !SYSTEM
- ティアエレスが入室しました
- GM
- イスカちゃんどっちがいい?
- (射程100mの攻撃
- ティアエレス
- ユニットは作って大丈夫ですか
- プリーストレベルが10になりました
- GM
- どっちがどっちの部屋になるかまだ決めてなかった
- のでまだ造らなくて大丈夫
- 今日は戦闘までは入らないので普通に早く終わったりなんだりします
- ティアエレス
- 了解です
- !SYSTEM
- クシールが入室しました
- クシール
- ティアエレスに合わせてこっちもプリ10にしといた
- !SYSTEM
- ノーラが入室しました
- GM
- “真実”?
- ノーラ
- おうちであります
- GM
- いえわぬ!?
- ティアエレス
- けれどふろわぬになる定め
- ノーラ
- 終わるまで入らない!
- ティアエレス
- えらい
- GM
- 今日は早く入れる
- ノーラ
- やったあ
- !SYSTEM
- フィアールカが入室しました
- フィアールカ
- こんばんは
- 本日もよろしくお願いいたします
- GM
- こんばんは
- !SYSTEM
- イスカが入室しました
- !SYSTEM
- アダルベルトが入室しました
- GM
- イスカちゃんどっちがいい?
- ■対リアーヌ
アダルベルト、クシール、クレハ、ロニ
オリヴィア
■対アルギュロス
アーネスト、ティアエレス、ノーラ、フィアールカ
アスミ - 今こうでバランス的にも同行回数的にも
- 似たようなもんで悩んでいた
- イスカ
- うーん。どっちでもいいならオリヴィアがいるほうにいこうかな…
- GM
- おけ
- アダルベルト
- ヤッター
- クシール
- 狼と縁がある者同士
- GM
- ■対リアーヌ
アダルベルト、イスカ、クシール、クレハ、ロニ、オリヴィア
■対アルギュロス
アーネスト、ティアエレス、ノーラ、フィアールカ、アスミ
- アダルベルト
- まあなんといいますか
- GM
- わいの答えはこれや(火炎瓶を投げつける
- ノーラ
- 大人気コンテンツアルギュロス討滅戦の周回にありがちなこと
- フィアールカ
- 了解です
- クレハ
- 極アリス討滅戦
- ティアエレス
- 了解です
- アダルベルト
- アリスとアルギュロスは立場上似てるところもあるし、そういう意味でもおいしそうではあるんですが
- ネ
- GM
- ネ
- まあ
- 分かれる前に会話は出来るし
- 終わってからも会話は出来る
- 戦闘中の会話は出来ないだけで……
- アダルベルト
- 戦う前にレスバしろとのお達し
- !SYSTEM
- レディチェックを開始 by GM
- ノーラ
- りてらちゅわはおわらない!
- GM
- 威力100のフィアールカ先輩の名前を呼ぶ
- クレハ
- は
- よく考えたらそうか
- GM
- ひ
- よし
- クレハ
- カスパールワープがなかったメンバーとまた同じになったんだな
- フィアールカ
- しつれいしました
- クレハ
- よろしくおねがいします
- GM
- では全員の生存を確認したので始めましょう。
- イスカ
- よろしくお願いしますー
- ロニ
- よろしくお願いします
- ティアエレス
- よろしくお願いします
- GM
- よろしくお願いします。
- クシール
- よろしくおねがいしまーす
- フィアールカ
- よろしくお願いいたします
- アーネスト
- よろしくお願いします
- ノーラ
- よろしくお願いします
- アダルベルト
- よろしくお願いします(コルセット装備
- ノーラ
- つまりまた気付いたらクレハがこちらに
Sword World 2.5
the Serial Story of Illus-far : the Saga of "Hemi-Ignis"
追憶のリテラチュア
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Promises to Keep  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄最終編 消せない約束
- クレハ
- こわい
- 灰色の世界を色めかせた、幼い時分の小さな約束。
あなたに与え、与えられた彩り。
彼女も私も、僅かな世界しか知らず、それが私のすべてだった。
その世界に舞った血風は、私たちのすべてを呑み込んで、
新たな季節の到来を告げる銀色の風から、私は目を逸らす。
私の中に在る少女は倒れず、魂は叫び続ける。
すべてを壊してでも、私の摂理を取り戻すのだと。
私たちが目指すのは、手に入れられなかった未だ見ぬ果て。
長き旅路を辿り、今度こそ、終わることのない明日を。
これは、私たちが紡ぐ物語。
私たちはもう一度、この世界で記憶を刻む――
――『■■■■■■■ ■■■■ ■■■ ■■■ "■■■■■"■■■』より
- GM
- 異界と化した《水晶宮》での遊戯において、君たちはカスパールとアリスを下し、それを制する。
- ノーラ
- やっぱりリンケージウェポンのぽえむはあったんや!
- GM
- しかし、それで終わったわけではない。
- 今回の一連の事件に決着をつけるためには、ここからが本番と言えるだろう。
- 彼らと戦った場所から先に進めば、そこに続いていた通路は元の水晶宮のように磨き抜かれた鏡の如き壁に覆われていた。
- 辺りには、先程までとは打って変わって魔物の気配もなく、静寂に包まれている。
- 通路を抜ければ、君たちは大きな円形の空間に辿り着く。
- 何よりも広く感じるのは、天井が見えない程に高く続いた吹き抜けによるものだろう。
- 果ての見えないその空間のところどころに、半透明の円形の足場が浮かんでいて、それらを同じく半透明に煌めく水晶の階段が繋いでいた。
- アスミ
- 「――……何処まで続いてるんでしょう、あれ」
- クシール
- 「いやー綺麗だこと。ケリがついたら観光名所にできそうね」
- フィアールカ
- 「まったく果てが見えません」
- ノーラ
- 「綺麗ですけど……ちょっと、怖くて、寂しいです」
- オリヴィア
- 「……元の水晶宮とはまったく違うわ」
- アーネスト
- 「……うん。静かだね」
- GM
- わぬがほしそうだったから……
- ティアエレス
- 「残るかどうかは分かりませんが、」
- フィアールカ
- 「クシールさん、ここは作られた空間…終われば消える場所かと」
- イスカ
- 「ケリがついたら、ここも元に戻るんじゃないの?」
- フィアールカ
- オリヴィアやイスカの言葉にも頷いて
- アダルベルト
- [
- ティアエレス
- 「少なくとも残したままにするつもりはありませんよ」
- クシール
- 「冗談だって」
- フィル
- 「今までの例を考えると残るとは考え難いし、美しいものとはいえ、残すつもりはない」
- クレハ
- 周囲の様子には特に風情的な興味はない様子だ。既にオリヴィアとの契約を言葉にし、後は己の役割を果たすだけ。発言することなく。警戒だけに努めて歩いている。
- ノーラ
- 大体書いてたのに近い感じだった、やはりアルギュロスの唄になるよなって…
- スタンフォード侯爵
- 「……しかし、これを登っていくというのか?」
- アダルベルト
- 「こんな時でなければ、じっくりと鑑賞したいところだが」美しくはある
- ノーラ
- (解釈一致の顔
- ロニ
- 「しかし見事な意匠だ!事情が事情で無ければしっかりと見ておきたかったものではあるが!」
- フィアールカ
- 「ええ、おそらく彼女達は上でしょうか」
- アーネスト
- 「昇って行かないと、2人の所に辿り着けないんですから」
- 「時間がかかっても、昇って行かないと」
- アリス
- 「魔女だっていうなら、このくらい飛んでいけねえのかよ」 君たちの後ろにつき、アリスがため息混じりの悪態をつく。
- GM
- えらいわぬ
- アダルベルト
- 「どこまでも、見果てぬ先の天井、か」独り言つその声色には、幾何かの情緒がこもっている
- クシール
- 「流石にアリスちゃんにはしんどそうねー。おぶられてく?」
- アーネスト
- 「……。大丈夫?」 >アリス
- ノーラ
- 「そ、それなら、私、背負います!」
- アスミ
- 「残念ながらフライトはまだです。それに、そういうズルをするとお咎めがありそうですし」
- イスカ
- 「ひとりだけ飛んでいけても仕方ないよ」
- アーネスト
- 「駄目だよ、ノーラさん。前衛の僕らは動ける様にしておかないといけないから」
- ノーラ
- 「あぅ」
- ティアエレス
- 「咎めることはない、と思いますが、」
- イスカ
- 「それなら――」 侯爵をちらりと見た後、すぐに視線をもどして 「シルヴァの背中に乗る?」
- クシール
- 「ま、飛行魔法が使えても全員分は消耗が激しすぎるだろうし」
- アリス
- 「その小僧の言う通りだ。今お前らの体力を浪費してどうするんだよ」
- アーネスト
- 「……」 シルヴァはどうだろう、と視線を向けて。 「うん」
- スタンフォード侯爵
- 「私は?」 >イスカ
- クシール
- 「どのみちナシの線ね」
- ティアエレス
- 「………こうして道が続いている以上は、可能性は残されていることの証左ですね」
- イスカ
- 「侯爵がおんぶしてくれるの?」
- オリヴィア
- 「侯爵はあの山登りも越えられたんだから、このくらい平気でしょう?」
- ロニ
- 「侯爵殿程のお方がこの程度の階段で根を上げられるなどないだろう!」わはは わはは
- アダルベルト
- 「そうだな――」ちらり、と誰かを見て「アリスの体躯なら、シルヴァであれば大丈夫か」
- ノーラ
- 「うぅ……」本人からも咎められてしょんぼり
- スタンフォード侯爵
- 「何故そうなるっ」
- クシール
- 「迎え入れる気があるなら、もうちょっと低いところで構えといて欲しかったもんだわ」
- ティアエレス
- 「閉じる事もできたはずですから、まあそこは」
- フィアールカ
- 「お願いいたします」とイスカとシルヴァにアリスのことは任せることにする。
- イスカ
- あっさりと侯爵から視線をそらして、 「シルヴァ、伏せ」
- ティアエレス
- 「この程度超えられない相手には触れてほしくはない願いでしょうから」
- アリス
- 「……まあ、確かに今の状態じゃ皆のペースに合わせてこれを登ってくっていうのは難しいかもしれないけど」
- シルヴァ
- イスカの言葉にしたがい、その場に身を伏せる。体躯が大きすぎて、そうでもしないと、簡単には乗れないのだ
- フィアールカ
- 「触れて欲しくはない願い…」改めて上を見上げ
- アーネスト
- 「それなら、力を貸して貰うべきだよ」 アリスに頷いた。
- クシール
- 「別にそれくらいで音を上げるくらいなら最初っから助けてないけどねー」
- アダルベルト
- 「この高い建造物が、元来のものでなく、何者かの意志により、魔法的に形成されたのであれば」
- アリス
- 恐る恐るシルヴァに触れる。噛んだり吠えたりしない?
- イスカ
- 「アリス。ほら」 どうぞ、と 「大丈夫、シルヴァは頭がいいから、無駄に吠えたり噛んだりはぜったいにしない」
- ノーラ
- 「……ずっと探し求めてきたから、自分から……リアーヌさんの方から来て欲しいから、とか……だから、道が残ってるなんてことは……」 ティアエレスの言葉にそんな事を考えてみる方向で気分を転換した
- アダルベルト
- 「表層・深層の差はあれど、なにかしらの意図はある筈だ」
- ティアエレス
- 「まあ、オリヴィア様が此処に居る以上は閉じられないという」
- 「現実的な理由でもありそうですが、どちらにせよ」
- 「たどり着けない道ではない。それが重要です」
- アスミ
- 「果てが見えない程に高いのは、二人きりで静かに過ごしたい、という願望の現れなのでしょうか」
- アリス
- 「……」 ゆっくりとシルヴァの背に手を伸ばして、何度か撫でてから
- アダルベルト
- 「あるいは、100年前の少女たちが伸ばした天の高さ――と評するのは聊か詩的すぎるかな」
- アリス
- 大丈夫そうならゆっくりとその背に乗った。 「……じゃあ、頼んだ」
- ノーラ
- キマシタワー!?
