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Game of Sessai

20220926_0

!SYSTEM
アメリアが入室しました
!SYSTEM
ホークアイが入室しました
ホークアイ
スッ
アメリア
キタ
ホークアイ
キタヨキタヨ
キタキタヨ
開幕どうする?
アメリア
そうねぇ。お店にいるのがまあ、ベター?
ホークアイ
まあほししべが無難だね
アメリア
ではそうしましょうか
ホークアイ
おーけー
開幕じゃんけんじゃんけんぽんするか
1@じゃんけん → グー
アメリア
1@じゃんけん → グー
ホークアイ
負けた方が開幕する
あいこ
1@じゃんけん → チョキ
アメリア
あいこ
あいこ
1@じゃんけん → グー
かった
ホークアイ
負けた
じゃあ開幕しよう
1D24 → 14
14時
普通
アメリア
お願いします
普通
 
 
正午を過ぎ、昼食に訪れた人々も散っていった後、〈星の標〉にはしばらくの静かな時が訪れる。
店に残っているのは従業員を除けば、のんびりと読書やら昼寝やらに興じる者ばかりで、飯時の喧騒とは無縁の世界だ。
ホークアイ
――…………」 そんな中に、長い銀白の髪をポニーテールにまとめ、衣装も全体的に白い印象の娘の姿があった。
彼女の前には本日のランチセットのひとつが置かれている。どうやら遅い昼食を取っているようだ。
同じテーブルに人の姿はなく、一言も発することなく、割りと行儀よく食事を食べ進める。
アメリア
「………………」 そんなホークアイの近くの席には、軽装の少女の姿がある。まあまあの容姿ではあるが、綺麗なブルーの瞳ということ以外には特に目立つところもない。
ホークアイ
しばらくすればカトラリーを置き、食事を終え、席についたままゆっくりと背を伸ばした。 「んー……」
「……暇だな」 口をついて出てくるのは言い慣れた言葉。仕事もなければ知り合いも店に居ない。 
ふと視線は自然に近くの席に座っていた少女を向いた。何か面白いことでもしていないかと期待して見てみるのだが……
アメリア
「………はぁ」 店に入って来て掲示板を眺めたきり、着席したかと思えば特に何をすることもなく、ぼうっとしている様に見えたが、ここに来て少し重苦しい溜息を吐いた
ホークアイ
「なんか困り事?」 片手で頬杖をつき、ため息の少女に声を投げた。
アメリア
まあ──仕事にありつけず暇を持て余している冒険者、と言えばそうなのだが
「あ、え、あ、私、ですか?」 突如投げられた声に──驚いた様子で顔を向ける
ホークアイ
「そう、アンタ。これ見よがしにため息なんて吐いてたからさ。かといって依頼を持ってきた一般人にも見えないし、どうしたのかなって」
アメリア
「……ああ、ええと、すみません、つい、出ちゃっただけで、何かの意図があるわけでは」 申し訳なさそうに眉を顰め 「仕事が無いと、暇だな、と……」
ホークアイ
「ならいいんだ」 まあ、困ってても助けるかどうかは別なんだけどと付け加えて手をひらひら。 「そうだね。私も暇だ。ユディスの方にもちょうどいい仕事がなくてね」
アメリア
「薬草採取とか、安いのでいいんですけど……今日はありつけなくて」 「……ユディスというと、軍の依頼ですか」
ホークアイ
「そういうのなら、王都より森に近い街とかの店の方が取りやすいんじゃない?」
「そうそう、軍の依頼。私向きのが多いから、結構好きなんだ」
アメリア
「軍……かぁ……荒事が得意なんですね」
ホークアイ
「こんなところにいるのは、半分くらいはそうなんじゃない?」
アメリア
「……まあ、そうですよね。それなりに自信がなければ、やっていられないでしょうし」 ちらり、と自分の腰に下げた細剣を見やる
ホークアイ
視線を追って剣へと目を向けた。 「自信のあるなしに関わらず、できる奴っていうのもいるしね」
「私みたいなのは特に、使えるって示しておかないと街にも居辛くなっちゃうから」 ぴん、と指で耳に付けたダルクレムの聖印を軽く弾いて見せた。
アメリア
「……そういう人もいるんでしょうね」 見抜いた様な言葉にぴくりと反応しかけるが、抑える 「……戦神ダルクレムの、信者、ですか」
ホークアイ
「いっぱいいるよ。才能のない人間からするとウザがられるタイプ」
テーブルの上に腕を組んで、その上に顎を乗せる。 「そ。ダルクレムの信者。戦い大好き。ってほどじゃあないけど、自分の力を示すのは嫌いじゃないし、なにかを殺すのは得意だよ」
