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幕間

20220418_2

!SYSTEM
ソフィーが入室しました
ソフィー
こんばんは
!SYSTEM
んごが入室しました
んご
ばんばん!
ソフィー
よろしくお願いいたします。
本日の予定は王都ぶらり散策旅とぽかぽか日当たりがいい公園でのお茶会です。
んご
やったあ!
ソフィーとのCCは難しく考えずにのんびりRPできるからしゅきぴ
ソフィー
よろしくお願いいたします。
んご
宜しくお願いします!
 
 
 
イルスファール王国。星の標。数多くの冒険者達が集うこの宿には日夜様々な依頼が舞い込んでくる。
朝ともなれば依頼の争奪戦が起きているものの…昼過ぎともなれば暇な時間帯も出てくる。
ソフィー
さらっと誘ってしまいますね
んご
アイッ
現在上司から休暇をもらっている君は宿にいたのか、口うるさい兄のような男の小言から逃げていたのか、あるいは、イルスファール王都内をたまたまぶらりと歩いていたのか…そんな君に声をかけたのは君の友人でもあるタビット族の少女であった。
ソフィー
「こんにちは」相変わらず和やかなタビット族である。
このタビット族の少女が声をかけてくるのは大抵…何かヨイモノを用意しているときであると、君ならもうわかるだろう。
トゥエルヴ
聞き覚えのある声に、眼帯に隠された両目を下に向ける 「やあ、ソフィー」 普段よりもずっと柔らかい声色で彼女の名を呼んだ。
ソフィー
「よろしければお天気もよいことですし、お出かけとお茶でもいかがでしょうか」
君の目がもし見えていたら…このタビット族、何やらバスケットを持っていることに気づくだろう。
トゥエルヴ
「もちろん」 迷う素振りは一切見せなかった。二の句で少女の誘いに乗るのは暇だったからか、それとも何を差し置いても彼女と共に居るのが、彼にとっては大事なのか。少年自身もそれはよく分かっていない。
ソフィー
「ありがとうございます。ではちょっとおうちによってから、お出かけいたしましょう」
トゥエルヴ
「ん」 頷いてから、首を傾げる 「何か運ぶなら、手伝おうか?」
ソフィー
「ありがとうございます。ええ、おうちに材料がおいてありますから、お願いいたしますわ」2人分になったためである。日ごとから材料を多めに保存できるように支度をしているので、大人数は難しいが、1人増えるのは問題ない。
トゥエルヴ
「材料」
ソフィー
「ええ。せっかくならば、市場で調達もいたしましょう
うふふ、と笑うタビット族の少女はまた、何かを考えているようである。
トゥエルヴ
「……ん」 こくりと頷く。そういえば、イルスファールに来てから市場なんて、見回りくらいでしか行った事がなかった。
ソフィー
おなかはすいていますか(こっそり
んご
おなか、おなかは…
昼過ぎだから、普通!?
ソフィー
なるほど。
んご
ちょこっと何か食べたくらいかな…
ソフィー
では参りましょう、とタビット族の少女と君は連れ立って歩くだろう。
トゥエルヴ
ソフィーの声を頼りに、後ろをひな鳥のように付いて回った。
!SYSTEM
BGMを変更 by ソフィー
ホームタウンドミナ60%
ソフィー
 
んご
ウワアアアア
 
 
タビット族の少女の家に行き、何やら荷物を持った後、連れ立って歩いて行った先は商業街でも露店が並ぶ一角である。
昼過ぎとは言えど、王都内でもにぎやかな場所であり、呼び込みも多い。
んご
ソフィーたくさん声掛けられて操
そう!?
君の聴覚は…なにやら食べ物が焼かれている音、呼び込みをする人の声をとらえ
君の嗅覚は香ばしい匂いなど、食欲をくすぐるにおいをとらえることだろう。
トゥエルヴ
利用する事はほとんどないにせよ、賑やかな場所だというのは知っていた。漂ってくる美味しそうな香りに、鼻をすんすんと鳴らした 「……何の匂いだろ」
ソフィー
「このあたりは露店も出ておりますの」あっちは串焼き、あっちは…と君に丁寧に説明してくれる。
ソフィー
https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/tips_pict/15/36/91/650x450_15369120.jpg
いめーじです
トゥエルヴ
匂いのする方へ顔を向けたが、すぐに前方に戻す。目が見えない分、この賑やかさではすぐにソフィーを見失ってしまう。止まりかけた足を速めて 「へぇ……よく来るの?」
んご
タイ!!