- フィアールカ
- 彼女達について話を聞いた時、最初に感じたのは憤りではあった。
- アーネスト
- 「何にも邪魔をされないで、そうしていたい……っていうのは、あったと思います」
- GM
- キマシタワー(ガチ)
- ロニ
- 自分たちでお建てになられるとは
- ティアエレス
- 「………何処までもいけると思うものです。若い内は」
- アダルベルト
- 「まあ、私のような俗物に、推測されるのも好みはすまい。やめておこうか」
- シルヴァ
- 「………」 伏せたまま、やり取りが分かっているようにきょろりと目でイスカやアリスの方を見やり、尻尾を緩く動かしていたが、アリスが背中に乗ると、ゆっくりと身を起こした。
- ティアエレス
- 「あながち、間違ってはいないと思いますよ、アダルベルト」
- クシール
- 「あたしも高いとこは嫌いじゃないけど」
- フィアールカ
- ただ…今は、少し、違うものを感じている。
- ロニ
- 「アダルベルト殿でダメなら俺が何か口をはさむのは野暮天が過ぎると言う物だな!お口ちゃっくとしておこう!」
- アダルベルト
- キマシタワー概念 すき
- オリヴィア
- 「……そうね、アダルベルトの言葉は私も的を射ていると思う」
- ノーラ
- 「……」でも、今、アルギュロスの隣にいるリアーヌは、彼女が探し求めた人ではなくなってしまっているのだろう
- イスカ
- 「この光景にも、何かの意味がある……ってこと、か」
- クシール
- 「ま、野暮なことするのも人のサガってなもんで、遠慮なく登らせてもらうとしますわよ」
- アリス
- 「…………」 獣とか臭いと思ってたけど、意外とさわり心地がいい。
- フィアールカ
- 「はい。参りましょう」
- クシール
- 「アリスちゃんも騎乗完了したみたいだし、行きましょ」
- アーネスト
- 「はい。……行きましょう」
- クシール
- 「侯爵は頑張ってついてきて」
- フィル
- 「ああ、いこう。あまり待たせるのも悪い」
- クレハ
- 「天を仰ぐとはよく言うが、いずれにせよ天に近づきすぎたものは翼諸共焼かれると聞く。この場合は心が焼けてしまったか」
- アダルベルト
- 「……ああ、そうだな」頷いて「行こう。決着をつけに」
- スタンフォード侯爵
- 「そなたら、無事にすべてが終わったら覚えておれよっ、本当にっ」 ぷんぷん
- クシール
- 「あっはっはー」
- クレハ
- 「塔が人間の驕りとはよくいったものだ」
- と、皆の話を聞いてそれだけコメントして
- イスカ
- 「………」 アリスの様子に口は挟まず、少しだけ表情を緩めて 「うん。それじゃ、行こうか」
- クレハ
- 「やることは変わらん。行くぞ」と、進んでいった。
- ノーラ
- 「えっと、た、大変そうならお手をお貸しします、から」
- アスミ
- 「天に座すという神々も、元は人間とかなんですけどね」
- ティアエレス
- 足元に気を遣いつつ先に進む
- フィアールカ
- 少しぼんやりと、何かざわつきを感じつつも…仲間と共に上る。
- ロニ
- ずんずん
- GM
- では、君たちは階段を一段ずつ踏みしめながら、水晶の塔を登り始める。
- フィアールカ
- 時折、いたわりという意味だけではないのも事実ではあるが、アリスの様子は気に掛ける。
- クレハ
- 「全ては傲慢というものから逃げられぬ定めなのかもしれぬな」>アスミにコメントしつつ、登ります。
- ノーラ
- たぶん、私とロニさんで上下に分かれて、バックアタックにも備える布陣
- GM
- 足元は透けていて、一段、また一段と高さが上がる度に、下階は遠く、おぼろげなものになっていく。
- アーネスト
- 「……足元、気を付けてくださいね。高い所、苦手な人も」
- フィアールカ
- 「高いところが苦手な方は大変そうな景色でございますね」
- スタンフォード侯爵
- 「あの山よりはマシだ……」
- ティアエレス
- 「大丈夫です」
- ノーラ
- 「や、山と違って、こっちはその、こ、壊れそうなところが怖いです」
- GM
- しばらく階段を登れば、円形の足場に辿り着く。周囲を覆う壁や柵はなく、踏み外せば底まで真っ逆さまだ。
- アーネスト
- 当人は高い所がさほど平気ではないので、ややおっかなびっくり進んで行く。
- フィアールカ
- 「さすがにこの期に及び、足場を崩すという手は使ってはこないとは」
- クシール
- 「落ちても平気な奇跡はまだ授かってないから脚滑らせないようにね~」
- GM
- そんな状態で会敵した場合のことを考え、強く警戒している君たちだったが……登り始めてもこの場所の静謐な雰囲気は崩されることなく、魔神やその他の魔物が現れる気配さえない。
- フィアールカ
- 妙な気配がないかは確認しつつ、一歩一歩、辿っていく。
- アーネスト
- 「だ、大丈夫……です……」 場の雰囲気によって集中が持続しているのもあって、徐々に足元も定まっていく。
- GM
- 代わりに、鏡のように磨き抜かれた建物の壁に時折何かの光景が浮かび上がっている。
- ティアエレス
- 「………、」
- フィアールカ
- 「あれは…」
- GM
- デカい円柱の中に半透明の足場と階段が繋がれているような感じや。足場自体に壁はない。
- ノーラ
- こわい
- アーネスト
- 「何か……」
- イスカ
- 「……邪魔がないのは良いけど――」
- GM
- それを見れば、君たちは“観測者”の試練を思い出すことだろう。
- ノーラ
- 「これって、なんだか……あの観測者さんのところみたいに」
- GM
- あの時は目の前に再現された光景が浮かび上がったが、今度はそれが目の前ではなく、壁に映し出されている。
- フィアールカ
- 「まるで、あの試練の時のような?」
- オリヴィア
- 「ええ……リアーヌやアルギュロスの記憶みたいね」
- アーネスト
- 「うん。……やっぱり、そうだよね」 ノーラに頷くと、柔く微笑んだ。
- フィアールカ
- 「アルギュロスとリアーヌの記憶…」
- ノーラ
- 「……何かを見て欲しいんでしょうか、私達に」
- イスカ
- 「……それじゃ、これは二人が歩んだ記憶やイメージを、かたちにしたものなのかな」
- ティアエレス
- 「……、見て欲しい、というわけではないでしょう」
- クシール
- 「〈奈落の剣〉とやらの効果――っつーか副作用みたいなモンなのかしらね、こういうの」
- ちらっとアリスの方を見る
- ティアエレス
- 「今、彼女たちも思い出してるのかもしれません」
- 「自分たちが過ごした時間を」
- ノーラ
- 「そ、それじゃあ覗き見になっちゃいます」
- アーネスト
- 「……でも、僕達がこれからしようとしている事を考えたら」
- ノーラ
- ああ、でも、今までも散々、と
- GM
- 映し出されている景色の中に居るアルギュロスやリアーヌは、ふたりとも笑顔を浮かべていたり、“巫女”になった後のリアーヌには笑顔は乏しいものの……他に登場する人物たちと皆良好な関係を築いているように見えた。
- クシール
- 「今更今更」
- ロニ
- 「赤裸々とはよく言った物だな!」
- アーネスト
- 「それに、これまでの事を考えたら、……目を逸らすのも、違うと思う」
- イスカ
- 「そうかもしれない。奈落の剣は、ひとの強い思いに働きかけるみたいだから」
- アリス
- 「〈剣〉が関わってるのは間違いないだろうけど……これは……」
- フィアールカ
- 「相手については、知らなければならない…です」頷いた >アーネスト
- あの時観測者が私達に試練を出したように。相対する者を、見定めなければ。
- ノーラ
- 「うぅぅ……」 しかし、見せられたものが第三の道を選ぶ決意に繋がったのだから否定はできないのだ
- イスカ
- 「……これは、いつ頃なんだろう」
- GM
- しかし、映し出された光景は尽く、ペンキで塗りつぶされるように、黒く塗り上げられていく。
- アーネスト
- 「……!」
- ティアエレス
- 「………、」
- ノーラ
- 「えっ」
- アスミ
- 「……おや?」
- フィアールカ
- 「思い出が消えて…いいえ、塗りつぶされている?」
- ティアエレス
- 「それこそ〈剣〉の影響かもしれませんね」
- クレハ
- 「驚くべきことでもないと思うがな。思い出の中にただ眠っているのならば、このような災禍も起こらなかったはずだ」
- GM
- 塗り潰された景色は二度と浮かび上がることなく、黒く染めた何かと共に、塔から零れ落ちていく。
- ノーラ
- 「これは……もしかして、リアーヌさんの記憶が剣に……」
- ティアエレス
- 「良い思い出は、剣にとっては不都合なものでしょうから」
- クレハ
- 「ふむ──」
- イスカ
- 「―――……」
- ティアエレス
- 「それは現在のリアーヌにとって不都合ということです」
- アスミ
- 「〈奈落の剣〉の副作用というのは、言い得て妙かもしれませんね」
- アーネスト
- 「……そんなの、駄目だ。急がないと」
- クレハ
- 何か思いついたようだが
- ノーラ
- 「ああっ、駄目……っ」 こぼれていく何かに手を伸ばしかけるが当然届かず
- オリヴィア
- 「……もし、彼女たちの幸せな記憶をこうして削ぎ落とそうとしているのなら」
- アーネスト
- 言って、1人で歩調を早めようとする。
- フィアールカ
- 「あっ、アーネストさん…!」
- おひとりではいけません…!と
- クレハ
- 「行かせてやるといい」
- オリヴィア
- 「急がないと。彼女たちを救い出せる可能性が低くなってしまうかもしれな」
- ノーラ
- 「だ、だったら私も」
- クレハ
- 「ここまで来たのだ思うがままに動かなければ、拙者らの力を存分に発揮できまいよ」
- イスカ
- 「急いだほうがいいかもしれない。時間が経つほど、何かよくないことが起きている気がする」
- フィル
- 「ああ。立ち止まる理由はない」
- クレハ
- 「ただ、まだ残滓は残っているということだけ知れたのは行幸だ」
- クシール
- 「急ぐのはいいけど転ばないように気をつけなさーい」
- ティアエレス
- 「………、」 或いは間に合うのだろうか
- アーネスト
- 先程まで高さや足場の様子に気を取られていた歩からは、躊躇いは消えていて
- フィアールカ
- 「道を急ぐのはよいですが、お一人では危険な場所でもございます…!」
- ロニ
- 「ならば思い出ののぞき見と言う野暮は無しで急ぐとしよう!」わっせ わっせ
- アリス
- 「前向きに考えるなら……あたしの時みたいに、まだ残ってるかもしれないってことか」
- クレハ
- 「本当に残滓さえも消えてしまっていれば、この光景も映らないだろうが──かといって、まだ思い出が残っているからといってそれを救い出せるとは限らぬ」
- アーネスト
- クシールの言葉に振り返ると、確りと彼女を見返して頷いた。
- ノーラ
- 「すみません、ロニさん、先頭、行きます……っ」
- アスミ
- 「アリスの時とは微妙に違うと思いますが、可能性があるというのはそうですね」
- クレハ
- 「納得できねば、繰り返す。それがこの国の歴史であろう?」
- といって
- 歩いていった
- クシール
- 「ま、可能性があろうとなかろうと、やってみないとわかんないんだから、あたしらがどうするかは変わんないさ、っと」
- ティアエレス
- 「………、そうですね」
- スタンフォード侯爵
- 「“巫女”にすべてを押し付けて来たつけ、か。……まったく、痛い所を突く」
- GM
- 君たちは歩調を速め、水晶の階段をひたすらに登り続ける。
- ノーラ
- 一行の中でも特に歩みの遅い部類なので、率先して前に出て足を速めた。さっきまでのおっかなびっくりはどこへやらだ
- フィアールカ
