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- クリスティナが入室しました
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- ヘーレムが入室しました
- クリスティナ
- ダイレクトエントリー!
- ヘーレム
- ダイレクトエントリーで登場するクリスティナ
- クリスティナ
- 特に何も考えておりません
- ヘーレム
- 実は私もだ
- 始めてしまえばどうとでもなるさ!!
- ということで導入はアンフィスとやったときのものを持ってきちゃえ
- クリスティナ
- なんかこう、廃墟っぽいところで休んでいるから、廃墟っぽい何かでふわっと会話すればいいんだな
- よしきた >パクってこよう
- ヘーレム
- YESYES
- ヘーレム
-
魔域攻略の要である北の街、ボルテクスにおいて大量の魔神を退け、甲虫型の強力な魔神も撃破に成功した一行。
しかし、突如として新たな敵が襲来。魔域にいた人々は蟲に操られ…最期は少女、ミシェルの自らをも巻き込んだ爆発により、蟲も退けることができた、が、その代償は小さくはなかった。
- 加えて、力を貸してくれていたデモニカが魔神召喚プログラムの要であるマザーシステムとつながっていることも判明。
彼は魔域の核となってしまったクラールが魔神の寄生を受ける前に自らを切り離したと語り、この繰り返しの魔域の解決の糸口を伝える。
- ただその糸口は…冒険者に一行にとって、各々、すぐに答えがさせる糸口ではなく…しばし考えを整理するため、また、身体を休めるため各々休息をとるのであった。
- ヘーレム
- こんなとこで
- クリスティナ
- はぁい
- そしたらうーん
- 私が先に居座っとくのとやってくるのどっちがいいです?
- ヘーレム
- どっちでもいいよ!やりやすい方で!
- クリスティナ
- じゃあ先に居座っとこうかな
- ヘーレム
- おけい!
- クリスティナ
- 「……」 廃墟の一角。壁や天井が崩れ、空が覗けるような場所で、一人腕を組んで壁を背に立っていた。
- 目は薄く閉じられているが、立ったまま眠っているわけではなく、集中して警戒をしているところなのだということはが傍目にも伝わる様子だった。
- ヘーレム
- クリスティナが休んでいる場所にやがて、ぱたぱたと軽い足音が聞こえてくる。
- クリスティナ
- 「――……」 そして耳に届いた音に、ふっと力を抜き、預けていた背を離す。
- ヘーレム
- 足音を消しているわけでもなく、気配を殺そうとしているわけでもなく、一応戦場という場において無防備ともいえるような足音。
- クリスティナ
- 「全く、誰だ休みもせずに駆けずり回っている者は」 誰か分かったうえで、寄ってくる者へ敢えて声をかける
- ヘーレム
- クリスティナのいる一室に入り込んだその足音の主は、予想通り、少女・ヘーレムのものだった。少女は駆けていた足の速度を緩め、天井から差す光の中にゆっくりと現れる。
- 両腕には、この廃墟の中で見つけてきたであろうガラクタが抱えられており、頬はそのがらくたのせいで汚れてしまっている。
- 「あっ、クリスティナ!」
- クリスティナ
- 「……うむ。いかにも私だが、そなたいったい何をしているのだ」
- ヘーレム
- 目をぱちりと瞬かせると、両腕のガラクタを見下ろして 「……これ?」
- 「スーパーデラックス……えーと…ハイテク――なんだっけ……」
- クリスティナ
- 「うむ。休みもせず、さりとて思い悩んだ様子もなく――その、壊れているようにも見えるそれはなんだ?」
- クリスティナ
- カービィ。
- ヘーレム
- スーパーデラックスカービィ
- クリスティナ
- 0%/0%/0%
- ヘーレム
- よく見る光景は草
- ヘーレム
- 「……とにかく、なんかすごい魔動機を見つけるの!」
- 此処でいいか、と両腕いっぱいに抱えたガラクタをクリスティナの前に広げて、それぞれに両手を翳していく。その様子は、残留するマナを調べているようだ。
- クリスティナ
- 「いや、やっていることはとても良く分かったが……」 てくてくとそちらへ歩み寄ってから、両手に腰を当ててその様子を覗き込む
