- !SYSTEM
- わが入室しました
- わ
- ぬ
- !SYSTEM
- つが入室しました
- つ
- む
- わ
- そっちはシャドウ男かな?
- つ
- こっちはシャドウ男
- https://sw.tale.blue/sheet/?id=0Tsumugi-051
コ=ヤツ
- わ
- しってた
- つ
- しられてた
- わ
- じゃあぼぐはこいつにするか
https://sw.tale.blue/sheet/?id=wannya-049
- つ
- 新規くんちゃん様でもいいし既存の1っ子でもいい
- きみはじゆうだ
- どすけべ淫乱女!?
- わ
- 蛮族ぶっころぽんぽんマンでもなさそう?だし
- つ
- 記憶喪失系マンだから
- 恨みが存在しないのでヨシ!
- わ
- 昔はそうだったかもしれないが今はヨシ!
- つ
- たぶん無一文でふらふらしてるから場所も時間もどこでも大丈夫だけどどこか希望はありはらのなりひら?
- わ
- どういうとこからやりたい? 登録?
- つ
- 登録しているところでもいいし金がないからずっと水を注文しているところでもいい
- 場所も時間も問わないから合わせられる感つよし
- わ
- むむじゅ
- つ
- おrrrrrてんしあに合わせるでもヨシ!
- わ
- こっちは首輪付きなので神官戦士とはいえ鼻つまみ者にはなるのだろうな
- つ
- 文字通り無一文の流れ者だからどんな場面でもいけるよ(しゅっしゅっ
- わ
- んー、店、店か(地図を広げる
- つ
- 店でもいいし王都のどこかでもいい 自由だ……
- わ
- じゃあ橋の下じゃなく上あたりで拾うか……
- つ
- 橋の上の影……
- わ
- https://sw.tale.blue/p/?plugin=attach&refer=world%2Fillus-far&openfile=CityMap20211103.png
グレンダール神殿前の通りから王城へ向かう橋の上とか
- つ
- グレンダール神殿意識したことなくて
- ちょっとさがしてしまった(
- OKDOS!
- わ
- ミィルズ神殿あたりに連れてけばきっと食わせてくれる
- つ
- ミィルズだいすき……
- わ
- 全ての者に食を……
- つ
- じゃあ導入はおまかせしてしまったよさそうかな。あと21時前には……消えてしまう……
- しまった?しまって!
- わ
- しょうがないにゃあ
-
-
- つ
- やったか
- ぁ!
- 王都イルスファール
- わ
- 時刻は
- 【✔:昼】
[×:朝,夜,夕]
- つ
- 昼ゥ!
- 街の北東、工房街の朝は早い。
- 一番鶏が声をあげるより早く、どこかしからか槌音が鳴り響くものだ
- 太陽が中天に昇り、やがて傾き、暮れてなお、その音が止む事はない
- その日も競うように槌音を響かせ、あちこちの工房の煙突から幾筋もの煙を冬の澄んだ大気へと吐き出していた。
- そんな工房街を含む街を東西に隔てるのは運河だ。
- 南北を走るこの運河には王都の中心へと通ずる橋が架けられている。
- 冬の寒さもあって運河の上を抜ける冷たい風に吹かれた橋を通る者の足取りはどこかせわしない。
- 鉄道公社を経て運び込まれた資材を工房街へ運搬する者、そうして送られた資材を商品という形にして、商業街へと運ぶ者、橋を行き交う者は様々だ
- しかし、中にはあてどなく、彷徨う者もいるものだ……
-
- わ
- 突然の無茶振り!
- ちょっと夕飯をとってくる!
- ――槌音は、鳴り止まない。
- 高らかに響き続けるその音達の中で、小さく鳴っていた靴音が止まる。
- 橋の中頃で歩を止めたのは、真黒い髪を持つ灰褐色の青年だった。
- 表情には何も浮かべられておらず、橋の手摺に触れたまま、王都を眺める様に視線を彷徨わせている。
- 青年
- 長く伸びた前髪の下からは鋭い金と蒼の瞳が覗いており、表情もないものだから、どこか近寄り難い雰囲気を滲ませている。
- 身体を覆う襤褸のような外套の下には革鎧を纏っている様であるが、季節に見合わない防寒性から、見ている者の方が寒くなってしまいそうだ。
- 腰には双つの剣が左に佩かれているのだが、手にも背にも荷物を持っている様子はなく
- どこか、迷い込んだ様にぼんやりと周辺を眺めていた。
- つ
- とてこい!