- 「それを変えるために、私達は彼女達と向き合わなければならないのです」
- GM
- その間もアルギュロスとリアーヌの幸せな思い出が映し出されては、ゆっくりと黒く塗り潰されていく。
- ロニ
- 「承知、殿は任された!!!」
- アダルベルト
- 「私から言わせれば、この国の中枢にいた貴方が、今痛みを感じていることに、僅かながらの救いを感じますよ、閣下」
- ティアエレス
- 「………、」
- アーネスト
- 映し出されるものがひとつ、またひとつと塗り潰されて行く度に歩調を速めて、先を進む。
- フィアールカ
- 記憶の塗りつぶしが目に映り…一瞬、別の記憶が戻れば今あるものは上書きされるのだろうか、とそんなことを想いつつ
- アダルベルト
- 「全くの余所者から言わせてもらえば、この国の骨子は悍ましいの一言に尽きた」
- GM
- 登り続けていけば、次第に建物の底面が遥か彼方へと遠ざかり、視認するのも困難な高さへとやってくる。
- アダルベルト
- 歩を進める足に力を込めて「その結果が、これなのだから」
- イスカ
- 「………」 消えてゆく記憶たちを目にし、アダルベルトの言葉を聞きながら、ひたすらに先を急ぐ
- クシール
- 「巫女に押し付けてきたんだから、巫女の気持ち一つで滅ぶのもまた妥当よねー」
- 「とはいえ」
- スタンフォード侯爵
- 「いまさら、我らがそれを救いだと言って良いのかには疑問を覚えるがな」
- フィアールカ
- 今は彼女達が辿った道を歩む。
- クシール
- 「今の巫女がそれを望まないってんだから、そうはさせるつもりはないけども」
- アダルベルト
- 「私は、部外者だからそれが癒えるのですよ、閣下」若干、皮肉気に頬を緩ませ
- スタンフォード侯爵
- 「ふん、我らというのはアングルシの民を指してのことだ」 わかっておる、とでも言いたげに鼻を鳴らした。
- オリヴィア
- 「昔の巫女たちが私たちの選択で納得してくれるかは分からない」
- アダルベルト
- 「――それでも、これは私の戦いだ。この国の在り様などは私は関知しない。が、それでもこれは私の戦いなのです。なぜなら――」
- オリヴィア
- 「けれど、アングルシは変わらなければならないの。私たちが長く目を背けてきた現実に立ち向かって、新しい道を歩まなければいけない」
- アーネスト
- 「……、」 普段のペースよりも無理をして先頭を歩いてくれているだろうノーラに視線を向けて 隣に並んで
- アスミ
- 「……ええ。そんなことも知らずにのうのうと生きてきて、何が天才魔女かって話です」
- イスカ
- 「その言葉は、きっと希望だよ」
- ノーラ
- 「……」消えてしまおうとしてるもの、消えてしまったもの、それらを守れない、守れなかったのが悔しい、そんな気持ちが表情に現れている
- アスミ
- 「アングルシの“魔女”として、私もこの国の歪みを正してみせますとも」
- アーネスト
- 「……ノーラさん」 視線を前へ戻して、口を開く。
- オリヴィア
- 「……希望」
- フィル
- 「今はまだ真実を知るのは俺たちだけだが、事態が終息した後は、国民のすべてに知れ渡ることだろう」
- 「……正念場は、まだまだ続きそうだな。だが巫女ひとりに負担を強いるよりもずっと、やり甲斐がある」
- ノーラ
- 「……こんな時、もっと速く走れたらって、そう思います。でも」アーネストの声に反応して、しかし視線は上を向いたまま言葉を紡ぐ
- オリヴィア
- 悔しさを滲ませるノーラの背にぽん、と手を置いて。
- クレハ
- 「──」発言しようと迷ったようだが「だが、拙者らが提示せねばならんものは、清濁。正負を全て知ったうえで……吟味したうえで、繋ぐことができる希望であろうな」オリヴィア
- ティアエレス
- 「…………、魔女の在り方そのものが、変わるのかもしれませんね」
- イスカ
- 「沢山の人の安寧を守るために、ひとりに負担を押し付ける仕組みに無理があったんだ。どうあれ、アングルシは変わる。そのきっかけは、不幸からはじまったのかもしれないけど――」
- ノーラ
- 「出来ないことを悔やんでる間に、もっと後悔が積み上がるのは嫌です、から」
- クレハ
- 「全て知った上で、どちらを選ぶかはそのものの人生よ。されど、其方からの任務を達成するためには、未来を提示せねばならん」
- クシール
- 「これまではさておき、この国の未来は明るそうねー」
- オリヴィア
- 「ええ」 クレハに頷き。 「今まで犠牲になった巫女たちに、それ以外の人々……彼らすべてが私たちの選択を尊重してくれるわけではないでしょう」
- アーネスト
- ノーラの言葉に確りと頷きを返して
- 「うん。絶対、辿り着こうね。ずっと昔から皆を縛り付けて来た、過去って鎖を外した先にきっとある、笑っちゃうくらい幸せな未来に」
- ロニ
- 「その皆が思い描く未来へ至るためにも、先ずはこの先へ行かねばだな!」わっせ わっせ
- オリヴィア
- 「でも、いつか彼らが輪廻の果てにもう一度生まれた時に、素敵な場所だと思って貰えるようにしてみせるわ」
- クシール
- 「うんうん、その粋やよし」
- ノーラ
- 「……失くした分を、取り戻せなくても、新しく創れる機会を」
- アスミ
- 「魔女の在り方が変わろうと、私は変わりません」
- フィアールカ
- 「お強く、なられましたね、オリヴィアさん」
- ティアエレス
- 「………、」 先、その言葉を聞くと ともすれば過去が後ろ髪を引く
- アスミ
- 帽子のつばを摘んできゅっと位置を正して。
- イスカ
- ん、と皆にうなずいて、 「それに、ほら。ためらい傷より、思い切ってすぱっと切った傷のほうが治りが早いよ」
- アーネスト
- 旅の始まりには色濃かった、弱々しいそれはすっかりと鳴りを顰めた。ぐっと拳を握り締めて、進んで行く。
- フィアールカ
- しっかりと芯のある言葉に、頷いて。
- クレハ
- 「ああ。其方はそれでいい。そして、拙者はそのような正を掴んだ人間ではない。だからこそ、アルギュロスに言葉を届かせるだけの土壌と、押し開く力までは風を吹かせてみよう。それ以降は──オリヴィア自身が切り開け」
- ティアエレス
- 「貴方が変わるんじゃありません」
- クレハ
- 「それがこの度の戦でできる最後の役割よ」
- ティアエレス
- 「貴方が変えるんです、そうでしょう」 それを振り払うように頭を小さく振った
- クレハ
- といって、走る速度を上げた
- アスミ
- 「――そうですね。まあ、私は天才なので変えるのは魔女の在り方だけじゃないでしょうけどね」
- ふふん、と含みのある笑みをティアエレスに見せてから、先を急いだ。
- イスカ
- 「そうだね。わたしは、わたしたちは、そのための露払いをする。切り開いてみせるよ、いたるべき場所にたどりつく道を」
- ティアエレス
- 「……、」 貴方を見てみんなが変わる、ただ篝火で在り続けるのは、ひどく疲れる事だ………それでも進もうとするのでしょうね、貴方は
- GM
- 言葉を交わし、意思を確かめ合いながら、どれ程足を動かしただろうか。
- フィアールカ
- 「…ええ。そのためにも…終わらせねばなりません」
- イスカ
- 「そして、はじめるために終わらせる。――でないと、また新しい旅がはじめられないもの。ね」 と、最後の一言はアリスにも向けられた
- ノーラ
- 誰よりも遅い歩みであるが故に、少女は誰よりも力を尽くして歩を速める。止まらず進むと決めたならどこでも突き進む、そんな強さをこの旅路は与えてくれた。
- アダルベルト
- 「そうだな。オリヴィアも、アスミも、己の道を往く。私は、その往く先の地均しを少しだけするだけだ」
- GM
- 時を数えるのも忘れてしまう程にひたすらに塔を登り続け、君たちはその終着点に辿り着く。
- ティアエレス
- そして、貴方達も…
- GM
- 終着の円形の足場の中央には、転移の作用があると思しき魔法陣が浮かんでいる。
- アリス
- 「……」 イスカの言葉にはバツの悪そうな顔を浮かべてから。 「……まあ、そうだな」
- クシール
- 「やれやれ、どうせなら最初からコレ置いて欲しかったわね!」
- アーネスト
- 「……魔法陣です、先生」 息を抜きながら、背後を振り返り それを示す
- スタンフォード侯爵
- 「ぜえぜえ……やっとついたか……」
- ノーラ
- 「はぁ、はぁ……い、いない……? こ、此処じゃない、場所に……?」
- アスミ
- 「転送の陣――これで来いと言わんばかりですね」
- フィアールカ
- 「彼女達からの招待状とでも言えばよいのでしょうか」
- クシール
- 「まだ上ってコトじゃない?」
- ロニ
- 「ここに来て転移とはな」
- イスカ
- 「ここから、さらに跳ぶ……のかな」
- スタンフォード侯爵
- 「今回はクシールに同感だ……」 最初からおいておけ
- アーネスト
- 「多分、これに乗って、って事だから」 「……大丈夫?」 ぜえぜえ言っている。
- GM
- ちょっといれ
- アーネスト
- いっといれ
- クレハ
- 「中枢への道か?」
- クシール
- 「中枢というかテッペンというか――ま、状況的には中枢であってるか」
- アーネスト
- 「恐らくは、そうかと」
- ティアエレス
- 「でしょうね」
- GM
- ただといれよのぉ
- イスカ
- きょろきょろ、他に道らしい道はないし…… 「……使っても、だいじょうぶそう?」>ティアエレス、アスミ
- アーネスト
- おかといれよのぉ
- フィアールカ
- 「イスカさん、可能ならば、オリヴィアさんとお手を」
- ノーラ
- 「すぅ……はぁ……、よし。 行きましょう」
- ティアエレス
- 「ええ、彼女たちが此処で拒む理由はありません」
- シルヴァ
- 「―――」 すんすん、と魔法陣のあたりの地面に匂いを嗅ごうとして、イスカに押しとどめられていた
- アーネスト
- 「……うん。皆も、大丈夫ですか?」
- クシール
- 「今更まだるっこしくしててもしょうがないでしょ」 ずい、と踏み出す。
- フィアールカ
- 「魔法の前では、気休めにしかならぬやもしれませんが、引き離される可能性も捨てきれません」
- あの時、自分達の前にクレハが現れたように。
- アーネスト
- 「って、……もう」 クシールが踏み出せば、それに続いて踏み出した。
- ティアエレス
- 「ただフィアールカさんの言う通り、オリヴィア様の周りは固めたほうがいいでしょう」
- イスカ
- 「ん。わかった」 こくり、とフィアールカに頷いて。
- 「一緒に入ろう、オリヴィア」
- ノーラ
- 罠を仕掛けるなら途中幾らでも方法はあった筈、などと考えがあるわけでもない。行きは整った。ならば歩みを止めない
- ロニ
- 「では俺もそちらに行こうか!」
- イスカ
- オリヴィアの手をとり、エスコートするような形に
- オリヴィア
- 「……」 こくりと頷きを返して。
- イスカの手を取り、彼女に続こうとしたところで「あ」と小さく声をこぼした。
- 「……少し待って」
- フィアールカ
- 「…?」
- イスカ
- 「ん」 ぴたり。
- アーネスト
- 「――、と、と」
- 「……どうしました?」
- フィアールカ
- 「クシールさん、しばしお待ちを」
- クレハ
- 「ん」
- と、オリヴィアを見て
- クシール
- 「お?」
- オリヴィア
- 「リアーヌが、少しだけ皆と話したいみたい」
- ノーラ
- 「ど、どうかしましたか?」 しかし他ならぬオリヴィアの言葉にはたたらを踏んだ
- クシール
- 「へえ?」
- フィアールカ
- 「…わかりました」
- クシール
- 「ところでそれ、どっちの?」
- アーネスト
- 頷いて、とことこと戻って来る。
- フィル
- 「……聞かせてもらおうか」
- ティアエレス
- 「…分かりました」
