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幕間

20221028_0

!SYSTEM
アルシアが入室しました
 
 
 
星の標の午後。依頼を求める者も、昼食を取った者も店を後にし、次に混む夕食までは大分間がある、いわばもっとも暇な時間帯
!SYSTEM
ミストラルが入室しました
店内は人もまばらで、店員の多くも休憩時間に入っており少ない
アルシア
「…………」 そんな中、すみっコのテーブル席で一人もくもくと刺繍等をしている、背の高い黒髪のルーンフォークの姿があるのだった
ミストラル
からんころーん。ベルの音を鳴らして店内にやって来るのは、金髪に紫の瞳を持った少女。
依頼を請けにやって来るには遅い時間だが、寝坊をしてしまったのだからしょうがないというものだ。
適当に何か食事でも…… 「お?」
視線を横にやった際、視界に移ったのは見知った友人アルシアの姿。何やら裁縫をしている様子。
アルシア
「────」 ちくちくちく。ハンカチに刺繍を施しているらしい
ミストラル
「……」 ははぁ。これは後ろから抱き着き放題ですなぁ。意地の悪い笑みと邪な野望に心が躍る。
邪な心をそっとセーブしつつ、気配を消して抜き足差し足忍び足で背後へゴーだ。
2D6 → 3[2,1] +7 = 10
うーん邪念。
アルシア
きけんかんち
2D6 → 9[4,5] +6-2 = 13
ミストラル
隠密判定だから基準値違うけど出目的にどうにもならないぜ。
アルシア
かなしい
ミストラル
そろーり。そろーり……
アルシア
「──ミストラル様」  「針を扱っていますので、ゆっくり、でお願いします」 後ろに目でもついているのか、裁縫を続けながらそんな事を言う
ミストラル
「えー」 ・3・) 
ばれてる。ぷーっと頬を膨らませつつ、 「じゃあ一回手を止めてもらって」
アルシア
「はい」 言われた通りに手を止める
ミストラル
「……」 ヨシ!
「てやー」 無造作に背中から抱き着くと、くいくいと身体を寄せてハグをする。
「あ、どうぞどうぞお気になさらず続きを」 針の危険はナシ! ヨシ!
アルシア
「ハグがお好きですね」 ぐいぐいされても顔色変えず 「改めましてこんにちは。ミストラル様」 後ろ向きで申し訳ありませんが
ミストラル
「人類にとって大事な事だものさぁ」 腰ほっせぇ。 「こんにちは、アルシア様」 めっちゃいい匂いしてない?
アルシア
「当機に対して様付けは不要ですが」 手は止めたまま。いいにおいはするかも
ミストラル
「私の気分が優先されまーす」 すぅはぁ。 「今日のご予定は?」
アルシア
「はい」 では仕方ありません 「いえ、特にありません」 裁縫道具は横に片付けます
ミストラル
「あ、続けてて良いのに」 片付けられた道具を後ろからちらっと見て。
「じゃあ今日は一緒にお昼たべよっか」
アルシア
「いえ、邪魔になりますし、今やらなければいけないことではありませんので」 「はい。当機も昼食はまだ取っておりません」
ミストラル
「じゃあお昼にしよお昼」 まあ私がアルシアちゃんの腰に引っ付いている現実は変わらないんだけど。
アルシア
「はい。ですが、この体勢のままですか?」 振り返れば腰にしがみついているミストラルの顔が
ミストラル
「あと十分くらい……」 
目が合って、緩く微笑んだ後にアルシアの腰に顔を埋めた。何をしているんだろうね?