ソフィー
タピオカミルクティーとか…。
ソフィー
「ええ。面白い物が売っていることもありますの」
「あとは保存食になりそうなものも」コレは冒険者の国、という特色も関係しているだろう。
トゥエルヴ
「……僕には、ほとんど面白そうに聞こえるよ」 「確か、あっちの通りに入ると、冒険者向けのお店が並んでるんだよね」 依頼を受けた後、準備で向かう店を指差して
ソフィー
「ええ。わたくしたちもよくお世話になっておりますわ」
トゥエルヴ
「……"たち"?」
ソフィー
「ええ。冒険者の方々をよくお見掛けしますの」
トゥエルヴ
「ああ、そっか……」 自分の本職は冒険者とは別にあるのだ。最近本職の仕事をしていないせいか、染まってしまっていた。
ソフィー
「お休みの日にこうして歩くだけでもよい発見があることがありますわ」何を見つけたのか、君に一言断ってから、露店の店主にこれくださいな、などと声を賭けたりする様子も聞こえる。
トゥエルヴ
ソフィーが離れていくのを察して、その場でぴたりと足を止める。
ソフィー
よく顔を出しているのか、また来たのかい、こっちも買ってくれたらおまけしておくよ、などという声も聞こえてくる。
先ほど誘われた際、調達、といっていたが…おそらくその類のものであろう。
トゥエルヴ
喧騒に掻き消されないよう距離を保って、遠くからソフィーの声を聴く 「……?」
「何のお店だろ……」 確認しようにも、眼帯で隠れて分からない。大人しくソフィーが帰ってくるのを待った。
ソフィー
あらこれもありますの、今日は運がいいですわ?ふふ などとタビット族の少女は言っている。
少女のこれまでの傾向から決してトゥエルヴにとって悪いモノではない、とは思われるが…?
「お待たせしてしまいましたわね」君の所に帰ってきた少女の声音はご満悦である。
トゥエルヴ
「………」 顔を見せるだけで歓迎される。道を歩けば声をかけられる。そんな少女と、何処か厄介者扱いで遠巻きにされがちな自分を比べてしまう。少しばかり思考に耽っていると反応に遅れてしまった 「おかえり。何かいいものあった?」
ソフィー
「ええ。とてもよいものがありましたわ」うふふ
トゥエルヴ
「……後のお楽しみってやつ?」 すぐに答えないという事は、さぷらいず、というやつなのだろうか
ソフィー
「ええ。気に入ってくださるとうれしいですわ」穏やかにそう応える
トゥエルヴ
「じゃあ、お楽しみにする」 こちらも声色をやわらげて、そう答える。
さて…このあたりでの買い物は区切りがついたようである。
ソフィー
「少しまた歩きますわ」
トゥエルヴ
「荷物、いくつか持つね」 そう軽く断ってから、ソフィーの手からいくつかの品を持ち上げて
ソフィー
「ありがとうございます。お願いいたしますわ」素直に預け、君を頼る。
トゥエルヴ
「ん。歩くのも大丈夫。今日はどうせ、何もないんだ」 予定とか
ソフィー
「そうでしたか。実はちょうど公園でお花が見ごろなんですの」
トゥエルヴ
「公園で、花」
「花なら、その辺にもあると思うけど……」
ソフィー
「はい。春ですから、花壇のお花が綺麗に咲いているそうでして。お天気もよいので、お出かけしようかと」
トゥエルヴ
「ふうん……?そういえば神殿の中庭にも、いっぱい咲いてたっけ」
特段気にも留めてなかったが、そうか見頃だったのか…。
ソフィー
「魔術師ギルドの敷地は緑化公園になっておりまして、自由に出入りすることが可能ですの」
ソフィー
※公園だから花壇くらいあるよね!という認識でなかのひとはいます
んご
ある!!!
