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幕間

20220521_0

!SYSTEM
トレイシーが入室しました
!SYSTEM
アカシアが入室しました
アカシア
よっこい
トレイシー
よいしょ
とりあえず標でいいかな?
アカシア
うん
あー
トレイシー
それじゃあさっくり、うん?
アカシア
そうか、サーバーがラウンジと一緒になっちゃったから
ラウンジと音量設定が同じになってるのか
ラウンジはチャット着信音は0にしてたからたいへん
トレイシー
ああ、設定その他は引き継げなかったって言ってたね
なるほど
アカシア
まあとりあえず大丈夫
トレイシー
それじゃあさっくりやるわねー
よろしくお願いします
アカシア
よろしくお願いします。
 
 
 
 
 
 
 
リアン地方イルスファール王国星の標
此処は国内でも有数の冒険者ギルド支店としてその名を輝かしいものとしている
数多くの冒険者を取り揃え、高い依頼達成率を誇り、国の内外個人、組織を問わず依頼が舞い込んでくる
トレイシー
時間帯に希望はある?
アカシア
何時でも大丈夫だよ。
トレイシー
じゃあ宵の口と言うか夜になってすぐくらいにしようか
アカシア
おっけー
 
依頼も捌き終わり、昼が過ぎ、陽が傾いて、夜になる
酒場としての側面を強くし始める星の標で
早くも空の皿を積み上げているテーブルがあった
トレイシー
「……」 がっつがつ もっもっもっ
「うーん、今日も美味しい……」
アカシア
目の前にありえない速度で積み上げられていく皿の山はもはや見慣れたもの。動じた様子もなく、対面の席でちまちま夕食に舌鼓を打っているのは、もみあげ部分を長く伸ばした金のショートヘアの少女だ。
「もう少しいい設備で料理出来るようになれば、星の標の味ももうちょっと再現出来ると思うんだけど……」
トレイシー
「ああー、流石にきっちんふぁ・・・」 ごっくん 「キッチンはねぇ」
アカシア
トレイシーとは打って変わって、じっくり味わいながら、舌で感じる味を細かく吟味している。
トレイシー
戦場の激戦区に送り込まれる兵士たちのように、少女の何処に入っているのかという勢いで食事が平らげられていく
アカシア
「お店開くわけでもないのにそこまでコストを掛けるのもなんだしね」
トレイシー
「今日も疲れたねぇ……、ぐっすり眠れそう」 「そだねー、2人で家借りるとかならまだしもね」
アカシア
「お店くらい設備の整ったキッチンのある家なんて、そうそう見つかる物件でもなさそうだ」
「……今日そんな疲れることしたっけ?」
食器を置いて胸の下で腕を組むと、うーんと一日を振り返り始めた。
トレイシー
「それは確かに」 ふふ、と笑って デザートに手を付ける 「ん、だって掃除して買い物して、ご飯食べて、ご飯食べて、ご飯食べて、」
「ご飯食べてるわけじゃん?」
アカシア
「9割食べてるだけじゃない?」
トレイシー
「そこに気がつくとはやはり天才か・・・」
アカシア
「燃費があまりに悪すぎる……。ドラゴンフォートレスだってそこまで悪くないよ」
トレイシー
「超兵器と比較されるなんてテキトーさんも捨てたもんじゃないね」
どや
アカシア
「燃費以外の部分はどうだろう……」
「うーん……火力、飛行能力、装甲の硬さ、どれをとってもドラゴンフォートレスの勝ちだ……」
トレイシー
「そこはほら、頼りがいのあるお姉さんとしてほら」
「ええ・・・」
アカシア
「頼りがい……」 自分の財布を取り出し、中を見てから積まれた皿を見た。 「じゃあ、今日はトレイシーのお財布からで」
トレイシー
「じゃあ姫はドラゴンフォートレスかテキトーさんかと言ったらドラフォとるわけ?」
「・・・ひゃい」
アカシア
「幸い可愛さという一点ではトレイシーが圧倒的勝利だから、選ぶならトレイシーかな」
