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早朝の雑談

20211110_0

!SYSTEM
ホークアイが入室しました
ホークアイ
みょっ
!SYSTEM
リゼットが入室しました
リゼット
こんばんは。ラウンジにもおいておくわね
ホークアイ
いいよ。
リゼット
じゃあ描写は任せちゃってもいいかしら?あたしがやる?
場所は星の標を想定してるわ
ホークアイ
こういう時はダイス
【✔:私】 [×:えっちな人]
私だった。
じゃあ適当にやるよ。
リゼット
じゃあよろしくね
ホークアイ
私たちなら何時でも出没可能性がありそう。
1D24 → 5
はやい。
 
リゼット
はやいわね
 
まだ日が昇る前、〈星の標〉の1階の酒場部分には冒険者の姿もほぼなく、厨房ではガルバたちが忙しなく朝の仕込みなどを行っている時間だ。
営業時間ではないが、テーブル席を使うことなどは特に禁止されておらず――人気のない店内には、薄暗い中に浮かび上がる白いシルエットがあった。
ホークアイ
全体的に白い印象の娘の前のテーブルには、細かく分解されたいくつもの部品のようなもの。
それらひとつひとつの様子を確かめると、彼女は小さく「うん」と声を漏らした。
次は、てきぱきとそれを組み上げていく。慣れた手付きで組まれていったそれは、あっという間に弓の形を成す。
リムを掴んで持ち上げると、それを矯めつ眇めつ眺めた。
リゼット
きぃ、と扉が開くと 黒髪に白い肌の女性が入ってくる 目元にはまだ日もでてないのにサングラスをかけていて
!SYSTEM
トピックを変更 by リゼット
星の標 午前5時
ホークアイ
満足げに頷くと、扉の開いた音にちらりとそちらを見やった。
リゼット
あくびを1つすると きょろきょろと周囲を見て そしてこの時間なのに、武器を触っている女性の姿を目にして 目が合えば 手を振る
ホークアイ
――おはよう。いや、お疲れ様かな」
リゼット
「どっちも正解、ね」 ふふ、と口元に笑みを浮かべて
ホークアイ
「まだ誰もいないし、ご飯も出ないよ」
眠いわけではなさそうだが、気怠げな瞳を笑みに対して返すと、カウンター奥を顎で示した。
リゼット
「そうみたい。でもコーヒーくらいは出してもらえそう」 歩いて寄っていけば 彼女のテーブル席に近づいて
「いつもコーヒーを貰って、争奪戦の時間に間に合うようにしてるの」それでも眠たいときは、寝入っちゃって、取り損ねるんだけど と小さく続けて
「ここ良いかしら?誰かと話していれば、眠気ってゆっくりだから」
ホークアイ
「ちゃんと眠らないと、力は出ないよ」 テーブルに広げていた手入れの道具を隅にやり、うん、と頷いた。
リゼット
「そうね。そうかも」 困ったように笑って
ホークアイ
「夜に動くなら、昼間は寝なきゃ。いつ眠れない状況に陥るかはわからないんだから」
リゼット
「眠りは浅い方なの。だからぐっすり眠れる事って少なくて」
ホークアイ
「私も深い方じゃないけど、短い時間でも眠るのは大切」
リゼット
「…‥」 あら、と 「夜動くって、分かる?」
ホークアイ
「まだ太陽も出てない時間にサングラスなんて掛けてるのは、バジリスクくらい」
「バジリスクには見えないから、それならヴァンパイアとかが浮かぶけど、それは流石にないだろうから」
リゼット
「バジリスクではないわね。吸血鬼は惜しい、かしら」 指を振って 
ホークアイ
「分かってるよ。見るのは初めてじゃないんだ」
リゼット
「じゃあ正解は?」
ホークアイ
「口に出していいなら言うけど」
リゼット
「2人しか居ないし、あたしもここの冒険者」
「別段気にすることじゃないわ」
ホークアイ
「何処で誰が聞いてるかなんて、分かったものじゃないからね」