アルシア
「当機は構いませんが───」 じっとしていればいいのだろうか…
ミストラル
「役得……」 美少女にセクハラしても何も言われない…… 「あ、でもこれ男にされたら流石に抵抗するんだよ?」
アルシア
「はい。それは注意されております」 「子供は例外であるとは思いますが」
ミストラル
「小さい男の子はまぁ、そうだねえ……」 すいすいっと手を回しつつ。
アルシア
とりあえず頭をゆるく抱きしめておいた
ミストラル
【✔:セクハラしよ……】 [×:理性が働きました]
「あぁ~……疲れに効くぅ~……」 ハグってやっぱり最高だよ。
なんて言いながら、回した手が緩くアルシアの脇腹を擽った。
アルシア
「─────」 まあ、構わないのですが。髪をなでておきましょう
「ミストラル様は」
ミストラル
「…………あれ?」 効いてなくない? 「は、はいっ」
アルシア
「女性がお好きなのですか?」
ミストラル
「えーとぉ……同性愛者であるかって質問?」
「それともライクのほう?」
アルシア
「前者です」
ミストラル
「それはノー、だねえ。同性にも異性にも性愛が向くかっていうと向かない、って意味で」
アルシア
「成程。無性愛者でしたか」
「では問題ありません」
ミストラル
「わかんないよ? アルシアちゃんの魅力に目覚めるかもしれないしー」
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リィナが入室しました
アルシア
「その際は申告をお願いします。性愛目的での接触はお断りさせて頂いておりますので」
ミストラル
「ありゃ。じゃあ覚えてたら申告しまーす」
リィナ
「おはようございまーす!」 元気よく扉が開くと 金髪に金色の瞳の少女が入ってくる 黒いブラウスに黒のミニスカート、黒いブーツに長剣だけを相棒のように腰から下げている
アルシア
「────」 ぱちくり 「おはようございます。リィナ様」 おはようと言ってきたのだからおはようでいいのでしょう
ミストラル
言いながら擽ろうとした所で、勢い良く開いた扉にもぞもぞと動いて視線を向けた。
「あげないよー」 このポジションは今私のだからね。
リィナ
「依頼はなさそうな空気のようですねぇ…」 うーん、残念 「あ、おはようございますアルシアさん、そしてくっつき虫のミストラルさん」
アルシア
腰に抱き着かれてこちらは髪を撫でているという不思議な光景
ミストラル
なお指は腹をまさぐっている。
リィナ
「ルーンフォークが何を非生産的な事してるんです?」
小首を傾げて
てっこてっこ
ミストラル
「ハグはやる気とモチベーションを増加させるんだよー」 しらないのかい
リィナ
近づいていく 「あげないよーもなにもアルシアさんは私のものじゃないですからねぇ」
アルシア
「とのことです」
リィナ
「なるほど、相手の身動きを取れないようにする以外に使い道があったんですねぇ」
ミストラル
「ポジションの話だもーん」 でも擽っても声漏らさないのはちょっと不満だなー
アルシア
お腹をまさぐられても平常です
ミストラル
そう思い立ったので腹肉をちょっと摘まんでみた。
リィナ
「そこが定位置なのは割りとダメ人間ですねぇ」
からから
「そのうち合体するかも知れませんね、こう、変形してミストラルさんが武器になる感じの」
ミストラル
「今日は仕事も無いからいいの」 なにが?
リィナ
「あー、やっぱりないんですか。残念」
「着るものを新調してきたからあると嬉しかったんですが」
アルシア
「その場合、投射武器になりますが」
リィナ
「私形から入るタイプなんで、こう、勇者っぽい感じの」
ミストラル
「実はアルシアちゃんが剣になるかもしれないじゃん……」 「まあ、もう午後だしね」
リィナ
「投擲武器、よりはこう」
「鈍器ですね。手頃な武器が欲しかったのだって掴まれて振るわれる類の」
アルシア
「銃、としてお使い頂けるならば正しい運用方法と言えますが」
リィナ
「口から銃口が伸びてくる感じですか、えぐいですね」
「それとも両手の指から弾丸が飛び出す感じですか、ずだだだって」
アルシア
「いえ、その様な機能はありません」
リィナ
「ちょっと期待してましたが残念です」
ミストラル
「脳みそついてない会話しかしないじゃんもー」
リィナ
「知的な会話をご所望ですか?」
「それをする相手でもないじゃなないですか」 あはは
ミストラル
「おやおや、私はこれでも服装を整えて眼鏡を付ければ見た目はそれなりって噂(自社製)なんだよ?」
アルシア
「─────」
リィナ
「いやー、見た目だけ貴金属でも中身が卑金属なら価値は0ですよ?」
やだなぁと笑って
アルシア
「卑金属としての価値はあるのでゼロではないかと」
リィナ
「じゃあ石。文鎮にならなるかもしれませんね」
ミストラル
「なんだと」 ゆるさん。あばらぎろぎろしてやる。>アルシア
リィナ
「まあ見た目も知的ではない相手に知性を使った会話は必要ないですよきっと、疲れますし」
ミストラル
「だーれがキャバ嬢よ」 まったくもう。