アメリア
「………」 殺すのは得意との言葉に小さく息を飲むが 「………堂々と、言えるのはいいですね」 眉は下げながら、苦笑と言えるものだろうが、小さく笑みを見せた
ホークアイ
「隠してた方が後々問題になったりするんだよ。後でダルクレムの信者でしたーとか言われたら、距離置きたくなるでしょ?」
「それなら最初から伝えておいて、それでも嫌ならその時点で関わらない方がお互い楽」
アメリア
「それは………そうかも知れませんね」 間違いなく警戒はするだろう
ホークアイ
「最初に言っておけば、うわこいつ危ない奴かもって思われるけど、接してる内に意外と普通なところもあるな、ってなるしね」
アメリア
「─────」 だが、何のための警戒だ、と自問する。 「……まあ確かに、こうして色々話してくれる時点で、結構気さくな人だな、とか思っていますからね」
ホークアイ
「でしょ?」 少し口元が笑んで。 「昔からそのくらい割り切れてれば、トラブルも少なかったかもしれないんだけどね」 はーあ、と今度はこちらが大きなため息を吐いた。
アメリア
「ということは、色々あったんですね。トラブル」 表情はやはり苦笑という感じではあるが、先程よりは柔らかさがある
ホークアイ
「向こうから言い寄ってきた男にそれで振られたこともあるし、家を離れなきゃいけない理由にもなったね」
アメリア
「酷い男、家族、と言っていいのかは、ちょっと……分かりませんね。ダルクレム信者かぁ………あ、すみません……」
ホークアイ
「男の方は最低――とまでは言い切れないか。隠してた私も悪かったんだし。家族は別に酷くもないよ。私が一方的に距離を取ってるだけで、残った家族は私を嫌ってるわけでもないし」
「いいよ。そういうのは言われ慣れてるし、気にするような性格でもないから」
アメリア
「ええと、今の貴女をだったら酷いというところですけど、昔は違った様なので一般的にダルクレム信者という場合の反応が、あ、はい…」
ホークアイ
「私は別に変わったとは思わないんだけどなぁ……。性格は図太くなったとはいえ、基本は昔からこんな感じだし」
アメリア
「すみません……気の利いたこと言えなくて」
ホークアイ
「気にしないでいいって」 両手を軽く広げて肩を竦めた。 「そもそも、暇つぶしに勝手に絡んだのはこっちなんだし、付き合ってくれてるだけで十分」
アメリア
「私はちょっと……男性とか、家族とかに無縁で、分かった風は出来ても、たぶんあまり分かって無いから……すいませんさっきの酷いというのも分かった風でした」
ホークアイ
「謝らなくていいってば。初対面の相手にこんな話振られたら困る奴だって多いんだ。適当に流しちゃってもいいんだよ、このくらい」
アメリア
「……すみませ……あ、いえ、はい」 謝らなくていいとの言葉に謝ろうとしたのに気付いて止め、肩を竦めてまた苦笑する
ホークアイ
「なるほど。そういうタイプか」
アメリア
「明るく振る舞うことも出来なくは無いんですけど……特にそうする必要もないのに、そうしているの、疲れちゃって」
ホークアイ
「そういうのは別に求めてないからいいよ。私、騒がしいのも嫌いではないけど、そんな得意なタイプでもないしね」 こてんと顔を横にして腕に乗せて。 「ただ、あんまり謝りすぎるのは止めた方がいいかもね」
アメリア
「……ええまあ、分かってはいるんですが、…なんだか、癖になってるんでしょうね」 溜息をついた
ホークアイ
「まあ分かるよ。一番角が立たないというか、穏便に終わらせやすいし」
アメリア
「………うん、なんというか、どれがというか、もう色々とごめんなさい、という感じではあるんですが……」
ホークアイ
「でも、悪いと思ってないのに謝るのも逆に疲れちゃわない?」
アメリア
「ええと……たぶんよく分からない感覚なんだろうな、とは思うんですけど……」
ホークアイ
「うん?」
アメリア
「……」 少しためらいがちに 「さっき言った通り、もう色々なものにごめんなさい、という感じが抜けなくて……だから悪くなくても私が悪いのでいいですというか……」
ホークアイ
「えぇ……何で」
「それ、謝りすぎて自分の中で変になっちゃってるんじゃないの……?」
アメリア
「一応自分を分析すると……自己肯定感というのが著しく低い、のでしょうね」
ホークアイ
