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冬国のリテラチュア 幕間 フィアールカ、アスミ

20211125_0

!SYSTEM
GMが入室しました
!SYSTEM
フィアールカが入室しました
GM
はやい
フィアールカ
お時間いただいてありがとうございます。
GM
ちょっと飲み物とか容易するので
21時くらいからやりましょう
フィアールカ
了解です
よろしくお願いいたします
GM
ドドドド
よろしくお願いします。
図書館でお調べもので
アスミンゴとでいいのかな
フィアールカ
はい。
GM
OK
 
 
GM
大陸北部シンダリア地方はアングルシ妃国を訪れた冒険者たちは、奇妙な雪融け現象を追い、その国に潜み、暗躍する影の存在を知る。
北の灯台においてカスパールと名乗る青年と遭遇し、灯台にあった〈奈落の剣〉を破壊すると、君たちは他の仲間と合流すべく一度都を目指した。
都では、アスミの父母に温かく出迎えられ、現在街を出ているという仲間たちの帰りを待ちながら、数日の間都で過ごすことになる。
その間何もしないで居られる程、君たちは図太くもなければ、不精でもない。
手掛かりが得られる得られないに関わらず、聞き込みや図書館における情報収集に余念がなかった。
 
GM
外には雪が降り、外で遊びづらい日も多いからだろうか。国立図書館には、毎日多くの人が訪れていた。
フィアールカは、アスミの父から借り受けた入館証を手に図書館を訪れ、調べ物に着手たばかり、あるいは調べ始めて何日目か、といったところだ。
GM
どっちにするかはお任せします<調べ始めたばっかりか、何日目か
どっちがいい?
フィアールカ
調べ始めたばっかりでお願いします。
GM
OK
GM
図書館には、人と会話しながら読書を楽しむことが出来る歓談可能なスペースと、静かに読書に勤しむためのスペースに分かれていた。
君はいくつかの本を見繕い、まずは後者で、ひとり落ち着いた状況で調べ物を始めた。
GM
というところからでどうぞ
フィアールカ
知りたいことは山のようにある。が、身の丈に合わない本を見繕っても理解が出来なければ意味はない。
「(確かあの時…)」
『救国の巫女と魔女の本なら、アスィミの部屋に残っているはずだよ』
何冊か見繕ったのは救国の巫女と魔女についての本と、アングルシの成り立ちについて、そして巫女とアングルシにまつわる伝承について、である。
『南か西か、でしょうかね』あの時ティアエレスが呟いたあの言葉についても何か関連性があるのだろうか、などと思いつつ書物をめくる。
GM
よさそうになったらデデンドドンします
フィアールカ
ででんどどん大丈夫です
GM
ひゃい
GM
調べ物に勤しむフィアールカの周りに聞こえるのは、周囲の人々が本を捲る音と誰かが部屋の中を歩く足音くらいだ。
そんな足音に紛れて、ひとつのそれがフィアールカの方へと近付いてきた。
アスミ
――ああ、ここにいましたか」 近付いてきた足音は、すぐ傍までやってくると、横から顔を覗き込むようにしながら小さな声を発した。
フィアールカ
「むむむ…あ」何かヒントにつながるものはないだろうか、と思いつつ書物の文字を指でなぞっていた時に声がかかった
「アスミさん」場所が場所である、同じく他の人達の邪魔にならないように小声で
アスミ
「…………」 テーブルに積まれた本をざっと見て。 「――あっち、いきましょうか」 くいくいと親指で示したのは、部屋から続くいくつかの扉のうちのひとつだ。
司書の説明では、調べ物用の個室がいくつか併設されているようで、許可がなければ使用出来ない部屋だということだったが……。
フィアールカ
こくり、と頷いて積まれた本をひょいともってアスミについていく
GM
アスミについていけば、個室のひとつに案内される。魔女である彼女であれば、ここを使う許可を得るのに苦労はないのだろう。
フィアールカ
「(やはり、魔女様であるアスミさんも、そういうお部屋も使用できるのですね…)」
GM
部屋に入って扉を閉めれば、元いた部屋からの物音はほとんど聞こえなくなる。
部屋は大きめのテーブルに窓、後は観葉植物が置かれているくらいのシンプルな部屋だった。
アスミ