トゥエルヴ
「魔術師ギルド……」
ソフィー
「まぁ。神殿の中庭にも咲いておりますのね」
トゥエルヴ
――此処(王都)にきてから数年経つけど、行った事なかったな……」
「うん。誰が世話してるのか知らないけど、色んな花が咲いてるんだ」
「綺麗な蝶もたくさん飛んでて、捕まえ放題」
ソフィー
「公園は自由に出入り可能ですし、あとは施設の一部を図書館としても解放しておりますのよ」
トゥエルヴ
「うげ……」 図書館……
ソフィー
「まぁ。神殿の中庭も見てみたいですわね」
彼の眼帯はきっと神殿内部ならば外せて、かつ、きっと、美しい物なのだろうと思う。
トゥエルヴ
「今度、遊びに来る?ソフィーなら大歓迎だよ」
ソフィー
Iさん「いいか、少しは書物も読み知識を深め」うんぬんかんぬん
んご
ヤダッッッッッッッ
ソフィー
「まあ。よろしいんですの…?」
トゥエルヴ
「うん、ソフィーだって今日、魔術師ギルドに招待してくれたでしょ。僕も、ソフィーを招待したい」
ソフィー
「ありがとうございます」楽しみにしておりますわ、と嬉しそうな声音であることがよくわかる
トゥエルヴ
「白いガゼボがあって、その周りに色んな花が咲いてて。近くに訓練場があるから、たまにうるさいけど」
「……うん」 穏やかに頷いた。
ソフィー
「ふふ…音については、そうですわねぇ、マギテック協会の方が大きな音がしているので、大丈夫ですわ」
トゥエルヴ
「……ああ、あそこ、いつも無駄に騒がしそうだね」
「ソフィーはマギテック協会の方にもよく行くの?」
ソフィー
「ええ。錬金術を嗜んでおりまして、その関係で顔を出すことはありますわ」
トゥエルヴ
「へぇ……僕もちょっとだけ使えるよ。でも、協会に行ったのは初めの2,3回くらいだったな」
ソフィー
「行くとだいたい大きな音はしておりますが…皆様楽しそうに研究されていますわ」ふふ
トゥエルヴ
「楽しそう……そう、かな」 なんかげっそり疲れ切った研究員の人もいた記憶がある…
ソフィー
「たまに握手を求められることもありますわね」
ソフィー
もふもふ…癒し…
トゥエルヴ
「……握手? どうして……?」
んご
研究員くん……
ソフィー
「お疲れのようで、もふもふしたものに触れたいのだそうですわ」
トゥエルヴ
「………………そう」 あそこもやっぱ色々苦労してんだな…
――でも、僕も人の事言えないのかな」
ソフィー
「ふふ…一か所にとどまるタビット族は珍しいのもありますわね」
少しでもお疲れがとれれば幸いですわ、とこのタビット、あまり気にしていない。
トゥエルヴ
「ソフィーといると心がぽかぽかするから、疲れた時に会えると嬉しい」
ソフィー
「そういっていただけると嬉しいですわ」ふふ
んご
ソフィーが王都に留まる理由って、聞いた事あったっけ…
(ボヤ…
ソフィー
特に深く聞かれたことはなかったような。
特に深くも考えてないともいいます
んご
ふふ
おっけー
和やかに君たちが歩いていると…いつのまにやら、公園の入り口らしきところが見えてくる。
ソフィー
https://photo-chips.com/user_data/00001216.jpg
いめーじ
んご
オランダ!?
ソフィー
はやしってかいてあるし、こんな感じ、きっとたぶんめいびー
スン…と君の嗅覚にあわく確かに花の香りがするかもしれない。
トゥエルヴ
空気が変わった事に気付くと、見えもしないのに形だけきょろきょろと周囲を見回した。
ソフィー
「少し歩きましたものね…休憩と少しご飯と参りましょう」
トゥエルヴ
「……公園?着いた?」
ソフィー
「ええ。確かにお花が見頃ですわ」
トゥエルヴ
「……そうなんだ」 その景色が共有できない事が、少しだけ惜しい
ソフィー
「あちらには…」とその代わりに、少女は穏やかにどんな花がさいているか、その色、香り、特徴を君に伝えてくれる。
頭の中で君が思い描けるように、同じ景色を共有できるように。
トゥエルヴ
少女が示す方向へ顔を向けて、その景色を想像する。風の中に混ざる香りを堪能して、一つ一つに頷いて行った。
ソフィー
歩きながら、君達以外の人の声もまばらに聞こえる。おそらく市民たちだろう。
トゥエルヴ
「……結構人いるみたいだね。この人達も、花を見に来たのかな」
ソフィー
「ええ。公園の散策の方もいれば…学生さん方もいらっしゃいますわね」
トゥエルヴ
「ピクニック日和ってやつだね」
ソフィー
「はい」あたたかな日差しもあり、君達と同じような目的の市民もいるだろう。
今まで外であったり、星の標であったりしたため…王都内、というのは新鮮な気持ちになったかもしれない。
んご
ままーあの人なんで両目かくしてるのーー
しっ、あれが中二病ってやつよ…
ソフィー
ファッション眼帯…。
トゥエルヴ
「……?」 何やら喧騒の中で自分を揶揄されたような気がしたが、気のせいだったかもしれない
ソフィー
ままーうさぎうさぎ!
