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追憶のリテラチュア 幕間:ノーラ、フィアールカ

20220326_1

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クレハが入室しました
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クレハが退室しました
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ゲームルームの設定が変更されました
ゲームルーム名: 追憶のリテラチュア 幕間
ゲームシステム: ソードワールド2.x
チャットタブ: メイン サブ
ステータス : HP MP 防護
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ノーラが入室しました
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フィアールカが入室しました
フィアールカ
よろしくお願いいたします。
ノーラ
ここをお借りするであります
 
ノーラ
まだ王都には帰っていない頃合い、ルーベリアの館で体を休めている頃合いかなと
フィアールカ
OKです。
ノーラ
ルーベルリア、だった
なんとなく森の中のような気になっていたけれど実際どうだったろう…
えーと待てよ、だいぶ前にママか誰かで会ったときに訪ねた気がするな
すごい、ママの初稼働でタイトルがズバリ紅の魔女だ
フィアールカ
ママ…
なら、森の中で鍛錬ができますね
ノーラ
あった、森の中に立つ小屋だった
周囲を結界で覆われていて。結界の範囲内ではかなり自由自在に力をふるえる
今回、病室にするための部屋も家を拡張したっぽい
フィアールカ
ふむふむ
なら家だけじゃなくて、周囲●kmくらいは覆ってそうな感じですかね…?
ノーラ
部屋の拡張は今、前回のログを見直したらそれらしい描写があった
そして、間がいいのか悪いのか、今地元駅に着いた
すぐマシンチェンジするます
フィアールカ
OKであります、お気をつけてであります
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ノーラが入室しました
フィアールカ
おかえりなさいであります
ノーラ
ヨシ!
フィアールカ
よし!
ノーラ
 
 
 
極北の地アングルシに暗躍する者たちとの戦いの中、イグニスの焔を得た巫女と魔女(ふたり)の前に、為す術もなく焼き尽くされようとしていたところ
"銀の魔女"が現れ、その命と引き換えに一行を"紅き魔女"ルーベルリアの領域へと転移させ、辛くも命を繋ぐことが出来た。
魔女の館はイルスファール近郊の森の中にあったが、王都へ一旦戻るにも、もう一度アングルシへ向かうにも、今しばらく心と体に負った傷を癒す為の時を必要としていた。
 
 
ノーラ
「はぁ……はぁ……」シルバーアッシュの髪を肩口で切り揃えた少女が、森の中、火照り、軋む体に鞭打って、重厚な大剣を引き摺りながら歩いていた。
騎士神に癒しの奇蹟を何度も祈願して、どうにか動けはするようになったものの、練技の呼吸はままならず、この剣を扱うには余りにも力が足りない。
フィアールカ
適当なタイミングでお声かけいただければ…。
ノーラ
それでも、体が動くようになったのならと、早朝、館を抜け出して森の中、少し開けた場所を見つけ出して訓練をしようと思ったのだ。
「ふぅ…ふぅ……――っ」呼吸を整え、腰を落として大剣を持ち上げ、肩に担ごうとする。それだけで玉のような汗が浮かび上がってくるのを感じる。
剣の重さに揺られて前後に倒れそうになるのを足を踏ん張ってこらえる。歯を食いしばり、じりじりと腕を持ち上げて剣を肩の高さまで持ち上げ――
重さで後ろへ倒れ込――みそうになる寸前、軸足を支点に、半ば前転するような勢いで体を前へと傾け、同時に剣を振り抜く!