「オープンスペースはうるさすぎますし、あっちじゃ喋れませんからね」
フィアールカ
音が聞こえないことに、これならば他の事に邪魔されず集中して調べものができるのも頷ける、と。なんらかの魔法がかかっているのだろうか、と思いつつ。
アスミ
どうぞと着席を促しつつ、自分も適当な椅子に座る。
フィアールカ
「ありがとうございます、アスミさん」
すすめられ、持ってきた本を机の上に積み、同じく着席する
アスミ
「私が調べるために読んでいたのでお待たせしてしまいましたが――一通り読み終えたので、これを貸して差し上げようと思いましてね」 声を掛けた理由を話しつつ、彼女は肩に下げた鞄から3冊程の本を取り出した。
いずれも“救国の巫女と魔女”に関わる本のようだ。
1冊は児童向けなのだろう、装丁からしてそんな雰囲気が伝わって来る。
フィアールカ
「これは…ありがとうございます、ちょうどお調べしておりました」
アスミ
残り2冊のうち1冊は、もう少し大きい子供向けのもの。こちらはイルスファールなどでもよく見るような創作の娯楽小説風の装丁が施されている。
もう1冊は、それとは打って変わって専門的な雰囲気で、表題からして魔法文明語混ざりで書かれている。
いずれの本も、よく読み込んでいたことが見て取れるくらいくたびれている。
フィアールカ
2冊については、これはもしやあの時お話に出ていたアスミさんが昔読んだご本でしょうか…あるいは自分に理解できるレベルのものを選んでくれたのだろうか、などと思いつつ、一番最後は辞書も必要そうである
アスミ
「この2冊が、私が昔読んでいたもので、魔女を目指す切欠になったものです」
フィアールカ
「あの時、お父様がお話に出されていた本ですね」
アスミ
「こっちは――」 最後の1冊を示して。 「当時何が起こったのかの考察を、事件より後に生まれた魔女が書いたものです。……まあ、信ぴょう性はなんとも言えないですし、微妙だからこそ国庫に機密として保管されていないのでしょうから、アレですけど」
「そういうことです。改めてそう言われると、なんだか恥ずかしいですけど……」
フィアールカ
「この本があったからこそ、今のアスミさんがあり…魔女になるというお志をかなえられたのはすごいと思います」
アスミ
「まあ、私が才能と美貌に溢れる魔女であるのは純然たる事実ですが、〈星の標〉には、それこそもっと名前が売れてる人たちが居るじゃないですか」
フィアールカ
「国庫に機密としてですか……」魔女であるアスミでさえ触れられぬ場所があるということだろうか。ならばオリヴィアに聞いてみれば…その手の資料を閲覧できるのだろうか…?
アスミ
「ええ。100年前、“救国の魔女”たちがどのような事件に巻き込まれたのか、今国民たちが知ることが出来るのは半ば創作されたものだけです」
「正式な史料は、水晶宮の中にのみ保管されている形でしょう。……オリヴィアでも、それを見ることが許されるのかどうか」
フィアールカ
「皆様がお戻りになられたら…詳細な資料を閲覧できるか確認した方がよいとは思っております」
アスミ
「少なくとも、私では無理です。オリヴィアなら私よりは多くの権限が認められるでしょうけど――……あの子が言っていたみたいに、無気力な状態になってしまうのだとしたら、その意思を示すのも難しいかも知れません」
フィアールカ
「お恥ずかしながら、わたくし達はこの国について、まだまだ知らぬことが多い…時間も限られております、すべてを知れるわけではございませんが…やれるだけのことは」
アスミ
「恥ずかしくはないでしょう。この国は閉鎖的で、外に情報が漏れる事など、ほとんど無かったんですから」
「……まあ、今は明らかに外の者だと思われる人間が入っていましたけど」
フィアールカ
「…黒の教団、という組織ですね」奈落の剣…異界の力を用いて、この国で何事か企んでいる者達
アーネストたちが向かった東の事件も、もしや彼らの差し金であろうか…。
アスミ
「ええ。イルスファールの方でも、聞いたことがある名です。断じてこの国で出来た組織などではないでしょう」
「あんな者が出入りしているのには、誰かしらの手引があったことは疑いようがありません」
「その辺りも、手早く調べられるといいんですけど……」
フィアールカ
そういえば、と。
