- !SYSTEM
- ゲームルームの設定が変更されました
- ゲームルーム名: 追憶のリテラチュア ルームⅠ
ゲームシステム: ソードワールド2.x
チャットタブ: メイン サブ
ステータス : HP MP 防護 リンク
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- GMが入室しました
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- クレハが入室しました
- クレハ
- ;;
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- ロニが入室しました
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- アーネストが入室しました
- クレハ
- 風呂野郎になります
- GM
- だめ;;
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- ティアエレスが入室しました
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- ノーラが入室しました
- ノーラ
- 電車野郎であります
- GM
- だめであるます
- !SYSTEM
- フィアールカが入室しました
- フィアールカ
- こんばんは
- アーネスト
- 今日はステータスいらないよね
- GM
- 【✔:いる】
[×:いらない] - いる
- アーネスト
- まじ?
- ノーラ
- 本当に要るんでありますか???
- !SYSTEM
- イスカが入室しました
- GM
- ば、ばれてないだす……
- フィアールカ
- 情報をまとめるためのメモ帳用意するだす…
- GM
- ゲートルーラー1円ってことだけ覚えていればいいだす……
- アーネスト
- 沼っち!?
- イスカ
- 1えん…
- GM
- サイレントイスカ
- vsシャイニングイスカ
- vsダークライ
- ロニ
- またも何も知らされていないダークライ
- アーネスト
- すまたれ
オァー マウスの電池切れてる ちょっと遅れます - >GM
- GM
- かえてこい
- !SYSTEM
- アダルベルトが入室しました
- ティアエレス
- いってらっしゃい
- GM
- 後はテイルズオブたれ
- そろそろ“喚ぶ”か
- たれちゃん2時間前に起きてたから寝てそう
- クレハ
- たれええ
- アーネスト
- マウスの電池交換してるだけみたいだから
- 起きてる筈だよ
- GM
- ああ
- つむぎの話かと思ったら
- ティアエレス
- なら何よりです
- GM
- すまたれのコピペだったw
- アーネスト
- はい
- GM
- 何故やつは
- 閑散としているラウンジであえてサブ窓でいったのか
- (メインしか見えてなかった顔
- イスカ
- マウスの電気払い込まないと…
- !SYSTEM
- クシールが入室しました
- GM
- でたわね
- フィアールカ
- こんばんは
- クシール
- 家内の未使用電池を探してきた
- GM
- 電池代払った?
- クシール
- 払ってない
- ノーラ
- ルーム2は入っておいた方がいいの?
- GM
- 入らなくていいよ
- 今日はこっちでの会話オンリーです。
- クシール
- コンビニいくよりは速いやろと思って……
- !SYSTEM
- レディチェックを開始 by GM
- フィアールカ
- チェック:✔
- ロニ
- チェック:✔
- クシール
- チェック:✔
- ティアエレス
- チェック:✔
- アダルベルト
- チェック:✔
- アーネスト
- まだ班分けもしてないしね
- >2
- チェック:✔
- クレハ
- チェック:✔
- GM
- ステータス欄は☑のチェックに必要だなと思った(こなみ
- あとふたり
- イスカ
- チェック:✔
- ノーラ
- チェック:✔
- GM
- でたわね
- じゃあ
- フィアールカ
- よろしくお願いいたします。
- GM
- 会話していきましょう。
- よろしくお願いします。
- アーネスト
- よろしくお願いします
- アダルベルト
- よろしくです
- ノーラ
- 3回押してやっと反応したの…
- ティアエレス
- よろしくお願いします
- クシール
- よろしくおねがいしまーす
- ノーラ
- よろしくお願いします
- ロニ
- よろしくお願いします!
- クレハ
- よろしくです
Sword World 2.5
the Serial Story of Illus-far : the Saga of "Hemi-Ignis"
追憶のリテラチュア
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Promises to Keep  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
前編 紅き魔女、銀の魔女
- イスカ
- よろしくお願いします
- 雪に閉ざされ、護られ続けてきた大地。
雪融けは、ほんの一瞬。
瞬く間に燃え広がった焔は、
遍く大地を灼き尽くし、銀色の世界を灰色の大地と化した。
巫女の魂を移した人形は心を失い、空っぽの器となり、
灰色の魔女は己の無力にただ立ち尽くす。
標となるのは、かけがえのない旅の記録。
魔女たちは今此処から、もう一度、彼女の記憶を辿る――
――『銀のトラベログ 冬国の章 第二部 第一幕 あらすじ』より
- GM
- ――身体が軋み、悲鳴をあげている。
- 全身から、身体の内から、肉が、皮膚が焼けるような熱がふつふつと燻っている。
- 視界は暗く、身体は重い。目を開くことすら、酷く億劫な程だ。
- もう一度、眠ってしまおうか。痛む身体と怠い意識を引きずりながら、そう考えていると……耳に、微かな音が届いた。
- GM
- ペンが、微かに紙を擦る音。
- それに続いて、小鳥たちの囀りが聞こえてくる。
- 聞こえてきた音に、どうにかこうにか、ゆっくりと目を開く。
- GM
- というところで眠っている状態から目覚めてよいです。
- クシール
- 「あー……だっる…………」 身体起こせるこれ?
- GM
- 身体を起こすにも、酷く体力を使う。
- フィアールカ
- 「う……」声がかすれる。身体は鉛のように重い。
- アーネスト
- 「――、……」 その音を聞いてもなお、重い瞼が降りて来る事に抗えずにいた。ゆっくりと、それを降ろし切ろうとして――
- GM
- 動かさなくても、全身が焼けるように痛い。
- クレハ
- 「──」と、痛みや、熱さを感じながらも思う。まだ──ソレを感じているのか、と。最後はアスミに力を貸したとはいえ、既にこの世に微塵も残っていると思わなかった我が身。灰でも残っていれば、風と共に去ったであろうが──
- フィアールカ
- 自分はどうしてここにいるのだろうか。それを思い出し…
- クレハ
- 皮肉にも、痛みを感じるということは──まだ命永らえているということ。
- フィアールカ
- 「いっ……」痛む体をこらえ、ゆっくりと、ゆっくりと、身体を起こし…周りの様子を確認する
- アスミ
- 「……っ、…………」 か細い呼気を吐いて、目をゆっくりと開いた。
- アーネスト
- 「……ティ、ア、先生、皆――……!」 ぐい、と脳裏に浮かんだ姿と名に引き戻される。同時に、痛みも何もかもが頭から一瞬抜けて、がば、と上体を起こした。
- フィアールカ
- 皆は無事だろうか、あの後、いったい、どうなったのだろうか。
- イスカ
- 「―――……う……」 痛みが、意識を引き戻す。それは、生きているという証拠だ。ゆっくりと目を開け、見知らぬ天井をぼうっと眺める
- フィアールカ
- 「…あー…ねすと、さん?」
- ノーラ
- 「――……」目を開ける、ぼんやりとした視界。あの時ああしたように手を伸ばす。その手が今度ははっきりと見える
- クレハ
- 「──……世に憚るとはよくいったものよ」といっても、体が痛いのは変わりはない。起き上がるつもりはなく、眼だけ開いて天井だけを見つめていた。
- ロニ
- くわわっ!「おhお゛っ!?!!???!?!おぉ……」勢いよく飛び起きておはよう!と言う筈が前人未到の激痛に飛び起きて倒れこんで悶絶するのであった。
- フィアールカ
- 大きな声に、反応を示せた
- クシール
- 「……」 声発したけど、まともに発せてたかどうか怪しいわね今の。 (あー……どうなったっけ)
- アダルベルト
- 「……っ、……」半身を起こし、かぶりを振る
- フィアールカ
- 「ロニさん…クレハさん…クシールさん…」
- アスミ
- 身体を起こそうとして、強い痛みに反射的に声が出そうになり――、その声さえもまともに出すことが出来なかった。
- アーネスト
- 「――~~~……っ!!」 起こし切る――と同時に、頭から擦り抜けた痛覚が一挙に押し寄せる。
- イスカ
- 「……炎に呑まれて…… それで――」
- クレハ
- ──このまま、寝てしまってもいいのだが。それにしては周りが騒がしい。
- イスカ
- 「――みんな、生きてる……?」
- フィアールカ
- 「イスカさん…」確認するように、各々の名前を告げていく
- クレハ
- おそらく皆目覚めたということだろう。
- ノーラ
- 「ッ!!?」ロニの大声に飛び起きた
- フィアールカ
- 「はい、そのようで、ございます」かすれる声、痛む体をこらえ、そうイスカに応えた
- ティアエレス
- 「──、……」 目を瞑って居て身じろぎもしない
- アダルベルト
- 「ここは……一体、どうなって……」痛みに思考を中断されそうになるも、力を振り絞り頭の中を整理する
- ノーラ
- 「えっ、え、あ、あれ? ここ、わ、私、なんで」
- フィル
- 「こ、こは…………」 仲間たちの声で徐々に意識が覚醒し、目を開けば
- フィアールカ
- 「アダルベルトさん…」そしてティアエレスとアスミとフィルの姿も
- クシール
- 「ァー……あー……」 喉の調子確認。よーし痛いぞ。 「ぁ"ー……とりあえずあの世でも転生後でもなさそうね……」
- GM
- 君たちは皆、ベッドの上に居た。随分と広い部屋のようだが……なんだか、無理やり広げたような違和感もある。
- イスカ
- 苦労しながら、どうにか上体を起こす。見回すと、仲間たちの姿をそこに認めた
- フィアールカ
- 周りの様子を確認する。見える物はなんだろう。
- 「…部屋?」
- クレハ
- 「この状態を生きている、というのならば、な」と、言ってから。再び目を瞑る。
- ロニ
- 「お゛ぉ……お゛は゛よ゛う゛!」それでもクソデカボイスでおはようと言うドワーフ魂であった。
- フィアールカ
- 「銀の、魔女様は…?」
- アーネスト
- 目尻に涙を浮かべながら痛みに耐え、それぞれを見回し 動く様子もないティアエレスを認めると、ぐ、と床に脚を付けて 転がり込む様に彼女の寝台に手をついた。
- イスカ
- 「……病室? あれから、いったい何が……」
- GM
- 見えるのは、見慣れぬ部屋の天井。備えられた窓からは光が差し込み、君たちの状況とは裏腹に穏やかな時間が流れている。
- クレハ
- 生きるのならば、また目を覚ますのだろうし。死ぬのならば、意識途切れるだろう。そのような思いだ。
- ノーラ
- 「…ぁ、ぐぅぅ……っ」身を起こすと激痛に苛まれ、身を折ることとなった
- フィアールカ
- 「状況からすれば…どなたかに、助けられ…たとは」>イスカ
- だがいったい誰が…?