「アルヴでしょ。こっちで見たのは初めてだったかな」
リゼット
「ただ、配慮って言うのはね、される側が自覚してないとダメなのよ」 そういうものでしょ、と
「正解、」 ぱちぱち、と緩く手を叩くとサングラスを外す
ホークアイ
「遠慮や配慮っていうのは得意じゃないんだ」
リゼット
「コーヒー、2つね」 と あくびをする店員に手を振って注文する
「それも美徳ね」
ホークアイ
「そういうのとは無縁の連中を相手にしてきたからさ」 頬杖をついて、注文するのを眺めていたが―― 「あ、私のはミルク多めで」
リゼット
店員はドキッとしながら注文を受け取ると コーヒーを用意しに行った
「あらあら、そんなに可愛いのに」
ホークアイ
「可愛い、はあんまり言われないな。眠そうはよく言われるけど」
リゼット
「いえ、可愛いから、かしらね」 ふふ、とホークアイを眺めて
「そうねぇ、確かに眠そう」
「こんな時間だと尚更」
ホークアイ
「まあ、可愛い子なんて此処にはいくらでもいるから。あまり有り難みもないね」
「時間はあまり関係ないけど、今は実際眠いよ。弓の手入れも終わって、丁度退屈になったところだったんだ」
リゼット
「それはごめんなさい、」 柔らかな笑みを浮かべて 「でも可愛いものは可愛いって口に出てしまうでしょ?」
「弓、ね…獣や悪霊を狩る道具、と言うよりは」 んー、と口元に指を当てて
ホークアイ
「別に嫌な気持ちになったとか、そういうんじゃないよ」
リゼット
「人や蛮族に相手の対策が組まれたものに見えるわね」
「それは良かったわ」
ホークアイ
「ふーん……どういう所を見てそう思ったの?」
リゼット
「まず、つや消し」
ホークアイ
興味を惹かれたのか、テーブルに両肘をつき、じっと細めた瞳で見つめる。
リゼット
「武器の艶を消すのは、光を反射して場所を知られないためのものだけれど、」
「獣の目の見え方と人や蛮族の目の見え方って、ちょっと違うのよね、その色のとり方は、蛮族、それよりも人に対するものに見えるわね」
「次に弓弦」
「普通の弓は弦を弾くと、リム等の弓本体接触したり、放した時に鋭い音がするんだけど、」
「弦が当たる場所に緩衝出来るように防音材が使われてる‥と思ったからかしらね」
ホークアイ
「よく見てるね。同業かと思うくらいだ」
「察しの通り、これは対人用。――まあ、人相手でも今は使ってないけどね」
リゼット
「よく手入れされていて、貴方がその弓を好きだというのは分かるわ」 ふふ、と笑って
ホークアイ
「好きかはともかく、これで沢山殺したのは確かだね」
リゼット
「こわいこわい」
ホークアイ
「そっちだって、沢山殺して来たんじゃないの。いろんな意味で」
リゼット
「殺したことはないわよ」 困った様子で
ホークアイ
「男がハマりそうな身体をしてるから、そうだと思ったんだけど」
リゼット
「殺した、とは言わないの」
「貰ってあげた、っていうの」
ホークアイ
「その方がえぐくない?」
リゼット
「そうかしら」 うーん、と
ホークアイ
「男に貢がせて財布を干からびさせたりして、貰ってあげたはヤバイよ。マナでもヤバいけど」
リゼット
「うちの料金は割高だから、」
「大剣クラスくらいだと、毎日通ったら10日で大体底をついちゃうかしらね」
ホークアイ
「……高すぎて逆に興味が湧いてくるレベルだね」
リゼット
「1回の仕事だとってところねぇ。ハイペースで仕事してたら別だけれど」
「その場合は来る頻度が減っちゃうものね」
「ここ、あたしの所属しているお店なの。会いに来てくれるだけでも嬉しいわ」 とカードを置いて
ホークアイ
「他所の貴族でも、そこまで高い店に頻繁に通える人は一握りだろうね」
「私、女だけど」
リゼット
"穏やかな囁き"亭 と描かれたお店のカードを置いて
「あら、男女差なんて些末なことよ?」
