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幕間「藤色の約束」

20220114_0

!SYSTEM
んごが入室しました
!SYSTEM
 が入室しました
 
アーイ!
とりあえず王都でいいんじゃないかしら感あるけれど
ほししべで……ええか?ええな
んご
ほししべでええぞ!
時間はこんくらい
4D6 → 14[2,6,1,5] = 14
じゅうよじ
 
導入やるおじさん?
んご
ええよ
 
OKPY
んご
デザート食ってるから苗さんきたらな!
!SYSTEM
ウィスタリアが入室しました
ウィスタリア
きました
んご
えらい!
じゃあ適当に導入いれてくわね
ウィスタリア
よろしくお願いします
 
宜しくお願いします
んご

 冒険者ギルド・星の標。
冬の冷たい風や日差しもやや落ち着きつつある今日(こんにち)。昼下がりの冒険者ギルドといえば、仕事にあぶれた者や、暇つぶしにだらける者たちなどが集っている。
 
忘れてた
名前スペースで入ると
強調音が……
んご
中には遅めの依頼を狙う冒険者もいるのだが、そんなワーカーホリック気味な者や、かつ金欠に喘ぐ者は、今日この日には居なかった。
んご
反応するんだこれ
ウィスタリア
 
 
もう消したわ!!
んご
僅かな扉の隙間から吹き抜ける風には春の予感が紛れているし、窓から差し込む陽光は真冬に比べれば暖かい。酒場でだらだらと過ごすには最適な日だった。
 
 
んご
おわり
 
NHK
んご
お疲れ様でした
ウィスタリア
お疲れ様でした
もう入っていいかな
 
良さそうな気配
ヘーレム
そんな酒場の片隅にあるテーブルの一つには、小さな少女が座っている。此処に初めて来た頃よりは幾何か身長は伸びたものの、椅子に座っているとまだ足は床につかず、宙ぶらりんの足をぷらぷらと揺らしていた。
んご
ぜんぜんいいわよ!
ヘーレム
徐々に高くなっていく太陽の光を全身に浴びながら、頬杖をついて日向ぼっこしている最中だった。
からんからん、と ベルを鳴らして開いた扉は、冷たい風と一緒に人影を招き入れる
金色の髪に青い瞳 首元まで覆う紺色のコートを身にまとい、同色の薄手の手袋をはめた少女は 旅行かばんを手に店に入ってきた
ウィスタリア
外の冷気で一瞬白くなった息を短く吐いて もうひとりの人物を招くように扉を保持する
ヘーレム
ぬくぬくしていた所にふと感じた微かな冷気に、ぶるりと肩を竦める。閉じていた瞼を押し上げて、冷気に誘われるまま扉の方を見やった 「……あっ」
エスメラルダ
開かれたままの扉に、黒の皮手袋が外から伸ばされる。
筋肉質だが締まった腕は確りとした旅装に覆われている。手を伸ばした本人が店内へと歩いてくれば、
深緑の装飾があしらわれた黒い鞘を腰に佩いた、黒い髪と翡翠の瞳を持つ青年が店内へと入って来ると 小さく少女へと礼を告げた。
ウィスタリア
頷きを一つ入れると 扉を閉める
エスメラルダ
「……漸く一息、だな」 扉を閉めた少女に頷くと、首元を覆うマフラーを少し下げながら言葉にする。
ヘーレム
しばらくぶりに見るその顔触れに、ぱぁっと表情が春の陽光よりも明るくなると、ぴょんと椅子を飛び降りて扉へと駆けて行った。とんとんとん、と小気味の良い、軽い足音が店内に響く 「ウィスタリア、エスメラルダ!」
ウィスタリア
「──、」 声をかけられて 視線を向かわせると 「ご無沙汰しています、へーレム」 小さく頭を下げた
エスメラルダ
響いた声に視線を向けると、和らいでいた表情に喜色が灯った。駆けて来るヘーレムの姿に笑みを浮かべながら小さく手を挙げてみせる。
「やあ、ヘーレム。……元気だったか?」
ヘーレム
そのままの勢いで大きく一歩踏み出すと、ウィスタリアの腰に飛びついた 「うん!」
「ほんとに久しぶりなのだわ!」 ぎゅっと強くウィスタリアに抱き着く腕に力を込めてから、エスメラルダを見上げる 「うん、元気よ!二人も元気?」
エスメラルダ
飛びつかれたウィスタリアの背に手を差し出して受け止める手助けをしておきながら、その様子にもう一度息を吐いた。
ウィスタリア
少しだけバランスを崩しかけるが、鍛え上げられた兵士に似た動きで姿勢を一瞬で整える 「……」 そのままへーレムの肩に手を回して 薄く笑った
「はい。心身ともに、問題ありません」
んご
ただただ親戚の再会なんだよな!
ウィスタリア
エスメラルダに視線を向けて頷き
ヘーレム
「良かった!」 相変わらずのウィスタリアの物言いに、にこりと満面の笑みを浮かべる。
エスメラルダ
同調する様に頷きを返しつつ、店内へ視線を回し 「立ち話も、だ。……どこか、テーブルに行こうか」
 