「ゃ――ぁああああっ!!」
2D6 → 2[1,1] +13-10-4 = 1
ノーラ
おねえちゃん、わたし、もってる・・・
フィアールカ
いまは体を休める時と神もいっている・・・
ノーラ
しかし、そこが限界だった。少女の手にはその剣は余りにも重く、そして何より少女の心身は未だ傷を残したままだった。
握力が限界に達して、剣を大上段に振り抜く前に柄からずるりと手が離れ――
踏み込みの勢いのままに、少女は剣を置き去りに前方へと転げる羽目になった。
「ぁぶっ」 地面に強かに顔をぶつけ、それでも勢いが止まらずゴロゴロと転がって
「……あぅ、ぅ……」前方の茂みに上半身を飛び込ませる結果となった
樹の幹や岩が無かったのは不幸中の幸いだったかもしれない。そうでなくとも茂みが緩衝になっていなければ危ういところだった。
代償としてシルバーアッシュの髪と顔に、土や草が付着し、擦り傷をこさえたが、まだ軽いものだ。
ノーラ
何時でも大丈夫
フィアールカ
じゃあまた飲み物とか持って出現しましょう…。
フィアールカ
時を同じくして。この少女と同じ状況にある少女…フィアールカもまた、早朝に目が覚めていた。
ノーラ
「ううぅ、ぅー……」思うように動かない体に、弱った心が涙を呼びそうになるのを堪え、立ち上がる。
フィアールカ
同じように外で軽く素振りでも…と思っていたところ、自分と同じような人物がいることを悟り
少々多めに休憩用の飲み物やらタオルやらをルーベルリアの館にて用意してもらい、森の中を歩く。
ノーラ
「ふぅ、ふぅ……」流石にあの大剣を振り回すのは無茶だった。気が逸っていた。
フィアールカ
こんな早朝に起きていてかつ足跡からして彼女であろう…とは察しがついていた。
フィアールカ
ロニ獄さんならもっと足跡大きそうなんですよね…。
ノーラ
「スゥ……はぁぁ……」大剣の下までヨロヨロと近付くと、深呼吸をしながら柄に手をかけた。
フィアールカ
足跡と、そして音のする方向を見てみれば…ある意味、予想通りの光景がそこにはあった。
少女の気が逸っているであろうことは、あの皆とのやりとりの際の様子を見れば…容易に想像がついた。
ノーラ
此処まで運び、一度振るおうとしただけで、手が、腕が、足が震えている。
「……うぅ、ううううっ」全身の力を総動員して、剣を持ち上げ、正眼に構える。
振り上げることはしない、そんなことが出来る状態に無いことは先ほどのことで理解している。
ただ真っ直ぐ構え、立つ。それだけのこと、それだけのことなのに――
フィアールカ
イグニスの炎…神剣にも等しい力を持った炎が与えた火傷はそう簡単に回復できるものではないというのは、己の身でも思い知っている。
ノーラ
「……っ   はぁ、はぁ……っ」切っ先がどんどん下がり、やがて刃が土に触れる
「ん、んんんんぅぅ……っ」 それでも、その状態から足腰を踏ん張り、もう一度持ち上げ直そうとして
フィアールカ
まるで内側から焼かれているような痛みがまだ続いている。魔法について知識がない自分ではあるが…クシールやティアエレス、アスミならばこの痛みについても想像がついているのだろうか。
ノーラ
――……っ!?」かくん、と、両ひざが崩れ、尻もちをついた
「……」再び剣を取り落としてしまった己の震える手を呆然と眺め
「騎士神、ザイアの名の下に――」癒しの奇蹟を自身へと希う
フィアールカ
ノーラの剣は本来ならば練技を使い振るう剣である。そのまま振るえば体に負担がかかるものであり…今の状態ならば、猶更である。
ノーラ
2D6 → 6[3,3] +10-4 = 12
威力10 → 4[6+2=8] +10 = 14
癒しの奇蹟は傷を癒し、活力を取り戻させる。しかし、それは器が十全であればの話だ。
「……ふぅ、ふぅ……」殆ど楽になった気がしない。荒い息を吐いてもう一度、起き上がろうして
フィアールカ
「…無理をなされますと、回復が遅れてしまいます」満足に治癒の奇跡が効力を発揮していないところを見て、声をかけた
おはようございます、と背に鎌を背負い、手にはバスケット…おそらく飲み物やらタオルやらが入っているのだろう、を持った少女がそこにいた。
ノーラ
「ふぅ、ふぅ……」浅く荒い呼吸を繰り返しながら、柄に手を伸ばし……かけられた言葉にかなり遅まきに気付いてそちらへ顔を向け