ホークアイ
カードに手を伸ばすと、顔の前に持っていって相変わらず気怠げな瞳でそれを読む。
リゼット
店名と住所、「貴方に夢心地」を というフレーズが共通語で描かれている
「あたしはあんまり気にしてないわ」 と微笑んで見せて
ホークアイ
「ふーん。そういうタイプか。まあ、そうでないとこんな店の従業員は務まらないか」
リゼット
「良いお店なのよ?悪いお客さんは言えば弾いてくれるし、」
ホークアイ
「私も拘りはないというか、そもそもここしばらくはそういうことに気を向けてなかったからな……」
リゼット
「変に巻き上げる子も居ないとは言わないけど少ないしね」
ホークアイ
「こわいこわい。私よりよっぽどたちが悪そうだ」
リゼット
「貴方はいい子に見えるものねぇ」 目を細めて
ホークアイ
「それは流石にどうかな。ダルクレムの信者だし、世間一般でいういい子とは程遠いんじゃない?」
リゼット
「肌の手入れは怠って無くて、」 「髪質も悪くない」 「射手としてのタコはあるけれど、綺麗な手をしているものね」
「あらあら、悪い子なの?」 苦笑して
ホークアイ
「……」 む、と閉口した。 「本当、よく見てるね」
リゼット
「そういう商売だもの、それに、」
ホークアイ
「いい子か悪い子か、どちらか決めなきゃいけないなら、多分後者になるよ」
リゼット
「相手の肌や髪が綺麗なら、どんなお手入れしてるか、とか、気になるでしょう?」
ホークアイ
「まあ、それなりにはね」
リゼット
「ちゃんと客観的な観点で善悪を考えて悪い子と言えるくらいの常識があるのだから、悪い子でもたちの悪い子じゃないわね」 にこ、と笑って
「それにあたしも、」
「悪い人よりの方だもの」
「いい子も好きだけど悪い子も歓迎してるわ」
ホークアイ
「完全に社会から外れて生きようとは思ってないからね。最低限溶け込めるだけの常識は弁えてるつもりだよ」
リゼット
「うんうん。それに賢い」
ホークアイ
「言われなくても、アンタがいい人だとは思ってないから」
リゼット
「心外ね。これでもいい人ぶるのは得意なのに」
ホークアイ
「貢がせるなんて言われて否定しないのによく言うよ」
リゼット
「貢がせてる訳じゃないのよ?」
「気持ちを無碍にしちゃうのはお互いよくないじゃない」
ホークアイ
「相手が勝手に貢ぎに来るんでしょ」
リゼット
「おねだりもちゃんとするわ」
「それがお互い、いい気持ちになれる関係でしょう?」
「あたしは誠意を返してるだけだもの」
ホークアイ
「……さあね。何かねだったことはあんまりないから、よく分からないな」
リゼット
「そう、損しているわね」
ホークアイ
「そうかもね。昔も、何を考えているか分からない、伝わらないって言われてフラれたよ」
リゼット
「これが欲しい、こうして欲しいという意思表示って、お互いを知る切っ掛けだもの」
「そう・・・ごめんなさいね」
ホークアイ
「別に。昔の話だから。元々気にも留めてないしね」
リゼット
「ねだる、甘えるっていうのは、相手の心を開く手段でもあるから、」
「上手く出来たら良いわね。せっかく可愛いんだもの」
!SYSTEM
ラトゥーニが入室しました
リゼット
いらっしゃい
ホークアイ
らとらとしてきた
ラトゥーニ
「あああああ゛ー」 疲労困憊のていで宿に転がり込んでくる、褐色肌の少女が一人
リゼット
「…‥あら」
ラトゥーニ
(´・ω・`)ノ
ホークアイ
「当時聞けてたら、色々と変わってたかもしれないな。まあ、今は好きな相手も居ないし、甘えたい相手もいないけど――
「すごい声を出しながら来たね」 見知った顔を見つけると、片手で頬杖をついてもう片手をひらひらと振った。
ラトゥーニ
「おっちゃん酒……は今流石に出てきぃへんか」 フラフラと中に入りながら、愚痴のように一人ぼやく
