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るーるる、るるる、るーるる

20211130_0

!SYSTEM
ディスノミアが入室しました
!SYSTEM
フェリシアが入室しました
フェリシア
すみません。大変お待たせしました
ディスノミア
いらっしゃいませ。
フェリシア
ではさくっとナレーションを 入れたほうが良さそうですね
ディスノミア
お任せしましょう。
フェリシア
よろしくお願いします
ディスノミア
よろしくお願いしますね。
 
 
 
 
 
 
 
 
リアン地方イルスファール王国 王都イルスファール
星の標から大通りを挟んで、何ブロックか南に行ったところにある、ティダン神殿寄りの居住区
そこに、様々な宿や集合住宅が並んでいて
フェリシア・バーンスタインの定宿も、その区画にあった
いつまで滞在するかわからない以上は、居住するべき部屋などは用意するべきではない、という彼女の考えの元選ばれた宿は
1泊あたりの料金は割高だが、女性専用で、全て個室というのが売りだった 個室とはいっても、余裕がある広さをしているため、彼女は若干持て余していた
ライダーギルド──パロ神殿に郵便物の依頼を出すと、戻ってきたのは夕方頃で
まだ若い彼女は、街を縦断するレベルの歩きでも、然程疲れは見せていない様子で 宿 ──"糸車"亭に戻ってきた
フェリシア
「──、」 エントランスに入って 鍵を預かるためにフロントへ向かう
フェリシア
もう部屋に入ってることにしますか?
ディスノミア
部屋に居る所を訪ねていこうかと思っていましたが……先に部屋の中に入っていた方がいいですか?
フェリシア
おっとそれは、すみません
では部屋に入りますね
ディスノミア
いえ、私はどちらでも困りませんから。
居て欲しいなら、勝手にお邪魔していますよ。
フェリシア
では部屋にいらっしゃる方針で
ディスノミア
分かりました。
フェリシア
お客様がお待ちですよ、と にこやかな笑みと共に鍵を差し出されて 小首をかしげながら
彼女は2階の南に位置する角部屋というささやかな幸運が恵んでくれた好立地の部屋に戻っていく
「──、」 鍵は空いてるはず。お客さんが居る…? 「……、」 誰だろう、と思いながら ノックをして
ディスノミア
中からは、特に返事は返って来ない。
フェリシア
「……」 散歩に行ったのだろうか、であれば後から誰か確認しようと決めて 扉を開く
ディスノミア
扉を開き、部屋の中を覗いてみても、客人らしき姿は見当たらなかった。
フェリシア
「………」 故郷、兄への報告を入れて安堵感。これから手がかりを探っていくという困難を前にすると少し肩が重たい 部屋に入りソファに座ると 一呼吸入れて
ディスノミア
では、部屋に脚を踏み入れた瞬間に
――ごきげんよう」 ふと扉の影から姿を現して、背中からフェリシアの両肩に手を置き、耳元で囁いた。
フェリシア
「───ひっ」
ディスノミア
小さな悲鳴が上がると、にこりと笑みを浮かべて。 「おかえりなさい。……ふふ、驚かせてしまいましたか?」
フェリシア
「………」 恐る恐るといった様子で 振り向くと やはり怯えが見える目でディスノミアを見て
ディスノミア
振り返れば――前回の依頼において遺跡で出会った、清楚な雰囲気を纏った娘が立っている。
フェリシア
「‥‥あ、貴方でしたか…」 
やんわりと彼女の手を払って 一歩距離を取る
ディスノミア
亜麻色と明茶色の中間くらいの艷やかな長髪をゆるりと揺らしながら、様子を窺うように小首を傾げる。 「良い反応を見せてくれましたね。待っていた甲斐がありました」
フェリシア
緑色の瞳が、警戒色に染まっている ──この宿のことを誰かに自分は教えただろうか?
ディスノミア
「そんなに警戒しないでください」 ほら、と腕を広げて見せれば、彼女の手には武器などはなく、纏っているのも彼女によく似合った可憐なドレス風の平服だ。
フェリシア
「……ご、ごめんなさい」 目元を隠すように軍帽に触れて
「せっかく訪ねて来てくださったのに……しました」
失礼しました
ディスノミア
「いえ、突然訪問したのは私の方です。しかし……女性専用だからでしょうか。男性に対してはともかく、女性に対しては少々セキュリティに難がありますね」
フェリシア
「……、訪ねてきてくださってありがとうございます、ディスノミアさん……魔術師ギルドの方はもう、よろしいのですか?」