- 起きる前に…何かを、書く音がしたような…。
- オリヴィア
- 「………………」 オリヴィアもまた、君たちと同じ部屋の寝台に寝かされ、小さく寝息を立てていた。
- アーネスト
- 他の仲間の声は耳に入っている。安堵、そして全身の痛みは十二分に感じ取りながら、それに勝る焦燥に寝台を見つめる。
- イスカ
- 「……誰っ……って」 そこで、記憶と記憶がようやくつながった。 「……しろがね……!」
- 声
- 「――なんじゃ、ようやく目が覚めたか」
- イスカ
- 「……っつつ………」
- フィアールカ
- 声の方を向く。
- クシール
- 「……とりあえず、全員いる……か……ぁー……ってぇ……ヤバいなこれ……」
- ティアエレス
- 「……、」 ゆっくりと騒ぎに目を覚まして
- GM
- 目覚めた君たちの耳に届いたのは、少女――にしてはやけに尊大な口調の――の声
- フィアールカ
- 困惑と…警戒をにじませている。
- ティアエレス
- 「……、」 顔をしかめて 身体を何とか起こす
- イスカ
- 「しろがね―― じゃ、ない」
- フィアールカ
- 「あな…んんっ」
- ノーラ
- 「お、オリヴィアさん、は…しろがね、さまは」
- フィル
- 「……誰、だ……」 ベッドに手を付き、強引に身体を起こす。
- フィアールカ
- 「あなたは、いったい…?」>少女
- ティアエレス
- 「まさか、此処が貴方のアトリエですか……ルーベルリア」
- アーネスト
- 「――、起きて、た」 全員が感じている痛みもあり、手で触れる事も躊躇ったが、ティアエレスが起き上がればその場に突っ伏して。
- ティアエレス
- 「……私が一番最後のようですね」
- クシール
- 「……誰さん? しろがねのお友達?」
- アスミ
- 「…………」 痛みに呻きながら、同じく身体を起こして。 「……紅き、魔女……」
- GM
- 実はクシールさんは100年前に同卓してて草だった
- ティアエレス
- 「……、」 心配をかけてごめんなさい、と指輪を通じて知らせて
- フィアールカ
- 「ルーベルリア…?」ティアエレスとアスミが名を言ったことに、2人の知り合いであることがわかる
- アーネスト
- 「……ルーベ、ルリアさん?」 聞いた声に、顔だけ声へと向けた。
- ノーラ
- 草
- クシール
- あ、こいつ遭ったのクシールだったか
- GM
- そうわよ
- アーネスト
- それはもうマブなんよ
- ノーラ
- 「ま、魔女……」
- クシール
- 「……ん? んんー? いや待てよ……」
- ティアエレス
- ちょっとかわいそう
- クシール
- ツラに……見覚えが……あるような……ないような……
- 少女
- 「――やれやれ。妾を知らぬとは、もぐりじゃな」
- フィアールカ
- 「…アングルシの、魔女様ですか?」>アスミ
- 少女
- 「……ん? この台詞、前も同じことを言ったような……」
- イスカ
- 「…………」
- アーネスト
- 「……いや、アングルシのひと、じゃなくって」
- 「……前に、仕事で会った、ような……」 気がする……
- フィアールカ
- 紅き魔女、という言葉からそうなのだろうか?と推測したが
- ティアエレス
- 「……、リアン、イルスファール近郊に住んでいるはずですよ。彼女は」
- ロニ
- 「ふむっ゛、ひとま゛ずっ、生きてはいるか゛っ!」
- 少女
- 少女は、白と紅色を基調としたドレスを身にまとい、床につきそうな程の長い白髪を持っている。
- イスカ
- 「……じゃあ、ここはイルスファールなの?」
- 少女
- 毛先の一部だけが、燃えるような紅に染まっていた。
- クシール
- 「あーあーあーはいはいはいはいゲホッ!」
- デカめの声だしたらむせた。
- アーネスト
- 指輪を介して流れてきたそれに、溢れんばかりの安堵が返って来ていた。
- イスカ
- 「……ロニ、無理にしゃべらないで」 こほ、と咳をしながら、か細い声でやんわりと
- フィアールカ
- 「…不躾を申し上げました。わたくしは、フィアールカと申します。こちらにいる、ティアエレスさんと同じ…星の標の、冒険者でございます」
- フィル
- 「イルスファール……? じゃあ、ここは……」
- アーネスト
- 「ちょ、ちょっと、クシールさん、だいじょうゔぶッ」 げっほごっほ。
- ルーベルリア
- 「言わんでもわかっておる。無理に喋るでない」
- ノーラ
- 「あ、あの、あ、アングルシ、は 私たちは、い、いったいなに――……っ」
- アーネスト
- これ咳き込むとそれが余計に痛む奴だ。悶絶……
- ルーベルリア
- 少女はイスに座ったまま、君たちの方に身体を向けて。
- ティアエレス
- 「──、」 身体のダメージは結構深刻か よく保ったものだ
- フィアールカ
- 「御状況からして、わたくしたちをお助けいただいたかと…御助力、感謝いたします」ゆっくりと、だが言葉を紡ぐ
- ルーベルリア
- 「いかにも。妾はルーベルリア。“紅き魔女”じゃ」
- アーネスト
- 「……なにが、起きたんですか?」
- クシール
- 「ンン゛っ……えー、なんだっけ? 何かの依頼で会ったな……まあいいや」
- アスミ
- 「……何故、私たちがあなたの……アトリエに」
- クレハ
- 「──」と、眼を瞑ってはいるが、状況に変化はあったらしいので話は耳に入れている。だが、喋るのも(痛みから)億劫なので、話を聞くだけにしている
- ノーラ
- \まぁいいや/
- ティアエレス
- 「──、」 可能な限り楽な姿勢をとって
- イスカ
- もしここが、本当にイルスファールなのだとしたら、考えられることはひとつだ。「……転移の魔法。しろがねが使ったのと同じ……」
- クシール
- 「なんか助けられたみたいだし、ルーちゃんありがとー」 忘れてたくせにやたら親しげだぞ。
- アーネスト
- 全く違和感ないのちょっとずるいぞ
- ルーベルリア
- 「助けたというか、おぬしらがその辺に居ったというか……」
- アーネスト
- 「……、じゃあ、」
- フィアールカ
- 「その辺に…?」
- ルーベルリア
- 「さっきまで忘れとったやつがよう言うわ」
- フィアールカ
- 「では、ここはイルスファール国内…ということで、しょうか」
- アーネスト
- 「転移の魔法をかけてくださったのは、“銀の”……」
- ノーラ
- 「し、しろがね、さまが 助けて、くださったん、ですか」
- アスミ
- 「…………」 イスカの言葉に、最後に見た状況を思い出す。
- 「……お師匠、様……」
- クシール
- 「どわっはっは゛ごほっ」
- GM
- ――彼女が自らの守りを捨ててまで、最後に唱えた呪文。
- アーネスト
- 「……先生……」
- ノーラ
- 「……」じゃあ、あれは本当に起こったことで
- GM
- それによって君たちが此処へ逃げ延びられたのは、疑いようがなかった。
- ティアエレス
- 「此処までの通路を開いたのか、それとも、訪れたことがあるのか、どちらかですね……まあそれはともかく」
- 「此処に飛ばされた以上、貴方と銀が無関係であるとは思いませんよ、ルーベルリア」
- フィアールカ
- 「………」彼女がここにいない、ということは、つまり、そういうことなのだろう。
- アーネスト
- こくりと頷いて。 「……どの様な繋がり、なんですか?」
- ルーベルリア
- 「――ま、そうじゃの」
- クシール
- 「魔女ネットワーク的な?」
- ロニ
- 「……ふむ!」ぐぎごごごごごと油の切れた魔導機のような動きで腕を組み、一先ず状況を整理すべくみんなの話に耳を傾けるとしよう
- ルーベルリア
- 窓の外から、不意に雨音が聞こえて来る。
- フィアールカ
- 「……雨の音」
- クシール
- ごそごそ。手荷物どこいった。
- ルーベルリア
- 「妾も思い出したのはほんの一部じゃが、おぬしらの状況と合わせて、話をしてやろう」
- フィアールカ
- 「…はい、お願いいたします」
- ティアエレス
- 「……、」 アスミの方に視線を少し向けた後 ルーベルリアに戻して
- ルーベルリア
- 「その娘は、まだ眠るようじゃ。おぬしたちだけでも、起きて来るがいい」
- アーネスト
- 「おねがい、します」 寝台と寝台の間に落ちたまま、ルーベルリアに頷いた。
- ルーベルリア
- オリヴィアを示していうと、ちょいちょい、と親指で部屋から続く扉を指差した。
- イスカ
- 「―――………」 状況と、紅の魔女の言葉から、自分たちを送った、銀の魔女当人は此処にいないことはわかった。わかってしまった。
- ティアエレス
- そう言われて唯一起きてない人物 オリヴィアに向けて視線を流して 少し固まる
- クシール
- 「起きンのきっちーなー……」
- フィアールカ
- 「いっ……」痛みにわずかにうめくが…しかと、二本の足で立ち
- フィル
- 「……」 床に足をつくと、ぐっと力を込めて立ち上がる。 「……魔女殿のお導きだ、従おう」
- ロニ
- 「承知した! ……ふん!」ぐんっと勢いをつけて立ち上がる。痛みは後に押し付けた
- アダルベルト
- オリヴィアを見やり、視線を魔女に戻す「承知した」
- フィアールカ
- 「ロニさん、急に動かしては痛みが…」
- ルーベルリア
- 「――そーいえば」
- クシール
- 「とりあえず、水でも飲みてーわ……喉がもうやばいのって」
- アーネスト
- 「……ちょ、ちょっと 手を貸してもらっても、いいですか」 痛くて起きられねえ……。 >そこ行くクシール
- クシール
- いてーのは喉どころじゃないんですけどね
- ルーベルリア
- 「おぬしらの他にも、面白い土産と面白くない土産があったぞ」
- ノーラ
- 「……っ! お、オリヴィア、さ ん゛……っ」 寝台から転げ落ちあ
- フィアールカ
- 「……」
- 「あああ…」言わんこっちゃない…
- ティアエレス
- 「……、」 息をついて 痛みを無視してゆっくりと身体を起こして
- クシール
- 「はいはい、手を借りたいのはあたしもなんですけど、ねっ」 ぐっと腕を引っ張ってやり。>アーネスト
- アスミ
- 「…………」 目覚めないオリヴィアに目を向けると、顔を伏せて。
- フィアールカ
- 自分も痛む体を動かして、ノーラを起こしに
- イスカ
- 「―――……」 半ば茫然自失としていたが、仲間たちが動き始める姿に我を取り戻し
- アーネスト
- 「あ、あいだだっ……ありがとう、ございます」
- ティアエレス
- 「……立てますか?」 アスミに手を差し伸べる
- ノーラ
- 「~~~~~っ!!!!??」声にならない悲鳴をあげてのたうち回る羽目になった
- イスカ
- はっ、として、懐を探る。そこにある感触にほっとした顔をして
- クレハ
- 「──……生きているということが分かった以上、もう少し休みたいのだがな……」と、話を聞いていたが移動が必要であることは理解したようで。ようやく寝台から身を起こしたが、やはりしゃべるのも億劫だし、体も痛い。斬りあいによってつけられた傷ならまだしも、あのような不可思議で異質なものに刻まれた刻印は──やけに気持ちが悪い。
- アスミ
- 「……」 顔をうつむけたまま、首を横に振り。 「……立てます」
- アーネスト
- ゆっくりと起き上がると、クシールにぎこちなく一礼して。
- ティアエレス
- 「ならいいです」 手を引っ込めて
- フィアールカ
- アスミとティアエレスのやりとりを、ちらと見て…アスミの様子に心配そうな様子を見せた
- ルーベルリア
- 「それ以上眠っていたいとか、わがままを言うでない。すでに三日三晩、眠り続けていたのじゃぞ」
- アーネスト
- 「……、」 アスミの様子を見れば、何も言わずにその傍らに立って
- フィアールカ
- 今ここで最も心を痛めているのは…彼女であろうから。
- ルーベルリア
- 「10人以上も眠らせる空間を維持し続けておる妾の身にもなってみよ……」 ぶつぶつ
- クレハ
- 「……死んでいたようなものなのだろう。むしろ生きている方が不思議なものよ」
- アーネスト
- やはり何も言わずに、彼女がふらつく事があった時のみ手を貸した。
- クシール
- 「いーやこれちょっと力込めるのもきっちー」
- ティアエレス
- 「そうですね。まずは感謝を、ルーベルリア」
- ロニ
- 「うむ! 感謝するルーベルリア殿!」
- クレハ
- 「状況をわか──ごほっ」
- フィアールカ
- 「起きれますか…?」>ノーラ
- アーネスト
- 「ありがとうございます、ルーベルリアさん」
- クシール
- 「いやヤバいなコレほんと」 軽く言ってはいるものの、額には汗が浮かんでいる。
- ノーラ
- 「っ、えぅ、う゛ぇ……、ご、ごめん、なさぃ」フィアールカに助け起こされて,えづきながら頷いた
- クレハ
- 空咳を吐いて「──話は聞く」と、扉の方へ再度向かっていく。
- アスミ
- 軋む身体を押して立ち上がると、オリヴィアを見て――……窓の外に目をやってから、歯を噛んだ。
- フィアールカ
- 手が必要なら貸して、そっと体に負担にならないように気を付けながら起こした
- クシール
- 「つーか三日……三日かあ」
- ティアエレス
- 「……、それで、」
- イスカ
- 肌があらわになるのも構わず、服の胸元に無造作に手を突っ込んで、そこから取り出したのは―― ちいさな狼の彫像だ。最後の瞬間、彫像化したシルヴァの像だった。それを大事そうに胸に抱いて、だれの手も借りずに、苦痛にも呻きもあげずに、静かにベッドから降りる。
- アーネスト
- 「……行きましょう、先生」 可能な限り穏やかな声色で、その背に投げかけた。
- フィル
- 「……いこう」 アスミや、その傍にいたアーネストらの背中を軽く押して、退室を促す。
- フィアールカ
- 「…行きましょう、まずは状況を把握しなければ」
- ティアエレス
- 「面白い土産と面白くない土産というのは」
- ルーベルリア
- 「ついてくればわかる」
- アーネスト
- フィルに頷いて、ゆっくりと歩いて行こう。
- フィアールカ
- 銀の魔女についても…おそらく、ルーベルリアから話があるだろう。
- GM
- OKになったら移動します
- ティアエレス
- 「見たほうが早いですか」 と頷きを返す
- アーネスト
- OKDOS
- アダルベルト
- OKOK
- クレハ
- おk
- ノーラ
- 「う、ぅぅ……」寝台に掴まってよろよろと身を起こし、立ち上がる
- ロニ
- OKgoogle
- フィアールカ
- 先ほどの言葉から…この魔女は、どうやら、相当高位の力を持った魔女というのは察せられた。
- クシール
- 「はぁー、なにがあるやら」
- ティアエレス
- OK
- イスカ
- 「…………」 お互いを助け合う仲間たちの背中を見つめながら、いちばん最後をゆっくりと歩く。
- クシール
- okkkkk
- フィアールカ
- OK
- イスカ
- ほい
- ノーラ
- おk
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM
- GM
- 寝台が置かれていた部屋を出て、ルーベルリアの後に続く。
- 痛む身体を労るように、ゆっくりと廊下を抜ければ、そこには“銀”のアトリエでも見たような、大きなテーブルのある部屋があった。
- その部屋の隅には、蹲る蒼銀の体毛を持つ巨大な狼の姿もある。
- フィアールカ
- アングルシ…?!