とか言われてますね…。
トゥエルヴ
「それにしても、こんなに人がいると思わなかったな……」 公園がどれだけ広いのか分からないが 「座る場所、ある?」
しばらく歩いているとベンチと簡易的なテーブルがある休憩所らしきところがあり
んご
うさぎがあるいてるーー
ソフィー
「ええ、少し時間がずれておりますから、ありますわ」
んご
あれペットにしたいよままーー
ソフィー
いつもどおり、トゥエルヴをゆっくり誘導し、手で触れてもらい、座る場所を確認してもらう。
ソフィー
https://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe/img/00006933.jpg
本日のお昼はこ、ち、ら
んご
あら~~~
くれーぷ
ソフィー
つまり…自分で、作れる
楽しいごはん
ソフィー
その間にテーブルの上に何やら広げている音がする。
トゥエルヴ
ぺたぺたと手でベンチの形を確かめると、すとんと座った。片足を上げて、膝を抱くような体勢になる。
ソフィー
「今日はこちらですわね」はい、と君にふれさせたのは…何やら薄い丸い羊皮紙のようなものである。
ソフィー
クレープ…後輩と、たべたこと、ある?
トゥエルヴ
手伝おうか、と提案しようとして口を閉ざした。邪魔になるだけだと割り切って、その分周囲の気配を探った。爽やかな葉擦れの音、香ってくる花の匂いに、遠くの喧騒。
「……ん」 それを受け取ると、指先で形をなぞった。
ソフィー
パンのような、少し小麦の香りがする。だがだいぶ薄い。
トゥエルヴ
「……パン? あ、クレープの生地?」
ソフィー
「正解ですわ」ふふ
そう考えれば、市場で調達…というのは、あれはクレープにまく材料の種類を増やすためというのがわかるだろう。
んご
クレープはないけどブリトーならある!
ソフィー
トマト、レタス、きゅうり、にんじん、たまねぎなどの野菜類に、ハム、ソーセージ、ローストビーフ、チキン、ツナマヨ(?)のおかず系
トゥエルヴ
「たまに神殿の前で出店やってるんだ、クレープ」 好きな食べ物だよ、と付け加える 「でもこれ、生地だけ……?」
ソフィー
ブルーベリー、イチゴ、はちみつ、のデザート系など、用意した材料を述べてくれる。
たまごもある。
「ええ。自分で好きなように作ることができるのがよいところですわね」
チーズもあるわ
トゥエルヴ
「……へぇ、さっき買い込んでたの、これなんだ」
「自分で、作る……」 ふと手元のクレープの生地を見下ろして
ソフィー
もし隙間から見えるならば、丸い記事がうっすらと目に入るだろう。
生地
んご
多分、見えない!
ソフィー
ふぁっしょんがんたい…!
トゥエルヴ
掌の上に広げた生地の上に、指先で探し当てた何かを置いていく。適当に指先が探り当てた何かを順番に置いていき、包んだ――が量が多すぎて包み切れなかった。
「こう?」
ソフィー
「あらまあ。ふふ、あふれてしまっておりますわ」
トゥエルヴ
選んだのはトマトと人参、イチゴにバナナ。
ソフィー
センス…!
んご
適当に選び過ぎたんだ……
ソフィー
おつつみなおしますわね、と一言ことわってから
トゥエルヴ
「……うん、包み切れなかった」
大人しくそれを手渡して
ソフィー
しれっと新しい生地におかず系の具材とイチゴとバナナのデザート系の具材をわけ
ソフィー
見えないからできるフォロー
んご
やさしい…
ソフィー
なおソフィーが証拠隠滅のために生地は自分の具材巻きなおすのにつかいました
んご
まま!?