リィナ
「やだなぁミストラルさん」
「キャバ嬢はお金取れるんですよ?知ってます?」
アルシア
「ん……」 声でた
ミストラル
「おっ」 「聞いた?」 >リィナ
リィナ
「可愛い声のことなら確り聞きました」
!SYSTEM
リーレリアが入室しました
リーレリア
ちょっとだけですよ
リィナ
ちょっとだけよ
ミストラル
「もっと出して」 よいではないかよいではないか
アルシア
「出そうと思って出すものではありません」
リィナ
「アルシアさん、此処で反撃です、ミストラルさんは貴方の侵略行為に出てますよ!」
ミストラル
「じゃあ私のテクで出させてあげるよ……」 ちょっと気取った声でまさぐりを再開だ。
リーレリア
からんころん。ドアベルを控え目に鳴らして、白いシャツに暗色のジャケットを着た少女が入ってきた。
ミストラル
私のテクはこれくらいです。
1D100 → 58
まあまあ。
アルシア
「反撃……」 顎とかを撫でればいいのでしょうか……
リーレリア
まず最初に掲示板を見やるが、特に依頼はないらしい。
リィナ
「痛めつけることで相手に目にものを見せるから防衛行為は成り立つのです。専守防衛を宣言して反撃すればだいたい何をやっても正当化されます、頑張って!」
拳を突き上げて割りと物騒な応援をした
ミストラル
「威力業務妨害よ」 やめなさい
リィナ
「仕事だったんですか?」
リーレリア
次に店内の様子を見回してみれば、見知った顔が複数。
ミストラル
「まあ半ば?」
アルシア
「当機に攻撃の意図はありません」
リィナ
「じゃあミストラルさんはアルシアさんにお金払わないといけないのでは」
ミストラル
「お昼奢ってあげよーね……」 ぎろろろ
リィナ
「だってどう考えても嬢にたかるおじさんじゃないですか」
リーレリア
すたすたと3人が姦しくしている所へ近付いていけば、 「このような場所で、皆さんで訓練をなさっているのですか?」
リィナ
「普通こわーいお兄さんに連れ出されてますよ」
アルシア
「こんにちは。リーレリア様」
リィナ
「おはようございます!」
ミストラル
「今記憶にあるおじさんの動きを思い出してるとこ」
リィナ
「おや、お知り合いですか?」
ミストラル
「あら人形ちゃん」 
アルシア
「いえ、特に理由がある訳ではないかと」
ミストラル
「アルシアちゃん、説明!」 私はぎろぎろを行う!
リィナ
「確かに人形みたいに整った顔立ちをされてますが、無表情なので怖いですね」
リーレリア
「時間を考えると、おはようございますという挨拶は不適当かと考えます」
リィナ
「さっき起きたばかりなので私の主観では朝です!」
アルシア
「お二方ともリーレリア様に失礼では」
ミストラル
「……」 は。説明中にちょっと悩ましい声を出させればすけべなのでは……? 
「失礼も何も」
リーレリア
「いえ」 頭を振って。 「人形という呼称は間違ってはいません」
ミストラル
「自分でそう言ってたんだから、それでいいんじゃなーいの」 ぎろろっ
リィナ
「おや珍しい、」
「イルスファールだと人を愛玩する趣味が公認されてるんですかね、」
「こそこそーっとやるから許されるものだと思ってました。やりますねイルスファール」
アルシア
「ん……ミストラル様」 だめですよ 「いえ、公認は無いかと」
ミストラル
「あくまで自称だし、確か長い事眠ってた昔の人、って事だったから」
リーレリア
小さく首を傾げる。 「イルスファールの法がどのようになっているかは存じ上げません」
ミストラル
「もっと別の国に居たんだもんね?」 リーレリアを見つつ、窘められたらちょっとテンションがあがった。
リィナ
「それは残念。私も一人くらい用意できるかなと期待してたんですが」
「改めて、リィナといいます、アルシアさんとミストラルさんの友達です」
リーレリア
「はい」 ミストラルの言葉に肯くと、少し考えて言葉を継ぐ。 「現在は、冒険者登録名リーレリアとして活動しています」
リィナ
「"勇者"を目指して頑張っています、よろしくお願いします、リーレリアさん」
リーレリア
「ユウシャ……?」
リィナ
「よくぞ聞いてくれました!」
ミストラル
「わあうるさそう」 そろそろ脇腹も指が疲れて来た。ここで思い出した様にお腹をついっと。
アルシア
ぴくん
リィナ
「勇者とは!」しゅばっ 「アンデッド、魔神、魔域、蛮族、その他諸々の脅威に立ち向かう義務を負った、ティダンの神官戦士のことです!!」
「まー、イルスファールだとなんか公認認定はなんかされてないらしいんで」
アルシア
「ミストラル様」 嗜める声
リィナ
「その内別の国にいきます」
ミストラル
「なぁに」 指を止めて嬉しそうに。
リーレリア
「太陽神に仕える戦士たちは、基本、そのような使命を負っているのでは?」
リィナ
「名誉称号なんです!、認められてない人は神官戦士であっても勇者ではないんですよ!」
アルシア
「手付きが少々」
ミストラル
「あ、なに、無いの?」 そんなに語っているからあるものかと。
「少々?」 表情が完全におじさんのそれだ!
