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豆畑ラーメン次郎

20211218_0

!SYSTEM
んごが入室しました
んご
時間
4D6 → 20[5,6,6,3] = 20
20時
@ほししべ
!SYSTEM
トピックを変更 by んご
ほししべ@20時
んご
 年末の大きなイベントに向けて、昼夜問わず街中が賑やかなこの時期。
!SYSTEM
雪斎が入室しました
んご
冒険者ギルド・星の標もその雰囲気に引っ張られたか、ギルド員も楽しそうに店内を飾り付けていた。
夕食のピークが過ぎたこの時間帯に酒場に残る者といえば、その日の冒険が無事に終わり宴を上げる者たちや、仕事や私用で夕食を取るのが遅れた者たち、店の隅っこでうらぶれて酒をちまちま飲んでいる者などだった。
長い前髪に両目を隠し、人と目を合わせないように隅っこでちまちまと夕食を食べている少年は後者に分類される。
雪斎
んごなの笑っちゃう
んご
んご
んご
彼は居慣れた場所であるはずのギルドの酒場であっても、彼は何処か怯えた様子で周囲の気配に気を配り、隠れるようにして食べ物を口に運んでいる。
ノウェ
「……」 もぐもぐ、もぐもぐ、ずずず…とスープを口に運んでは、ちらちらと長い前髪の間から、宴を上げる冒険者を見つめている。
雪斎
誰で怯えさせるか
ノウェ
楽しそうだな、良い事でもあったんだろうな、と少し羨ましいと感じる部分はあれど、混ざりたいなんて烏滸がましい発想までは至らない。
んご
だれでもおびえる
!SYSTEM
が入室しました
んご
い!?
!SYSTEM
が退室しました
!SYSTEM
胃にAssが入室しました
んご
名前変えてきたわ
胃にAss
いで反応しすぎてしまうから反応しえない名前に
んご
ああw
ノウェ
「((それにしてもなんて美味しいご飯なんだろう…)」 蛮族に奴隷として捕らえられていた時には、こんな真っ当なものを再び食べられる事などないだろうと諦めていただけに、自身の幸運をじっくりと味わう。
「……ご、ご馳走様でした」 料理を平らげると誰に言うでもなくそう呟いて、両手を合わせた。
ゾーイ
「クソさみい……」 身を抱える様に入店してきたのは、マントに包まった黒髪の少女だった。背中からは弓が覗いている
ノウェ
空の皿を乗せたトレイを持って立ち上がり、ごくりと息を吞む。彼にとっては、そこからが試練だった。
胃にAss
そもそも今出れるキャラが誰なのかから考えねばならなかった
ゾーイ
「暖炉前は……空いてるわきゃねえか……」 マントの前を開けると手袋を取ってポッケにしまい、空いてる席を探しながら歩く
ノウェ
店内を忙しそうに駆け回るキャロラインに声をかけるのは至難の業。だからといってコボルトに声を掛ける事も出来ない。最後の選択肢は強面のガルバ……。ああ、一体誰にこの空の皿を渡せばいいのか……。
んご
聞いて、感じて、考えて
ゾーイ
顔は広いのか、途中様々な冒険者に声をかけたりかけられたりしている
胃にAss
考えるな、感じルンバ
一番新しいキャラは愛想悪すぎるし、じゅすたんにしよ
ゾーイ
そしておどおどと立っているノウェが進路にいたのだった
ノウェ
トライを持ったままおろおろとしていて、背後の気配に気付く事もできなかった 「……あ、う…」 おろおろ
ゾーイ
「………」 すぐどくだろうと待っていたのだが…… 「………」 どかねぇ…
「なぁ、邪魔なんだけど:
ノウェ
それどころか、脇に逸れようとしたゾーイに合わせてこちらもおろおろと移動してしまう 「……うっ、わぁ!」
ゾーイ
「──どんだけ驚くんだよ。開けてくれ。通れねえ」
ノウェ
驚きで体を竦めて、トライを手放してしまった。皿が少しだけ空に浮く。慌ててトレイを引っ掴んで、後ろを振り向き 「……え、あ……」
ゾーイ
荷物が割とあるので狭いところを歩くとぶつかっちゃうのだった
ノウェ
「ご、ごご、ごめんな、さ……」 驚きの声を上げた時とは正反対に、今度は蚊の鳴くような声量で謝って
ゾーイ
「なんだよ」 どんくさいやっちゃなーと怪訝な目
ノウェ
一歩二歩と大袈裟に場所を譲ろうと下がれば、今度は背中にいた冒険者にぶつかってしまった
ゾーイ
「───」 あちゃあと顔を手で抑えた 「大丈夫かお前。酔ってる?」
冒険者
「……おん、なんだぁ?」 怪訝な顔でこちらを振り向く冒険者
ノウェ
「……あ、…」 びくりと震えて冒険者に謝ろうと口を開いて、ゾーイの問いに首を横に振って見せた
「……い、い、いいえ…お酒は、飲めなくて……」
ゾーイ
「あー、悪い悪い。事故だ事故」 ぶつかられた冒険者に軽く謝りを入れ 「いやまあ何でもいいけどここで突っ立ってるのは邪魔だからどこうな。こっち」 ノウェを引っ掴むようにして空いてるスペースに移動
冒険者
「…おう、なんだゾーイじゃねえか。お前の連れか?」 ちらっとノウェを見やると 「ゾーイの顔に免じて許してやるよ」 冗談交じりにそう言って、ノウェの頭をくしゃりと撫でた
ノウェ
「……あ、は、はい」 冒険者にぺこりと頭を下げると、少女に引っ張られるまま
ゾーイ
「おー、また今度飲もうぜ」ということでノウェを引っ張っていった
「で、何か困ってんの?」 なんだか冒険者っぽくないので親切心(SSR)を発揮した
ノウェ
その場に落ち着いた途端、ゾーイの手を払い除けるようにして距離を取った 「……あっ、す、すみま……せん……」 「い、いえ……あ、…はい、こ、困って……ます」
「…あ、でも……そんな、た、助けてもらいたいほどじゃ、なくて――…」 尻すぼみに小さくなっていく声量。時折顔色を伺うような瞳が長い前髪の間からゾーイを見た。
ゾーイ
「……? はっきりしないな。うじうじしてんのが一番時間食うんだから、言ってみろよ」 肩をすくめた
ノウェ
「……う」
迷うように黙っていたが、ふと両手に持っていた空の皿が乗ったトレイを少し持ち上げてみせた 「……こ、これ…」
ゾーイ
「皿?」 皿だな
ノウェ