- フィアールカ
- 「今のご状況から…オリヴィアさんの中にいらっしゃる、リアーヌさんかとは」>クシール
- クレハ
- 「聞くとしようか」
- オリヴィア
- 「私の中で、ずっと見守ってくれているリアーヌよ」
- イスカ
- 目を丸くして驚いた顔をしたが、すぐにオリヴィアの言葉の意を察して、まばたきをした 「……あのとき以来だね」
- ノーラ
- 「……」 これが最後の機会になるのでは。そんな想像が頭をよぎりそうになる、それを振り払って向き直る
- オリヴィア
- 皆の答えを聞くと、胸に手を当てて目を閉じる。
- イスカ
- 手を放し、オリヴィアを見守るようにして
- リアーヌ
- 再び彼女が目を開けば、ほんの僅かだが彼女の纏う雰囲気が変わったと、オリヴィアと旅を続けてきた君たちには伝わるだろう。
- ティアエレス
- 「………」
- リアーヌ
- 「――……」
- アーネスト
- 「……」 その変化を感じ取れば小さく頷いた。
- フィアールカ
- いったい、何を彼女は語るのだろう。表層に現れるのは、負担になると、そうとらえていたが。
- リアーヌ
- 「こんな時に時間を取らせてしまって、ごめんなさい」
- イスカ
- 「………」 ふるふるふる、と首を振る
- 「こんな時だから―― だよね」
- ノーラ
- 「いいえ、その、今だから、こそ……お話したいと、はい」
- アーネスト
- 「いえ。こんな時、だからこそですよ」
- リアーヌ
- 「そう、ね」
- クレハ
- 「必要なことだろう。拙者らが手伝うとはいえ、其方らの戦いだ」
- アスミ
- 「あなたが何の理由もなしに出てくるとは思っていません」
- フィアールカ
- 「ええ、意味もなく…今この時に、貴方が表に出るとは思えません」
- アスミの言葉にも同意するように頷き
- クレハ
- 「語るべきことは語らねば、大願は成就せぬはずだ」
- クシール
- 「ま、何か憂いがあるなら遠慮なく聞くわよ」
- ロニ
- 「故に、聞かせてもらうとしよう!」
- リアーヌ
- 「……オリヴィアが話したと思うけれど、私はあなたたちがアルギュロスと私のことも救うつもりで戦うことは勧めるつもりはなかったわ」
- 「でも、」
- 「あなたたちがそう決めたのなら、あなたたちに任せるつもり。……その選択を選んでくれて、ありがとう」
- スタンフォード侯爵
- 「そもそもからして、こやつらの大半はまったく無関係の国を救おうと動いておるような輩たちだ」
- 「今更驚くようなことでもあるまい」
- アリス
- 「侯爵のおっさんに同意するのは癪だが、それは同感だ」
- ロニ
- 「ははは! 面を向って言われるとこそばゆいな!」
- リアーヌ
- 「……言うまでもないと思うけれど、私たちのことも助け出すというのは生半可なことではないわ」
- ノーラ
- 「あの時、昔のお二人を見て、そうしたいって思って……勝手に願ったんです」
- クレハ
- 「──」黙って腕を組んでリアーヌの話を聞いている
- リアーヌ
- 「もしもの時は迷わずにあなたたち自身を優先して」
- フィアールカ
- 「…ええ、承知の上でございます」
- アーネスト
- 「それは、知ってます。でも、不可能じゃないんですから」
- リアーヌ
- 「それと……」
- フィアールカ
- リアーヌの言葉の両方に頷いた。
- クシール
- 「わかってるわかってる。別に命散らそうってつもりじゃないから」
- アーネスト
- 「だったら、……」 続いたリアーヌの言葉に、口を止めた。
- ティアエレス
- 「………、」
- リアーヌ
- 「何処までのことが出来るかは分からないけれど、私も私なりに、出来ることを探してみる。もしかすると、オリヴィアや私が一見無謀に見えることをするかもしれない」
- イスカ
- 「もう、無関係じゃないよ?」>侯爵、アリス
- リアーヌ
- 「どうかその時は、私を信じて任せて欲しい」
- アーネスト
- 「無謀に見える事……、ですか?」
- クシール
- 「オッケー了解」
- ティアエレス
- 「……良いでしょう」
- ロニ
- 「うむ、だがその時は一言添えてもらえるとありがたいな!」
- アスミ
- 「これだけ付き合ってくれたんですから、無関係というのはちょっと冷たいですよ、侯爵」
- ノーラ
- 「だ、大丈夫です。わ、私もそれ、よくやっちゃいますから!」
- フィアールカ
- 「わかりました。無策でそれを述べる方でないことも、わかっております」
- リアーヌ
- 「伝えるだけの余裕があれば、信じてと伝えるわ」
- アダルベルト
- 「――ふむ」
- ティアエレス
- 「やはり、」 小さく笑って 「貴方は出来た人ですよ、リアーヌ」
- アーネスト
- 「でも、それならわざわざ言ってくださらなくっても大丈夫ですよ。だって、ずっと前から信じてますから」
- リアーヌ
- 「……オリヴィアのことは信じているでしょうけれど、私はそう簡単には信じられないでしょう?」
- クレハ
- 「それが最適であるのであれば構わんよ。そして、これは拙者の意見だが──その無謀な所作をやる合図などもいらぬ」
- リアーヌ
- 「そう評価される程の人間なら、アルギュロスをこんなに苦しませてはいないわ」 首を横に振って。 >ティアエレス
- アダルベルト
- 「まあ、良いだろう。君の戦いを掣肘することはすまい」
- ノーラ
- 「……そんな時、支えてくれる人、守りたい人がいるってことが力になるんです。だから、きっと、大丈夫です」
- イスカ
- 「オリヴィアがリアーヌのことを信じているなら、わたしはそれを信じるよ。それに」
- アーネスト
- 「何でです」 苦笑して 「ここにいるリアーヌさんは、これまで一緒に歩いてきたリアーヌさんじゃないですか」
- クレハ
- 「戦場において、全てを騙すことは最大の切り札。大嵐にもなりうる。オリヴィアの大願成就の為にやるべきことやるがいい」
- フィル
- 「どのような事が起ころうと、俺たちは俺たちの最善を尽くす」
- クシール
- 「せいぜい追い風吹かせてやるわよ、安心してやればよろしい」
- アーネスト
- 「仲間の言う事なんだから信じます。信じて、前に進みます!」
- ティアエレス
- 「………、貴方の周りにも、貴方を案じてくれている人が居る。そういうことです」
- フィアールカ
- 「貴方の事が信じられないのならば…今ここには、皆様おりません」
- ノーラ
- 「でも、一つだけ……」
- ティアエレス
- >リアーヌ
- アスミ
- アーネストに肯いて。 「それに、アングルシの民は知っています。100年前、あなたが心の底から皆のことを思って、この国を悪意から救ったことを」
- リアーヌ
- それぞれの言葉に少女は嬉しそうに微笑んで、最後にノーラへと向けて小さく首を傾げた。
- フィアールカ
- 「貴方方の願いを、オリヴィアさんが見据える未来を見るために、その道を作るために、皆様ここにきたのですから」
- ノーラ
- 「私達の選択には、もう、あなたも含まれているんです。だから、きっと、戻ってきてください」
- リアーヌ
- 「――ええ、きっと。……ううん、必ず」
- イスカ
- 「片割れだとしても、あなたはほかの誰でもない、リアーヌ自身。……自分の問題、だもんね」
- リアーヌ
- 「アルギュロスとの約束を、私たちが本来望んだ形で叶えて見せるわ」
- ノーラ
- 「はいっ!」
- アスミ
- 「その意気です。その他難しいことや細かいことは、その後考えましょう」
- アーネスト
- 「はい! 一緒に、頑張りましょう!」
- ティアエレス
- 「………、」 頷いて
- ロニ
- 「うむ!」
- リアーヌ
- 「……それじゃあ、もうしばらく、オリヴィアのことをよろしくね」
- クレハ
- 「さて──」と、魔法陣を見て
- オリヴィア
- 「…………」 リアーヌが目を閉じれば、再びオリヴィアが表に出て来て。
- 「時間を取ってくれてありがとう、皆」
- フィル
- 「いいや、必要な時間だった」
- ノーラ
- 「いいえ、今、お話しできて本当に良かったです」
- アリス
- 「済んだんなら、さっさと進んだ方がいいんじゃねえのか」
- 「時間ないんだろ」
- フィアールカ
- 「いいえ。リアーヌさんも、言葉を交わしたことで…これからについて、お心が少しは休まられたと…そう、思いたいです」
- イスカ
- 「……ん」 オリヴィアが戻ってきたことが、言葉を発する前から雰囲気だけで分かる。それくらいには、一緒に時間を過ごしてきた
- アーネスト
- 「……もうちょっと、言葉を選んだ方がいいよ」 苦笑してアリスに頷いた。
- アダルベルト
- 「必要なことだ、気にしなくていい」とオリヴィアに
- アーネスト
- 「でも、時間がないのはその通りだよね。……行きましょう」
- クレハ
- 「いや、アリスの言うことは正しかろうよ。必要な時間ではあったが」
- 「うむ、アーネストの言う通りだ」
- クシール
- 「今更こんくらい気にすることもない、と」
- クレハ
- 言いたいことをいってくれたので、頷いた。
- ノーラ
- 「ああっ」アリスの言葉に慌てて小走りで魔法陣へ向かう
- クシール
- 「ま、とはいえアリスちゃんの言う通りではあるか」
- アスミ
- 「彼女なりに気遣ってくれた言葉なんだと分かってきました」
- フィアールカ
- あの言葉から、このメンバーに信じてもらえないのではないか、という不安もあったのだろう。
- ティアエレス
- 「ええ、急ぎましょう」
- ロニ
- 「いやはや、猫かぶりの時より今の方がよっぽど可愛いと言うものだな!」
- アーネスト
- 「えっ……気遣い……?」
- ノーラ
- 上で足踏みした方は速くついたりしないだろうか
- クシール
- 「んじゃ今度こそ行きますか」
- フィアールカ
- そのような状態では…これから成す願いに、迷いが出るやもしれない。
- クレハ
- 「そりゃそうだろう。本当に気にしておらぬ相手には言葉はかけぬさ」
- アリス
- 「気遣いとかじゃないっての……」
- フィアールカ
- それは…彼女自身にとっても、オリヴィアにとっても、よくはないことである。
- アーネスト
- 「らしいですよ……?」 >アスミ
- スタンフォード侯爵
- 「ところで、オリヴィアはもちろんだが私のことを守るのも忘れるなよ」
- アスミ
- 「ツンデレってやつです」
- クレハ
- 「それは最初からであった時から変わらぬとおもうがな」といいつつ。アリスを見て
- アーネスト
- 「ツンデレ……」
- クレハ
- 魔法陣に乗った
- フィル
- 「さ、いきましょう、侯爵閣下」
- ノーラ
- 「あ、あの!これ、どうしたら飛べるんでしょうか!?」
- アスミ
- 「全員が乗ったら、私が起動します」
- クシール
- 「とりあえず全員乗ったらいんじゃない?」
- ティアエレス
- 「イスカさん、もう一度オリヴィア様と」
- アーネスト
- 「と。……行かなきゃ」 ティアエレスの手を取り、引いて行く。
- フィアールカ
- 「おそらく乗ればよいかと」>ノーラ
- 「ありがとうございます。アスミさん」
- クレハ
- 「ははは、お戯れを。侯爵はいかようにでもするだろう」久しぶりに笑った
- 「その器たる人間であろうに」
- イスカ
- 「侯爵は、わたしたちのそばからぜったいに離れないこと」
- ノーラ
- ジャンプ、ジャンプだろうか。立ち幅跳びみたいな挙動を魔法陣の縁で始めている
- スタンフォード侯爵
- 「私を守るのはそなたの役目であろうがっ」
- イスカ
- アスミに頷いて、ふたたびオリヴィアの手をとった。 「さあ、行こう。オリヴィア」
- クレハ
- あ
- アスミ
- 「乗ったら動いちゃ駄目ですよ」
- クレハ
- 熱狂の酒を
- 飲んだ!!!