ヘーレムの親戚を名乗る者達でフルパーティ組めそう
ヘーレム
「あっ、う、うん!」 ぱっとウィスタリアから離れて、恥ずかしそうに身嗜みを整えた。嬉しかったのは事実だが、行儀が悪かったかも…。
んご
辻卓はわんちゃん親戚パーティーができそうだった
ウィスタリア
「──、」 置き時計を見て 「予定の便まで、大凡2時間程です。その間の休息の時間に当てたいと思います」
ヘーレム
「じゃ、じゃあこっち……」 先ほどまで自分が使っていたテーブルへ、二人の手を引きながら連れていく 「……よてーのびん?」
ウィスタリア
「はい。荷物の受け取りが終わり、またユディスに向かうことになっています」
「その後、キャラバンと合流して、南下してカストレに入ります」
エスメラルダ
「ああ。力を抜く時間は必要だからな、……と」 普段通りに立っていたが、手を引かれただけでは体までは動かなかった。意識してヘーレムについて歩いていく。
ウィスタリア
「最近は、」 テーブルに向かいながら淡々と説明する 「そうした生活が続いています」
ヘーレム
「……ほぁ。最近見なかったのってもしかしてずっとユディスにいたから……?」 エスメラルダを引っ張ろうとしたら、くん、と体が引き戻された。
ウィスタリア
「ユディスを中継地点に、」 へーレムに視線を向けて 「王都とカストレを往復しています」
ヘーレム
エスメラルダの手をくいくい二度ほど引いて漸く青年の足が動き出すと、そのままテーブルへと連れていく。
エスメラルダ
「いいや、ユディスは経由していたくらいだ。ウィスタリアは今、王都とカストレとを繋いでいてね」 
ウィスタリア
「通話のピアスなどで、打ち合わせなどは問題ありませんが、」
エスメラルダ
自分の手を取るヘーレムの手をやんわりと放して、冷えた皮手袋を外すと暖かな掌を出し 改めてヘーレムの手を取り直す。
ウィスタリア
「イルスファールの商会との取次、マギテック協会、魔術師ギルドとのやり取り、各種神殿からの支援要請、後は、」
ヘーレム
エスメラルダに嬉しそうに笑うと、自分は立ったままで席を二人に勧めた 「……えっとえっと…」
ウィスタリア
「イルスファールを知ろうとする為に、受け入れてくださる方に手紙を出す、というものに対してご協力しています」
ヘーレム
ウィスタリアの述べる支援内容に目を丸くして
エスメラルダ
立ったままのヘーレムを見れば、2人で座る様にとウィスタリアへと目配せをしつつ自分も席へ着く。
ウィスタリア
頷いて 席につく
ヘーレム
「あっ、もしかして、アナスタシスの人達がちゃんと暮らせるように……?」
ウィスタリア
「はい。カグラやカストレ首脳に対して協力しています。私は、」
「手紙を届けているだけです」
「先程の、」適当な言葉を探すために一旦切って 「"文通"を通した交流の支援が、一番大きな貢献になるでしょうか」
エスメラルダ
2人が話している内にキャロラインを静かに手招きし、それぞれが好む暖かなものを注文し 二人の会話を見守る。
ヘーレム
「……!もっとちゃんと、もっとちゃんと聞きたい!」 カグラの名前が飛び出せば、途端ぱっと表情を明るくさせた。
ウィスタリア
「直接会えたのは、数えられる程度です」
ヘーレム
ぱたぱた忙しなく席に座って、ずずいとウィスタリアに詰め寄った 「……やっぱり忙しいの?」
ウィスタリア
「言葉を交わす時間は、それほど取ることは出来ませんでした」 頷いて
エスメラルダ
「ゆっくりと時間が取れたらとは思うが、」
「今のカグラ達にそれを求めるのは難しいさ。……顔が見られただけでも十分過ぎるくらいだ」
ウィスタリア
「シオンさんも補佐に回って居てお忙しそうにしていて、」極僅かに眉根が寄って 「レオンさんも相変わらずでした」
声音にわかるものにはわかる不満が載せられている
ヘーレム
「そっか……そうよね……」 エスメラルダに頷いて、それからウィスタリアの微妙な表情の変化に、目をぱちぱちと瞬かせた。
エスメラルダ
「……」 ……。
 
だめだ
つい最近進撃見ちゃったのも相まって
ヘーレム
「……ふふっ、あはは!そうなのね!レオンさん、まだ相変わらずなのね!」 両手を口の前にあてながら、からからと笑った
 
ヒッチの事を気付かないマルロをdisるくだりが……
んご
ウワアアアア
ウィスタリア
「………、へーレムは、如何お過ごしでしたか?」
エスメラルダ
「何か、」 飲み物を運んできたキャロラインからカップを受け取って、それぞれの前に置いて
ウィスタリア
マルロォオオオ
ヘーレム
「私?私は……えーっと……」 なんとも言葉にしづらそうに、もごもごと口を動かした
エスメラルダ
「大きな事でもあった、かな。……大人びて見えるよ、ヘーレム」
キャロライン
「ふふ、ごゆっくり~」
 
皆がマルロをdisる中
マルロは悪く無いだろって真顔のエレンと冷え切ったミカサの視線
すこ
んご
そんなシーンあったっけな、どこだっけな……3rdシーズンの後ろあたりか…
ウィスタリア
キャロラインに会釈して
 