ソフィー
「えぇと…具材はトマトとにんじんがまずありましたわね」
他にもお野菜をまきますか?お肉もありますわよ、たまごも、と丁寧に説明をしてくれる。
トゥエルヴ
「……ああ、それかも」 だからちょっと水っぽかったり固かったりしたのか、と漸く自分が選んだ具材がなんだったのか理解した。
ソフィー
「あとは変わり種ですと…細かくほぐしたお魚もありますわ」
トゥエルヴ
「じゃあ……肉と、たまご……」
「あ、ソースもいっぱいつけて欲しい」 少しばかり興奮気味に付け加える。どんな美味しいものになるのか、待ち遠しいのだ。
ソフィー
「ふふ…」卵とハムと先ほど選んだ具材を丁寧に巻き
ソフィー
マヨ玉…ハム…トマト…にんじん・・・
んご
ふつうにさんどいっち
ソフィー
「量はこれくらいですわね」とトゥエルヴのてに握らせて
さきほどのものとは太さがまるで違うだろう。
トゥエルヴ
「……!」 両手に収まる、綺麗な形のクレープ
ソフィー
巻いてる間に食材だけのつまみ食いもしそう
トゥエルヴ
すんすんと匂いを嗅いでから、思い切って一口かじりつく 「………おぉ」 美味しい
んご
チョコとイチゴあたりが集中的に犠牲にあってそう
ソフィー
あらまあまあ、といってたぶんある程度は見逃す
んご
ままぁ…
ソフィー
無論露店できちんとつくられた物とは異なり素人が作った不格好なソレではあろう。
トゥエルヴ
「なんだか、普通のサンドイッチよりも美味しい気がする……なんでだろ」
「ソフィーが作ったから?ソース、何か特別なものだったりする?」
ソフィー
「ふふ…自分で選んで作るというのもよいものですわ」
トゥエルヴ
一口、二口と続いて齧りついていく。
ソフィー
「いいえ。どこの家庭でも作られている卵をもとにしたソースですわね」ひとそれをマヨネーズという
トゥエルヴ
「……じゃあ、ソフィーが作ったから美味しいんだね」
ソフィー
まよねーずは
何にでも合う万能さ。
んご
でもぼくはケチャップの方が好き!!!
ソフィー
ケチャップもありますよ(手のひらドリル
ソーセージ、ケチャップ、レタス、たまねぎ…
トゥエルヴ
夢中に齧りついて、クレープはすぐに腹に収まってしまった。すっと立ち上がるとテーブルに近づいて 「……次は僕がソフィーに作ってみたい。いい?」
んご
やったぁ!
ソフィー
「まあ。ふふ、ええ、お願いしますわ」こっちがおかず系、こっちが…と材料の種類とある場所を伝える。
ソフィー
先ほどのような事故を防ぐためです
トゥエルヴ
「ソフィーみたいに、美味しいもの作ってあげるね」 よし、と意気込んで
んご
だがこいつは料理をしないのだ
トゥエルヴ
――イチゴは美味しいから、何と組み合わせても美味しいかも。魚とか……」
ソフィー
よかろう、ならばダイス神にきいてみようではないか
んご
なるほどな…
ソフィー
「果物を主体にするのでしたら、同じ味でまとめたほうがよいですわ」
組み合わせ例をいくつか伝えよう。
ソフィー
トゥエルヴ君の出来栄え
【✔:あっ】 [×:奇跡的に美味くできた!,無難にまとまった!]
あっ
トゥエルヴ
どっせい!!
【✔:アボカド,ツナマヨ,ソーセージ,マヨネーズ】 [×:はちみつ,にんじん,トマト,チーズ,いちご,たまねぎ,きゅうり,ばなな,ケチャップ,ブルーベリー,たまご,ちょこ,チキン,ハム,レタス,ローストビーフ,魚]
なん、だと
ソフィー
めっちゃ
トゥエルヴ
普通に美味しそうな組み合わせだった…
ソフィー
ええやん
セーフ!
トゥエルヴ
「これとこれと……こっちってなんだったっけ。あとこれとー……」
ソフィー
アボカドも加えるとはやりますね
んご
くっ
さっきの写真に写ってたw
ソフィー
一生懸命作ってくれている様子を見守る。
トゥエルヴ
クレープの生地から少々はみ出しつつ、なんとかぎりぎり包んでみせた。ちょっと形の悪いクレープを皿に乗せて、ソフィーに手渡す 「はい」
ソフィー
「ありがとうございます」ふふ
んご
次はもっと具材を加えてチャレンジ!