- ヘーレム
- ただのガラクタはえい、と後ろにほっぽって、別のガラクタを調べていく。
- クリスティナ
- 「起死回生の一手探しか?」 棄てられたガラクタを持ち上げてかざしてみるものの、良し悪しなど全く分からない。諦めて放り捨てた
- ヘーレム
- 「うん」 視線はガラクタに留めたまま、こくり、と力強く頷いた。
- 「この前の廃墟でも、ガラクタに見えたものが実はすごい武器だったり魔動機だったって事があったでしょ?だから、何かないかなって思ったんだけど……」
- クリスティナ
- 「一応聞くが……そりゃまた、何のためにだ?」 うっすらと苦笑しながら、どうもここの所苦笑が多いなと、自分の頬を撫でた
- ヘーレム
- 「皆でこの魔域から出る方法を見つける為、それと、ダニエルとエリカが悲しくならない為によ」
- クリスティナ
- 「……そなたの言う皆は、恐らく彼女の事も入っているのであろう。その事も言いたいことはあるが……しかし、悲しくならないように、とは?」
- ヘーレム
- ガラクタの破片で切ってしまったであろう指先には、絆創膏が貼られている。戦闘に支障がでないように、マナを温存している様子だった。がらがら、ともう一つのガラクタが後ろに放られる 「ほんとは、ダニエルもエリカも――デュナを見捨てるなんて、嫌なのよ」
- クリスティナ
- 「……まあ、そうかもしれぬな。親しくなった相手を、じゃあな、と捨てていくのは、人として心痛む物はあるかもしれない」
- ヘーレム
- うん、とクリスティナに頷いて 「それでも、頑なにデュナを切り捨てる道を選んだのは……私達を守る為。そうでしょ……?」 ちらり、と確認を取るようにクリスティナを見やる。
- クリスティナ
- 「しかし。しかしな、ヘーレム。私は、そういう意味では優しい女ではないのだ」 首をゆっくりと横に振って、ヘーレムの言葉に否定を返した
- ヘーレム
- ガラクタを調べる手を止めて、ゆっくり上体を起こす。
- クリスティナ
- 「おいで。少し、この小娘の話を聞いてくれるか」 と、手招きして、適当な廃墟の残骸に腰を下ろす。
- ヘーレム
- 今度は真っ直ぐクリスティナを見つめて 「……」 無言で頷いた。
- クリスティナの横の瓦礫に積もった埃を簡単に払って、座る。
- そうして、大きなガラス玉のような瞳が、案じるようにクリスティナを見つめた。
- クリスティナ
- 「そもそもの私の覚え違いだったら悪いが、彼女――デュナメイスはもとより消えてなくなるつもりだったと思う。そこに違いはないよな?」
- ヘーレム
- 「うん……」 こくん、と頷いた。
- クリスティナ
- 「この魔域ごと、全て消すのだと、彼女は言っていた。ダニエルに鞍替えしてからも、そこのところに強くは触れておらんのだから多分そのままではないのかと思う」
- ヘーレム
- 「………」 目線を逸らしそうになるも、ぐっと耐えて、ゆらゆら揺れる瞳がクリスティナを見つめた。
- クリスティナ
- 「彼女は、そう在れと戦い、ここまで来た。私は……そう在れとした彼女を、守ってやりたいからこそ、斬ることを容認したんだよ」
- ヘーレム
- 「……デュナの意思を、ソンチョーしたって事……?」
- クリスティナ
- 「別れは寂しい。けれど、寂しいから此処にいてと。――そういう言葉をかけるのは、彼女を想ってのことじゃない。自分を想ってのことだ。……違うか?」
- ヘーレム
- 「……っ」 ぐ、と息を詰める。まさかそんな風には考えていなかったのか、痛いところを突かれた様子だった。
- 絆創膏を貼った指先で、ぐっと拳を作る 「………」 複雑そうな表情で俯いて
- クリスティナ
- 「彼女が涙ながらに、生きたいと。此処にいたいんだと。声を枯らしながら叫んだなら、私は皆に何を言われようと手を差し伸べたかもしれない。けれど、彼女はただ、そう在るだけだ」
- 「もしかしたら、ダニエルが生きろと言ったなら、そうするかもしれない。けれど――それは、本当に彼女の在り様だろうか?」
- 「私には判じることが出来ない。だから、これまで彼女が貫いた"芯"だけは、護ってやらねばならぬと。……私は、そう感じている」
- ヘーレム
