このログにはBGMが含まれています。
音量設定をONにしますか?
(後からでもメニューから設定変更できます)

幕間

20220421_0

!SYSTEM
ベリルが入室しました
!SYSTEM
ウォードが入室しました
ウォード
こんにちは
ベリル
ええ、こんにちは
こんばんはの時間の設定の方がいいかしら
ウォード
特に何かがあるわけでもないから時間をダイスで振ってその時間から話題を模索するのもあり
ベリル
1D24 → 8
争奪戦の最中じゃない?
もしくは捌けたか
ウォード
割りと捌けつつあるところな気はしますね。
ベリル
じゃあそんな感じにしようかしら
ウォード
何かあれか、依頼に巡り会えずに卓にならなかった朝かw
星の標。数多の冒険者の集うこの店の朝は早い
その日の依頼が張り出される頃になれば、それを求める冒険者達がごった返す
今日も例に漏れず、そんな依頼の奪い合いが発生したのだが──
いつもに比べ張り出される依頼が少なく、午前8時を回るころには既に掲示板は綺麗に掃除されてしまっていた。
ベリル
思うのだけれど
ウォード
どうしたの
ベリル
張ってる最中はロープを張って立ち入り禁止にしてそうよね標
ステイ、ステイ といった具合に
>掲示板の周り
そうじゃないと張り出した瞬間を狙うヤツで大変なことになるわ
ウォード
競馬のスタート待ちの気配がある可能性もある
ベリル
そうね…
 