ソフィー
おかずけいクレープであり、美味しいですわね、と嬉しそうな声が君の耳に聞こえるだろう。
ソフィー
自分のも
作ってみよう
んご
よし…
トゥエルヴ
「ほんと…?」 声に喜色が混ざる
「もしかしたら、僕は絵の才能もあれば料理の才能もあるのかもしれない」
ソフィー
「よければおすすめの組み合わせもお伝えいたしますわ」
トゥエルヴ
「おすすめ?」
ソフィー
うふふ、というソフィーは何やら作り始める
すこしたって手渡されたものは…おりたたまれているものの、ぺらん、と
具材がないクレープであった。
トゥエルヴ
「……? 何も入ってないよ、ソフィー」
ソフィー
ひと口召し上がってみればわかりますわ
「」ぬけました
トゥエルヴ
「……一口」 平時なら相手を疑う所だが、素直に一口齧りついた。
ソフィー
口に入れれば…はちみつとレモン、そしてバターの香りが広がるだろう。
トゥエルヴ
「……んっ」 ぱあっと表情が明るくなった。
ソフィー
具材がなく…素朴な味わいであるが、それだけでも、料理として成立するのである。
トゥエルヴ
「すごい、なにこれ。こんなにぺらぺらなのに……」
ソフィー
はちみつれもんばたーは
最強
トゥエルヴ
「甘くて美味しい。神殿前の出店にもなかったかも、この組み合わせ……」
んご
んまそう
トゥエルヴ
「すごいよ、ソフィー。クレープ博士だ」
具材が控えめだったため、ぺろりと平らげてしまった。
ソフィー
「ふふ…このように、色々な組み合わせと味が楽しめますのよ、このお料理は」
「材料をそろえるのは少し大変ではありますけれども、考えながら作るのもまたよいものですわ」
ソフィー
個人的にはこういうのフィオちゃんもいいんじゃないかなとは
ちょっと思いますね。
トゥエルヴ
「うん、すごく楽しい。なんだかパズルみたいだ……。僕もソフィーみたいにびっくりする組み合わせ作る」 意気揚々ともう一枚クレープの生地を取った
んご
ふぃおちゃんはなぜここにいないのだ?
ソフィー
ライフォス神殿中庭に都合が合えば
あるいは、お弁当作るところから一緒にも楽しそうですね
トゥエルヴ
「これと、これとー……あとこっちも。それとあれも組み合わせたら意外と美味しいかも」 と手当たり次第に具材を選んではクレープの生地に積み上げていく。
ソフィー
トゥエルヴ君張り切りそうです
んご
料理の才能があるからね!(ない
トゥエルヴ
【✔:ちょこ,ケチャップ,マヨネーズ,ばなな,きゅうり】 [×:はちみつ,ツナマヨ,ローストビーフ,カスタードクリーム,いちご,たまねぎ,オレンジ,ホイップクリーム,レタス,ジャム,キウイ,ソーセージ,たまご,サワークリーム,リンゴ,メロン,ハム,ブルーベリー,アボカド,魚,さくらんぼ,チキン,トマト,バター,桃,チーズ,レモン,にんじん,ベーコン]
ソフィー
惜しい
んご
おしいわ
ちょこばななと他で分ければうまいのに!
ソフィー
やはりファッション眼帯を外すところから…。
トゥエルヴ
「どう?ソフィー。美味しそう?」 出来上がったクレープを、ソフィーに掲げて見せた。
んご
これは眼帯のせいじゃない……こいつの料理下手が露わになった結果だ……
ソフィー
「そうですわねぇ…右側と左側で、違う味が楽しめそうですわね」
ソフィー
左:きゅうりとケチャップマヨネーズ 右:チョコバナナ
トゥエルヴ
「うん。美味しい組み合わせと美味しい組み合わせをさらに組み合わせたら、絶対美味しいよ」
「美味しいの2倍になるかもしれない」
ソフィー
失敗もまた経験
んご
尚彼は二乗を知らない
ソフィー
ご飯編はこんな感じですかね…あと少しだけお付き合いください。
んご
あい!
食べて不味かったのでちょっとショックを受けたのだった
果たして少年が自分で作ったものについてどのような感想を抱いたかは割愛しよう。
んご
12<くそまず!
ソフィー
口直しのクレープもありますからお元気出して
んご
ワァイ!
あらかた材料を片付けた二人は、再び公園の散策をするだろう。公園には商業街…とまではいかないが、小さな売店もあるようである。
ソフィー
図書館あるし、学生いるし、たぶん…あるよね!(※ひとこれを捏造という
んご
ある!!!!!
ソフィー
いまこのばではあることにしてくださいごめんなさい
ソフィー
「あら…ふふ、よいものが売っておりますわ、お友達」
んご
あるよ大丈夫!!!!