アスミ
「どうかしました?」
フィアールカ
「仮にアーネストさん達が向かった村の事件とやらも彼奴等の差し金であるならば…ティアエレスさんが、次が西か南かとおっしゃっていたのを思い出しまして…」
「そしてあの男は実験、という言葉を口に出しておりました。その、なんらかの…たとえば、儀式的な何かの可能性もあるのでしょうか…と」
アスミ
――ああ。それなら、すでにティアエレスさんと、少しお話してみたんです」
「〈奈落の剣〉がどのような形で絡んでいるのかまでは、まだなんとも言えませんでしたが、」
「彼らはこの国の国土を利用して、巨大な魔法陣を形成しようとしているのではないか――と思っています」
フィアールカ
「魔法陣…」アスミやティアエレスの言葉である。予想していたように、実際にそういう魔法があるのだろう。
「…アングルシの送還?」ぽつりと
アスミ
「……送還か、弱体化か、あるいは暴走か。そこまではまだ読めていませんが、魔法陣の中心には水晶宮があり、そしてアングルシがいます」
「そこだけ聞けば“解放派”の仕業に思えますけど……その判断はあちらがフィルさんと会って、どんな話をしたか次第、ですね」
フィアールカ
「はい…あの最初の異変…アングルシが降らせる雪を止めるという観点から…アングルシを守ろうというよりは、今おっしゃったように…この国に与えるアングルシの影響を阻害しようという印象はございます」
「アーネストさん達がお戻りになられましたら…どのようなお話がなされたか伺い、必要があれば…また二手に分かれ、南と西に異変がないか確認することになる…のでしょうか」
アスミ
「これを見てもらえますか?」 す、とテーブルの上に1枚の紙を置いた。 「集まった時にも、皆さんに見せるつもりのものですが、」
フィアールカ
「これは…拝見いたします」
アスミ
示された紙に描かれていたのは、アングルシの地図だが――
首都は●で塗り潰されていて、外国とを隔てる円形の大壁はわかりやすいよう赤で上書き、
首都の東西南北4方向――灯台の位置にも、それぞれ点が置かれていた。
灯台を示す点同士は線で結ばれ、都を取り囲んでいる。
さらにそのほかに、巨大な円の中にまるで蜘蛛の巣のように細い線が無数に描かれてもいる。
フィアールカ
こうして線で結ぶと…何らかの陣のようにも見える配置である。
この細い線はなんだろうか…?
アスミ
「ここが首都、これが灯台……魔法陣の基礎となる円が、アングルシを覆う外壁。この細い線は、この国のマナの流れを示す地脈、霊脈を示したもの」
「これが恐らく、《黒の教団》やその背後に居る者たちが作ろうとしている魔法陣です」
フィアールカ
「……こんなに、流れているものなのですね」イルスファールもこうなのかもしれないが、ただの一般人であった自分には縁遠いものではある
アスミ
「まあ、多分に推測も入っていますから、完璧ではありませんが――
「彼らが作ろうとしているものが、これからそう大きくかけ離れたものではないと思います」
「そうなると、北はすでに終わっていて……東はオリヴィアたちの調査結果次第、」
「後は、ティアエレスさんの言っていた通り、西と南になるわけです」
フィアールカ
「しかし、このように陣になる要所にあるということは…」
アスミ
「カスパールか、彼と似たような立場の者が居るでしょうね」
フィアールカ
「もともと灯台は、マナの流れの要のシルシでもあったのでしょうか…?」
「はい…」そしてあの兵士達のような犠牲者を出そうとしているのだろう。椅子の下で少し手に力がこもった
アスミ
「ええ、そうです。灯台のある場所は、地脈の集中点とも言える場所dす」
です。
「そこからは、無限のように魔力が湧いて出てくる。だからこそ、魔法で灯された灯台の灯りは、ほとんど消えることなく、吹雪の中でも道標として機能するんですよ」
フィアールカ
「……そのことを、全ての人々が知っているわけではない、ということでしょうか」北の灯台を思い出し
今のアスミの話からは…地脈の重要な地点であることがもし周知の事実ならば、北の灯台が長く誰もいないというのは考えづらい
あるいは…もしや黒の教団含め、此度の異変の企みは…最近ではなく、ずっとずっと前から綿密に計画されていたのだろうか…?
