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- アンフィスが入室しました
- !SYSTEM
- ヘーレムが入室しました
- ヘーレム
- アアイッ
- アンフィス
- こんばんは
- お時間いただきありがとうございます。
- ヘーレム
- いいえ~!
- アンフィス
- のんびりお茶しましょう、よろしくお願いいたします。
- ヘーレム
- よろしゅうです!
-
-
-
- イルスファール王国。星の標。数多くの冒険者が所属するこの宿には日夜様々な依頼が舞い込んでくる。
- しかしながら、上位の冒険者ともなればいつもいつも仕事がある…というわけでもない。
- 高位の神官であるヘーレムもまた、暇を持て余していた。
- そんな君に、1人の女性が声をかけてきた。名前はアンフィス。君とは何度か冒険に出たこともある、この宿にいる冒険者のひとりである。
- 君と彼女は挨拶を交わし…そして、彼女は君を見てこう言った。
- アンフィス
- 「実は・・・お仕事でもらったのだけれど、今日までで・・・よかったら、一緒にどうかしら」
- 見ればふわふわのパンケーキで有名なおしゃれなカフェのチケットのようである。2名様用とある。
- ヘーレム
- 「……へ?」 お仕事でもらった。今日まで?何のことだろうとアンフィスの手元を見下ろした。
- アンフィス
- 「仕事でなかなか行く時間がとれなくて…気づいたら、今日が期限になってしまっていたの」もし、時間があればどうかしら、と彼女は君に尋ねた。
- ヘーレム
- 「あっ、此処、とっても美味しいパンケーキが食べられるとこ!」
- 「…いいの!」
- アンフィス
- 「もちろんよ」相変わらず優しい笑みで彼女は微笑んだ
- ヘーレム
- 「……わーっ、行く、行くのだわ!」 両手を上げ乍らきゃっきゃとはしゃいで、座っていた椅子から飛び降りた。
- アンフィス
- 「ありがとう、ヘーレムさん」
- ヘーレム
- 「? お礼を言うのはこっちなのだわ」 こてん、と首を傾げた
- おそらく突然の誘いに応えてくれたことに対しての礼であろう。相変わらず律儀で真面目な女性である。
- かくして、1人の少女と1人の女性は…冒険の合間のつかの間の休息をとることとなった。
- !SYSTEM
- BGMを変更 by アンフィス
- 歓談60%
- ヘーレム
- 可愛いBGMだ…
- アンフィス
- 2人で商業街を歩きほどなくして…目的地である人気のカフェに到着した。
- ちょうど座席は空きが出たようで…入れ違いで入ることに成功した。
- ヘーレムがメニュー表を広げれば…様々な種類のパンケーキが目に留まるだろう。
- ヘーレム
- 「……わぁ…お店もオシャレなのだわ……」
- ぱっぱとスカートを叩いての乱れを整えて、窓で自分の髪型と、他に服に乱れがないかを確認する。
- アンフィス
- 王道のシロップとバターがのったパンケーキ、はちみつがかかったくまのパンケーキ、季節の果物を使ったパンケーキ等がそこにのっている。
- ヘーレム
- 「えへへ、どう、どうー?」 くるる、っとアンフィスの前で回って、念の為彼女にも確認してもらった。
- アンフィス
- 「ふふ…ばっちりよ」
- ヘーレム
- おしゃれな店にやってくる客は、おしゃれでお上品たるべきなのだ。アンフィスからOKが出ればにぱっと笑って、改めてメニュー表を見下ろした。
- 床に届かない足をぷらぷらさせながら 「……どれも美味しそう……うーん、んーーー」
- 「アンフィスは決まった?」 首を傾げて対面の女性に尋ねる。
- アンフィス
- 「そうね…せっかくなら、これにしようかしら」と、どうやらおすすめであるくまのパンケーキを頼むことを考えているようだ。