リィナ
「なんか司祭様にしつこく迫ったらそういうのはうちやってない的な事言われて逃げられました」
「何がいけなかったんでしょうねぇ……」 身に覚えがないなぁ
ミストラル
「うるさいからじゃない」 99割くらい。
リーレリア
「はい。法で規定、もしくは慣例で認められている国があるのでしたら、そちらへ赴かれることを推奨します」
リィナ
「えー、うるさくはないですよ。普通です普通」
「ただ顔を合わせるたびに確認しただけなのに」
アルシア
「…………」 なんと言えば良いか分からなかったので黙るしかない
リィナ
「ですよねー、そんな気はしてます」>リーレリア
ミストラル
「……」 今日一番の笑顔になった。>アルシア
リィナ
「あー、笑顔がきもーい」
「でゅふふとか言いそうな顔になってましたよミストラルさん」
ミストラル
「おじさんの気持ち、ちょっとだけわかったもん」 こりゃあよく私達が買い付けられる訳ね。
リーレリア
「お二人は、拷問に対する訓練をなさっているのでしょうか」
リィナ
「あれはですねー、」
「いちゃついてるんですよ」
アルシア
「いえ、ミストラル様が抱きつくのが好きとのことで」
ミストラル
「人にハグをするというのはねー」
「モチベーションの増加やストレス解消やら色々あって良いんだよー」 擽る必要はないけど。
リィナ
「というかミストラルさんがアルシアさんを一方的に凌辱していると言っても過言ではないでしょうねー」 たぶんそんな感じだー
リーレリア
「労いの意味や効果があることは、先日お伺いしました」
アルシア
「凌辱」
ミストラル
「うん。機会があったらせんせにもしてあげな」
リーレリア
「…………」 労いなのか凌辱なのかわかりません。
リィナ
「労われてるのは確実にミストラルさんですねぇ」
「料金が発生しますよこれ。私なら500Gは積みます」
ミストラル
「昼間から人に抱き着くのたまんないね……」 生きてるって気がします。
リーレリア
「了解しました」
ミストラル
「そんな持ってないよ」 >500
アルシア
「当機には不要です」 「先日の報酬はいかがされたのですか?」
リィナ
「いっぱい稼いだじゃないですか」
ミストラル
「気付いたら領収書になってて」
リィナ
「金銭感覚がゴブリンより悪いですねー」 あははー
ミストラル
「あぁ、今度突然誤射しそうな気がしてきた」
リィナ
「知ってます?ゴブリンでも数は3くらいまでは数え切れるんですよ?」
リーレリア
「ミストラルさんは、浪費がご趣味なのですか?」
ミストラル
「また鏡の中ですけべな事されてればいいのに」 言いながらアルシアの背に顔を埋めた。
リィナ
「ああ、趣味なら仕方ないですね」 「あー、そういう事言うんですか?冗談でも傷つきますよ」
むー
ミストラル
「浪費が趣味っていうか、したい時にしたい様にしてるだけー」 顔を埋めているのでちょっと聴き取りづらい。>リーレリア
アルシア
「浪費をする趣味を持っている、というのが正しい言葉ではないかと」
ミストラル
「人を煽る時は煽られても文句言っちゃいけないのー」
リィナ
「煽る?」
「煽ってました?」
あれ、って顔して
アルシア
「──はい」
ミストラル
「うわ」 マジかこいつ……
リーレリア
「成る程。生活に差し支えないのであれば、問題ないのではないかと」
ミストラル
「……」 せんせに借りた時も似た状況ということは、リーレリアには伏せておこう。私の心の中に……。
リィナ
「覚えがないから気が付きませんでした、それはすみませんでしたミストラルさん」
リーレリア
「煽る――この場では挑発行為を指す言葉、でしょうか」
リィナ
「割りとマジで言ってたんでごめんなさい」
アルシア
「肯定します。ゴブリンと比較するのは挑発に該当するかと」
ミストラル
「……」 なんだこの一番扱いに困る奴は……
「アルシアちゃんと人形ちゃんが沙汰をきめます」 よくわからないけどそういう事にしよう
リィナ
「やや、裁定が下るんですね」
アルシア
「当機は司法権を有しておりません」
リィナ
「ご寛恕をー」
リーレリア
「挑発で敵の冷静さを削ぐのは、戦において有効な手段のひとつだと聞きます」
「私、ですか?」
リィナ
「残念ながらミストラルさんは敵ではないので、色んな意味で」
ミストラル
ツッコミ、無!