マルロが調査兵になった辺り……
ヘーレム
「えっ、ほ、ほんと?」 エスメラルダの言葉に大きな目を再び丸くさせてから、自分の手足を眺めてみた。
んご
ヒッチの奴、今頃寝てるんだろうな……いいなぁ……
 
https://livedoor.blogimg.jp/anigei-mangabox/imgs/8/4/846dff0d.jpg
画像だけあった
んご
散々でわろた
エスメラルダ
自分を眺めるヘーレムに小さく微笑んで、
ウィスタリア
「長い仕事に出ていたというのは、伺いました」 短く述べて
んご
普通にカグラとレオンで置き換えられるの本当に草
ウィスタリア
「エリカさんも、ご一緒だったとか」 と添える
ヘーレム
「あっ、うん!そう、エリカも一緒で……」
エスメラルダ
「外見が、という事じゃないさ。落ち着いた様に見える、という事だよ」
ヘーレム
「そ、そうかしら……えへへ……」 照れた様子で前髪の一部を指先で梳くった。
エスメラルダ
「エリカ……というと」 逡巡する様に視線を一度逸らしてから、ウィスタリアへと戻す。 
ウィスタリア
「海辺での仕事でご一緒されているはずです」 とエスメラルダに
エスメラルダ
「アルヘジクへ向かった時に同行していた、か」
ウィスタリア
「はい」
ヘーレム
「……うん、エリカ、あの時から大分変ったのよ」
エスメラルダ
頷きを返し、視線をヘーレムへ向ける。 「その様子なら、一緒に仕事は果たせたかな」
ヘーレム
「笑ってくれるようになったし、それに、色々お話もしてくれて……。うんっ、あのクリスティナも一緒だったのよ!すごいでしょ!」
エスメラルダ
笑う、か。大分印象が異なるエリカの話に興味深く頷きつつ、
ヘーレム
「無事にお仕事は終わったけど、でも、いい結果にはならなかった、かも……」 笑顔が徐々に陰っていき、文末では完全に俯いてしまった。
エスメラルダ
「クリスティナ……“堅楼”、か?」
ウィスタリア
「"魔剣"級(アーティファクト)の"堅楼(インヴァラネラブル)"と記憶しています」
ヘーレム
こくこく、とエルメラルダ、ウィスタリア両名に頷く。
「すっごく頼りになって、いっつも守ってくれたの。だから、私は全然危なくなんてなかったのよ!」
エスメラルダ
「凄いな、それは。……しかし、」 表情の変化を見れば、素直に喜べなくなってしまった。
ウィスタリア
「……、」 へーレムの表情を見て
ヘーレム
「こぉーーんな大きな盾を持っていてね……それで、それで……」 二人がじっと自分を見つめている事に気付くと、ぴたりと動きを止めた
エスメラルダ
口から出かけた言葉を一度引っ込めて、穏やかな笑みを浮かべる。
「“魔剣”も絡む大仕事から、よく無事に戻って来てくれた。……まずはおかえり、ヘーレム」
ウィスタリア
「ご無事で何よりでした」 頷く
ヘーレム
目の前の相手に対しては、特段取り繕う必要がないということを、体が覚えている。ゆっくり、広げていた両腕を降ろして 「……うん」 ふわりと、安堵したような笑顔を向けた。
「大変だったけど、でも、色々知れたわ。だから、きっと、辛いだけのお仕事じゃなかったのだわ」
「二人はまた出掛けちゃうの?次戻ってくるのはいつになっちゃうの?また来た時に、エリカともお喋りしてあげて。きっと二人とも驚いちゃうんだから!」
エスメラルダ
「そう振り返れるなら良かった。……道理で大人びて見えるんだな」 そんな大仕事を終えたのなら。
ウィスタリア
「……、」 へーレムに頷いて
ヘーレム
「え、えへへ……」
ウィスタリア
「次に戻るのは、8日後になります。入れ違いになってしまうと、困るので、」
「エリカさん宛に、へーレムに伝言を頼めるでしょうか」
ヘーレム
「8日後……」 また随分と此処を開けるのだなと思うと少し寂しく感じもしたが、ぱっと顔を上げて 「言伝……?」
ウィスタリア
「はい」
んご
伝言!?
言伝!?
 