- アンフィス
- https://livedoor.blogimg.jp/tcspancake/imgs/9/0/9016ac99.jpg
- ヘーレム
- か、かわいすぎる
- アンフィス
- パンケーキの横にクリームやベリーソース、アイスクリームがのっている。様々な味を楽しめる…というコンセプトなのだろう。
- ヘーレム
- 「あっ、いいないいな!可愛い!」
- 「うーん、うーーん……じゃあ私はー……こっちを、あっでもこっちもいいのだわ……」
- 興奮で頬をうっすらと染めながらメニューをめくっていく。
- アンフィス
- 「落ち着いて考えてもらえればいいわ」と、焦る様子もなく、ヘーレムを待っていてくれている。
- ヘーレム
- 「………むむむむむ…」
- アンフィス
- 東京にあるお店らしいです。
- ヘーレム
- メニューを立てて眺めていると、アンフィスからはすっぽりと顔が見えなくなる。メニューの端っこから、ひょこひょこ躍る一房の髪。
- アンフィス
- 悩んでいる様子がかわいらしく微笑ましさを覚え、つい笑みがこぼれる。
- ヘーレム
- 小さく唸りながらメニューを見つめていたが、ふと後ろの席の上品なレディが、季節の果実パンケーキを注文したのを耳にする 「……! わ、私これにする!」 上品なレディに倣って、ヘーレムも同じパンケーキを指差した。
- アンフィス
- 飲み物も選べるようである。なおアンフィスは紅茶にしたようだ。
- 「飲み物はどれがいいかしら?」
- ヘーレム
- 「………むむむむむ…」 またメニューを立てて、悩んで、を繰り返す。別の席に座っている品格のあるレディが、ミックスベリーティーを注文したのを耳聡くキャッチすると 「……! こ、これっ」 とメニューを指差してみせた。
- ヘーレムの注文が決まれば、アンフィスが店員を呼び止め…手早く注文を行う。
- しばらくすれば…
- アンフィス
- https://www.eatpick.com/images/a/20210629151532162494733398.jpg
- 季節の果物…さくらんぼが乗ったパンケーキと…同じ少し甘いミックスベリーの香りが程よく香る紅茶が運ばれてくる。
- ヘーレム
- とまと???
- さくらんぼ!!!!!
- ヘーレム
- 「……わ、わ、わーっ!」 興奮冷めやらぬ様子でパンケーキを見下ろした。
- アンフィス
- 現代であればインスタ映え…。
- ヘーレムちゃんカシャカシャ写真とりそうなイメージが
- ヘーレム
- 絶対スマホでパシャパシャしてた
- ヘーレム
- 「す、すごい!可愛い!おしゃれー!」
- 目をきらきらさせながらパンケーキを横から見て、上から見て
- 「ね、ねっ、見てみてアンフィス!」
- 2枚重ねのパンケーキ、間にもクリームと果物が挟まれ…上には台座のような白いクリームに宝石のように赤いサクランボがたっぷりと
- アンフィス
- 「ふふ…それもとても美味しそうね」
- ヘーレム
- 「うんっ、アンフィスのは?」
- アンフィスのパンケーキはかわいらしいくまの形をした厚い…だがふわふわとしたパンケーキがひとつ、そして横にはアイスが2種類、ベリーソースと白いふわふわのクリームがのっている。
- おまけであろうか、ちょこんとかわいいリスのクッキーもついている。
- アンフィス
- 「これは…美味しそうだけど、食べるのがもったいないわね」ふふ、と
- ヘーレム
- 「はわぁ……っ」 赤く染まった頬を両手で包んで、アンフィスのパンケーキを見下ろした 「パンケーキって、こんな形にもできるのね!此処はきっと、凄腕のシェフがいるに違いないのだわ!」
- 「うんっ。食べるの、勿体ない……」
- ヘーレム
- くまを脳天から真っ二つにしてやろうぜ!
