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- ノーラが入室しました
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- アーネストが入室しました
- フィアールカ
- こんばんは。わたくしは農民です。
- ノーラ
- ピピピ
- ノーラ
-
-
- 王都での合流と情報共有を終え、次なる目標を定めた一行は各々その準備に取り掛かった。
- ノーラは魔女の里で用立てて貰った大剣を、より重く、大きな新しい剣とへ切り替え、決行までの残りの時間をその習熟に費やしていた。
- 特大の剣を振り回す場所を探すのには些か苦労したが、宿に近い空き地を確保することが出来た。
-
-
- ノーラ
- 「―――っ」 持ち上げて振るので精一杯の剣を練技なしで振るい続ける。
- 上段からの切り落とし、左右の払い、袈裟懸け、逆袈裟、上手く振ろうとするよりはその重さち間合いを身体に覚え込ませるために。
- 2D6 → 10[6,4] +13-12 = 11
- フィアールカ
- 時間があったこともあり、その様子を近くで観察していた。練技がないとやはり命中という意味では安定はしないだろうが
- 間合い、剣の丈、振るい方を覚えるならばソレで十分である。練技はマナも消費する。
- ノーラ
- 何度も何度も続けているうちにわずかずつだが、軌道が安定してくる。
- フィアールカ
- 逆に重さを知り、使いこなすという意味では、今の練習方法の方が合っている。
- ノーラ
- 玉のような汗が顔にびっしりと浮き、汗が白いもやとして立ち昇る。
- フィアールカ
- 見守るその横には、汗をぬぐうための布や飲み物が入った入れ物が置いてある。限られた時間ではあるが、いつでも休憩できるように。
- ノーラ
- 「ふっ、ふ……っ」 練技を使って振った時の感触を思い出しながら、ひたすら素振りに打ち込んだ。
- フィアールカ
- 自分も重量がある武器を両手で使ってはいるが…やはり、剣となると専門外ではある。クレハが帰ってくればまた別であろうが。あるいは。
- 同じ剣を振るう、別の誰かか。
- 的確な助言ができぬこの身がもどかしい。そもそもが自分は農民であり、生来の戦う者ではないのもある。
- ノーラ
- 「すぅ―――」 そうして、文字通り身の丈に合わない剣を無理に振るい続け、疲労が蓄積しきったところで呼吸を変える。
- 「――はっ!!」 大気を取り込み、魔力と共に循環させる。今まで武器を当てる瞬間に爆発させていた魔力を膂力へ。
- 2D6 → 6[5,1] +13+1 = 20
- 威力55 C値10 → 12[2+6=8] +16+2+3 = 33
- フィアールカ
- 練技を取り込んだ様子が見て取れた。呼吸が違う。
- ノーラ
- 冷たい空気を切り裂く横薙ぎの一閃。感触は悪くない。
- フィアールカ
- 今は違うが…アレに彼女の魔力も上乗せできれば、相当な威力となるだろう。
- アーネスト
- 「武器、……随分大きくなったね」
- フィアールカ
- 「あ…」
- アーネスト
- 一閃を払った後、少女とも少年ともつかない声が響き、ノーラと、それを見守るフィアールカの背に届いた。
- フィアールカ
- 自分達以外の第三さの声が聞こえ、振り返る。
- @第三者
- ノーラ
- 「……っと、と」しかし、これまでの素振りでの疲労から足をもつれされて尻もちをついてしまった
- フィアールカ
- 「アーネストさん」ぺこり、と頭を下げた。
- アーネスト
- フィアールカの視線の先には、〈星の標〉を出る頃には目深に被っていたフードを降ろした、黒髪と翡翠の瞳を持つ少年が立っていた。
- こくりと頷いて、
- フィアールカ
- 「あ…だ、大丈夫ですか…?」とノーラに駆け寄り
- アーネスト
- 「だ、大丈夫……?」
- ノーラ
- 「あっ」 恥ずかしいところを見られてしまった
- フィアールカ
- 彼がここにいるということは…おそらく、アスミの話が終って時間ができたのだろう。
- ノーラ
- 「だっ、だ、大丈夫、です」 鍛錬によるそれとは違う理由で顔がみるみる赤く
- フィアールカ