リゼット
「今日は騒がしい朝ね」
ラトゥーニ
「んぁー。なんやアイちゃんやん。こないな時間になんしとんねん」
ホークアイ
「ここの朝は、いつも騒がしいでしょ」
リゼット
「それもそうね」 くすくす笑って
「おはよう、お知り合い?」
ホークアイ
「3時半に起きてトレーニングして、軽くお風呂に入ってから弓の手入れをしてたんだよ」
「うん、友達なんだってさ」
ラトゥーニ
「おっ、知らん顔やん。こんばん……いやおはようさんか? ラトゥーニっちゅーんや、よろしな!」
リゼット
「あたしはリゼット。此処では神官ね。よろしくラトゥーニちゃん」
ラトゥーニ
「はー。健康的でえらいやん。ってぇ、なに他人事みたいに言うてんねん友達やろ!」
リゼット
「そう言えば名乗ってなかったわね」 また笑って>ホークアイ 「改めて、リゼットよ」
ラトゥーニ
「神官さんなん? この宿えろう神官さんおるやんな」 断りもせずに、最寄りの椅子にどっかと腰を下ろす
ホークアイ
「どうかな」 3時半に起きるのが果たして健康的なのかはなんとも言えない。 「そうだね、ごめん。友達だ」
「ああ……名刺を貰ったから、名乗ったつもりでいた。ホークアイでいいよ。よろしくね」
リゼット
「ラトゥーニちゃんだと長いし、ラトちゃん、それにアイちゃんでもいい?」
ラトゥーニ
「ええねん友達やんか。だいたい、友達だ、言うて友達になるんやのうて、友達だから友達なんや。言葉にせんでも別にかまわへんのやで」
リゼット
「そうねぇ、結構充実してるわよねぇ」 ラトゥーニに同意して
「いい子ねぇ」
ラトゥーニ
「ええでー。かわいいラトちゃんや好きに呼びやー」
ホークアイ
「まあ、呼び方は好きにしてくれればいいけど」
ラトゥーニ
「せやろ? ウチ田舎ではエエ性格言われて褒められてんねんで」
ホークアイ
「うん。この子は間違いなくいい子寄りだ」
ラトゥーニ
「ちゃうねんそれ褒めてないわって言うトコやん!」
リゼット
「訛りがすごいわねぇ、どこのかしら」
ホークアイ
「……えぇ……。だって性格いい方だと思うし」
ラトゥーニ
「はー、ウチ疲れてツッコミもキレへんわ。まったく、司書のバイトとか飛び込みでやるもんやない。朝までかかってもうたわ」
リゼット
「あら、司書さんなのね」
ラトゥーニ
「ははん、ウチの出身聞いたな? はるばるザルツ地方から転移罠でぶっ飛ばされてきた文字通りの流れの冒険者なんやで! ――まあその中のクソバーバリアン一族出身なんやけど」
ホークアイ
「この子、こう見えて意外と頭がいいんだよね」
ラトゥーニ
「どうみても冴えわたる頭脳が目に見えるやろ!」
リゼット
「それは失言、」 と窘めて 「ザルツ…ザルツ…、」
ラトゥーニ
「ウチ、冒険者の足掛けに学者さんのフィールドワーク手伝いながら助手やって身ィ立てたんよ。そういうんなれとんねん」
ホークアイ
「自分でバーバリアンとか言ってるし……」
リゼット
「テラスティア…だったかしら。余りそっちは詳しくないのよねぇ…」
ラトゥーニ
「両手で斧振り上げて敵ィ突っ込んでいく集団のどこが知性的やと思うねん」
「あーあー、詳しゅうのうて正解や。旅が趣味でもこっから行くやつおらへんて」
ホークアイ
「だからこう見えて意外とって言ったのに……」
リゼット
「そりゃ此処からは出られないもの」 肩を竦めて笑って
ホークアイ
「そもそも、こっちからじゃ行けないよ。同じような事故でも起こらない限りはね」
ラトゥーニ
「云うてもっかい転移罠ブチ抜く勇気ないねんなー」
「はー酒入れんとラトゥーニちゃんの脳みそも気合い入らんわ」
リゼット
「次はどこ行くかわかったものじゃないものねぇ」
「朝からとはすごいわねぇ」
ホークアイ
「さすがドワーフ。まあ、今日はもう冒険者の仕事には出なさそうだしね、その様子だと」