 
ウォード
もしくはチャイムが鳴るまではノーゲーム……。
ベリル
「はぁ……」 あらかた人の捌けた店内で、テーブル席に腰掛けて気だるそうにしているルーンフォークが一匹…
ウォード
数少なかった依頼を覗いたものの、これという荒事絡みの依頼も見当たらず、今日は縁がなさそうだと諦めて朝食を摂ってからオフにしよう。そう思ってカウンターに足を向かわせる途中、見知ったルーンフォークがけだるげにしているのが目に入った。
ベリル
この時間と本人の態度がまさに「依頼取れませんでした」感を醸し出している…
ウォード
「おはようございます、ベリルさん」 大した寄り道でもなし、カウンターへ向かう足の行く先を方向変更して近付いて挨拶を投げた。
ベリル
「ん……ああ」 ゆっくり体を起こす 「おはよう」
ウォード
「そちらも依頼は取れなかったみたいですね」 空気に書いてある、と。苦笑を浮かべながら。
ベリル
「取れてたらこんな所で一人で座ってないわね」 ため息 「まあ仕方ないわ」
ウォード
「あ、こちらも取れてないです。期待させてたらすみません」 は、と。わざわざ声を掛けたことでお誘いと勘違いさせては困ると先に断りを入れた。
ベリル
「“も”って言った時点で察してるわ」
ウォード
「妖魔退治なんかはあったんですけれど、それこそもっと駆け出しの方々向けに残しておいたほうが良いなあと思って……」 遠慮しているうちにしっかり他が持っていった。
ベリル
「そんなのあったの?遠慮しないで取ればよかったのに」
そんなこんなしているとコーヒーが運ばれてきた
「はいどうも」 とか言いつつコーヒーを受け取り
ウォード
「新しい人達向けのものは、そういう方に受けてもらう方が良いと思いますから」 いやいや、とベリルの言葉を否定して。
「あ、どうぞ」 立ったままだったので邪魔になりそうなのでどいた。
ベリル
「こっちだって生活費あるんだし、気にしてられないわ」 「座れば?」 頼んでおいた角砂糖5個とミルクを投入する
ウォード
「朝食摂ろうと思ってたんですけれど、折角なので相席しても大丈夫ですか?」 カウンターの方も忙しそうだし。 「はい、ありがとうございます」 座れば、という言葉にお礼を言って向かいにお邪魔しました。
ついでに注文を入れよう。モーニングセットじゃなくて、朝から重そうなお肉類を注文している……。
ベリル
「……うわ、朝から良く食べるわね……食べ盛りってやつ?」
ウォード
「意識して体を作っておかないと不安で。食べられるときは、軽めのものよりは重めのものを摂るようにしてるんです」 その分動きますし。
ベリル
「重戦士だとそんなものなのかしら。それとももっと背が欲しいとか?」
ウォード
「背は……まあ、欲しいは欲しいですけど」 小さめなのは自覚あるんで……。 「重戦士だからというか、体作りをしておいた方が思い通りに動かしやすいじゃないですか」
ベリル
「やっぱりほしいんだ」 「まあ筋力はあった方がいいのは間違いないわね。無くて困ることはあるけど、あって困ることは無いもの」
ウォード
「もうちょっとくらいは伸びるとは思うんで焦ってはいませんけど」 「はい。あって困るとしたら、まあ維持の為にしっかり食べないとってところだと思いますけど」 話してるうちに鉄板に乗ったステーキが運ばれて来ました。時間帯的に見るだけで胸焼けしかねないヘヴィーな朝食。
ベリル
「まあ、貴方くらいの歳ならそうみたいね?……にしても見てるだけでお腹いっぱいになるわ……」
ウォード
「ベリルさんは食が細そうですしね」 いただきます、と言ってもくもくと食べ始める。熱々だろうに躊躇いなく切り分けて口に運んでいく。
ベリル
「燃費はいいわね。そもそもルーンフォークはカプセルだけで1週間食わずで行けるんだけど」
ウォード
「羨ましいようなそうでもないような」 カプセルオンリーとか。
ベリル
「非常時には便利かもね。味気ないから私は普段それで済ませることはないけど」
ウォード
「あ、味気ないとは思うんですね」
「前に知り合ったルーンフォークの方はそっちのほうが効率的だと言っていたりもしたんですが。個人差でしょうね、やっぱり」
ベリル
「まあ効率を重視したりするヤツはそうかも知れないけど」 「私がルーンフォーク“らしく”見える?」
ウォード
「ええと……」 言葉を迷う。
ベリル
「ぽくないでしょ。遠慮しないでいいわよ。自覚あるから。じゃなきゃそう聞かないわ」
ウォード
「ええと、らしいか、と言われるとあまり。どちらかというと自由気味な普通の人、ですよね」 迷った後に。
ベリル
「まあそうよね」 ふっと笑った
ウォード
「まぁ、人間にだっていろいろな人がいるんですし。ルーンフォークだって、色々な人がいても良いんじゃあないでしょうか」 あまり気にはしてないようだけど一応フォローするように。
ベリル
「私は生まれた時からこうだから、その意見には当然そうと思ってるわ」
「ただ種族的にはイレギュラーな方なのは間違いないけれどね。私に話しかけてから面食らうヤツの多いこと多いこと」
ウォード
「まあ、ルーンフォークって言うと、っていうイメージはありますよね」
ベリル
「うんまあ、分かるけどね。ドワーフは堅物が多いみたいな感じでしょ」
ウォード