- ついでに、用意していたタオルも持って、ノーラに渡しておこう
- ノーラ
- 「ありがとうございます……」 渡されたタオルに顔を埋めて羞恥で赤くなった顔を隠す
- アーネスト
- 「そっか。……だけど、振り回してて大丈夫? 広い場所だけど、街中だし……」
- ノーラ
- 「……えっと、その、フィルさんに相談をして、ここを……」
- なんでも、フィルの縁者が所有する土地らしい。これから此処に別宅を建てるのだとか
- アーネスト
- 「ああ、許可を貰った上で、だったんだ。」
- フィアールカ
- 「はい…武器を新調いたしまして、ご相談したところ…こちらをと」
- アーネスト
- こくこく頷いて、 「じゃあ、僕も一緒に身体を動かしてもいい、かな」
- ノーラ
- 「も、もしかして、近くの人がふ、不審に思ってました……?」
- 「あ、は、はい、あの、どうぞ」
- フィアールカ
- 否やの言葉はない。振るうだけならば問題はないだろう。
- アーネスト
- 「ううん。僕もさっき、ちょっと動いてたんだけど」
- 「街中じゃ、流石に剣は抜けなくってさ」
- ノーラ
- 建設予定地ということで、地ならしだけ済ませた状態だ。基礎を築くための堀り下げもなく、建材も運び込まれていない。だだっ広い空き地だ
- 「‥‥…あの、見ていても、良いですか……?」
- フィアールカ
- アーネストの戦い方は以前見た事がある。その二刀の動きは見事な物であった。
- アーネスト
- ラウンジ見ておいて>ノーラ
- アーネスト
- 「見るのは別に、いいけど……」
- フィアールカ
- 天才魔女アスミんが
- きっと、ここ使っていいですよって
- アーネスト
- 「参考には、ならないと思うんだ。動き方も武器も違うし……、それでも、いい?」
- フィアールカ
- 紹介してくれたのか…な
- ノーラ
- たぶん、saw
- フィルが以前手配してくれた宿、であって’いなかった><
- アーネスト
- まあ良い感じに
- 脳内保管してるよ(?)
- フィアールカ
- まあいい感じに
- ノーラ
- 以前の時に聞いていた、でもヨシ!
- フィアールカ
- 脳内保管しておこう
- ふるえれば、ヨシ
- ノーラ
- きっとロニさんとかが鍛練場所を欲してくれたいたんです…
- フィアールカ
- デカボイスさん…
- ノーラ
- 「だからこそ、です」
- 「……一緒に戦うのに、動き方を覚えないと、ですし」
- アーネスト
- 「そうだね。……じゃあ、えーと」
- 頷いて両腰の短剣を引き抜いて逆手に握り、一歩踏み出した所で、
- 「…………」 動きが止まる。 「……動きを見せるって、どうしたらいいんだろ?」
- ノーラ
- 「……え? あの、その」
- 「いつも通りに動いて、もらって、それを見る……んじゃ」
- アーネスト
- 「あ、あんまり人と特訓ってしたことなくって……」 す、と目をそらした。
- ノーラ
- こちらもどうしたらいいんだろうって顔でフィアールカを見た
- フィアールカ
- 「お宿のように案山子などがあればよかったのですが…」むむむ
- ノーラ
- 「あ、あの、わ、私も大体訓練は独り、でした、からっ」
- 「……いつも居残りで……」
- フィアールカ
- 「で、でしたら…うまくできるかわかりませんが…」
- ててて、と空き地の床に適当な木の枝でぐるりと円を作り
- 「ここに、敵が立っていると仮定して…ふるっていただく…とか…でしょうか」
- どうでしょうか、という顔で二人を見やる。
- ノーラ
- 「ああっ、そ、それ、やったこと、ありますっ」
- フィアールカ
- 木人君…どこ…
- アーネスト
- 「……、ん。敵、だね」 頷いて、双剣を握る。
- フィアールカ
- 「本当は案山子などがあればよかったのですが…お願いいたします」
- 地面にぐるりと円が描かれている。
- アーネスト
- フィアールカが描いた円の内に想起したのは、頂へと直走る、超えるべき槍使いの男。
- ノーラ
- 「ゴブリンと、ボガードと、トロールの背の高さを座学で習って、相手の高さに合わせて、振るんです」
- フィアールカ
- 枝の男…
- ノーラ
- 枝男…
- アーネスト
