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神が死んだ世界ー幕間Ⅰ

20211115_0

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エリカが入室しました
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ダニエルが入室しました
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アーニャが入室しました
エリカ
きたわね
アーニャ
私は部屋にいると思うWA
エリカ
じゃあお部屋にいくWA
あにゃおは結局今は一人部屋でしたっけ
ダニエル
おっけいだ
アーニャ
そうよ
ダニエル
そのはずだ
エリカ
じゃあそこにいきましょう。
開幕適当にやりまうす
アーニャ
宜しくお願いします
エリカ
よろしくお願いします。
ダニエル
よろしくお願いします
エリカ
次なる作戦行動に備えての話し合いの後、それぞれが準備のために一度席を離れる。
少し微妙な空気での解散となったために、各々思う所があったようで、その主な原因となった2人は改めて話し合った後、アーニャの元へも謝罪に向かうことに決めた。
そうして彼女が使っている部屋の前までやってきたのだが――
「…………」 部屋が近付いて来ると、何をどう切り出して話したものか
それまで以上に黙り、難しい顔をしてひたすら考え込んでいた。
エリカ
ご自由にどうぞ>ダニエル・ラドクリフ
ダニエル
「──、ノックするぜ?」
エリカ
「……え、ええ、どうぞ」
ダニエル
考え込む様子のエリカに声をかけて ノックを3回する
「……アーニャ、俺だ」
アーニャ
ノックへの返事は少し間を置いて、
施錠が外れる音と共に、少しだけ開かれる。
――なあに。ルームサービスを呼んだ覚えはないわよ」 扉の間からひょいと覗きつつ、そう言って
エリカ
「……すみません、準備で忙しいところ」
アーニャ
ダニエルと、その傍らのエリカを一瞥すると片眉を持ち上げた。
ダニエル
「そんな豪勢なもんじゃねえよ……」 バツが悪そうな顔をして
エリカ
珍しく申し訳なさそうな顔を見せて、小さく頭を下げた。
アーニャ
「あー……」 何よこの空気は。私が悪いみたいじゃない?
ダニエル
「さっきは、悪かった」
アーニャ
「仲直りは済んだの?」 ダニエルに被せる様に言って、それぞれを見遣る。
ダニエル
「せっかく、取りなそうとしてくれたのによ」
「仲直りというか、話はした」
エリカ
「そもそも喧嘩など――」 言おうとして、ん、んと咳払いを挟んだ。 「……仲直りというのが適切かはわかりませんが、はい」
ダニエル
「……続けるぞ、」 と宣言して
アーニャ
「エリカにその自覚がなくても、」 壁に身体を預けて、腕を組んでエリカに視線を向ける。
「言葉が冷たければ、そう見えるものなのよ」 どうぞ、とダニエルに緩く手で示す。
ダニエル
「よく見てくれてるのに、いっぱいいっぱいで、突っぱねちまって悪かった。ありがとうな、アーニャ」
アーニャ
「お礼なんていいわ、収まったんでしょ?」 二人してぎこちなくは見えるけれど。
ダニエル
と頭を下げて
エリカ
「……分かっています。……私の言葉選びの悪さが、今までずっと空気を悪くしてしまっていたことは」 目を伏せて俯いて。
アーニャ
腕を組んだまま、俯いたエリカを見る。
エリカ
「その――……」 何かを口にしようとして顔を上げて、視線に言葉に詰まって。
ダニエル
「……」 ゆっくりと頭を上げると 
アーニャ
「……何よ。私が悪いみたいじゃない、この空気」 詰まったエリカに、先程頭を過ぎった事をそのまま口にして。
エリカ
「私の至らない点については、……謝罪します。……皆さんに迷惑を掛けてしまい、すみませんでした」
ダニエル
「そうじゃないって……、」
アーニャ
「要らない」 左右の手の人差し指を交差させて、きっぱりとエリカへ。
エリカ
「…………はい」 昔の記憶が思い出されて、表情が陰る。 
アーニャ
「間違えたのが分かったなら、あとは行動で示してちょうだいな。私もあれこれ口出しするのは控えるから」
エリカ
嫌われているのなら自分から何を言ったって無駄なのだ。それ以上、何かをする意味もない。
ダニエル
「………、……あのさ」
アーニャ
「……」 ううん、とこちらの首がぎこちなく傾いた。 「あのねえ、……」
口を開こうとした所で、ダニエルに気付き 先程と同じように続きを促した。
ダニエル
「……」 と、と口を噤んで
「行動で示せって言うのは、許さねえってわけじゃなくてな?」
促されて口を開いて
「……、誠意は伝わったから、やってみろってアーニャは言ってるんだよ。その言葉が、嘘じゃないならって」
エリカ
「……私に愛想が尽きて、嫌いになったのではないんですか?」
アーニャ
はあ、と大きく溜息を吐いて
「私、嫌いな相手に会話なんてしないわよ」
「扉だって開けないし、」 爪先で扉を軽く叩き
あとの話なんてしないわ。嫌いなら、貴女に何もしない」
「ダニエルにもね」 視線はエリカに向けつつ、ふい、と手で示して。
ダニエル
「………、」 肩を竦めて 「ありがとう」
エリカ
「…………」 てっきり、全体の空気を悪くしないためにそう言っただけで、内心ではもう嫌われてしまったのかと思ってしまっていた