「最初はそうでもなかったのに、謝りすぎてる内にどんどんそういう悪循環に陥っちゃってるとか。別に変な人間には見えないし……」
アメリア
「まあちょっと訳が分からないだろうなというのは分かるんですけどね……」 
ホークアイ
「自信が持ち辛い人間もいる、ってのは分かるよ。理解はしてるつもり」
アメリア
「……そう、ですね。人間としての自信が無いんでしょうね……」
ホークアイ
「勿体ないな。なんか趣味とか好きなこととかないの」
アメリア
「……………」 「…………………」
「………無いですね」 たっぷり時間をかけて考えてからそう言った
ホークアイ
「……甘いお菓子を食べるのが好きとか」
アメリア
「運動も勉強も、必要なことはしますけど好き、ではないですし」 「食事自体は、栄養が取れればそれで……あまり味は拘らないですし」
「何かあれば、仕事がなくても時間が潰せるのでしょうけどね」
ホークアイ
「まあ、好きなことがあっても暇な時は暇だよ。さっきまでの私みたいにね」
アメリア
「好きなことが日常では難しいことだから、ですか?」 戦いとか
ホークアイ
「そ。後は弓の手入れとかも好きだけど、一日中やるわけでもないしね」
「本を読んだり散歩に出たりはするけど、一人でずーっと過ごしてるのも偶に退屈になるんだよね」
アメリア
「そういうものですか……まあ、そうですよね」 想像は簡単に出来た
ホークアイ
「読書は意外な発見も多いから、暇つぶしにはおすすめだけどね。興味のないジャンルの本でも、思いもよらない所に惹かれるものがあることは多いよ」
アメリア
「……そうですね。読書はするべきかとは思っていました……少なくとも、ここで呆けているよりは有意義ではあるとは」
ホークアイ
「キルヒア神殿に行けば、タダで読めたりもするしね。いい暇つぶしにはなるよ」
アメリア
「他にも、暇であるならやるべきであろうこと、というのは、いくらでもあるんでしょうけどね」
ホークアイ
「暇だ、って思うならとりあえず動いて色々試してみるのはいいんじゃない? これちょっと楽しいかも、と思えるくらいのものは見つかるかもよ」
アメリア
「そうですね。ありがとうございます」 「人にそう言って貰えると、少しそういう気になってきます」
ホークアイ
「そう返されれば、こっちも言った甲斐があるってものだよ」
アメリア
「まあ、手始めに、読書、ですかね……」
ホークアイ
「そうだね。一番手軽だし、鞄に忍ばせておけばちょっとした時間に進められるし」
アメリア
「昔はもっとこう……暇とか思ったりすることは少なかったのですが」
ホークアイ
「ふぅん。することがあったの?」
アメリア
「はい。なんといえばいいか、勤め人というか……丁稚奉公みたいな感じでしょうか。やることが決まっていて、仕事は勿論、時間が空いたらこう過ごせ、とか言われていたので」
ホークアイ
「ああ……細かな所は違うだろうけど、分かるよ。私も昔そういう厳しい所に居たことはあるから」
「うざいんだよな……オフの時でもあーしろこーしろって……」
アメリア
「私は……なんというか、それに従うことが正しいと思っていたので、指示に反発する気持ちとかは無かったんですけど……」
ホークアイ
「そういう風に教育されるとそうなっちゃう子は多いからね。窮屈で仕方ない……」
アメリア
「まあそこを辞める時に色々あって……あまり良くない環境だったと認識して、もうそういう所はいいや、と、冒険者になった訳なのですが」
ホークアイ
「そう思えたんなら幸運だったね」
アメリア
「自分であまり考えない人間になっちゃってたんでしょうね」 肩を落とす
ホークアイ
「この店、境遇は違えどそういう子は偶にいるんだよね」 どこかの庭っ子とか。
アメリア
「まあ、はい、信じていたものに思い切り掌を返されたので…」
ホークアイ
「そういう意味では、ここはいい環境なんじゃない?」
「成る程ね。無気力になってるのは、そのせいもあるのかもね」
アメリア
「そう、かも知れません。そうなんですけど」
ホークアイ
「そうなんですけど?」
アメリア
「ああしろこうしろと言われて、それで良いのだと思っていたにせよ」
「それで行動していたのは自分ですから、ね」
ホークアイ
「そりゃあね。全部すっきりなかったことにできるとはいかないよ。でも別に、それで自分が楽しいことしちゃいけない理由にはならなくない?」
アメリア
「うん……諦観とか、後悔で、“そうしちゃいけない”とか思っている訳じゃあ、無いんですよ」
