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その後

20220814S_0

!SYSTEM
ゾーイが入室しました
!SYSTEM
イズが入室しました
ゾーイ
ドラスの宿でいいか
イズ
蘇生後、操霊術士のところを引き払ってドラスの宿で安静にしてるところかしらね
 
 
 
イズの蘇生が終わり、目覚めた彼女が再び眠りに落ちた後
イズ
丸一日くらい眠り続けて、起きて事情の説明を受けたとかそんな感じかしらんね
ゾーイは彼女を担ぎ、ドラスの宿へ向かうとベッドに彼女の体を横たえ
ゾーイ
もう説明受けた後にしようか
イズ
うん
イズが再度目を覚ますまで、ずっと側で彼女を見守っていた
イズ
致命傷は左鎖骨から左胸、右アバラへと抜けたいった創傷
ゾーイ
傷もちゃんと治してやらないと…
残っててもいいが。
イズ
傷痕は白っぽく残るます
イズは丸一日以上眠り続け、ゆっくりと目を覚ました。
思考が落ち着いて来た辺りで、ゾーイからことのあらましの説明を受ける。
すべて語り追えたゾーイは疲れと安堵が混じった様子であった。
 
 
 
イズ
「……なんか、ごめんね。ほんと、色々、迷惑かけちゃってさ」 ベッドの上で事のあらましを聞き終えて、困ったような笑みを浮かべてそう言った。
ゾーイ
「────いい。迷惑なんてかかってない」
「戻ってこなかったら、一生分罵倒してやるところだったけど」
イズ
「うん、ホントに死んじゃってたんだね……あたし」 寝巻の合わせの中を覗けば、左鎖骨から左胸、右アバラへと抜ける大きな傷跡が灰褐色の肌に白っぽく残っている
「うわ、それ、ひどくない? っていうか、一生ってどっちのよ」
ゾーイ
「………」 その傷を見れば眉を下げ 「ごめんな。それは消せなかった」
イズ
「あ、ははは……商売道具に傷つけちゃうとか踊り子失格かも」 軽妙な受け答えは今までと変わらず
しかし、その手が小さく震えていることは隠しようもなく
ゾーイ
「…………無理に笑わなくていいよ」 その手を取り
イズ
額の第三の目の揺れが平静でないことを示してしまっている。
「……っ」
ゾーイ
「でも、良かった。戻って来てくれて」 手を背中に回して抱きしめる
イズ
「さ、最初に、さぁ……目が覚めた時、なんか体怠かったけど、普段、目が、覚めた時とそんな、変わんなくって」
ゾーイ
「うん」
イズ
「い、今、死んでたって、聞かされても、全然、実感、湧かなくって」
「でも、傷も残ってるし、ゾーイがこんな嘘吐くわけ、ないし」
ゾーイ
「うん…」
イズ
「あ、朝、起きらんないで……そ、そのまま終わっちゃうような、ものだったんだって、思っ、たら」 手の震えは今や全身に移り、声にも伝わっていって
ゾーイ
「怖いよな」 抱きしめる力を少し強くし
イズ
「う、ん……うん……っ」 縋るように抱き返して肩に顔を埋めて涙を零した
ゾーイ
「ごめんな。あたしは、もうほっとしちゃって」
「お前が今、怖くて、悲しんでいても、あたしは嬉しくてさ」
イズ
「……ううん、」首を小さく横に振り
「それって、怖くて、悲しい思い、させちゃったってことでしょ。もうってことはさ」
ゾーイ
「もう返ってこないかも知れないって思ったから」
イズ
「……っ」 かえってこないかもしれない、という言葉にビクッとして
「そ、そっか、失敗してたってことも、あ、あったんだ……」
ゾーイ
「人は死んだら終わりだ。蘇生なんて魔法があっても、本人が生前希望していたにしろ、そんなの、賭けみたいなものだ」
「お前、あっけらかんとしてるしさ。そのまま戻ってこないんじゃないかって」
「怖かった」
イズ
「あたし、やりたいこともいっぱいあるし、もっと色んなとこ行って、色んなもの見たり、聞いたりしたいよ」
ゾーイ
「だから、ごめん。今、お前が一番怖がっているだろうに、あたし……」 こちらも声が震え
「うん……戻ってきてくれて良かったって……ほんとそればっかりで……」
イズ
「でも、そんなのたぶん、皆一緒で……あたし、どうして戻って来れたんだろ……」
ゾーイ
「どうしてとか、いいんだ。此処にいてくれるだけで……嬉しい」
イズ
「うん、でも、良かった……ゾーイにそんな思いさせ続けないで済んで、よかった」
「……この先、一生、あたしのこと罵倒して生きさせちゃうとか、最悪じゃない」 泣き笑いの声で
ゾーイ
「それは冗談、なんだけどな」
イズ
「ふ、ふふ、それはそうよね、一生とか……あたしのこと好き過ぎだし」
ゾーイ
「そうだよ、ほんと」
「言うつもりはなかったんだけど」
「あたし、イズの事が好きなんだ」
イズ
「うん、うん……え」
ゾーイ
「うん。言ったら後悔すると思ってたけど、こうなって、言わないでいる方が後悔したから、言っちゃった」 手を離し、体を離す
イズ
「えーと、その……あのぅ、トモダチとして……じゃない、よね」 突然の告白に目を白黒させるも、それがどういう意図の発言か取り違えることはなく
ゾーイ
「うん。あたしは男に興味ないって言ってたろ。そういうことなんだ」
イズ
額の第三の目が上下左右に揺れ動き、群青の瞳をどこを見つめていいのか分からず彷徨わせ
ゾーイ
「いいよ。お前は普通だって知ってるしさ」 微笑み
「でも黙ってたのはごめんな。そんな相手が一緒に暮らしたりとか、気持ち悪いだろ」
イズ
「……こ、こういうタイミングで、い、いきなり言うのは、ど、どうかなって思うん……だけどっ」
ゾーイ
「明日になったら、たぶんまた臆病になって言えなくて、黙ったまま一緒に居そうだったから」
イズ
「……ふ、普通って、何よ……」 灰褐色の肌を赤褐色に染め、目を逸らし、口先を尖らせて咎めるような口調で
ゾーイ
「イケメンイケメン騒いでるじゃんか。あれ結構あたしにダメージ入ってたんだぞ」
イズ
「……だって、それはそういうもんだって思ってたし」