アルシア
「ときにミストラル様。昼食をお摂りになられるのでは」
ミストラル
「気付いた?」 私も忘れてた。>おひるごはん
「じゃあ沙汰は人形ちゃんにおまかせして……」
アルシアちゃんは司法権を持ってくれなかった……。
リィナ
「こっちでもルーンフォークはちゃんと食事取るんですねー」
アルシア
「カプセルは割高です」
リーレリア
「そのようにご命令でしたら、従います」
リィナ
「なんか私の故郷の南の方は地方全体に線路が走ってて、ルーンフォークはカプセルで済ませてる地域が多いと聞きました」
リーレリア
言うと、真剣な様子(表情は変わらない)で考え始めて。
ミストラル
手をひらひらとさせて肯定の意。
リィナ
「なんと移動式の冒険者の店があったりするそうですよ。すごいですよね」
アルシア
「必要な場合はカプセルを用います」
リーレリア
リーナの前に立って、視線を合わせるように少し屈んだ。
リィナ
「おっと」 ちょっとびっくり
リーレリア
「めっ」 表情は変えず、抑揚のない声で叱った。
リィナ
「えっ」
ミストラル
「…………」
リィナ
「ご、ごめんなさい」
ミストラル
「沙汰が下されたよアルシアちゃん」 被害者遺族も報われたね
リーレリア
「子供たちを叱る時に、教導役の方がこうしていたのですが、適切だったでしょうか」
リィナ
「って、なんで謝っちゃったんでしょう私」
アルシア
「適切であったかと」
リィナ
「別に悪いことはした覚えがないんですが」
ミストラル
「おっと悪いとは思ってないらしいよ」 「これは傍聴席も荒れるね」
アルシア
「リィナ様は他者の感情への理解に乏しいのだと思料します」
リーレリア
「先程リィナさんは、謝罪を口にしていらっしゃいました。悪事を働いたというご自覚はあったものと判断します」
ミストラル
「まあ痛い目を見なかったのが不思議な性格だと思う」 
リィナ
「こんなに公明正大を心がけているのに」
アルシア
「当人の心がけと評価が一致するとは限りません」
リィナ
「いやまあ、煽りのつもりはなかったんですが、それを煽りと言われてしまえば、ごめんなさいとしか…」
ミストラル
「まあ……その……気を付けな……?」 私は自覚して煽るけど、無自覚な煽りはたいへんそう……
リィナ
「うーん、まあいいでしょう」
リーレリア
「不必要な挑発行為は、危険を招くものと考えられます」
リィナ
「別に貶したりしてるわけじゃないんですよ?」 あれーって顔をして 「貶すときは大きな声でという家訓に反しますし」
「『相手を褒めるときは大きな声で、相手を貶すときはより大きな声で』というのがうちの家訓なので」
「普通に話してるときはそういうつもりは全く無いですねぇ」 うーむ
ミストラル
「……」 とんでもねえなあ。呆れ顔しつつ、久しぶりにアルシアの腹を撫でた。
アルシア
「ミストラル様」 
「め、です」
ミストラル
「はいはい」
「……」 「も、もっかい」
アルシア
「め、です」
リィナ
「その反応はどうなんですか?」
リーレリア
「私の時より、反応が大きいようです」
ミストラル
「アリ……」 怒られる……アリ……おじさんの気持ちどんどん理解ってく……
リィナ
「怒られてる自覚がないというのはよくないことですねぇ…気をつけてくださいよミストラルさん」
アルシア
「………」 どうしたものでしょう
ミストラル
「人形ちゃんが人形じゃなくなったら、また変わるかもねえ」 
「人形ちゃん個人の事は嫌いじゃないけど、人形は好きじゃないの」 困り顔もアリだねえ
リィナ
「あ、また顔がおじさんになってる」
「女の子がしていい顔じゃないですよ」
ミストラル
「でふふ」 
リーレリア
「それは……私が決められることではありません。人形とは、私に与えられた役割です」
リィナ
「役割ですかー、」
ミストラル
「じゃ、一生それでいいんじゃない?」 
リィナ
「随分と窮屈な役割ですねぇ…」
ミストラル
「私はそういうの、大嫌いだから。役割とからしさとか、そんなのに縛られて生きるのはいーやー」 ついーっと。
リィナ
「おじさんという役割に自分から縛られにいってる人に見えます」
アルシア
「─────」
リーレリア
「そうでしょうか。軍隊における階級と、同じものであると教えられたのですが」
リィナ
「階級、なるほど」
ミストラル
「おじさんは役割じゃないってー」
リィナ
「人形でも等級があるのかもしれませんねぇ」
リーレリア
「皆さんが冒険者であることと、大きな違いがあるのか、判断しかねます」
リィナ
「そうですねぇ、大きな違いはなさそうですね」
ミストラル
「あ、リィナちゃん説明よろしく。私はパース……アルシアちゃん、メニュー取ってー」
リィナ
「あ、じゃあごちそうさまです」>ミストラル 「同じものでいいんで」
アルシア
「はい」 取りますが 「そろそろ椅子におかけになられては」
リィナ
「リーレリアさんが人形という役割であること、私達が冒険者であること、そこに差はありませんね」
「違いはあるとするなら、」
「リーレリアさんは望んで人形という役割を与えられましたか?」
ミストラル
「アルシアちゃんには食べさせるけどリィナちゃんにはしないよ」 やだなぁ
「そろそろ腰が悲鳴をあげてるところ」 >アルシア
アルシア
「当機は十分に資金を有しています」
リーレリア
「いえ、そうなるべく教育されたと記憶しています」
アルシア
「ではどうぞお掛けに」
ミストラル
「おさわり料……?」 ってやつ?