「エルフは美人が多い……は、外見面の話だし事実だからちょっと違いますかね」
ベリル
「エルフだったら……のんびり屋が多い、じゃないかしら?」
ウォード
「それは、育ちの影響のような……?」
ベリル
「それを言うとドワーフの堅物イメージも育ちの影響な気がするけど……」
ウォード
「むむむ」
「そう考えるとあながち偏見でもない……?」
ベリル
「うーん……まあ他の種族でルーンフォーク程特殊なのはそういないか」
ウォード
「あ、でもお酒嫌いのドワーフは今のところ見たことないですね」
ベリル
「あー…」
「そうねぇ。その種族の本能みたいに思われてる部分なのかしらね」
「ルーンフォークって他人に従順で主を求めるみたいに思われてるみたいだし」
ウォード
「そういう意味だとドワーフがお酒好きなのとおんなじ様に奉仕好きだと思われがちなもの、なんでしょうかね」
ベリル
「明確に作られた種族だしね」
「それが一般的だと分かってても私の場合は全く理解できないから、なんで?って感じだけど」
ウォード
「まぁ、昔がどうかは置いておいても今は別に普通の人族なわけですしね。気にすることもないとは思います」 ステーキを処理し終えました。ふう。
ベリル
「気にしたくなくても“普通のルーンフォーク”って感じで話しかけて来るヤツが多いって愚痴よ」 肩竦め
ウォード
「ああ、なるほど……」 ううん。
「でもそういう意味だと、冒険者って生き方は正解なのかもしれないですね」
「ほら。しっかりやっていけば、名前や顔も売れていくわけじゃないですか」
ベリル
「うん……まあ……」 目が泳ぐ 「他の仕事はちょっと合わなかったしね……」
ウォード
「そうやって有名になれば、そういう声がかかることも少なくなるんじゃあないかと……。?」 なんで目が泳いでいるんだろう。
ベリル
「え───ええ、そうね。冒険者は割と天職だし、早々にそうなりたいわ」
ウォード
「……」 話を変えた感じだしあまりつっつかない方が良さそうかな……。
ベリル
「まあ名が売れたら売れたで変なルーンフォークって感じで広まる気がするけど」
ウォード
「面倒事が避けられるって意味では、まあそれでも良いんじゃあないでしょうか」
ベリル
「まあね」
「貴方はなんで冒険者やってるワケ?」
ウォード
「僕ですか?」 「うーん、なんと言えば良いのか……」
「普通の生活をするのが、ちょっと難しくて。冒険者くらいしかないかなぁと」
ベリル
「あー……」
「まあ、私と同じようなもんね」 うんうん
ウォード
「そうなんですか?」
ベリル
「あ、いや……うーん……」
ウォード
「?」
ベリル
「うん…他の仕事はダメなの。向いてないの。それだけよ」
ウォード
「そうですか……」 なんだかやっぱり触れて欲しくはなさそうだから突っ込むのはよしておこう。
ガルバ
「ベリルがうちでバイトをしていた間の被害を考えればな。何枚の皿が犠牲になったか」 一般通過ガルバ
ベリル
「ちょっ」 がたり
「───っと割っただけでしょ……ちゃんと補填したじゃない」 
ウォード
「……ええと」
「ぶ、不器用なんですね、意外と」
フォローらしいフォローが思いつかなかった図。
ガルバ
「普通は数ヶ月で3ケタ目前まで行かないんだよなぁ」
ベリル
「───────」
「さて、そろそろ良い時間ね。買い物にでも行こうかしら」
ガルバ
「…………」
ウォード
「いってらっしゃい?」
ベリル
「ええ、いい暇つぶしになったわ。じゃあ御機嫌よう」 ふわっと髪を掻き上げて立ち上がり店外へと歩いて行った……
からんころーん
ウォード
「……」 逃げたように見えるけれど、指摘はしないでおこう……。
ガルバ
「まあ──どんな仕事も長続きしなかったんだろうな。あの様子じゃ」
ウォード
「あ、お茶いただけますか」 お茶を飲み終えたら、自分もトレーニングにでも向かおうか。
ガルバ
「うむ」
ウォード
「そういう意味だと、冒険者を勧めたのは正解だったんでしょうね。いきいきしてますし、ベリルさん」
ガルバ
「それこそ戦闘特化にい調整されたルーンフォークなのかも知れんな。遺跡にあったジェネレータで生まれたそうだ」
ウォード
「あ、ガルバさん。そういう事情は、あまり当人がいないところで吹聴しない方が……」 良くないと思います。
ガルバ
「うむ。それもそうだな。まあ──コーヒー代ということにして貰おう」 あいつ金置いてかなかった…
ウォード
「あっ」 そういえば置いていかなかったね……。 「……代わりに出しましょうか?」
ガルバ
「俺の話で逃げ出した様なものだから今回はいいさ」
ウォード
「それでいいなら良いんですけど」
「取り敢えずお茶を頂いたら、僕も今日はお暇しますね」
ガルバ
「ああ、淹れてくる。また明日にでも来てくれ」
>依頼が欲しければ
ウォード
「はい」
ベリル
さてこんな感じで今回はお開きということで…
私は寝るわね……
20220421_0
ウォード
「……こちらの事情は、聞かされても困るだろうしなぁ」 言うか迷ったけど言わなかったのは秘密にしたいというよりこれだったのだ。ガルバを見送ってから独り言。
ベリル
ログはこれよ…
ウォード
おつかれさまだ!
ベリル
ではでは
 
 
 
ベリル
「あ」          「──まあ帰ってから払えばいいでしょ」
 
 
背景
BGM