- すう、と吐息を吐き出して、爪先で二度雪を叩く。三度目はなく、最短距離を正面から駆けて行く。
- 接敵の最中、体幹を動かして回避運動を取って――それでも吸い付いて来る何かを左手のマンゴーシュで逸らしつつ距離を詰め、
- 槍使いの幻影
- 鋭い目をした痩身の男だ。手にしているのは木の棒などではなく人を死に至らしめる刃を備えた短槍。
- アーネスト
- 大きく一歩踏み出し、円を踏み越え 身体の向きを強引に入れ替えての刺突をしようと右手を振り上げて――
- 2D6 → 7[4,3] +13 = 20
- ばん、――そんな音と共に、雪上に少年の身体が転がった。
- 右手を振りあげるよりも早く、パントマイムの様にその身体が後ろに飛んだ。
- 槍使いの幻影
- 短剣の間合いに入られるや、男は槍の間合いに拘泥せず、石突を撥ね上げて打突で以て少年を打ち据える。
- アーネスト
- 闘い方を見せる事は愚か、剣を振る事もなくごろごろと倒れ込んだのだ。
- ノーラ
- 「え……」 目をこしこしと擦る。今、円の中に誰かいたような錯覚を得た
- フィアールカ
- 「だ…大丈夫ですか…!?」ごろごろと転がった様子に
- アーネスト
- 「ああ、うん……ごめんね」
- フィアールカ
- いった、彼は…誰と戦ったのだろう。明らかに今の動きは…文字通り、実戦での動きであった。
- @いったい
- アーネスト
- 「今の動きじゃ止められるから、もっと早く、それかもっと遅くしなきゃな……」 ぶつぶつ言いながら、
- 槍使いの幻影
- 男は円の中から動かず、槍を構え直し……切っ先が真語魔法の詠唱動作を編む。雷撃だ。
- アーネスト
- 再び、陣の中にいる男との対話が始まる。
- 2D6 → 8[3,5] +13 = 21
- フィアールカ
- あの間合いの取り方…アレは
- アーネスト
- 「っ、――」 崩れていた体制を引き起こし、転がり込みながら雷撃が放たれる射線から抜け出す。加えて、
- 槍使いの幻影
- 放たれた紫電を躱して踏み込めば即座に石突近くまで握りを後退させた深い突きが飛んでくる。
- アーネスト
- 胸元から取り出し、躊躇無く破り去ったのは〈月光の魔符〉だ。当然、その効能が現れる訳もなかったが――
- フィアールカ
- 「お相手は槍術…それも、魔法使いでございますか」ぽつりと呟き
- まるで模擬戦を見ているかのような動き方である。
- ノーラ
- 「……槍、ですか……? あ、」魔符を取り出したのを見て魔法使いという言葉に得心が行くが
- フィアールカ
- 500G…
- アーネスト
- そんな事を気に掛ける様子もなく、ただただ動き続ける。
- 2D6 → 6[3,3] +13 = 19
- 「……~~っ!」 駄目だ。この動きでは、彼には対応出来よう筈もない。突きを受けた様に身体が後ろに飛び、ばたん、と倒れ込めば、
- 「うぶっ」 山の様になっていた雪の中に、少年の身体が突っ込んだ。
- フィアールカ
- 今彼が戦っているのは、アーネストの師であろうか…?いや、だがあの間合いに取り方はおそらく長柄用のソレであろう。
- 槍使いの幻影
- 緩急をつけて惑わそうとすれば、動作の移り代わりの僅かな隙を突かれる。手数で押そうとすれば魔術との混成で迎え撃たれる。
- ノーラ
- 「す、すごいです。本当に、そこに誰かいるみたいで……」
- フィアールカ
- それにしても、円だけでこれほどの動きができるとは…アーネストという人物の、技量の高さがうかがえる。
- アーネスト
- 「ぶはっ」 雪に埋もれた頭を引っ張り上げて、ぶんぶんと顔を振った。
- ノーラ
- 抵抗判定が発生してないので敗れてないから…
- アーネスト
- 「ご、ごめん。一本も取れる気がしない!」
- ノーラ
- 魔符さんは破れてないっ
- ノーラ
- 「え、えぇ!?」
- フィアールカ
- 「よほどのお相手を想定されているのですね…」
- その集中力は天性のものだろう。
- アーネスト
- +2を破りました(半ギレ)
- フィアールカ
- だそうです…
- アーネスト
- ブランシュさんの攻撃が+1で防げるわけないんだ……
- ノーラ
- 無暗に神格化されてる。。。
- アーネスト
- 実際に手合わせした時も一本取れてないから多少はね?