フィアールカ
とはいえ、重戦士のソレについては…自分よりもロニの方が助言としては適任であろうとは思う。
ノーラ
「あっ」吃驚した表情を浮かべ、それからバツが悪そうに目を泳がせた。鏡を見なくても自分が酷い有り様なのはわかる。
癒しの奇蹟により顔をぶつけた時の傷が塞がっているのがせめてもの救いだろう。
「……でも、その……お、追いつけ、ませんし」
フィアールカ
「わたくしもではありますが…あの炎の傷はおそらくわたくしたちの内側に作用するもの…神の奇跡でも回復しきらないならば、今しばらく自然の治癒に…」ルーベルリアが休養、と言ったのはそのためもあろう。
そして続いたノーラの言葉に少し考えるように目を細めた
追いつけない…ノーラの言葉には、おそらく、さまざなな人物…意味がこめられているであろうことは推測できる。
ノーラ
「私、もっと、頑張らなくちゃ……今度こそ、守れるように」思い出すのはアスミの悲痛な叫び、"銀の魔女"を襲名すると堂々と宣言した時もそれはずっとそこにあって、魔具を通じてずっと感じていた。
今、あの指輪を外しているけれど、それを覚えている。
フィアールカ
その目はどこか…少し前、あの雪国での鍛錬を見た少年のものと重なった。
ノーラ
「取り返せる、ように……」 百のうちの一かけらにも満たないという今のオリヴィアの姿が目に焼き付いている、目を閉じれば瞼の裏にはあの晩語り合った時の姿もまだ残っている。
フィアールカ
「…それは、皆同じ気持ちでありましょう」あの場にいた一人を除いて。彼だけは、あの言動から…別の意図があって動いているのは明白であった。困ったお人ですね、と心の中で思う。
ノーラ
「気持ちが、同じでも……だからこそ、私は、足りてません、から」
フィアールカ
次の戦闘特技
そういえばなんなんでしょ
9レベル
ノーラ
私は金属S
フィアールカ
ふむ
ノーラ
でないと死ぬので……
フィアールカ
そうね…。
フィアールカ
「足りておらぬ…ですか…それを言ってしまえば、あの場にいた皆誰もあの者達には及ばなかったことではございます」アーネストも悔しさをにじませていた様子があった。
「なれば今の己に何が必要ととらえておりますか」その目はその結果が先ほど手が震えていたソレなのでしょうか?と静かに問いかける。
ノーラ
「……」力も技も心も足りない。授かった奇蹟も活かしきれているとはいえない。
「多すぎて、分からないです……」
フィアールカ
「…剣とは即ち『心』『技』『体』の全てが掛け合わされて生まれるもの。『心』とは即ち、なりたい姿。『体』とは言葉の通り、肉体そのもの。『技』というのはな『理想』──つまりは『心』と、その『心』に耐えうる『肉体』がなければ、生まれぬもの…でしたか」
それは一時彼女の師であった青年の言葉である。
ノーラ
「どれも、足りてないんだって……クレハさんでもそうなんだって、知って」
「……悔しいんです。 全然、足りてなくて、届くはずが無いって分かっても、それでも……悔しいって思うんです」
オリヴィアが一かけらだけでも取り戻せたのは皆の、オリヴィア自身の抵抗が僅かなりとも結実した証だという。
だったら、それも、もう一かけら、二かけら、増やす事だって出来たのではないかと
「……前はそんな事、思いもしなかったのに」 (バケツ)の中に、弱虫、毛虫、ウジ虫を飼っていた頃のことだ。
「フィアールカさんは……どう思っているんですか」
フィアールカ
「…どう、とは」
此度の一件についてなのか、あるいは…ノーラについてなのか、あるいは…
ノーラ
「……フィアールカさんは、クレハさんと、似ているところがある、から」
「その……クレハさんの剣を学んで、分かった気がするんです」
「あなたの振るう刃はいつも迷いがなくって」
「いつも、今も、優しい、おねえちゃんみたいな人なのに」
フィアールカ
普段のフィアールカは確かにノーラが言うように、皆に対して気配りを行い、考え、必要があれば教えを乞い、人に対して助言も自らができる範囲で行い…此度の一件も、目的のために尽力していると映るだろう。
戦い以外では。
ノーラ
「クレハさんも、フィアールカさんも、『技』を持っている人だと思うんです。それは、『体』と『心』が伴っているからだってことで……」