トレイシー
「やったぜ」
しょぼしょぼしつつ財布を握り込んで 「まー、仕事しなきゃなー‥・」
アカシア
「細かい仕事はこなしてるけど、食費でいっぱいいっぱいだもんねえ」
「無限に湧いてくる財源が恋しい……」
トレイシー
「そんなものあったらガメル神官に睨まれちゃう」
ふふ、とモンブラン突きつつ
アカシア
「実際昔はお金に困ったことってなかったから」 デザートのショートケーキをフォークで切り取り、ぱくんと一口。
トレイシー
「さすがぁ」
アカシア
「帝都の中だったら、そもそもお金払うことが稀だったしね」
「払うっていっても、大体の人はただでくれたし」
トレイシー
「ほほーん…慕われてたんだねぇ」
アカシア
「んー……まあ、そうなのかな。受け入れられてたとは思うよ」
トレイシー
「だってさぁ、怖がられてたんならそもそも渡したりしないもん」
「そしてそんな恐怖で縛り付けてた場所に、大事な人を護衛は降ろさない」
「となると慕われてて、姫は今も昔もアイドルだった、って結論になるじゃない?」
アカシア
「アイドルかどうかはともかく」 いちごにフォークを突き刺し、口に運んで。
トレイシー
栗をつついて もぐっと食べる
アカシア
「ごくん。……国内は安定してたし、皇族は確かに支持されてはいた、かなあ」
トレイシー
「そっかそっか」
アカシア
「国外からは蛇蝎のごとく嫌われてたけどね」 困ったように苦笑して、最後の一口を食べ終えた。 「ごちそうさまでした」
トレイシー
「それはそれは、あたしの故郷と似た感じだ」
アカシア
「まあ、領土的な野心が大きい国はそうなるよね」
トレイシー
「そうして大きくなった国はそれしか知らない。そこは仕方がない所だよね」
アカシア
「今の時代にそのスタンスを貫く、っていうのはある意味感心するな」
トレイシー
「それは確かに」 ふふ、と笑って 「それが通用する土地柄っていうのもあるかもねぇ」
アカシア
「ディストラがもうちょっと融通の利く国だったら、ルセルメスの時も大分状況が変わってたもん」
トレイシー
「なははは、まあねぇ」
アカシア
「お陰様でいい旅をして、いい出会いを得られたのはあるけどね」
トレイシー
ごちそーさまとフォークをおいて
「姫の糧になったなら良かった良かった」
アカシア
「代わりにトレイシーのこととか、心配事も増えました」
トレイシー
「……心配事?」 およよ
アカシア
「自覚なしなの? 結構大変な状況になってたのに」
トレイシー
「いやま・・・あー・・・」頬をかいて 目が泳ぐ
「じゃあ姫だけには話しておくけど」
「あたしさ、元は剣使いだったんだよ」
「でも、ちょーっと色々あって。剣握ると大変なことになる様になっちゃってんだよね」
アカシア
「うん」 分かってる、といった風に頷いて。
「自分の考えで握らないようにしてるんじゃなくて、別の原因なの?」
トレイシー
「うん。まあもう握りたくないっていうのはあるけど、」
「そもそも握るとかなーりリスク」
「握ってる間、確か心臓が止まる。まあ持ってるものが剣じゃなくなれば、つまり使って折れたらすぐに解けるんだけどね」
アカシア
「そんな大事なことを確かとか曖昧な認識でいるのはまずい……っていうか、そんな状態であの時単独行動して、しかも剣使ったりしてたの……?」
トレイシー
「まあ、大体の剣ってあたしが使うとへし折れるか砕け散るかしちゃうから、そこまで心配なもんじゃないんだけど」
「いやまあ・・・えっと、はい・・・」
アカシア
「……」 じとー。
「ご飯だけじゃなくてそういう所も面倒見なくちゃね……」
トレイシー
「ちょっとさー、古巣の連中相手にする時は流石に杖だと大変だったからさ…‥」 人差し指同士をつんつんとあわせて 
「だから黒き牙にぶっけるときはわざと脆い剣で昔の技使ったんだけどいやー、しんどかった」
アカシア
「……」 じとー。