- 瞼を閉じて、かつての事を思い出す。すう、と息を吸って 「……じゃあ、その為に……デュナの在り方を守る為に――」
- クリスティナ
- 「だから私は皆に言った。デュナメイスであったものだけは、斬らせる気はない――と」
- 「彼女を、彼女足らしめるために。契約したものとしての道理を果たさせるために。斬るべきで、斬る者はダニエルだ」
- ヘーレム
- 「……だからダニエルやエリカが傷つくの?」
- 「二人は言ってたわ。私がきっと正しいんだって。……それって、斬るのは嫌なのに、でもそうしなくちゃいけないから斬る事を選んだってことでしょ?」
- クリスティナ
- 「そうだな。そういった側面は当然、あると思う。けれど言ったろう? 私は優しい女ではないよ、と」
- ヘーレム
- ふるふると首を横に振った 「クリスティナは、優しいわ。ダニエルも、エリカも。優しいから、辛い選択肢を引き受けてるのだわ」
- 「私は、嫌――。守られてばっかりなのも嫌。私が生き延びる為に、誰かが傷つくのも嫌。本当は優しいのに、優しくないって嘘ついて、少しでも罪悪感を薄めようとしてる人を見るのも、嫌」
- クリスティナ
- 「……ヘーレム、違うんだ。間違ってはいけない」
- ヘーレム
- 「………」 ぐ、と唇を引き結んで、意識をクリスティナに向ける。視線は前を向いたままだ。
- クリスティナ
- 「私は楽な選択肢を引き受けているに過ぎない。本当だぞ?」
- ヘーレム
- 「……楽、なの?」 そんなはずない、と視線をクリスティナに向けた。
- クリスティナ
- 「今、私はデュナメイスが言っていた目的を守ろうとしている。二人が斬ることは辛い事だと言ったなら――私は、君やダニエル、エリカとは"敵対関係"と言えるかもしれない」
- ヘーレム
- 「――……っ」 敵対関係という言葉に、ぎくりと体を竦めた。
- クリスティナ
- 「だってそうだろう。彼女がそうしたいと願ったことを、"それは間違っているから、やめよう?"と、そう言いたいのだろう?」
- ヘーレム
- それでも内心の戸惑いを悟られぬように、気丈に振舞って姿勢を正す。
- 慎重に、クリスティナの問いに頷きで応えた 「………うん」
- クリスティナ
- 「私は、"彼女がそう願っているなら――そうさせてやるべきだろう"と。後のことは――魔域の事は任せてくれ。私たちがデュナメイスの願ったことを最後までやり遂げてやるからと。そう言っているんだ」
- ヘーレム
- スカートを握る拳に力が入り、皺が深く刻まれた 「………」
- クリスティナ
- 「彼女の幸せは彼女が決める。私たちじゃ断じてない」
- 「その彼女の幸せを叶えることで、君たちが傷つくならば致し方のない事。――傷ついたから此処で死ぬ。そんなヤワな君でも、誰も支えてくれない孤独な君でも、ないのだから」 ヘーレムの頬を、手の甲で優しく撫でる
- ヘーレム
- 頬を優しく撫でられるに任せ、しばし沈黙していたが、ふと、声が漏れる 「――デュナは、何も知らない」
- 「ずっとずっとこんな暗くて寂しい魔域の中にいて、変な人達と一緒にいて……外がどんな場所か知らない」
- クリスティナ
- 「ああ。そうだな……彼女ほど世界の狭い者も、そうおるまい」 その言葉に否定せず、頷く
- ヘーレム
- 「ミシェルさん達だって――そう」 ミシェルを思い出したのか、きゅっと眉間に皺が寄った。泣くのを耐えているかのように。
- 「本当は、外に出してあげたかった。世界はもっと綺麗で、楽しくて……それで、辛い事もいっぱいあるけど、その分だけ幸せな事があるんだって、知って欲しかった」
- 「デュナだって、知っていいはずなの。そんな世界があるんだって」
- 「デュナが消えようとしてるのは、デュナが生きている世界がとても寂しいからだわ」
- クリスティナ
- 「……そうかも、しれないな」
- ヘーレム
- 「デュナ、それにダニエルやエリカ、クリスティナが曲げられないものがあるのと同じように――」
- 「私だって、譲れないものはあるの」
- 「白いお花を上げるなら、お墓じゃなくて本人が良い――」
- 「お別れするなら、笑ってお別れがしたいの」
- クリスティナ
- 「……そうか。ならヘーレム、相応に覚悟はあるな?」 撫でる手を離し、真っ直ぐに向かい合う