伝言だぞ
ウィスタリア
言伝も変わらないので
言い回し的なところだと思います
ウィスタリア
「戻られたのであれば、お約束を果たしに参ります。返事は、カストレからの帰り道にでも、と」
んご
一瞬僕の脳がバグってた
ウィスタリア
「お伝え下さい。それで伝わるはずです」
ヘーレム
「おやくそく」 不思議そうに首を傾げたが、うん、と頷いた 「分かったわ!ちゃんと伝えておくから、安心して欲しいのよ!」 どん、と自分の胸を拳で叩く。
エスメラルダ
まだ暖かい珈琲のカップを口に運びつつ、約束という言葉に少し気を引かれたものの それを問うのは違うと、珈琲と一緒に嚥下する。
ウィスタリア
「よろしければ、」
「お二人にも来て頂ければと思うのですが」
エスメラルダ
「……?」 カップを置いて、小首を傾げてみせる。 「約束、なのだろう? いいのか、俺達も居て」
ウィスタリア
視線をへーレムとエスメラルダそれぞれに一度ずつ向けて
ヘーレム
「……?」 ぱちぱちと目を瞬かせて、首を傾げた 「いいの……?」
ウィスタリア
「どちらにしろ、カグラにも許可を取らないといけないことです」
エスメラルダ
「……カグラに?」 彼女の名前が出れば、今度は眉が顰められた。
ヘーレム
「……??」 さらに首を傾げる。カグラも一緒に交わした約束、ということだろうか、と。
エスメラルダ
「……三人でした約束なのか、それとも」
ウィスタリア
「エリカさんの許諾と、カグラの許可がなければ果たすことが出来ない約束になります」
エスメラルダ
「エリカ本人が、カグラに関わりがあるのか、……どちらにしても、詮索はしたくはないんだが」
ウィスタリア
「まだ、推測の段階です」
ヘーレム
「……ほぁ」 意外とばかりに驚いたような声を漏らして、むむむっと考え込む
ウィスタリア
「確かだと言える根拠はありません。そのため、内容を述べることは出来ません」
エスメラルダ
「……しかし、ならどうして俺達を呼ぶんだ?」
ヘーレム
「エリカ、お料理が趣味って言っていたし、もしかしてカグラさんにお料理を教えてたとか……」 ぶつぶつ
ウィスタリア
「エリカさんはへーレムを気にかけていましたので、ご一緒されても問題ないと思ったのです」
エスメラルダ
直接言葉にはされてこそいないが、およそ繋がる事がない二人が繋がっているのならば、そういう事なのだろう――と、走り始めた思考を払う。
ウィスタリア
「そして、エスメラルダさんは」
「私の護衛ではないのですか?」
ヘーレム
「……ごえー」
ちらっとエスメラルダを見やった。
エスメラルダ
「……エリカとの約束を果たす為に必要なら、当然だが」
「首を突っ込んでしまって良い領分か、とだけ思ってしまってね」
ヘーレム
今度はちらっとウィスタリアを見た。
ウィスタリア
「お気になさるのであれば、その時だけ、席を外してもらえれば良いと思います」
エスメラルダ
「ああ。皆が良しとしていないならそうさせて貰うよ」
ヘーレム
あれから結構な月日が流れたものだが、護衛と護衛対象のままの関係なのだろうか。本当は家族みたいに大事だと思ってるのに……なんて、カグラとレオンめいた歯がゆさをこの二人からも感じ取って 「………」 なんとなく口をきゅっと引き締めた。
「ウィスタリアが良いって言ってくれるなら、私も行きたいのだわ!カグラさんにはまた会いたいし、エリカと一緒にお出掛けしたいもの!」
エスメラルダ
「ああ。レオンやシオンとも、落ち着いて話はしたかったからな」 ヘーレムに頷き。
ヘーレム
「うんっ」 こちらも元気よく頷く 「何か、プレゼント持っていこうかしら。何がいいかなぁ……」
ウィスタリア
「ヴィクトールさんやシュナさんも誘えたらいいのですが」
ヘーレム
サプライズバースデーパーティーのノリで、楽しい再会の想像を膨らませていく 「……!」
「また皆と会いたいのだわ!ヴィクトールもシュナも、最近会えてないから……」
エスメラルダ
「ああ。……皆で揃って会うのも、あれ以来になるものな」
んご
やっぱりあなおは終わってなかったんだ!!!!!!!
 
もう終わったんだ……
んご
おわってない!!!!!
ヘーレム
「二人はカストレに行っちゃうから……よし、私に任せて欲しいのだわ!また皆でカストレに行こうってウィスタリアがお誘いしてくれたのよって、ヴィクトールとシュナにも伝えておいてあげる!」
ウィスタリア
「ありがとうございます」 頷いて
エスメラルダ
「……一つだけ、気にかかるんだが」
ヘーレム
「うんっ」 頬を紅潮させるほどに嬉しそうな笑顔で応える。
「……?」 興奮冷めやらない笑顔でエスメラルダを見て
ウィスタリア
「……」 視線をエスメラルダに向けて
エスメラルダ
左手で顎に触れながら、ウィスタリアに視線を向ける。
「俺達を誘うのは、エリカとの約束の為か? それとも、皆で会いたいから、か?」 問い辛そうに、歯切れを悪くしながら彼女を見た。
ウィスタリア
「……、」 少し考えて
「その双方です」
「片方にしなければならない理由が、」
「思い至りません」
ヘーレム
青年の心配性も、相変わらずのようだ。久しぶりに会話している二人を見れる嬉しさで、他は些事に思えた。楽しそうに二人の会話を見つめる。
エスメラルダ
約束を果たす為に手がいるのか、と続けて問おうとした所で、頭を振る。
「そうか、わかった。……連絡、宜しく頼むよ」 ヘーレムへと頷き、言葉を切る。
ヘーレム
「任されたのだわ!」 どん、ともう一度自分の胸を拳で叩く。今度はちょっと力を込めすぎた。ごほごほむせる。
エスメラルダ
「はは、大丈夫かヘーレム……」 その様子に笑みを零しつつ、落ち着けと手で示してみせる。
ヘーレム
「へ、へーき、へーきだもん!」
あいたたた、と叩いた胸を撫でて
ウィスタリア
飲み物(ホットミルク)を口に運ぶ手を止めて、へーレムを見遣ってから 再び口元に運ぶ
エスメラルダ
「そういう所は、変わっていないな。良い所だけれど」
ヘーレム
「エ、エスメラルダも、相変わらずのシンパイショーなのだわ!良いところだけど!」 語尾もしっかり真似ていく
エスメラルダ
「し、心配性と言われるほどだろうかな……」 
ヘーレム
「そうよ、ねー!」 ウィスタリアに同意を求めた
ウィスタリア
「……、」 へーレムを見て 「……」 エスメラルダを見て 
「同意します」 へーレムに頷いた
エスメラルダ
「……」 えっ
ヘーレム
「ほらねっ」
エスメラルダ
「どこに心配性だと言われる所があったんだ……!」
ヘーレム
「………」 自覚がない、だと…
「……またシュナにため息吐かれても知らないのだわっ」
ふくーと膨らませた頬とは裏腹に、床につかない足は嬉しそうにぷらぷらと揺らされている。
エスメラルダ
「今日の話だろう……」 珈琲を口にし直しつつ、シュナの名が出れば小さくよろめいた。
ヘーレム
「……今日の話よ……」
ウィスタリア
「……」 じー
エスメラルダ
「…………」 ぐう。 「……エリカとの約束の話だろう?」 心配性って。
「しかし、同席する事を相手の了解も無しには頷けないというのは心配性と言われる程の事……なのか……」 小さく呟きつつ、真剣に悩み始める。
ヘーレム
「……ウィスタリアが折角誘ってくれたのだから、もっと気楽にしててもいいのだと思うわ!それに、エスメラルダだって皆と会いたいでしょ?」
ウィスタリア
「………、」 僅かな驚きの表情 そこ?
んご
 