剣に生き、浮雲のように気の向くままに揺蕩うのがクレハの在り方だとすれば……
フィアールカの在り方とは何なのか、と、疑問を抱くようになっていた。
「いつも、助けてくれて……きっと、この先も手を貸してくださるんだって、疑ってません」
フィアールカ
ノーラのまっすぐな疑問に答えようと、静かに耳を傾ける。
ノーラ
「でも……どんな時でも迷いなく、刃を振り下ろせるのはなんでだろうって」
フィアールカ
その疑問には少し考えるように目を伏せて…
「…少し、長くなるお話がございます。ちょうどそこに切株がございます、座りましょう」
ノーラ
「は、はい……」
フィアールカ
言葉が上手い方ではなく、コレ、という一言で表すことは簡単であろうが…それではすべては伝わらないだろうと。
ノーラが座れば持ってきた飲み物とタオルを少女に渡し
ノーラ
自分の力の足りなさを悔しいと思えるようになったのは自分にとっては成長だったと思う。
でも、剣を振るい命を奪う事は恐ろしい。それを忘れず覚えたまま振るう剣の道をクレハは活人剣だと称していた。
一方で、クレハは人斬りを自称し、フィアールカの振るう鎌はそれに酷似している。
そんな彼、彼女の抱く『心』とは何なのか
「あ、ありがとう、ございます……」
フィアールカ
「すみません、最初からお話した方が伝わると思いまして…」長くなるのは申し訳なく思う。
ノーラ
そこに疑問を抱いてしまったことへの後ろめたさもあって、受け取ったものの、すぐには使おうとせず
フィアールカ
ノーラに少し申し訳なさそうに微笑み、そして言葉を紡ぐ。
「わたくしが最初に覚えているのは川の冷たさでございます」
ノーラ
「……?」
フィアールカ
「わたくしを拾ってくださったおじいさま、おばあさまいわく、川から傷を負ったわたくしが流れてきたそうです」
「運がよかったものではございましょう…素性も知れず傷を負った何も覚えていないわたくしを、親切に看病し、己が娘のように、あの農村の老夫婦は扱ってくださいました」
ノーラ
「えっと、それって……あの、」自分のような流れて来たではなく、文字通りの
フィアールカ
「…はい。文字通りの…何も覚えていない流れ者でございます」
ノーラ
「な、何か、手掛かりとか、あの、身に着けていたものから、とかは……なにか」
フィアールカ
「しばらくはその村で働かせていただいておりました。以前語ったように、その際に…皆で知恵を絞り、ゴブリン共とも戦い撃退したことはございます」ノーラの疑問には、残念ながら、と首を横に振り
ノーラ
「……」 彼女の動きは間違いなく訓練を受けた者のそれだ。鎌というのは元々戦闘向きの武器ではない。それは以前にも思っていたこと
フィアールカ
「鎌はその時に振るってみたところしっくりと手になじみましたし…ゴブリンとの戦いの時も、身体が覚えているように動きましたので…元々、農民であったのではないかとばかり、思っていまし
その時振っていたのは草刈り鎌であったのはある。
「その後しばらくして…村の近くで遺跡が発見され、そして…不運が重なり、わたくしが外に出ているときに…遺跡に魔域が発生、わたくし含めて人々が数名呑み込まれました」
ノーラ
「………」彼女は命を刈り取ることを躊躇わない。その精神性は農民とはかけ離れている。
「だ、大丈夫だったんですか?」 今目の前にいてもなお心配に感じる
フィアールカ
「はい。魔動機に襲われましたが…辛くも撃退し、そのすぐ後に、クレハさん含め星の標の冒険者の方々がすぐに救出に来てくださいましたから」
無我夢中で鎌をふるっただけと思っていたが…今思えば、あの回路の隙間に挟み込んで力任せに切ったのは…そうするのが一番あの時適切であったと知っていたからであろうか、などと思いつつ
「助けられた後…ちょうど王都に行く用事を言いつかったのもあったのですが…心のどこかで、彼らのように、誰かを助けられる人に自分もなれたら、とそう…欲を出しまして」
ノーラ
「欲……ですか……?」
フィアールカ
よくしてくださった村の皆々様にいつまでもお世話になっているのが後ろめたかったのもあります、と当時を振り返るように