トレイシー
「あう・・・」
アカシア
「どうしてそんな風になったの? 呪いなら、解呪の方法とかわからないのかな」
トレイシー
「そこはちょっと二人きりじゃないと言えないかなー」
アカシア
「わかった。じゃあ今度聞こう」
トレイシー
「まあ全部は話せない、姫相手でも」
「そこはごめんね」
そんな風に二人が話していると、夕食時の店に何度目かの乾いたベルの音が鳴った。
アカシア
「いいよ。必要になったら勝手に探るし」
トレイシー
「こわいなー」
ホークアイ
入ってきたのは、長い白髪を後ろでひとつに結び、琥珀色の表情の薄い目をした、全体的に白い印象の娘だった。
アカシア
「大事にされてる証拠だよ」
そう言って、ちらりと入り口の方に目をやる。
特に知り合いだったわけでもなく、すぐに視線をトレイシーに戻した。
トレイシー
視線を追いかけて そして
「げ」
ホークアイ
アカシアの視線に返すようにそちらを一瞥すると、
トレイシー
思わず口に出ちゃう
ホークアイ
「……うわ」
アカシア
「?」
「どうしたの? 食べ過ぎた?」
トレイシー
「…‥ああいや、」
「……、」 ええー…
ホークアイ
「……」 相手の反応からしても、人違いとかそういうわけじゃなさそうだ。額に手を当ててため息を吐くと、二人のテーブルに近付いて来る。 「何で居るの」
トレイシー
「………やっほー、ホークアイちゃん」
アカシア
近寄ってきたホークアイに小さく頭を下げて。 「知り合いなんだ」
トレイシー
「いやー、此方のセリフかなぁ」
「まあ知り合い。知り合いなんだけど、なんていうか」
ホークアイ
「お前にちゃん付けされるのは気色悪いからやめて。ぞわっとする」
トレイシー
「商売敵だった相手的な……、一言で言うのは難しい」
「相変わらずで安心したよ」
アカシア
「ふーん」 トレイシーとホークアイ、それぞれの顔を見比べて。
ホークアイ
「……そっちもね」 積み上げられた皿を見て、顔がちょっと引いた。
「こっちの子は? 何処から攫って来たの」
トレイシー
「遺跡から」
「アカシアっていうの。可愛いでしょ」
ホークアイ
「まじで攫って来たのかよ……」
トレイシー
「のんのん、保護保護」
アカシア
「ご紹介に与ったアカシアだよ。よろしくね」 立ち上がると、右手を差し出して握手を求め。
ホークアイ
「まあ、確かに見た目は可愛いけど」 手を伸ばして握手に応じて、軽く握ってから離す。 「ホークアイでいいよ」
「最近多いみたいだからね。遺跡から人を攫ってくる冒険者」
トレイシー
「あ、そうなの」
「やだねぇ、怖い怖い」
ホークアイ
「お前もそのひとりだって言ってんの」
アカシア
「トレイシーの商売敵、って言ったけど」
トレイシー
「言ったじゃない、保護だって」
「あたし嘘ついてないわよ」
アカシア
「まあ、そういう系だよね」
ホークアイ
「保護なの?」 座り直したアカシアを見下ろして聞いてみた。
トレイシー
「まあそういう系だね」
アカシア
「最近はこっちがお世話をしているというか……」
トレイシー
「お世話されてます」
ホークアイ
「あ、そう……」
トレイシー
「羨ましいんじゃない?」
ホークアイ
「何でだよ」
トレイシー
ふふん、と笑って
「いや、リアク的にね?」
ホークアイ
「まあ、旅仲間とかがいるのは羨ましい部分はあるけど」
アカシア
「じゃあ、一緒に何処か遊びに行く?」
ホークアイ
「遠慮しとく……」
トレイシー
「あたしは別に構わないのになー」
ホークアイ
「どの口が言ってんだよ」
トレイシー
「怖い怖い」
「ま、あれよホークアイ」
「あたしはもう、野良なの」
「だから、まあ苦手って言われちゃうとそうかもしれないけど、」
「あんまり腹の探り合いはしなくて平気な身許よ」
ホークアイ
「それは目を見ればわかる」
トレイシー
「ならよかった」
ホークアイ