- クシール
- 「…………ンン?」
- GM
- ――《水晶宮》で見た時よりも、随分小さく……シルヴァと比較しても、小柄な印象を受ける程になっているが、
- アーネスト
- 「――え、っ」
- クシール
- イスカのほうを振り返る。シルヴァはそこにいる。ヨシ。違うな。
- GM
- 間違いなく、それは氷狼アングルシであった。
- フィアールカ
- 「…アングルシ?」思わず声が漏れる
- ノーラ
- 「こ、これって」
- ロニ
- 「これは! ふむ……体格は違えども確かにこれは!」
- ティアエレス
- 「……、なるほど」
- アーネスト
- 「何で……ここに?」
- GM
- そして、アングルシに目を奪われている横、
- 声
- 「――……まったく、不味くて敵わん! もっとまともな食事はないのか!」
- クレハ
- 「──ふぅ……全身が爺になった気分だな」と、いったん席に座り「……ほう」と、面白いものと、面白くないものをちらと見て
- ティアエレス
- 「確かにこれは見たほうが早かったですね」
- GM
- 君たちの驚きをよそに、食事にケチをつけている見覚えのある男の姿があった。
- アダルベルト
- 「……おい」
- クシール
- 「うん……ウン???」
- アーネスト
- 「何で、ここに?」 先程の言葉とは打って変わって、低い声で。
- フィアールカ
- その声に、思わずフィルの方を見て
- フィル
- 「……アングルシも驚いたが、それはともかくとして」
- アスミ
- 「…………」 じっと、表情の薄い目でアングルシと男を順番に見遣った。
- ロニ
- 「……ははは! 訳が分からぬ状態だが悪くないな!」
- イスカ
- 「――アングルシ……」 足をひきずりながらも、その歩を早め、部屋へ入って 「……それじゃあ、」 あたりを見回す。 アングルシが居るのなら、彼女がいないはずはない――
- クレハ
- 「──まあ、世の中は均衡は重んじられる。拙者らにとっての均衡が取れておる土産……なのだろうよ」
- スタンフォード侯爵
- 「む――げほっ、ごほっ」 君たちの顔を見ると、口に含んでいたものを喉につまらせ、咳込みながら胸を叩く。
- クシール
- 「うわあ、なんであたしらよりピンピンしてんの」
- イスカ
- 痰の魔女スタンであったか
- アーネスト
- 「……わ、わかんないけど」
- ルーベルリア
- 「ま、座るがよい」
- イスカ
- 上の行のピンピンと重なってわかんないっピみたいに見えてしまった
- フィアールカ
- 「…奈落の剣の影響、でございましょうか」正直困惑している >クシール
- アーネスト
- 「じゃあ、アングルシと、この人が……その、土産、ですか?」 >ルーベルリア
- アーネスト
- わ、わかんないっピ……
- ティアエレス
- 「ええ、」 席について
- フィアールカ
- ありがとうございます、とすすめに従い、着席する
- ルーベルリア
- 「然様。面白い土産と面白くない土産じゃろ?」
- クレハ
- と、いいつつ、やはり言葉を紡ぐと体が痛む。中途半端に死にきれない状態、そのうえで回復した──とはこのことだろうと、思いつつ
- ロニ
- 「うむ!」着席!した時に顔が一瞬こわばった
- !SYSTEM
- ノーラが入室しました
- クシール
- 「ウーン、正直に言っちゃうとどっちも割りと面白いなコレ」
- ティアエレス
- 「まずは、伺いましょう」
- フィル
- 「……やれやれ。状況の把握は、思ったよりも困難になりそうだな」
- ノーラ
- おうち、ヨシ!
- アーネスト
- 「……、人の命が助かったんですから、面白くない、とは思いませんよ」
- クレハ
- 「それに関しては納得しよう──……」力なくルーベルリアに答えて
- アスミ
- 「……何も、面白くなんてありませんよ」
- GM
- すごい
- アーネスト
- 「うん。……お願いします」 >ルーベルリア
- ルーベルリア
- 全員が席につくと、ルーベルリアもどっこいしょと席につく。
- イスカ
- 「スタンフォード侯爵……」 失礼なことに、イスカはがくりと拍子抜けした顔をした!
- ノーラ
- スタンフォード侯爵、信じていたよ・・・
- アダルベルト
- 「……言いたいことはあるが、まあ良いだろう」体を蝕む痛みには委細構わず、ごく自然な素振りで着席する
- ルーベルリア
- 彼女が指を振れば、それぞれの前に湯気の立つシチューが運ばれてきた。
- ノーラ
- 「……あ、あの、」 しろがねは、トゥーレはどうしたのか
- フィアールカ
- アスミの言葉に、現状ひとまず、何も言わないでおいてくれればよいとだけ思う。
- ルーベルリア
- 「ま、食うがよい。味は保証せぬがな」
- ノーラ
- 言葉にするのが怖くて口には出来なかった
- クシール
- イスカちゃんオリヴィア探してた? さっき一緒に寝てたわよ
- GM
- オリヴィアならさっきの部屋で寝てたぜ
- ティアエレス
- 「……、」 匙を握ると 率先して口に運んで
- アーネスト
- 起きないままだったわね
- ノーラ
- おきないのよね
- クレハ
- 「──そうだな……。飯を出されて食わぬはさすがに礼節に欠けるものよ。頂こう」
- GM
- ロングスリーパーなだけ
- きっとそう
- ノーラ
- ロング(1000年)
- アーネスト
- 隣でティアエレスが手を付け始めれば、アーネストもぎこちない動きでゆっくりと一口。
- イスカ
- まじ? 普通にみおとしました
- フィル
- 「……ああ、いただこうか」 腹に手を当ててみれば、たしかに強い空腹感がある。
- フィアールカ
- いただきます、と礼を述べてから、ゆっくりと口に運んだ。暖かい料理が身に染みる。
- クレハ
- 「遅れたが──快眠の場を提供してくれたことには感謝する。あまり生きている実感はないがな」と、ルーベルリアにいって
- ロニ
- 「いただきます!」
- ノーラ
- 「……い、いただき、ます」
- クシール
- 「とりあえずメシあるならメシくおメシ」
- ルーベルリア
- 「まったくじゃ。全員、よく生きておったものじゃな」
- アーネスト
- 「あっ」 「い、いだだきます……」
- クシール
- どぉっこいしょぉ、と着席して頂く。
- スタンフォード侯爵
- 「…………」 2杯目を食べ終え、ナプキンで口元を拭く。
- ティアエレス
- 「下積み時代を思い出す味ですね」
- クシール
- 「あー……臓腑に染み渡るー……」
- アーネスト
- 「……んぐ、」 もぐもぐ。
- アスミ
- 「……それで、」
- ティアエレス
- 3口程付けると匙を置いて
- アスミ
- スプーンに手をつけることもなく、顔を上げ。 「……何が、どうなっているんですか」
- イスカ
- 席にもつかず、 「……ご飯なんて、食べてる暇は――」 偶然、ノーラの言葉を引き取るように、 「しろがねは、…… しろがねは、どうなったの」 半ば、理解しつつも、まだ疑いたい気持ちがどこかにあった
- アダルベルト
- 短く礼を言い、黙々と食す
- ティアエレス
- 話を聞く姿勢を取る
- クレハ
- 「──それは知りたいところだな。そもそもなぜ生きているのかも実感できておらん」
- 「夢だといわれても、疑わぬよ。この状況がな」
- ノーラ
- 「……っ」イスカの言葉にスプーンを持つ手がビクッと止まった
- クシール
- 「超魔女もといしろがねに、【テレポート】かなんかでブッ飛ばされたってあたりまでは察しがつくけども」
- アーネスト
- 「……」 クシールの言に頷いて、ルーベルリアの言葉を待つ。
- クシール
- 「そこのお二人……いや一人と一匹?は何なの?」
- ルーベルリア
- 「――“銀の魔女”ならば、死んだ。おぬしらの想像している通りにな」
- イスカ
- 「―――――」
- ティアエレス
- 「そうですか」
- ノーラ
- 「ッ!!!」
- フィアールカ
- 「…そうでございますか」その言葉には目を伏せた
- アーネスト
- 「――、……」 想像はしていた。理解も、焼き焦がされる直前の光景からしていた。
- アスミ
- 「ッ……」 ルーベルリアから口に出され、膝の上の手を強く握りしめた。
- アダルベルト
- 「そうか」
- クシール
- 肩を竦め。「文句の一つ二つ言ってやろうと思ってたけど、無理になっちゃったな」
- アーネスト
- それでも、そうして言葉にされて何も感じない程、アーネストの心は強くない。ぐ、と唇を噛んで、ゆっくりと息を抜く。
- ノーラ
- 取り落としたスプーンがスープに沈んだ
- ルーベルリア
- 「いかにあやつとて、おぬしたちを守りながら神剣クラスの焔を受け止めれば、無事で居られるはずもない」
- アダルベルト
- 「あれほどの仁でも、死ぬのだな。本当に」
- クレハ
- 「そうだな。それも予測の上で拙者らを飛ばしたのだろうが──」
- フィアールカ
- 「…銀の魔女が、貴方の許へと、我らを転送された、という認識でよろしいでしょうか」努めて冷静な声音である
- ティアエレス
- 「席に付きなさいイスカさん」
- アーネスト
- 自分でそう認識する事と、他者に告げられる事は、全く異なるものだ。指輪を介して、泥の様に暗い気持ちが溢れ出した。
- フィル
- 「…………」 黙祷――というわけではないが、自然、目を閉じた。
- クレハ
- 「うむ、生きている以上、常に死は隣り合わせにある。それはだれにでも同じことよ、な」アダルベルトに頷き
- イスカ
- 「…………」 すとん、と力なく、椅子に腰が落ちる。
- ノーラ
- 「わ、私が……私達が、ま、負けたから……よ、弱かった、から……?」
- ルーベルリア
- 「うむ。その認識で間違ってはおらぬだろう」
- ティアエレス
- 視線を外して 「そして見てきたかのように、話すのですね、紅き魔女」
- ルーベルリア