「今……さぁ、気持ち悪いとか、そういうの全然、なくって」
「それ……、普通じゃないみたい、じゃん」
ゾーイ
「いや、ん、なんというか、ごめん」
イズ
「あー、もう! い、今の、ナシ! ナシ!」
ゾーイ
「あっはい」
イズ
「あたしだってさ、ゾーイの事、好きだよ。初めて出来た大親友!って感じ……?」
ゾーイ
「うん。まあそういう風に思ってはくれてるんだろうな、というのは知ってた」
イズ
「だと、思ってたんだけど……ほら、あたし、ちょっと?距離感おかしいとこあるじゃない?」
ゾーイ
「うん……?うん、まあ、それはそう」
イズ
「そこ、否定して欲しかったトコ!」
ゾーイ
「いや正直誰にも近いんだよなーって嫉妬することが多くて……」
イズ
「えぇ……」
「そ、それはさておき……っ、なんか……最近、『付き合ってる?』みたいに言われたりするなぁって思って」
ゾーイ
「んー……ああ、まあ、そうだな。女同士にしても、距離近かったから」 そっと目を逸し
「正直本当にそうならいいなと思ってたというのは白状するし謝る」
イズ
「あー、だから、そうじゃなくって、その、さ」
「……こういうの、ずっと続いたらいいのになって」
ゾーイ
「……ええと」 「いや、ちょっと勘違いしそうになるからちょっと待って」
「うん、よし。仲の良い友達でいましょうってことだな。そう言ってくれればそれでいいし。自慢じゃないけどフられ慣れてるし」  「……いやごめん正直2,3日は立ち直れないと思うけど、そこはまあ、切り替えるから」
イズ
「だ、だからそのぅ、あれよ……普通じゃない、のかもしんないかなって……思い始めて、たり……」
ゾーイ
「う………」
イズ
「だってさ、さっきからっていうか、起きてから、もうこれでもかって、い、イケメンムーブかましてくれちゃってさっ」
「そ、そんなのキュンときちゃうじゃないのよっ」
ゾーイ
「………あのさ」
イズ
「いやもう、考えてみたら前からそんなとこあったし! なによ」
ゾーイ
「さっきから言ってる通り、あたしはほんとにお前の事好きなの。分かってる? あまりそういう事言われるとほんと我慢しなくなるからな」
イズ
「あー!馬鹿にしてる!馬鹿にしてる! あたしのことそれっぽく振舞ってるだけで恋愛経験クソ雑魚ナメクジの知ったか処女だって!」
ゾーイ
「馬鹿にしてはいないよ。後半はそう思ってるけど」
イズ
「そういの人前で言ってくれちゃったりさぁ!もう!」
ゾーイ
「それはごめん」
イズ
「……じゃあさ」
ゾーイ
「正直に言うと、お前さっき言った様に誰とも距離近いし、見た目は最高レベルだし」
「他の奴が軽い女と見て手出ししないように牽制してた…」
イズ
「……ひょっとして、守ってくれてんのかなこれとか、思って、ちょっと、ドキってきたりしてたのに」ぽこん、ぺこんと両手で軽くたたいて
ゾーイ
「……まあ、そういう意図ではあったけど……自分に邪な気持ちがあるので胸を張っては言えないかな…」
「あ、ええと、遮っちゃったな……じゃあ、の続きは?」
イズ
「……経験、」
ゾーイ
「……うん?」
イズ
「……積ませてよ……た、試しに。 勘違いだったら、そうだって、分かるし……」
「そ、それに、そう! 減るもんじゃないし……っ」
ゾーイ
「────おま」
「……ああもう」 頭をかき
「うん。じゃあ一応先に言うけど、あたし、もう今日はこれ以上へたれないからな。蘇生の影響で不安定に、とか、あてられてるだけ、とか、そういう言い訳みたいな考慮も一切捨てるから」
イズ
「……」赤褐色に染まった顔で、群青の瞳に期待と不安の混ざった感情を垣間見せ
ゾーイ
「傷つけるかもとか、思わないから」
「好きだよ。イズ」 言うと、手でイズの顔を優しく抑え、唇を触れさせた
イズ
――……」 唇に触れた感触に、瞳を大きく見開いて
ゾーイ
「優しくする」 最初の口づけは短く、離れて目を見つめ、拒まれなければ今度は長く
イズ
「ちょ、ちょっと待ってね、うん待って……ああー、これっ、ヤバい、ヤバいヤバい。やっぱ、普通じゃないのかも、あたし」 しばらく呆けてから、ハッとして
しかし、待って、と言いつつ体を押し退けるとかそういった拒絶の行動に出るわけでなく、大汗をかいて自問自答し
ゾーイ
「遅いよ。誘ったの、イズだからな」
「大丈夫。何も考えられなくなるから」
イズ
「……いや、だから、その……好きかも、これって」
ゾーイ
「─────」 ぴたり、と動きが止まり
イズ
「い、いや、それはちょっと上級すぎない!? クソ雑魚ナメクジ、クソ雑魚ナメクジだから……っ」
ゾーイ
「うん。ごめん。勢いで行っちゃおうと思ってた」
イズ
「こわ」
ゾーイ
「でもまあ」 とん、とイズを押して寝転ばせて、覆いかぶさり
イズ
「ひょわっ」
ゾーイ
「あたしが、どれだけ好きかって、いっぱい伝えるのは変わらないからね」
イズ
「ええと、その……く、臭おわない……? 寝たきりだったし」
ゾーイ
「そうかも。でも、いい匂いだよ」
イズ
「~~~っ、またっ、すぐそういう、あたしの好きそう返し、してっ!」べちんべちん
好きそうな
「狙ってやってるでしょ!絶対!」
ゾーイ
「本当の事だし。でもまあ、イズにも好きって思って欲しいから、それはそうかも」
「かわいいよな。ほんと」
イズ
「うぅーーっ」 三つの目をぎゅっと強く瞑って悶え
ゾーイ
「ん──」 深い口付けを落とし、暗転してしまう様な事をします
これでもかという程に悦ばせちゃいます
イズ
「……勘違い、させてよ」 自分からキスを返してそんなことを言ったものだから
きっと止まらない止まれない
宿には余計に泊まることになった
ゾーイ
「愛してる」
レベルゼロが一気に30くらいになるような経験値アイテム使った様な感じで
イズ
Hステータスがついてしまう……
ゾーイ
ハートマークが…
ゾーイ
さて、その後。をするか、ここで暗転で〆ておくか
おまかせ
イズ
では
イズ
 