リィナ
「えー、質問に回答するって役割をやらされてるじゃないですか、労って下さい」>ミストラル
「ではそこが違いますねー」
ミストラル
「ぬくもりが恋しくて……」 
リィナ
「私は少なくとも冒険者をやりたくてやってます」
ミストラル
「やーです」 >リィナ
リィナ
「そこに自らの意志が介在しているので、押し付けられた役割とは違う、という差異を説明できました」
アルシア
「では椅子を隣へどうぞ。掛けたまま抱きついて下さい」
リィナ
「これでどうでしょう」
「けちー」
>ミストラル
リーレリア
「……それは、いけないことなのですか?」
ミストラル
「いいんだ……」 さっきちょっと嫌がってたからそろそろ外されると思ったのに……。 >隣へ
リィナ
「んー、いけないことではないですねぇ」
ミストラル
椅子を引っ張って来て隣に腰掛け、ぺたっと身体を寄せた。 
リィナ
「ただ、リィナは、」
「それを望まれたり押し付けられたから、って自分のやりたいことに挑んだときに逃げたくないだけですね」
「逃げる理由を作りたくないから押し付けられたくありません。命令は、命令者の責任ですから」
「それを実行したものの責任ではないですよね?」
「失敗したときはともかくとして」
ミストラル
「……」 ちょっと冷たくし過ぎているだろうが、暖かくする義理もないのだ。とかく、私は人形それが嫌だったし、嫌いだったのだから。
リィナ
「だからリィナは自分がやりたいから勇者を目指しますし冒険者をやります。という回答になります」
リーレリア
「……よく、分かりません」
ミストラル
メニューを開きつつ、つらつらと品定めに入る。
アルシア
「指揮命令系統が存在するならば責任は命じたものにかかります」
リィナ
「そうですか、残念」
「私の語彙ではうまく説明できなかったので、あとの説明はアルシアさんとミストラルさんに投げます」
「あ、ランチ下さい」
アルシア
「当機でも回答は難しいものかと」
ミストラル
「私、その子が人形だって言ってる間は助けてあげるつもりはまーったくないの」 ひらひら
リィナ
「意地悪ですねぇ、意地悪にしてるとアルシアさんに嫌われますよ」
ミストラル
「あ、勿論仕事は別だけどね」 私もランチでいいかなあ。アルシアちゃんは?
「意地悪、ねえ」 ううん、と小さく唸って。 
アルシア
「当機も同じものを」
リィナ
「せっかくお友達になったんですから、勿体ないですよそういうの」
ね、とリーレリアに同意を求める
リーレリア
「いけないことではないのに、お二人は、それを忌避されているのですね」
ミストラル
「人形とお友達になった覚えはなーいもん」
リィナ
「んー、忌避というか」
ミストラル
キャロちゃーん、ランチ3つー
リィナ
「単純に違うだけですね。そうじゃないだけ」
ミストラル
「あ」 「人形ちゃんは?」 食べる?