アスミ
「“魔女”ならば、当然知っているでしょう。北の灯台は、単に誰も利用しなかったから、不要だったから使われなくなっただけです。……別に、地脈の集中点だからといって、放っておいて何か災害が起こるなんてことも、滅多にありませんから」
「……まあ、それ以上に、この国の“外”への警戒の薄さが招いた事態かも知れませんね」
フィアールカ
「アングルシに守られてきたがゆえの弊害、ともいえる部分である、とは思います」
先ほどのアスミの話を聞いてまず思ったのが、無論、放置しておいて災害が起こるのだろうかという部分もあるが
そんな潤沢なマナ…エネルギーがある場所を、よからぬことに利用する輩がいるのではないかという警戒もあった。
アスミ
「……そうですね。この国の民にとって、アングルシと――巫女の力によって守られるのは、当然のことなんです」
「私だって、例外ではありません。子供の頃は、その絶対性を疑うことなく、魔女や巫女という存在に憧れたものです」
フィアールカ
「救国の魔女様」
アスミが持ってきてくれた本のうちの一冊に視線が
アスミ
「救国の魔女が今ここにいたら、彼女はこの魔法陣や事件についてどんな風に考えるのでしょうね……」
頬杖をついて、テーブルの上においた本をつんつんとつついた。
フィアールカ
「………お気持ちや、お志は変わらぬ、のではないでしょうか」
「伝わっている出来事と此度の事件は…今のところは、異なっては折りますが」
「魔女であるアスミさんも、巫女であるオリヴィアさんも…祖国をお守りしたいという気持ちは、同じでありましょうから」
アスミ
「100年前、具体的に何が起こっていたのかはわかりませんが、救いたいと思うようになった切欠は、似たもの……だといいですね」
フィアールカ
「今のわたくし達のように、皆で考え、行動し、結果、国の危機をお救いしたのではな………いでしょうか」アングルシの民でもないのに差し出がましいことをと最後の方は声が小さく。ティアエレスにいつぞや向けられた呆れ顔が浮かんだ
アスミ
「まあ勿論、私は救国の魔女も目じゃない偉業を成し遂げる気満々ですけど」
「どうでしょう。外の国の仲間が居たというのは聞いたことがありませんね……。はっ、もしかして、その点では私はすでに救国の魔女に優っているのでは……?」
フィアールカ
「そうなりますと、いつかアスミさんは「救世の魔女」と称されるのでしょうか」
フィアールカ
世界を救う魔女(自称)が浮かびましたすみません…。
GM
ゆるさないぞ
アスミ
「うーん……そのくらいのことを成し遂げる可能性は十分ありますが、救国とか救世とか、二つ名としてはしっくり来ないんですよね……」
「そのうちお師匠様をぶっ倒して“銀”を襲名してやりましょうか」
フィアールカ
「でも今の二つ名も素敵だとは。才気換発…」
フィアールカ
略してさきいかとは思っていない
GM
ゆるさないぞ
アスミ
「あれも周りの人たちが勝手に呼び始めたものであって、魔女としては私は“灰色の魔女”が正式ですからね」
「イルスファールに戻ったら、才気煥発ではなく、そっちが浸透するように仕向けてみましょうか」
フィアールカ
のまれた
GM
かわいそう
フィアールカ
「イルスファールで二つ名があるのはご活躍が広まっている証とはうかがっております」そちらの名前もすぐに広がりそうですね、と
フィアールカ
なお
自称とかあるのは知らない
GM
さきいかの魔女かっこわらいっていう二つ名もあるんです
フィアールカ
まじで
アスミ
「あっちで活躍すればそうですが、アングルシで活躍しても、流石にあっちにはなかなか伝わらなさそうですね……」
GM
きっとそうよんでいるモブたちもいる
フィアールカ
イルスファールに戻ったら健康で文化的な生活を送っていただかなくては
GM
さきいかもぐもぐ
フィアールカ
「いえ?確か、他国での活躍についても…前例があったと伺ったことが」
フィアールカ
ディニス…
アスミ
「そりゃディニスとかその辺ならそうですけど……ここはシンダリアですよ? しかも、アングルシでの話なんてそうそう伝わりませんよ」
フィアールカ
「ご活躍が世に広まるというのは…難しい物ですね」むむむ
アスミ
「戻ってからイルスファールでばばーんとまた活躍すればいいんですよ。まあ……機神事変みたいなのはもう勘弁ですけど」
フィアールカ
なおわたくしはただの農民でございますのでランクなどそんな
アスミ
「蛮族でもがーっとやってばーっと撃退すれば、あっという間じゃないですかね」
またまたご冗談を
フィアールカ
「確かに蛮族との戦は名をあげるという意味ではあげやすいところですね。星の標は軍からの信頼厚く、そういった依頼も入ることがあるとは伺っております」