- ノーラ
- あいつの魔法行使なんてこの程度さ
- 2D6 → 3[2,1] +10+1 = 14
- アーネスト
- 「うん。……憧れの人なんだ」
- アーネスト
- シュッ
- 2D6 → 8[3,5] +10 = 18
- ノーラ
- 「実際に居る人、なんですね…」
- ノーラ
- 出目次第で普通に抜けるワロ
- フィアールカ
- 「……さようでしたか」少し表情が和らいだ。憧れの人、という言葉に、自分との共通点を見た。
- アーネスト
- 「ノーラさんにとっての、クレハさんやフィアールカさんと同じかも。……うん、〈星の標〉の人だよ」
- ノーラ
- 「私にとっての……」本人の前だと気恥ずかしい。しかし、それを真っ直ぐに言える少年が羨ましくも思った
- アーネスト
- 「……?」 ノーラの視線には小首を傾げつつ、
- フィアールカ
- 「えっ…わ、わたくしは得物も異なりますし、そもそももともと農民でありますし…」ノーラの剣の師と呼べるのはクレハであろう
- アーネスト
- 「……普通の農民の人は、こんなに闘えないと思うよ」 苦笑して。
- ノーラ
- 「そ、そんな事ないです。同じようには出来ませんけれど、お二人の技を見て、少しでも身につけられたらって、いつも」
- フィアールカ
- 確かに自分もノーラに恥じぬような…とは思わなくはないが、戦いの技量という意味では、剣士であるクレハや専門的な騎士としての戦い方を学んでいるノーラの方が上であろう。
- ノーラ
- 「……あの、おね、フィアールカさんは、専門の訓練を受けていたんですか……?」
- フィアールカ
- 「まさか…!ただ…村は農作物を狙いゴブリンやらが出ることもありましたので…」
- ノーラ
- 「鎌って、切る時に引かないとだから、普通の武器よりもずっと扱いが難しいと思うんです」
- フィアールカ
- 「それで自然と身についた…かと…」
- ノーラ
- 「う、動く相手は草とは違いますし……使い慣れているってだけじゃ、その……」
- アーネスト
- 「……それだけ、才能があったのかも」
- 「闘うのが得意、っていうんじゃなくて、その。……慣れるのが速い、みたいな」
- ノーラ
- 「……でも、クレハさんもそうですが、集団戦にも慣れていらっしゃって」
- 「お二人の立ち回りを見ていると、すごく勉強になるんです」
- アーネスト
- 「そうだね。僕は一度に多くの相手は出来ないからなあ……」
- ノーラ
- 「それで、どこかで訓練を受けて居たのかなって……」
- フィアールカ
- 「わたくし自身はその、訓練については覚えがないですが…ただ」
- ノーラ
- 「ただ……?」
- フィアールカ
- 「実は魔域に呑まれたところを星の標の冒険者の方々に助けていただいたことがございまして…その時に、クレハさんもそこに」
- ノーラ
- 「えっ」
- フィアールカ
- 「クレハさんの剣は…皆様も見ていると思いますが、お見事なものでございました。一緒にいた冒険者の方が、彼を剣の国の住人と称していたほどに」
- 「お恥ずかしいお話でもありますが、それで…その…彼の人の剣を、真似た部分はございます」
- これは本人にも伝えていることである。
- ノーラ
- 「剣の国の……なんだか、分かるような気がします」
- アーネスト
- 「そう、なんだ。……」 そうした結果、ここまで腕を磨けているのであれば、やはりそういった才があったのだろう。
- ノーラ
- 「えっと、それじゃあ、フィアールカさんもクレハさんの弟子みたいな……」
- フィアールカ
- 「えっ…あ、いえ、その、わたくしが勝手に憧れて、真似ているだけで…得物も異なりますし、師事を受けたわけではなく…」
- ノーラ
- 「! 姉弟子、ですね」 胸の前で両手を合わせ、パァっと表情を輝かせた
- 思わぬ場所で繋がりを見つけたのが嬉しいのかニコニコと笑みを浮かべ
- フィアールカ
- 「…だから、その、先ほど、アーネストさんがおっしゃった、憧れの人、という部分には。勝手ながら、共感を得ておりました」
- アーネスト
- 「姉妹弟子、いいなあ……、そっか。やっぱり、そういう人がいると心強いよね」 フィアールカに頷いて、わかるわかると目を輝かせた。
- フィアールカ
- 「振るう得物は違えど、そのお方は…貴方にとって、大切な方なのですね」
- ノーラ
- 「アーネストさんにとってはアスミさん、ですね」確かに心強いと頷き
- フィアールカ
- 「あああ…ですから、わたくしの場合、わたくしが勝手にと申しますか、一方的にお慕いしているだけで…」ノーラと自分が姉妹弟子などおこがましい
- アーネスト
- 「先生もそうだし、さっき浮かべてた人……ブランシュって人もそうだし」
- 「ロニさん、それにティアも、皆僕の憧れだよ」
- ノーラ
- 「お慕い……」
- フィアールカ
- フィアールカは同行経験はないな…
- ノーラ
- ヨシ!