- アンフィス
- 心苦しいけれど、っていいながら切り分け
- アンフィス
- 「でも…せっかくだから、いただきましょ」
- ヘーレム
- 「うう、でも食べたい。絶対美味しい……でも、何処から食べようかしら……」 フォークとナイフを躾けられた通りに手にして
- 「う、うん。いただきます!」
- テーブルマナーは一通り躾けられているのだ。年の割りには器用にパンケーキを一口分切り分けて、切り分けた欠片をフォークに刺して、目の前でじっくり観察してから口に運ぶ。
- アンフィス
- ふわりと、口の中でとけるようなやわらかさであった。
- ヘーレム
- 「………!」 途端、ぱぁっと花が咲いたように表情が綻んだ。
- アンフィス
- 「美味しい?」
- ヘーレム
- 背景に色とりどりの花を咲かせながら、二口目、三口目と、次々にパンケーキを口に運んでいく。
- 「……うん!とっても!」
- 「こんなに美味しいパンケーキがこの世界に存在していただなんて……はむ、んぐんぐ……はわぁ………」
- アンフィス
- よかった、と微笑み、アンフィスもまた、自分のパンケーキを口にする。
- ヘーレム
- 「どう、どう?」
- アンフィス
- 「すごい、ふわふわね…」美味しいわ、と
- ヘーレム
- 「ねっ」 同意するようににぱっと笑った
- アンフィス
- 「いただいたチケット、きちんと使えてよかったわ…」
- ヘーレム
- 「えへへ、私も!アンフィスに誘って貰えて、とっても嬉しいのだわ」
- 甘味は嗜好品であり、高級品ともいえる。仕事でいただいた、ということならば、おそらくは、顧客が上層の顧客であったのだろう。
- ヘーレム
- 「でも、お仕事でこんな素敵なお店のチケットが貰えるなんて……きっと相手の方は素敵な紳士だったのね」
- 好意でいただけたものでもあり、出資している店の宣伝も兼ねている。
- アンフィス
- 「そうね…優しい方だったわ」穏やかな人ではあった。
- ヘーレム
- 「お金をもらえるのも勿論嬉しいけど……」 如何せんレディは何かと入用になる。かくいう少女も、浪費することはないが服や日用品その他諸々で出費は多い。
- 「アンフィスが素敵なレディだからくれたのね、きっと!」
- アンフィス
- 「ふふ、そうであったら、嬉しいわ」また来たいわね、とも続けて。
- ヘーレム
- 「うん!」 またきたい、という言葉に頷いて 「でもなんで2枚もくれたのかしら。2回行けるように…? とっても嬉しいけど、本当に私でよかったの?」
- アンフィス
- 「もちろんよ。どのみち、期限が今日まで…というのもあったから」気にしないで、と
- さて、周りをふと見れば…ヘーレムが先ほど参考にしたように、上品な女性、若い女性達…に混ざり、カップルもちらほらといる。
- ヘーレム
- 「でも、ベスティアとか」
- 呆気からんとした表情でその名前を告げる
- 「ベスティア君…は、あまりこういうお店は行かないわね」誘ったことはあるけれども、と。
- アンフィス
- @こっちです。
- ヘーレム
- 「………」 ふむ、とベスティアを思い出す 「……そうかも」 虫食べてた方がらしいのだわ…
- ヘーレムは以前彼が何を食べていたか思い出すかもしれない。
- アンフィス
- 「お店よりも…森とか、山とか…そういう、自然が多いところによく足を運んでいるわ」
- 「ベスティア君の場合、森羅導師の修行も兼ねているの」
- 「この前一緒に行ってきたわ」
- ヘーレム
- 「この前も言ってたのよ。ほんと、乙女の心が分からないんだから…」
- 「……一緒に?」
- アンフィス
- 「ええ。機会が合えば…だけれども、一緒に行くこともあるわ」
- ヘーレム
- 「そ、それってこの前言ってたデートとは別……?」
- アンフィス
- 「………えっ」
- 「ベスティア君に気づかれないように、星を見たり、話をするためも…あったわ」