リーレリア
「……いえ、私は先程活動に必要な食事は摂取しました」
リィナ
「私はリーレリアさんじゃないのでリーレリアさんの考え方は聞いたり考えたりすることは出来ても完全には理解できませんからね」
ミストラル
「はぁい」 みっつでー 
リーレリア
「先程、押し付けられたくない、と仰いました。私の役割を、押し付けられたものである、といった意味合いのことも」
リィナ
「せめて飲み物くらいはどうでしょう、席料の意味もありますし」
リーレリア
「それは違うという主張だけではなく、忌避しているのではないでしょうか」
リィナ
「あー、嫌かどうかで言えば嫌ですねー」
ミストラル
「何飲むー?」 それぞれ見遣って。
リィナ
「難しい単語になって、あオレンジのジュースを」
「分かりにくかったですが、嫌だから拒むのはまあ当然なので」
「リーレリアさんが言うところの忌避はしてますね」
リーレリア
「……そうですか」
アルシア
「──────」 ミストラルを撫でたりシつつあまりその会話には加わらない
リィナ
「まあ結局私の感想なので」
ミストラル
「……静かになっちゃったね」 そんなアルシアを見上げて、小さく声を掛ける
アルシア
「悪いことでは無いと思いますが」
リィナ
「リーレリアさんが気にする必要はあんまりないですね」
ミストラル
「やな話だったかな、って思っただけ。ちがう?」
アルシア
「それは個々人の主観で違うかと」
リィナ
「私は公明正大を心がけていますが、結局は私基準のそれだという自覚はあるので」
ミストラル
「アルシアちゃん本人の話を聞いてるのー」
アルシア
「当機の、ですか」
ミストラル
リィナの分のオレンジジュースと、返答はなかったが折角なのでリーレリアとアルシアと自分の分も一括でオレンジジュースを頼んで
リーレリア
「……いえ、皆さんの感覚は、正しいものなのかと思います」
ミストラル
ほどなくして、先に人数分のオレンジジュースが運ばれて来ると、それをちょこちょことそれぞれの前に。
リィナ
「わぁい、きたきた」
ミストラル
「そ」 先程までの緩い様子ではなく、じっと探る様に見上げた。
リィナ
「故郷のオレンジはめちゃめちゃ酸っぱいんですがこっちのは甘いですよねぇ」
リーレリア
「過去にも、人形を蔑称とし、忌み嫌っていた方々はいらっしゃいました」
「……」 目の前に置かれたオレンジジュースを見下ろして。
リィナ
「よく覚えてますねー」 グラスを傾けて 「私だったら次の日には忘れてますね」
アルシア
「当機も昔は人形と言えるものであったでしょう。その後、自律判断する様に望まれ、今はこうしておりますが」
「現在の当機からの視点から言えば、同じように自律する方を好ましいと思います」
リィナ
「美味しいですよ、もしかして酸っぱいの苦手ですか?」>リーレリア
「こっちを嫌う人のことを考えるくらいなら、家族や親しい人に使ったほうが有意義だと兄も言ってましたね。だからリィナもそうしてます。嫌ってくる人、嫌いな人のことは忘れます」
リーレリア
「……いえ」 緩く首を横に振る。どんどん疑問を浮かべて、分からなければ尋ねればいい、とは言い付けられているものの、今は何故だか浮かんできた疑問をそれ以上問う気にはなれなくて。
リィナ
「皆さんと話してる方が楽しいですからねぇ」
あはは、と笑って
リーレリア
「そうせよと仰るのならば、従います」
「申し訳ありません。これで失礼します」 頭を下げると、くるりと踵を返して。
リィナ
「じゃあ試しにそうしてみたらいいかもしれませ・・・あ、」
アルシア
「はい。また」
リィナ
「また会いましょうねー」
ミストラル
「あら」 オレンジジュースをテーブルに戻し。 「それじゃあねー」
「あ、せんせに宜しく伝えておいて」 ひらひらと手を振った。
リィナ
「不思議な子でしたねぇ」 
リーレリア
幾分かの間を置いた後、「了解しました」と抑揚のない声で返して、 
その場を去っていった。
ミストラル
「私よりよっぽどルーンフォークらしい、なんて誰かが言ってた気がする」 オレンジジュースを一口。
リィナ
「それはたしかに」
「正鵠を射るというものですね」
アルシア
「現状の当機よりもルーンフォークらしいと言えるかも知れません」
ミストラル
「まあそういうらしさで縛られるのが嫌いだから、それで万々歳ですけども」
リィナ
「まー、ルーンフォークも様々です」
「会うたびに初めましてって挨拶してくる子もいましたしね」
アルシア
「ですが、変化は常です。リーレリア様も変化する可能性はあります」
「リーレリア様にとってどちらが良いのかはともかくとして」
ミストラル
「可能性はね。するかは知らないけど」 んー、と伸びて
リィナ
「だと良いですねぇ、誰にとって良いかはともかくとして」
ミストラル