- フィアールカ
- アーネストの言葉にはうんうん、と共感するように頷いた。
- 誰かに憧れるという気持ちはよくわかる。
- ノーラ
- 憧れという表現は自分もよく分かる。自分と同期の優秀な少女たち、経験豊富な先輩、彼らやこの旅の同行者は皆、自分にないものを持った憧れの対象だ。
- フィアールカ
- 「なるほど…先ほどの動きはお見事なものでした。あのように仮想敵…それも、得物の違いまで想定して動くことはなかなかできることではないと思います」
- ノーラ
- が、“お慕い”という言葉はそれ以上に踏み込んでいるのではないか、例えばそう、アーネストとティアエレスのように
- 「……」付き合いの浅い自分でも二人の間には特別な信頼関係があるように思える。では、フィアールカは……と考えると、ポポ、ポ、と頬が熱くなる。
- フィアールカ
- 「アーネストさんとノーラさんは使っている剣は違えど、その鍛錬方法は十分取り入れ………ノーラさん?」
- ノーラ
- 「!? あああ、あの、わ私はお二人の間のおお邪魔をする気はありませんからっ」
- フィアールカ
- 「えっ?」
- アーネスト
- 「一度、ちゃんと武器を持って稽古を付けて貰った事があってさ。結局、一本も取れなかったんだけど……」 ノーラに応えつつ、
- 「……? どうしたの?」
- ノーラ
- 「えっ……あ……な、なんでもないですっ」
- 火照った顔を隠すべく、大剣を手に立ち上がり、円へと駆け寄って
- アーネスト
- 「……何か邪魔しちゃうような事してるの?」 >フィアールカ
- ノーラ
- 邪念よ去れとばかりに全力で振るう。仮想敵の事はすっぽ抜けていた
- 2D6 → 6[1,5] +13+1 = 20
- フィアールカ
- 「ともなれば、今回は時間や場所がございませんが、お宿に戻ってから、どなたかと模擬戦をするのも技術向上につながると…」
- 「…?いえ、心当たりはございませぬ…」そもそも誰と誰の間の話であろうか…?
- アーネスト
- 「……二人のって言ってたから、フィアールカさんと誰かの事じゃ……?」
- ノーラ
- 「わ……ワッ」 水平に振るった剣の勢いに流され、軸足を中心に駒のように回る、
- アーネスト
- ちぃかわ!?
- フィアールカ
- 「わたくしと…?いえ…戦いの際も、ノーラさんの動きはそのようなこと一切ございませんでしたし…」わたくしから見てそうであったが、ノーラとしては思うところがあったのだろうか…?
- ノーラ
- その場で転倒しないように慌ててステップを踏むように軸足を切り替え、剣がすっぽ抜けないように必死に柄を握り締める
- 回る、周る、廻る。奇しくもそれは全方位に向けた斬撃となる。
- 威力55 C値10 → 11[2+5=7] +16+2+3-3 = 29
威力55 C値10 → 13[5+4=9] +16+2+3-3 = 31
威力55 C値10 → 7[1+3=4] +16+2+3-3 = 25
- フィアールカ
- 「の、ノーラさん…?」振るい方としてはなくはないが…
- ノーラ
- 薙ぎ払いⅠ……ってコト!?
- フィアールカ
- 目を回さないか…?