「イルスファールは冒険者の国…彼らに助けられ、冒険者を志す、というのは…それ自体は、よくある話ではあります。ただ、知っての通り、冒険者は厳しい側面もございます。なりたいからなれる、というものでもありません」
ノーラ
「……」自分は兵士としての訓練を受けて居たが、仮に記憶がない状態で放り出されていたら冒険者になどなっていただろうか
フィアールカ
「多少腕に覚えあれどどこまで実力が通用するかもわからぬ農民の娘が…と自分でも思いましたが、あの時助けてくださった冒険者の皆さまの姿が…クレハさんの一閃が頭に残り、自分も、そうなれたらと、そう、憧れたのでございます」
ノーラ
「……」彼の技巧に惹かれる気持ちは分かる、しかし、それだけで選ぶ道かといえば……
フィアールカ
ノーラの視線に、何を言いたいのかは察しがついた。
「きっかけは、そのようなものでございます。誰かを助けられる誰かになりたいという、素直な童のようなありきたりの理由です…」
「…それは、嘘偽りではありません。此度の件も、始まりは…アスミさんのお力になりたい…そして、オリヴィアさん達の助けとなりたい、その気持ちでございます」
「…ただ、この身にもともとあった『技』は異なるものであるのも、また気づきました」
「アーネストさんや貴女と同じであろう守りたいという気持ちは同じなれど、わたくしと貴方方とは異なると、アーネストさんとのやりとりで確信いたしました」
『奪うのも殺すのも嫌で、だけど守りたいものがある。そのどれも諦めたくないなら、全部を取るしかない。……矛盾してる想いを徹すだけの力を、つけなきゃいけないね』
ノーラ
「私達と、違う……?」
「わたくしは守るもののためならば…目的のためならば、必要あらば誰であろうと何であろうと刈り取ります
ノーラ
「!?」
フィアールカ
@こっちです
ノーラ
その言葉の苛烈さに驚くと同時に得心が行く。だからなのか、と
「目的って……のですか」
「必要は……誰が決めるんですか」
フィアールカ
「それが、躊躇わぬ理由でございましょう」ノーラの言葉には…少し、悲し気に微笑んで
が皆々様の目的の達成のために必要であると判断したら」
「此度の一件、皆々様の協力がなければ達成はできますまい」
ノーラ
「そんなの……だって、それじゃあ……どこにも自分が無いじゃないですか……っ」
フィアールカ
「貴方やアーネストさんが選んだように、この道を選んだのはわたくしでございます」
ノーラ
「私達が何かをするのに邪魔なものがあったら、それを排除するってことですよね……?」
「それが、操られてる人で、助けられなくって……私が躊躇ってしまうような相手とかで……」
「それも必要だっていうんですか……?」」
フィアールカ
「…仮にそのお相手が倒さなければならぬ相手ならば、わたくしが刈り取りましょう」
ノーラ
「そんな……そんなの、違います……間違ってます!」
フィアールカ
「こう考えるわたくしは…クレハさんと、確かに似ているのでしょう」
ノーラ
「だって、そんな風に誰かが代わりになったって……自分の手でやってないからって、それで何とも思わないなんてこと、ありません!」
「助ける方法だって、本当はあるかもしれません。悪いことをしたからって、それだけで全部じゃないかもしれません」
「……難しいことだって、叶わないことだって、分かってます……やらなきゃいけない時があることだって」
「でも……代わりになんてならないでください」
「それは、私や皆で一緒に背負わなきゃいけないことじゃないですか……」
フィアールカ
「…必要があれば、と。誰彼構わずに手を出すことはございません。もし、わたくしのコレを憂うのならば」
「アレも足りぬコレも足りぬと、答えが出ぬままひとりで思い悩み己の体をいじめるのではなく、周りも頼りなさい」
ノーラ
「うぅ……」
フィアールカ
最後の言葉だけは、柔らかさを出して
ノーラ
「でも、それは、その……あの……」
フィアールカ
「わたくしのコレもまた性分でございますし、人斬りと称しているあの方のように、褒められた事ではないのもわかっております。もし、さきほど言ったように、ソレが誤っていると断じたのならば」
「最初からそうならぬようにするか、止めてみせませい」
あの時アーネストが自分に言ったように。
ノーラ
「……」
クレハとフィアールカの二人に剣について習った時の事を思い出す。自らを人斬りだと卑下するクレハに彼女はこう言っていた。