- アスミ
- はい
- ティアエレス
- そう言うと アーネストに手を引かれる
- フィアールカ
- 目を伏せて改めて息を整える。ここから先のことも、オリヴィアたちの願いも、皆の願いもかなえなければならない。そう
- アダルベルト
- 乗る
- ノーラ
- 私も!のむ!
- オリヴィア
- 「――ええ」 イスカの手を取って、シルヴァにも微笑みかける。 「シルヴァも、最後までよろしくね」
- イスカ
- 「……さすがにちょっと狭いね」 この人数にくわえてシルヴァまでいるとね
- クレハ
- 1日たってなさそうだけど、卓がかわってるし
- GM
- うむ
- クレハ
- うむ
- アーネスト
- 「あはは……もうちょっと詰めなきゃね」
- GM
- 飲め! ウソップ!
- ノーラ
- だよね
- フィアールカ
- それがたとえあがいた結果、満願となろうがなるまいが…終わらせなければならないのである。
- ロニ
- ぎゅうぎゅう
- アダルベルト
- オーバードーズ
- GM
- 変転とかも回復してるかわりにね
- クシール
- そーいやラックの再使用必要??
- フィアールカ
- そういえば魔香水かえしておくわ、確か3個借りてた
- GM
- では
- ティアエレス
- 「………、」 ここから先、自己の提案がどういう道筋を通るかは分からない
- クレハ
- うんめぇ~ぞ(オーバードーズ
- フィアールカ
- >クレハ
- アーネスト
- 「……頑張ろうね」 手を取ったまま、ティアエレスに改めて頷いた。
- GM
- しろ! ウソップ!>クシール
- ティアエレス
- 「……はい」
- クレハ
- いや
- ノーラ
- 「あ」乗ってもすぐには飛ばないんだ……と、急いた気持ちがしなしなと収まって端っこにちょこんと
- クレハ
- まだもっておくといい
- フィアールカ
- ん、OK
- あ
- クレハ
- “蒼穹の辻”が
- フィアールカ
- 戦闘用アイテム穴あいてたからもってもらおう
- クレハ
- そう語っている
- シルヴァ
- アリスを乗せたまま、のっそりとオリヴィアたちの傍へ歩き、そこへ控えるように佇んだ
- クシール
- 「さてま、風来神サマも追い風一つお願いしますよ、と」
- GM
- 全員が魔法陣の上に乗ったのを確認すると、アスミも魔法陣に立ち、杖を構える。
- アダルベルト
- 回数制限のある奴色々回復したって認識した
- クシール
- 【ラック】!
- GM
- そうよ
- クシール
- 2D6 → 4[3,1] +19 = 23
- アダルベルト
- 20点魔晶石、クシールにあげとこうかな
- GM
- 草
- クシール
- あんたそんなのもってたの
- ノーラ
- 私はプリレベルが上がり精神力が増えてバリア能力が増加したノーラ
- アダルベルト
- 持ってるわよ
- GM
- いにゃすキャラといえば20点魔晶石
- クシール
- じゃあ貰ったけどマジで使っても……知らないんだからね!
- アダルベルト
- へい彼女、君の㍝魔晶石と交換しないかい?
- GM
- 昔は自分で20石を割ることに快感を覚え
- ノーラ
- 次は10点消魔だ
- アダルベルト
- あるかしらんけど
- GM
- 今は自分の20石を他者に割ってもらうことに快感を覚える男
- アーネスト
- 特殊性癖過ぎるだろ
- クシール
- 5点魔晶石が欲しいならくれてやる(あまってる
- アスミ
- 『“銀の魔女”が命じる――』
- フィアールカ
- ブレスⅡがきちゃうとパリンパリンしてたなぁ…
- アダルベルト
- じゃあ5点一個と交換しようぜ!
- アスミ
- アスミが魔法陣の起動のため詠唱を始めれば、君たちの足元で魔法陣が淡く輝き出して
- ノーラ
- 昔は魔晶石の達人とか無かったからのう(よぼよぼ
- クシール
- トレードが成立した
- アスミ
- ぱしゅん――と、一瞬の内に君たちの身体がその場からかき消えた。
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM
- フィアールカ
- 足さばきが必須だった時代
- GM
- ということで交換とかはここでやっておいてください
- ノーラ
- まだソーサーラーに僅かな力があった時代
- クレハ
- あ
- アダルベルト
- じゃあ描写はなかったけど交換した
- クレハ
- スカポーほしいひといる?
- GM
- 冷たい空気が頬に触れる。
- クレハ
- 1個だけならあげられる
- フィアールカ
- あー
- ほしい
- クレハ
- はい
- じゃあ1個ね
- もう1個は僕のだ
- フィアールカ
- やったー
- クレハ
- これは僕のだぞ!(三平
- ノーラ
- 使う時間が無さそうだから用意しなかったやつ
- GM
- 刺すような冷たさではなく、心を落ち着かせる適度な冷気が君たちの意識を覚醒させ、
- クシール
- 戦闘用アイテム更新どっこいしょ
- フィアールカ
- 間にあわないと思っていたポーションマスターが間に合ったのだ
- クレハ
- ではおわりだ
- アダルベルト
- 更新した
- GM
- 目を開けば、君たちは輝く水晶と氷に包まれた空間に立っていた。
- ノーラ
- 間に合わないと思ってたバトソンとフォースフィールドが間に合ってしまった
- フィアールカ
- 呑んだら現物で返します卓終ったら…
- アーネスト
- えらい
- ノーラ
- アーネスト、お前挑発タンクになれ
- フィアールカ
- バトソン間に合ったのは大きいわね
- アーネスト
- 挑発Ⅰで機能する相手なんですか?
- フィアールカ
- 知能高そう
- GM
- 天井は高く聳え、空の光を吸収して輝くいくつものステンドグラスに彩られてる。
- ノーラ
- ならけんであたまがわるくなってるかもしれない
- GM
- そして、その空間の奥に――
- ロニ
- あたま:わるい
異界化水晶宮 中枢
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ the Core of the Crystal Eden  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- GM
- “救国の魔女”と“巫女”、その二人は居た。
- アスミ
- 「お待たせしました、アルギュロス、リアーヌ」
- GM
- アスミの呼び掛けに、アルギュロスとリアーヌはその眼をゆっくりと君たちに向ける。
- アダルベルト
- 「すまないな、君たち二人の世界を
- アルギュロス
- 「……ここまで辿り着いたのですね」
- ノーラ
- 「剣を、手放してください! ソレはあなた達の大切な思い出を壊してしまうものです」
- クシール
- 「ハロー。邪魔しにきたわよ」
- アダルベルト
- 「邪魔するような真似をしている。自覚は、あるのだがね」
- ティアエレス
- 「……ええ、道があったものですから」
- ロニ
- 「うむ、止めに来た! 邪魔と言えばそうでもある!!」
- フィアールカ
- 「はい。ここまで辿ってまいりました」
- リアーヌ
- 「私たちに関わらないでおいてくれれば、あなたたちに何をするでもなかったのに」
- オリヴィア
- 「……そうはいかないわ」
- アーネスト
- 「来ました。このままにしておく事なんて、出来なかったから」
- イスカ
- 「―――……」 白い息を吐き、ふたりを見つめる。オリヴィアの手を握る指に少しだけ力が入った
- アダルベルト
- 「そうだな。君たちの世界に、私たちは必要はあるまい」
- クレハ
- 「──」と、二人の発言に、笑みを浮かべ
- フィル
- 「俺たちの故郷を取り戻すために、お前たちの自由にさせるわけにはいかない」
- アダルベルト
- 「ただ、私たちの世界に君たちが必要ない、というわけではないのだ。だからここに来た」
- クレハ
- このアレンジかっけえな
- オリヴィア
- きゅ、とイスカの手を握り返した手は少しだけ汗ばんでいる。
- GM
- けっこうかっこいい
- クシール
- 「残念だけど」
- ノーラ
- いいね
- クシール
- 「一度でも関わったのが運の尽き、ってコトで」
- クレハ
- 「さて、表向きはオリヴィアの願いの成就のため。歴史に興味があるのも変わらぬ。約定も彼女に述べた通りだが──」
- スタンフォード侯爵
- 「そなたたちが国家救済の立役者であることは重々理解しておる。だが、今のそなたらの主張は現代には不要だ」
- イスカ
- 彼女の不安を少しでも和らげようと、隣のオリヴィアに伝わるくらい微かにうなずいた。
- ノーラ
- 「最初に会った時、突然過ぎて訳も分からなくて、怖くて……仇だって思ったこともありました」
- アルギュロス
- 「侯爵閣下も、折角お師匠様に救われた命をこのような形で捨てに来るとは、思ってもいませんでした」
- ティアエレス
- 「過去のものが、今と取って代わることほど、悍ましいことはないでしょう」
- アルギュロス
- 「それに――アリスも。……貴女が彼らと共に立っている結末は、予想もしていませんでしたよ」
- クシール
- 「おーいおい何か勘違いしてない?」
- アーネスト
- 「……そうだね。取って代わる、それだけじゃ駄目だ」
- クレハ
- と、剣を抜き「拙者はもとより流浪の剣士。拙者の道は幾多の死と命のやり取りの中の道の先にあってな──、ここに生死をかけた戦場があるというのならば、付き合うのも吝かではないと思っただけよ」
- ノーラ
- 「でも、あなた達のことを知って、ただ排除すればいいだなんて、もう思えません」
- ティアエレス
- 「押し付けてはいけません、……、手を取り合う方法は、あるはずです。それをこれから示しましょう」
- アーネスト
- 「僕達は手を取り合う為に、ここに来ているんだから」
- アリス
- 「……けっ。お互い、“華”に良いように使われてる身だ。お前らのことを見て笑ってやるくらいはしようと思ってな」
- クシール
- 「命捨てに来てる奴なんて、あたしらン中には誰も居ないぜ?」
- フィアールカ
- 「貴方方が行うことは未来を閉ざす事」
- 「わたくしたちは未来を開きに参りました」
- リアーヌ
- 「そうね。捨てるつもりでは来ていないのでしょう」
- イスカ
- 「――結末は、ひとつだけじゃないってことだよ」
- リアーヌ
- 「でも、私たちにはそんなことは関係ない」
- フィアールカ
- 「この国の未来を…道を共に拓くために」共に、というのは…目の前にいる2人も含まれている。
- アルギュロス
- 「手を取り合う? ……いまさら、私たちと?」
- ティアエレス
- 「今更ではありません」
- 「今だからです」
- アーネスト
- 「今だからこそ、貴女達と、なんだ」
- オリヴィア
- 「100年前は、私たちはあなたたちの傍に居なかった。でも、今はここに居る」