- わ
- クッタ
- つ
- クッタジャ
- わ
- そろそろよさそうか
- つ
- おっと、どうぞ
- わ
- 入力途中ならば待つのこころよ
- つ
- ないよぉ!
- こっちもゴ=ハンの手続きしてた……
- 荷を運ぶ者達は橋の途中で足を止め、茫洋としている青年など目をくれない。往来の邪魔だと罵声を浴びせかける者がいないのは治安の良さ故か
- わ
- クェ
- つ
- クイナガラヤル
- そんな中、コツ、コツ、と規則正しいゆったりとしたリズムの靴音が近づいてくる。
- 青年
- 靴音に、青年は僅かに反応を示す。行き交うそれらとは明確に違うそれに、ふと視線を向けた。
- 女性
- 銀糸のような長い髪をたなびかせた長身の女性だ。銀髪に白い肌、黒を基調とした服装と、彩りに欠くなか、鮮やかに浮かぶのは深紅の瞳と赤く塗られた爪
- 青年
- 真黒い髪と灰褐色の暗い色の中、ぼんやりと蒼と金が女性を一瞥する。
- 女性
- 視線に気付いたのか女は足を止め、青年にそのかんばせを向けた。
- 青年
- 何をするでも、何を言うでもないまま、どこか他人事の様に――まるで、それに興味のないものが絵画をぼんやりと眺める様に、青年は女性を見据えている。
- 女性
- 不躾とも取れる視線に眉を顰めるでなく、女は赤い唇をひらく。白い呼気と共に漏れ出でるのはアルトの声
- 「こんにちは」
- 青年
- 響いた声に、薄い唇がふと動いた。同様に白いそれを吐き出しながら、放たれて女性の耳を打ったのは落ち着いた青年の声だ。
- 「ああ、こんにちは。……何か?」
- 女性
- 自分から声をかけておきながら、応えが返ってくることが以外だったのか、女は僅かに瞳を見開き、そして薄っすらと笑みを浮かべた。
- 青年
- その反応に、青年の小首が傾げられた。浮かべられたのは喜色だろうか、などとぼんやりと思考しながら、さらに続ける。
- 女性
- 「今日も、とても寒いから……」青年から視線を外し、彼が眺めていた景色に顔を向け、
- 青年
- 「用があったのなら、……」 続いた言葉は、女性の言葉に吐息に消えた。女性に向けていた視線は、自然と彼女の見つめる先を追って行く。
- 「そうだね。とても、冷えるよ」
- 女性
- 「身投げにはお勧めしないわ」
- 青年
- 「そんなつもりはないし、するならもっと場所を選ぶよ」 視線は、景色に向けたまま。
- 「ここじゃ、人目に付き過ぎる」
- 女性
- 声音に含まれる楽し気な様子から冗談とわかる。それに対して真面目に返された言葉にまばたきをふたつ。口元に手を添え、クスリと笑った。
- 青年
- 笑い声が聞こえれば、もう一度金と蒼が女性を見遣る。それは、先程よりも随分と穏やかな瞳だった。
- 女性
- 「ごめんなさい。偶に居るのらしいよ、向こうで派手に遊び過ぎて身持ちを崩して、ね?」 顔を向けた先は街の南東、歓楽街がある辺りだ。
- 「そういうタイプには見えないけれど、人は見かけに寄らないっていうもの」
- 青年
- 「……」 一部分だけを切り取った様に瞬きをして、 「なら、どう見えてる?」
- 女性
- 「そうね」おとがいに長い指を添え、短く思案してみせ、 「流れて来たばかりの、無職、かしら?」
- 青年
- その返答には、困った様に笑ってみせ、ゆっくりと頷きを返してみせた。
- 「合ってる。……突然ここに来た人の事、流れて来た、って呼ぶんだろう?