「……そう、かもしれませんね」
受付嬢を悪く言うつもりはない。自分も、ああした出会い方をせず、彼女の危険な側面を見なければ、友好的になりうる外見を彼女は備えているのだから
ディスノミア
「ええ。魔術師ギルドの方には、私の知っていることを伝えて来ましたから」
――まあ、大したことは伝えていないのですけど」
フェリシア
「そうですか……今は、どちらに?」
軍帽を外してスタンドにコート共々かけると ディスノミアに席を勧める
ディスノミア
「それが……」 困ったように頬に片手を当てて。 「宿を探したのですが……私は身分も不確かな身ですし、〈星の標〉は少し騒がしくて苦手で、困っていたところなのです」
微笑んで礼を述べると、勧められたソファへと腰を下ろした。
フェリシア
「そうだったのですね……、」 その点を考えると、些か不憫だと思う気持ちも湧いてくる
起こしてしまったのは、彼女の"敵"。だとしても連れてきたのは自分たちなのだから
ディスノミア
「知り合いもフェリシアたち以外には居ませんし……何か妙案をもらえないかと思って、あなたを訪ねて来たのです」
フェリシア
「……、」 少し考え込む様にして 「なるほど…」 真剣に考える
レイラを尋ねる、と言うにも彼女が何処に住んでいるかも知らない。クチナシを頼ると言っても彼は男性だ。
そして自分で監視を……そしてあわよくば情報を引き出すためにも、彼女は手元に置いておくのが良い、と短い思考ながら結論が出る
「──、ディスノミアさんさえよろしければ、なのですが」
ディスノミア
「冒険者として身を立てれば、何処かの宿に部屋を取ることも容易になるでしょうけど――」 うーん、と可愛らしく悩む様子を見せて
「どういたしました?」
フェリシア
「よろしければ、……」 良いのだろうか、こんな、利用する様な事をして 
「………、」 いや、困っている彼女を助ける行為でもある 「すみません、よろしければ、この部屋にいらっしゃいませんか?」
ディスノミア
――……」 ぱちぱちと目を瞬かせる。まさか自分から、こんなに簡単に提案してくれるとまでは思ってもみなかった。誘導するために色々と考えていた言葉を頭の中から消しながら、ふ、と笑って。 「いいのですか?」
フェリシア
「……その、考えてみれば無責任なことをしたと思いまして」
ディスノミア
「無責任?」
フェリシア
「はい」
「ディスノミアさんを連れて行って、外の世界をご案内するまでは……せめて1人で生きていける様になるまでは、」
「外に連れ出した者としては、当然持つべき責任だと……思ったのです」
ディスノミア
「ふふ、真面目なのですね。そういう人は、嫌いではありませんよ」
「一人で生きていくこと自体は、私の力を持ってすれば苦労することではありませんが――折角の厚意を、無下にしてはいけませんね」
フェリシア
「そ、そんな……実際困っておいでの貴方を、放り出すのは人道に悖ります」
「……あ、そ、そうですか…すみません、差し出がましい真似を…」
ディスノミア
「いえ。あなたの気持ち、とても嬉しく思います」 ゆっくりと手を伸ばすと、フェリシアの方に触れさせて。 「……では、ありがたく、居候させていただきましょうか」
フェリシア
「……、」 一先ず、受け止めては貰えたようだ 「……ただ、脅かすのはやめてくださいね。さっきは本当に驚きました」
先程は
ディスノミア
「あれでも随分と譲歩した結果なのですが……。最初は、恐怖に泣き叫ぶくらいのことをしようかと思っていたのです」
フェリシア
「………」 ぞ、と顔色を変えて 「…一体、何を…」
ディスノミア
「言ってしまっては、今後の愉しみが薄れてしまうではありませんか」
「でも、心配はしないでください。今の私では、罪を犯してしまったら、この街の人間たちの追跡を振り切ることはとても出来ませんから」
「あくまで、ちょっとした悪戯の範疇ですよ、ふふっ」
フェリシア
「……、と、ともあれ」 聞かなかった事にしよう 「…ベッドは使って下さい、私はソファで眠るので」
ディスノミア
「……それはいけません。部屋の主をソファで眠らせて、居候である私がベッドで眠るなんて」
フェリシア
「後で受付の方に1人増える旨はお伝えしておきますので、手続きはご安心下さい」
「え、そ、それはそうかもしれませんが・・・」
ディスノミア
「そんな状態では、あなたのことが気掛かりで、落ち着いて眠れなくなってしまうかもしれません」