- ヘーレム
- 「別なの?それともデートだったの?デートのつもりだったね!」
- 三段階でアンフィスに詰め寄った。
- アンフィス
- 「えっ…と、とはいっても、ベスティア君にとっては修行の一環で…」
- 「…確かに、彼の修行の邪魔をしない程度に、機会があれば、とは思ったけれども」
- ヘーレム
- 「ベスティアの事は今は置いとくのよ!」 おいておく、と発した際に、両手で箱を持つような仕草をして、それを横に流した。
- アンフィス
- 少し恥ずかしそうに頬をわずかに染めるその表情は…ヘーレムから見たら乙女と呼べるものだったかもしれない。
- ヘーレム
- 「星も見たのね!どうだった、どうだったの?」 わくわくした表情でアンフィスを見つめた。
- アンフィス
- 「えっ…あ…それは…その………」
- 星、というキーワードには若干歯切れの悪い様子を見せた。
- 「ベスティア君とは森に行って…昼間は大抵森の中を歩いたり、薬草摘みをしたり、魚釣りをしたり」
- 「昆虫観察をしたり…?」
- ヘーレム
- アンフィス、それはアカデミー生の夏休みだわ。そんなツッコミは心の中に押し込めた。
- アンフィス
- ベスティア君、とても薬草には詳しいのよ。色々なことを教えてくれるわ。と、果たしてそれがフォローに聞こえていたかどうかはヘーレムのみぞ知る。
- ヘーレム
- 「………」 むむむ、と少し唸って 「…その辺は、いつもやってることでしょ?いつもやってない事はしてこなかったの…?」
- アンフィス
- 「いつもやってないこと…そうね…」
- 「夕方ごろキャンプをたてて、その日の振り返りをして…」
- 中身が虫の話が多かったのはヘーレムでも想像がついたかもしれない。
- ヘーレム
- 「うんうん、んぐ……っ、もっもっ」 頷いて、パンケーキを口に運ぶ。うーん、おいしい……
- アンフィス
- 「それで、夜…星が綺麗で…その、この前言っていたお話を、聞こうと、したんだけど…」
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- BGMを削除 by アンフィス
- ヘーレム
- 「…! ど、どど、どうだったの!」
- ヘーレム
- CC自体はやってないんだっけ!?
- アンフィス
- 大丈夫、許可はとっている
- 記憶の中のベスティア
- 「俺はもう寝る」
- ヘーレム
- もしあれならこっちは中断して、やってきていただいてもええんやぞ…
- なんか根掘り葉掘り聞くだろうから勿体ない気がしてきた!
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- 微笑む幽霊60%
- アンフィス
- 「ベスティア君、早寝早起きが習慣になってて…誘おうとしたんだけど…」
- アンフィス
- いえ、全然。大丈夫。
- 準備はぱーぺきです
- ヘーレム
- おう…
- アンフィス
- 眠たくなっちゃったみたいで…と
- ヘーレム
- 次はCCしてきてからやろうね!やっぱちょっと勿体ないのだっちゃ!
- 2人きり、星空の下…というシチュエーションで、このセリフである。
- ある意味ベスティアらしいといえばらしいセリフではあろう。
- アンフィス
- わがっだ!
- ヘーレム
- 「………」 さすがのヘーレムもこれには硬直
- アンフィス
- 「木の間にハンモックをつるして…そのまま寝てたわ」
- 森歩きは体力も使うからしょうがないわ…と
- ヘーレム
- 「えぇ……」 ようやく口に出せたのは、そんな呆然とした声だった
- アンフィス
- https://stat.ameba.jp/user_images/20200920/21/ninonino220220/b6/27/j/o0685050914822463888.jpg?caw=800
- 今のヘーレムちゃんの心境
- たぶんこれ…?