ソフィー
見本品であろう、君の手に握らせてくれたのは…小さな、よい香りがする匂い袋のようである。
トゥエルヴ
「ん……ヨイモノ?」 満腹になって満ち足りた表情で歩いていると、ふとそんな声が聞こえて首を傾げた。
「……袋?」 すんすん、と嗅いでみる
ソフィー
https://www.honolulumart.com/wp-content/uploads/2021/07/LK-SACHET.jpg
サシェですね
ソフィー
「ええ。お花の香りの匂い袋ですわ」
んご
サシェっていうのか……匂い袋しか知らなかった…
ソフィー
「たとえば身に着けたり、お部屋においたり…」
トゥエルヴ
「ふぅん……」 すん、ともう一度嗅いでみる 「……うん、いいね。確かにいい匂い」
ソフィー
「香りによっては気分を落ち着かせてくれたり、勉強に集中できたり…贈り物にもなりますわ」
ソフィー
(トスをあげる
トゥエルヴ
「………」 贈り物 「……ふぅん……」
んご
打ち上げろーーっ
ソフィー
「見目もかわいらしいものもありますわ」
トゥエルヴ
「……女の子って、こういうの好きなの?」
ソフィー
「そうですわね。好みもあるでしょうけれども、プレゼントには選ばれやすいですわね」
トゥエルヴ
「……そっか」
物思いに耽るような表情で、ぼんやりと答える。
ソフィー
ひょい、と何か羊皮紙を数枚とり。そして何やら店員から買い物もして。
「では少し歩きましょう」お疲れでしたら休憩もいたしますわ、と
トゥエルヴ
「これ、2個ちょうだい」 眼帯で見えない中、なんとなくで匂い袋を二つ購入して 「ん」 とソフィーを追いかける。
ソフィー
その様子を嬉しそうに目を細めて見る。
ソフィー
エキゾチック系のお姉様と集中力アップのフィオリちゃんか…。
トゥエルヴ
「僕はお疲れじゃないよ。これでも鍛えてるし」
んご
なるほどな……しかし1個は違う人にプレゼントさ……
確かに見た目だけで言えばこのタビットの体力の方がすぐなくなりそうではある、が。これでも冒険者である。
他愛ない話をしながら歩けば…君にとって、懐かしい場所…というより
ライフォス神殿に近いことに気づくだろう。
ソフィー
ここなら眼帯、とれる…かな…。
トゥエルヴ
「………」 途中から気付いてはいたが、そのままついていく。もしかして送ってくれているのだろうか。そういうのは男の自分が女性にやるものだとばかり思っていた…
んご
とれ、とれるかな…?中までいけば取ります!
中というか敷地内というか
ライフォス神殿は礼拝にきている信者たちが数名いるものの、静かなものである。
ソフィー
「以前にこちらで…道を誤ってしまったことがありまして。親切な神官の方に助けていただきましたわ」
トゥエルヴ
「ふうん?」
ソフィー
敷地内に入れば…君の事を知っている者もいるのだろうか、上位の神官戦士である君に頭を下げるような気配もするかもしれない。君にとってはもう家同然の場所である。
んご
神官戦士(神聖魔法は使えない
ソフィー
神殿警備しているからもんだい、ない!
トゥエルヴ
遠巻きにされるのも、必要以上に敬られるのも慣れたものだ。彼らはないもの同然としてスルーしつつ、ソフィーの背中を追っていく。
ソフィー
着いたのは礼拝堂の一角…信者たちの休憩スペースがあるところである。
「…ここでしたら、お目も問題ないでしょうか?お友達」
トゥエルヴ
「……? えーと、ああ――」 彼女が此処まで送ってくれたのに合点がいく。後頭部に手を回して、眼帯の結びを緩めた。眼帯をそのまま降ろせば、蜂蜜色の瞳が晒される。
ソフィー
「ありがとうございます」いつ見ても綺麗な目ですわね、と微笑んだ
トゥエルヴ
眩しさに慣れようと、数度早めの瞬きを繰り返す。
「………」 照れた様子で、むぐむぐと唇を動かした。
ソフィー
「今日はお時間をいただけてよかったですわ」よければこちらを、と
トゥエルヴ
「……これは?」 手を差し出して
ソフィー
https://m.media-amazon.com/images/I/41sqy1FTVxL._AC_.jpg
んご
リス!?
ソフィー
それは…何枚かの絵ハガキであった。公園で…彼女が説明してくれた通りの、綺麗な花畑がそこにあった。
んご
しゃ
写真ってあるんだっけ!
いやでも絵か!?