- 「――ま、妾もあやつのことを思い出したのは、ちょうどその時なのじゃがな」
- クシール
- 「とりあえずメシ食いな、メシ。栄養頭に回ってないとちゃんとモノ考えらんなくなるゾ」
- ルーベルリア
- 「奴が死に際に何かを仕掛けたか、あるいは元々そう仕向けられていたのか」
- フィアールカ
- 「…先ほど、銀の魔女について…彼女の最後のご状況について、把握しているようなお言葉でしたが、貴方はどこまでご存じなのでしょうか」
- ルーベルリア
- 「銀の死を切欠に、妾は記憶の一部を取り戻した」
- ロニ
- 「――うむ! ご馳走様でした!」スープいっぱいでご馳走様をしました。
- ティアエレス
- 「……、」 ふむ
- アーネスト
- ノーラの言葉に、より強く唇に白い歯が突き立てられ、皮を破って肉が裂ける。
- ルーベルリア
- 「見ておったわけではないが、予想は付く」
- 「こやつからもすでに事情は聞いたしの」
- ティアエレス
- 「なるほど。」
- フィアールカ
- 記憶の一部を取り戻した、という言葉に、少し複雑な表情を一瞬浮かべたもののすぐに戻る
- アーネスト
- 「……一部、って、なんですか」
- ルーベルリア
- つい、と顎でスタンフォードを示した。
- クレハ
- 「──ふぅ」と、出されたシチューをかきこんで
- ティアエレス
- 「ご説明ありがとうございます、スタンフォード侯爵」
- イスカ
- シチューにも手をつけず、ぼんやりと座っていた。
- スタンフォード侯爵
- 「そなたが話さねばはらわたを食い破ると言ったからであろう」 ぷんぷん。
- ルーベルリア
- 「おぬしのようなゲテモノを食う趣味はないわ……」
- 「一部とは何――か。また随分返答に困る問い方じゃな」
- ティアエレス
- 「それで、銀の死に関連していた貴方の記憶というもの、彼らが無事な理由、その辺りも含めて」
- 「ご説明願えますか、ルーベルリア」
- ノーラ
- 手の震えが全身へと移る。俯き、身を小さく屈める。しかし、耳を塞いではいない
- アーネスト
- 「……思い出したものが、今、僕達に関係のあるものなら、教えて欲しいんです」
- ルーベルリア
- 「――よかろう」
- フィアールカ
- 「………」ノーラの様子に、そっと、その震える手を握る。
- ルーベルリア
- 「おぬしたちに今すぐ関係することかは分からぬが、“銀”の忘れ形見じゃ。話してやる」
- クレハ
- 「──うむ。体は痛むが飯のおかげで少しは楽になった。どう動くかはともかくだ。聞かせてくれ」と、ルーベルリアの言葉を聞きつつ
- ティアエレス
- 「先ずは聞きましょう。此処がリアンということは、また戻るまで時間は掛かります」
- アダルベルト
- 「傾聴しよう」
- フィアールカ
- 「お願いいたします」
- ティアエレス
- 「それとも、自失して、彼女の作った機会をふいにしますか?」
- アーネスト
- 「……お願いします」 滲んだ血を拭うこともせずにルーベルリアへ。
- ティアエレス
- 半ば呆然としている者達に対してそうコメントして
- ルーベルリア
- 「妾とあやつ、“銀の魔女”は、デュランディル時代に造られた人造人間の一種――……まあ、人造人間と称すると、後でややしくなる故、」
- ノーラ
- 「……」フィアールカの手を握り返し、痛みに耐えるように硬く目を瞑った顔を上げ
- イスカ
- 「――――………」 視線を巡らせた先に―― アングルシが居る。くびきから解き放たれてなお、ここにいる。
- クレハ
- 「いいではないか。感傷に浸るのもヒトの有様よ。今聞けるもので聞くといい。冷静であるだけが人の道であるわけではない」
- ティアエレス
- ルーベルリアに視線を向け直す
- フィアールカ
- ふるえを止めるのではなく、寄り添うように、その手はあった。
- ルーベルリア
- 「“高位存在”の、失敗作とでも呼んでおくか」
- ノーラ
- 「……い、いや、です」 震える、小さな声でだが、目を開けてそう答えた >ティアエレス
- クシール
- 「成功作じゃなくて?」 もぐもぐ。
- ティアエレス
- 「……、」 目を細めて
- アスミ
- 「…………」 話に耳を傾けてはいるものの、どこか上の空な様子で。
- イスカ
- 「大丈夫。……まだ、何も終わってない」 それは勝手な思い込みかもしれない。しかし、アングルシの存在じたいが、そう雄弁に語っているように少女には思えて
- アーネスト
- 「……、先生」 その様子に静かに声をかける。
- クシール
- 「明らかに寿命超越してる気がするけど」 ずずずず。
- フィアールカ
- 「…あ、すみません、羊皮紙とペンをお貸しいただけると助かります」
- ルーベルリア
- 「うむ。たとえばそこの――」 ティアエレスを指差す。 「よりは、ずっと肉体も、精神も強固なものであろうがな」
- フィアールカ
- 話の腰を追って申し訳なさそうに。
- ルーベルリア
- 「おいスタンフォード、持ってまいれ」
- アダルベルト
- 「不老の存在が、失敗作とはな」
- スタンフォード侯爵
- 「何故私がそのようなことを」
- アーネスト
- 「……」 大丈夫か、などと問える筈もない。投げかける言葉を持たない事に、小さく肩が落ちた。
- ルーベルリア
- 「食うぞ」
- クシール
- 「ブフ」 小間使にされてて笑っちゃった。
- イスカ
- 「……とても失敗とは思えないけど」
- スタンフォード侯爵
- 「…………」 不承不承といった様子で立ち上がり、紙とペンを持ってきた。>フィアールカ
- アダルベルト
- 素直か、と思うが口には出さず
- ティアエレス
- 「……、まったく。皮肉にもほどがありますね」
- フィアールカ
- ぺこり、と礼のように頭を下げて受け取り、そして、改めて
- ルーベルリア
- 「何故失敗作なのかは、妾もまだ分からぬ。記憶に靄が掛かり続けておるのじゃ」
- ノーラ
- 「……」 このひとはどうしているんだろう
- フィアールカ
- ルーベルリアが話す内容を、記録する。
- ルーベルリア
- 「じゃが、失敗作であるという認識が、銀より流れ込んできた」
- アーネスト
- 「記憶の継承が不確かだから、失敗作だって事……?」
- フィアールカ
- 記憶が流れ込んでくるなど、まるで……いや、それは彼らに失礼だろう…。
- フィアールカ
- 奈落の剣みたいだな、って思いました、まる
- クシール
- 「転生体だから記憶がないってわけじゃなくて?」
- ティアエレス
- 「私達もまた、失敗作と断じたのに。更にそこから失敗作ですか」
- ノーラ
- そうよ
- イスカ
- 「………。達せられない何かの目的があった、ということなのかな」
- フィル
- 「……記憶、経験の継承、まるで〈奈落の剣〉のようだが」
- ルーベルリア
- 「いいや、妾たちは間違いなく、当時から身体は変わっておらぬ」
- アダルベルト
- 「ふむ……」生命体としての能力ではなく、なんらかの目的のための能力に欠けていた、とかかもしれんな、と思いながら
- アーネスト
- 「だけど、肉体も精神も強固、なら……」 そもそも“高位存在”など、この世には未だ居ないのではないのだろうか。
- クシール
- 「じゃあボケ……」
- ティアエレス
- 「記憶の継承というのなら、」
- 「私達の方ですね」
- ルーベルリア
- 「まあ、成功作が存在するのかどうかも分からぬ話じゃ」
- 「ババアじゃしの……否定はせんわ」 >クシール
- フィアールカ
- 耳を傾けながら、皆の言葉をまとめ、記録していく。これはこの先必要となるものである。
- ティアエレス
- 「勿論、私達もまた失敗作、そして」
- アーネスト
- 「……やっぱり」 存在するのかどうか、と語った事に頷いて。
- クシール
- 「そこは違うわい!って言ってほしかった」
- イスカ
- 「大丈夫、ルーベルリアはまだ若い。そしてかわいい」
- ティアエレス
- 「奈落の剣のようだというのは当たらずとも遠からずですよ。少なくとも私が創った彼らに関しては、ね」
- ルーベルリア
- 「これこれ、ババアをからかうでない」
- アーネスト
- 「じゃあ、ティア達とルーベルリアさん達との優れた所が1つになったら……記憶の継承も在って、身体も老いないなら、それが本当の意味でのハイマン、なのかな」
- ルーベルリア
- 「まあ、妾たちが失敗作であろうとなんであろうと、今のおぬしたちにはそう関係することではあるまい」
- フィアールカ
- 「…つまり、銀の魔女が今際の際に、貴方に自らがもっていた記憶を、貴方に託され、そして…それを、貴方は記憶の一部として思い出した、ということでしょうか」まとめるように、確認のため
- ティアエレス
- 「すべてのハイマンがはっきりと記憶を継承しているわけではありませんからね。そこは勘違いしないように」
- ロニ
- 「若さの秘訣は気の持ちようとも言うがさておき! そこは今の主題ではなかろうな!」>失敗作だの高位存在だのは
- アーネスト
- 「あ、う、うん……」
- ルーベルリア
- 「銀から託されたのか、それが記憶が戻る引き金となっておったのかは分からぬとは、さっきも語った通りじゃ」
- ティアエレス
- 「ええ、話が逸れました」
- クシール
- 「じゃまあとりあえず一旦そこは置いとくとして」
- フィアールカ
- 彼らの素性の考察については…今は、おそらく、それてしまっている部分であろう。
- クシール
- おいといて、のジェスチャー。
- フィアールカ
- 話しを進めるように、そうまとめた。
- ルーベルリア
- 「――で、銀は今際の際に、おぬしたちを妾のアトリエまで転移させた。これは良いな」
- アーネスト
- 「……はい」
- ロニ
- 「うむ!」
- ティアエレス
- 「ええ」
- イスカ
- 「………」 こくり、と頷く。