料理は綺麗に平らげられており、渡された時のままの位置にそれぞれの皿を配置している。フォークやスプーンも、きちんと合わせて置いてあった。
ぼそぼそ 「………――かなって……」
ゾーイ
「カナ…?」
ノウェ
聞こえなかったようだ、もう一度、聞こえるように。ぼそぼそ 「……――を、誰に……」 ぼそぼそ
自身では相手に聞こえるようにと配慮しても、紡がれる言葉は周囲の喧騒に掻き消えていった。
ゾーイ
「斥候の腕を試されてる?これ」 マジ聞こえねえ
んご
聞き耳判定を要求されるゾーイ
ノウェ
「……え、せ、斥候?」
ゾーイ
「なんでも無い。いや、悪いけど聞こえなかった」
んご
今日のゾーイはなんだか優しい
ノウェ
「……あ、す、すみませ――
ゾーイ
「いや、謝るのはいいよ……」 もう…
ノウェ
う、と息を詰めてから、もう一度トレイを少しだけ持ち上げてみせて 「……――使ったお皿を、誰に渡せば、いいのかなって……その、迷って、て……」
「……み、皆さん、忙しそうだし……ガルバさん、は怖いし……」
ゾーイ
「…………」 がっくり 「そんなことで迷ってたのかよ」
「いいんだよ。そういう商売なんだから適当に店員に渡せば。っていうか、帰るなら置きっぱなしでもいいくらいだぞ」
ノウェ
「……あっ、う、……す、すみ、ません……」
ゾーイ
「だから別に謝らんくていーし」 なんだか笑っちゃうわ
ノウェ
「お、置きっぱなしって……で、でもそれじゃ……店員さんが、大変、だし……」
ゾーイ
「そう思うならカウンターにでも置いとけばいいんだよ」 ノウェのトレイをひったくり  「おーい、オヤジ。空いた皿置いとくぜー」 ガルバに声をかけてトレイをカウンターのあいてるトコに置いといた
ノウェ
「あっ……」 ひったくられた
ガルバ
「ん?おう、悪いなわざわざ」
「ってゾーイじゃないか。いつの間に来てたんだ」
料理渡したっけな、なんて首を傾げ乍らガルバはカウンターに置かれた皿を片付け始めた。
ゾーイ
「さっきだよ。メシ食おうと思ったら変なのに会ってさ。これ、アイツの皿なんだけど、アイツ冒険者なん?」 ノウェの方見た
ガルバ
「変なのだ……?」 ゾーイの視線を追って、ノウェを見た 「ああ」
「そうだな、この前登録したばっかの新米だ。あんまり虐めてやるなよ?」 最後の一言は冗談交じりに
ゾーイ
「いじめねーし。むしろ優しくしてやってんだろ」 苦笑しながらノウェのところに戻るのであった
ジュスタン
「う~、さぶさぶ……」カランコロ~ンというドアベルとともにそう呟きながら入店してきたのは、取り立てて不細工でもなければ決して美しくもない顔だちの、何処にでも良そうな青年である。「キャルちゃーん。あったかい飲み物頼んで良い?」そうキャロラインに声を掛ける
ノウェ
さくっと皿を渡すどころか、会話に発展させている……なんてコミュニケーション能力なんだろう……。少し感動したようにゾーイを見た。
ゾーイ
「っていうワケで、店員に渡せば感謝されこそすれ邪険にはされねーよ。見てたろ」もどった
キャロライン
「あっ、はーい!寒いですから、エールでもお持ちしますねー!」
ノウェ
「すっ、すす、すごい、です…!あ、あ、あんなに簡単に……」 真っ直ぐな尊敬の眼差しをゾーイに送った
「……あっ、そうじゃ、なくて……あ、ありがとう、ござい…ました」 慌ててぺこっと頭を下げる
ジュスタン
「ああ、ホットエールね。いいねぇ、じゃあそれで」
キャロライン
「すぐお持ちしまーす!」 とことこたったと厨房に駆けて行った
ジュスタン
やれやれとばかりに空いてる席に座る。人心地ついて周囲を見回すと、知った顔の奴が居た
ゾーイ
「いや感謝されることでもないし別にいいんだけど、大変そうだなお前…」 日常生活送れるんだろうか
ジュスタン
「お、ゾーイ。なんだお前カツアゲか? そういうこと店の中でやるのはどうかと思うぜ正直」
ノウェ
「……え、た、た、大変、そう……ですか――ひえっ」
こちら側に向けられた声と視線に過敏に反応すると、慌ててゾーイの後ろ――といっても直接触れないように離れて――に隠れた。
ゾーイ
「ああ?喧嘩売ってんのはどこの……ってなんだお前か坊主。ざけんな。あたしが人の目につくトコで犯罪するワケねーだろ」
口は悪いが笑っているのだった
ノウェ
「………」 人目がつかない場所では犯罪をおかすのか…?びくびく
ジュスタン
「やっぱり目に付くところだとやってんじゃねぇか……って」ゾーイの後ろに隠れたノウェを見つつ「……ビビってた割に懐いてんのか」
ゾーイ
「認知されなきゃ犯罪は無いんだぜっと」 「いや、別になついてるワケじゃねぇと思うけど。さっき知り合ったばっかだし」
「てかあたしメシまだなんだよ。席無ぇから相席させろ」
ノウェ
「……」 おどおどと脇から顔を出して、ジュスタンに向けてぺこりと頭を下げた。表情は長い前髪に隠れて見えない。
ジュスタン
「ふぅン……」ちょっと考えるような仕草をした後「まあいいや、こっちこいよ。そっちの兄ちゃんも」
ノウェ
「……えっ」
ジュスタン
「酒の一杯も奢るってことサ。それともジュースが良いのか?」
ゾーイ
「おう。悪いな」 さっさと座る 「太っ腹じゃん。一番高いのを頼む」
ノウェ
――……あ、う…えっと……お、お酒、飲んだ事……なく、て」
ジュスタン
「欠片も遠慮ねえなコイツ!?」
「ああ? そうなのか。まあ無理にとは言わないけどよ。別に酒じゃなくてもいいし」
ゾーイ
「冗談だよ。高い酒は口に合わねえ。エールでいいや」
ノウェ
ゾーイが移動するのを追いかけるようにしてテーブルに近づく。人と同席なんて恐れ多い気がして、おどおどとゾーイの斜め後ろに従者のように立ち尽くした。
ゾーイ
「いや座れよ」 俺の後ろに立つなbyゴルゴ
ノウェ
「……え、あ…す、すみません……」
ゾーイ
「冒険者なんだろ。酒くらい飲めるようにしといて損はねーぞ」
ジュスタン
「じゃ、同じので良いな」ゾーイに言いながら「キャルちゃーん、オレのと同じのを」ちょっと考え「二つ追加ね!」
「そうそう、あっためてる奴は酒精が少し飛んでるだろうしな。慣らすにはちょうど良いだろ」
ノウェ