ラトゥーニ
「まっ、ウチら冒険者、どこに根ぇ生やそうが勝手ににょきにょき育つし、ぶっ飛ばされたらたらしいトコで勝手に根ェ生やすねん」
リゼット
「そうね、一眠りが必要そうだわ」
ラトゥーニ
「こうして気のエエ友達も出来たしな!」
リゼット
「あたしはそんな度胸ないわねぇ」 苦笑して
ホークアイ
「気のいいっていうのもあんまり言われないな……」
ラトゥーニ
「まあ実際、こっから仕事なんてウチもようやらんわ……頭脳労働はキくでえ……」
リゼット
「甘いものの方が良いんじゃない?」
「と言っても出してもらえるかは分からないけど…ああ、ありがとう」
ラトゥーニ
「せやろか? 打てば響く感じちゃんとあるやん。アイちゃんはあれやな、槌で叩くと澄んだ高い音出る感じやな」
リゼット
コーヒーが運ばれてきたので ホークアイの方に寄せて
ホークアイ
「それは褒めてるの……?」 ドワーフの表現は微妙に分かりづらいな。
ラトゥーニ
「今からやとミードがエエなあ……」
ホークアイ
「飲む? コーヒー。ミルク多めだよ」
リゼット
「蜂蜜酒、確かに効きそうね」
ラトゥーニ
「不純物がのうて、濁ってへんってことやな」
ホークアイ
寄せてもらったカップを、ソーサーごとす……とラトゥーニの方へ寄せようとしてみた。
ラトゥーニ
「あら? ウチもろてええん? 頼んでへんで」
ホークアイ
「いいよ。私はさっき水も飲んだし」
リゼット
自分の分は香りを楽しむようにしてから ブラックのまま口にして
ホークアイ
「頼んでくれたリゼット……さん?には悪いけど」
ラトゥーニ
「水なんて水やん? そら当たり前か!」
リゼット
「さっき、頼んだのよ」
「いいのよ。それは貴方に渡したものだけど、それをどうするかは自由だわ」
ホークアイ
「朝は水が一番でしょ」
ラトゥーニ
「酒なんて水みたいなもんよ、ってぇドワーフよう言うけど、じゃあ水ってなんやって話やんな? ――んじゃありがとう頂くわ」
リゼット
「あとできれば、ちゃん、が嬉しいわね」
ラトゥーニ
「この店こういうんに力入れてるんか、割とヘタなカフェ行くより美味しいやんな」 少し香りを楽しんでから一口
リゼット
ウィンクして カップを置いた
ホークアイ
「……ちゃん? でも、歳下ではないでしょ」
ラトゥーニ
「リゼットちゃん言うより、リゼット姉さん言うほうがしっくりきいへんか? あんさんのキャラ」
ホークアイ
「この店、全体的に飲食物のレベルは高いからね」
リゼット
「そう言われてしまうと少し悲しいわね」 困ったように笑って 「さー、どうかしら」
「姉さんというのも悪くないけれど、どうせなら女の子女の子した会話が楽しみたいもの」
ラトゥーニ
「あー、そらあかんわ。ウチに一番よう向かん話題やでそれ。向いてんのは乳だけや」
ホークアイ
「……」 ラトゥーニを見て、自分を見た。 「無理じゃない?」
リゼット
「試して見るだけならただだもの」
ホークアイ
「じゃあ、乙女らしい話題をどうぞ」
リゼット
「そうねぇ、髪の手入れはどうしてる?とか、肌のお手入れはどうしている?とか、」
ラトゥーニ
「肌の……手入れ……?」 宇宙猫
リゼット
「最近、出来た甘味のお店のお話、それから最近出版された本について、」
「そんなところもあれば2,3時間は話続けられるわね」
ラトゥーニ
「こないだマギテックギルドが出しとったドゥーム全集結構おもろかったで」
ホークアイ
「ラトゥーニが付いていけるのは多分かろうじて最後の2つだね」
リゼット
「結構難易度が高いわ」
「お客さんにもいるからついてはいけるけど、女の子らしい話題ではないわねぇ」
ラトゥーニ
「よう行く店なんて鍛冶屋か酒屋やしなあ……」
「あかんあかん。やっぱ少なくともウチ向けちゃうやんその話題」
ホークアイ