「今のアンタと腹の探り合いするつもりはないよ。そっちから手を出して来なければ、今のところ狙う理由もない」
トレイシー
「同じく。って感じ」
アカシア
「……うーん」
「……野良かな」 たっぷり餌付けしちゃってます。顎に手を当ててテーブルの上の皿を見ながら悩んだ。
トレイシー
「ただ、これは忠告だけど古巣の見習い…見習いって言っても実力的に正規になっててもおかしくないやつが、此処入り込んでるみたいだから。そこだけ気をつけておいて」
「にゃんにゃん」
ホークアイ
「言われるまでもないよ。むしろ気をつけるべきは、アンタの方じゃないの」
トレイシー
「ま、それはそう」
アカシア
「にゃんにゃんで一瞬誤魔化されそうになったけど、私そんな大事な話聞いてないよ」
トレイシー
「いや、まあ向こうもあたし探しに来たわけじゃなさそうだから」
「そっとしておけば良いわよ」
アカシア
「ならいいけど。無茶する時はその前に言ってね」
トレイシー
「姫にはちゃんと言います。約束」
ホークアイ
「見た目の割に、肝が据わってるね。動じない、というか」
「……姫?」
トレイシー
「実際姫」
ホークアイ
「……何、そういうプレイ?」
トレイシー
頷き
「事実なだけよ」
「昔の国のお姫様ってだけ。ね」
アカシア
「まあ、否定する要素はないね」
ホークアイ
「……やっぱ遺跡から攫って来てんじゃん」
「ま、誰とつるもうとアンタの勝手だけど」
トレイシー
「保護保護」
「ホークアイにもそういう人が出来るといいね」
ホークアイ
「そういう身の上じゃ、狙ってくる奴もいそうだし、自分のこと共々、精々気をつけなよ、野良猫さん」
トレイシー
「まあ、その辺りは万全よ」 胸に手を当てて
ホークアイ
「嫌味かよ。そもそも、振られて鬱陶しくなったからしばらく暇をもらってこっちに来てんの、私は」
トレイシー
「かわいそう」
アカシア
「……誰か紹介してあげたら?」
トレイシー
「バドゥ、ブランさん、ラシャタ、後はシャル」
ホークアイ
「いらないって。……このズレた感じ、よくお似合いだわ」
トレイシー
「褒めても何もでないぞぅ」
アカシア
「シャールカにはまだちょっと早いかな……。前3人は……うーん、二人はひねくれ者だからなあ」
ホークアイ
「褒めてないからね」
トレイシー
「ちょっと影のある大剣使いの美丈夫と、」
「ベテランの魔法槍術士と、」
アカシア
「ブランシュさんはブランシュさんで、色恋沙汰にあんまり興味ある印象がない……」
トレイシー
「料理上手の妖精精霊使い」
「カードは3枚あるぞアイちゃん」
ホークアイ
「アイちゃんって呼ぶな」
トレイシー
「まあそれはそう」 >アカシア
「いいじゃん呼び方くらいー」
ホークアイ
「他の人には何も言わないけど、アンタに呼ばれると気色悪いんだよ……」
アカシア
「じゃあ、慣らすために私もアイちゃんって呼ぼう」
トレイシー
「そうしてあげて」
ホークアイ
「……」 ジト目で二人をにらみ。 「……勝手にすれば」
トレイシー
「許可がおりたぞわーい」
ホークアイ
「ムカついたらコロス」
トレイシー
「こわいこわい」
ホークアイ
「……はあ」
「まあ、同じ店に所属してるなら、一緒になることもありうるし」
トレイシー
「うんうん」
ホークアイ
「その時は邪魔するなよ」
トレイシー
「その時はよろしく、改めて、トレイシーって呼んでねアイちゃん」
「やだなぁ、もうそんな事する間柄じゃないでしょ」
アカシア
「私も一緒することがあったらよろしくね、アイちゃん。あと、お出掛けの誘いも歓迎するよ」
トレイシー
昔は邪魔しかしてなかったけど
ホークアイ
「……早速弓に手が掛かりそうだ」
「はあ……。まあ、そういうことで」
トレイシー
にっと笑って
ホークアイ
「私は行くから。……ご飯は別の所で食べるよ」
トレイシー
「残念。またね」
ホークアイ