- フィアールカ
- 「…はい。状況からしても、そうであるとは認識しております」
- フィル
- 「……ああ、俺たちに、……オリヴィア。……それと、アングルシと、侯爵閣下も、か」
- ノーラ
- 「……」じわりと涙が溢れそうになるが、頷き
- クシール
- 「あそこから耐え抜いて物理的に運んだとかだったらそっちのほうがおったまげだからね」
- ルーベルリア
- 「何故この役に立たなそうな男まで転移させたのかは理解に苦しむがな」
- クシール
- 「謎なのは何か想定外の一人と一匹だけど」
- スタンフォード侯爵
- 「そなたに情報を提供してやったのは私であろうがっ」
- アーネスト
- 「何か、理由があったのは間違いないと思うけど……」 少なくともアングルシは。
- ティアエレス
- 「まあそれも置いておくとしましょう」
- アングルシ
- 「…………」 アングルシは君たちの会話に耳を傾けているのかいないのか、時折片目を開けて小さく顔を上げる。
- クシール
- 「侯爵なんか生贄にされてなかった? よく生きてたね?」
- ルーベルリア
- 「そりゃ、あれじゃろ」
- ロニ
- 「うむ! 赤い光の刃にぶっすりいかれたと記憶しているが!」
- クレハ
- 「憎まれ者は世に憚るというものだろう」侯爵
- ルーベルリア
- 「こやつは絶望的に〈奈落の剣〉の担い手となるには、才能がなかった」
- 「それが逆に幸いしたのじゃろうな」
- クシール
- 「ぶっはははげほごほ」
- ノーラ
- 「……え」
- アーネスト
- 「……担い手の、才能?」
- スタンフォード侯爵
- 「な、なにをう……」
- ティアエレス
- 「…‥、なるほど」
- フィアールカ
- 「つまり贄としては不十分であったがゆえに」
- クレハ
- 「──まあ、過ぎた話よ」と、腕を組み。ルーベルリアの言葉の続きを待つ
- フィアールカ
- 「人としてまだ戻ってこれた、ということでしょうか」
- クシール
- 「すげーわ、つまりなに、ゲテモノ扱いで生贄としても拒否られたってコト?」
- フィル
- 「〈剣〉から、拒絶され……深く侵蝕されてはいなかった、とでも言えば良いのか?」
- ルーベルリア
- 「まあそんなとこじゃな」
- ノーラ
- 自己肯定感が強くて絶望とか負の感情とか実は抱かない人なのでは
- ティアエレス
- 「多少なりとも絶望をしていないとその辺り感応が鈍るものでしょうが、」
- GM
- ならけん「うっわこいつまっず」
- ノーラ
- 「あの、それじゃあ、トゥーレ、は……」
- ティアエレス
- 「彼は全くと言っていいほどその辺りの感情と無縁だったのかもしれませんね」
- アダルベルト
- しがけんにでもくわせたろ、とおもったのかもしれない
- イスカ
- 「わたし、は…… アングルシは―― そしてオリヴィアがいま、どういう状態なのか。それを知りたい」 きゅっ、と拳を握って、 「……オリヴィアと、……彼女から分かたれた、アルギュロスという存在のことも」
- アスミ
- 「それだけの理由で、お師匠様が……、こんな人……生かすはずがありません」
- アーネスト
- 「……何かが、あったんですよ。今は見えていないものが、きっと」
- アスミ
- 「……こんな人を救うくらいなら、自分を助ければいいのに……どうして……」
- ティアエレス
- 「それはそうですね。生き残った理由はともかくとしても」
- 「飛ばす理由にはなりません」 アスミに頷いて
- ルーベルリア
- 「――オリヴィアか」
- ノーラ
- 「アスミさん……」
- アーネスト
- 「……先生」
- クレハ
- 「──この魔女のことは深く知らぬが。順序を追って話しているのだろう。拙者は先ほどから、一つも理解できぬが──それでも、流れとは段取りというものがある」
- アダルベルト
- 「そう、あの仁のことだ。意味のないことはすまい」アスミの言葉に連なり
- クシール
- 「てーか、よく生きてたと言えば、アングルシもだけど」 ちらっ。
- クレハ
- 「故に、其方の話すべきことを終えるまで、聞く所存よ」と、ルーベルリアをみて
- ティアエレス
- 「アルギュロスはソーテリアのことです。分かたれたのは当時の巫女、リアーヌですね」
- クシール
- 「それってばどういう状況なわけ?」 半ばアングルシに問いかけるように。
- フィアールカ
- 「…ルーベルリア、貴女はアングルシについて、どこまでご存じなのでしょうか」
- ルーベルリア
- 「では次は、アングルシについて話してやろうかの」
- アーネスト
- 「……こ、答えてくれるのかな……」 >アングルシ
- フィアールカ
- さんがぬけてしまった
- イスカ
- 「……と、そうだった。ごめん、ティアエレス」 記憶に混乱があるのかもしれない
- フィアールカ
- お願いいたします、と
- クレハ
- 「頼むとしよう」
- ティアエレス
- いいんです、と小さく頷いて
- イスカ
- 「うん」 こくり
- アーネスト
- 「お願いします」
- ノーラ
- 「……」ソーテリアが転生したアルギュロス、オリヴィアがリアーヌの転生?だった。では、分かたれたオリヴィアは一体
- フィアールカ
- ティアエレスの言葉も記録し…言葉を待つ
- アングルシ
- 『――皮肉なことに、かの剣に貫かれたことにより、私の内の熾火が、その殆どを奪われ、』
- 狼の口から、低い男のような声が聞こえてきた。
- アダルベルト
- 「!?」
- ノーラ
- 「!?」 しゃ、しゃべった
- アングルシ
- 『私は、本来持つべき自我を取り戻した』
- アーネスト
- 「ゔ、えっ!?」
- フィアールカ
- @何語だろう
- フィル
- 「アングルシが――……」
- GM
- 妖精語。
- ティアエレス
- 「なるほど」
- クシール
- 「へえ、なるほど」
- アダルベルト
- 分からん……
- ティアエレス
- 「通訳しますよ」
- アーネスト
- 「な、なんて……?」
- イスカ
- 私がスタンフォードだったら気まずくて隠れてると思うから、なかなかずぶとくていい性格をしている
- クレハ
- 知識人に任せようという感じ。わからぬものはわからぬ(つうやくまち
- フィアールカ
- 「…わたくしたちではわからぬ言語でございますね」おそらく妖精語だろう、おねがいしますとティアエレスに任せた
- アダルベルト
- 「頼む。言語なのは分かったが内容は分からない」さすがに
- ルーベルリア
- 『イグニスの焔を抑える必要がなくなったからの』
- ロニ
- 「ふむ、ずいぶん長い時間だった気もするが、実の所数瞬だった故確証はないが……あの者達が必要としたのは氷雪の力ではなく、イグニスの炎だった故の結果かもしれぬな」
- クシール
- 「皮肉にもあたしらがやろうとしてた目的の一つは達成されたってわけかあ」
- ルーベルリア
- おっと、こっちは「」
- アングルシ
- 『私の中から、焔のすべてが消えたわけではないが』
- ティアエレス
- 「〈奈落の剣〉に貫かれたことにより、イグニスの熾火を奪われた結果、」
- フィアールカ
- 「アングルシの中にあったイグニスの焔が奪われた…」全部ではない、と付け足し記録
- ティアエレス
- 「自我を取り戻したそうです」
- アダルベルト
- これからリテラチュアのマスコットの座を奪取するゾ
- クシール
- あたしがやると意訳ぶりを怒られそうなのでティアエレスに任せる。
- ノーラ
- やはり公爵の器
- ロニ
- 「当たらずも遠からずだったか!」
- アーネスト
- 「……、じゃあ、アングルシの中にはもう、焔はない」
- アングルシ
- 『肉体の維持、広範囲に渡る降雪を考えなければ、問題なく制御出来る』
- フィアールカ
- 「…契約は、どうなったのでしょうか」
- アダルベルト
- スタ公に格上げ
- フィアールカ
- 「アングルシと、代々の巫女の…」
- ティアエレス
- 後は通常通り訳しますね
- 「オリヴィア様より先に、こうして言葉を交わすのは、少し気が引けますね」
- アングルシ
- 『リアーヌとは、もはや繋がれている様子はない。あの人造人間の娘とも、な』
- アスミ
- 「……ホムン、クルス……」
- イスカ
- 「――……そう」 こんな状況でなければ、喜べたかもしれないのに
- アーネスト
- 「オリヴィアさんの事は、わかりそうなのかな……」 >ティアエレス
- クシール
- 「人造人間ぅ? オリヴィアが?」
- ティアエレス
- 「まあ用意された個体というのが間違いなければ」
- 「そうでしょうね」
- <人造人間
- アーネスト
- 「……造られた、……」
- ルーベルリア
- 「うむ。そなたたちの間で知られる、魔法生物としての人造人間とは異なる代物じゃがな」
- アスミ
- 「……イルスファールで、聞いたことはあります」
- クシール
- 「それこそルーちゃんとかに近い感じ?」
- フィアールカ
- 「…それは、彼女達が言っていた、奈落の剣や…魂の…器、として、ということでしょうか」>ルーベルリア
- ティアエレス
- 「そうだと思いますよ」
- ノーラ
- 「で、でも、オリヴィアさんは、その、お、幼馴染だって」 アスミとフィルの
- アーネスト
- 「でも、一緒に成長していたって事だし……」 ルーベルリアさんは成長したんだろうか。
- ルーベルリア
- 「ま、ルーツを辿ればあるいは妾たちと同じなのかもしれぬ」
- 「妾はもう数千年も前に成長しきっとるわ」
- ティアエレス
- 「〈奈落の剣〉は記憶の継承も行える、」
- フィル
- 「……俺たちはたしかに幼馴染だが」
- アーネスト
- 「あ、ある程度成長したら止まる、とかなんですね……?」 最初からその姿ってことではなく。
- ティアエレス
- 「どこかですり替わった可能性もあれば、もとから用意された存在だったということもありえますよ」