- ヘーレム
- 「………」 クリスティナを真っ直ぐ見つめる。
- クリスティナ
- 「私が取らなかった難しい選択肢を言おう」
- ヘーレム
- ぱちりと大きな瞳を瞬かせて
- 「………」 ぐ、と息を吞みこみ、クリスティナの言葉をじっと待った。
- クリスティナ
- 「……デュナメイスに問うことだ。嘘偽りなく、本心からの言葉で。――あなたは、どうしたい? と」
- 「私が言う彼女の芯は、いわば作り上げた芯。与えられた物でくみ上げた継ぎ接ぎの塔だよ」
- 「そうじゃない。私たちは、一切彼女の本当の気持ちというものを――これまで、問うたことはなかっただろう?」
- ヘーレム
- 「――……」 口を僅かに開いて、再度引き結ぶ。言葉の一つずつを口の中で咀嚼して、飲み込んでいく。
- 「……うん」
- クリスティナ
- 「彼女が本当に、本心でそうしたいと願っているのか、それとも――知らないだけで、与えられていないだけで、それを手にしたら心が揺れ動くのか。それを知らない」
- 「だから……聞かなきゃいけないんだ。そうでなければ、何も、始まりはしないんだ」
- 「これは彼女の物語だよ、ヘーレム。主役不在で進むようなストーリーは、どこにもないんだから」
- ヘーレム
- 「………そっか。まだ、始まってもなかったのね」 それとも、始めるのも残酷だからと、皆諦めていたのか。それは今の自分には分からない事だけれど。
- クリスティナ
- 「私は、敢えて言わなかった。楽しいことも、辛いことも言わず、ただ、そうかと頷いていただけだ」
- 「ほら――ちっとも優しくない女だろう?」 と、茶化すように笑って帰す
- ヘーレム
- クリスティナの茶化しに、わずかばかり苦笑してみせて
- しかし、やっぱり答えはNOだった。ゆるゆると首を横に振る
- 「本当に優しくない人は、私の我儘だって聞いてくれないわ」
- 「皆、自分は優しくないっていう。自分で自分の事優しいなんて言う人の方が、ずっとずっと変だけど……」
- また小さく笑って 「……ありがとう、クリスティナ」
- クリスティナ
- 「まあ、そういうのも変な話かもしれないが……というか、礼を言われるようなことを私は今していたか? 面倒なことを吹き込んだだけだろう?」
- ヘーレム
- またぱたぱた首を横に振る。後ろ頭の結われた髪が、動物の尻尾のように揺れて 「……ううん。ほんとは、この後他にどんなこと出来るか、悩んでたの」
- 「ガラクタ集めて、どんなお願い事も叶えてくれるすっごいハイテク魔動機を探してたけど、見つからないし……」
- クリスティナ
- 「そりゃまあ――」 そうだろうな、と思わず笑みがこぼれる
- ヘーレム
- 「デュナに聞いてみる。あと、デモちゃんにも。それと、廃墟ももう少しだけ探索して……」 今後の指針を、指折り数えていく
- クリスティナ
- 「……そうか。では、クリスティナ軍とヘーレム軍は現在敵対関係にあるが――もしデュナメイスが手のひら返すようであれば、先ずは停戦協定を結ぼうか、ヘーレム閣下?」 と、笑って伝える
- ヘーレム
- 数えていた指をぴたりと止めて、ぱっとクリスティナを見た。慌ててなんて返せばいいか考えて、口をぱくぱくさせて
- 「う、うん!テーセンキョーテイを結んであげるのだわ!」
- クリスティナ
- 「実は良く分かっておらぬなそなた?」
- ヘーレム
- 「わ、わわ分かってるもん!」
- クリスティナ
- 「クックック……まあ、そうだな。ではあといくつか助言と言うか、思ったことを伝えておこう」
- ヘーレム
- 両手をぱたぱたさせて否定していたが、はたとそれも止めて 「……助言?」
- クリスティナ
- 「君は、優しい人なのに優しくない、なんていうのが嫌だというように言っていたが」
- 「少し間違いがある。君が優しいから、君の周りに優しい人が居るんだ。君がやさしさを振りまいているから、普段優しくもない奴も、優しい心になっている」
- 「だからまあ――君の言う、優しくない人なんて言う者は、実のところ君の周りにはほとんどいないのさ」
- ヘーレム
- 「………」 ぱちぱちと数度目を瞬かせてから、言葉の意味を飲み込んで、それから照れたのか頬を赤くして引き結んだ唇をもごもごと動かした。