「本を話題にするなら、ジャンルを指定しないと女の子らしくはならないんじゃない」
リゼット
「恋愛小説って言えたら良いんだけど、」
「お客さんの話題に出されないと読まないのよねぇ」
ラトゥーニ
「さっきの仕事で、魔法文明時代の恋文とか出てきておもしろかったで」
リゼット
「どんな話か聞くだけでも話題になるから、結構切り口としては楽なのよ」
「どんなの?」
ラトゥーニ
「言い回しがものすごぉコッテコテでな。古典文学まったなしな感じやばかったわ」
ホークアイ
「ラトゥーニが面白いって思うようなのだと……どうかな」 女の子好みになるかな。
「たとえば?」
ラトゥーニ
「すごいまどろっこしい言い回しすんねん。当時リルドラケンおったかよう裏取ってないから創作かもしれんけど」 
リゼット
「──"シーンもかくやというほどの慈悲深き眼差し"、"月の光を束にしたような艷やかな銀髪"、"夕日を象った様な赤い瞳"、"妖精(ニンフ)のような透き通る肌"、みたいな?」
「リルドラケンが出てくるのね」 へぇ、と
ホークアイ
「そういうのは、好きな相手に言われたら嬉しいかも」
ラトゥーニ
「貴方は掴みどころのない風のようで、目に見えず、ついには手で触れられない存在になってしまった。けれどたしかに、貴方は私の鱗を確かに撫ぜるのです。――とかか? うろおぼえやねんけど」
ホークアイ
「リルドラケン視点なんだ……」
リゼット
「ドレイクかもしれないわねぇ」
ラトゥーニ
「あー、ドレイクの視点はなかったなー。さっきの司書さんに言うとかんといかんわ」
リゼット
「ドレイクから人族への恋文だったりしたら結構素敵だったりしないかしら」
ラトゥーニ
「そんな感じの一辺倒でな。どうもおうて話が出来ん間柄みたいやねんけど、回りくどく互いが欠かしがたい存在やって主張すんよ」
「うるさいさっさと好きって言え! まどろっこしいんや!」
リゼット
「言えないってことはあるわよ。それこそ種族違いだと尚更」
ホークアイ
「そう言われると、ドレイク感が増してきたね。人族と蛮族だったら、自由に会ったり話したりできないだろうし」
リゼット
「うんうん」
ホークアイ
「好きな相手にはっきり好きだって言うのはなかなか難しいよ」
リゼット
「……そうねぇ」
ラトゥーニ
「そうなんか? 好きなら好きやん」
「惚れたら好き言うて、返事がOKならベッドに放り込んで子供でも作ればええねん」
ホークアイ
「……逞しいな」
リゼット
「直截的ねぇ」
ラトゥーニ
「キャラ作りするならもうちょっと乙女っぽい言い回し考えるけど、ウチ出身が出身やし、そんなんすぐ猫剥がれるに決まっとるやん?」
ホークアイ
「うん、まあ。キャラではないよね」
リゼット
「良いところだと思うわ。ただ駆け引きがないと、」
ラトゥーニ
「せやろお? うちがしおらしく、告白は男のかたからして欲しいんです、とか、夜のロマンチックな雰囲気で言われたい、とか――そんなん言いだしたらアイちゃんウチの熱はかるやろ」
リゼット
「ちょっと詰まらないわよ」 きっとね
ホークアイ
――うん。オーガの変身を疑うかな」
リゼット
「……」 くすくす笑って
ラトゥーニ
「つまらんことないやん。好きなら貰わな。もらえんなら諦めないかんて。ずるずるするんがそれこそツマランやつあ」
リゼット
「好きよ、そういうのも」
ホークアイ
「……まあ、たしかに。引きずってる時間は勿体なかったな」
ラトゥーニ
「せやろ? どうせ前向かな進めへんねん。他所向いとる暇なんてないやん」
リゼット
「良いわねぇ…真っ直ぐで素敵」
ホークアイ
「そういうところ、ちょっとうらやましいよ」
ラトゥーニ
「ははーん、さてはウチに惚れてもうたな? 罪な女やなーウチ」
「羨ましいんやったら、真似するか傍におりゃええんや」
リゼット