"わたくしは貴方の剣に救われました。決して斬るだけの剣ではない"と
「分かり、ました……私も、あなたを斬るだけの剣になんて、させません」
「そうならないように、が、頑張りますし、もしも、その時は、ぜ、全力で止めます……っ」
フィアールカ
微笑んで、頷いた。
ノーラ
「はぁ……ふぅ…」その微笑みを見て肩を落とし、溜息を吐いて
フィアールカ
「ひとまず…鍛錬については、ソレは呼吸が戻るまではお預けでございます」
ノーラ
「……け、喧嘩をしたの、初めて、です……あの、ご、ごめんなさい、生意気、ばかり」
フィアールカ
ソレ、と大きな剣を見て
「考えてみれば、わたくしも、ここまで詳しくお話したのは、貴方が初めてです」
アスミには記憶喪失については簡単に語った。クレハも知っているが…どちらかといえば、あの方は自分の考えなど、見透かしている節はあるか、あるいは何も感じていないだろう。
ノーラ
「……」ひょっとして転げ回ったところを見られていたのだろうかとカーっと赤くなって
フィアールカ
「話さねばわからぬこともありましょう…なかなか時間もとれませぬし、話したはよいですが…此度の一件とは、直接かかわりもないお話でございますし…」
ノーラ
「そ、そうなんですか……? あ、えっと、だ、誰にも話しませんっ」
フィアールカ
「お恥ずかしい点といえばわたくしもありますし………わたくしは自分では農民とずっと思っておりましたし、いえ今も実際そうではあるのですが…」記憶がそこからしかないのだから
「客観的に見たら、そうではないのだと、改めて思いまして…」クレハと似ているというのはつまりそういうことだ
ノーラ
「……怖く、ないんですか……? 自分がそういう風に思えて、動けること」
「元の自分はどういう――」そこまで口にして、それがオリヴィアがリアーヌに転じた時のことを思い起こさせる。その時、フィアールカもそれを感じたのではないか
フィアールカ
「隠していることでもありませぬし、どなたかに聞かれたらお応えしても問題はない事情でございますよ」実際此度の一件とは無関係であろう。
「…違和感を感じたことはございましたが、此度の一件ですとんと落ちた部分もあります」
アーネストとノーラのやりとり…そしてクレハの剣閃は、自分がかつて持っていただろう剣…もとい、鎌の在り方を思い出させるソレであった。
ノーラ
「でも、その……そういうところが全部じゃないって、思います」
フィアールカ
「──、己が何者であるかは己で定義するものです。ただ、その定義から外れた行動を取れば、それは違和感に繋がります」
「と、以前ティアエレスさんがおっしゃっておりました」
あの方もハイマンという種族…聡明な彼女である、記憶については、思うところがあるのだろう。
ノーラ
「自分の事だって、皆、全部分かってるわけじゃないと思います。それに、人は変われるから……だから、そんな風に、すぐわからないでください
「それじゃあ、(バケツ)を被ってた時の私と同じになっちゃいます」
フィアールカ
「…そうですね、理解したような気でいるのは、よくないことでしょう。今日は貴方にたくさん教えられていますね」
ノーラ
「自分はこうだ、これでいいんだって思ってたら……しろがねさまに、アスミさんに、バケツを外せって、叱られちゃいます」
フィアールカ
「…バケツはもうよいのですか?」
ノーラ
「……」自分の頬に手をあて、少し考えてから
フィアールカ
最初にここで出会ったあの朝、掃除をしていた少女はばけつがないと小さな声で自分に自信がないとそう言っていた。
しかし変わりたいとも、そう、言っていた少女である。
ノーラ
ゆっくりと首を横に振って答える。
あれも、私で……外しても、もう染みついてたみたいであります」
フィアールカ
その答えに、微笑んだ。
「わたくしは本当によきを得ました」
「互いの道、異なる部分は無論ありましょうし…時にはぶつかることもありましょう。その時は、またこうして、言葉を交わしていただけると、嬉しいです」
ノーラ
「はい!私もそう思います!」 大きな声でそう応じた
ノーラ
こんなところだろうか
フィアールカ
じゃあ最後にフラグちょっと立てまして…。
フィアールカ