 
そんなこんなで、蘇生を経て、ある意味新しい人生の扉を開い(開かれ)てしまったわけだが、
術後の体調が不安定なままだったのか、刺激が強過ぎたか、イズはその後、熱を出してまた寝込む羽目になったのだった。
ゾーイ
看病(意味深)が続く
イズ
病床から、非道だ、畜生だ、こましだ、たらしだと、罵詈雑言を浴びせかけてくるイズに
きっと、満面の笑みを浮かべて非難を受けつつ甲斐甲斐しく(?)看病(?)をするのだろう。
ゾーイ
最中はさんざん好き好き言ってたのに、とか言って怒らせつつ看病(?)して分からせるゾーイ
イズ
そういうノリの時の事を後で言うのはズルいと思うなぁ!っておこですよ
ゾーイ
まあかわいいかわいい言って照れさせまくったりするんですけどね
ゾーイ
さて──そうすればこんなところでしょうか
イズ
悔しいので今度いたいけな少年とかにぎゅーっとしながら チラッ って見てやるの
イズ
ヨシ!
お付き合い(文字通り)感謝
ゾーイ
いい笑顔になっちゃう。
ゾーイ
感謝ー
ゾーイ
それはフリだよなっていう
イズ
距離感バグ持ち処女ビッチ VS トラウマスイッチ持ちレズ ファイッ
ゾーイ
ログは20220814S_0 としておきましょう
トラウマスイッチあっても経験点は圧倒的に高いんだよナァ
イズ
どうしてこんな歳までクソ雑魚ナメクジだったんですか……?
ゾーイ
みんなに大事にされてたのかも知れない…
イズ
A.一座の人たちが手厚いガードをしていた&剣の腕があるので襲われても大丈夫だった
ゾーイ
そいつらに感謝しなければ
イズ
突然いなくなって嘆き悲しんでるよ……
ゾーイ
幸せにしたげるから安心しといてもろて
さて、ではまたよろしくお願いしますん
イズ
幸せになろうね
またよろしく~
ゾーイ
格納しちゃいます
背景
BGM