「あら、」
「惚れていいの?」 ふふ、と笑って
ホークアイ
「私はそういうタイプじゃないから、真似るのは難しそうだ」
ラトゥーニ
「うわこっわ姉さんそういうの行けるクチなん!? ウチ初心者やからアカンて!」
リゼット
「あたしは男女は区別しないわよ」 冗談、と笑って見せて
ラトゥーニ
「せやったらズッ友や。ウチが引きずり回したるさかい、羨ましー、とか言うてる暇やらんわ」
ホークアイ
「リゼットさんは、どっちでもいいらしいよ」
ラトゥーニ
「ウチもなー、惚れたら別に誰でもええねんけど、スキー! ってならん限りは負けん限りは相手になってやらんでな」
ホークアイ
「強引だなぁ……」
リゼット
「強いわねえ」
ラトゥーニ
「バーバリアン生活で学んだことやけどな。控えめにしとったら損しかせんねん」
リゼット
「それは同意するわ」
ホークアイ
「そういうところは、2人は気が合いそうだね」
ラトゥーニ
「せやねんか? まあ酒酌み交わしてはないけど、こない話し込んだらもうダチやんな!」
リゼット
「自分から主張しないと、置いてかれちゃうのはそうだもの」
「それでも振り向いてくれるのは、お話だからよ」
「そうねぇ、お友達」 にこにこと笑って
ホークアイ
「結構軽いね、友達認定」
ラトゥーニ
「馬鹿いわなや。どんだけ話し込んだって気ィ合わんやつ友達にしたりせんねん」
ホークアイ
「まあ、そもそも今は振り向かせたいと思う相手がいないから、あんまり縁のない話だ」
リゼット
「アイちゃんは関係に対して繊細な人なのね」
「きっとラトちゃんやあたしは、結構おおらかなところがあるのよ。こっちが友人だと思って接していれば良い、くらいのね」
ホークアイ
「繊細ではないと思うけど」
リゼット
「でもきっとアイちゃんは、そうと認めた相手がいいなって思ったりしてない?」
ホークアイ
「世間一般でいう友達らしい友達って、殆ど居なかったからさ」
リゼット
「なるほどねぇ」
「友達って言うのは早いけれど、関係を維持しないと、結局それで終わっちゃうから、」「友達ってなるよりも維持するほうが大変なのよ」
ラトゥーニ
「はー。せやんかあ。アイちゃんエエ子やんになあ」
ホークアイ
「別に、相手からどう思われてようと、そこまで気にはしないよ」
リゼット
「そうなのねぇ」
ラトゥーニ
「酒酌み交わして、無言でいても居心地が悪ぅならな真の友達、ってな」
「ウチがこうしてひっきりなしにしゃべらんでもようなれたらエエなって思うんよ」 ずず、とコーヒーを軽く啜り
ホークアイ
「ひっきりなしに喋り続ける必要はすでにないと思うけど」
ラトゥーニ
「じゃあ真友やん」 ぺちぺち、とアイちゃんの肩を叩き
リゼット
「話すのが苦手なら聞き上手になるよう努めてもいいかもしれないわね」
ホークアイ
「ラトゥーニは親友が多そうだね」 認定がひたすら早い。
「話すのが苦手ってわけでもないけど……」
ラトゥーニ
「ウチに友達自慢させたら長いでぇ。いっぱいおるんよ。ザルツのほうに……」 ちょっと遠い目をして
リゼット
「じゃあ、喋らせるバランスを考えて上げると良いかもしれないわねえ」
ホークアイ
「その人たちと会えないのは残念だな」
リゼット
「口数が釣り合ってないと、話してる方も段々と興味ないのか?って疑わせてしまうから」
「それを思わせないように、うまーく合わせていると、お話するだけでお金が取れるようになるわ」
ホークアイ
「確かに、喋る量は私の方が大分少なかったかも知れないけど」
「……デートとかには、誘ってたつもりだったんだけどな」
ラトゥーニ
「お金て」
ホークアイ
「この人はそういう仕事だから」
ラトゥーニ
「えっ、モーションかけられてて気づかんニブちんがおったん!? どこのどいつや、斧でカチ割って来たるわ!」
リゼット