- フィル
- 「役者が違う今だからこそ示せる道がある、ということだ」
- ロニ
- 「今更ではなく、今こそだ!!!!」
- フィアールカ
- 「歩んできた過去は変わりません。貴方方が受けた痛みも、悲しみも、なかったことにはできません…いいえ」
- 「貴方方をなかったことにしないために、彼女はここに来ると決めたのです」
- ノーラ
- 「今、あなた達の前に居るのは私達です」
- リアーヌ
- 「何を語ろうと、私たちの考えは変わらない」
- アーネスト
- 「何もかも押し込めて、閉じ込めて、切り離して。過去から伸びるもので縛られ続ける貴女達を2人きりにして、それでお終いなんて、嫌なんだ」
- リアーヌ
- 「私とアルギュロスは、100年前の約束を果たし、二人だけの永遠の楽園を手に入れる」
- クシール
- 「約束ねえ」
- クレハ
- 「其方らは其方らの劫火を最後まで燃やせ。ただそれでいい」
- ティアエレス
- 「──、ええ、貴方から説得できるとは思っていませんよ」
- アーネスト
- 「……貴女は、それを口にしないんですね」 アルギュロスを見て。
- クシール
- 「ホントにそんなモンがあなたたちの約束だったわけ?」
- ティアエレス
- アルギュロスの方を見て
- アルギュロス
- 「約束を果たすことを望んだのは、他ならぬ私自身です」
- ロニ
- (今の状態では何を諭しても無駄か――やはり一度剣を手放して貰わねば進まぬな)
- ティアエレス
- 「………、不器用な人ですね」
- アルギュロス
- 「そのために、私は全てを捨て、“華”の誘いに乗り――転生を果たして尚、この世界に留まった」
- クレハ
- 「だが──」居合の構えを取り
- ティアエレス
- 「なかったことに出来ない、忘れてしまうことは出来ない、奪うことも忘れることも、どちらも貴方を苦しめる」
- アーネスト
- 「貴女が望んだ最初の約束は、本当にこんな犠牲の上に成り立つものだったんですか?」
- アスミ
- 「そして、あなたは自分の師まで捨てたわけです」
- クレハ
- 「万象が灰燼となすか。灰燼から再び再生の焔が燻り立つか──それを知るのはこの国にこれから吹きゆく風のみよ」
- ティアエレス
- 「……だから、止めて差し上げましょう、貴方の行動を」
- クレハ
- 「なあ、オリヴィア」
- アルギュロス
- 「…………」 アスミの言葉に目を伏せて。
- ノーラ
- 「ずっと友達でいましょう。それが貴女のはじまりの気持ちだったんじゃないですか」
- オリヴィア
- 「ええ。私たちはあなたたちと共に、この国に新しい風を吹かせるためにここにいる」
- アルギュロス
- 「あの時、私は何も知らなかった」
- 「この国の秘密も歪さも、醜さも」
- 「あの時の私には、彼女の存在だけがすべてだった。彼女が居たからこそ、私は立ち上がり、“魔女”としての修行にも挫けることなく打ち込むことが出来た」
- 「未曾有の災厄とその裏に潜む陰謀にも、臆することなく立ち向かうことが出来た」
- 「……リアーヌがその身を挺して国を守った時も、それが彼女の選択であるならば、尊重すべきなのかもしれないと、思ったことだってあった」
- イスカ
- 「あなたがリアーヌに救われたように、リアーヌも、きっとあなたに救われていた」
- アルギュロス
- 「けれど、アングルシの人々は誰ひとりとして彼女の想いを汲むことはなく、変わらず怠惰に、“巫女”から与えられる平穏を享受し続けた」
- リアーヌ
- 「ええ、そうよ。“巫女”になり、自我が薄れていく中でも、私が私としての意識を保ち続けていたのはアルギュロスという存在が居たから」
- 「私たちは、お互いにお互いを助け合っていたの」
- イスカ
- 「リアーヌが身を挺してこの国を守ったのは、あなたと生きるこの地を守りたかったからなんじゃないのかな」
- ティアエレス
- 「………、平穏という象の背骨が折れるのはいつだって、そうした無自覚です。それは否定しません」
- リアーヌ
- 「それが分かっているのなら、今の私の行いは当然のことだと理解出来るでしょう?」 >イスカ
- ノーラ
- 「……許せない気持ちはわかります。失くして、取り戻して、だから、今度こそ守りたいって気持ちも」
- ティアエレス
- 「背骨の上に少しずつ藁がつもり、そして滅びを得る……アングルシの番が来たと言われればそれはそうかもしれません」
- アーネスト
- 「だけど、それを砕いて2人きりになる事が、本当にリアーヌさんが本心で望んでいた事だと思うんですか? そうまでして、護りたいと思ったものなのに」
- ノーラ
- 「でも、今、あなたの手から零れ落ちそうなのは、一番最初の、一番大切なものなんじゃないですか」
- フィアールカ
- 「貴方方からしたら、何を身勝手な事を、と言われるのも、承知の上です」
- アルギュロス
- 「リアーヌもそれを望んでいるからこそ、今こうして、私たちは再会を果たすことが出来たのです」
- ティアエレス
- 「ただ、………それをはいそうですか、と流せないのが、貴方の妹弟子です、アルギュロス」
- 「貴方同様、いえ、それ以上に諦めが悪いのが、私の友人です」
- イスカ
- 「そうだね。そう思うよ。でも―― ひとの心は、複雑なかたち。ひとつの想いだけで、心はできていないんだ」
- >リアーヌ
- ノーラ
- 「だったら!」
- アスミ
- 「……昔、お師匠様から聞いたことがあります」
- アーネスト
- 「それは、それしか路がないと思ったから、じゃないんですか」
- イスカ
- 「でも、ほんとうにそうなのかな? 本当に、それだけを望んでいる?」
- アスミ
- 「私が“銀”を継ぐのは、難しいかもしれないと。いつもの憎まれ口かと思いましたけど、あの言葉には、そうじゃない思いが込められていました」
- ノーラ
- 「此処にも、リアーヌさんが居ます」オリヴィアを、その中のリアーヌを示して
- ティアエレス
- 「だから貴方達の思惑をすべて知った上で、私たちはそれを否定し、新しい道を提案する………貴方達が出来ないことをこの子達はやります」
- イスカ
- 「そこにいるリアーヌ。オリヴィアとともにあるリアーヌ。ひとつの心がこうして分かれたのは、わたしには、別の答えがあるように思えてならないんだ」
- ノーラ
- 「ちゃんと、話をしてください。あなたの気持ちを、伝え合ってください」
- アーネスト
- 「他に選べる方法がなくて、どんなに探しても見つからなかったから、それしかなかった。……それなら、」
- ノーラ
- 「ずっと、それを望んできたはずじゃないんですか!」
- アーネスト
- 「今ここにある路を、見つめ直してください」
- フィアールカ
- 「今さらではありますが、手遅れではありません」
- アスミ
- 「……当時は言葉の意味がよく分かりませんでしたけど、色々と知った今ならば、あなたがあのお師匠様にそこまで言わせるだけの人物だったと理解出来ます」
- オリヴィア
- 「――アルギュロス、あなただって理解しているでしょう」
- 「あなたの傍に居るリアーヌだけが、彼女のすべてではないと」
- アスミ
- 「だからこそ、あなたがそこでそうして燻っているのが、私には我慢なりません」
- リアーヌ
- 「私もアルギュロスもそれを知っているから、貴女を此処に招いたのよ、オリヴィア」
- 「私の魂だけを受け容れるためだけに造られた哀れな人造人間……」
- イスカ
- 「―――……」
- リアーヌ
- 「器に入っているのは、私の魂だけでいい。オリヴィアという不純物は、必要ない」
- アダルベルト
- 「アルギュロス」
- アーネスト
- 「それは違うよ」 頭を振って。 「オリヴィアさんは、器でも、不純物でもない」
- アダルベルト
- 「答えろ、アルギュロス」
- クレハ
- 「ああ、その時搾りかすとして、灰にしてしまえば、其方らの勝ちであったなあ」リアーヌを見て
- クシール
- 「ついでに言うと、哀れでもないわよ」
- アルギュロス
- アルギュロスの眼が静かにアダルベルトに向けられる。
- アダルベルト
- 「――はるか昔、君が出会ったリアーヌは」
- フィル
- 「どのような形で生まれたのであっても、彼女はアングルシの“巫女”であり、俺たちの仲間だ」
- ティアエレス
- 「………、器に対する罪悪感が貴方にも残っている、だからリアーヌのかけらはオリヴィア様に宿った、私が貴方から聞いた言葉です、リアーヌ」
- アダルベルト
- 「このような物言いを、する様な娘だったのか?」
- アーネスト
- 「嬉しかったら笑って、苦しかったら苦しんで、泣きたかったら泣く、どこにでもいるただの人間です」
- クレハ
- 「だが、なぜ再臨を許した。それはアルギュロスの迷いがあったか……剣の加護を得てさえも、阻まれてしまうものであったか」
- 「所詮、そちらも哀れな片割れだったということよ」
- フィアールカ
- 「わたくしからもひとつ」
- アダルベルト
- 「怒りで目が曇っていたとしても。悲しみで視界が霞んでいたとしても」
- アルギュロス
- 「…………」 アルギュロスは、アダルベルトの問には答えない。
- フィアールカ
- 「ここまで来る道中、この世界は貴方方の…いいえ、貴方方の記憶を映しておりました」
- アダルベルト
- 「他者を、物のように扱う娘が、お前のリアーヌなのか」
- クレハ
- 「故に、今度こそ、どちらかが灰になるか」これはアルギュロスではなく、リアーヌを見つめて「雌雄を決しようではないか」
- フィアールカ
- 「壁に映る貴方方は…仲睦まじく、微笑み合っておりました、が」
- アダルベルト
- 「お前が全てを捨て去り、漸く掴み取った希望が、これなのか。私はそう聞いているんだ」
- フィアールカ
- 「ソレは瞬く間に黒く塗りつぶされました」
- アルギュロス
- 「私の知るリアーヌは――」
- ロニ
- 「次いで問おう! 救国の魔女よ! お前は思い出せるか! 暖炉の前で友と将来を語り合った日々を!下らない話をして笑いあった日々を!」
- フィアールカ
- 「それも、貴女の願いだったのでしょうか」静かに、アルギュロスを見た。
- アルギュロス
- 「私の、記憶は――」 フィアールカとロニの言葉に、アルギュロスは記憶の糸を手繰り寄せる。
- リアーヌ
- その横から、リアーヌがアルギュロスへと手を触れさせた。
- クレハ
- 皆がアルギュロスに語る中。こちらはリアーヌ。奈落の剣。いやどちらでもいい。この戦の最期に死合を果たすべき相手に、視線を向け続ける。
- ノーラ
- 「アルギュロスさん、どうか思い出してください。はじめてリアーヌさんと会った時のこと」
- リアーヌ
- 「惑わされてはいけないわ、アルギュロス。……私たちの願いは、私たち二人だけのもの」
- イスカ
- 「………」 リアーヌが、アルギュロスを止めた――?