遠慮がちにというか怯えるようにというか……ゆっくりと様子を見るように席に座る 「……そ、そう、なんですか……じゃ、じゃあ――」 僕も同じの、というまえに注文してくれた
キャロライン
「はーい!さっきのと合わせて持って行きますね~!」
ジュスタン
よろしくー、とその背中に声を掛けつつ
「で、オレの名はジュスタンって言うんだけど、アンタは?」とノウェに問う
ノウェ
「………」 口をもごもごと動かして
ゾーイ
「なんだかすげー人見知りみたいでさ。食器をどう返せばいいかわからないってうろうろして邪魔だったから声かけたんだよ」 そういうレベルの人見知り
ノウェ
「………ノ、ノウェ、と言います……」 ぺこりと頭を下げる
ジュスタン
「それは人見知りレベル11くらいだな……」国家的英雄レベルだぜ……
ノウェ
――…う、」 不甲斐なくて、しかし事実であるので肩を落とす
ジュスタン
「ふーん、ノウェね。まあよろしく。一応戦勝神に仕えてる……仕えてるのかオレ?」自分でも自信がない
ノウェ
「よ、宜しくお願い、します――……つ、つ、仕えてるというと、神官、なんですか……?」
ゾーイ
「奇跡が使えるんだから自信持っていけよ。あ、あたしはゾーイな」
ジュスタン
「一応、力を貸してはもらえてるな。仕えてるかっていうと、自信ないけど」
ノウェ
「……あっ」 そうだ、親切にしてくれたのに名乗ってもいなかった 「す、す、すみません……っ」
ゾーイ
「そうなんだよ。こんなんでも神官なんだよこいつ」
ジュスタン
「名乗ってなかったのかよ!?」がびーん
ノウェ
「……うっ」
ゾーイ
「いやほんとさっき会ったばっかりだし」
ジュスタン
「あっ、そうなの」
ノウェ
神官の知り合い――といっても会ったばかりだし、明日には僕なんてきっと忘れられてしまうに違いない――が出来た事に、少しだけ嬉しそうに口を緩めた。
ジュスタン
「まあ、神の声が聞こえるってのは、結構希少らしいからなァ」
キャロライン
「お待たせしました~!」 そんな折に、ホットエールが注がれた三つのカップをテーブルに置いていく
ジュスタン
「おっ、来た来た。さんきゅーキャルちゃん」「さ、飲もうぜ」と二人を促し
ノウェ
「……あっ、は、はい…」 カップと引き換えにしようと、ポケットから硬貨を取り出して
ジュスタンに取り出した硬貨を差し出しながら、片手でカップを受け取る
ゾーイ
「律儀だねぇ」 苦笑しつつ杯を掲げる
ジュスタン
「オイオイ、奢りだって」
ノウェ
「……で、でも、ぼ、僕なんかがそんな……」
胃にAss
(む、むすっこが
んご
Jrーーッ
ゾーイ
「大丈夫。こいつ奢るの趣味だから。断られると死ぬから」
ノウェ
「…えっ!?」
ゾーイとジュスタンをきょろきょろと交互に見た。
「……そ、そんな…命に関わるような、事だったなんて……す、す、すみません……っ」
ジュスタンと自分の間で彷徨っていた、硬貨を握る手を引いて
んご
今の内に僕もおトイレいってこよう
雪斎
うむ
んご
シュッ(戻り
ノウェ
「の、呪い、の類でしょうか……」 そんな呪いは聞いた事がないが、死んでしまうというならもしかしたら知らないだけで存在してるのかもしれない…
ゾーイ
「お前ノリ良いな」
ノウェ
「えっ」
褒められた……てれてれ、と俯く。
ゾーイ
「いや冗談だからな。奢りっていうときは素直に奢られときゃいいんだよ」
胃にAss
(ただいま
ジュスタン
「うっ」心臓を抑えて
ノウェ
「……あっ――そ、そうだったん、ですね……」 褒められた嬉しさで変な笑顔のままで俯きかけて 「……えっ!?」
「あ、あの、あの……っ」 冗談っていってたのに、まさかマジで?
ジュスタン
「……」
「なんかごめん」純真無垢さに申し訳なくなってきた
ノウェ
「ゾゾゾ、ゾーイ、さんっ」
「……え、あ、あれ…」
ゾーイ
「いやなんか悪い…」
ジュスタン
「冗談だよ冗談……なんかホントゴメンな」
ノウェ
「……そ、そんなっ」 首を横にぶんぶんと振った。前髪が乱れて、存外綺麗なアクアマリンの瞳がちらちら除く
ジュスタン
「……どういう環境で育ったらこうなるんだ……」ひとりごち、ややあってゾーイを横目で見
「まあこうなるより100倍マシか……」
ノウェ
「す、すみません、でした……ほ、本当に冗談で、良かった……」 冗談なら笑わなきゃ。えへへ、と下手くそな笑顔で笑った
ゾーイ
「おいどういう意味だ言ってみろ」
ジュスタン
「えー? 言語化していいのー?」
ゾーイ
「お前に覚悟があるならな」
ノウェ
冗談を言い合う気さくな二人の仲に、少しずつ緊張が和らぐ 「……あ、あの、お二人、は……お友達、なんですか?よ、よく、冒険を一緒にしてる、とか……?」
ジュスタン
「言いたい事が言えないこんな世の中じゃ……うん?」
「友達かどうかは知らんけど、まあ一緒に仕事を受けたのはえーと」指折り数えて
「4回だ。結構多いな」
ノウェ
畳まれていく指の数に 「……そ、そんなにっ」 自分なんてまだ2回しか依頼を受けた事ないのにすごい
ゾーイ
「そんなもんだっけか」
「まあ友達かどうかは分からねーけど」
ジュスタン
「分かんねぇけどな」
ノウェ
「…え、で、でも……」 あんなに仲良さそうなのに…
仲がいいのに友達ではない、というと…選択肢としては 「……じゃ、じゃあ恋人、とか……?」
ジュスタン
「ねーわ」
ゾーイ
「ねーよマジで…」
ノウェ
「そ、そう……なんですか……」
ジュスタン
「そうなの」
ゾーイ
「そもそもあたしは男とか興味ないし」 ぐびぐび
ノウェ
「………」 え?とゾーイを二度見
ジュスタン
「オレはまあ人並みに女子に興味あるけど、こいつはそういうのじゃないし」
ノウェ
「……な、なる、ほど…」
ジュスタン
「大体冒険者の彼女ってツラくね? 比較されんぞマジで」
「自慢じゃねえけどオレ喧嘩弱いし。逃げ足は速いけど」
ゾーイ
「まあ喧嘩したらあたしが勝ちそうだな」
ノウェ
「ジュ、ジュ、ジュスタン、さん……なら、きっとどんな女性、でも……似合いま、す」 だってお酒奢ってくれたり冗談言ってくれたり、すごくいい人だし!