- フィアールカ
- これが薙ぎ払いへの布石であった
- アーネスト
- 「……なんか、ぐるぐるしてるだけになってるね……?」
- フィアールカ
- 「確かにあの剣であれば重さを利用する技法は有効ではございます、が…」
- ノーラ
- 「ふぁ」目を回して、ステップが乱れると回転の軸がぶれ、勢いを失くしてへたりこんだ
- アーネスト
- 「……ノーラさん、大丈夫?」 傍まで歩いて行って、手を差し伸べる。
- ノーラ
- 「ひゃい」
- フィアールカ
- 「今の重さを利用した攻撃方法も有効ではございますが、それを行うならば体を軸にして半円で振るったほうがよいかとは…」大丈夫ですか?と声を賭けつつ
- ノーラ
- 伸ばされた手がぐらぐら動いて見えて、取ろうとする手もゆらゆらしてしまう。
- フィアールカ
- かけつつ
- アーネスト
- 「うん。実戦ではやめておいた方が良いと思うな」 ゆらゆら揺れる手を取って、細腕がぎゅっと抱き起した。
- 「目が回っちゃってるでしょ、大丈夫?」
- ノーラ
- 「す、すみません……」 引き上げる手が思いの外力強くて吃驚した。やはり男の子なのだと思う
- アーネスト
- 「……僕は、そろそろ戻ろうかな。さっき雪に突っ込んじゃったから、ちょっと寒くて」 ふるりと震えて、
- フィアールカ
- 「それは…いけませぬ、お身体を冷やしては」
- アーネスト
- 「その前にさ。寸前で止めるようにするから、一度動きを見て貰ってもいいかな」
- ノーラ
- 「だ、大丈夫ですか?」
- 「あ、は、はい。勿論、喜んで」
- フィアールカ
- 枝の男再び…
- アーネスト
- 「ん。じゃあ」 距離を取って、双剣を鞘に納めて
- ノーラ
- ☝(雪の中に沈んでいく)
- フィアールカ
- のーらちゃん!?
- フィアールカ
- 「…?」鞘に納めた?
- アーネスト
- ふらふら、と手を振って、武器を持っていない事を見せた上で、けれどそこに確りと在る様に手が握り込まれる。
- 「行くよ」 いいかい、と姿勢を低くして。
- フィアールカ
- その手に武器はない、はずなのに、その手には武器が見える。
- 槍使いの幻影
- 円の中、男は自然体でそこに立っている。少年を待っているかのように。
- フィアールカ
- アーネストは先ほど自分のことも才があると言ってくれた。
- 自覚は薄いが、客観的に見て取ればそうなのかもしれない…が
- ノーラ
- 「……」フィアールカの隣へと戻り、こくり、と唾を飲み込んだ。
- アーネスト
- ふう、と息を吐いて、駆け出す。ぐん、と大きく歩幅を取って、その虚像へと踏み込んだ。
- フィアールカ
- 「…よく、見ておきましょう」ノーラに声をかけ
- アーネスト
- 正面から疾駆し、大きく取った歩幅を軸に、更に一段加速する。
- 2D6 → 5[3,2] +13 = 18
- フィアールカ
- あれはアーネストと呼ばれる少年の戦い方であり、少年が超えたいと願う者との闘いである。
- 槍使いの幻影
- 短槍の切っ先が魔力の輝きを帯びる。食らえば致命の一撃となるであろう。
- アーネスト
- 切先が此方へと睥睨するのを見ると、勢いを殺さずに跳躍、直上へと飛び上がった後、
- フィアールカ
- 何もないはずのそこに互いの武器が見える。
- 槍使いの幻影
- 切っ先が、石突が、柄を握る手が魔法の準備動作を兼ねている。来るのは二段構えの必殺。
- フィアールカ
- おそらく先ほどの動き方を考えれば、魔法との連撃を想定している。一度目は後ろへ飛んだ、では…二度目はどう出る?