- フィアールカ
- 「先ほどのお言葉から、貴女が過去を捨て去った、というのならば、頷けるお話ではあります、が」
- ティアエレス
- 「………、効いてますね、続けて下さい」
- アーネスト
- 「……、引き留めてる……!」
- ノーラ
- 「友達を作るのや人と話すのが苦手で、本を読むのが好きで」
- フィアールカ
- 「惑わしてはおりません、わたくし達は、見たままの事実を述べております」冷静である
- ロニ
- 「全てを捨てても再開を果たす――聞こえはいいが、それをすてて成り立つものだったか!問いに答えよ!」
- リアーヌ
- 「貴女は私との再会を望み、師との絆さえ断ち切り、すべてを騙し、私の器を造り上げた」
- ノーラ
- 「図書館に通って好きな物語の世界に浸るのは楽しくて……でも、それ以外の嬉しさを教えてくれた」
- フィアールカ
- 「貴方が望んだのはリアーヌとの再会…であるならば、貴女がアレを塗りつぶしたとは思えません」
- ロニ
- (この問いをリアーヌが止めた、と言うことは)ちらと知識陣を見てから声を張り、問いを続ける
- クレハ
- 「──それもしかりだろう。誰も其方の思いを否定しておらぬ」リアーヌの言葉にあえて同調するように
- 「ここにいる皆がそう認めておる」
- 「ただ、それだけか? と聞いているだけだ」
- アルギュロス
- 「――私は、私が望んだのは……」
- フィアールカ
- 「では…アレを塗りつぶしたのは、いったい、何であったのでしょう」リアーヌを静かに見据えた
- イスカ
- 「……そこにいるのは―― 本当にリアーヌ……?」
- アーネスト
- 「……そうしてでも目指した約束は、願いは、本当に、今貴女が歩いている路の先にあるものなんですか?」
- アスミ
- 「――逃げないで答えなさい、アルギュロス」
- クレハ
- 「何がおかしい? リアーヌ」
- ティアエレス
- 「アルギュロス、目を覚ましなさい」
- ノーラ
- 「最初はリアーヌさんだけを頼りにしてたかもしれません」
- ティアエレス
- 「貴方の望みは、そこで止まるものですか?」
- 「終りを迎えるものですか?」
- クレハ
- 「ああ、ようやく合点した」ティアエレスの言葉に
- アーネスト
- 「忘れてしまったなら、無理にでも思い出してください。あなたの、本当の想いも、気持ちも」
- ノーラ
- 「でも、魔女として修業を積むことになったあなたは、リアーヌさん抜きでも本当に孤独でしたか?」
- クレハ
- 「確かに、この迷宮は傲慢の極み。傲慢の塔であった。であれば──その通りだ」
- リアーヌ
- 「正真正銘、私はリアーヌ・ル・ガリエよ」
- 「その中にあった魂の、心の一部」
- クシール
- 「アルギュロス。目ぇ逸らすんじゃないわよ。あなたの大事なモンでしょ」
- ノーラ
- 「お二人は支えって、お互いの心を守って」
- クレハ
- 「其方の天をも貫く願いは──こんなところで終わるものではない。だから。高くはあれど、あの場で終わってしまったのだな」
- クシール
- 「たとえ真っ黒に塗りつぶされてても、そこに何があったのか、よぉく考えなさい」
- ノーラ
- 「でも、そこで閉じて、人との関わりを捨ててしまうような方じゃない筈です」
- イスカ
- 「塗りつぶされたって、最後にのこるものがあるはず」
- クレハ
- 「──語るに尽きているではないか。心の一部だと。ああ、これも合点した」リアーヌに視線を戻し
- アルギュロス
- 「私は……私の記憶に居るリアーヌは――、違う……そうじゃない……」
- ノーラ
- 「だって、どんなに不遇な目にあってもあなた達はこの国を愛して、守ろうとしました」
- リアーヌ
- 「…………」
- クレハ
- 「それが、再びこの状況招いたお主の過失。全てを灰燼にできなかった理由よ」
- リアーヌ
- 「……揺さぶりを掛けているつもりみたいだけれど」
- 「今の私とアルギュロスは、昔よりもずっと強い絆で繋がっている」
- ノーラ
- 「それは誰かひとりだけを想う人には、出来ないことです!」
- フィアールカ
- 「この期に及んで嘘は申しません。見てきたものを述べているだけでございます」
- クレハ
- 「何を言うておる。誰一人として揺さぶりなどかけておらん」
- ティアエレス
- 「………では、比べてみましょうか」
- クレハ
- 「フィアールカの言う通り。ただ事実を皆、述べているだけ」
- ティアエレス
- 「こちらとそちら、どちらの繋がりのほうが、より強いかを」
- クレハ
- 「思い込みが激しい片割れなことよ」
- リアーヌ
- 「ねえ――アルギュロス?」 名を呼び、〈奈落の剣〉を引き抜けば、それは彼女の手の中で形を鎌へと変えていき、
- イスカ
- 「それなら、あなたはどうなの? リアーヌ」
- クレハ
- 「さて。ここまでだな」
- リアーヌ
- 同時に、その剣から放たれた赤黒い気がアルギュロスの中へと入り込んでいく。
- アーネスト
- 「アルギュロスさんッ!」
- クレハ
- 「舌戦は得意ではない。いよいよ死合時だ」
- ノーラ
- 「何をするんですか!やめてくださいっ」
- アルギュロス
- 「……ええ、そうですね。リアーヌ」
- フィアールカ
- 「彼女の願いをゆがめますか、奈落の剣」
- イスカ
- 「アルギュロスが自ら暗がりに落ちていくのを、どうして止めないの」
- アルギュロス
- アルギュロスの表情から、先程までの逡巡が消える。
- クレハ
- 「一つ機会をくれてやろう」と、入り込む様子は否定せず「其方らは再び拙者らを灰燼に帰す機会を得た」
- ティアエレス
- 「………、一旦此処までですね」
- ロニ
- 「ふむ! やはりあれをどうにかせぬと舌合戦とも行けぬと見た!」ずどん!と背負っていた盾を下ろし、しっかりと握りをつかむ
- オリヴィア
- 「……あなた、アルギュロスに何をしているか、分かっているの」
- ノーラ
- 「よくも、そんなことを……」
- リアーヌ
- 「止める? どうして?」
- クレハ
- 「劫火に包まれた戦場の上で、何が残るか。見定めようではないか」
- リアーヌ
- 「彼女は自ら望んで、奈落へ落ちた」
- ティアエレス
- 「もう一度、あちらに言葉が届く状況に運ぶ必要があります」
- クレハ
- いち早く居合の構えを取る。
- クシール
- 「はーぁ」 溜息。「リアーヌ。あなた、そんなモンが本気で“絆”だとか思ってるわけ?」
- フィアールカ
- 「導いたの誤りでしょう」>リアーヌ
- リアーヌ
- 「私はその思いに答えているだけ」
- クレハ
- 「うむ。ならば、拙者もここより役割を果たす時。力も貸す、風穴もこじ開ける」
- ノーラ
- 「違います! アルギュロスさんが求めたのは奈落じゃない!」
- アーネスト
- 「……それしか選べなかった人が、苦しんで選んだものを」
- クレハ
- 「だから──最後の救い上げる役割」
- これは、ティアエレスと、アスミと、オリヴィアを見て
- オリヴィア
- 「……あなたはもう、リアーヌなんかじゃないわ」
- クシール
- 「は」
- アーネスト
- 「そんな風に、望んだなんて言うな……!」
- アスミ
- 「彼女のことをリアーヌと呼ぶのも、腹が立ってきますね」
- イスカ
- 「――――」
- アダルベルト
- 「良く言う。そうせざるを得ないように落とすのは貴様らの常套手段じゃないか。――そこの、アリスのように」
- クレハ
- 「其方ら3人に主導を任せる。──信じるぞ」と、普段言わぬ言葉を取り出した
- ティアエレス
- 「………任せて下さい」
- イスカ
- 「自分じゃ止まれないというのなら、――止めるよ、ここで」
- オリヴィア
- 「……ええ」
- クレハ
- 「何、その方がやりやすい」
- アスミ
- 「合点承知です。妹弟子として、姉弟子を叩き起こしてあげましょう」
- クレハ
- 「奈落は斬ってもだれも咎めぬだろう?」
- フィアールカ
- 「その意気でございます」>アスミ
- イスカ
- 「いうことが、華そっくりだ」
- ロニ
- 「うむ! 故に最初に言った通り、止めさせてもらうぞ!奈落某よ!」
- クレハ
- 3人の女の答えに心底納得した表情を見せて
- リアーヌ
- 「下らない問答はここまでにしましょう。私のアルギュロスが、傷付いてしまうわ」
- フィアールカ
- 「だからこそわたくしも…待つ甲斐はございます」
- クレハ
- 「むしろ、今までこの問答が続いていたことが不思議でならん」
- ノーラ
- 「なら、私は今のアルギュロスさんに傷をつけます」
- アーネスト
- 「アルギュロスさんはアルギュロスさんのものだ。……間違っても、お前のものなんかじゃない」
- リアーヌ
- 「――さあ、アルギュロス」 リアーヌはアルギュロスへと手を差し出し、
- クシール
- 「ったく――概ね〈奈落の剣〉だって言ってたけど、まったくその通りね」
- ティアエレス
- 「貴方はもうリアーヌではありません、………"半分のイグニスの熾火"」
- イスカ
- 「オリヴィア、手を放すよ―― 離れても、一緒にいるから」
- アルギュロス
- アルギュロスはその手を取るべく、自分の手を伸ばすが――
- クレハ
- 「アルギュロスをまだ落としきれていない。心の一部としかまだ胸を張って、いえぬ」
- ノーラ
- 「その傷は、あの人がなくした大切な記憶です」
- オリヴィア
- イスカに頷き、その手を離して
- ティアエレス
- 「熾火は熾火らしく、雪に消されなさい」
- アーネスト
- 「奈落に落ちたなら、そこから助け出すだけだ……!」
- ノーラ
- 「それを刻みつけ直して、思い出して貰います!」
- フィアールカ
- 「断ち切り、終わらせましょう」
- オリヴィア
- 「――アスィミ、アーネスト、ティアエレス! 彼女たちを引き離して!」
- イスカ
- 「アリス。シルヴァからおりて、侯爵といっしょにさがっていて。――荒療治が必要、だから」
- クシール
- 「一緒に堕ちてやるなんて、悲劇としては美しいかもしれないけど」
- ロニ
- あしゅくん「け、けされる」
- オリヴィア
- 二人の手が触れる寸前に、3人に向けて叫んで。
- ティアエレス
- 「アスミ、アーネスト!」 杖を構えて
- ノーラ
- 「この国の歴史と記憶に触れて、そこから得たお二人の欠片をお返しする為に」
- アスミ
- 「ええ――!」
- アーネスト