二人に背を向けると、ひらひらと肩越しに手を振って去っていく。
アカシア
手を振ってその姿を見送り。 「割と楽しい知り合いがいるね、トレイシー」
トレイシー
「お、お目が高いね姫」
「昔はお互い妨害し合った間柄だからまあ対応が辛い辛い」
アカシア
「最初にお互いを見た時の顔すごかったもん」
トレイシー
「まあ、会うと思ってなかっただろうからね」
「あたしは始末されてるってことになってるし、ユウレイでも見た顔になってたんじゃないかな」
「で、あたしは向こうがいるはずのない場所にいるからやっぱりユウレイ見た顔になったと思う」 あはは
アカシア
「ゴーストを見てもあんな顔にはならないとお思う」
トレイシー
「確かに」
アカシア
「とりあえず、戦ったりするつもりはないみたいで安心したよ」
トレイシー
「戦ったりはねー」
「あたし剣じゃないし、勝算は高いか低いかで言ったら低めかも」
「ただ向こうも本気になる理由がないし、その辺りは問題ないかな」
アカシア
「あっちはまだ現役っぽい感じあったしね」
「うん。割と和やかに話せて良かった」 あっちはちょっと怒ってたけど。
トレイシー
「まあ、すっごい色々やったから」
「嫌われてるのはそうだけろうけど、あたしの元上司とあったら顔引き攣るじゃ済まないと思うな」
「だいたい彼女が発案者だし」
アカシア
「そんなやんちゃな子がよくこんな大人しい野良猫になったね」
「ごめん、大人しくはなかった」
トレイシー
「でしょ」
「ありゃ」
「こんなに大人しいのに」
アカシア
「じゃあ、具体的に自分が大人しいと思う点をいくつか挙げてみて」
トレイシー
「参りました」
アカシア
「早いね」
トレイシー
「いや、その質問はずるい」
「手も足も出ない…」
アカシア
「自分から大人しいって言ったから質問しただけなのに」
トレイシー
「あはは。まあテキトーさんだからね」
アカシア
「やっぱりテキトーだなぁ。まあ、そのくらいの方が安心するけど」
「さて、そろそろお腹も落ち着いたし、どうする?」
トレイシー
「眠るには少し早いし、」
「夜の街の散歩にでも行こっか」
アカシア
「わかった。帰ったら私が隠しておいた秘蔵のお菓子をあげよう」
トレイシー
「えっ、なになに。なんでご褒美?」
アカシア
「忘れててそろそろ食べないと危ないから」
トレイシー
「ええ・・・」
「まあいいか。一緒に食べよ」
アカシア
「うん、そうしよう」 立ち上がると、近くにいた従業員を呼んで代金を手渡して。
「いこうか」
トレイシー
「あ、まったまった」
従業員から銀貨を回収するとアカシアに返して 自分の財布から取り出して渡す
アカシア
「覚えてたんだ」
トレイシー
「もう慣れちゃってるんだと思った」 困ったように笑って
アカシア
「えらいえらい」
トレイシー
「よっしいこう」
手を差し出して
アカシア
「うん」 差し出された手を自然に取って。 「今日は何処まで散歩にいこうかなぁ……」
トレイシー
「王城とか見に行こうー」
アカシア
「衛兵たちに怒られないように注意しようね」
トレイシー
「散歩で派手なことはしないって」
アカシア
「悪戯しようとか考えちゃ駄目だよ」
トレイシー
「しないしない。姫もだよ」
アカシア
「しないしない」
トレイシー
「ならよーし」 くい、と手を引いて 歩き出す
アカシア
「それじゃいこう。お菓子が待ってるし、しっかり運動しておかないと」 手を引かれながら、ぱたぱたとそれに続く。
アカシア
私はこんな感じで大丈夫だよ。
トレイシー
あたしもこれで大丈夫 お付き合いありがとうー
アカシア
こちらこそありがとう
トレイシー
20220521_0 ログ番号
アカシア
はーい、ありがとう
トレイシー
それじゃあまた遊んでね
アカシア
うん、またねー
では撤退。おつかれさまー
!SYSTEM
アカシアが退室しました
背景
BGM