アーニャ
「ちょっと、ちゃんとわかってんでしょうね」 あんた一緒にいたんでしょ! >ダニエル
ダニエル
「分かってるよ、ただなんだ」
エリカ
ゆっくりと顔を上げて。 「……私は、ご存知の通り捻くれ者で、……口をついて今までみたいなことを言ってしまうかも知れませんが、」
ダニエル
「エリカには必要かもしれないけど俺にはちょっと恥ずかしかっただけだ……」 困ったように首に手をやって
エリカ
「……出来るだけ、善処します。だから、その……まだ嫌わないでいてくれますか」
アーニャ
「大の男が何言ってんのよ……」 ふっとばすわよ。>ダニエル
「間違えたらまた言ってあげる。また叩いてあげる。始めたばっかりで、全部やれなんて言わないわ」
ダニエル
「………」 う、となって
アーニャ
「私だって間違えるし、ダニエルだってそうよ。あんな風にしてるけど、クリスだって間違える時は間違える」
「エリカにだって、次なんて幾らでもあるの。まだ、なんてそんな事は聞かなくていーの」 
エリカ
「……ありがとうございます」
ようやく、ほっとした声色で返して。
ダニエル
「……‥、」 心のなかで息をついて
エリカ
「嬉しいです。話を聞いてくれて、ありがとうございました」
アーニャ
頷きを返し、二人の反応に息を吐いた。
エリカ
「他の皆さんにも言うべきではありますが……あの場では、アーニャさんに一番心配を掛けてしまったと思うので」
ダニエル
「それはそうだな。クリスも、触らないようにしてたしさ」
「……嫌な役回りさせた」
アーニャ
「良いって言ってんでしょ。お礼も謝罪も要らないの、私は」
「嫌いだからとかじゃなくて、終わった事をずるずる引き摺りたくないもの」
ダニエル
「じゃあ、働きで返す」 「それから、」
エリカ
「……要らないと言われても、私は言っておきたかったので」
「後は、アーニャさんの言った通りこれから示します」
ダニエル
「帰ったら二人共、俺の飯食いに来いよ。標で作るからさ」
アーニャ
「もう」 左手を腰に当てて苦笑して 「そうしてちょうだい、エリカ」
エリカ
「私も手伝います。家庭料理ではありますが、料理は私も得意な方ですから」
アーニャ
「誘うなら皆でしょう? 人数分ちゃーんと作ってよ」 柔らかい笑みを浮かべつつ、壁から背を放して。
ダニエル
「そんじゃ、帰って宴会するために、頑張ろうぜ」 に、と笑って
エリカ
「……ええ、出来る限りのことをしましょう」
アーニャ
「そうね。二人のご飯、お腹を空かせて待っておくわ」 
エリカ
「それじゃあ、お休みや準備をあまり長く邪魔してはいけませんし、……私はこれで」
ダニエル
「それじゃ、時間とってくれて、ありがとうな」 「俺はもうちょっと歩いてから休憩するわ」
アーニャ
「ふふ」 二人纏めて口を開いた事に笑みを零して、
ダニエル
「また明日な」
アーニャ
「一緒に行くなら、他の皆にも言っておきなさいね」
ダニエル
「………、それはそうだな」 頷いて 
エリカ
「皆さんの都合次第では、集まった時になってしまいそうですが……はい」
ダニエル
「時間は取るさ。じゃあな」 と背を向けて
アーニャ
「はいはい。じゃあね」 二人の背を見送ると、部屋に戻り もう一度施錠する
エリカ
「では、失礼します」 頭を下げると、こちらも背を向けて。
アーニャが扉を閉め、自分も歩きだそうとしたところで、すとんと身体から力が抜けてその場にへたり込んだ。
「……っは、ぁ……」
ダニエル
「‥…お、おいおい」
「………、歩けるか?」 手を差し出して
エリカ
「……す、すみません。安心したら、力が抜けてしまって」
ダニエル
「部屋まで送ってくよ」
エリカ
呼吸を落ち着けてから、差し出された手を取って、ゆっくりと立ち上がった。 「……流石に、歩けはしますが」
ダニエル
「いいから」
有無を言わさずに言って
エリカ
――……分かりました。ありがとうございます」 これも練習だろうと、幾許かの躊躇いを見せてから頷いた。
「……あ、そうだ」
ダニエル
「ん?」
エリカ
「……名前、別に愛称で呼んでも構いませんから」
ダニエル
「……、わかった。よろしくな、リカ」
ダニエル
こんな所で大丈夫だ
エリカ
――ええ」 名前が長いわけでもなく、愛称で呼ばれることなんてなかったから、しばらくはむず痒くて落ち着かないかもしれないが、そのうち慣れるだろう。素直に頷いて、後に続いた。
エリカ
私も大丈夫です
お付き合いありがとうございました
アーニャ
お疲れ様でした
エリカ
お疲れ様でした
ダニエル
お疲れ様でしたー
エリカ
友情パワーを得た私はきっとダメージ200点を出すことでしょう点
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アーニャが退室しました
ダニエル
こわ…
ではでは
エリカ
)))
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ダニエルが退室しました
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エリカが退室しました
背景
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