「わたくしの村でも王都の冒険者のご活躍は行商人や旅人の方を通して噂にあがっておりましたし…」
アスミ
「……そういえば」
「ずっと疑問だったんですけど、フィアールカさんって、その“村”とやらの出身なんですか……?」
フィアールカ
「はい。イルスファール王都から南東方面の森の近くの村でございます」
アスミ
「生まれも育ちも……?」
フィアールカ
「農業と狩猟で生計をたてているいたって普通の村で…いえ、それは違います」
アスミ
「合点がいった、というかちょっと安心しました。農村で生まれ育った人の喋り方じゃないというか、それにしては気品があるというか、そういう印象がありましたから」
フィアールカ
「………おそらくはどこかしらか流れてきた者であるとは、思うております、自身では。わたくしを引き取ってくれたおじいさまおばあさまのお話ですと…川から流れてきたと…」
アスミ
「それまで何処にいたかは覚えてないんですか」
フィアールカ
アスミの言葉には頷いた
アスミ
「まあ、多分何処かの貴族とかだったんでしょうね。田舎の出身でそれ!って言われたら、『うわ……私都育ちなのに、ガサツ過ぎ!?』ってなるところでしたよ」
フィアールカ
「自身ではまるで覚えておりませぬが…」まるでぴんとこない。
「そんなにガサツというほどでしょうか…」
アスミ
「身に付けていたものとかもないなら、特定するのは難しそうですねえ……。何かの拍子に、手掛かりでも見つかるといいんですけど」
「フィアールカさんと比べたら、相対的にそうなると思いますよ」 さきいかばっかり食べてましたし……
フィアールカ
「あまり自身ではぴんとこないところですが…そうですね…質素倹約をしつつも栄養がとれるように食事も気を付けてみる、とか…」
アスミ
「それはもう、気品とかではなく人間としての基本的な生活習慣の問題では……? いや、私それがアレなんで偉そうには言えませんけど」
フィアールカ
「ただ…アスミさんは…そのままのアスミさんが素敵だとは思います。クレハさんもよくお褒めしておりますし」純粋にそう思っている様子である
アスミ
「クレハさんのアレは、半分くらいイジりですからね……」
「まあ、こんな所にまで付いてきてくれる程度には気にかけてくれているというのは確かでしょうけど」
――んー……っしょ」 椅子に座ったまま大きく伸びをしてから、ぱっと立ち上がった。 「さてと、本を渡しに来るだけだったつもりが、思ったよりも長居しちゃいましたし、私はそろそろいきますね」
フィアールカ
「は」
「すみませぬ、話し込んでしまいました…」
長居してしまったという言葉に。アスミも忙しいだろうに…。
アスミ
「いえ、気にしないでください。調べ物の合間にはリフレッシュは必要ですし」
フィアールカ
「…本、ありがとうございます。読み終わりましたら、お返しに参ります」
アスミ
「それじゃあ、この本はまたアングルシを出発する時までに返してくれればいいですから」
「あと、今日の夕御飯はお母さん特製のシチューだそうですから、楽しみにしておいてください」 ぱちっとウインクすると、そのまま部屋を後に――する寸前で、扉からひょいっと顔だけ出して。 「あ、この部屋は今日貸し切りにしておきましたから、閉館時間まで自由に使ってOKです」
そういって、その場を後にした。
GM
私はこんなところで大丈夫
フィアールカ
「お気遣いいただいて…ありがとうございます」お礼を述べて見送り
「…よしっ」
せっかくご好意でお借りできたのである、その機会は活用しよう。
本に目を落とし…改めて表紙の題名をなぞる。
かつてアスィミという少女が…救国の魔女の物語から、魔女を志し、そして現在のアスミさんにつながっているきっかけになった本。
この本のように、国難に対処し、祖国を守ろうとしているその姿に…この国までついていき、力を貸そうと思った人はわたくしだけではないのだろうと思う。
彼女やオリヴィアのお役に立てるように…魔法の知識では至らぬ部分が最も多いが、できる限りの力は尽くそう。
そう改めて決意しつつ、まずは一冊目…最初の児童書を開くのであった。
フィアールカ
こんなところで大丈夫です
GM
ひゃい
フィアールカ
お時間いただいてありがとうございました。
GM
お疲れ様でした
こちらこそありがとう
2021/11/25_0
フィアールカ
また土曜日楽しみにしております。
GM
ログはきっとこう
はい
まだまだお付き合いください。
フィアールカ
お疲れさまでした。
GM
ノシ
!SYSTEM
フィアールカが退室しました
背景
BGM