>>そこ?<<
>>そこ<<
ヘーレム
はた、と我にかえって 「……そういえば、どんなお約束だったの?」 素朴な疑問とばかりに、無邪気に首を傾げた
ウィスタリア
「カストレにお連れするという約束でした、それからお願いを1つ」
エスメラルダ
「会いたい事は勿論だ。……けれど、約束の内容は聞けないだろう?」
ウィスタリア
「これは、初めてのお願いなので、どういった対応をすれば良いか、まだわかっていません」
ヘーレム
「……ふうん、じゃあ、そっちはまだ秘密なのね?」
ウィスタリア
「お友達になってくれませんか、とお願いしました」 秘密にする理由を、彼女は持ち合わせていなかった
ヘーレム
「おともだちに」
エスメラルダ
――……」 えっ?
ヘーレム
「……エリカと?」
ウィスタリア
「はい」
エスメラルダ
――エリカの許諾と、カグラの許可がなければ果たせない約束……というのは」
「友人になるには、エリカの許諾が」 「カストレに連れて行くには、カグラの許可が」
「……という事、か……?」
ウィスタリア
「いえ、そうではなく」
「誤解を招いたことを謝罪します」
「そういった約束をどうしてしたのか、についてにそちらはかかります」
ヘーレム
ぱちぱちと目を瞬かせて、エスメラルダと顔を見合わせるように視線を向けた。
ウィスタリア
「どうしてカストレにお連れするのか、そしてカグラの許可が必要なのはどういったことなのか」
「そうした事は口にすることは出来ません」
「私の約束の内容は、先程述べた通りですが、」
「それを果たすことで何が発生するかは、お伝えすることが出来ないのです」
「最初に話題に出た時にも申し上げた通り、推測の段階でのことなので」
「これでご納得いただけたでしょうか」
ヘーレム
「……ふぅん…?何か、フクザツなジジョーがあるのね、きっと……」 ぷらぷらと足を揺らしたまま、興味津々に頷いた。
 
えーと
友達になる約束とカストレに連れて行く約束をしていて
後者に関してはカグラも関わってる
ってことか……?
ウィスタリア
友人になる提案 カストレに連れて行く約束
カストレに連れて行く約束にかかる内容は伝えることは出来ない
です
カストレでどうする というところまではウィスタリアの約束に含まれていないので
それは、ウィスタリアが推測しているだけで、確かなものがなにもないから言えない っていうだけ
んご
OK!(ずどん
 
>エリカさんの許諾と、カグラの許可がなければ果たすことが出来ない約束

これがよく呑み込めてないんだけど、
エリカの許諾は友人になる提案に
カグラの許可はカストレに連れていく約束にかかっている……?
ウィスタリア
それが約束に かかっている 内容であって
約束"そのものではない"からウィスタリアは
連れて行くことが約束です と言った
誤解を招いたといったのは
んご
エリカが許可するか、またはカグラが許可するかは、現時点では言えない内容次第で必要になる可能性があるってことかしらね
ウィスタリア
友達になるというものをさも連れて行った後の理由のように話したこと
そういう事ですね
約束 というものが掛かっている部分が違うから混乱を招いてる気がするんだけど
約束:カストレに連れて行くこと(明言)
提案:友だちになること(明言)
カグラエリカの許可と許諾が必要になる内容:推測での段階なので言えない
ってことになってる
んご
そういうことね!
許可に縛られる軍人気質男・エスメラルダ
 
エスメラルダはわかってないけどPLは理解してたと思ってたけどPLも理解出来てなくて筆が止まったよごめんな!
んご
どんまい!
 
連れて行った後の事は言えんけど連れて行く約束
んご
そうそう
 
友人になってくれるかという提案はその約束にはかかっておらず
とりあえずウィスタリアの要請としてはエリカをカストレに連れて行くから一緒にどうですか ってところでOK?
ウィスタリア
はい
 
エスメラルダの懸念は
一緒に行くのは良いんだけど約束をして向かっているのに
・エリカの許可を取らずに一緒に行っていいのか?
・その約束の話をする時はエリカの許可が無ければ席を外すよ
って所を確認したがってるんだよね
ウィスタリア
その辺りは、
もう上で回答しているはずなんだけどな
んご
カストレに行く約束はエリカと交わしたものだからそもそも許可はいらないんじゃないか!まあウィスタリアとエリカだけじゃなくて、他にも一緒についていくよって部分は許可が必要になるかもしれんが、断られないとウィスタリアは見てると思う
 
下についてはそう 上についてはまだ
エスメラルダの中ではエリカは
変わったって話を聞いていても一発目の印象しかないので
大丈夫なん……?ってなってるんだ。
んご
ああw
ウィスタリア
上についても
回答してる
 
どこ?
ウィスタリア
護衛だからついてこない理由がないのでは?って
ちゃんと言ってる
 
それはついて行く理由で会って
エスメラルダの気にしているエリカはOKなの?っていう所にはかかっていないんじゃないか……っていう判断をしているので
彼はそわそわしている
んご
じゃあエリカは大丈夫なのか?って呟いてくれれば、ヒェェーレムで突っ込んでやるぜ!
ウィスタリア
違いがちょっとよくわからない
 