- ヘーレム
- https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=2370877&word=%E5%86%B7%E3%82%81%E3%81%9F%E7%9B%AE%E3%81%AE%E7%94%B7%E5%A5%B3&searchId=
たぶんこっちのほうがちかい
- アンフィス
- 「せっかくアドバイスをもらったけれども…ごめんなさい、上手くは聞けなかったわ」
- ヘーレム
- 「……そう……まあ、相手がベスティアじゃ、そんな簡単にはいかないのだわ……」
- ぽん、とアンフィスの肩を叩いた
- 生まれてからそこそこの少女にしては、どこか達観した表情だった。
- すとん、と席に座り直して、もう一口パンケーキを頬張る。
- 「早寝早起きなら、夜のデートは避けて別の作戦で行くべきね……」
- アンフィス
- 「それで…起こすのも申し訳なくて…せめてテントの中にと思ったのだけれども…」
- 「そのまま隣で寝たわ」
- ヘーレム
- というかどんだけ早く寝たんだあの青年は……陽が落ちてからすぐ寝るわけでもあるまいに……もぐもぐ。パンケーキおいしい。
- 「……ん?」
- 「アンフィス、ベスティアの横で寝ていたの……?」
- アンフィス
- 「小さい頃も一緒に眠っていたけれども…ベスティア君も大きくなったわねって、少し昔が懐かしく…」
- ヘーレム
- 「だ、だだだ、駄目よ駄目!駄目なのだわ…っ」 慌ててもう一度立ち上がった
- アンフィス
- 「横…」アンフィスの脳内:隣同士の木で別々のハンモックが並んでいる 横と言えば横である。
- ヘーレム
- 「よ、嫁入り前のレディが、まだお付き合いしてもいない殿方と……その、ドドドー―」
- 「……ドンキーだなんてっ!」
- アンフィス
- 「えっ…?」
- ヘーレム
- 「お母様は絶対にそういうのは駄目なのよって、言ってたのだわっ!もう、もう、アンフィスったら……!」
- アンフィス
- 「初めてではないわ…?それこそ、冒険者の仕事で…」雑魚寝も珍しい話でないのはヘーレムも知っているだろう
- ヘーレム
- 「依頼中でも駄目なものは駄目なのよ…!冒険者でも、レディとしての振舞いは忘れてはいけないのだわ!」
- 私は今までちゃんと男女でテント分けてたもん!!
- アンフィス
- ヘーレムは思い出すかもしれない。そういえば、そもそもこの2人同じ部屋でも平気な顔をしていた…と。
- ヘーレム
- 結局同じ部屋になったんだっけ…?
- あの
- 以前のキャンペの時…
- アンフィス
- なった(なった
- ヘーレム
- なってた
- いやっ、まああれは……あれはどう、だ……?
- 同じ部屋になったのを教えてもらったような貰ってないような記憶がAIMAIだーーーっ!
- アンフィス
- なお実際は隣同士で一人用ハンモック吊り下げて寝てただけです(現実
- キャンぺの時はヘーレムちゃん知ってますね…。
- ヘーレム
- そう、か……
- アンフィス
- CCで殿方と同じ部屋で大丈夫…?って聞かれた覚えが
- その時は幼馴染で…
- 姉弟みたいなものよ、と
- ヘーレム
- なるぽよぉ~~~
- ヘーレム
- こほんと咳払い。まあ、以前の依頼の時は完全に兄妹だと思っていたからいいのだ、うん……。
- 「でも、アンフィスがこれからベスティアの事を家族としてでなく、殿方として見たいというのなら、その辺はきちんと分けないと駄目よ。いい?」 手に持ったフォークをゆらゆら揺らしながら
- アンフィス
- 「キャンプでなら、珍しい話ではないのではないかし…ら?ベスティア君も普通に準備をしていたし…」
- ヘーレム
- 「そこが曖昧だからいけないのよ!これからはちゃんと分けること!」
- アンフィス
- 彼は手際よく、予備の二つ目のハンモックをつるしてくれました、まる。
- ヘーレム
- 「殿方として当然の配慮も怠るなんて……ほんとベスティアったら!」 ぷんすこ
- アンフィス
- 「わ、わかったわ…」ヘーレムの迫力に押され
- ヘーレム
- 「アンフィスとベスティアは、まずそこからなのだわ。二人してお互いの事家族だって思ってるから、距離感がへんてこなのよ……」 全くも~