- 」
- 女性
- 「偶に居るのらしいよ、どこかから流れてくるあなた達みたいな人」
- 青年
- 「……流れて来る、だけだったら、良かったんだけどな」
- 女性
- 「大変よね、いきなり知らない場所に連れて来られるなんて」欄干に両手をつけて、その冷たさに眉尻を下げ、冷えた手を温めるように腕を組み
- 「その様子だと今持っている物以外、全部置いてきてしまったのかしら」
- 青年
- 「どうなんだろう。それも、覚えていないから」 何でもない事の様に言って、親指で蟀谷をごり、と押した。
- 女性
- 「まあ」 流石に驚いたのか、まじまじと青年の顔を見つめ
- 青年
- 交差した視線に、さして動揺する様子もない。じっと視線を合わせながら、やはり他人事の様に、楽観的な笑みを零した。
- 女性
- 「あまり深刻に捉えていなみたいね。何か宛てでもあるのかしら」
- 青年
- 「いや、何も。……昨晩は泊めて貰えたんだけれど、今日からはまた、どこかで探さなきゃいけない」
- 「……それで、」 「何か、用があったのかい」
- 女性
- 「あなたを見た時、どこかから流れて来た人かなって思ったの」
- 「そういう人を見つけたら、無碍に扱わないのがこの国のやり方みたいよ?」
- そう言って、橋の上を足早に行き交う人々に目を向ける。
- 青年
- 「……、」 じゃあ、君は良い人だね。そう答えようとした所で、視線を追った。
- 女性
- 言葉とは裏腹に、こちらにあえて話しかけようとする者はいない。
- 青年
- それを指摘する事はせずに、ゆっくりと口を開いた。
- 「君は、良い人だね」 視線は、隣の女性と同じく道行く人々に向けたまま、小さく呟いた。
- 女性
- 「ありがとう。でも、一つ、覚えておくといいわ」
- つ
- (☆3がたったわよ
- わ
- ほう
- 女性
- そう言って自分の首元を示した。そこには紋章が刻まれた首輪がつけられている。
- 青年
- 「?」 示された首輪を一瞥すると、視線を瞳に戻す。
- つ
- ぼぐも21時にはきえてしまうから……
- 女性
- 「これはこの国で暮らすことを許された蛮族の証」
- 「人じゃないの、私」自嘲の混じっていない笑みと共にそう告げた
- 青年
- 「人じゃなくても、」 視線を道行く人々へ向ける。 「この人達よりは、国のやり方を守ってる」
- 「……きみが言った事が、ほんとうならね」
- 女性
- 「今のあなたには信じるに足る材料がないものね」ふふ、と笑い
- 「じゃあ、もう一つ。あてが無いならこの橋の向う……」工房街に目を向け
- 「通りを道なりに進んで二つ目のわき道を右へ」
- 青年
- 示された通りに視線を向け、言葉を小さく復唱していく。
- 女性
- 「今の時間だと必ず炊き出しをやっている神殿がある、かもね?」
- 青年
- 疑問形で終わらせた女性に、薄く笑みを浮かべた。
- 「一緒には、行ってくれないのかな」
- 女性
- 「用心深いのね。それとも、不安?」
- 青年
- 「どちらでもないよ。ただ、少し寒かっただけだから」
- 女性
- 「ふっ、ふふふ…」
- 「丁度、途中までは同じ道だから、そこまでで良かったらどうぞ?」
- 青年
- 「……どうしたの、そんなに笑って」
- 頷きながら、先程示された道へ歩を進め始める。
- 女性
- 「なんでもないわ。そうよね、寒いのは誰だって堪えるものよね」
- 青年
- 頷きながら、先程女性に告げられた道順を正しく進んでいく。その歩みには迷いはなく、淀みも無かった。
- 女性
- 女は通りに面したグレンダール神殿の前で立ち止まると、私はここまでね、と微笑んだ。
- 「じゃあね、流浪の旅人さん。今日の糧と寝床が見つかるといいわね」
- 青年
- 立ち止まった女性に静かに頷くと、
- 「ありがとう、親切なひと。ちゃんと見つけてみるよ」
- そう言うと、青年は女性と別れ 彼女の告げた道順を確りと辿り切って、
- 件の神殿に辿り着いた様だ。
- そこには食福神ミイルズを祀った神殿があり、貧困者などに向けた炊き出しを行っている最中だった。
- わ
- 〆はあとでやっておこう・。。
- ありがとございました!
- つ
- お、じゃあ閉じずにおくね!
- ありがとうございましたー!!
- 青年が行くあてのない流され人だと知れば、親身にこの国での過ごし方を教えてくれたことだろう。
- 食と幸福を分かち合うことこそが彼の神の教えの神髄であるのだから。
-
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-