ジュスタン
「10回やって5回負けるな。5回はオレが逃げてノーゲームだ」
ゾーイ
「ともあれ冒険者やってる女なんて、どこいっても男との距離感なんてこんなもんだぜ」
「この店の女は品行方正なのが多いけどな」
ノウェ
「………」 ゾーイの言葉に、自分の妹分を思い出す。確かに、そんなものかもしれない、と
ゾーイ
「ハッ」 
ジュスタン
「お、おう、ありがとな」なんかスマン、非モテで……って気分になった
ゾーイ
>ジュスタンならどんな女でも似合う を鼻で笑った
ノウェ
本気だったけど、ゾーイさんも笑ってくれた。人を楽しませられた、嬉しい……下手くそな笑顔で俯く。
ジュスタン
「くっ、ムカつくが、自分でもまあないだろなぁ、って思ってる分言い返せねえ……ッ」
ノウェ
「そ、そんな……」 きっと謙遜に違いない。なんて思いながら、漸くエールに口をつけた。
ゾーイ
「そこで余裕持って返さねえからモテないんだろ。知らんけど」
ジュスタン
「良いんだよオレぁ! つえぇ奴らの後ろについて、おこぼれで名声を得て、なんか誰かのおまけのようなポジションでパトロンを得て、ほどほどに金を稼いで引退すんだよ」
ゾーイ
「クソダセェ目標を夢の様に語るな」
ノウェ
人生設計までちゃんとしてる、すごい!尊敬の眼差しをジュスタンに向ける。
ジュスタン
「くっ、なんか純真な眼差しが心に痛い……ッ」
ノウェ
ぐびり、とエールを一口分飲み込んで……続けて二口、三口と口に運ぶ。
ジュスタン
「ここは……ッ、話題転換が最善手……ッ」
「おっ、ノウェいけるじゃん!」
ゾーイ
「お、味は平気みたいだな」
ノウェ
アルコールが飛んでいる分、独特な後味がなく、意外にも口当たりがいい 「……え、えへへ…」
「は、はい……思ったより、美味しくて……」
調子に乗ってそのまま四、五と飲み込んでいく。
ジュスタン
「やべえ……初めてがおいしいとか……これは新たな酒豪を爆誕させてしまったか……」
「ってオイオイ、大丈夫かよ? あまり無理は――
ノウェ
「……あ、あ、温めてくれたのもありゅかもひれ……ひっく」
ジュスタン
「はええな酔いが回るの!?」
ノウェ
ごっごっごっとエールを仰ぎ 「………」 飲み干すと漸くカップを降ろした
ゾーイ
「ありゃ、これはダメなやつ……」
んご
酒に飲まれると
(泣き上戸,怒り上戸,笑い上戸,実はザル,寝る) → 怒り上戸
胃にAss
雪斎
怒り上戸…
ジュスタン
「なあゾーイよ……」
「これはなんか、嫌な予感がするんだが……」
ノウェ
「……な、なんなんですかこれ。め、めちゃくちゃ――、美味しい……じゃない、ですか……なんで……」
「……なんれ、なんれすか!? い、意味がわからないんれすけろ!」 ばっと赤くなった顔を上げる。
ゾーイ
「………」
ジュスタン
「何事!?」
ノウェ
「今まで大人って、ずっろこんなもの隠してきてたんれすか……許さない、許さない――フロド・ダインッッ!」
ばん、とテーブルを叩いた。
ジュスタン
「おいおい、店ん中だぞ落ち着けって……」どうどう、とジェスチャーしながら「つーかフロド・ダインってなんだよ」
ノウェ
「落ち着いてますよ!」 ばんばん
キャロライン
何事?ってこっち見た
ゾーイ
「おいどうすんだこれ」
ジュスタン
「うーん、どうしよう」
ノウェ
「じゅすたんさん、フロド・ダインの事しってるんれすか……?知ってるんれすね!?知らなきゃフルネーム知らないはずれすもんね!?」
ジュスタン
「オタクが言ったんでしょお!? 変に絡むねコイツは!?」
ノウェ
「一体あいつは何処にいるんれすか!おしえてくらさいよ!!」
ジュスタン
「教えてくれって言われても今人の名前って感づいたくらいですけどねこっちは!?」
ノウェ
テーブルに身を乗り出して、ジュスタンの肩をがくがく 「そうれすよ!人の皮を被った糞野郎なんれすよあいつは!」
ゾーイ
「初めて聞く名前だっつうの」
ジュスタン
「うおおあああああ、肩を揺らすなあ」ぐわんぐわんぐわんぐわん
ノウェ
「え、はじめてなんれすか……」 肩がくがくがく
「いや、そんなことはい!」
ジュスタン
「その自信はどこから来てるんですかねえ!?」
ノウェ
「知らないれすよ!何処からきてるんれすか!?」
ゾーイ
「すげぇ絡み酒なのなこいつ」 被害あたしじゃねーからおもしれー
ノウェ
「来てるって何がれすか!?フロド・ダインがれすか!?やっぱり知ってるんじゃないれすかー!!」
ジュスタン
「だから肩を揺らすなあああああ」ぐわんぐわんぐわんぐわん
ノウェ
「ゾーイさんはジュスタンさんと仲がいいんれすよね……ゾーイさんも、庇うんれすか……?」
ジュスタン
しめたっ、ゾーイに矛先が言った! 「あー、ゾーイがそういえばそんな名前を言ってたような言ってなかったような」どうだったかなー、とばかりに
ゾーイ
「いーやほんとに知らねえよ。聞いたら教えてやるよ」
ノウェ
「知ってるんれすか!?知らないんれすか!?どっちなんれす!?」 がくんがくんがっくん
ジュスタン
「問いただしながらオレのブレインをシェイクするのやめていただけます!?」
ノウェ
「らってらって、僕はこんなに頑張ってるのに!」
「それに僕、女性は嫌なんれす!!どうしてゾーイさんは女性なんれすか!?あんなに乱暴な口ぶりなのに!勿体ないじゃないれすか!」
ジュスタン
「オーケイオーケイ、ノウェはすっげえ頑張ってる。だから一旦おちつこ? な?」
ノウェ
「落ち着いてるって言ったじゃないれすかーー!!」
ジュスタン
「だからあああああ」がっくんがっくんがっくん
ゾーイ
「いや……なんであたしが女性かって……えぇ……」
ノウェ
「なんでなんれすか!?お願いすれば、男性になってくれますか……?なってくれますよねぇ!?」
ゾーイ
「なれねーから。ついてるの切るのはできるけど逆はできねーから」
ジュスタン
「あれ、なんかどこぞの神さんのあれそれでできるんじゃなかったっけ……」つい混ぜっ返す
ノウェ
「出来るんじゃないれすかーーー!!」
ジュスタン
「だああかああらあああ」ぐわんぐわんぐわんぐわん
ノウェ
「僕の為になってくらさいよ!女性は嫌なんれす!!怖いんらもん!!ゾーイさんなら今から男性になっても違和感ないれすから!!」
ゾーイ
「そんなドマイナー神はしらねー」
ジュスタン
「オレも詳しくは知らねぇけど、マイナーぶりではウチの神さんが何枚も上手なのでなんも言えねぇ」
ノウェ
「やっぱり知らないんじゃないれすかーーーー!!」
がくがくがくばんばんばん
!SYSTEM
が入室しました
我はWNGN
んご
空白!?
胃にAss
「」!?