- アンフィス
- 「ベスティア君は悪くないわ、むしろ…もう一つのハンモックも出して私の分も準備してくれたし…」
- 「そ、そうなのかしら…?」
- ヘーレム
- 「そうなのっ」
- 「アンフィスは素敵なレディなのにどうしてこういう所はアヤフヤにしちゃうのかしら……」 パンケーキもぐもぐ
- この様子をベスティアが知れば「くくっ」と笑われ皮肉のひとつでも言われるのが目に浮かぶ。
- ベリー味のパンケーキはほどよい甘さである。本来であれば目の前の女性とその意中の男性のコイバナというものは
- ほどよい甘さがするはず…ではあるのだが、大変残念なことを言えば、そんな味はしない話であった。
- ヘーレム
- ショモ…
- アンフィス
- 「あやふや…冒険者をしていると、そのあたりは…」気にしている余裕などないといった方が正しい。
- 「特にベスティア君は…小さい頃から、知っている…し…」
- ヘーレム
- 「……」 余裕がないのは理解できる。かくいう自分は、自然と周りが守ってくれたり配慮してくれる環境にいたからこそ成り立っていたのだ。
- 「………」 だからといって目の前のレディ見習いを甘やかしたら、多分ずっとこのまま進展は望めないのだ。少女は心を鬼にする事に決めた。
- 「…………………」 だからといって、自分だって恋は分からない。恋を自覚する切欠ってなんなのだ…?
- アンフィス
- 「そうね、もう少し…うん、ベスティア君に女の子として見てもらえるように…がんばってみるわ」
- ヘーレム
- 「………………………………」 思考の渦に飲み込まれていく…ぐるぐるぐる。パンケーキの味が分からない……。
- 「……はっ」 我に返った
- アンフィス
- 「………そのためには、運動量も増やさないといけない、かしら」
- ヘーレム
- 「えっなんで??」
- 斜め上の言葉が出てきて、素の声が出た。
- アンフィス
- 「えっ…ずっと前に、隣に座って、つい、よりかかってしまったことがあって…」
- 「…その時に、おもくなったな、と言われてしまって」
- ヘーレム
- 「!?」
- アンフィス
- そういう風に思われているから、意識もしてもらえないのかしらね…とアンフィスは言う
- ヘーレム
- 「さ、ささ、サイテーなのだわ!レディになんてことを…!」
- アンフィス
- 「思わず、ずつきをしてしまったけれども…」
- ずつき…とはなかなかに大胆であろう。
- ヘーレム
- 「……」 あっ、アンフィスでもそこは怒るんだ
- 「……まあ、素敵なレディになるには、そういった努力も必要……かもだけど、アンフィスは今のままでもとってもスレンダーで綺麗なのだわ…」
- アンフィス
- 「…ありがとう、ヘーレムさん」ふんわりと微笑んだ。
- ヘーレム
- 「……うん……」 ベスティアに伝わらないと努力も結実しないのが切ないところ
- 「ひ、一先ず!」
- 「アンフィスはもっとレディについてお勉強が必要と見たのよ」 すっと姿勢を正す。頬にはクリーム。
- ついてのお勉強
- アンフィス
- 「えっ」
- 「あ…ヘーレムさん、ちょっとごめんなさいね」といって、ナプキンで丁寧にクリームをぬぐおうと
- ヘーレム
- 「だってアンフィスったら、殿方とドンキーしていても」 拭われた 「……ドンキーしていても平気だし」
- アンフィス
- 「…ドンキー?」
- ヘーレム
- 「うん」
- アンフィス
- どんきー…鈍器?
- ヘーレム
- 「だからまずは、一人前のレディになるにはどうすればいいか、をお勉強するのだわ!」
- アンフィス
- 「…なるほど」礼儀作法を身に着けるということね
- 間違ってはいないのだろうがこの2人の間で微妙な認識のずれが起きてはいるが、互いに気づいていない。
- 確かに身に着けておいて損はない。上位の冒険者ともなれば…軍人等、公的な機関から依頼が入ることも少なくはない。
- ヘーレム
- 「アンフィスがレディに近づけば、さすがのベスティアだってちょっとは見方を変えてくれるに違いないのだわっ」 うんうん、我ながらなかなか的を射たアドバイスをしているのでは?