- フィル
- 「オリヴィアは、拾い子だ」
- クシール
- 「ふーん、なるほどねえ」
- ティアエレス
- 「素体としての性質がナイトメアであれば、」
- 「そうなりますね」
- ルーベルリア
- 「妾たちも、オリヴィアらホムンクルスも、それぞれナイトメアのような特徴を持つからの」
- ノーラ
- 「……」
- アーネスト
- 「――先生がアングルシを出て、戻った時」
- ティアエレス
- <ある程度成長したら止まる
- アーネスト
- 「変わった、って、確かに……」
- イスカ
- 「……〈奈落の剣〉の代わりをさせるために、何かの魔術的なことを施された人間ということだと思う」
- アダルベルト
- 「ふむ。貴女の父君が?」拾ったのか、と
- イスカ
- >ノーラ
- ロニ
- 「うむ、ナイトメアと言う触れ込みであれば成長に対する違和感は何もなくなるだろうな」
- ルーベルリア
- 「器に別の魂を定着させる際、どうしても穢れを帯びてしまうとか、そんなところじゃろ。妾たちは知らんが」
- アダルベルト
- 貴女? 貴方
- フィル
- 「いや、俺の家ではなく、彼女は市井の家に引き取られた」
- フィアールカ
- 「…ひとまず、オリヴィアさんと…あちら側も含め、アングルシと巫女との契約は、現在切れている状態、と」
- ティアエレス
- 「魔術的な解説はそれこそ本題から外れそうなので置きましょう」
- ノーラ
- 「そ、それじゃあ、あの、2人になった、ど、どっちが、オリヴィアさんなんですか……私達の、知っている」
- クシール
- 「拾われ子なの、本人は知ってるの?」
- アスミ
- 「……オリヴィアは、もちろんそのことを知っていますよ」
- イスカ
- 「アングルシに聞いて欲しい。――それじゃあ、あなたはもう、妖精たちの世界へ戻れるの?」
- アスミ
- 「……アーネストさん、オリヴィアが変わったのは、巫女となってしまっていたから」
- フィアールカ
- 「ここにいるのは…まだお身体に残った、イグニスの炎があるから、でしょうか」
- アスミ
- 「……取り替えられたからでは、ありません」
- ティアエレス
- 「一応聞いてはみますが」
- アダルベルト
- 「ふむ……」
- ティアエレス
- 「イグニスの焔が消え去ったわけではないので」
- 「恐らく難しいと思いますよ」
- アーネスト
- 「はい。……隙間ではあったのかも、って思ってしまって」
- ティアエレス
- 実際に聞いてみた
- >アングルシ
- アングルシ
- 『――お前たちの言葉は聞こえている』
- クレハ
- トリビアじゃん
- ロニ
- いまあの声で再生された>実際に聞いてみた
- クシール
- 「てかさっきもあたしの共通語に普通に返してたよね」
- アダルベルト
- なんとかさんにきいてみたみたいな
- ティアエレス
- 「なるほど」
- アダルベルト
- 知らんけど
- アングルシ
- 『世界の境界を越えて戻ることは、今ならば不可能ではないかもしれぬ』
- ティアエレス
- 「流石は大妖精ですね」
- クシール
- 「じゃあ、なんで?」
- イスカ
- 「巫女―― オリヴィアとのつながりも断たれたということなら、あなたを縛るものは何もないんでしょう」
- アングルシ
- 『だが、そこの娘が言ったように、私の中にはまだ焔が残っている。これを完全に取り払うまでは、大きな危険を孕んだままになる』
- 『それに――』
- 『――私を縛るものならば、ある』
- クシール
- 「というと」
- イスカ
- 「………それは、なに」
- フィアールカ
- 通訳してくれている言葉も書き留めていく。
- アングルシ
- 『お前たちと、同じだ』
- アーネスト
- 「……オリヴィアさんの、こと?」
- ノーラ
- 「……残って、くださるんですか」
- イスカ
- 「………」
- クシール
- 「……へえ」 にぃ、と笑う。
- イスカ
- 「―――ここに残っているのは、自分の意思…… ということ?」
- フィル
- 「……そうか。あなたも、自分の意志で、俺たちを守ると言ってくれるのか」
- ティアエレス
- 「──であればそこに関しては話が早そうです」
- アーネスト
- 「それは多分、縛っているものじゃないと思うんです。……あなたが選んで、繋いだものだと思うから」
- アングルシ
- ウォン――と一つ吠えた。
- アスミ
- 「…………ですが」
- ロニ
- 「……うむ! 俺達としてもオリヴィア殿と貴殿に話をさせると言う約束をした故に今帰られてはそれを違えてしまうと思っていた所だった!」
- フィアールカ
- 「…今のオリヴィアさんの状態は、どのような状態なのでしょうか」
- クシール
- 「なーに、縛るも繋ぐも同じもんよ。言い方捉え方の違いってだけで」
- イスカ
- 「……そう」 表情に、少しだけ明るいものが生まれた。
- 「ありがとう、アングルシ」
- アスミ
- 「……あなたがいても、お師匠様はいなくて……お父さん、お母さんだって、もう、いないのに……。……オリヴィアだって、あんな状態で」
- フィアールカ
- 「正直、わたくしには…申し訳ございません、彼女達がなぜ別れたのかも、理解が及ばず」
- クレハ
- 「──うむ。アスミと同じ考えよ。気持ちだけではどうにもならぬ。それに、再び戦いに向かうとしても──」
- アーネスト
- 「言葉にするなら、優しいものがいいな、って」 >クシール
- クレハ
- 「夏の虫と変わらぬ」
- クシール
- 「ま、そこは同意」
- ノーラ
- 「……アスミ、さん……?」
- クレハ
- 「それに、拙者らの領分を既にはるかに超えていると思うがな」
- アーネスト
- 「……先生?」
- クシール
- >アーネスト
- ノーラ
- お義父さんとお母さんがもういないという言葉にアスミの方をじっと見た
- ティアエレス
- 「……、」 息をついて
- アスミ
- 「……リアーヌが放った焔は、とても水晶宮の中だけに収まるようなものではありませんでした」
- ノーラ
- リンクパール(フォンフォン)はまだ繋がってるんだろうか
- イスカ
- 「……ん」 もしかして今頃、あの国では雪がやんでいたりするのかな
- GM
- お互いのリンクはつながってるよ
- アスミ
- 「きっと……国中を灼き尽くして、無事な人なんて、殆どいないでしょう」
- ノーラ
- じゃあ私は今べきべきのアスミさんの心の声が……
- クシール
- 「あたしとしちゃ、領分なんて最初っからこれといって変わっちゃいないけどね」
- アーネスト
- 「……」 ちら、とルーベルリアを見遣る。
- アダルベルト
- 妃殿下と私のきずなもまだ……(なお相手の夫は眼前にいる模様
- フィアールカ
- 「…今のアングルシ妃国がどのような状態かも、もしご存知でしたら、お教えいただきたいです」>ルーベルリア
- アーネスト
- 「今は、どうなってるんです……?」
- フィアールカ
- アスミはこのように言っているが…
- イスカ
- 「……そ、そんな……」>アスミ
- クレハ
- 「あの状況でよく最後まで見ておるな──。うむ、さすが大魔女を名乗るだけはある」と、アスミの悲観的ではあるが現実的な側面をあえて言葉に出すその姿に
- 深くうなずいた
- ノーラ
- 「――」改めて意識すると魔具を通じてアスミの深い悲しみと絶望が伝わってくる
- ルーベルリア
- 「――ふむ」
- クシール
- 「友人の為になんかするかーって、それだけの話よ。あとあたしの観光。あー、つってもありゃ国ごと吹っ飛んでてもおかしくないかもなぁ」
- ノーラ
- 「そ、そんなの、まだ、わかりませんっ」
- ティアエレス
- 「……それで、分かることはありますか?」
- クレハ
- 「聞いておこう。今回の依頼、正直、アスミの付き合いの延長戦のようなものよ」
- ルーベルリア
- 「確かに、一端でしかないとはいえ、一地方を灼き尽くした焔が振るわれたのじゃ」
- クレハ
- 「わかることでいい。教えてくれると助かる」
- ルーベルリア
- 「無事であるはずがなかろうな」
- 「――何も、策が打たれていなければ、じゃがの」
- フィアールカ
- 「…そう、ですか」
- アーネスト
- 「……だけど、どうなっているかまでは、解らないんですよね」
- フィアールカ
- 「…?」
- ティアエレス
- 「……、」
- ノーラ
- クシールの言葉を遮るように声をあげた
- アダルベルト
- 「ほう?」
- ティアエレス
- 息をついて
- クシール
- 「……ふむ」
- アーネスト
- 「そうだって、決まった訳じゃ……」
- GM
- ――君たちは、記憶を辿ってみる。
- ティアエレス
- 「私達が展開した魔術的な縛りは、」
- フィアールカ
- 「…希望は、まだ、ある、と」>ルーベルリア
- ティアエレス
- 「王都に流れる地脈の力を抑えていました」
- 「彼女の焔がその力を利用しているのであれば、」
- GM
- ふと行き着くのは、都において、“銀”の魔女が君たちの部屋を本来の姿で訪れた時のこと。
- ティアエレス
- 「想定よりは威力は低まったでしょう」
- 「更に言えば、」
- ロニ
- 「なるほど、あの時のアレか」
- フィアールカ
- 「…焔自体の力を、弱められていた、と」
- ティアエレス
- 「私達が王都に最初に集まった時、」
- 「彼女が本来の姿のままで来たこと」
- 「そして救援に来た時も同様であったこと」
- フィアールカ
- 「確かに…お若い女性の姿で…」
- 「…あ」
- アーネスト
- 「……門に施した術のこと、だね」
- ティアエレス
- 「その辺り、彼女がなにか対策を打っていると言うのは間違いないでしょう」
- フィアールカ
- つまり、彼女はあの時既に…何らかの、大きな術を、あの姿で行使していたから…?