「本人がそうしたい、って思ってないんじゃ本人にとって良くはならないと思うけど。……ま」
「もし人形ちゃんじゃなくてリーレリアちゃんになったら、その時は奮発しちゃおうかなー」
リィナ
「リーレリアって名前はリーリル様から来てるんでしょうかね。聞いておけばよかったです」
アルシア
「リーリルとは?」
ミストラル
「何それ」 ずずず、とオレンジジュースを一口。
リィナ
「シーン四官女、まあ三官女だったり五官女だったりするんですが」
アルシア
「不勉強でした。学習しておきます」
リィナ
「シーン様の側近みたいな役割を持った女性たちで、今の時期だと月と一緒に見られる星の名前ですねぇ」
ミストラル
「ふうん」
リィナ
「これでもティダン神官なので」 どや
アルシア
「────」
ミストラル
「……」 そんな名を持っているなら、それこそ人形でいるべきではないだろう、と思うのだが。
リィナ
「確かリーリル様は慈悲だったか慈愛だったかを司る女性だったはずですね」
「確かに白い髪でしたしね。リーリルは白い光の星なんですよ」
ミストラル
「それが人形してちゃ、私達下々の民は大変だってばぁ」 
「もっとアグレッシブに救って欲しいよ」 
リィナ
「名付けた親と名付けられた子じゃ役割は違いますからねぇ」
「そうあって欲しいって願いに答える義理は子供にはないですし」
「その辺りは名付けられたから、というのはそれこそ縛られてるんじゃあないでしょうか」
ミストラル
「ま、それはそう」 私もミストラルなんて物騒な名前に合った生き方をしようとは思わないし。
リィナ
「まあ、リィナも月に纏わる話から取られた名前なのにティダン神官ですからね!」
ミストラル
「そういう神様とか妖精様の事はわかりませーん」 見えないもーん
リィナ
「シーン様からは見放されました!」
アルシア
「………」 「安眠妨害…?」
リィナ
「信じるものが掬われるのは足元だけですからねぇ」
ミストラル
「あ~~……」
リィナ
「えっ」
ミストラル
「座布団三枚」 >アルシア
リィナ
「なんで納得されてるんですかっ」
アルシア
「いえ、失礼しました」
リィナ
「えー」
アルシア
「リィナ様は賑やかな方ですので、イメージからするとティダン神官で納得するところです」
リィナ
「ティダン様だってこう、ギラついてますよ」
「ライフォス様をその気にさせるくらいに」こら
アルシア
「申し訳ありません。意味が分かりかねます」
ミストラル
「あ、ランチきたよー」 
リィナ
「ティダン×ライフォスはこう、王道を貫く感じがするんですよ。友情から派生してる禁断の愛という意味で」
「あ、わーい」
「私にとっては朝ごはんですよ」
ミストラル
「ねぼすけ」
ミストラル
こんな具合でゆるっと飯落ちにしてもいいかなってオモタヤマネコ
リィナ
「つい新装備に興奮して着脱してたら朝でした」
アルシア
「はぁ。その様な説は寡聞にして存じ上げませんでしたが…」
リィナ
「同室の子も付き合ってくれてました、朝まで」
ミストラル
「本当に可哀想……」 
リィナ
「大丈夫です。彼女はまだ寝てるはずなので」
「ぐっすりですよ。私が体操してても起きなかったくらいに深ーい眠りでしたから」
「おや、ご存知ないですか?」
アルシア
「──────」 やはりシーン向きではないのでは
リィナ
「ちゃんとソレイユたちの伝承ではですね…」 声を潜めて
アルシア
はい
リィナ
はーい
アルシア
「拝聴します」
ミストラル
「ねえそれ食べながらするの……?」 ちらっと聞こえた範囲でもあれだったけど……
「後にしてよ」 せめて
アルシア
20221028_0な感じになります
リィナ
「ライフォスが未婚だったのは・・・っと分かりました」
アルシア
「──失礼しました。食事に専念します」
ミストラル
ありがとうございます
リィナ
了解ですー
ちなみに新装備はキャラシ絵です
アルシア
豪華です
ミストラル
あのスカートの短さで冒険者は無理でしょ
リィナ
形から入りました
では撤退します。お疲れ様でしたー
アルシア
ではそんな形で終わりにしましょうか
!SYSTEM
リィナが退室しました
ミストラル
はーい
撤収!お疲れ様でした
!SYSTEM
ミストラルが退室しました
アルシア
あとでお望みならハグ返しします

出目統計

23456789101112合計平均
23456789101112合計平均
アルシア
0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%1100.0%0.0%0.0%0.0%1回9.00
ミストラル
0.0%1100.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%1回3.00
背景
BGM