一緒に行く予定がない奴が当日一緒に来るよってなった時に、護衛だからって言われても気にしないか? ってなってるんだ。
そうしよう。手を借ります……>ヒェェー
んご
エスメラルダがエリカに持ってる印象は、勝手な事したら怒ってくる人のままだから、勝手に人数増やしていいの?ってコトだと思うw
それはまあ妥当な懸念じゃな!
ウィスタリア
それをどこで述べているのかわかっていない
手が止まったのは約束と提案についてであって
そこが掛かっている所がどこかわからない
んご
エスメ君、言葉が少ないから……
ウィスタリア
それがわからない以上、回答も反応も出来ないと思うんだけど
 
うん、ヘーレムの言った形を取るからいいよ
エスメラルダ
「……、護衛ならば問題ないとは思うが、エリカの方は気にならないだろうかな」
「先程も言ったが、目的があって動いている所に首を突っ込んでしまえば気にかかってしまう印象があるんだが……」 どうだろうと問う様に、先程エリカの変化について語ったヘーレムに視線を向ける。
ヘーレム
「んー……」 頬杖をついて、視線を虚空に泳がせる。
「……もしかして、エリカの事怖いの?」
ウィスタリア
「……」 こわい?
エスメラルダ
「怖いというのは違うが……」 苦笑して 「あまり、人付き合いを好む印象はないからな」
ヘーレム
「……前までは、私もちょっと怖かったのだわ。エリカ、ずっと一人でいるから……」 えへへ、と笑って
エスメラルダ
「約束をして向かう時に、気を揉ませてしまわないかと……」 言葉が止まる。心配性……これか……?
ヘーレム
「でも、今のエリカはとぉーーっても優しいのよ。よく笑ってくれるし、それにねそれにね、笑うととっても素敵なの!」
「ウィスタリアが初めて見せてくれた笑顔みたいに、見てるこっちがすっごく嬉しくなるの」
ウィスタリア
「なるほど」
ヘーレム
「ずっと一人でいたのは――……」 とエリカの述べた彼女の心境を口に出そうとして、寸でで推し留まる。
エスメラルダ
「……、そう、か」 ヘーレムの言葉には小さく唸ってみせたが、続いた言葉と彼女の語る様子に小さく頷いた。
ウィスタリア
「エリカさんへのご確認も必要なのは確かですね」
エスメラルダ
「いや」 留まったヘーレムに、こちらからも手で制した。 「それは、やめておこう」
ヘーレム
「……うん」 ウィスタリアとエスメラルダそれぞれに頷いた
エスメラルダ
咎める様子でもなく、止まったヘーレムに笑みを零して頷いた。
ウィスタリア
「ただ、カストレに到達するまでの道中で必要な戦力バランスを考えると、」
「少ないよりは多いほうがいいと思います」
ヘーレム
「でもきっと、大丈夫よ。今のエリカは、エスメラルダとも仲良くしてくれると思うのだ、わ……」 戦力ばらんす??
「も、もーっ、ウィスタリアったらまたそんな考え方してる!」
ウィスタリア
「沈静化しては居ますが南方は未だに蛮族との小競り合いが続く領域ですから、───」
「…‥、申し訳ありません」 怒られてしまった
ヘーレム
ぷうーと頬を膨らませたが、ウィスタリアのしょげた様子を見ればすぐに頬が萎んでいった 「折角皆と旅行しに行くのよ!もっと楽しそうにしなきゃ!」
エスメラルダ
「……ヘーレム。旅行というには、道中には危険が多いよ」
「気持ちは分かるが、ウィスタリアの考えも怒られるものじゃないさ」 どうどう、と手を差し出して。
ヘーレム
「で、でもでも……」
うぐぐ、と唸ってから 「ウィスタリアもエスメラルダも、もっと気楽に考え――……」 られないのだろうか。それとも、そんな風に考える事が出来ない環境にいたのだろうか。エリカのように。
エスメラルダ
「……どちらも必要な考えだよ。どちらかだけじゃ堅苦しくなるか、危険が大きくなるかだから」 
ウィスタリア
「……、」
エスメラルダ
言葉を止めたヘーレムに、柔らかく微笑んだ。 「心配症と言われないくらいには、俺も心掛けるよ」
ヘーレム
「………」 ふと、目の前の二人の出自が気になってしまった。エリカの話を聞いた時にショックを受けたものだが、この二人にも何か……隠している傷があったりするのだろうか、と。
「……無理にとは……。そのままでも、いいのかも……」 一度気にしてしまえば、どんどんとドツボにハマっていく。
ウィスタリア
「……へーレム?」
ヘーレム
二人をじっと見つめたまま、空気が抜ける風船のように、テーブルの上に溶けていった 「んー……」
エスメラルダ
「……、どうしたんだ?」
ヘーレム
「………二人は、本当に頼りになる神官様ってどんな人だと思う……?」
エスメラルダ
瞬きをして、ウィスタリアを一瞥する。
ヘーレム
両親に見られれば、行儀が悪いと叱られるだろう体勢で、テーブルの上から二人を見上げた。
ウィスタリア
「……、本当に頼りになる、神官様、ですか」 エスメラルダに視線を返してからへーレムを見て
「へーレムの口ぶりは、」
「自分はそうではない、と言っているように聞こえますが、違いますか?」
ヘーレム
「………むぅ」 テーブルに押し付けた頬を無理くり膨らませる。
「……だって、私はまだまだ子供だし……」 言いたくない言葉を、渋々口にする。
「エリカにも、怒られちゃうし……」
「ずっと誰かに守られてきたから、二人みたいに考えられなくて、ノーテンキだし……」
ウィスタリア
「……、」 きょとんとして
「守られてきたというのは、そうかもしれません、」 「エリカさんがへーレムを怒る理由が浮かびませんが、」
エスメラルダ
「……」 小さく息が漏れた口元には、僅かに困った様な笑みが浮かんでいる。 
ウィスタリア
「私達のように考えられないことと、子供であることと、」
「頼りになる神官様であることはつながらない気がします」
ヘーレム
「………」 僅かにテーブルから頬を浮かせた
ウィスタリア
「私は実際、へーレムに助けられて戦い抜くことが出来ました」
んご
ノーテンキについては言及しない優しさ
ウィスタリア
「その実績を鑑みれば、へーレムに頼りにならない神官様、というラベルを貼り付けることが出来ません」
ウィスタリア
やさしさ
ヘーレム
紅潮する頬を隠すように、またテーブルに片頬を押し付けた。視線でテーブルの木目を追って 、次にちらっとウィスタリアとエスメラルダを見上げて