フェリシア
「……、でもだからといって、ディスノミアさんをソファで眠らせるわけには…」
ディスノミア
「でしたら――」 ベッドを一瞥してから、目を細めた可憐な笑みをフェリシアに向ける。 「一緒にベッドで眠れば良いのでは? 幸い、ベッドも大きめですし、女性同士ならば気にすることもないでしょう?」
フェリシア
「……そう、ですね…」 困った様子を見せながら 「あまり、他の人と寝所を共にしたことはないのですが…」
ディスノミア
「他人の体温を感じながら眠るというのは、とても安心しますよ」
フェリシア
「………分かりました」 不承不承という様子をなるべく見せないように 頷いた
ディスノミア
「気が進みませんか?」
フェリシア
「い、いえ」 ぶんぶんと首を振って 赤毛が揺れる
「大丈夫です。その様に見えてしまったらすみません…」
ディスノミア
「ふふ、では、今日から早速、一緒に眠りましょうね」
「ああ、それと……手間ばかりを掛けてしまって申し訳ないのですが、明日にでも、武具屋を巡るのに付き合っていただけませんか?」
フェリシア
「……」 少し間を置いて頷いて 「ええ、それは構いません…でもその前に、」
「…お着替えを用意しないと」
ディスノミア
「その前に?」
フェリシア
「今から行けば、ギリギリ見繕ってくれる場所はあると思います。ちゃんとしたものは後から買うとしても、寝間着や部屋着くらいは…」
ディスノミア
「そうですね。いつまでもこの衣服ではいられませんし」
フェリシア
「私もまだこの街に来て日が浅いので、ガルバさんなどに意見を伺いながら……と思いましたが、」
ディスノミア
「では――」 そっと細い指を伸ばして、フェリシアの手を取る。 「案内してくれますか、フェリシア?」
フェリシア
「武具、生活する上で、必要でしょうか…?」
「は、はい」 ちょっとどきりとしながら その笑みを見て 「出来る限り、ご案内しますね」
ディスノミア
「冒険者として活動するためには必要でしょう?」
フェリシア
「そう…ですか。分かりました」 それが彼女の選んだ道ならば、そうするのが良いのだと思う
ディスノミア
「蛮族に魔物や魔神、時には人族を蹂躙することも出来る職だと聞いています」
「……ふふ、今の私には、天職だと思いましたので」
フェリシア
「……蹂躙、ですか」 少し表情を強張らせて
「……、出来る限り、お手伝いはします。ただ、その」
「そうした口調や言葉は、……誤解を招くかもしれません、気をつけて下さい」
誤解であれば、良いのだけれど‥
ディスノミア
「誤解ではなく、偽らざる私の本心です」
フェリシア
「‥そうですか‥」
ディスノミア
「大丈夫。今はまだ、あなたたちのような人々に手を出すつもりはありませんから」
フェリシア
「……」 やはり、警戒はしないといけない相手だというのは肝に銘じないといけない
ディスノミア
「さあ、そろそろ行きましょう。買い物など、一体何千年振りでしょうか……ふふ、年甲斐もなく、心が躍ってしまいますね」
フェリシア
「…‥は、はい」
ディスノミア
取った手に力を緩く込めて、優しく引き上げながら立ち上がる。
「では、案内をよろしくお願いします、フェリシア」
フェリシア
「では、……ええと、歓迎します」
「ディスノミアさん。はい、此方です」
彼女に引き上げられた後 手を引いて扉をくぐる
ディスノミア
立ち上がると、先導をフェリシアに任せ、愉しげな表情を浮かべたまま、彼女に続く。
フェリシア
ではこんなところでしょうか
ディスノミア
はい
ありがとうございました
フェリシア
ありがとうございました
PLは
ディスノミア
これからよろしくお願いしますね?
フェリシア
フェリシアが心配でしょうがないです
ちょっと真っ直ぐが過ぎるというか
ディスノミア
大丈夫です。ちゃんと守りますから
フェリシア
相手に対する期待が大きすぎる
典型的な脆いタイプなので…
お、お願いします・・・
では、後ほどログ番号をいただければと
ディスノミア
それでは、また次の機会に。
フェリシア
はい。また
ディスノミア
2021/11/30_0
ログはこうなります。
フェリシア
ありがとうございます
では撤退します。お疲れ様でした
ディスノミア
はい、お疲れ様でした。
!SYSTEM
フェリシアが退室しました
!SYSTEM
ディスノミアが退室しました
背景
BGM