- アーネスト
- 左の手に魔元素を収束させ、右の手に構えるのはそれぞれ彼と同じく魔術の撃と武術の撃。
- フィアールカ
- 9レベルはマルチアクションか…
- アーネスト
- 左手のそれを収束させて魔術とするのではなく、術式としての型を持たない奔流として開放、或いは暴発させ、
- 急激な姿勢制御と共に意表を突く降下、三段目の必殺を幻影へと向け――
- 2D6 → 9[5,4] +13 = 22
- ノーラ
- 「!」息をするのも忘れて二人の対決を見つめ
- 槍使いの幻影
- 槍の石突から発動した衝撃が男を空へと押し上げる。
- 予備動作の無い跳躍、魔法の勢いを得た刺突が落下してくる少年を迎え撃つ。
- アーネスト
- その必殺を、振り抜いた――後。
- 「――、ううん。駄目だなあ」 苦笑する声と共に、かくん、と首が折れた。
- ノーラ
- 「あ、あの……でも……」
- フィアールカ
- 「…同じ戦い方、でございますか?」全く同じとは異なるかもしれないが、今の動作、魔法と剣の連撃をアーネストも狙っていたように見えた。
- 槍使いの幻影
- 地面に描かれた円の中で項垂れる少年、それを見下ろす鋭い視線。
- 男は円の外に居た。
- アーネスト
- 「一歩だけ、ね」 ノーラに苦笑して応えると、ばさばさと雪を払った。
- 槍使いの幻影
- 男は何も語らず、少年に背を向けると冬の大気に溶けるように消えた。
- アーネスト
- 冷静なぼく「頑強では?」
- アーネスト
- 追い付き、越せるのはいつになるのか。消えていく背に憧憬と、確かな決意を浮かべながら見送った。
- ノーラ
- 「一歩も、です」 少年やフィアールカほど、今の攻防がはっきりと視えたわけではないが、きっと彼にとって進めている、という事なんだと思い
- ノーラ
- 冷静なぼく「ジャイアントアームなしで腕輪つけてクレイモアと盾装備すべきだったよね」
- フィアールカ
- 浪漫を求めよ若人よ…
- アーネストは消魔は持っていいかもね…保険で
- アーネスト
- 「ありがとう。……動きは大体今みたいな感じ、だけど」
- 「大丈夫……かな……?」
- フィアールカ
- もう持ってた
- アーネスト
- 3点と5点を握ってるよ
- いいから持てって怒られたから……
- ノーラ
- 「はい、あの、ありがとうございました」
- フィアールカ
- それは…そう
- ノーラ
- 「私ももっと、相手を意識して振ってみたいと思います」
- フィアールカ
- 「…お見事でございました」
- アーネスト
- 「良かった。……一緒に頑張ろうね、ノーラさん。僕も、同じ考えを持ってると思うから。……その、闘う事についての、意気込み、みたいなものは」」
- 照れた様に微笑んで、こくこくと頷いた。
- フィアールカ
- 意気込み、という言葉に先ほどのノーラの言葉が浮かんだ。
- 『でも、剣を振るわないと守れないものがあるから』
- ノーラ
- 「……心強いです。とても」
- フィアールカ
- きっと、アーネストも…同じ志を持って、剣を振るっているのだろう。
- かたわらにいるティアエレスの存在も大きなものであろうが。
- アーネスト
- 「……奪う為とか、殺す為じゃなくて」
- 「自分が望む様に進む為に、使いたいんだ。……きっと、誰でもそうだけどね」
- フィアールカ
- 『……僕は所詮、ただの人斬りで、機械斬りよ』以前、彼が自嘲するように言っていた言葉も浮かんだ
- ノーラ
- 「……騎士神様の教えは、弱者を守る、正しいことの為に力を振るう。そういうものなんです」
- 「でも、守るってことは選ぶことで、正しいことは人によって違って……」
- 「とても……怖いことだなって、そう、思いました」
- アーネスト
- 「……怖いよ。選ぶのも選ばないのも、殺すのも殺されるのも、奪うのも奪われるのも」
- フィアールカ
- ノーラの言葉に静かに目を伏せた。
- ノーラ
- 「でも、だからこそ、本当に大事なものを見つけたとき、力が足りなくてそれを守れないことが一番怖いことだって」
- アーネスト
- 「でもその怖さを、大好きな人に感じさせたくないんだ。大事な人に、そんな思いをさせたくないから、……うん」
- ノーラ
- 「はい」
- アーネスト
- 「怖くなくする為に、力を付けたい。……同じだね」
- ノーラ
- 「強く、ならなくちゃ……ですね」
- アーネスト
- 「奪うのも殺すのも嫌で、だけど守りたいものがある。そのどれも諦めたくないなら、」
- 「全部を取るしかない。……矛盾してる想いを徹すだけの力を、つけなきゃいけないね」
- フィアールカ
- 「…アーネストさんは、すごい、ですね」
- 矛盾に対して、正面から向き合っている。
- アーネスト
- 「凄いのは、この言葉をくれた人だよ。……僕なんて、請け売りだから」
- フィアールカ
- 「…ブランシュさん、ですか?」
- アーネスト