ウィスタリア
「1つ伺ってもよろしいですか」
ヘーレム
「……?」
ウィスタリア
「へーレムにとっての、頼りになる神官様というのは、どういったものなのでしょうか」
ヘーレム
すっくと姿勢を戻して 「……皆が傷ついてもちゃんと治せて……色んな事、考えられて……それでいて――」 控えめな視線が、また二人を見つめる
エスメラルダ
続きを促す様に、ヘーレムの視線の先で頷いてみせる。
ヘーレム
エスメラルダが頷いたのを見ると 「心の傷も、癒せる人……」 と呟いた。
ウィスタリア
「………、心の傷…」 
エスメラルダ
「なら、ヘーレムはもう頼りになる神官、だよ」
ヘーレム
「…………本当に?」 ぱちぱち瞬いて
エスメラルダ
「覚えているか。俺が、ロキを殺す事に固執していた時の事」
ヘーレム
うん、とゆっくり頷く。
エスメラルダ
「あの時俺を引き戻してくれたのは、間違いなく皆だった。……その中には、ヘーレムもいるんだ」
ヘーレム
「………」 あの頃を思い出すように、じっとテーブルを見つめる。様々な道程を思い出しては、じんわりと心にしみていくようだった。
エスメラルダ
「それは心を癒してくれた、に他ならないと思う」
ヘーレム
「……な、なら他には……? 他にも、あるんじゃないの?」 ぐっと唇を噛み締める 「……私ね、エリカに言われちゃったの」
「自分の手で救えない命があると、皆、罪の証を抱えちゃうんだって。だから、敵に同情しちゃいけないんだって……」
「二人も――……そういうのがあるの? あるなら、どうやって癒す事ができるのかしら……。立派な神官様は、そういう傷も癒せちゃうのかしら……」
ウィスタリア
「………、」 「癒したいのですか?」
ヘーレム
「エスメラルダは大人っぽくなったって言ってくれたけど、全然、そう言う事が分かんないままなのだわ……」 はぁぁー、と大きなため息をついて
ウィスタリア
少し、不思議そうな表情で へーレムを見て
ヘーレム
「……だ、だって、傷って痛いものでしょ?嫌なものじゃないの?」
ウィスタリア
「傷が無くなったら、怪我をした事実や原因も消えるのでしょうか」
ヘーレム
「……そ、ういうわけじゃない、と思うけど……」
ウィスタリア
「それも無くなってしまったら、」
「救えない生命があったことを、私は覚えていられるか、自信が、ありません」
ヘーレム
――……」 はっとして目を丸くした。
エスメラルダ
「……ヘーレム。アナスタシスの一件で、俺達は“傷”を負ったと思う」
ヘーレム
旅の終わり。カストレにあるロキの墓標の前で誓った事。忘れない事を、あの時約束した 「………」 ゆっくりとエスメラルダを見やる。
エスメラルダ
「それは、辛くて、苦しいものだったろう。……思い返せば、後悔する事はいくつもある」
「だが、その傷があるからこそ、今の自分があると思うんだ。……痛いものでも、嫌なものでも」
「癒すと一口に言っても、それは様々だよ。忘れてしまっても、受け入れてしまっても、前に進めるのならそれは傷が癒えたのだと思う」
「ヘーレムは、どう癒したい。どんな手助けがしてあげたいんだ?」
ヘーレム
「……前に進めるのなら……」 本人にその意図はないとしても、ガラス玉のような瞳が、二人の心を探るようにじっと見つめる。
ウィスタリア
「………、」 じ、と人形めいた顔の作りの少女がガラス玉の瞳を見つめ返す
ヘーレム
「私は……皆がもっと安心して暮らせるように……気軽に旅行に出かけたり、会いたい人と会えるように、そんな手助け、が――……」 あれ?とデジャブを感じて言葉を止めた。
「……ウィスタリアとエスメラルダがしてる事と、おんなじ」
ウィスタリア
「……、」 小さく頷いて 「私がしているのは届けることだけです」
「ただそれが、そうなってくれるなら、幸いです」
ヘーレム
「人の心を癒すのって、神官様じゃなくても出来たんだ……年齢とか立場も、関係なかったんだ……」 呆然と呟いた。二人と同じ道をまだ、自分は歩めている事に顔に笑みが浮かんだ。
「……えへへ」
エスメラルダ
「……」 笑みを見れば、こちらも目尻が下がる。 「……ヘーレム」
「立派な神官様になるのは、確かに立派な事だと思う。けれど、それに縛られては欲しくないな」
ヘーレム
「……縛られて、たの……?」 くるっと肩越しに自分の身体を見下ろして
ウィスタリア
「物理的なことではなく、」
エスメラルダ
苦笑しつつ、ウィスタリアに頷いた。
ウィスタリア
「そうした傾向を持って考えてしまう、ということでしょう」
ヘーレム
「……立派な神官様になるように考えてばかりじゃ、いけないってこと?」
ウィスタリア
「………、」
ヘーレム
でも頼りになる神官にはなりたいし……むむむ、と考え込む 「……あ、分かった!ヴィクトールみたいに戦士みたいな考えを持つことも大事なのね!」
がばっと体を起こす。
ウィスタリア
「……なるほど?」
エスメラルダ
「……、」 「ヘーレムは、ヘーレムのままで良いんだ」
ヘーレム
「……なんだか、ダニエルにも同じ事、言われちゃった気がするのだわ」
エスメラルダ
「年齢も立場も肩書も関係ない、自分のままで良い」 「……ダニエル?」
ヘーレム
「でもでも、私だっていつまでもノーテンキなヘーレムのままじゃないのだわ!」 「そう、この前の依頼をご一緒した殿方なのよ!」
ウィスタリア
「………、」 どんな人なんだろう、見かけたことはある方だろうか
ヘーレム
「ちゃんとレディの扱いも心得ていて、それで隊長で、こぉーーんな大きな剣をぶんぶん振り回してて!」
こぉーーんな、で両手をいっぱいに広げて見せた。
ウィスタリア
「大剣使いの方ですか」 それなら見たことがありそう
ヘーレム
「うんっ」
エスメラルダ
「それだけ大きな剣となると、顔を合わせて見ればどこかで擦れ違った相手かもしれないな」 うん。
ヘーレム
「戦士の考え方を出来るようにするなら、私も剣を持てるようにしてもいいのかも……」
エスメラルダ
「……危ないからやめておきなさい」
ヘーレム
「えーっ」
「でもウィスタリアだって剣持ってるし……ウィスタリアが持ってるくらいの大きさならいいでしょー?」
んご
いいでしょもなにもナイフは持ってたわこの子!
ウィスタリア
「護身に必要であれば手ほどきをしますが」
 