クソ小僧を回収してくれよう
ゾーイ
「やべーのに呑ませちまったな……」
ジュスタン
「ちょっとご機嫌なことあって調子に乗ってしまったのを正直今反省してる」
ノウェ
「やばいってなんれすか!フロド・ダインの事おもいらしたんですか!?反省してるっていいましたもんれぇ!!」
「なんれお酒ってあんなに美味しいんれすか!?意味わかんないんれすけど!!もう一杯奢ってくらさい!死んじゃう前に!」
ハティ
その時、酔っ払ったノウェが騒ぎ立てている席へ、一人の少年(?)が駆け寄ってきた。ボロボロの軍用の外套を身に纏い、黝い髪をキャスケットに押し込んだ華奢な少年(?)だ。
ノウェ
「今すごく気持ちいいんれす……なんかこう、ぱぁぁっと解放された感じがしれ……あれ?解放されてます?というかなんか増えてます?ジュスタンさんもゾーイさんも、勝手に二人に増えないでくださいよ!」
ゾーイ
「やべーなあたしら超すごい技に開眼しちまったらしいぞ」
ジュスタン
「オレいつの間に分身の術身に着けたんだよ……」
ハティ
「おい!ノウェ!、何やってんだよお前!!」どうやら騒ぎ立てる少年の知り合いらしく、やって来るや、ノウェの胸倉を掴んでガクガク
ノウェ
「ずるいれす!そうやってそうやって、僕の事おいてけぼりにしれ……ぐわっ」
ジュスタン
「おっ!?」神か!? 神の使いか!?
ゾーイ
「あ、そいつのツレか? 悪いな。酒呑ませたらこうなっちまった…」
ハティ
「アンタ達、こいつに酒を飲ませたの!?」キッ、と帽子の下から同席の二人を睨みつけ
ジュスタン
「うん、こいつがね?」ゾーイ指差し
ノウェ
「……はれ?なんれハティが此処に……」 ぐわんぐわん
「あ、あ、待って。それ以上揺らすとまずいれす……」 ぐわんぐわん
ゾーイ
「あたしのせいかよ」
ハティ
「……なんでじゃないだろ、皆心配してたんだぞ、お前が中々帰ってこないって」
ノウェ
「心配ならこっちだってし――あ、まずい」 ぐわ
 
 
 
ただいま映像が乱れております。
雪斎
nice boat
しばらくお待ちください。
 
 
 
ノウェ
「………」 口から虹色のものを吐き出して、黙り込んだ。
ハティ
「……余計なことしやが、って―――」ゾーイに食ってかかろうとしていた時だった
「……」その時一番近くに居たのでもろに被害を受けた少年(?)もまた黙り込んだ。
ジュスタン
「若干オレにもかかった件」
ノウェ
「……あ、なんかスッキリした…」
「……って、あれ?ハティ、こんな所でなにしてるの……」
「……あれ?っていうか……」 なんかめっちゃ汚い
ゾーイ
「無理に呑ませたワケでもなし、ダメってんなら札でもかけとけよ」 やれやれと肩を竦める。ちなみに察して被害は無し
ジュスタン
「出すもん出したらスッキリしますよねぇぇぇぇ」
ハティ
「そう、スッキリしたんだ。へぇ、良かったわね」
ジュスタン
「あっ」察し
ゾーイ
「吐いてすぐ素に戻るのもすげえ芸だな」
ノウェ
「え、あれ…ゾーイさん、ジュスタンさん……あれ?」
ジュスタン
「まあ、多少は明晰になるって」とゾーイに
ハティ
少年のように振舞っていたが笑顔を浮かべるとはっきりと少女だとわかる。
そして、その笑顔はアカンやつだった
ノウェ
「い、いえ、実はもう、なんか結構眠くて……お、お酒飲んでからの記憶が……」
ジュスタン
「グッバイ、ノウェ」啓礼
ゾーイ
「お前もう酒飲むなよ」 あたしは笑いながら残ってたグラスを煽るのだった
ノウェ
「……え、それってどういう――
ハティ
「飲ませたの、悪いって思ってるならこいつの払い、あんた達に任せていい?」
ゾーイ
「おう。もとから奢りの予定だったしな」
ジュスタン
「もともとオレの奢りなんで。ええ」
ハティ
「ちょっと話があるから。こいつ、貰ってくから。いいよね」
ジュスタン
「アー、ドウゾドウゾ」
ゾーイ
「あいよ。正直助かったわ」
ノウェ
「……??」
ジュスタン
「あー、最後に、ノウェよ」
ノウェ
「……え、あ、は、はい」
ハティ
「そういうことだから」 当事者にはロクに話をせずに、ただ、その腕をガシッと掴んでぐいぐいと引っ張り始めた、おら、立てよ、歩け
ジュスタン
「生きてたら、また会おうな――」サムズアップ
ノウェ
「えっ」
「……あ、ま、待ってよハティ…ま、まずは川に寄ろうよ。なんか臭うよ……」
ゾーイ
「自分には殆どかけてねえんだから器用なもんだわ」
んご
ホーミングゲロ
ハティ
「……そうだね、私もそう思う。川に行こうか、泳げたっけ?まぁいいか」
ゾーイ
「この時期の川はやめとけよマジで」
ジュスタン
「このクソ寒いのに……無茶しやがって……」
ノウェ
「え、う、うん……」 出ていく前にちらっと振り返って
「……あ、あ、あの…ま、また、何処か、で……」 えへへ、と下手くそな笑顔で笑いながら二人に頭を下げた
胃にAss
美しい虹を掛けた男
ハティ
「……こいつが言ってたこと、忘れていいから。酔っ払いの戯言だから、ただの。   じゃ」
ジュスタン
「またな~」手をひらひら
ゾーイ
「何処もなにもこの店で会うだろ」 一応小さく振っておいた
ハティ
川に云々は冗談なのか本気なのか、明言はせずにそんな事を言い残してまだ若干ふらつくノウェを引っ張って出て行くのだった。
回収完了!
ジュスタン
「うーん、青春だねえ」←?
んご
お家に帰るの怖いよぉ。。。
家族会議の時間です
ゾーイ
「青春かどうかは知らねえけど仲間なんだな」
ジュスタン
「っぽいな」頬杖つきながら
別部屋でOHANASIしてもいいし、ここにイズチャンテッチャンあたりで再登場してもいい、自由とはそういうことだ
ジュスタン
「付け加えるならまあまあ可愛かった」
んご
そういうことだ…
胃にAss
そういうことだ
んご
その前にちょっとおトイレ
ここにイズチャンが現れると
ジュスタンがリバースしたと思われるアレ
ジュスタン
「あ、ごめんキャルちゃん、拭くもの貰っていい?」とりあえず片付ける
ゾーイ
「え、否定はしないけどお前あのくらいが好みなの……?」 成人前くらいだろあれ…
キャロライン
「あ、は、はーい!なんかすごかったですねー!」 慣れっこなのであははと笑って
んご
戻りのキャロちゃん
ジュスタン
「あのなあ……かわいい=性的な目で見ているって認識やめてくんない?」
お帰りキャロちゃん
胃にAss
銀のキョロちゃん
んご
金のキャロちゃん
ジュスタン
「まあ、ギャップにグッとくる癖があるのは否定しないが」年はまあ、そういう問題ではないのだ
んご
二次会行く!?