- クシール
- 「確かに、超魔女もとい、しろがねがあそこまで状況わかってそうなのに、ノー対策ってのも考えづらいか」
- イスカ
- 「………」
- アーネスト
- 「――、……」
- ティアエレス
- 「……普段の貴方なら確実に気がつくことです、アスィミ」
- GM
- 彼女はあの時、魔力の多くを使い果たし、老婆の姿を維持するのが困難となり、本来の姿を君たちの前に晒した。
- ノーラ
- 「……」
- アスミ
- 「…………お師匠様は……」
- クシール
- 「あんだけギリギリになったのもそういうコト? うわ、あんにゃろう。そういうことまで黙るか」
- クレハ
- 「──ふむ。なるほどな」
- ルーベルリア
- 「恐らくは、」
- アーネスト
- 「……言っていたら、無意識にでも緩んでしまうかもしれないから」
- >クシール
- クレハ
- と、確かにそうだったなと、記憶が思い当たり
- ルーベルリア
- 「“銀”は地脈の一部、そして己の魔力を投じ、国の各地に結界を張っておったのじゃろう」
- フィアールカ
- 「…つまり、普通に考えれば…アスミさんの言った通りのことになっていた、でしょうが」
- ルーベルリア
- 「うむ」
- 「じゃが――妾が遠見した限りでは、街、村落はそのほぼすべてが形を残しておる」
- フィアールカ
- 「銀の魔女が事前に対策を施していた可能性が高く、もしそうなら…被害は出ておりましょうが、国に住まう方々が無事である可能性も、と」
- ルーベルリア
- 「守りきれなんだ部分は、ひどい有様じゃがな。死人だって、どれだけ出ておるかはわからぬ」
- ノーラ
- 「……アスミさん、」ほら、まだ希望は残っているかもしれません
- クシール
- 「ホウレンソウってのは大事なんだぞぅ……まったく魔女ってのは秘密主義なんだから」
- アーネスト
- 聴けば、がたん、と音を立てて席を立ち、眼を輝かせた。
- ティアエレス
- 「絶対言いませんね」
- アスミ
- 「――…………」 ルーベルリアの言葉には、ようやく微かに顔をあげた。
- クシール
- 「ふむ……水晶宮とその付近が吹っ飛んだくらい?」
- ティアエレス
- 「言ったらアーニーが言った通りになるでしょうからね」
- イスカ
- 「……本当、何からなにまで――」
- クレハ
- 「アスミよ。確かに、銀は戻っては来ぬ。世は無情。生きている限り、死は必ず訪れる──それに、拙者はすまぬが、国にも、オリヴィアにも興味はない。だがな──其方の父と母には恩義があるのは前から言っている」
- アーネスト
- 「ならまだ、何も終わってないんですね。出来る事も、ありますよね……!?」
- ティアエレス
- 「……落ち着きなさい」
- クレハ
- 「その一点について確かめるというのならば──付き合うのは吝かではないぞ」
- フィアールカ
- 「…アングルシ妃国の現状については、わかりました」アスミの方を少し見やり
- アスミ
- 「…………」 クレハの言葉を聞いて、胸の前で握った拳をもう片手で包み込んだ。
- ティアエレス
- 「街や村々が無事ということは、」
- ルーベルリア
- 「件の水晶宮じゃが」
- ティアエレス
- 「〈奈落の剣〉の糧として利用される可能性がまだ残っているということです」
- ルーベルリア
- 「ありゃまた、けったいな領域になっておったわ」
- アーネスト
- ティアエレスの言葉は聞こえているのかいないのか、ルーベルリアをじっと見つめて。
- ノーラ
- 「……!」
- フィアールカ
- 「けったいな領域…確か、彼らは…楽園を、とは言っておりましたが…」
- クシール
- 「なに? あっこからまだヘンなコトになってんの?」
- ルーベルリア
- 「何をするつもりかはわからんが、放っておいてろくな結果にはならんじゃろうな」
- クレハ
- 「根城としたか」
- フィアールカ
- 「…魔域が形成されているということでしょうか」
- イスカ
- 「―――……」
- 「アスミ」
- スタンフォード侯爵
- 「ぐぬぬ……私の国で、何を勝手なことを……あの魔女どもめ」
- ティアエレス
- 「そして、イグニスの焔に対抗する手段を我々は増やさなければなりません」
- ロニ
- 「全く!物騒な楽園もあったものだな!」
- クシール
- 「侯爵さあ……」
- フィル
- 「……あの時の彼女たちの言葉からして、そんなところだろうな」
- ティアエレス
- 「……」 まったく
- アダルベルト
- 「誰かにとっての楽園とは、他の誰かにとっての地獄、というところかな」
- クシール
- 「いや逆にすごいわもう、あんた」
- フィアールカ
- 「………お黙りあそばせい」普段の様子からは考えられぬほど、冷え冷えとした声が出た
- アスミ
- 「……なんですか」 名前を呼ばれ、イスカへと目を向ける。
- ティアエレス
- 「そのようなところですね」 アダルベルトに頷いて
- クレハ
- 「その点に関しては国だけの問題ではない。当然、9人の冒険者風情で、何とかできる問題でもない。──言葉は悪いがな」
- アーネスト
- 「……放っておくなんて、出来ないです」
- スタンフォード侯爵
- 「な、なぜだ……」 漏らした感想的に立場はそなたたちと一緒のはずなのに……
- ロニ
- 「まあまあクシール殿、経緯と結果と行為と態度は問題があるが、国を思うと言う気概は買おうではないか」
- クレハ
- 「まあ、其方はシチューでも食っておくといい」>スタンフォード
- スタンフォード侯爵
- 「もう残っておらぬわ」
- ティアエレス
- 「ええ、侯爵には侯爵の仕事がありますから」
- フィアールカ
- 「しばしお静かに願いましょう」その首が胴体とつながっていたいのなら
- クシール
- 「いやあ、もうあたしは一周回って感心してきた」 >ロニ
- ノーラ
- 「で、でも、出来る事だって、ある筈ですっ」>クレハ
- クレハ
- 「なら、拙者の干し物を─ああ、焼けたのだったな」
- ティアエレス
- 「今は好きにさせておいて下さい」
- イスカ
- 「―――どこまでも見通して、計算して、手を打ってきたしろがねが…… それでも最後、自分の身をなげうってまで、アスミやわたしたちを助けてくれたのは」
- ルーベルリア
- 「おぬしの言う通り、これはもはや、たった9人のただの冒険者だけでどうにかできる問題ではない」
- ティアエレス
- 「物騒な物言いは慎んでくださいね」>フィアールカ
- クレハ
- 「それも、ここから決めることだろう。だが忘れるな。拙者を含め、一度は折れた剣よ」
- ルーベルリア
- 「じゃが――可能性は0ではない」
- クシール
- 「へえ?」
- アーネスト
- 「だったら、十分です。0じゃないなら、それだけで」
- フィアールカ
- 「話がややこしになりまするゆえ、釘を刺したまでのことでございます」>ティアエレス
- アダルベルト
- 「仔細を聞かせてもらおうか」>ルーベルリア
- アーネスト
- アダルベルトに続けて頷いて。
- ノーラ
- 「……聞かせて、ください」
- イスカ
- 「……きっと、すべてをつないだ先で―― この先に進めるのは、自分じゃなくて、アスミだと信じているからなんだと思う。……なんの根拠もないけど、そう思うの」
- クレハ
- 「大きく出たな。まあいい。特に拙者も案があるわけではない。聞こう」
- フィアールカ
- 落ち着けるように息を一つついて、話に戻る
- ティアエレス
- 「……、」まったく
- アスミ
- 「……分かって、ます……。お師匠様が、……全部見通していたことも、私に……託してくれたことも」
- 「だけど……私は、散々自分のことを天才だなんて言っておきながら……何も、出来なかったんです。……何も、守れなかったんです……」
- ティアエレス
- 「──、」 席を立つ
- フィアールカ
- 「…アスミさん、それは」
- クレハ
- 「大切なものをなくして、心の整理などすぐつく方がおかしい。身近なものが死んで──すぐに切り替えられるのは人斬りだけよ」
- ティアエレス
- アスミに近づいて そして 痛む身体を無視して
- !SYSTEM
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- アーネスト
- 「それは、――」 アスミに口を開いた所で、席を立ったティアエレスに言葉を止めた。
- ティアエレス
- アスミの頬を張る
- ノーラ
- 「!?」
- イスカ
- 「………」 ティアエレスの動作にいちはやく気づいたが、何もいわず、止めもしない
- フィアールカ
- 言葉をかけようとしたら、乾いた音が響いた。
- GM
- 乾いた音が辺りに響く。
- アーネスト
- 「……っ」
- クシール
- 肩竦め。
- アスミ
- 「っ――」
- ティアエレス
- 「──甘えるのも大概にしなさい」
- クレハ
- 「──……(全く。まあ、魔術師同士にしかわからぬことはあるだろうからな)」と、その様子を見て
- アスミ
- ぶたれた頬に触れるでもなく、衝撃に身を預け、顔が背けられた。
- ロニ
- 腕を組み成り行きを見守る。
- ティアエレス
- 「自分の言葉に責任を果たすべきときが来た。それだけのことでしょう」
- 「それを為せると託した師の想いを、」
- イスカ
- 「……わたしは、それは少し違うと思う」>クレハ
- ティアエレス
- 「交わした約束を覚えているといった友を、」
- 「此処でそれをつなごうとする者達を、全て吐き捨てるつもりですか、貴方は」
- クレハ
- 「うん?」と、イスカに目を向け
- ティアエレス
- 「何を捨てているのです、まだ終わっていないのは明白で、それをこれから為そうとしている」
- アスミ
- 「でも――、そうして歩んだ結果が、これなんです……。……お師匠様を失って、両親だって無事かはわからない……オリヴィアだって、もうオリヴィアじゃなくなってしまった。その上……あなたたちまで、まだ危険に晒して、失えって言うんですか」
- ティアエレス
- 「──、だったら」
- ノーラ
- 「……」ああ、本当ならあの役割は自分は果たさねばならなかったものだ。アスミが傷ついているのを知って、それに共感して一緒に落ち込んでいるだけでは、駄目なのに
- アーネスト
- 「失ったりなんて、しません」 ぴしゃりと、普段の声色と異なる、強いそれで。
- ティアエレス
- 「歩みを止めて此処で退きますか」
- イスカ
- 「人斬りかどうかは、関係がないってことだよ」
- ティアエレス
- 「歩み続けなさい。歴史に名を残すような大魔法使いになる、そうなのでしょう、貴女は」
- クレハ
- 「──なんだ、面白い答えが聞けると思うたが。まあ、注釈くらいはしておこう」
- 「拙者と同じような人斬りは、と付け加えておく」
- アスミ
- 「……それは、……」
- クシール
- 「……ま」
- アーネスト
- 「……ひとって、ひとりだけで出来る事って、多くないと思うんです。それは、“銀の魔女”さんだって、同じで」
- ティアエレス
- 「自分の言葉と、やってきた積み重ね……そうしたもので現実的に組み立て、論じられる人だと私は思っています」
- 「そして……銀が認めるアルギュロスと並ぶほどに」
- 「諦めの悪いのが貴女でしょう」
- クシール
- 「幸か不幸か、今すぐ行動できる状態じゃないんだし」
- ティアエレス
- 「アルギュロスは諦めなかった。貴女は、どうなんですか?」
- クシール
- 「療養がてら、ゆっくり考えてもいーんじゃなーい?」
- ティアエレス
- 「転生までして約束を果たした姉弟子に、貴女は場を譲るんですか?」
- フィアールカ
- 「…アスミさん」
- アスミ
- 「…………」 投げかけられる言葉をぐ、と噛み締め。
- アーネスト
- 「自分ひとりだけで、なんて思わないでください。先生が言葉の責任を果たしても、それでも、ひとりじゃないなら、……皆で一緒なら、何とかなりますよ」
- クレハ
- 「──そうだな。奴らも百年研いだのだからな。今すぐ行動してどうにかなるようなら──。このように追い込まれておらぬだろう」
- 「クシールの言う通りでもある」
- ティアエレス
- 「──、──、」 ふら、と身体を揺らして なんとか踏みとどまって
- クシール
- 「ほら、発破かけたティーちゃんだってこの有様だからね」
- アーネスト
- 「……何も、終わってないんです。解っていない事ばっかりだ。……でも、解らない事を知って、その先の道を開いていけば、」
- フィル
- 「……故郷を穢され、落ち込んでいるのはお前だけじゃない。彼らは、君が選んだ同行者だろう」
- ノーラ