ソフィー
写真はないですけど、絵はたぶんあるのかなぁ、と
トゥエルヴ
「……花畑の絵」
手渡されたそれをまじまじと見つめた。
ソフィー
「ええ。貴方にも、あそこのお花畑を、見ていただきたくて」
トゥエルヴ
――………」
心が温かくなるような、むず痒いような、そんな面持ちでまた唇をむぐむぐさせた。
「……花畑なんて何処でも見れるし、花が咲いてるからってピクニックにいく人って良く分かんなかったけど」
「でも、ソフィーが見たものを見てみたかった。ソフィーと見てみたかったんだ」
もう一度むず痒そうに唇を動かして 「………あ、あり、……ありがと、う――」 と小声で呟いた。
ソフィー
「はい」タビット族の少女は微笑んだ。
トゥエルヴ
「………」 そのまま数秒もじもじしていたが、はっと我に返るとポケットを漁った
ソフィー
俗世の視覚は見えないならばせめてとの感じです
ソフィー
「あとは…こちらは、売店においてあったものですわね」
どうやら匂い袋についての説明と…どんな香りや種類、効能があるかの簡単な説明書のようなもののようだ。
トゥエルヴ
「…僕も。僕もね、ソフィーに上げたかったんだ」 はい、と差し出したのは、匂い袋。ソフィーの手に渡す前に、自分の目でまじまじとそれを見つめた。
ソフィー
「まあ」ぱぁ、と表情が明るくなった
トゥエルヴ
「……こういう袋だったんだ。もっと、絵柄がついてるのがよかったな」 無地の白い袋をした匂い袋を、今度こそソフィーに差し出す。
「次は、もっとソフィーが好きそうなもの、選ぶね」
ソフィー
「ふふ、いいえ。お友達が選んでくれたものですもの、とても嬉しいですわ」
大切なもののように、両手で袋を受け取って。
トゥエルヴ
「……」 その様子に、おっとりと目元を和らげた。入れ替えに受け取った説明書を見下ろして 「説明書だ」
ソフィー
「ええ。よかったらご自身でご用意してもよいですし、そうですわねぇ…」
「このあたりの香りは、きっと…お気に召すと思いますわ」集中力を高める、あまりにおいがきつくない代物を示して、そして見本としてのっていた白い袋の特徴は
今君のポケットにある、もうひとつの匂い袋と、同じかもしれない。
んご
ディスティニー感じちゃう
ソフィー
贈り物にぴったりですわね
トゥエルヴ
「……お気に召すって――」 何のこと?と聞こうとして、自身の目論見がソフィーには見え見えだという事に気付く
「………いや、別に。ちょっと珍しいから、買ってみただけだよ」
ソフィー
思春期ボーイ…。
トゥエルヴ
両手を背中に回して、頬を膨らませる。
んご
やめろよカーチャン!
ソフィー
これでCCに誘いやくする作戦
んご
なるほどな……
ソフィー
やすくするままの作戦
んご
チョコレート工場にいったり匂い袋渡したりと
結構ぐいぐいアプローチするやつだ…
周囲にもてはやされるやつだ…
ヒューヒューッ
ソフィー
うふふ、と相変わらず、タビット族の少女は微笑んでいる。
トゥエルヴ
その笑顔にさらに頬を大きくさせたが、それも一瞬だった。ソフィーが微笑めば、頬はゆるゆると萎んでいった。
ソフィー
ドライフラワーで花言葉もちょっと考えたりはしましたがまあそれはまた今度ですね(?
んご
なんて周到なんだ……
ソフィー
じゃあ最後にぷくぅとさせてしめますか…。
んご
あい!
プクゥ
タビット族の少女と人間の少年はしばしその休憩スペースで和やかに話を続ける。
中庭の花の話であったり、蝶の話であったり、他愛ない話ではあっただろうが、彼らにとっては、ひとときの和やかな日常の話である。
余談であるが
ソフィー
「ええ、こちらで貴方にミートパイをと差し入れをお持ちした時に…道に迷い誤って神官様方の区域に入ってしまったようでして。親切な白い髪の神官の方が親切に案内をしてくださいましたわ」
んご
アーーッ
そういえば前回のCCで言ってたわーーー
なんという伏線回収
それを聞いたトゥエルヴの表情がどのようなものであったかは、割愛しよう。
んご
すごい複雑そうな顔をしたにちがいねぇ…
!SYSTEM
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ソフィー
こんな感じでしょうか
んご
ほい!
お疲れ様ですー!
ありがとうございました!!そろそろZUN!!!!!
ソフィー
ありがとうございましたー
んご
今回ものんびりゆっくりできたよ……癒された、ありがとう…
そふぃーままは本当に甘やかしてくれるぜ……思春期男子にも……
ソフィー
こちらこそ、お付き合い感謝です
んご
また遊んでくださいね!
ZUNが来る前に退散しておこう…
逃げ遅れた――
!SYSTEM
んごが退室しました
ソフィー
おつかれさまでした

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