こっちで別キャラでもいいし、二次会でもいい!
胃にAss
吐いて怒られたのに2次会は草
ゾーイ
「見境無しかと思ってたわ」
んご
こっちで別キャラ的な意味の二次会!
ジュスタン
イイゾ
ジュスタン
「ゾーイさんの評価が底辺すぎてオレはうれしいよ」
ゾーイ
「マジで?じゃあ広めてくるわ」
ジュスタン
「遺書でゾーイさんにいじめられました、って書いてから来世にワンチャン期待する行動に出るね」
ゾーイ
「情けないヤツ。で終わりだろ」
キャロライン
「すみませーん、このテーブルささっと片付けちゃうので、あっちのテーブルに移って貰ってもいいですかー!」 手に雑巾とバケツを持って
ジュスタン
「目に浮かぶぜ……人生は過酷だ」
ゾーイ
「あいよー」
ジュスタン
「はいはい、っと」
キャロライン
「後で、お詫びにエールお代わり、持って行きますね!」
じゃあ移動先のテーブルで呑んでるかな!
んご
そうできるようにしておいたぜ!
ジュスタン
「さって、オレもちょっと掛かっちゃったし」
ゾーイ
「詫びられる筋合はないけど貰っとく」 むしろ発端だが
胃にAss
おんもおおおおい
イズ
「あらぁー? あららー?」移動先のテーブル、その隣には先客がいた。一人は灰褐色の肌を惜しげもなく晒し――てはいない、流石に――踊り子
んご
ZUN!?
ゾーイ
「あれ、イズじゃん」
トウテツ
「ふふ…災難でしたね」 事の一部始終を見ていたらしいもう一人の少年は、肩を揺らして笑いながら二人を迎えた。
イズ
首回りにファーのついた革のジャケットにパンツ、薄手でボディラインがはっきりと出る恰好だが風を通しにくいだけマシと言える。
ゾーイ
「トーテツもいるじゃん」
イズ
「遊びに行っちゃおうかなーと思ってたけど、あの子、ものすっごい出来上がってたもんねぇー」
トウテツ
いつもは後頭部で一つ結いにしているふわふわの黒髪を、今日はゆったりと肩に流している 「どうも」 と笑顔でゾーイとジュスタンに笑い掛け、こてん、と首を傾げる。
イズ
「何飲ませたのよぅ、あれぇ?」
ゾーイ
「あれはトラップマインだ。ホゴシャが来て良かったわ」
「エール。一杯でアレ」
イズ
「ウッソでしょ、ウケる」
トウテツ
「それはまた。随分な下戸のようで」
ゾーイ
「最初はウケてたんだが矛先向いたら面倒臭くてしょうがねえよ」
トウテツ
「ふふっ、余興には良かったですよ」 あれに直接絡まれたくはないが
ジュスタン
[
「まあオレはゲロの2割をその身に受けたわけだが」
イズ
「なんか知らない人の名前?叫んでたもんねぇ、あの嫁?の子も苦労するわー」
トウテツ
「あはは、どうりで」 ジュスタンにおしぼりを差し出す
イズ
「やだ、イケメン度が8割くらい減ってる、可哀想…」
ゾーイ
「もう残ってねーじゃん」
イズ
「あ、ごめん、5割は元々だったわ」テヘペロ
ゾーイ
「お前もひでーな」 けたけた
「しかし冷え込んで来たな。お前もあの格好はムリか」
イズ
「嘘嘘、災難だったわねぇ。ほーら、美人のお姉さんがお酌をしてあげよー」ジュスタンの方に椅子を寄せて
ジュスタン
「やったぜ」ちょろい
イズ
「踊ってる時は良いんだけど、後が最悪、もうガクブルきちゃうわ」
ジュスタン
「さんきゅー」トウテツからおしぼり受け取りつつ
トウテツ
「そういうとこですよ」 小さく笑いながら 「ゾーイさんもいります?お酌」 自分が頼んでいたらしい、酒器を軽く持ち上げてみせた。
ゾーイ
「ん。貰う貰う」 「あんまりムリして冷やすなよ」
イズ
「はい、コップ持ってー、口つけてー」ジュスタンに促して
飲ませながらトクトクトク
ゾーイ
「無限か」
トウテツ
ゾーイに小さな陶器を差し出して、その中に透明な酒を注いでいく 「はい、どうぞ」
イズ
「溢しちゃやーよ?」なんて言いながらトクトクドクドク
ゾーイ
「随分小さい器だなぁ。なにこれ」 ぐびり
トウテツ
「珍しいお酒みたいです。外国の輸入品だとか」
イズ
「そうは言ってもショーバイだしぃ、身体動かしてないと錆びついちゃうじゃない」とゾーイに零し
んご
芋焼酎ならあるよね多分ね
ゾーイ
「あ、なんか美味い」 ぐびり 「やめろとは言わねーよ。すぐに体拭いたり暖まれよってこと」
トウテツ
「ふふ、お口に合って良かった」
ジュスタン
「かーっ、うめー」
イズ
「あーん、私も暖まるもの欲しいなぁー」物欲しげな視線をチラチラと送り
ゾーイ
「なに、飲む?」
トウテツ
にこにこしながら、少年もまた小さな陶器に注がれた酒を口に運んだ
イズ
「てっちゃんからはもうお酌して貰ったし? ゾーイにお願いしちゃおっかな」
ゾーイ
「仕方ねえなぁ」 とかいいつつ、トウテツから貰ってイズの盃に注いでいく
イズ
「お酌は続くよ何処までもって言うじゃない? あ、もうちょいもうちょい、あっあっ、ダメダメ、こぼれちゃう」
んご
無駄に艶やかな声でいってそう
イズ
零れちゃうなどと宣いつつ、自分で杯を揺らしているのだ。それでいて零さない
ゾーイ
「溢れる前に飲めよ」 笑いながらとくとく
んご
狙っている…!
ジュスタン
「熟練の技かよ」
イズ
「はぁーい」片手でジュスタンのコップに隙を見て酒を注ぎながら、もう片手で自分の杯を口元へ運ぶ
「それはもう? 芸人ですから?」
トウテツ
「……器用ですね」 くすくすと笑って
ゾーイ
「こういうのはこいつの十八番だろ」 くすくす
トウテツ
ちらっとゾーイを横目で見ると 「今日は随分ご機嫌ですね。良い事でもありました?」
イズ
「はぁーい、イズチャンの宴会芸その百十一~」酒瓶を頭の上に乗せて上体で円を描きつつ、杯からチビチビと酒を飲んで見せる
ゾーイ
「いやぁ、別に?強いていやぁ軍から受けたクソだるい仕事が終わったってくらいかねぇ」 イズにおーと拍手する
トウテツ
「へぇ、軍から……」 視線をイズに送って、ぱちぱちと小さく拍手
胃にAss
やんややんや
イズ
「へー、こんな季節でもそっち系の仕事回ってくんのねー、軍人さんは大変だわ」
んご
い!?