- 「私……前に、オリヴィアさんに手記を少しだけ、見せて貰ったんです」
- フィアールカ
- 「…お師様を亡くされたご心痛は、わたくしたちにははかりしれぬものでございましょう。ただ」
- アーネスト
- 「それが、」 とと、と席を立って ふらついたティアエレスの背を手で留めて。 「魔術士として、行きつく場所だと思います」
- ノーラ
- 「手記の中のアスミさんは物語の主人公みたいで,格好いいって、オリヴィアさん、と話して……私も、そうなれたらって、思って」
- フィアールカ
- 「…お師様が歩んできた、貴女がこれまで歩んできたその道のりを、どうか、ご否定するのだけは、お控えくださいませ。そして…貴方に寄り添う者達のお気持ちから、目をそらさないでくださいませ」
- ロニ
- 「ふむ、思えばこの旅は銀殿に呼び出され、頭を抱えていたアスミ殿からの始まりだったな」
- クレハ
- 「のう。アスミよ。拙者は、正直。アスミの父と母の無事──といおうか。それさえ確認出来れば、この依頼降りるつもりでな。今の腕では全く叶わぬからな。だが──逆をいえば、それまでは剣を再度振ってもよいと思っておる」
- フィアールカ
- 「お答えはすぐに出るものでもございますまい…時間は限られておりましょうが、考える時間も多少はございましょう」
- ティアエレス
- 「私や皆の期待はともかくとしても、」
- ノーラ
- 「……なれると、思うんです。 意識して、少しずつ、変えられれば、本当に」
- ティアエレス
- 「師の期待に背いて、超えられると思いますか、……アスィミ・レア・レナータ・プロヴィデニヤ」
- アスミ
- 「……皆さんの言うことは、分かっています……。わかっているんです、だからこそ――…………!」
- ロニ
- 「銀殿は――まあ、ああいう御方だ、呼び出せば仲間を募り帰ってくると言うのは小見桃李だったろうなぁ」顎をしょりしょりと撫でる。
- クレハ
- 「其方の父と母。その無事でも確認できれば──大魔女は再び羽ばたけるであろう。と、拙者は思うがな」
- GM
- かたん、と君たちの背後で扉が開いた。
- ロニ
- お見通し、でした。なんだその変換は
- フィアールカ
- 「…?」
- アーネスト
- 「――、……」 開いた扉に、視線を向ける。
- ロニ
- 「ふむ」立ち上がり、扉の方へ
- GM
- 扉を見やれば、
- オリヴィア
- 「――――…………」 瞳から光を失ったオリヴィアが、ぼんやりと立っていた。
- フィアールカ
- 「オリヴィアさん…!」
- イスカ
- 「……オリヴィア」
- オリヴィア
- ――その手に、一冊の本を抱いて。
- !SYSTEM
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- アーネスト
- 「オリヴィアさん、……、」
- ノーラ
- 「……あぁ」
- アダルベルト
- 「オリヴィア」
- フィアールカ
- 「あの本…は」ノーラとアスミを見て
- ティアエレス
- 「──‥…」 息をついて
- ロニ
- 「俺は今更ながら思うのだよ、託されたのだとしたらあの炎の中ではなく、呼び出された時だったのではないか、と」
- GM
- その手に抱かれていたのは、巫女候補と魔女が交わした約束。
- ロニ
- 自分で建てているならともかく、ふらつくようであれば支えようと傍に立ち>オリヴィア
- ティアエレス
- その場にへたり込む
- アスミ
- 「オリ、ヴィア……」
- アーネスト
- 回していた手ごとへたりこんだティアエレスに肩を貸して、そのまま席まで運ぼう。
- クレハ
- 「──」ここはいったん、言葉を飲み込み、オリヴィアとアスミの様子をみる
- ティアエレス
- 「ごめんなさいアーニー…」
- オリヴィア
- 「…………」 時折ふらつき、ロニに支えられながら、言葉をひとことも発さないまま――それでも、オリヴィアはその本から手を離すことはなかった。
- アーネスト
- 「……、」 こくり、と頷くに留める。痛みが消えている訳でもなし、ゆっくりと席に座らせて。
- イスカ
- 「―――……」 その様に、複雑な表情をみせて>オリヴィア
- アーネスト
- 「先生、……行ってあげて、ください」
- アスミ
- 「……ああ……あなたも……」
- フィアールカ
- オリヴィアの今の様子に、身体の不調はあるだろうが…そもそも
- 私達が知っている、オリヴィアなのだろうか?という不安がある
- アスミ
- 「……皆さんと、同じことを言うんですね――オリヴィア」
- クシール
- 「……ルーちゃん、オリヴィアの状態について聞いても?」
- ノーラ
- 「巫女になれば、少なくとも15年近くは、外に出ることは叶わないから、巫女を目指していた私の代わりに、アスィミが魔女として旅をして、見たものを記し、私に伝えてくれる。そう約束したことがあるの」
- あの手記はそういうものだと聞いている
- ノーラ
- ノーラの台詞じゃなくて回想ですすまん
- ルーベルリア
- 「――ま、少し待っておれ」
- ティアエレス
- 席についてから二人の様子を眺めやって
- アスミ
- 「…………」 アーネストに促され、立ち上がるとオリヴィアの正面から、ゆっくりとその身体を抱きしめた。 「……あなたは……こんな状態になっても、オリヴィア……なんですね」
- ノーラ
- 「オリヴィアさん、約束を覚えていると思うんです」
- フィアールカ
- 戸惑ったような目で、オリヴィア、アスミ、そして…アングルシを見る
- イスカ
- 「………」 彼女の様子は、精神的なショックからか―― それとも、彼女を支えていたものがその身の中から失われたからだろうか
- フィアールカ
- オリヴィアはアングルシの声を聞きたがっていた。
- ノーラ
- いつかの晩、彼女と話した時の事を思い出し、魔具を通じてアスミへと送る
- アーネスト
- 「……何か、」 アングルシに視線を向けて。
- 「呼びかけてあげて、くれませんか。……あなたから、オリヴィアさんに」
- フィアールカ
- もし彼女の意識が深く沈んでいるならば、呼び起せるのは…
- ノーラ
- まだ、こちらに着いて間もない頃の他愛もない話の中、話題の中心はアスミのことだった
- フィアールカ
- 唯一無二の友と、彼女が心を通わせたいと願った彼女の夫の声だろう。
- アスミ
- 「……ええ……」 ノーラの声を背に受け、頷いて。 「……ごめんなさい、らしくありませんでした」
- 「…………」 ぐし、と皆に背を向けたまま袖で自分の目を拭い、鼻を啜る。
- アングルシ
- アーネスト、フィアールカの視線には、ふん、とひとつ鼻を鳴らすだけに留めた。
- ノーラ
- アスミの紀行録はオリヴィアの心の支えでもあり、きっとアスミ自身にとっての励みであり支えだったのだろうと、あの時思ったのだ。
- ロニ
- 位置関係的に真正面から見えちゃうけど偶然か何か顔が明後日の方向に向いてました>鼻を啜る
- アーネスト
- 「……、」 少しだけ肩が落ちた。>アングルシ
- アスミ
- 泣き腫らした目と、赤く染まった鼻頭を隠し切ることは出来なかったが、
- 魔女はゆっくりと君たちの方を向き直る。
- ノーラ
- 「わ、私も、続きが、読みたいです……っ」
- アスミ
- 「――あなたは、失礼な人ですね、アーネストさん」
- 「折角、アングルシが空気を読んでくれたというのに」
- クレハ
- 「それで可能性は0ではないというたな。ルーベルリアだったか。まあ、〈星の標〉や王都に危険性とある程度の協力を得るのは当然だろうが──」
- 「続きをきくとしよう」
- 危険性の報告と
- アスミ
- 「あと、人が折角持ち直したタイミングで普通に話の続きを促すのやめてくれます!?」
- アーネスト
- 「ぐう……」 アスミに小さく呻いてみせて、小さく頭を下げた。
- ティアエレス
- 「……、」 まったく
- イスカ
- 「座って、オリヴィア。……ロニ、」 手伝ってあげて、と
- ティアエレス
- 「その辺りは予想と言うか、私の方でも組み立てては居ますが」
- ロニ
- 「うむ、オリヴィア殿、アスミ殿と――アングルシ殿の近くのあの椅子が良いだろうな」その通りの場所へ座らせて横へ仁王立ち
- クシール
- 「みんな案外スパルタだなー。あたしは別に数日塞ぎ込んでてもいいと思うけど」 などと言いつつ笑い。
- ティアエレス
- 「先ずは、席に付き直しましょう」
- アスミ
- 「はあ……まったく」 ロニと一緒に、オリヴィアをアングルシの近くの席に導き、座らせる。
- アーネスト
- 「うう……」 失礼――!
- フィアールカ
- 「まあまあ……アスミさんも、気になってはおられるでしょう」
- 「…まだ残っている可能性について、は」
- アスミ
- 「――オリヴィアについては、私から話しましょう」
- ノーラ
- 「……え?」
- クシール
- 「なんかわかることが?」
- ティアエレス
- 頷いて続きを促す
- アーネスト
- 「……」 こくり。
- フィアールカ
- とクレハのフォロー(?)のようなものを入れた
- イスカ
- 「……ん。ゆっくりでいいから、聞かせてほしい」
- アスミ
- 「はあ……ちょっと決めてみようと思ったんですけど、皆さんのせいで台無しです」
- アーネスト
- 「えっ……」
- ティアエレス
- 「先程までウジウジとされていた方の言葉とは思えませんね」
- アーネスト
- 「じゃ、じゃあ今からでも……」
- アスミ
- 「でもいいです――そんな空気になんて負けませんからね、私」
- イスカ
- 「だいじょうぶ。その機会は、これからいくらでもあるから」
- ノーラ
- 「アスミさん……」
- クシール
- 「わははは、元気出てきたじゃん」
- アスミ
- 「話をする前に、同じくらい大事な話があります」
- ばん、とテーブルに両手をついて。
- フィアールカ
- 「…はい」
- アダルベルト
- 「聞こうか」
- ティアエレス
- 「伺いましょう」
- アーネスト
- ちょっとびっくりした。>ばんっ
- フィアールカ
- 少し気持ちが落ち着いた様子を見て、少し、ホッとした。
- ティアエレス
- 「それから、あまり大きな動きをしないように、響きますよ、身体に」
- ノーラ
- 「……」ごくり
- アスミ
- 「――お師匠様が、最期に遺した言葉……思い出しました」
- 焔に呑まれ、意識が遠のく中、微かに聞こえた、“銀の魔女”の最期の呟き。
- ティアエレス
- 「──、」
- アスミ
- それは――
- イスカ
- 「………」 ぱちぱち、と瞬きをして。アスミを見上げる
- アーネスト
- 「……」 じっと、アスミを見遣って。
- ノーラ
- 「しろがね、さまの……」
- “銀の魔女"
- 「――今日からはアンタが、“銀の魔女”だ」
- アスミ
- 「…………」 思い出したその言葉を噛みしめるように、拳を握りしめて。
- 「……少し、遅れましたが――お師匠様の言葉通り、私は“銀”の名を継ぎます」
- ティアエレス
- 「──そうですか」
- アスミ
- 「今日から私は、“灰色の魔女”ではなく、――“銀の魔女”アスィミ・レア・レナータ・プロヴィデニヤです」
- アーネスト
- 「“銀”の……」
- イスカ
- ふにゃりと笑って、 「……ん。いいと思う」
- クレハ
- 「それは拙者たちではなく、本当に言うべきものがいるだろうに」
- 「──まあ、予行練習と理解しておこう」
- ノーラ
- 「――」一瞬、言葉を失って 「ぎんいろの、魔女……」
- イスカ
- 「いま、その名を名乗るのにふさわしいのは、アスミ以外にいないよ」
- アスミ
- はっきりと宣言すると、帽子のつばを指でつまみ、位置を正した。
- ロニ
- 「心得た! 銀色の魔女殿!」
- フィアールカ
- アスミの言葉に、微笑んで、頷いた
- ティアエレス
- 「ええ、アルギュロスに渡すわけにはいきませんね」
- アーネスト
- 「……うん。それは、先生が継がなきゃ」
- ティアエレス
- 「貴女が死ぬか行方がわからなくなれば、彼女がその名前を継承するでしょうから」
- フィル
- 「……ああ。その二つ名は、お前にこそ相応しい。オリヴィアも、きっとそう思っているはずだ」
- ティアエレス
- 「生きて、その名前を刻みなさい、アスィミ」
- アスミ
- 「言うべき相手に言うためには、あなたたちの協力が不可欠ですから」
- ノーラ
- 「なら、私の約束もまだ続きそうです」 それもまた他愛無い約束だ、しろがねに一方的に申し付けられたものだったが、バケツは禁止だ、と
- クシール
- 「いーんじゃない? そんじゃ、今後ともよろしく、“銀の魔女”サマ?」
- アダルベルト
- 目を瞑り、あるかなきか口角をあげ