- アンフィス
- ドンキーというのはよくわからないが…専門用語だろうか…?
- アンフィス
- もしかして:同衾(どうきん)
- ヘーレム
- はい
- アンフィス
- 「わかったわ、ヘーレムさん…がんばって、勉強するわ」
- ヘーレム
- 「……! うんっ、私も応援するのだわ!」
- アンフィス
- 「ただ…先ほどから言ってくれている、ドンキー、とはなにかしら…?」
- ヘーレム
- 「……だ、だめよアンフィス!そのワードはとってもセン、セン……?センセーショナルだから、そう簡単に口にしてはいけないのよ!」
- アンフィス
- センセーショナル??????
- アンフィス
- 「えっ?」
- アンフィス
- もしかして:センシティブ
- ヘーレム
- 「簡単に口にしてはいけない言葉、そういうのもレディの知識として重要なのだわっ」 どや~
- ヘーレム
- はい
- 謎が謎を呼ぶ――
- アンフィス
- 「わ、わかったわ…」識者としてのヘーレムの能力の高さは知っている。きっと、何か専門的な用語で…隠語みたいなものなのね…
- アンフィス
- まごうことなきコメディ…。
- ヘーレム
- 恋を相談するには明らかに人選ミス…ッ!
- アンフィス
- コイバナ聞きたいお年頃かなって…。
- ヘーレム
- おませさんだけどまだ早すぎたんだ…
- 本人からして恋愛がわからないもの…
- アンフィス
- 君もいずれわかるさ…。
- ヘーレム
- パパは許しませんよ
- アンフィス
- ヴィクトールパパ!?
- ヘーレム
- パパーーーッ!
- アンフィス
- ひとまずは…うん、礼儀作法の勉強も始めてみよう。
- あとは…。
- 「ちなみにヘーレムさん…このお店…」
- ヘーレム
- 難しい事を考えたので糖分補給のターンなのだ。もぐもぐ、美味しい!
- アンフィス
- スッとメニューに書いてある文字を示す。そこにはかわいらしい文字で
- ヘーレム
- 「……ん?」
- アンフィス
- 『オープン記念!パンケーキ1枚とアイスクリーム1つおかわり無料!』
- ヘーレム
- 「―――はっ」
- アンフィス
- よかったどう?と
- アンフィスとしてもこの年下の少女にいらぬ苦労(?)をかけてしまった詫びはしたい。
- ヘーレム
- こくりとアンフィスに頷くと 「おかわりお願いしますなのだわ!」 しゅびっと手を上げて、近くの店員を呼ぶのだった
- アンフィス
- 少女のかわいらしい声かけにほっとしつつ
- アンフィス
- こんな感じですかね
- ヘーレム
- ですかね!
- アンフィス
- お付き合い感謝です
- まごうことなきラブコメの波動でした…
- ヘーレム
- ふふ
- こちらこそ楽しかったです、ありがとう!
- 頑張れレディ後輩…
- 果たして…ヘーレムのアドバイス(?)通りに、上手く事が運ぶかどうかは
- この時点では、まだ、誰も知らない…。
- !SYSTEM
- BGMを削除 by アンフィス
- アンフィス
- また進展あれば…。
- ヘーレム
- 神の味噌汁
- アンフィス
- あまずっぱいでーとがもしかしたら
- ないかもしれない…(現実
- ヘーレム
- ないんか……
- がんばれよ!
- アンフィス
- がんばる!
- ヘーレム
- シジミだってとぅるるってんだから!
- アンフィス
- しじみ!?
- ではお付き合い感謝です。
- ヘーレム
- あい!
- アンフィス
- 20220523_0
- ヘーレム
- ログ感謝!
- アンフィス
- また機会があれば遊びましょう。
- 今度はいい報告できると…いいな(願望
- ヘーレム
- はあい!おつんこでした!
- 待ってるぜ…
- アンフィス
- おつかれさまでした!
- ヘーレム
- では!
- !SYSTEM
- ヘーレムが退室しました