キレたナイフ
ヘーレム
「ほんとに!?」
んご
若者みたいにいうんじゃない
ウィスタリア
「はい」
ヘーレム
「私も一応、練習だけはしてきたんだから!」 三日坊主だったが 「それなら時間もないのだし、早速見てみて欲しいのだわ!ね、ね、ちょっとだけ!」
ウィスタリア
小さく頷いて 「ただ店内では危険ですので、裏庭の方に出ましょう」
エスメラルダ
「……ウィスタリア、疲れはないか?」
ウィスタリア
「問題ありません」 エスメラルダに応える
ヘーレム
席をぴょんと飛び降りると、意気揚々とウィスタリアの手を掴んで、ぐいぐい引っ張った 「あっ」 エスメラルダの言葉に、ぴたりと動きを止める。
エスメラルダ
こくりと頷きを返して、自分も席を立つ。 「ウィスタリアに疲れはなくても、時間は多くはない」
「やるなら手早く、全力でやろう」 
ヘーレム
「……おお……」 両手で拳をつくって、ふんふん
「リョーカイなのだわ!」
ウィスタリア
こくり、と頷いて へーレムを先導する
エスメラルダ
2人の背を見ながら、会計を済ませて
自分も後を追って裏庭へと出ていった。
ヘーレム
きゃっきゃと楽し気にはしゃいでからウィスタリアを追いかけていった。
んご
さらっと
奢らせた
 
その為に
んご
おわり!?
 
さっさと行かせたんだぞ
んご
お父さんじゃん…
 
かな?
んご
お父さんだよ
(そういうことではない
 
はい(はい)
んご
尚剣士としての才能は微塵もなかったことをこの場を借りて宣言いたします
ウィスタリア
ちょっとチャンバラに付き合いました
こんな感じでいいですかね
んご
ヨシ!
 
おつかれさまでした
んご
お疲れ様でし、た!
ラウンジにログ番号は貼っておくわね!
ウィスタリア
お疲れ様でした
はーい
んご
今度あなお面子揃えて
CCするか……
かのぴっぴとせすぴっぴに声かけとこ。。。
ウィスタリア
予定合わせなきゃ……ちょっとぐろちゃんにも言っとこう
んご
そうね!
今週はスケジュール埋まってそうだし、来週以降かなぁ
まあ調整さんとか作っとくワ!
ログタイトル、「あなおはまだおわってない」にしていい?
ウィスタリア
いいよ
んご
ほんまか!?
ウィスタリア
とりあえずこっちは撤退というか
あなおめんつで、やることは…ある‥(用意してる)ので…
んご
ほう……
やっぱりあなお2はあるんだよ
信じてた
ウィスタリア
まあウィスタリア死ぬんですけど
んご
????
もしかしてそれであなお1期のときの残機数合わせようとしてる!?!?
チャットがなんか重いよママ
ウィスタリア
では撤退するぜ さっそうと!!
んご
そうね!
ウィスタリア
お疲れ様でしたー
んご
おちゅ!!!
!SYSTEM
ウィスタリアが退室しました
背景
BGM