ホークアイ
「ふぅん……じゃあ何で?」
アメリア
「単に、そうしたいと思う気持ちが無かった、というのが正直なところで」
「こうしてみたらどう?という方向性を与えて貰うのは……凄く助かることでした」
ホークアイ
「どうかな。楽しいことを見つけたい、したい、そういう気持ちは少しはあるんじゃない?」
「そうじゃないと、暇だなんて思いもしないでしょ」
アメリア
「……………」 「そう、かな。そうかも知れませんね」
ホークアイ
「でしょ。暇なら簡単な遊びくらいなら付き合うよ。観劇とか釣りとか」
アメリア
「……………」 顎に手を当てて考える 「そうですね。分からないなら、試してみればいいですね」
「貴女は、好きなんですか?観劇とか、釣りとか」
ホークアイ
「そうそう。何でも試してみないとね」
「んー……まあ、面白いと感じる劇はあったし、釣りもあんまり深く考えたくないけど暇つぶしはしたいって時には結構いいと思うかな」
アメリア
「じゃあ、ちょっと……嫌でなければ、連れて行って貰って良いでしょうか。貴女の好きな方で」
ホークアイ
「いいよ。ちょうどいい劇がやってるかはわからないし、すぐにやるなら釣りにしようか。道具は貸してくれる所があるから、心配しなくていいよ。あとお金もね」
アメリア
「あ、お金は、出しますよ……困っている訳ではないので」
ホークアイ
最初くらいは奢ろう、とテーブルに手をついて立ち上がった。 「そろそろ店を出ようと思ってた所だし、グッドタイミングだ」
アメリア
「ほら、無趣味ですから、貯まるんです」
ホークアイ
「そう? じゃあ、あんまりおもしろくなかったら代わりにご飯でも奢るよ」
アメリア
「ええと…………」 「うん。分かりました……そういう感じで」 初めて真っ当に微笑んだ
ホークアイ
「よし、そうと決まったら急ごう。ついてきて」 テーブルに代金を置くと、荷物を持って背中を向けた。 
アメリア
「あ、その前に……えっと、私はアメリアです」
「名前も、交わしていなかったな、と」
ホークアイ
――と、ああ、そういえば名乗ってなかった。ホークアイでいいよ」
アメリア
「鷹の目……ホークアイ、ですか」
ホークアイ
「そ。昔敵にそう呼ばれてたのを、気に入ったからそのまま使ってるんだ」
アメリア
「弓を使うんですよね。格好いい名前だと思いますよ」
ホークアイ
「でしょ? 出世や金にしか興味がなかったり、何も考えてない脳みそまで筋肉詰まってるバカばっかりの奴らだったけど、異名だけはいいのつけたなって思うよ」
アメリア
「……ええと、敵ってもしかしなくても人族でしたか」
ホークアイ
「え? うん」
アメリア
「なるほど。まあ、蛮族がそんな名前つけると思えないですしね」
ホークアイ
「ま、蛮族とも戦ってたけど、人族相手の方が多かった――と、いけないいけない、長くなっちゃいそうだ」
「続きは歩きながらにしよう。さっさと出ないと、ちょっとイヤな予感がするんだよね」 会いたくない相手がここに来そうな第六感が。
アメリア
「あ、と、すみません。話の腰を折りました」 たぶん、私とは違って真っ当に敵として戦っていたのだろうけど、人族を相手にしていたとの言葉に何かがほんの少し軽くなった気がした
「イヤな予感ですか?」 首を傾げつつも立ち上がり、後を追いながら
ホークアイ
「そ。会いたくないわけじゃないけど会いたくない相手に会いそうな予感? 私の勘、割と当たるんだ」 言いつつ、頭の後ろで手を組んですたすたと歩いて、店を出ていった。
ホークアイ
とりあえず釣りはさせました。
アメリア
「どっちなんでしょう」 会いたくないわけじゃないけど会いたくない相手? と疑問を深めながら、とことことついていったのでした……
ホークアイ
きっとこんなところ
アメリア
なんか凄い真剣にやりました>釣り
ホークアイ
きっとお魚さんが釣れたよ
おいしいおさかなさんが……
アメリア
さかなクンじゃなくてよかった…
ホークアイ
さんをつけろよデコ助野郎
アメリア
すみません……
ホークアイ
わかればいい
ログは2022/09/26_0っぽい
お付き合い感謝なんだぜ
アメリア
初めて少し気の許せる人が出来たのでは……
こちらこそ感謝なのぜ
ホークアイ
すごいこみゅりょく
撤退だだだ
!SYSTEM
ホークアイが退室しました
アメリア
撤退だだだ
!SYSTEM
アメリアが退室しました
背景
BGM