ジュスタン
謎のエキストラが出た
にあす!?
イズ
いえーい!ありがとー!とエキストラに投げキッス
ジュスタン
「軍からの仕事とか、不穏な奴め」
ゾーイ
「南の方で蛮族軍の野営地を長期監視しつつこっちは煮炊きの煙も迂闊に出せねえっていう地獄みたいな任務だぞ。がちキャン△だわ」
んご
がちキャン△は草
ゾーイ
「実入りがいいからって受けるもんじゃねーわ」
ジュスタン
「オレなら絶対無理なヤツー」
トウテツ
「ああ、そういえば最近、南方が騒がしくなっているようですね」
ゾーイ
「体重数キロ減ったなこれ」
ジュスタン
「またかよ」>南
トウテツ
「言わなくても承知しているでしょうが、元々細身なんですから気を付けて下さいね」
イズ
「大丈夫? もう残ってなくない?」冗談めいた口調だが、瞳には心配の色が
トウテツ
「ええ、蛮族の動きが活発化しているとか」 とジュスタンに頷いて
ジュスタン
「クソデカ隕石の一つでも落ちたほうが、あのあたり平和になるんじゃねえの? マジで」
ゾーイ
「慣れてるからへーき。食いだめしてったしな」
「平和になるついでにこっちも更地になるだろうが」
イズ
「蛮族も冬ごもりの準備するのよねぇ」
ジュスタン
「平和には犠牲がつきものなのさ……」ふっ、と遠い目で
トウテツ
「僕は心中なんて嫌ですよ」 からからと笑う
ゾーイ
「冬くらい活動やめろっていうんだよな」
イズ
「だからなのかしらね、あちこちの村に物を届ける系の仕事の護衛とか、募集人数がいつもより多めになってるみたい?」
トウテツ
「そうですね。……雪もそろそろ降る頃でしょうか」 ふと窓の外を見上げて
ジュスタン
「俺としては永久に活動辞めて欲しい」
ゾーイ
「そうだな。こっちはまあ、比較的温かいけど、降るときは降る」
イズ
「せっかくだから、それに便乗して行先で営業(おどり)して過ごしてたんだけど」
トウテツ
「そんな事言って、食いっぱぐれちゃいますよ。それに、そこそこ名声を上げるんでしょう?」 頬杖をついて、ジュスタンに笑い掛ける
さっきの話、実はちょっと聞こえてたんです
ジュスタン
「南が平和になっても、北も西も東もあるだろ? オレが細やかな手柄立てる程度の仕事は残ってるさ」
トウテツ
「雪が降るくらい寒くなってしまうと、刀が握れなくて困りますね……」 試しに手をぐーぱーさせて
ゾーイ
「変なのに言い寄られなかったかぁ?」
「指先の感覚鈍るのは頂けねえよな」
イズ
「良い感じに牽制しあってくれると不発で終わる事もあったり?」
トウテツ
「ええ、ただでさえ繊細な武具のようで、少しでも手元が狂うと切り口が歪になってしまうんです」 困ったものでしょ、と繊細そうな指を広げて、ゾーイに見せた
イズ
「そうそう、手のケアは大事よー? てっちゃんの手は国宝級なんだから」
トウテツ
「また、大袈裟ですね」 イズの物言いにあはは、と笑った
イズ
「手だけ持って帰って飾りたいくらい、あ、嘘、やっぱキモいわ」
ジュスタン
「シリアルキラーじゃん」
ゾーイ
「キラークイーンって呼ばれそうだな」
イズ
「やっぱ、その顔の先にその手があってこそよねぇー」
トウテツ
「なら、僕ごと持って帰ります?」 頬杖をつきながら、首を傾げた
イズ
「ちょっとカッコ良い響きじゃない??」>キラークイーン
ゾーイ
「やめろよこいつこれで初心なんだから」
ジュスタン
「やべえ……顔面偏差値が高ぇとこんなセリフも言えるのか……オレは今、世界の残酷さと相対してるぞ」
イズ
「やだ、誘われてる……んふふ、どうしよぉ」くねくね
トウテツ
「へぇ、そうなんですか。良い事聞いちゃいました」 >ゾーイ
ゾーイ
「そんな世界ぶっ壊しちまえ」>じゅすたん
トウテツ
「ジュスタンさんだって、悪くはないでしょうに」 またまたご謙遜、と手をぱたぱたさせた
イズ
「もーぅ、どうせ本気じゃないくせに、」トウテツの手の甲の皮をつまんでキュッ
ジュスタン
「ああ――オレはこの世に楽土を建立する――非モテの楽土を、な!」
トウテツ
「あははっ」 つねられればぱっと手を引いた
ジュスタン
「悪くはないけど良くもねえよ」>てっちゃん
ゾーイ
「それさぁ」
イズ
「それって楽土っていうか不毛の地じゃない?」
ゾーイ
「地獄じゃね?」 >非モテしか
ジュスタン
「お前様達容赦ないですね!?」
「良いんだよそもそもがこの世は地獄なんだし」
トウテツ
「深い事を言っているような、そうでもないような」
イズ
「そんなことないわよー、ほら、あたしとかすっ飛ばされてきたけど楽しくやってるわよー?そこそこ」
ゾーイ
「カオルルウプテみたいなコト言ってる」
イズ
「ゾーイがなんか難しい単語を言ってる……」
ジュスタン
「カオルちゃんなんて邪神は知りませんね……」
んご
ぐーぐる博士!カオルルウプテって何!