- こくりと頷きを返して。
- フィアールカ
- でも変幻とってるってことは
- ノーラ
- 「“正しき心に力は宿る。誇りは力を強くする”……騎士神様の教えに、少し、似ていると思います」
- フィアールカ
- マルチ…なんですね
- アーネスト
- 変幻はFA用だったんだけど
- ブランシュとかいう男のせい(!?)で成長計画にそもそも入る事の無かったソサが入ってきたから
- フィアールカ
- 枝のおとこおおおおお
- アーネスト
- 2R以降はマルアクに使われるようになるはず
- アスミとブランシュの影響でソーサラーが生えた……
- フィアールカ
- 「…よき方と、巡り合えましたね」
- アーネスト
- 「誇り……、」 「そうだね。あの人がくれた言葉は、僕にとっての誇りだと思う」
- 「だから、いつか自分で見つけるんだ。請け売りじゃなくって、自分の手で」 「……言うは易き、だけど」
- ノーラ
- 「歩んできた道は……その人の力になるって、クレハさんも言っていました」
- フィアールカ
- こくり、と頷いた
- ノーラ
- 「やって来たことを……無駄にしたくありません」 自分の事も、そして、この冬国で犠牲になった人々、かつての巫女たち、礎となっているアングルシも
- フィアールカ
- 「無駄にはなりませぬよ…アーネストさんが積み重ねてきたものも、ノーラさんが歩んできた道も」
- 「此度の戦にて…大きな力となると、そう、わたくしは思います」
- アーネスト
- 「うん。無駄になんてしたくないし、それに、させないよ」
- 「……勝とうね、皆で。それで、笑ってイルスファールに帰ろう」
- ノーラ
- 「はいっ」
- フィアールカ
- 「はい」表情をほころばせて、微笑みを浮かべた
- アーネスト
- 表情を覆っていたフードは、今はもうない。あどけない笑みをぱっと浮かべて見せて、ノーラとフィアールカに頷いてみせた。
- フィアールカ
- 「あ…アーネストさん、お身体を冷やしてはいけませぬ。ノーラさんも雪に埋もれておりましたし…」はっ、と気づいたように
- アーネスト
- 「――えくしっ!}
- ノーラ
- 両の拳を握り締め奮起したように立ち上がる。剣を手にして再び鍛錬を続けるようだ。
- ノーラ
- 何故ソサなんてものをとってしまった・・・
- アーネスト
- 「……こっそりあったまってくるね。身体を冷やして体調崩すなんて、ティアと先生にバレたら怒られる……」
- アーネスト
- 憧れよ……
- ノーラ
- 「お二人とも、優しいですから」
- フィアールカ
- 「お気をつけて…あ、よろしければ、干し芋が土産にございますので…」お宿においてあります、皆さんでどうぞ、と
- フィアールカ
- 干し芋が土産にあります…
- 買い物CCの結果…
- アーネスト
- 「あ、ありがとう……、それじゃあ、またあとでね」 頷くと、ぱたぱたと雪の中を駆け出して行った。
- アーネスト
- ほしいも……
- フィアールカ
- 理由は明日天才魔女様が「いっけなーい、ちこくちこくー」って言いながらやきいも頬張って登場するときにわかります
- アーネスト
- よしではアーネストはこれで。後はお若いふたりで……
- 草ァ
- ノーラ
- 「あの、私はもう少し訓練を続けようと思いますけれど、フィアールカさんも戻って暖まって来た方が……」
- フィアールカ
- 「ええ。またのちほど」
- ノーラ
- 髪に芋けんぴついてるよってしてあげて
- フィアールカ
- 「よければお付き合いいたしますよ」だいじょうぶですよ、と
- ノーラ
- 「あ、はい、それじゃあ」と少年を見送って
- 「……あの、動きを、見せて貰ってもいいですか」
- フィアールカ
- 「わたくしの…ですか?」
- ノーラ
- 「何度も見せて貰っていましたけど、今度は一緒じゃないですから……」
- フィアールカ
- ぼぐも みやこ まもる!!
- ノーラ
- まちがえだ!
- フィアールカ
- 「得物は異なりますが…では、少しでも参考になるように、両手で持った場合の動きを…」
- ノーラ
- ないないしてくだちい><
- フィアールカ
- わたしのみみはなにもきかなかった
- フィアールカ
- アーネストの動きを真似るように、最初はこう…えっと、こうでしょうか…?などと少し調整していたが
- ノーラ
- 「出来れば、集団相手の戦い方も……」
- フィアールカ
- 「わかりました。ではそちらから…」
- ノーラ
- そうして二人で訓練を続けるのでした。
- フィアールカ
- 続けるのでした まる
- ノーラ
- こんなところかな。お付き合いありがとうございました!
- フィアールカ
- お付き合い感謝―
- あーにーもありがとうー
- ノーラ
- 20220324_1
- ログはたぶんこう
- フィアールカ
- ありがとう!
- ノーラ
- じゃあお部屋をかたづけよう