- クリスティナ
- 「私も優しい人にならねばならんようだし、な」 ヘーレムの頭を撫でて、すっと立ち上がる
- ヘーレム
- 頭を撫でられる感覚にむず痒そうにしてから、立ち上がるクリスティナの背中を視線で追った
- クリスティナ
- 「少し休みなさい、ヘーレム。ガラクタを探して掘り起こすより、ゆっくり休んで、落ち着いた心で、デュナメイスと語らうべきだ」
- ヘーレム
- 自身の胸元に手を置いて 「うん。……でも、クリスティナ軍にゲキレーを貰ったからには、ヘーレム軍はすぐに動き出すんだからね!」
- クリスティナ
- 「……ああ。"生きたい"という気持ちひとつで、陽光は差し道は照らされるものだ」 ふっと微笑み、頷く
- ヘーレム
- クリスティナの言葉に背中を押されたように、こちらも立ち上がり 「競争よ!私、かけっこは速い方なんだから。ウカウカしてたら、ヘーレム軍が勝っちゃうんだからね!」
- クリスティナ
- 「おいおい。それは酷いのではないか? 私の足の遅さを知っていて言うのであれば、私は空を飛んでいくからな」
- ヘーレム
- 「……うぐっ、そうだったのだわ」
- クリスティナ
- 「まあいいさ。先にたどり着いたとしても、君の答えが届くまで、私は動くことはない」
- 「君の歩幅で、しっかりやるんだ。いいな?」
- ヘーレム
- 暗い世界においてなお輝くような瞳で頷く。
- 「うんっ、クリスティナもいっぱい休んでね。――…あっ、あとね、さっきアンフィスがホットミルクをくれたの」
- 「欲しかったら、アンフィスに頼んだら温めてくれると思うから……」
- クリスティナ
- 「酒が入っていないなら悩む所だな」 まじめしくさった顔で、顎に手を当てて悩んだフリをする
- ヘーレム
- 「……え、お酒――」 こんなときまで、そんな……
- 真に受けたような表情でこちらも悩みだした 「……お、お酒は入って、ない……」
- 「というかホットミルクにもお酒を入れるの……」
- クリスティナ
- 「そんな顔をするな、冗談だ冗談。確かにドワーフは酒を飲んでいない方がおかしい時が多いが、そこまでじゃあない」
- ヘーレム
- 「……あぐっ、もー!クリスティナ!」
- クリスティナ
- 「大体これまでだって私は酒を我慢していたろう? 宿に帰るまではそうするさ」
- ヘーレム
- 「……じゃあ、いつまでも我慢しなくていいように、早くみんなで一緒に帰らなきゃなのだわ!」
- クリスティナ
- 「そうだな。――では、言葉に甘えて少し休むとしようか」
- ヘーレム
- 「うんっ。……私もキューケー作戦に入ります!」
- クリスティナ
- 「そのがらくた、片づけるなんて労力は費やさんでも良いからな。余計な事をして疲れを溜めるんじゃないぞ?」
- ヘーレム
- 「………」 ちらっとガラクタを見下ろして 「……う、うんっ。で、でも躓かないでね?」
- そこら中にばらまいてしまった、と辺りを見渡して
- クリスティナ
- 「暗視持ちのドワーフがうっかり蹴飛ばすようなら、そいつは目が悪い」
- ヘーレム
- 「…そっか」 そうだった、とからから笑ってくるりと踵を返した 「それじゃあ、また後でね!」
- クリスティナ
- 「うむ。ゆっくり休むんだぞ」 ヘーレムに、軽く手を挙げて応えてから、ゆっくり寝床へと戻っていく
- ヘーレム
- ぱたぱた手を振って、そうして此処にやって来た時同様、軽い足取りで廃墟の奥へと駆けて行った。
- クリスティナ
- こんなところで…?
- ヘーレム
- こんなとこで!!
- 終わり!!
- クリスティナ
- 解散!
- ヘーレム
- お付き合いありがとうござっした!!!
- クリスティナ
- ありがとうございました!
- じゃあ抜けちゃうね?
- ヘーレム
- また遊んでください!また月曜日に…
- おちゅね!
- クリスティナ
- (・ω・)ノ
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- クリスティナが退室しました
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- ヘーレムが退室しました