神様なんですね
トウテツ
「舌を噛みそうな名前してますよね」
胃にAss
厄介な神様ですね(第二の件の神はみんな厄介だけど
ゾーイ
「知ってんじゃねーか」
「簡単に言うと」
イズ
「ダルクレムの元カノ」
ゾーイ
「いやまあそう、…そうなの?」
ジュスタン
「俗説をさらに俗っぽく言いやがった……!」
イズ
「とか言ってるタビットの学者さんがいたわ」
「その気にさせるだけさせて、途中でスンってなって離れて、そのせいでグレたダルクレムが戦争を始めたのが神界大戦争のきっかけなんですって」
ゾーイ
「わりー女」
イズ
「痴情のもつれって怖いわねーっていう話」
トウテツ
「……なんだか神話もそんな言い方をされてしまうと、有難みも何もないですね」
ゾーイ
「まあこの世界は間違っている夢の中の世界が真実だーって現実逃避してる神だしな」
「病んでるんだろ「」
ジュスタン
「痴情があるだけ羨ましくもあり」
イズ
「へー、そんな感じなんだー」
ゾーイ
「たしかそう」
イズ
「大丈夫、ジュスタンには不毛の地上が遺されてるわ」
トウテツ
「………」 ぽんぽん、とジュスタンの肩を慰めに叩いた
ゾーイ
「約束の地か…」
イズ
「争いも何もない平和が約束されている世界よー」
ジュスタン
「くっ、この世は非情……やはり世界は滅ぼさねばなるまい」
ゾーイ
「多数を巻き込むんじゃねーよ」 ぐびぐび
イズ
「きゃー、憎しみに飲み込まれないでー、はい、もう一杯」トクトクトク
ジュスタン
「おっととっとっと」
ぐびっ
「まあいいか!」酒は全てを解決する
トウテツ
「そうそうその調子。それにどうしてもお一人が寂しいなら、お相手くらいしますよ」 肩を叩いていた手で、ジュスタンの頬をするりと撫でた。
ジュスタン
一瞬ブルっと身を震わせて「……トーテツが言うと、若干シャレにならないかんね?」
イズ
「ダメ、駄目よ、てっちゃん、それはもっと、こう、マッシヴな?人に…? いや、あり?なし……いや、無しね、うん」
トウテツ
「僕、嘘は言わないので」 にこっと笑ってジュスタンから手を引く。
ゾーイ
「こっちに害はないからいいけどな」
ジュスタン
「嘘は言わないが冗談は言う、と」うん、そういう事にしておこう
トウテツ
「…そんな真剣に考えこまなくても」 からから笑って、もう一度酒に口をつけた。
イズ
「嘘はつかないけど、身が入ってない感じはするのよねー」
ゾーイ
「さてあたしはもう寝るか。結構眠気が来た」
トウテツ
「おや」
ジュスタン
「んお、そういやもういい時間だな」
ゾーイ
「なんだかんだ結構飲んでるからな」
イズ
「えー? 久し振りだからこれから押しかけようかなって思ってたのに」
ゾーイ
「来るなら来てもいいよ。その代わり抱きまくらの刑な」
トウテツ
「依頼帰りでお疲れのようですから。素直に休ませてあげましょうか」 ね、とイズに笑い掛け
「あっ、いいんですね」
ジュスタン
「いいらしい」
イズ
「あったかいから刑って言いませんー」
「ふふん、羨ましい?」
ゾーイ
「一人よりぬくいからなぁ」
トウテツ
「ええ」 素直に頷いた
ジュスタン
「羨ましすぎて血の涙出そう」
ゾーイ
「こいつ柔らけーんだぞ」 いいだろ
トウテツ
「でも僕にはジュスタンさんがいますので」 ね?
ジュスタン
「ね? じゃねーよ!」
ゾーイ
「良かったな…」
トウテツ
「あははっ」
ジュスタン
「そんな目で俺を見るのは止めろゾーイ!」
イズ
「じゃーあー、二人にも気分だけお裾分け……えーい」席を立って順番にふたりの頭を胸元に抱え込んでぎゅーっ
ゾーイ
「おま」 ごほっ
ジュスタン
「……」
トウテツ
「おっとっと」 お酒が零れないように慌ててお猪口を支えて
ゾーイ
「ジュ、ジュスタンが死んだ」
トウテツ
「えっ、あっ……」 ジュ、ジュスターン!
ジュスタン
「生まれてきたことを感謝……」ちーん
ゾーイ
「満足そうな顔してるだろ…死んでるんだぜ、これ…」
イズ
「えへへー、あったまったー?」 よくよく見ると灰褐色の肌がかなり赤灰に近い。
ジュスタン
「……はっ」
イズ
体幹がぶれていないのは流石だが、結構、酔っているのだ
ゾーイ
「はいはい。お前も酔いすぎな。回収かいしゅー」
ジュスタン
「なんか一瞬、視線が若干高いところにあった気がする……」
トウテツ
「ええ。ただ、彼には少し刺激が強すぎたようで……」
「死にかけじゃないですか」
イズ
「いえーい」
ジュスタン
「大丈夫だ」
イズ
「じゃーねー、てっちゃんもお休みー」
ジュスタン
「この出来事でオレは後3年は生きていける。――どんなにつらくとも、どんなに悲しくとも、だ」
ゾーイ
「コスパいいなお前」
トウテツ
「………」 うーん、精力が湧いたのは良い事なんだが…
ジュスタン
「というわけで、あの感触を夢の中で反芻するために俺も撤退するか……」
トウテツ
「ええ、そちらもお休みなさい」
イズ
「じゃーねー、お休みぃー」
ゾーイ
「ってかあたしまだ宿取ってないからお前のとこな」
トウテツ
「ジュスタンさんも、おやすみなさい」
ジュスタン
「じゃーな三人とも。うまい酒飲めるのはいつでも歓迎だ」また飲もうぜ、ってことらしい
んご
あっ
キャロちゃんでお酒運んできてない……
胃にAss
いっ
んご
まあいいか!
イズ
「また3年後にねー」
んご
どっかでもってきたんだ
胃にAss
ヨシ
ジュスタン
「それって3年後またやってくれる……ってコト!?」
トウテツ
ジュスタンの返答の代わりにお猪口を少し持ち上げてみせた。
ジュスタン
とか言いながら店を去るのであった
ゾーイ
「それまで生きてられるつもりでいるの?」
イズ
「お墓にしてあげるからだいじょーぶ!」
ジュスタン
「今オレは、生き延びる理由を得た――そういうことだ、ゾーイ」
「墓石にオレの魂はないからね!?」
イズ
演技でもないこと言ってケラケラ
ゾーイ
「気持ちが大事だって言うだろ」
ジュスタン
「千の風になった挙句次の生へ流転してっから。ダンゴムシあたりに」
「じゃーなー」今度こそフェードアウト
ゾーイ
「慎ましさをもってミジンコあたりにしとけよ」
んご
漫才が止まらなくて草
そういうものよ
胃にAss
悲しいけどコレCCなのよね
イズ
「てっちゃんもまたねー、……いつか本気になったとこも見てみたいなぁ」
んご
つ づ く
胃にAss
ともあれお休みだ~
またやろうね!
!SYSTEM
胃にAssが退室しました
ヨシ!
ゾーイ
「お前がころっといきそうだから見たくねーな」
トウテツ
「……ええ、また」 少しばかり困ったように笑って、手を振った
イズ
「そう簡単にやられませんよーだ」
ゾーイ
「どーだかなー
といちゃつきつつ撤収しよう
んご
イチャ…イチャ…
イズ
やんややんや
んご
ラウンジにログ番号張っておきますね!
CCありがとうございましたー!色々やれて楽しかった!
なお、密着度は ゾーイ>てっちゃん>ジュスタンという現実
んご
ジュスターン!
これが格差社会……
雪斎
イズには人一倍優しいゾーイ
ではてっしゅーありがと
!SYSTEM
雪斎が退室しました
ありがとうありがとう!
んご
ありにゃす!
背景
BGM