- 「――うん!」 短剣を抜き放ち、構える。
- クレハ
- 「ただの少女であったものに過ぎぬな」と、剣にマナを纏わせた。赤黒い血の風が辺りにまとわりつき……。
- アスミ
- 杖を構え、素早く魔法文字を描き、二人の間を阻む魔法障壁を即座に展開する。
- フィアールカ
- 「ノーラさん、援護を」
- ティアエレス
- 魔力を放出しアスミの障壁を補強する
- アリス
- 「……怪我はすんなよ」
- クシール
- 「あいにく、こちとら悲劇なんてまっぴら御免なモンでね――!」 杖を構え。
- フィアールカ
- ティアエレスとアスミに手出しをさせないように
- アーネスト
- 飛び出し、アスミとティアエレスが形成した障壁から、更にアルギュロスを引き剥がす為に接近する。
- アルギュロス
- 伸ばした手は障壁にばちりと弾かれて
- リアーヌ
- 「――そう、これも邪魔をするのね」
- クレハ
- アルギュロスは3人に任せ──。いち早く、リアーヌ。いやヘミイグニス・エンバーの方へと、位置取りを取る」
- イスカ
- 「―――……」 少しだけ口元を緩める。それは難しいだろうけれど―― 「心配してくれてありがと」
- リアーヌ
- 「だったら、半分ずつ、焼き尽くしてあげる」
- ノーラ
- 「はい!!」大剣を構え、リアーヌとアルギュロスを分断する位置に割り込み
- イスカ
- ノーダメで倒さなきゃ(むり
- クレハ
- 「さあ、カスパールは斬れんかった。奴は強い男だ。そなたのような片割れとは比べ物にならぬほどな」
- アーネスト
- 短剣を払い、灰色の輝きが瞬間的に足場を形成し それを蹴り、跳んで アルギュロスへと飛び掛かる。
- ロニ
- 「可愛いことを言ってくれるなアリス! さておき奈落の甘言はどのくらいの声を出せば遮れるか試すとしよう!」
- アスミ
- 「二人を引き離すために、障壁は広く展開したままにしておきます! 分かれて無力化し、〈剣〉を破壊しますよ!」
- クレハ
- 「奴には芯がある。己の剣がある」
- GM
- むずかしい
- クレハ
- 「なあ、剣の化身。其方の形。見せてみろ」
- クシール
- 「やれるもんならやってみな。向かい風に火を向けたらどうなるか、ちょっとは思い知って貰おうじゃない」
- ロニ
- 「承知!」
- クレハ
- と、リアーヌへ刃を向ける。
- フィアールカ
- 正面から入る2人の影からするりと滑り込み
- ティアエレス
- 「此方は任せて下さい。リアーヌよりもアルギュロスを対処するほうが先です。時間を稼いで下さい」
- GM
- アルギュロスとリアーヌを隔て、巨大な魔力の障壁が展開し、それが君たちをそれぞれ分断する。
- フィアールカ
- 「はい、お任せいたします」
- クレハ
- 「ここまで話を長引かせたのだ。あの観測者よりも面白い知見。見せてくれような?」
- アーネスト
- 同時に、ティアエレスとアスミが構築した障壁に三層目を重ねて アルギュロスの正面に立った。
- ノーラ
- 「騎士神様、ノーラ・ハルトマンは今ここに誓います。彼女と奈落との繋がりを此処で断ち切ることを」
- オリヴィア
- リアーヌへと向けて槍を構えて。 「……〈奈落の剣〉、あなたにはもう、これ以上彼女たちを蝕ませない」
- ノーラ
- 「どうかご照覧ください。そして、手はお貸し下さらずとも結構――」
- アスミ
- 「見せてあげましょう、アルギュロス。次代の“銀の魔女”を――」
- ティアエレス
- 「貴方が最も辛くない方法、───、完膚なきまでに、貴方の技量を超えて、貴方を折ることで、貴方の目を覚まさせてあげましょう」
- 「"銀"と、」アスミを見て 「"灰"と」アーネストを見る 「"深雪の雫"の3人の魔法使いがいる、」
- 「守る誓いをその刃に載せる少女が居る、」ノーラを見て 「迷いながらも己を定義し進もうとする少女がいる」フィアールカを見る
- 「かつての貴方と同じ、立ち止まらない者達がここに居ます──、相手にとって不足はないはずですよ、"もう一人の銀"」
- アルギュロス
- 「私たちの約束を邪魔するつもりならば、何者であれ、容赦はしません。たとえ、それがお師匠様の力を継ぐ者たちであっても」
- アーネスト
- 「“灰色”の名に懸けて、貴女達を必ず救います。……相手が、貴女であっても」
- アルギュロス
- 「“摂理の魔女”の魔法を、その身に刻んで差し上げましょう」
- フィアールカ
- 「ええ。構いません、もとより、こちらも容赦が加えられるとも思うておりません」
- リアーヌ
- 「今度こそ、灰に――いいえ、灰も残らない程に、焼いてあげる。私たちの世界に、あなたたちは欠片も必要ない」
- アダルベルト
- 「さて――」くるり、と棍で中空に円を描き「人を惑わせ、巧みに誘導し、他の道を封じた挙句、これはお前の歩んだ道などと欺瞞を擦り付ける」
- フィアールカ
- 「まずは貴方とその異界のモノの繋がりを…絆を絶ちます」
- クレハ
- 「その言葉。楽しみにしておこう。最も。拙者の国も“奈落”ではないが“魔”に呑まれた身の上だ──」
- ノーラ
- 「その約束も守ってみせます。それが私達の選択です」
- GM
- 各々台詞が落ち着いたら今日は中断で、次回以降それぞれルートで予定をあわせて戦闘です。
- アダルベルト
- その棍先をリアーヌの容をしたものに向け「貴様こそ、少女たちの間には必要ない。ここで取り除く」
- クレハ
- 「其方を拙者の剣の骸とし──一つ段階を上げさせてもらおう」
- フィアールカ
- 「今の貴方は目が曇っている状態でしょうから」
- クシール
- 戦闘前の決め台詞っぽいのはもう言っちゃったからあたしはOKだぜ!
- イスカ
- 手を開き、握り、バンテージの端を口にくわえて緩みを殺しきって、半身に身構える。傍らに大きな銀狼を従えて、少女は仲間たちと並び立った。 「いい加減、あたまに来てるんだよね―― 人の心をもてあそんで、心からの希望を黒く塗りつぶして。〈奈落の剣〉はきらいだ。それを、きずなだなんて呼ばせない」
- ノーラ
- ヨシ!
- アーネスト
- ヨシ!
- ロニ
- 「ほう! その炎、我が父が焚いた炉の火よりも熱いのか実に興味がある! この盾、どれだけ鍛えられるか試させてもらうとしよう!」
- ティアエレス
- 大丈夫です 長台詞でしたし
- アダルベルト
- ヨシ!
- フィアールカ
- 「お相手、願います」
- ロニ
- 「まあ!答えはわかりきっているのだが、な!!!!!」彼は今も変わらずクソデカボイスであった
- ロニ
- ヨシ!
- クレハ
- 「竜田の川の、紅葉──。そして、万象を灰燼に変えん熾火の剣。いざ、尋常に。勝負。燃え尽きるまで死合ではないか」
- クレハ
- OK
- アダルベルト
- リアルが嫌いなんだな……
- ロニ
- 竜田揚げ食べたい
- フィアールカ
- 鎌を手に持ち、心の中を冷静に…冷徹に。
- GM
- 今はなんと発言修正機能があるんだぜ>アダルベルト
- ノーラ
- 台詞修正が可能なのだ
- GM
- 歴史を正すことが出来る……
- アダルベルト
- 今修正してみた
- GM
- えらい
- ノーラ
- ヨシ!
- イスカ
- 「みんなが笑えるあしたがやってくるように―― まずは折るよ、その呪い」
- ロニ
- 修正できてえらい!
- イスカ
- よいよ
- ノーラ
- ついでにリアルが嫌いPL発言もかっこいい台詞にしちまおう!
- ロニ
- リアルなんてみんな嫌いさ
- イスカ
- のーらちゃん助力を請わないのイイネ
- ノーラ
- 人と人の戦いゆえに、決着は人の手で
- アダルベルト
- ノーラの中の張飛翼徳「天よ! ただ刮目せい!」
- アーネスト
- クロスボーンを思い出していた>ノーラ
- ノーラ
- 「アルギュロスさん、全部片付いたら、約束をもう一つしましょう」
- GM
- あとは多分フィアールカ先生
- フィアールカ
- はい
- ノーラ
- 「私達と友達になってくださいませんか――?」
- ノーラ
- そこから来てる>クロボン
- アーネスト
- 「……それは、目を覚ましてからにしよう、ノーラ」
- GM
- ノーラの問いに答える者はなく、決戦の戦いの火蓋がいよいよ切って落とされる。
- フィアールカ
- あ、ごめんなさい、OKです
- GM
- OK
- では皆OK
- っぽいので
- アーネスト
- 「返事、ちゃんと聞きたいもの」
- ノーラ
- 「きっと今も届いているんです」
- アーネスト
- 今度こそOK
- ノーラ
- 「だから、諦めません」
- ノーラ
- OK!
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM
- GM
- では今日はここで中断! この後それぞれ調整さんをまた出しておくので
- フィアールカ
- おつかれさまでしたー
- クレハ
- うみ
- アダルベルト
- やま
- GM
- なるだけ早めにご記入くだされ
- お疲れ様でした~
- クシール
- おつかれさまでした
- ノーラ
- あい!
- アーネスト
- おつかれさまでした
- フィアールカ
- これ、どっちがⅠⅡとかあるのかな
- ティアエレス
- お疲れ様でしたー
- ロニ
- おつかれさまでした~
- クレハ
- ;;
- アダルベルト
- お疲れさまでした
- クレハ
- おつー
- GM
- リアーヌ組がこのままで
- イスカ
- おつかれさまでしたん
- GM
- アルギュロス組が多分Ⅱ
- フィアールカ
- 退室はしない方がいい?
- アーネスト
- ひゃい
- ノーラ
- ちょっと入院デイでご迷惑をおかけするかもしれんぬ
- GM
- 退室はしないでOK
- むりはするな>わぬ
- フィアールカ
- OK
- アーネスト
- OKです
- ノーラ
- りょ
- ティアエレス
- 了解です
- クレハ
- 暇かもしれないし、暇じゃないかもしれないノーラ!?
- フィアールカ
- みなさんありがとうー
- GM
- 1戦眼終わった後は
- こっちに戻ってきて最終戦やるので
- ノーラ
- すごい暇かもしれない
- GM
- このままで
- クレハ
- ではサラバ
- ロニ
- では撤退~
- ティアエレス
- ではお疲れ様でした
- アーネスト
- おつかれさまでしたー、撤退
- アダルベルト
- 撤退
- イスカ
- りょうかいです、ではでは
- クレハ
- ぅ
- わたくし