「そういう仕事の人です」
ふふ、と笑って
ホークアイ
「いやいや、もう何年も前。まだ成人するかしないかの頃の話だから」
ラトゥーニ
「ああそういう……そっちの仕事はようやらんなあ。ウチはウチのもんやし」
リゼット
「モーションもかけかたによるわねえ、アイちゃんなら声かけられた方が見ちゃうと思うんだけどね」
ラトゥーニ
「そうなんか……まあ、せやんなあ」
リゼット
「相手は年上?」
ホークアイ
「今更掘り返すような話でもないんだけど……。まあ、年上だったよ」
リゼット
「関係にも因るけど、近すぎると印象が邪魔して、モーションと気づかれない事は多いわね」
ラトゥーニ
「人ってすごい生き物やないし、やっぱ言わな分からんもんや。アイちゃんが思ってること、ウチ別に読み取れてるわけちゃうしな」
リゼット
「そうなのねぇ……うーん」
「……まあ此処までにしておきましょうか」 ふぁ、とあくびをして カップを干す
ラトゥーニ
「せやね。ちゅうか、過去振り返ってもしゃあないねん。出てくんのは後悔と教訓だけや」
ホークアイ
「そんなに面白い話でもないだろうしね」
ラトゥーニ
「まあ? 今はウチがついとるさかい、言えんかったらウチがどつきに行くから、いつでも頼ってや?」
リゼット
「素敵な用心棒さんね」
ホークアイ
「心配はいらないよ。そうそうそんな相手はできないだろうし」
ラトゥーニ
「わからんでえ。誰かを好きになれたことがあるやつは、またちゃんと誰かを好きになれるんや」
「ふぁぁ……まあええわ。ウチ今なんか聞いてもドついてベッド投げこめって言いそうやし、この辺しとくわ」
ホークアイ
「そういうのはラトゥーニとリゼットさんに任せておくよ」
リゼット
「あらあら」
「あたしは暴力なんて使わないわよ?」
ラトゥーニ
「姉さんその色気暴力やからな」
ホークアイ
「ベッドには投げ込みそうだからさ」
リゼット
「投げ込むよりは、」
「誘う?」
ホークアイ
「……同じようなものじゃない?」
ラトゥーニ
「んじゃ、アイちゃんはこれから一日始まるんやろうけど、ウチこれから一日が終わるんで……また今度な」
ホークアイ
「うん、おやすみ。ゆっくり休みなよ」
リゼット
「ええ、またねラトちゃん」
ラトゥーニ
「まかせときー……」 軽く手を挙げて二人に応えて
ふらふらーっとある気ながら自分の部屋へと戻って行った
ホークアイ
ひらひらと手を振って見送って。
「どれだけサービスしてくれるのかは気になるし、お店には今度顔を出してみるよ」
リゼット
「ええ、来てくれたら、初回は割引するわ」
「お話だけでも付き合って」 席を立つと カウンター席に向かって
「定位置があるの、また何かあったら声かけて」
ホークアイ
「うん。いい退屈凌ぎにはなりそうだ」
「それじゃ――私も郊外で弓の訓練をしてくるから」
リゼット
「またね」
ホークアイ
「またね」 手入れをしていた弓は、魔動機仕掛けなのかコンパクトなサイズに縮小していって。
それをバッグにしまうと、立て掛けてあった別の弓を手に、店を出ていった。
リゼット
コーヒーをまた頼むと そこでうとうととしながら 争奪戦を待つ
ホークアイ
こんなところでおつかれさまでした
ラトゥーニ
(*‘ω‘ *)ノ
ホークアイ
(*‘ω‘ *)ノ
ラトゥーニ
おおあばれしてやった
リゼット
お疲れ様ー
ホークアイ
゚(゚´ω`゚)゚。ピー
おつかれさま
リゼット
お付き合いありがとうね
ホークアイ
こちらこそね
リゼット
20211110_0 ログはこうらしいわ
ラトゥーニ
ありがとー
あばよー
ホークアイ
ありがとう
それじゃあ退室しよう
!SYSTEM
ラトゥーニが退室しました
ホークアイ
おつかれさま
リゼット
じゃあ撤退どうぞ
!SYSTEM
ホークアイが退室しました
背景
BGM