まっすぐなノーラは見ていて気持ちがよいものである。
「では話は戻りますが…足りぬモノでございますか…攻撃力はあの剣で十分、予備の武器もありますし…」
「金属鎧ですとどうしても動きは遅くなる部分ではございますゆえ…防具の扱いを見直したり、体力をつけるのは有効やもしれませぬ」
ノーラ
「えっと、技術とか、体とかの話じゃなくて、ですか……?」
フィアールカ
「身体の状態は現在皆同じ条件でございますし、基礎的な体力も十二分でござます。無論ここが果て、ではございませぬが、有効打を与えるに足る資質はすでにあるかと思われます」
「武器を変えたことで対多数、そして魔法による補助、回復と幅は広がってもおります」
フィアールカ
つまり頑強か金属鎧Sかって話ですね(メタ
ノーラ
なるほど
フィアールカ
「無論別の戦法を覚えるのも手ですが…そうなると状況による使い分けが必要になるかとは」
ノーラ
「あの、王都で戦ってた時に思ったんですけど……たくさんの相手を攻撃するのにはやり易くなったんですが」
「逆に、前以上に隙が大きくなって、クレハさんにカバーして貰わないと、囲まれて一斉攻撃を受けてたと思います……」
フィアールカ
「はい。ゆえに、防御という部分を強化するのがよいかとわたくしも思うております。今から別の戦法を覚えるには時間も足りませぬゆえ」
ノーラ
「まず、自分が生き残れるようにしないと、皆の足を引っ張っちゃいますね…」
フィアールカ
「教えを乞うのに一番適任者は…ロニさんでしょうか、この中ですと。鍛冶師であるともおっしゃっておりましたし、あの方の盾の使い方…防具の使い方はお見事でございます」
「時間があればお話を伺えるとよいですね…」予想だがあの方も体が動くようになれば基礎訓練は真っ先に始めそうだ
フィアールカ
あと、バクメ…。
経験点が余裕があれば…ですかね…。
ノーラ
「……ロニさんが訓練を始めるまで、待っていればよかったです……」こうして先走って無理をして、心配や迷惑をかけてしまった
フィアールカ
「…逸る気持ちがあるのは皆同じこと。わたくしも…事の大きさに、実感がまだ持ててません」
カルディア、イグニス等…本当に、本来おとぎ話の類の話である。
ノーラ
バクメはちょっと難しいと思ったけど、予定を見たらマギ1とあったのでこれを回せばいけそうだ
ノーラ
「ドラゴンに会いに行くん……ですよね……」
フィアールカ
「わたくしも知識という面では教えを乞わねば…」
「互いに精進いたしましょう」
フィアールカ
こうして、ロニさんや他の人とのCCフラグをたてるのでありました、まる。
すいません、えらい時間になって…。
ノーラ
「あの、それじゃあ、今度、一緒に訓練を……えっと、今じゃなくて」
「今日は、ちゃんと休みます」
ノーラ
だいじょーぶ、こちらこそありがとう
フィアールカ
「…ええ。まずは『体』でございます」
フィアールカ
お付き合い感謝です。話せてよかったです。
ノーラ
&ごめんなさい。開始が遅れたのはこちらのせいなので!
フィアールカ
いえいえ!お時間ありがとうございました!
ノーラ
ちょっとだけ意識を変えられただろうか
護られるだけの若木ではないことを理解らせたい
フィアールカ
ひと呼吸おくようにはなりそうですね…
ノーラ
やったぁ
フィアールカ
ノーラがためらってたら
「迷えば死にますぞ」って言ってくれるようになりそう…なりそう?状況次第…?
でもフィアールカよりクレハ殿の方が手ごわいと思う(酷い発言
ノーラ
どうかな……?
フィアールカ
どうでしょうね…?お話できて、よかったです。ありがとうございました。
ノーラ
おつかれさま!こちらこそ良いお話が出来た
フィアールカ
おつかれさまでした!
退室します!
ノーラ
掃除→剣の師事→剣の購入と続けてきて
フィアールカ
はい
ノーラ
最初の掃除と良い対比になった
とてもヨシ!(退室
フィアールカ
よし!
!SYSTEM
ノーラが退室しました
!SYSTEM
フィアールカが退室しました

出目統計

23456789101112合計平均
23456789101112合計平均
ノーラ
133.3%0.0%0.0%0.0%133.3%0.0%133.3%0.0%0.0%0.0%0.0%3回5.33
背景
BGM